JP4748207B2 - 油圧エレベータのリニューアル方法及びその方法によりリニューアルされたロープ式エレベータ - Google Patents
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Description
間接式油圧エレベータは、昇降路1内に立設された油圧ジャッキのプランジャ6の頂部に固定された返し車3に巻き掛けた主索9の一端に人が乗るかご室2を締結し、主索9の他端を油圧ジャッキ下部のジャッキ台4に締結し、昇降路1に隣接した機械室に設置されたパワーユニット(図示せず)の油圧力により油圧ジャッキの昇降とともにかご室2を昇降させる方式である。かご室2の移動量は、油圧ジャッキのプランジャ6の移動量の2倍となる。
このように構成された間接式油圧エレベータは、構造が簡単で昇降路から離れた任意の位置に機械室を設置できるなどの特長があることから、低層の建物に普及している。
しかし、近年の社会環境は、省エネやクリーンな環境に対する要求が高く、エネルギ効率が高く、しかも容易に輸送効率を向上できるロープ式エレベータへのリニューアル化が望まれるようになってきた。そこで、昇降路内に設置した巻上機に締結された綱車に巻き掛けた主索の両端にかご及びつり合いおもりを吊持したトラクションタイプのロープ式エレベータへのリニューアル化が必要となった。
図1は既設の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の縦断面図、図2は既設の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の横断面図、図3は既設の油圧ジャッキの頂部の構造を示す縦断面図、図4はこの発明の実施の形態1におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータを示す昇降路の縦断面図、図5はこの発明の実施の形態1におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータを示す昇降路上部の横断平面図、図6はこの発明の実施の形態1におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータを示す昇降路下部の横断平面図、図7はこの発明の実施の形態1におけるリニューアル方法によりリニューアルされた油圧ジャッキの頂部の構造を示す縦断面図、図8はこの発明の実施の形態1におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータの要部構造を示す平面図である。
図4〜図8において、図1〜図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。10は昇降路上部又は一対のかごガイドレール8の上端部に設置された機械台で、ここでは一対のかごガイドレール8の上端部間に跨って水平に設置されている。11は機械台10上にセットされた巻上機、12は巻上機11の綱車、13は油圧ジャッキのプランジャ6の頂部に設けられたつり合いおもり吊り車、14は綱車12に巻き掛けられた主索で、一端はかご室2の底部の綱止め具に締結されてかご室2を吊り持ちし、他端はつり合いおもり吊り車13を介して機械台10に締結されてつり合いおもり15を吊り持ちしている。15は既設の油圧ジャッキのプランジャ6部と一体となって昇降するように構成された一対のつり合いおもりで、油圧ジャッキのシリンダ5を挟んで両側に分割して設けられている。一対のつり合いおもり15は、昇降路1壁にシリンダ支持具16を介して固定された油圧ジャッキのシリンダ5に設けられたおもりガイド部材17に案内されて昇降する。18は分割して設けられた一対のつり合いおもり15を互いに連結しているおもり連結具である。また、つり合いおもり15のおもりガイド部材17と対向する部分にはコ字状の樹脂製ガイド19が設けられている。また、油圧ジャッキのシリンダ5の頂部には、圧油が漏れないようにパッキン7が設けられているが、このパッキン7を残してしまうと、つり合いおもり15とプランジャ6が昇降する際に摺動抵抗となるため、パッキン7を取り外して滑らかな走行を実現している。さらに油圧ジャッキのシリンダ5の頂部に環状の樹脂製ガイド部材20を備えた延長シリンダ21を追加設置することにより、つり合いおもり15の昇降を支持する部分の距離を大きく取っている。この延長シリンダ21は、設置を容易にするために二分割構成にしても良い。22は昇降路ピットに設けられたおもり用緩衝器で、ジャッキ台4の両側で一対のつり合いおもり15の直下に位置するように配置されている。
先ず、油圧エレベータを運転し、昇降路1上部もしくは一対のかごガイドレール8の上端部間に跨って設置する機械台10にセットした巻上機11を揚重する。かごガイドレール8の上端部に機械台10にセットした巻上機11を設置する。次に、油圧エレベータを運転し、かご室2を昇降路1の下層部に移動し、停止する。機械台10又はかごガイドレール8に揚重装置(図示せず)を取り付け、かご室2を吊る。次に、油圧ジャッキ内部の圧力及び作動油を抜き去り、シリンダ5の上部のパッキン7を除去する。そして、かご室2を吊り上げ、シリンダ5の上部に環状の樹脂製ガイド部材20を備えた延長シリンダ21を装着する。次に、揚重装置でかご室2を移動し、シリンダ支持具16を設置し、さらにおもりガイド部材17を設置する。次に、一対のつり合いおもり15を油圧ジャッキのシリンダ5を挟んで両側に分割して配置し、おもりガイド部材17に案内されるように取り付け、さらに一対のつり合いおもり15間におもり連結具18を取り付けて一体化する。そして、昇降路ピットにおもり用緩衝器22を設置する。次に、かご室2底部の綱止め具に主索14の一端を締結する。そして、昇降路1上部の巻上機11の綱車12に主索14を巻き掛け、主索14の他端を機械台10に締結する。次に、つり合いおもり側の主索14をU字状に垂らし、つり合いおもり吊り車13に巻き掛ける。その後、揚重装置で吊るしたかご室2を下降させ、主索14でかご室2を吊るす。最後に、揚重装置を撤去し、配管や機械室の油圧装置を撤去してリニューアルを完了する。
図9は他の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の縦断面図、図10は他の間接式油圧エレベータの一例を示す昇降路の横断面図、図11はこの発明の実施の形態2におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータを示す昇降路の縦断面図、図12はこの発明の実施の形態2におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータのローピング構成を示す概略斜視図、図13はこの発明の実施の形態2におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータを示す昇降路上部の横断平面図、図14はこの発明の実施の形態2におけるリニューアル方法によりリニューアルされた間接式油圧エレベータを示す昇降路下部の横断平面図である。なお、図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図11〜図14において、図9〜図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。10は昇降路上部又は一対のジャッキガイドレール26の上端部に設置された機械台で、ここでは一対のジャッキガイドレール26の上端部間に跨って水平に設置されている。11は機械台10上にセットされた巻上機、12は巻上機11の綱車、13は油圧ジャッキのプランジャ6の上端部に設けられた一対のつり合いおもり吊り車、27は機械台10の下部に設けられた上部返し車、28は綱車12に巻き掛けられた主索で、一端はかご吊り車23を介してかご室2を吊り持ちして綱止め梁24に締結されており、他端は一対のつり合いおもり吊り車13及び上部返し車27を介して一対のつり合いおもり15を吊り持ちして機械台10に締結されている。15は既設の油圧ジャッキのプランジャ6部と一体となって昇降するように構成された一対のつり合いおもりで、油圧ジャッキのシリンダ5を挟んで両側に分割して設けられている。つり合いおもり側の主索28は、巻上機11の綱車12からつり合いおもり15の上部に設けた第1の吊り車13を介してジャッキガイドレール26の頂部に設けた上部返し車27、この上部返し車27からつり合いおもり15の上部に設けた第2の吊り車13を経由して、機械台10に締結されている。29はジャッキ台4に設けられたおもり用緩衝器で、一対のつり合いおもり15の直下に位置するように配置されている。30は昇降路ピットに設けられたかご室用緩衝器で、かご室2の直下に位置するように配置されている。
先ず、油圧エレベータを運転し、昇降路1上部もしくは一対のジャッキガイドレール26の上端部間に跨って設置する機械台10にセットした巻上機11及び上部返し車27を揚重する。ジャッキガイドレール26の上端部に機械台10にセットした巻上機11及び上部返し車27を設置する。次に、油圧エレベータを運転し、かご室2を昇降路1の下層部に移動し、停止する。機械台10又はジャッキガイドレール26に揚重装置(図示せず)を取り付け、かご室2を吊る。次に、油圧ジャッキ内部の圧力及び作動油を抜き去り、シリンダ5の上部のパッキン7を除去する。次に、一対のつり合いおもり15をジャッキガイドレール26に案内されるように取り付ける。そして、ジャッキ台4におもり用緩衝器29を設置し、昇降路ピットにかご室用緩衝器30を設置する。次に、主索28の一端を綱止め梁24に締結し、昇降路1上部の巻上機11の綱車12に主索28を巻き掛け、主索28の他端を機械台10に締結する。次に、つり合いおもり側の主索28をU字状に垂らし、つり合いおもり15の上部に設けた第1の吊り車13を介して昇降路の頂部に設けた上部返し車27、さらにこの上部返し車27からつり合いおもり15の上部に設けた第2の吊り車13を経由して巻き掛ける。その後、揚重装置で吊るしたかご室2を下降させ、主索28でかご室2を吊るす。最後に、揚重装置を撤去し、配管や機械室の油圧装置を撤去してリニューアルを完了する。
2 エレベータのかご
3 返し車
4 ジャッキ台
5 油圧ジャッキのシリンダ
6 油圧ジャッキのプランジャ
7 油圧ジャッキのパッキン
8 かごガイドレール
9 主索
10 機械台
11 巻上機
12 綱車
13 つり合いおもり吊り車
14 主索
15 つり合いおもり
16 シリンダ支持具
17 おもりガイド部材
18 おもり連結具
19 樹脂製ガイド
20 樹脂製ガイド部材
21 延長シリンダ
22 おもり用緩衝器
23 かご吊り車
24 綱止め梁
25 下部返し車
26 油圧ジャッキガイドレール
27 上部返し車
28 主索
29 おもり用緩衝器
30 かご用緩衝器
Claims (6)
- 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された返し車に巻き掛けられた主索の一端にかご室を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキのシリンダ側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かご室を昇降させる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、
前記昇降路上部又はかごガイドレールの上端部に巻上機を設置し、前記油圧ジャッキの作動油を抜き去るとともに、油圧ジャッキのシリンダ上部のパッキンを除去してプランジャが昇降する際の摺動抵抗を無くし、前記油圧ジャッキのプランジャの上部につり合いおもり吊り車を設け、前記油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降する一対のつり合いおもりを前記油圧ジャッキのシリンダを挟んで両側に分割して設置し、分割された一対のつり合いおもりをおもり連結具で互いに連結するとともに、油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降する前記一対のつり合いおもりは、前記油圧ジャッキのシリンダの両側に設けられたガイド部材に案内されて昇降し、前記巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端にかご室を締結し、主索の他端に前記つり合いおもり吊り車を介して前記一対のつり合いおもり及び前記プランジャを吊り持ちすることを特徴とする油圧エレベータのリニューアル方法。 - 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された返し車に巻き掛けられた主索の一端にかご室を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキのシリンダ側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かご室を昇降させる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、
前記昇降路上部又はかごガイドレールの上端部に巻上機を設置し、前記油圧ジャッキの作動油を抜き去るとともに、油圧ジャッキのシリンダ上部のパッキンを除去してプランジャが昇降する際の摺動抵抗を無くし、前記シリンダの上部にガイド部材を備えた延長シリンダを追加して装着し、前記油圧ジャッキのプランジャの上部につり合いおもり吊り車を設け、前記油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降する一対のつり合いおもりを前記油圧ジャッキのシリンダを挟んで両側に分割して設置し、分割された一対のつり合いおもりをおもり連結具で互いに連結するとともに、油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降する前記一対のつり合いおもりは、前記油圧ジャッキのシリンダの両側に設けられたガイド部材に案内されて昇降し、前記巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端にかご室を締結し、主索の他端に前記つり合いおもり吊り車を介して前記一対のつり合いおもり及び前記プランジャを吊り持ちすることを特徴とする油圧エレベータのリニューアル方法。 - 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された返し車に巻き掛けられた主索の一端はかご吊り車を介してかご室を吊り持ちして昇降路頂部に設けられた綱止め梁に締結され、前記主索の他端は前記油圧ジャッキのシリンダ側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かご室を昇降させる間接式油圧エレベータをロープ式エレベータにリニューアルする方法であって、
前記昇降路上部又はジャッキガイドレールの上端部に巻上機及び上部返し車を設置し、前記油圧ジャッキの作動油を抜き去るとともに、油圧ジャッキのシリンダ上部のパッキンを除去してプランジャが昇降する際の摺動抵抗を無くし、前記油圧ジャッキのプランジャの上部に一対のつり合いおもり吊り車を設け、前記油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降する一対のつり合いおもりを前記油圧ジャッキのシリンダを挟んで両側に分割して設置し、油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降する前記一対のつり合いおもりは、前記ジャッキガイドレールに案内されて昇降し、前記巻上機の綱車に巻き掛けられた主索の一端はかご吊り車を介してかご室を吊り持ちして昇降路頂部の綱止め梁に締結し、主索の他端は前記一対のつり合いおもり吊り車及び前記上部返し車を介して前記一対のつり合いおもり及び前記プランジャを吊り持ちすることを特徴とする油圧エレベータのリニューアル方法。 - 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された返し車に巻き掛けられた主索の一端にかご室を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキのシリンダ側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かご室を昇降させる間接式油圧エレベータからロープ式エレベータにリニューアルされたものであって、
前記昇降路上部又はかごガイドレールの上端部に設置された巻上機と、
内部の作動油が抜き去られるとともに、シリンダ上部のパッキンが除去されてプランジャが昇降する際の摺動抵抗を無くした既設の油圧ジャッキと、
前記油圧ジャッキのプランジャの上部に設けられたつり合いおもり吊り車と、
前記油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降するように前記油圧ジャッキのシリンダを挟んで両側に分割して設置され、前記油圧ジャッキのシリンダの両側に設けられたガイド部材に案内されて昇降する一対のつり合いおもりと、
前記分割された一対のつり合いおもりを互いに連結するおもり連結具と、
前記巻上機の綱車に巻き掛けられ、その一端にかご室を締結し、他端に前記つり合いおもり吊り車を介して前記一対のつり合いおもり及び前記プランジャを吊り持ちする主索と、
を備えたことを特徴とする油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。 - 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された返し車に巻き掛けられた主索の一端にかご室を締結し、前記主索の他端を前記油圧ジャッキのシリンダ側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かご室を昇降させる間接式油圧エレベータからロープ式エレベータにリニューアルされたものであって、
前記昇降路上部又はかごガイドレールの上端部に設置された巻上機と、
内部の作動油が抜き去られるとともに、シリンダ上部のパッキンが除去されてプランジャが昇降する際の摺動抵抗を無くした既設の油圧ジャッキと、
前記既設の油圧ジャッキのシリンダの上部に追加して装着されたガイド部材を有する延長シリンダと、
前記油圧ジャッキのプランジャの上部に設けられたつり合いおもり吊り車と、
前記油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降するように前記油圧ジャッキのシリンダを挟んで両側に分割して設置され、前記油圧ジャッキのシリンダの両側に設けられたガイド部材に案内されて昇降する一対のつり合いおもりと、
前記分割された一対のつり合いおもりを互いに連結するおもり連結具と、
前記巻上機の綱車に巻き掛けられ、その一端にかご室を締結し、他端に前記つり合いおもり吊り車を介して前記一対のつり合いおもり及び前記プランジャを吊り持ちする主索と、
を備えたことを特徴とする油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。 - 昇降路内に油圧ジャッキのシリンダ及びプランジャを備え、前記プランジャの頂部に固定された返し車に巻き掛けられた主索の一端はかご吊り車を介してかご室を吊り持ちして昇降路頂部に設けられた綱止め梁に締結され、前記主索の他端は前記油圧ジャッキのシリンダ側に締結して、前記油圧ジャッキのプランジャの昇降とともに前記かご室を昇降させる間接式油圧エレベータをからロープ式エレベータにリニューアルされたものであって、
前記昇降路上部又はジャッキガイドレールの上端部にそれぞれ設置された巻上機及び上部返し車と、
内部の作動油が抜き去られるとともに、シリンダ上部のパッキンが除去されてプランジャが昇降する際の摺動抵抗を無くした既設の油圧ジャッキと、
前記油圧ジャッキのプランジャの上部に設けられた一対のつり合いおもり吊り車と、
前記油圧ジャッキのプランジャと一体的に昇降するように前記油圧ジャッキのシリンダを挟んで両側に分割して設置され、前記ジャッキガイドレールに案内されて昇降する一対のつり合いおもりと、
前記巻上機の綱車に巻き掛けられ、その一端はかご吊り車を介してかご室を吊り持ちして昇降路頂部の綱止め梁に締結され、その他端は前記一対のつり合いおもり吊り車及び前記上部返し車を介して前記一対のつり合いおもり及び前記プランジャを吊り持ちする主索と、
を備えたことを特徴とする油圧式からリニューアルされたロープ式エレベータ。
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