JP5278364B2 - 油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ - Google Patents

油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ Download PDF

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この発明は、サイドフォーク方式と呼ばれる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータとしてリニューアルする方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータに関するものである。
図1はサイドフォーク方式と呼ばれる間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の縦断面図、図2はサイドフォーク方式と呼ばれる間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の横断面図である。図中、1は昇降路、2は昇降路1に立設されたジャッキ側ガイドレール、3はエレベータのかご、4はかご3の反乗場側の両側部に設けられた立柱、5はかご3の底部の反乗場側の両側部に設けられたかご支持梁で、立柱4とともにリックサックのようにかご3を片持ち支持している。6は昇降路1のピットに設置されたジャッキ台、7はジャッキ台6の上部に設けられたジャッキ延長具、8はジャッキ延長具7の上端部に連結された油圧ジャッキのシリンダ、9は油圧ジャッキのプランジャ、10は油圧ジャッキのプランジャ9の頂部に設けられた押し上げ車、11はジャッキ側ガイドレール2に案内されるジャッキガイド、12はかご3の底部に設けられた綱止め梁で、かご3の反乗場側である床部を吊持するために油圧ジャッキ側に突設されている。13は押し上げ車10に巻き掛けられた主索で、一端はかご3の底部の綱止め梁12に固定され、他端はジャッキ台6に固定されている。14は左右両側の立柱4の上下端部にそれぞれ設けられた大型・大径の樹脂製ガイドローラで、ジャッキ側ガイドレール2の頂部と左右両側面の3個所を支持しながら転動し、かご3を昇降する。15は昇降路1のピットに設置されたレール台、16はレールブラケット、17は乗場出入口である。
サイドフォーク方式と呼ばれる間接式油圧エレベータは、昇降路1内に立設された油圧ジャッキのプランジャ9の頂部に固定された押し上げ車10に巻き掛けた主索13の一端に人が乗るかご3を締結し、主索13の他端を油圧ジャッキ下部のジャッキ台6に締結し、昇降路1に隣接した機械室に設置されたパワーユニット(図示せず)の油圧力により油圧ジャッキの昇降とともにかご3を昇降させる方式である。かご3の移動量は、油圧ジャッキのプランジャ9の移動量の2倍となる。この方式では、かご3の反乗場側に設けた立柱4とかご支持梁5とがリックサックのようにかご3を片持ち支持しており、主索13が、かご3の床部の綱止め梁12を吊持しているため、かご3側のレールを曲げる反力が作用するので、大きなサイズのガイドレールを用いる必要がある。また、このかご3の反力が極めて大きく、樹脂製ガイドローラ14が変形して昇降に伴う振動を発生し、乗り心地を損なう問題があるため、大型・大径の樹脂製ガイドローラを用いる必要があった。そして、大型・大径の樹脂製ガイドローラを用いると、かごの高さ方向寸法が大きくなるため、かごが最上階に停止したときの昇降路天井までの隙間が小さくなり過ぎ、かごの高さを制限しなければならないという問題があった。
このように構成された間接式油圧エレベータは、乗り心地が劣るものの、構造が簡単で昇降路から離れた任意の位置に機械室を設置できるなどの特長があることから、低層の建物に普及している。
しかし、近年の社会環境は、省エネやクリーンな環境に対する要求が高く、エネルギ効率が高く、しかも容易に輸送効率を向上できるロープ式エレベータへのリニューアル化が望まれるようになってきた。そこで、昇降路内に設置した巻上機に締結された綱車に巻き掛けた主索の両端にかご及びつり合いおもりを吊持したトラクションタイプのロープ式エレベータへのリニューアル化が考えられるが、長期間にわたってエレベータを停止することは、利用者の利便性を損なうことから短期間でリニューアルできるエレベータシステムが望まれる。
また、従来技術として、油圧エレベータの構成要素を機械室エレベータの構成要素として流用し、油圧エレベータの搭載構成部品からプランジャレールを撤去するだけで、リニューアルに要するコストを低減する油圧エレベータのリニューアル方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、他の従来技術として、既設の油圧シリンダおよびプランジャは撤去せずにそのままブラケットなどにより固定して基台とし、プランジャの頂部の既設の回転シーブを取り外して薄形電動巻上機を新たに設けるとともに、昇降路内に新たに吊り合い重りを設け、薄形電動巻上機の回転シーブを介して主索により乗りかごと吊り合い重りとを連結し、薄形電動巻上機を制御するマイコン制御盤を新たに設けて、ロープ式エレベータとしてリニューアルするエレベータのリニューアル方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−37563号公報 特開2003−34474号公報
サイドフォーク方式と呼ばれる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータとしてリニューアルする場合には、かごを案内するガイド部材とガイドレールの接触力を低下させて、乗り心地性能を損なわないように改善する必要があった。また、従来技術である油圧エレベータのリニューアル方法は、いずれも間接式油圧エレベータのリニューアル方法であるが、かごを案内するガイド部材とガイドレールの接触力を低下させて、乗り心地を損なわないように改善するものではない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、間接式油圧エレベータをロープ式エレベータとしてリニューアルする際、かごを案内するガイド部材とガイドレールの接触力を低下させて、乗り心地性能を損なわないように改善するとともに、巻上機の小型化のために2:1ローピングとした油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを提供するものである。
この発明に係る油圧エレベータのリニューアル方法は、昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、プランジャの頂部に固定された押し上げ車に巻き掛けられた主索の一端にかご支持梁により片持ち支持されたかごの綱止め梁を締結し、主索の他端を油圧ジャッキの固定側に締結して、油圧ジャッキのプランジャの昇降とともにかごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する大型・大径のガイドローラにより昇降させる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースにロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールを新規に設置し、つり合いおもり側ガイドレールの上端部間及びジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って巻上機台を載置固定し、巻上機台に巻上機及びつり合いおもり側綱止め部を設置し、つり合いおもり枠につり合いおもりを積み込み、つり合いおもり枠の中央部につり合いおもり吊り車を取り付け、既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部にかご床梁を新規に設置し、新規のかご床梁の両側部に一対のかご下部吊り車を取り付け、既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むようにするかご用ガイドレールを新規に設置し、かご用ガイドレールの上端部にかご側綱止め具を新規に設置し、既設の油圧ジャッキの圧力及び作動油を抜いて油圧ジャッキを撤去し、かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去し、その代わりに既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューをかごの上下端部に取り付け、巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端は一対のかご下部吊り車を介してかご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、主索の他端はつり合いおもり吊り車を介して巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定され、複数個の小型のスライディングシューにより既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内するものである。
また、既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースにロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールを新規に設置し、つり合いおもり側ガイドレールの上端部間及びジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って巻上機台を載置固定し、巻上機台に薄型で横置き形の巻上機、かご側返し車、つり合いおもり側返し車及びつり合いおもり側綱止め部を設置し、つり合いおもり枠につり合いおもりを積み込み、つり合いおもり枠の中央部につり合いおもり吊り車を取り付け、既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部にかご床梁を新規に設置し、新規のかご床梁の両側部に一対のかご下部吊り車を取り付け、既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むようにするかご用ガイドレールを新規に設置し、かご用ガイドレールの上端部にかご側綱止め具を新規に設置し、既設の油圧ジャッキの圧力及び作動油を抜いて油圧ジャッキを撤去し、かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去し、その代わりに既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューをかごの上下端部に取り付け、巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端はかご返し車を介してかごの底部に設けられた一対のかご下部吊り車を介して上向きに返され、かご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、主索の他端はつり合いおもり返し車を介して下向きに返され、つり合いおもり吊り車を介して上向きに返され、巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定され、複数個の小型のスライディングシューにより既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内するものである。
また、つり合いおもり吊り車は、つり合いおもり枠の下部に取り付けられるものである。
また、つり合いおもり吊り車は、平面的に見てつり合いおもりの反昇降路側(かご側)の側面突出して取り付けられたものである。
また、間接式油圧エレベータからロープ式エレベータにリニューアルしたものであって、既設のジャッキ側ガイドレールと、既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースに新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールと、つり合いおもりガイドレールの上端部間及びジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って載置固定された巻上機台と、巻上機台に設置された巻上機と、巻上機台に設置されたつり合いおもり側綱止め部と、つり合いおもりが積み込まれたつり合いおもり枠と、つり合いおもり枠の中央部に取り付けられたつり合いおもり吊り車と、既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部に新規に設置されたかご床梁と、新規のかご床梁の両側部に取り付けられた一対のかご下部吊り車と、既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むように新規に設置されたかご用ガイドレールと、かご用ガイドレールの上端部に新規に設置されたかご側綱止め具と、かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去した代わりにかごの上下端部に取り付けられ、既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューと、巻上機の綱車に巻き掛けられ、一端は一対のかご下部吊り車を介してかご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、他端はつり合いおもり吊り車を介して巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定された主索とを備え、複数個の小型のスライディングシューにより既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内するものである。
また、既設のジャッキ側ガイドレールと、既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースに新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールと、つり合いおもりガイドレールの上端部間及びジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って載置固定された巻上機台と、巻上機台に設置された薄型で横置き形の巻上機と、巻上機台に設置されたかご側返し車及びつり合いおもり側返し車と、巻上機台に設置されたつり合いおもり側綱止め部と、つり合いおもりが積み込まれたつり合いおもり枠と、つり合いおもり枠の中央部に取り付けられたつり合いおもり吊り車と、既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部に新規に設置されたかご床梁と、新規のかご床梁の両側部に取り付けられた一対のかご下部吊り車と、既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むように新規に設置されたかご用ガイドレールと、
かご用ガイドレールの上端部に新規に設置されたかご側綱止め具と、かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去した代わりにかごの上下端部に取り付けられ、既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューと、巻上機の綱車に巻き掛けられ、一端はかご返し車を介してかごの底部に設けられた一対のかご下部吊り車を介して上向きに返され、かご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、他端はつり合いおもり返し車を介して下向きに返され、つり合いおもり吊り車を介して上向きに返され、巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定された主索とを備え、複数個の小型のスライディングシューにより既設のジャッキ側ガイドレール及び新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内するものである。
この発明によれば、かごを案内するガイド部材とガイドレールの接触力を低減できるので、乗り心地を改善することができ、かごを案内するガイド部材を大型・大径の樹脂製ガイドローラから小型のスライディングガイドシューに変更することができる。
既設の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の縦断面図である。 既設の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の横断面図である。 この発明の実施例1におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路の縦断面図である。 この発明の実施例1におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路の横断平面図である。 この発明の実施例1におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路頂部の横断平面図である。 この発明の実施例2におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す概略斜視図である。 この発明の実施例2におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路頂部の横断平面図である。
実施例1.
図1は既設の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の縦断面図、図2は既設の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の横断面図、図3はこの発明の実施例1におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路の縦断面図、図4はこの発明の実施例1におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路の横断平面図、図5はこの発明の実施の形態1におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路頂部の横断平面図である。
図1〜図2に示す既設の間接式油圧エレベータは従来と同様の構成であり、1は昇降路、2は昇降路1に立設されたジャッキ側ガイドレール、3はエレベータのかご、4はかご3の反乗場側の両側部に設けられた立柱、5はかご3の底部の反乗場側の両側部に設けられたかご支持梁で、立柱4とともにリックサックのようにかご3を片持ち支持している。6は昇降路1のピットに設置されたジャッキ台、7はジャッキ台6の上部に設けられたジャッキ延長具、8はジャッキ延長具7の上端部に連結された油圧ジャッキのシリンダ、9は油圧ジャッキのプランジャ、10は油圧ジャッキのプランジャ9の頂部に設けられた押し上げ車、11はジャッキ側ガイドレール2に案内されるジャッキガイド、12はかご3の底部に設けられた綱止め梁で、かご3の反乗場側である床部を吊持するために油圧ジャッキ側に突設されている。13は押し上げ車10に巻き掛けられた主索で、一端はかご3の底部の綱止め梁12に固定され、他端はジャッキ台6に固定されている。14は左右両側の立柱4の上下端部にそれぞれ設けられた大型・大径の樹脂製ガイドローラで、ジャッキ側ガイドレール2の頂部と左右両側面の3個所を支持しながら転動し、かご3を昇降する。15は昇降路1のピットに設置されたレール台、16はレールブラケット、17は乗場出入口である。
このように構成された既設の間接式油圧エレベータを、ロープ式エレベータにリニューアルしたロープ式エレベータを図3〜図5に示す。
図3〜図5において、図1〜図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。18は既設のジャッキ側ガイドレール2の昇降路壁側スペースに新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり用ガイドレール、19は既設のジャッキ側ガイドレール2に対向する昇降路壁に新規に設置されたかご用ガイドレールで、既設のジャッキ側ガイドレール(かご用ガイドレールとなる)2とともにかご3を間に挟むようにしている。20はつり合いおもり側ガイドレール18の上端部間及び既設のジャッキ側ガイドレール2の上端部間に跨って水平に設置された巻上機台、21は巻上機台20上に揚重されて設置された巻上機、22は巻上機21の駆動綱車、23は巻上機21のブレーキ装置、24は巻上機台20の下部に設けられた綱止め部、25はつり合いおもり側ガイドレール18に案内されるつり合いおもり枠、26はつり合いおもり枠25に設けられたつり合いおもり、27はつり合いおもり枠25の下部中央部に設けられたつり合いおもり下部吊り車で、この実施例では平面的に見てつり合いおもりの反昇降路側(かご側)の側面に若干突出している。28はかご3の底部の反乗場側に設けられた新規に設置されたかご床梁で、既設の綱止め梁12は撤去される。29はかご床梁28に新規に設置された一方のかご下部吊り車、30はかご3の底部のかご用ガイドレール19側に新規に設置された他方のかご下部吊り車、31はかご用ガイドレール19の上端部に新規に設置された綱止め具、32はかご用ガイドレール19と対向するようにかご3に新規に設けられた立柱、33は巻上機21の駆動綱車22に巻き掛けられたロープ式エレベータの主索で、一端はかご3の底部に設けられた新規のかご下部吊り車29、30に巻き掛けられて上向きに返され、かご用ガイドレール19の上端部に設置された綱止め具31に締結されてかご3を吊持し、他端はつり合いおもり下部吊り車27を介して上向きに返され、巻上機台20に設けられた綱止め部24に締結されてつり合いおもり26を吊持している。34、35はかご3の左右両側の立柱4の上下端部及び新規の立柱32の上下端部にそれぞれ設けられた計6個の小型のスライディングガイドシューで、スライディングガイドシュー34は既設のジャッキ側ガイドレール(かご用ガイドレール)2に沿ってかご3を摺動案内し、スライディングガイドシュー35は新規のかご用ガイドレール19に沿ってかご3を摺動案内している。したがって、小型のガイドシュー34、35に作用する荷重が殆ど無くなるため、大型・大径の樹脂製ガイドローラにする必要がない。36昇降路1のピットの昇降路壁側スペースに設置されたレール台で、既設のジャッキ側ガイドレール2と新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり側ガイドレール18とを支持する。37はかご側緩衝器、38はつり合いおもり側緩衝器である。
次に、この発明によるリニューアル方法の手順について説明する。
先ず、油圧エレベータを運転し、ジャッキ側ガイドレール2が立設されていた位置の外側にロープ式用のつり合いおもり側ガイドレール18を設置する。次に、油圧エレベータを運転し、つり合いおもり側ガイドレール18の上端部間及びジャッキ側ガイドレール2の上端部間に跨って巻上機台20を取り付ける。次に、油圧エレベータを運転し、巻上機台20に巻上機21を揚重・設置する。そして、巻上機台20の下部に綱止め部24を固定する。また、油圧ジャッキ上部の押し上げ車10を取り外す。次に、つり合いおもり枠25の下部中央部に油圧ジャッキ上部から取り外した押し上げ車10をつり合いおもり下部吊り車27として取り付ける。次に、つり合いおもり枠25につり合いおもり26を積み込む。次に、かご3の底部に一方のかご下部吊り車29を取り付けたかご床梁28を取り付け、また、かご3の反対側底部に他方のかご下部吊り車30を取り付けた立柱32を取り付ける。次に、既設のジャッキ側ガイドレール2に対向する昇降路壁にかご用ガイドレール19を新規に設置する。このかご用ガイドレール19は既設のジャッキ側ガイドレール(かご用ガイドレールとなる)2とともにかご3を間に挟んでいる。また、かご用ガイドレール19の上端部に綱止め具31を設置する。次に、油圧ジャッキ内部の圧力及び作動油を抜く。そして、昇降路1内配管、綱止め梁12、油圧ジャッキ及びジャッキ台6を撤去する。次に、立柱4に設けられているかご側の大型・大径の樹脂製ガイドローラ14を撤去し、かご3の立柱4の上下端部及び新規の立柱32の上下端部にそれぞれ小型のスライディングガイドシュー34、35を取り付ける。次に、かご3を巻上機台20から吊り具(図示せず)によって吊持し、つり合いおもり枠25を揚重装置(図示せず)により所定の高さに吊り上げて、つり合いおもりを受け台(図示せず)上に載置する。次に、巻上機21の駆動綱車22にロープ式エレベータの主索33を巻き掛け、この主索33の一端はかご3の底部に設けられたかご下部吊り車29、30を介して上向きに返され、かご用ガイドレール19の上端部に設置された綱止め具31に締結される。また、主索33の他端はつり合いおもり下部吊り車27を介して上向きに返され、巻上機台20に設けられた綱止め部24に締結される。次に、昇降路1のピットにつり合いおもり側緩衝器38を設置する。次に、かご3を吊持していた吊り具(図示せず)を緩めてかご3を下ろし、主索33でかご3を吊持する。また、つり合いおもりを揚重装置(図示せず)で吊り、つり合いおもり下の受け台(図示せず)を外す。最後に、揚重装置(図示せず)を撤去し、配管や機械室の油圧装置を撤去してリニューアルを完了する。なお、手順の順番については、多少前後しても構わない。
実施例2.
図6はこの発明の実施例2におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路の縦断面図、図7はこの発明の実施例2におけるリニューアル方法によりリニューアルされたロープ式エレベータを示す昇降路頂部の横断平面図である。なお、図中、実施例1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
既設の間接式油圧エレベータを、この発明の実施例2によりロープ式エレベータにリニューアルしたロープ式エレベータを図6〜図7に示す。
図6〜図7において、実施例1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。18は既設のジャッキ側ガイドレール2の昇降路壁側スペースに新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり用ガイドレール、19は既設のジャッキ側ガイドレール2に対向する昇降路壁に新規に設置されたかご用ガイドレールで、既設のジャッキ側ガイドレール(かご用ガイドレールとなる)2とともにかご3を間に挟むようにしている。39はつり合いおもり側ガイドレール18の上端部間、ジャッキ側ガイドレール2の上端部間、かご用ガイドレール19の上端部間等に跨って水平に設置された平面視梯子状を呈する巻上機台、40は巻上機台39上に揚重されて設置された薄型で横置き形の巻上機、41は巻上機40の駆動綱車、42は巻上機台39に取り付けられたかご側返し車、43は巻上機台39に取り付けられたつり合いおもり側返し車、44は巻上機台39の下部に設けられた綱止め部、25はつり合いおもり側ガイドレール18に案内されるつり合いおもり枠、26はつり合いおもり枠25に設けられたつり合いおもり、27はつり合いおもり枠25の下部中央部に設けられたつり合いおもり下部吊り車で、この実施例では平面的に見てつり合いおもりの反昇降路側(かご側)の側面に若干突出している。28はかご3の底部の反乗場側に設けられた新規に設置されたかご床梁で、既設の綱止め梁12は撤去される。29はかご床梁28に新規に設置された一方のかご下部吊り車、30はかご3の底部のかご用ガイドレール19側に新規に設置された他方のかご下部吊り車、31はかご用ガイドレール19の上端部に新規に設置された綱止め具、32はかご用ガイドレール19と対向するようにかご3に新規に設けられた立柱、45は巻上機40の駆動綱車41に巻き掛けられたロープ式エレベータの主索で、一端はかご側返し車42を介してかご3の底部に設けられた新規のかご下部吊り車29、30に巻き掛けられて上向きに返され、かご用ガイドレール19の上端部に設置された綱止め具31に締結されてかご3を吊持し、他端はつり合いおもり側返し車43を介して下向きに返され、つり合いおもり下部吊り車27を介して上向きに返され、巻上機台39に設けられた綱止め部44に締結されてつり合いおもり26を吊持している。34、35はかご3の左右両側の立柱4の上下端部及び新規の立柱32の上下端部にそれぞれ設けられた小型のスライディングガイドシューで、スライディングガイドシュー34は既設のジャッキ側ガイドレール(かご用ガイドレール)2に沿ってかご3を摺動案内し、スライディングガイドシュー35は新規のかご用ガイドレール19に沿ってかご3を摺動案内している。したがって、小型のガイドシュー34、35に作用する荷重が殆ど無くなるため、大型・大径の樹脂製ガイドローラにする必要がない。36は昇降路1のピットの昇降路壁側スペースに設置されたレール台で、既設のジャッキ側ガイドレール2と新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり側ガイドレール18とを支持する。37はかご側緩衝器、38はつり合いおもり側緩衝器である。
次に、実施例2によるリニューアル方法の手順について説明する。
先ず、油圧エレベータを運転し、ジャッキ側ガイドレール2が立設されていた位置の外側にロープ式用のつり合いおもり側ガイドレール18を設置する。次に、油圧エレベータを運転し、つり合いおもり側ガイドレール18の上端部間、ジャッキ側ガイドレール2の上端部間、かご用ガイドレール19の上端部間等に跨って平面視梯子状を呈する巻上機台39を取り付ける。次に、油圧エレベータを運転し、巻上機台39に薄型で横置き形の巻上機40、かご側返し車42、及びつり合いおもり側返し車43を揚重・設置する。なお、各機器を個別に揚重・設置するのではなく、予め全機器を組み込んだユニットとして、一体揚重・設置してもよい。そして、巻上機台39の下部に綱止め部44を固定する。また、油圧ジャッキ上部の押し上げ車10を取り外す。次に、つり合いおもり枠25の下部中央部に油圧ジャッキ上部から取り外した押し上げ車10をつり合いおもり下部吊り車27として取り付ける。次に、つり合いおもり枠25につり合いおもり26を積み込む。次に、かご3の底部に一方のかご下部吊り車29を取り付けたかご床梁28を取り付け、また、かご3の反対側底部に他方のかご下部吊り車30を取り付けた立柱32を取り付ける。次に、既設のジャッキ側ガイドレール2に対向する昇降路壁にかご用ガイドレール19を新規に設置する。このかご用ガイドレール19は既設のジャッキ側ガイドレール(かご用ガイドレールとなる)2とともにかご3を間に挟んでいる。また、かご用ガイドレール19の上端部に綱止め具31を設置する。次に、油圧ジャッキ内部の圧力及び作動油を抜く。そして、昇降路1内配管、綱止め梁12、油圧ジャッキ及びジャッキ台6を撤去する。次に、立柱4に設けられているかご側の大型・大径の樹脂製ガイドローラ14を撤去し、かご3の立柱4の上下端部及び新規の立柱32の上下端部にそれぞれ小型のスライディングガイドシュー34、35を取り付ける。次に、かご3を巻上機台39から吊り具(図示せず)によって吊持し、つり合いおもり枠25を揚重装置(図示せず)により所定の高さに吊り上げて、つり合いおもりを受け台(図示せず)上に載置する。次に、巻上機40の駆動綱車41にロープ式エレベータの主索45を巻き掛け、この主索45の一端はかご側返し車42を介してかご3の底部に設けられたかご下部吊り車29、30を介して上向きに返され、かご用ガイドレール19の上端部に設置された綱止め具31に締結される。また、主索45の他端はつり合いおもり側返し車43を介して下向きに返され、つり合いおもり下部吊り車27を介して上向きに返され、巻上機台39に設けられた綱止め部44に締結される。次に、昇降路1のピットにつり合いおもり側緩衝器38を設置する。次に、かご3を吊持していた吊り具(図示せず)を緩めてかご3を下ろし、主索45でかご3を吊持する。また、つり合いおもりを揚重装置(図示せず)で吊り、つり合いおもり下の受け台(図示せず)を外す。最後に、揚重装置(図示せず)を撤去し、配管や機械室の油圧装置を撤去してリニューアルを完了する。なお、手順の順番については、多少前後しても構わない。
1 昇降路
2 ジャッキ側ガイドレール
3 エレベータのかご
4 立柱
5 かご支持梁
6 ジャッキ台
7 ジャッキ延長具
8 油圧ジャッキのシリンダ
9 油圧ジャッキのプランジャ
10 押し上げ車
11 ジャッキガイド
12 綱止め梁
13 主索
14 大型・大径の樹脂製ガイドローラ
15 レール台
16 レールブラケット
17 乗場出入口
18 つり合いおもり側ガイドレール
19 かご用ガイドレール
20 巻上機台
21 巻上機
22 駆動綱車
23 ブレーキ装置
24 綱止め部
25 つり合いおもり枠
26 つり合いおもり
27 つり合いおもり下部吊り車
28 かご床梁
29、30 かご下部吊り車
31 綱止め具
32 立柱
33 ロープ式エレベータの主索
34、35 小型のスライディングガイドシュー
36 レール台
37 かご側緩衝器
38 つり合いおもり側緩衝器
39 巻上機台
40 薄型で横置き形の巻上機
41 駆動綱車
42 かご側返し車
43 つり合いおもり側返し車
44 綱止め部
45 ロープ式エレベータの主索

Claims (8)

  1. 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された押し上げ車に巻き掛けられた主索の一端にかご支持梁により片持ち支持されたかごの綱止め梁を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキの固定側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する大型・大径のガイドローラにより昇降させる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、
    既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースにロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールを新規に設置し、前記つり合いおもり側ガイドレールの上端部間及び前記ジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って巻上機台を載置固定し、前記巻上機台に巻上機及びつり合いおもり側綱止め部を設置し、つり合いおもり枠につり合いおもりを積み込み、前記つり合いおもり枠の中央部につり合いおもり吊り車を取り付け、既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部にかご床梁を新規に設置し、前記新規のかご床梁の両側部に一対のかご下部吊り車を取り付け、前記既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に前記既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むようにするかご用ガイドレールを新規に設置し、前記かご用ガイドレールの上端部にかご側綱止め具を新規に設置し、前記既設の油圧ジャッキの圧力及び作動油を抜いて油圧ジャッキを撤去し、かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去し、その代わりに前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューをかごの上下端部に取り付け、前記巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端は一対のかご下部吊り車を介して前記かご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、主索の他端は前記つり合いおもり吊り車を介して前記巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定され、前記複数個の小型のスライディングシューにより前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内することを特徴とする油圧エレベータのリニューアル方法。
  2. 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された押し上げ車に巻き掛けられた主索の一端にかご支持梁により片持ち支持されたかごの綱止め梁を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキの固定側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する大型・大径のガイドローラにより昇降させる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、
    既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースにロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールを新規に設置し、前記つり合いおもり側ガイドレールの上端部間及び前記ジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って巻上機台を載置固定し、前記巻上機台に薄型で横置き形の巻上機、かご側返し車、つり合いおもり側返し車及びつり合いおもり側綱止め部を設置し、つり合いおもり枠につり合いおもりを積み込み、前記つり合いおもり枠の中央部につり合いおもり吊り車を取り付け、既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部にかご床梁を新規に設置し、前記新規のかご床梁の両側部に一対のかご下部吊り車を取り付け、前記既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に前記既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むようにするかご用ガイドレールを新規に設置し、前記かご用ガイドレールの上端部にかご側綱止め具を新規に設置し、前記既設の油圧ジャッキの圧力及び作動油を抜いて油圧ジャッキを撤去し、かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去し、その代わりに前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューをかごの上下端部に取り付け、前記巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端はかご返し車を介してかごの底部に設けられた一対のかご下部吊り車を介して上向きに返され、前記かご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、主索の他端はつり合いおもり返し車を介して下向きに返され、前記つり合いおもり吊り車を介して上向きに返され、前記巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定され、前記複数個の小型のスライディングシューにより前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内することを特徴とする油圧エレベータのリニューアル方法。
  3. つり合いおもり吊り車は、つり合いおもり枠の下部に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の油圧エレベータのリニューアル方法。
  4. つり合いおもり吊り車は、平面的に見てつり合いおもりの反昇降路側(かご側)の側面突出して取り付けられたことを特徴とする請求項3記載の油圧エレベータのリニューアル方法。
  5. 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された押し上げ車に巻き掛けられた主索の一端にかご支持梁により片持ち支持されたかごの綱止め梁を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキの固定側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する大型・大径のガイドローラにより昇降させる間接式油圧エレベータからロープ式エレベータにリニューアルしたものであって、
    既設のジャッキ側ガイドレールと、
    前記既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースに新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールと、
    前記つり合いおもりガイドレールの上端部間及び前記ジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って載置固定された巻上機台と、
    前記巻上機台に設置された巻上機と、
    前記巻上機台に設置されたつり合いおもり側綱止め部と、
    つり合いおもりが積み込まれたつり合いおもり枠と、
    前記つり合いおもり枠の中央部に取り付けられたつり合いおもり吊り車と、
    既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部に新規に設置されたかご床梁と、
    前記新規のかご床梁の両側部に取り付けられた一対のかご下部吊り車と、
    前記既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に前記既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むように新規に設置されたかご用ガイドレールと、
    前記かご用ガイドレールの上端部に新規に設置されたかご側綱止め具と、
    前記かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去した代わりにかごの上下端部に取り付けられ、前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューと、
    前記巻上機の綱車に巻き掛けられ、一端は一対のかご下部吊り車を介して前記かご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、他端は前記つり合いおもり吊り車を介して前記巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定された主索とを備え、前記複数個の小型のスライディングシューにより前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内することを特徴とする油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。
  6. 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された押し上げ車に巻き掛けられた主索の一端にかご支持梁により片持ち支持されたかごの綱止め梁を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキの固定側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する大型・大径のガイドローラにより昇降させる間接式油圧エレベータからロープ式エレベータにリニューアルしたものであって、
    既設のジャッキ側ガイドレールと、
    前記既設のジャッキ側ガイドレールの昇降路側スペースに新規に設置されたロープ式用のつり合いおもり側ガイドレールと、
    前記つり合いおもりガイドレールの上端部間及び前記ジャッキ側ガイドレールの上端部間に跨って載置固定された巻上機台と、
    前記巻上機台に設置された薄型で横置き形の巻上機と、
    前記巻上機台に設置されたかご側返し車及びつり合いおもり側返し車と、
    前記巻上機台に設置されたつり合いおもり側綱止め部と、
    つり合いおもりが積み込まれたつり合いおもり枠と、
    前記つり合いおもり枠の中央部に取り付けられたつり合いおもり吊り車と、
    既設のかごの綱止め梁を撤去してかごの底部に新規に設置されたかご床梁と、
    前記新規のかご床梁の両側部に取り付けられた一対のかご下部吊り車と、
    前記既設のジャッキ側ガイドレールに対向する昇降路壁に前記既設のジャッキ側ガイドレールとともにかごを間に挟むように新規に設置されたかご用ガイドレールと、
    前記かご用ガイドレールの上端部に新規に設置されたかご側綱止め具と、
    前記かごをジャッキ側ガイドレールに沿って案内する既設の大型・大径のガイドローラを撤去した代わりにかごの上下端部に取り付けられ、前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごをそれぞれ摺動案内する複数個の小型のスライディングガイドシューと、
    前記巻上機の綱車に巻き掛けられ、一端はかご返し車を介してかごの底部に設けられた一対のかご下部吊り車を介して上向きに返され、前記かご用ガイドレール上端部のかご側綱止め具に締結され、他端はつり合いおもり返し車を介して下向きに返され、前記つり合いおもり吊り車を介して上向きに返され、前記巻上機台のつり合いおもり側綱止め部に固定された主索とを備え、前記複数個の小型のスライディングシューにより前記既設のジャッキ側ガイドレール及び前記新規のかご用ガイドレールに沿ってかごを案内することを特徴とする油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。
  7. つり合いおもり吊り車は、つり合いおもり枠の下部に取り付けられることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。
  8. つり合いおもり吊り車は、平面的に見てつり合いおもりの反昇降路側(かご側)の側面突出して取り付けられたことを特徴とする請求項7記載の油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。
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