JP2011020804A - エレベータのリニューアル方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】油圧エレベータをロープ式のエレベータにリニューアルする際、既設品を有効利用し、工期の短縮と、環境対応として廃棄品の削減を行った、エレベータのリニューアル方法を提供する。
【解決手段】昇降路5内に昇降可能に設けられた乗りかご1の一側面と、昇降路内壁との間に油圧ジャッキが立設され、プランジャーシーブに吊支持用のロープが巻き掛けられ、このロープの一端は昇降路内下部固定され他端は乗りかご1のヒッチ部に固定され、プランジャーシーブを上下動させることで乗りかご1を昇降させる油圧エレベータで、プランジャーシーブの上下動に干渉しない位置に横梁3bを設置して、この横梁3bに巻上機7を設置し、その後、油圧ジャッキが立設された側方に釣合錘用のガイドレールを設置すると共に、釣合錘9を昇降可能に設置し、この釣合錘9と乗りかご1とをつるべ式に吊支持するロープ25を巻上機7の駆動シーブに巻き掛ける。
【選択図】図4
【解決手段】昇降路5内に昇降可能に設けられた乗りかご1の一側面と、昇降路内壁との間に油圧ジャッキが立設され、プランジャーシーブに吊支持用のロープが巻き掛けられ、このロープの一端は昇降路内下部固定され他端は乗りかご1のヒッチ部に固定され、プランジャーシーブを上下動させることで乗りかご1を昇降させる油圧エレベータで、プランジャーシーブの上下動に干渉しない位置に横梁3bを設置して、この横梁3bに巻上機7を設置し、その後、油圧ジャッキが立設された側方に釣合錘用のガイドレールを設置すると共に、釣合錘9を昇降可能に設置し、この釣合錘9と乗りかご1とをつるべ式に吊支持するロープ25を巻上機7の駆動シーブに巻き掛ける。
【選択図】図4
Description
本発明は、既設の油圧エレベータを、巻上機を用いたロープ式のマシンルームレスエレベータへリニューアルするエレベータのリニューアル方法に関する。
従来、比較的階床数の少ない低層構造のマンションなどには、昇降路の上方に機械室を設ける必要の無い油圧式のエレベータが用いられていた。この油圧式エレベータを図8及び図9により説明する。なお、図8は平面図、図9は図8の右側面図である。ただし、図9では、構造をわかりやすく示すため、図8で示した油圧による駆動部分を、水平方向に90度、向きを変えて示している。
図8及び図9において、油圧式エレベータは、昇降路5内に乗りかご1を、ガイドレール4により昇降可能に設置しており、この乗りかご1の一側面(例えば、図示のように背面)と昇降路5の内壁との空間に立設した油圧ジャッキ2を用いて、乗りかご1を昇降駆動するものである。この油圧ジャッキ2は、油圧により上下動するプランジャー2aを有し、このプランジャー2aの先端に設けられた滑車(プランジヤーシーブ)6にロープ15を巻き掛け、このロープ15の一端は乗りかご1のロープヒッチ部17に接続し、他端は油圧ジャッキ2の下部ヒッチ16に接続している。したがって、油圧ジャッキ2のプランジャー2aが上昇することにより、その先端の滑車6に巻き掛けられたロープ15の一端も上昇し、ロープヒット17と一体の乗りかご1を引き上げて上昇させる。
しかしながら、油圧エレベータは乗りかご1の重量が油圧ジャッキ2に直接的に加わるため、乗りかご1を上昇させるためには大きな動力が必要となる。また、油タンクや配管などが必要であり、これらの取り扱いは煩わしい。
これに対し、巻上機を用いるロープ式のエレベータであっても、昇降路上に機械室が突出することの無い、所謂マシンルームレスのエレベータが用いられるようになっており、既設の油圧式のエレベータを、巻上機を有するマシンルームレスのロープ式エレベータにリニューアルすることが行われている。
すなわち、近年は、環境問題等から、油を用いた油圧式のエレベータは台数が激減し、大多数をロープ式エレベータが占めている。そのため、古くなった油圧式エレベータをリニューアルする場合においても、ロープ式のエレベータシステムに変更することがほとんどである。
油圧エレベータをロープ式エレベータへ変更するリニューアルする場合、既設の油圧ジャッキなど、駆動用品全てを撤去し、最新式のエレベータシステムを、そのまま昇降路内に設置していた(例えば、特許文献1参照)。
前記リニューアル方法では、既設の駆動用品を全て撤去し、さらに新規のエレベータシステムを設置することから、工期が非常に長くなっていた。特に、油圧ジャッキの撤去では、油圧ジャッキが長大であるため、昇降路内からそのまま搬出することが出来ず、油圧ジャッキを小さく切断、分解して搬出していたため、作業時間が長くかかっていた。エレベータのリニューアルエ事では、お客様の要望から、工期の短縮が一番の課題となる。
本発明の目的は、油圧エレベータをロープ式のエレベータにリニューアルする際、既設品を有効利用し、工期の短縮と、環境対応として廃棄品の削減を行った、エレベータのリニューアル方法を提供することにある。
本発明によるエレベータのリニューアル方法は、昇降路内に昇降可能に設けられた乗りかごの一側面と、この一側面と対向する前記昇降路内壁面との間の、上方から見た投影空間内に油圧ジャッキが立設され、この油圧ジャッキのプランジャー先端に設けられたプランジャーシーブに吊支持用のロープが巻き掛けられ、このロープの一端は昇降路内下部に固定され他端は前記乗りかごに設けられたヒッチに固定され、前記油圧ジャッキのプランジャーシーブを上下動させることで前記乗りかごを昇降させる油圧エレベータを、巻上機を用いたロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、前記油圧ジャッキによる前記乗りかごの昇降駆動化可能な状態において、前記投影空間上の、前記プランジャーシーブの上下動に干渉しない位置に横梁を設置して、この横梁に昇降駆動用の巻上機を設置し、その後、前記投影空間の、前記油圧ジャッキが立設された側方に釣合錘用のガイドレールを縦方向に設置すると共に、このガイドレールに釣合錘を昇降可能に設置し、この釣合錘と前記乗りかごとをつるべ式に吊支持するロープを前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けることを特徴とする。
本発明では、巻上機の駆動シーブに巻き掛けられるロープの一端は、前記乗りかごの前記ヒッチに固定され、他端は前記釣合錘に固定されて、1:1ロープ式を構成する。
また、本発明では、巻上機の駆動シーブに巻き掛けられるロープの一端が乗りかご用のシーブに巻き掛けられ、他端は前記釣合錘に設けられたシーブに巻き掛けられ、それらの各端部がそれぞれ昇降路内に固定されて2:1ロープ式を構成してもよい。
この場合、ロープの一端は、前記乗りかごのヒッチに設けられた乗りかご用のシーブに巻き掛けられた後、昇降路内に固定してもよい。
さらに、本発明では、投影空間内に立設された油圧ジャッキは、撤去せずにリニューアル後も残存させておく。
本発明によれば、油圧エレベータをロープ式のエレベータシステムに変更する際、既設の乗りかご、メインレール、及びドアは撤去せず流用し、また、撤去作業の難しい油圧ジャッキを撤去することなく、リニューアルすることで、工事期間を短縮することができ、また、廃棄品の量を減らすことができるため、環境に配慮した構成となる。
以下、本発明によるエレベータのリニューアル方法の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明によるエレベータのリニューアル方法は、油圧エレベータを、巻上機を用いたロープ式エレベータにリニューアルする方法である。ここで、油圧式エレベータは、図8及び図9で説明したように、昇降路5内に、ガイドレール4により昇降可能に設置された乗りかご1の一側面(図示例では背面)と昇降路5の内壁10との空間に油圧ジャッキ2を立設し、この油圧ジャッキ2を用いて、乗りかご1を昇降駆動するものである。すなわち、この油圧ジャッキ2のプランジャー2aの先端に設けられたプランジヤーシーブ6に、一端は乗りかご1のロープヒッチ部17に接続し、他端は油圧ジャッキ2の下部ヒッチ16に接続したロープ15を巻き掛け、油圧ジャッキ2のプランジャー2aの上下動によりその先端のプランジヤーシーブ6に巻き掛けられたロープ15を介して乗りかご1を昇降させている。
このような油圧エレベータを、巻上機を用いたロープ式エレベータにリニューアルする場合を図1乃至図4を用いて説明する。なお、図1及び図3は昇降路5内を示す平面図であり、図2及び図4は昇降路5内の右側面図である。
先ず、図1及び図2で示すように、昇降路5内の乗りかご1の背面と、これに対向する昇降路内壁10との間の、上方から見た投影空間の両側部に、昇降路5の下部から上部に至る縦梁3aを設置する。この縦梁3aは1本の長い梁でなくとも、分割樹造でも構わず、その場合は、それぞれ2本以上の梁材(例えば、H型鋼)で構成される。なお、この縦梁3aが設置される前記投影空間内には、油圧ジャッキ2が設置されているので、この油圧ジャッキ2と干渉しないように、縦梁3aは、前述のごとく、投影空間の両側部にそれぞれ設置する。
これら、左右の縦梁3aの上端部をつなぐように、横梁3bを設置する。縦梁3aと横梁3bとは、溶接もしくはボルトで結合され、強固な一体の梁とする。また、この横梁3bの設置高さ(縦梁3aの上端高さでもある)は、油圧ジャッキ2のプランジャーシーブ6の上昇端高さより高い位置とする。したがって、横梁3bは、図1で示すように、油圧ジャッキ2の、上方からの投影面と重なっても構わない。
なお、昇降路5が鉄骨構造の場合のように、横梁3bを所定位置に固定する構造材があれば、縦梁3aは省略してもよい。
すなわち、先ず、昇降路5内の前記投影空間上の、プランジャーシーブ6の上下動に干渉しない位置に横梁3bを設置する。
次に、この横梁3bに昇降駆動用の巻上機7(図3及び図4に図示)を設置する。横梁3bに巻上機7を設置するまでの間、油圧ジャッキ2は、図8及び図9で示した構成により、乗りかご1を昇降駆動化可能な状態のままである。したがって、リニューアル工事開始から、この横梁3bに巻上機7を設置するまでの間、工事期間中であっても、作業時間以外は、乗りかご1を油圧ジャッキ2によりこれまでとおり昇降運転でき、乗客に対する運行サービスを維持することできる。なお、横梁3bに取付けられる巻上機7は、薄型のものを図示しているが、円筒型巻上機を使用してもよい。
次に、昇降路5内の前記投影空間内の、油圧ジャッキ2が立設された側方(図3の右方)に、釣合錘9用のガイドレール8を縦方向に設置し、このガイドレール8に釣合錘9を昇降可能に設置する。この釣合錘用のレール8は梁3a,3b、もしくは昇降路内壁10からブラケットを介して取付ける。
次に、プランジャーシーブ6に巻き掛けられ、乗りかご1のロープヒッチ部17と油圧ジャッキ2の下部ヒッチ16とにそれぞれ接続されたロープ15を撤去する。さらに、プランジャーシーブ6の回転面の角度を図3で示すように変向し、巻き上げ機7からの後述するロープと干渉しないようする。これ以降、油圧ジャッキ2は利用しないため、プランジャー2aを一番下げた状態とし、プランジャーシープ6は取外すか、もしくは、前述のように回転面を変更させ、乗りカゴ1や梁3bとも干渉しないようにする。
次に、釣合錘9と乗りかご1とをつるべ式に吊支持するロープ25を、巻上機7の駆動シーブに巻き掛ける。ここで、巻上機7は、図3で示すように、横梁3bに対して所定の角度を成すように取り付けられており、この巻上機7の駆動シーブに巻き掛けられたロープ25の両端が、乗りかご1のヒッチ部17上及び釣合錘9の中心部にそれぞれ垂下されるように構成している。
なお、図4では、巻上機7の駆動シーブの回転面の角度を、紙面と平行に図示しているが、これはロープ25のローピングを解り易く図示するためであり、実際には図3で示すように所定の角度で設置されている。
図4の例では、巻上機7の駆動シーブに巻き掛けられるロープ25の一端を乗りかご1のヒッチ部17に、他端は釣合錘9に、それぞれ直接固定して、1:1ロープ式を構成している。
これに対し、図5で示すように、2:1ロープ式としてもよい。このためには、乗りかご1のヒッチ部17にブラケット13を介して乗りかご用のシーブ12を設け、また、図7で示すように、釣合錘9にもシーブ19を設ける。そして、巻上機9の駆動シーブに巻き掛けられたロープ25は、その一端を乗りかご用のシーブ12に巻き掛け、他端を釣合錘用シーブ19に巻き掛ける。さらに、それらの端部をそれぞれ昇降路5内のロープヒッチ14a,14bに固定して2:1ロープ式とする。
ブラケット13とヒッチ部17とは、溶接もしくはボルトにて締結する。ボルトで固定する場合は、ヒッチ部17のロープ孔を利用しても構わない。ロープヒッチ14aは乗りカゴ1に取付けたシープ12の上部に配置し、ロープヒッチ14bは釣合錘9の上部に配置する。
なお、図7では、巻上機7の駆動シーブ、乗りかご用のシーブ12、及びを釣合錘用シーブ19の回転面の角度を、紙面と平行に図示しているが、これはロープ25のローピングを解り易く図示するためであり、実際には図5及び図7で示したように、乗りかご用のシーブ12及びを釣合錘用シーブ19の回転面の角度は、図7の紙面に対し直角であり、巻上機7の駆動シーブの回転面の角度は、図7の紙面に対し所定の角度で設置されている。
さらに、図7で示したロープヒッチ14a,14bは、実際には、図6で示すように、横梁3bの側部に設けられる。
乗りかご用のシーブ12は必ずしもヒッチ部17に設ける必要はなく、例えば、乗りかご1の下面の両脇部にシーブをそれぞれ設け、ロープ25を乗りかごの下面に廻し掛けてもよい。
昇降路5内の前記投影空間内に立設された油圧ジャッキ2は、撤去せずにリニューアル後も残存させておく。前述したように油圧ジャッキ2は長大な形状であり、その撤去に当っては狭い昇降路内で切断しなければならない等、多大な時間と労力を要したが、この油圧ジャッキを撤去せずに残存させることにより、工事期間を大幅に短縮でき、作業者に対する負担も軽減することができる。
このように、油圧エレベータをロープ式のエレベータシステムに変更する際、既設の乗りかご、メインレール、及びドアは撤去せず流用し、また、撤去作業の難しい油圧ジャッキを撤去することなく、リニューアルすることで、工事期間を短縮することができ、また、廃棄品の量を減らすことができる。このため、環境に配慮した構成となる。
また、昇降路上部に横梁を設けたので、この梁へ、新規の巻上機や釣合錘用のレール ロープヒッチなどの設置が可能となり、エレベータレイアウトの自由度が広がる。さらに、横梁に巻上機を設置し、空きスペースに釣合錘を配置することで、容易に1:1や2:1のローピングによるロープ式エレベータを設置することができる。
1…乗りかご
2…ジャッキ
3b…横梁
4…乗りかご用ガイドレール
5…昇降路
7…巻上機
8…釣合錘用ガイドレール
9…釣合錘
10…昇降路内壁
12…乗りかご用シーブ
14a,14b…ロープヒッチ
17…乗りかごのヒッチ部
19…釣合錘用シーブ
25…ロープ
2…ジャッキ
3b…横梁
4…乗りかご用ガイドレール
5…昇降路
7…巻上機
8…釣合錘用ガイドレール
9…釣合錘
10…昇降路内壁
12…乗りかご用シーブ
14a,14b…ロープヒッチ
17…乗りかごのヒッチ部
19…釣合錘用シーブ
25…ロープ
Claims (5)
- 昇降路内に昇降可能に設けられた乗りかごの一側面と、この一側面と対向する前記昇降路内壁面との間の、上方から見た投影空間内に油圧ジャッキが立設され、この油圧ジャッキのプランジャー先端に設けられたプランジャーシーブに吊支持用のロープが巻き掛けられ、このロープの一端は昇降路内下部に固定され他端は前記乗りかごに設けられたヒッチに固定され、前記油圧ジャッキのプランジャーシーブを上下動させることで前記乗りかごを昇降させる油圧エレベータを、巻上機を用いたロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、
前記油圧ジャッキによる前記乗りかごの昇降駆動化可能な状態において、前記投影空間上の、前記プランジャーシーブの上下動に干渉しない位置に横梁を設置して、この横梁に昇降駆動用の巻上機を設置し、
その後、前記投影空間の、前記油圧ジャッキが立設された側方に釣合錘用のガイドレールを縦方向に設置すると共に、このガイドレールに釣合錘を昇降可能に設置し、
この釣合錘と前記乗りかごとをつるべ式に吊支持するロープを前記巻上機の駆動シーブに巻き掛ける
ことを特徴とするエレベータのリニューアル方法。 - 前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられるロープの一端は、前記乗りかごの前記ヒッチに固定され、他端は前記釣合錘に固定されて、1:1ロープ式を構成することを特徴とする請求項1に記載のエレベータのリニューアル方法。
- 前記巻上機の駆動シーブに巻き掛けられるロープの一端が乗りかご用のシーブに巻き掛けられ、他端は前記釣合錘に設けられたシーブに巻き掛けられ、それらの各端部がそれぞれ昇降路内に固定されて2:1ロープ式を構成することを特徴とする請求項1に記載のエレベータのリニューアル方法。
- 前記ロープの一端は、前記乗りかごのヒッチに設けられた乗りかご用のシーブに巻き掛けられた後、昇降路内に固定されることを特徴とする請求項3に記載のエレベータのリニューアル方法。
- 前記投影空間内に立設された油圧ジャッキは、撤去せずにリニューアル後も残存させておくことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエレベータのリニューアル方法。
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012224414A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの改修方法、及びエレベータ |
CN104924235A (zh) * | 2015-05-14 | 2015-09-23 | 广西梧州运龙港船机械制造有限公司 | 轮机机座安装方法 |
US9676596B2 (en) | 2013-03-04 | 2017-06-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator refurbishing method |
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2009
- 2009-07-16 JP JP2009167958A patent/JP2011020804A/ja active Pending
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