JP6112954B2 - 油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法 - Google Patents

油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法 Download PDF

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本発明は、油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアル方法に関するものである。
従来より、既設の油圧式エレベータを、ロープ式エレベータへとリニューアルする方法が実施されている。
例えば、特許文献1には、ロープを駆動する巻上機を配置するにあたって、油圧ジャッキの動作に支障のない位置に、新規のレールを立てて設け、さらに、別途、仮設用ブラケットを設けて、それら新規のレールと仮設用ブラケットとでマシンベッドを支持し、そのマシンベッドの上に巻上機を設置する方法が開示されている。
また、特許文献2には、油圧式エレベータで使用していた油圧ジャッキを残存させ、その油圧ジャッキを、釣り合い錘用のガイドレールの支持に利用する、リニューアル方法が開示されている。
特開2011−241019号公報 特開2011−157156号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示の方法は、現実に、柔構造建物で実施しようとした場合、釣り合い錘の荷重を受ける新規レールの近傍に、さらに、この新規レールを補強するための補強用立柱が必要になるという問題がある。
また、上述した特許文献2に開示の方法では、油圧ジャッキで支持していない側のレールに対しては、別途、レールを補強するための補強用立柱が必要になるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、新規立柱に頼ることなく、既設構造建物に設置された油圧エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルすることができる、リニューアル方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法は、昇降路内のジャッキ用立柱に支持された、ジャッキ用レール及び油圧ジャッキを少なくとも含む油圧ジャッキ機構を備えた油圧エレベータにおいて、前記ジャッキ用立柱を残したまま、前記油圧ジャッキ機構を撤去し、前記油圧ジャッキ機構を撤去したスペースに、釣り合い錘ガイドレール及び釣り合い錘を少なくとも含む釣り合い錘機構を配置すると共に、前記ジャッキ用立柱によって前記釣り合い錘ガイドレールを支持し、ロープ式エレベータを得る。
本発明によれば、新規立柱に頼ることなく、既設柔構造建物に設置された油圧エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルすることができる。
リニューアル前の既設の油圧エレベータの構成を平面的に示す図である。 リニューアル後のロープ式エレベータに関する図1と同態様の図である。 図2において釣り合い錘機構を拡大して示す図である。 リニューアル後のロープ式エレベータに関する昇降路下部の側面図である。 図3のV−V線に沿って昇降路の一部を示す側面図である。
以下、本発明に係る油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、リニューアル前の既設の油圧エレベータの構成を平面的に示す図である。油圧エレベータ1は、昇降路3内に、主に、かご5と、油圧ジャッキ機構7とを備えている。かご5は、その両側に設けられた左右一対のかごガイドレール9によって、昇降路3内を上下方向に移動するように案内される。かごガイドレール9は、対応する一対のかご用レールブラケット11に取り付けられている。さらに、かご用レールブラケット11は、かご側レール用立柱13に支持されている。
油圧ジャッキ機構7には、油圧ジャッキ21と、押し車23と、一対のジャッキ用レール25とが含まれている。油圧ジャッキ21は、油圧シリンダと、当該油圧シリンダにより昇降駆動される油圧プランジャとを含んでいる。押し車23は、油圧ジャッキ21における油圧プランジャの頂部に設けられている。また、一対のジャッキ用レール25は、油圧ジャッキ21の平面視両側に配置されており、油圧プランジャは、一対のジャッキ用レール25によって案内される図示しないジャッキガイドによって、より安定して昇降(伸縮)するように支持されている。
一対のジャッキ用レール25は、対応する一対のジャッキ用レールブラケット27に取り付けられている。さらに、ジャッキ用レールブラケット27は、ジャッキ用レールブラケット取付金29を介して、複数のジャッキ用立柱31に支持されている。
端的に述べると、本実施の形態1では、リニューアルに際して、ジャッキ用立柱31は残し、油圧ジャッキ機構7のうち、概ね参照符号Cで示す点線の構成を、撤去する。
図2は、リニューアル後のロープ式エレベータに関する図1と同態様の図である。リニューアル後のロープ式エレベータ101は、昇降路3内における油圧ジャッキ機構7が存在していた領域に、新たに釣り合い錘機構107を設ける。
釣り合い錘機構107は、釣り合い錘133と、一対の釣り合い錘ガイドレール135とが含まれている。釣り合い錘133は、図示省略する公知のロープの一端側に吊り下げられており、当該ロープの他端側にはかご5が吊り下げられる。一対の釣り合い錘ガイドレール135は、釣り合い錘133の平面視両側に配置されており、釣り合い錘133は、一対の釣り合い錘ガイドレール135によって昇降方向に案内される。
一対の釣り合い錘ガイドレール135は、対応する一対の釣り合い錘用レールブラケット137に取り付けられている。さらに、釣り合い錘用レールブラケット137は、釣り合い錘用レールブラケット取付金139を介して、複数のジャッキ用立柱31に支持されている。
ロープ式エレベータ101において新規に設ける釣り合い錘機構107の詳細について説明する。図3は、図2において釣り合い錘機構を拡大して示す図である。前述したように、油圧エレベータ1における符号Cのエリアの油圧ジャッキ機構7を除去したスペースに、新規に、釣り合い錘機構107を設置する。符号3aは、既設の昇降路壁面であり、この昇降路壁面3aに沿って延びる既設のジャッキ用立柱31はそのまま流用する。
ジャッキ用立柱31に対して、釣り合い錘用レールブラケット取付金139を固定し、この釣り合い錘用レールブラケット取付金139にさらに、一対の釣り合い錘用レールブラケット137を支持させ、さらに、一対の釣り合い錘用レールブラケット137によって一対の釣り合い錘ガイドレール135を支持させる。釣り合い錘用レールブラケット取付金139のジャッキ用立柱31に対する固定は、例えば、溶接又はボルト締結によって行うことができる。
また、既設のジャッキ用立柱31それぞれの外側ラインを、一点鎖線で示されるように規定ラインRとしたとき、新設の、釣り合い錘用レールブラケット取付金139、釣り合い錘用レールブラケット137、釣り合い錘ガイドレール135及び釣り合い錘133は、一対の規定ラインRの間から左右方向外側にはみ出さないように配置されている。これによって、制御ケーブルやロープなどの長尺物が地震によって揺れた場合でも、それら長尺物が、釣り合い錘機構107やジャッキ用立柱31に引っ掛らない構造(回り込まない構造)を実現することができる。
また、昇降路3の下部においては、油圧ジャッキ機構7を撤去した部分に、釣り合い錘用の緩衝器を設置する。図4は、リニューアル後のロープ式エレベータに関する昇降路下部の側面図である。
図4に示されるように、昇降路3の下部には、釣り合い錘側緩衝器台141が設置される。この釣り合い錘側緩衝器台141は、前述した一対の釣り合い錘ガイドレール135や、釣り合い錘用緩衝器143を支持する。
釣り合い錘側緩衝器台141は、複数の調整部145によって、油圧ジャッキ機構7の撤去後の昇降路ピット床面との間に適当な隙間を確保した状態で支持される。調整部145は、少なくとも10mmの高さ(10mm以上の調整量)を有しており、ピット床面の凹凸に応じピット床面上の位置毎に異なる高さで用意される。具体的図示例として、調整部145はそれぞれ、複数の積層された、はさみがねで構成されているが、これに限定されず、例えばジャッキボルト機構で構成されていてもよい。また、図示例では、調整部145は、釣り合い錘側緩衝器台141の左右方向の両端下方に配置されている。
油圧エレベータにおいては、通常、油圧ジャッキ機構の一部は、ピットのコンクリートに埋め込まれている場合(またはコンクリートで位置決めされている場合)が多く、撤去に伴い周辺の床面を掘る必要がある。よって、油圧ジャッキ機構の撤去後のピット床面は平らになっていない。その一方で、一般的に、ロープ式エレベータの釣り合い錘側緩衝器台は、平らに仕上げられたピット床面を想定して作られているため、水準だしのための少量のはさみがねによる調整機構しか準備されていない。つまり、一般的な釣り合い錘側緩衝器台を設置するためには、ピット床面をコンクリートで仕上げする必要がある。しかしながら、これは、コンクリートが乾燥するまで釣り合い錘側緩衝器台を設置できないこと意味しており、さらに、乾燥を確実にするための期間の分だけ工期の延長が必要であることを意味する。
このような問題に対し、本実施の形態では、10mm以上の調整機構である調整部145が用いられているので、油圧エレベータ1の油圧ジャッキ機構7が撤去されたままの、平らに仕上げられていないピット床面3bに対してコンクリート等の仕上げを必須とせずに、釣り合い錘側緩衝器台141を水平に置くことができ、工期の延長を回避することもできる利点が得られる。
また、上記の利点を得るべく、10mm以上の調整機構を設けた場合、釣り合い錘側緩衝器台とピット床面との間の隙間が比較的大きくなり、万が一、釣り合い錘が釣り合い錘用緩衝器に衝突した場合、釣り合い錘側緩衝器台の変形が大きくなる恐れがある。そこで、本実施の形態では、釣り合い錘側緩衝器台141の下面(特に下面の左右方向中央部)に、下向きに突出した突起141aを設けている。これにより、10mm以上の調整機構を設け、油圧ジャッキ機構の撤去後のピット床面3bに念入りな仕上げを要することなく、釣り合い錘側緩衝器台141を設置することを可能としながら、同時に、万が一、釣り合い錘が釣り合い錘用緩衝器に衝突した場合でも、突起141aがピット床面3bと当接することで、釣り合い錘側緩衝器台141の大きな変形を抑制することも可能となっている。
なお、一般的には、油圧ジャッキがその支持部分に与える荷重に比べ、釣り合い錘がその支持部分に与える荷重のほうが大きくなる。さらに、一般的には、釣り合い錘のバランス率(かごに定格積載の何%を積載した時にかご側と釣り合い錘側とが釣り合うのか)は、40〜50%である。支持部分に与える荷重を少なくするためには、釣り合い錘のバランス率を0〜30%程度とすることで既設立柱への荷重を抑制することができる。その場合、定格積載時のアンバランスが大きくなるため、昇降に要するトルクに対応したブレーキやモーターを選定する必要があり機器コストは若干増加するかもしれないが、新たに昇降路内全高にわたって立柱を立てる費用と比較すると、本実施の形態1の既設立柱を活用する態様は、コスト全体でみると、かなり安価で済む。
次に、既設立柱への負担を軽減する対策について、図5に基づいて説明する。図5は、図3のV−V線に沿って昇降路の一部を示す側面図である。図5に示されるように、油圧エレベータ1においては、既設のジャッキ用レールブラケット取り付け位置51は、上下に並ぶ二つの各階建築梁147の間にある立柱長さLに対し、概ねその中間位置に設定されていた。これに対し、ロープ式エレベータ101においては、釣り合い錘用レールブラケット取り付け範囲151を、図中斜線で示すように各階建築梁147の端部(ジャッキ用立柱31の各階建築梁147への固定点)からL/4の範囲に設定し、図示の如く、釣り合い錘用レールブラケット取付金139を設置することで、油圧エレベータ1の場合の2倍の荷重をかけても立柱31の受ける応力は、同等以下にすることができる。
実際の案件においては、釣り合い錘の上記バランス率の設定と、立柱に対する釣り合い錘用レールブラケット取付金の固定位置(高さ方向での固定位置)の設定との組合せを用いることにより、ジャッキに比べて荷重の大きい釣り合い錘を支えることが可能となり、立柱を流用(活用)し、新たに昇降路内に立柱を新設することなく釣り合い錘を設置可能とし、油圧エレベータからロープ式エレベータへのリニューアルを安価に実施することができる。
以上説明したように、本実施の形態1の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法によれば、既設の油圧ジャッキ機構を撤去し、撤去されたジャッキ付近のスペースに、新規に釣り合い錘機構を設置することで、既設の油圧ジャッキを支えるために設置されていた立柱を流用して、新たに、釣り合い錘ガイドレールを支持することができるので、釣り合い錘を設置する際にレールブラケットを固定するために、新しい立柱を昇降路に設置しなくてもよくなる。これにより、工事のためのエレベータの停止期間が短くなり、利用者の利便性が向上する。特に、昇降路内に立柱を設置する工事は、大掛かりな建築工事が発生するばかりか、その搬入経路や作業スペースを確保するために、既存のエレベータのかごを一旦撤去する必要がある。また、昇降路内への立柱の搬入の際、すでに出来上がっている乗り場三方枠や、昇降路奥行などの条件から、通常長い立柱は入れられない。よって、各階の建築梁間寸法が大きい場合は、設置が困難な場合もある。このような問題に対し、本実施の形態1によれば、煩雑な工事を発生させずに済み、長い立柱の新規導入が困難な物件でも、リニューアルを完了させることができる。
また、新規に設置する釣り合い錘のバランス率は0%〜30%の間に設定されているので、既設立柱への荷重を抑制することができる。既設立柱は、もともと、油圧ジャッキの横方向荷重(水平方向荷重)を受けるためや、ジャッキ用レールを支持するために設置されており、新規に設置する釣り合い錘(50%バランスなど)の荷重を支えるには強度不足になる場合がありうる。そのような場合でも、釣り合い錘の重量を小さくすることで、荷重を小さくし、立柱を流用できるようになる。また、油圧エレベータは、低層集合住宅などに設置されている場合が多く、実運転では、9人乗り(積載量600kg)のエレベータに2〜4人(一家族)程度が乗車して1階から5階まで走行し、降車後は、空のかごが1階まで走行するケースも多い。つまり平均乗車率は、25%程度となる。バランス率を0〜30%に設定しておくことは、通常運転時の平均バランス率に近い設定であることから、平均的にはバランス状態での走行が増え、省エネ効果が得られるという副次的効果も期待できる。
また、既設立柱における釣り合い錘用レールブラケット取り付け範囲は、既設立柱の各階建築梁への固定点から、ジャッキ用立柱の長さLの1/4までの範囲に設置されているので、既設立柱が受ける曲げ応力を小さくでき、負担を軽減できる。これにより、既設立柱を活用しても、既設ジャッキに比べ荷重の大きい新規の釣り合い錘に対するブラケットを支えることができる。
また、油圧ジャッキ機構を撤去した後、昇降路のピット床面を平面仕上げすることなく、調整部を介して、ピット床面との間に隙間を確保した状態で、釣り合い錘側緩衝器台を配置するので、油圧ジャッキ機構があった場所に釣り合い錘機構を配置する態様をとりながらも、油圧ジャッキ機構を撤去した後に、ピット床面を平らに仕上げる必要がなくなり、工事のためのエレベータ停止期間が短縮できる。さらに、その場合、釣り合い錘側緩衝器台の下面には下向きに突出した突起が設けられていれば、万が一、釣り合い錘が釣り合い錘側緩衝器台上の緩衝器に衝突したとしても、釣り合い錘が釣り合い錘側緩衝器台の変形量を抑えることができ、ひいてはレール固定部への影響を小さくすることができる。
また、一対のジャッキ用立柱のそれぞれの外側ラインを規定ラインとしたとき、釣り合い錘用レールブラケット取付金、釣り合い錘用レールブラケット、釣り合い錘ガイドレール及び釣り合い錘は、一対の規定ラインから外側にはみ出さないように配置されているので、ロープや制御ケーブル等の引っ掛かり不具合の発生を予防することができる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1 油圧エレベータ、3 昇降路、7 油圧ジャッキ機構、21 油圧ジャッキ、25 ジャッキ用レール、27 ジャッキ用レールブラケット、29 ジャッキ用レールブラケット取付金、31 ジャッキ用立柱、101 ロープ式エレベータ、107 釣り合い錘機構、133 釣り合い錘、135 釣り合い錘ガイドレール、137 釣り合い錘用レールブラケット、139 釣り合い錘用レールブラケット取付金、141 釣り合い錘側緩衝器台、143 釣り合い錘用緩衝器、145 調整部、147 各階建築梁。

Claims (6)

  1. 昇降路内のジャッキ用立柱に支持された、ジャッキ用レール及び油圧ジャッキを少なくとも含む油圧ジャッキ機構を備えた油圧エレベータにおいて、前記ジャッキ用立柱を残したまま、前記油圧ジャッキ機構を撤去し、
    前記油圧ジャッキ機構を撤去したスペースに、釣り合い錘ガイドレール及び釣り合い錘を少なくとも含む釣り合い錘機構を配置すると共に、前記ジャッキ用立柱によって前記釣り合い錘ガイドレールを支持し、ロープ式エレベータを得る、
    油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法。
  2. 新規に設置する釣り合い錘のバランス率は0%〜30%の間に設定する、
    請求項1の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法。
  3. 前記釣り合い錘機構は、前記釣り合い錘ガイドレール及び釣り合い錘に加え、前記ジャッキ用立柱に支持される釣り合い錘用レールブラケット取付金と、該釣り合い錘用レールブラケット取付金に支持される釣り合い錘用レールブラケットとを含んでおり、
    前記ジャッキ用立柱における釣り合い錘用レールブラケット取り付け範囲は、該ジャッキ用立柱の各階建築梁への固定点から、該ジャッキ用立柱の長さLの1/4までの範囲に設置されている、
    請求項1又は2の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法。
  4. 前記油圧ジャッキ機構を撤去した後、昇降路のピット床面を平面仕上げすることなく、調整部を介して、前記ピット床面との間に隙間を確保した状態で、釣り合い錘側緩衝器台を配置する、
    請求項1〜3の何れか一項の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法。
  5. 前記釣り合い錘側緩衝器台の下面には下向きに突出した突起が設けられている、
    請求項4の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法。
  6. 前記釣り合い錘機構は、前記釣り合い錘ガイドレール及び釣り合い錘に加え、前記ジャッキ用立柱に支持される釣り合い錘用レールブラケット取付金と、該釣り合い錘用レールブラケット取付金に支持される釣り合い錘用レールブラケットとを含んでおり、
    一対の前記ジャッキ用立柱のそれぞれの外側ラインを規定ラインとしたとき、前記釣り合い錘用レールブラケット取付金、前記釣り合い錘用レールブラケット、前記釣り合い錘ガイドレール及び前記釣り合い錘は、前記一対の規定ラインから外側にはみ出さないように配置されている、
    請求項1〜5の何れか一項の油圧式エレベータをロープ式エレベータへとリニューアルする方法。
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