JP6525328B2 - エレベータ機器搬出入方法およびエレベータ機器搬出入装置 - Google Patents

エレベータ機器搬出入方法およびエレベータ機器搬出入装置 Download PDF

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Description

この発明は、エレベータ機器を昇降路に対して搬出入するエレベータ機器搬出入方法およびエレベータ機器搬出入装置に関する。
従来、昇降路の底面に固定された固定治具と、固定治具とかご枠の下梁とに渡って巻かれたベルトとを用いて、かごと昇降路とを連結した状態で、既設かごパネルを昇降路から搬出し、その後、新設かごパネルを昇降路に搬入するエレベータ機器搬出入方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−169061号公報
しかしながら、かごおよびつり合い重りを含む既設エレベータ機器を新設エレベータ機器に交換する場合には、既設エレベータ機器をピットに置いた後に、作業者が既設エレベータ機器を最下階乗場に搬出し、さらに、作業者が既設エレベータ機器を最下階乗場から搬出階乗場まで階段を用いて移動させなければならず、既設エレベータ機器の搬出の作業効率が悪いという問題点があった。
この発明は、既設エレベータ機器の搬出の作業効率を向上させることができるエレベータ機器搬出入方法およびエレベータ機器搬出入装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータ機器搬出入方法は、複数の既設ガイドレールの一部である既設ガイドレール一部を昇降路の壁から取り外す既設ガイドレール一部取外工程と、既設ガイドレール一部取外工程の後、既設ガイドレール一部取外工程において昇降路の壁に取り残された既設ガイドレールの残部である既設ガイドレール残部に沿って昇降する仮設昇降体を設置する仮設昇降体設置工程と、仮設昇降体設置工程の後、ピットに置かれた既設エレベータ機器を仮設昇降体に載せ、仮設昇降体を既設ガイドレール残部に沿って上昇させる既設エレベータ機器搬出工程とを備えている。
この発明に係るエレベータ機器搬出入方法によれば、ピットに置かれた既設エレベータ機器を仮設昇降体に載せ、仮設昇降体を既設ガイドレール残部に沿って上昇させるので、既設エレベータ機器の搬出の作業効率を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ機器搬出入装置を示す正面図である。 図1の仮設昇降体を示す拡大図である。 図2の上部ガイドローラを示す平面図である。 図1のエレベータ機器搬出入装置を示す側面図である。 図1の仮設昇降体が上昇した状態を示す正面図である。 図4のVI−VI線に沿った矢視断面図である。 図4の仮設昇降体本体を示す縦断面図である。 図7の前壁が変位した状態を示す縦断面図である。 図1のエレベータ機器搬出入装置を用いて昇降路に搬出入されるエレベータ機器を示す平面図である。 図1のエレベータ機器搬出入装置を用いてエレベータ機器を昇降路に対して搬出入する方法を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ機器搬出入装置を示す正面図である。図において、エレベータ機器搬出入装置は、ガイドレール301に沿って昇降路302を昇降する仮設昇降体1と、ガイドレール301における搬出階乗場303よりも上方の部分に設けられ、仮設昇降体1を昇降させる揚重装置であるウインチ2とを備えている。この例では、搬出階は、1階となっている。搬出階とピット304との間には、地下1階が設けられている。ガイドレール301は、高さ方向に延びて配置されている。仮設昇降体1が設置される前のガイドレール301は、ピット304から最上階乗場よりも上方の位置まで延びるように配置される。
図2は図1の仮設昇降体1を示す拡大図である。仮設昇降体1は、箱形状の仮設昇降体本体11と、仮設昇降体本体11の上部に設けられ、ガイドレール301に沿って仮設昇降体本体11を案内する上部ガイドローラ12と、仮設昇降体本体11の下部に設けられ、ガイドレール301に沿って仮設昇降体本体11を案内する下部ガイドローラ13とを有している。
図3は図2の上部ガイドローラ12を示す平面図である。ガイドレール301は、昇降路302の壁に沿って設けられる板形状の基部305と、基部305に設けられ、昇降路302の壁から離れる方向に基部305から突出するレール部306とを有している。ガイドレール301は、図示しないブラケットを介して昇降路302の壁に固定されている。
上部ガイドローラ12は、レール部306の幅方向一方面を転動する第1ローラ121と、レール部306の幅方向他方面を転動する第2ローラ122と、レール部306の頂部を転動する第3ローラ123と、仮設昇降体本体11に固定され、第1ローラ121、第2ローラ122および第3ローラ123を回転自在に支持するローラ支持部124とを有している。第1ローラ121および第2ローラ122がレール部306を幅方向に挟むことによって、仮設昇降体1が幅方向に移動することが規制される。なお、図示していないが、下部ガイドローラ13は、上部ガイドローラ12と同様の構成となっている。
図4は図1のエレベータ機器搬出入装置を示す側面図である。ウインチ2は、ウインチ本体21と、ガイドレール301に固定され、ウインチ本体21を支持するウインチ支持部22と、ウインチ本体21に巻かれたワイヤ23とを有している。ウインチ本体21は、搬出階乗場303よりも上方に配置されている。ワイヤ23の先端部は、仮設昇降体本体11の上部におけるガイドレール301から最も離れた部分に接続されている。したがって、ワイヤ23は、上方に向かうにつれてガイドレール301に近づくように水平面に対して傾いて配置される。ウインチ本体21がワイヤ23を巻き上げると、仮設昇降体1には、上方向の力と、ガイドレール301に近づく方向の力が作用する。ガイドレール301に近づく方向への力が仮設昇降体1に作用することによって、仮設昇降体1がガイドレール301から離れる方向に移動することが規制される。
図5は図1の仮設昇降体1が上昇した状態を示す正面図である。ウインチ2の駆動によって、仮設昇降体1は、ピット304と搬出階乗場303との間を移動する。仮設昇降体1は、仮設昇降体1が昇降する場合にガイドレール301に案内されるので、水平方向への移動が規制される。これにより、仮設昇降体1が昇降する際に、仮設昇降体1が昇降路302の壁またはこの壁に取り付けられている部材に衝突することが防止される。
図6は図4のVI−VI線に沿った矢視断面図である。ウインチ支持部22の下面には、ガイドレール301の上端部が嵌められるT字状の溝221が形成されている。溝221にガイドレール301の上端部が嵌められるようにウインチ支持部22をガイドレール301の上端部に載せることによって、ウインチ支持部22がガイドレール301に固定される。
図7は図4の仮設昇降体本体11を示す縦断面図である。仮設昇降体本体11は、エレベータ機器が載せられる床部111と、床部111に立てられた側壁112と、昇降路302の壁の中で搬出階乗場303が形成されている壁に面する前壁113とを有している。前壁113の下端部は、蝶番を介して床部111に取り付けられている。
図8は図7の前壁113が変位した状態を示す縦断面図である。前壁113は、床部111から上方の延びる起立位置と、床部111から水平方向に延びる平伏位置との間で変位する。前壁113の位置が平伏位置である場合に、前壁113の上面は、床部111の上面と同一平面上に配置される。仮設昇降体本体11が搬出階乗場303に隣り合う状態で、前壁113の位置が平伏位置である場合に、前壁113は、床部111と搬出階乗場303とに渡って配置される。これにより、作業者は、仮設昇降体本体11と搬出階乗場303との間でエレベータ機器を容易に移動させることができる。
次に、エレベータ機器搬出入方法について説明する。図9は図1のエレベータ機器搬出入装置を用いて昇降路302に搬出入されるエレベータ機器を示す平面図である。この例では、エレベータ機器として、かご307、つり合い重り308、かご用ガイドレール309およびつり合い重り用ガイドレール310を例に説明する。したがって、既設エレベータ機器には、既設のかご307、既設のつり合い重り308、既設のかご用ガイドレール309および既設のつり合い重り用ガイドレール310が含まれ、新設エレベータ機器には、新設のかご307、新設のつり合い重り308、新設のかご用ガイドレール309および新設のつり合い重り用ガイドレール310が含まれる。なお、エレベータ機器には、これら以外にも、例えば、緩衝器、エレベータ制御盤または巻上機などが含まれてもよい。
以下、既設エレベータ機器を昇降路302から搬出し、新設エレベータ機器を昇降路302に搬入する方法について説明する。図10は図1のエレベータ機器搬出入装置を用いてエレベータ機器を昇降路302に対して搬出入する方法を示すフローチャートである。まず、既設のかご307を利用して、仮設昇降体1を搬出階乗場303からピット304に搬入する(仮設昇降体搬入工程)(ステップS101)。その後、既設のかご307および既設のつり合い重り308を解体して、解体された既設のかご307および既設のつり合い重り308をピット304に置く(既設かごつり合い重り解体工程)(ステップS102)。
その後、複数の既設ガイドレールの一部である既設ガイドレール一部を昇降路302の壁から取り外す(既設ガイドレール一部取外工程)(ステップS103)。この例の既設ガイドレール一部取外工程では、2本の既設のかご用ガイドレール309の中の1本と、2本の既設のつり合い重り用ガイドレール310の両方とを昇降路302の壁から取り外す。また、この例の既設ガイドレール一部取外工程では、昇降路302の壁に取り残される既設のかご用ガイドレール309の中で、搬出階乗場303から所定の高さ、具体的には、例えば、2mの高さよりも上方の部分も、昇降路302の壁から取り外す。したがって、既設ガイドレール一部取外工程において昇降路302の壁に取り残される既設のガイドレールの残部である既設ガイドレール残部は、ピット304と搬出階乗場303から所定の高さの位置との間に配置されたかご用ガイドレール309の部分となる。言い換えれば、既設ガイドレール一部取外工程において昇降路302の壁から取り外される既設のガイドレールの一部である既設ガイドレール一部は、1本の既設のかご用ガイドレール309と、残りの既設のかご用ガイドレール309における搬出階乗場303から所定の高さの位置よりも上方に配置された部分と、2本の既設のつり合い重り用ガイドレール310となる。昇降路302の壁から取り外された既設ガイドレール一部は、ピット304に置かれる。かご、既設ガイドレール一部取外工程において昇降路302の壁に取り残される既設ガイドレールは、つり合い重り用ガイドレール310であってもよい。
その後、仮設昇降体1を既設ガイドレール残部に設置する(仮設昇降体設置工程)(ステップS104)。仮設昇降体設置工程では、既設ガイドレール残部の上端部にウインチ2を取り付ける。これにより、ウインチ2は、既設ガイドレール残部における搬出階乗場303よりも上方の部分に設置される。仮設昇降体設置工程では、既設ガイドレール残部における上端部が搬出階乗場303から所定の高さにある場合には、既設ガイドレール残部の上端部がウインチ支持部22の溝221に嵌められるようにウインチ支持部22を既設ガイドレール残部の上端部に載せる。一方、既設ガイドレール残部における上端部が搬出階乗場303から所定の高さよりも上方にある場合には、既設ガイドレール残部の上端部の位置が搬出階乗場303から所定の高さの位置となるように既設ガイドレール残部を切断した後に、既設ガイドレール残部の上端部が溝221に嵌められるようにウインチ支持部22を既設ガイドレール残部の上端部に載せたり、または、既設ガイドレール残部を切断せずに、既設ガイドレール残部における搬出階乗場303から所定の高さにある部分にレールクリップを用いてウインチ支持部22を固定したりする。なお、ウインチ2は、既設ガイドレール残部の上端部に限らず、例えば、ピット304に固定してもよい。この場合、既設ガイドレール残部の上端部には、ワイヤ23が巻き掛けられる滑車が設置される。
その後、ピット304に置かれた既設エレベータ機器を仮設昇降体1に載せ、ウインチ2を駆動させて、既設エレベータ機器が搬出階乗場303に達するまで仮設昇降体1を既設ガイドレール残部に沿って上昇させる(既設エレベータ機器搬出工程)(ステップS105)。なお、既設エレベータ機器搬出工程では、搬出される既設ガイドレール一部を搬出し易い長さに切断してもよい。
その後、新設エレベータ機器を仮設昇降体1に載せ、新設エレベータ機器がピット304に達するまで仮設昇降体1を既設ガイドレール残部に沿って下降させる(新設エレベータ機器搬入工程)(ステップS106)。
その後、既設ガイドレール一部取外工程において昇降路302の壁に取り残された既設ガイドレール残部を昇降路302の壁から取り外す(既設ガイドレール残部取外工程)(ステップS107)。
その後、新設エレベータ機器に含まれる新設ガイドレールを昇降路302の壁に取り付ける(新設ガイドレール取付工程)(ステップS108)。新設ガイドレールには、新設のかご用ガイドレール309および新設のつり合い重り用ガイドレール310が含まれる。新設ガイドレールが取り付けられる位置は、既設ガイドレールが取り付けられる位置と同一の位置であってもよく、また、既設ガイドレールが取り付けられる位置と異なる位置であってもよい。
その後、既設ガイドレール残部を仮設昇降体1に載せ、既設ガイドレール残部が搬出階乗場303に達するまで仮設昇降体1を新設ガイドレールに沿って昇降させる(既設ガイドレール残部搬出工程)(ステップS109)。
その後、新設のかご307および新設のつり合い重り308を昇降路302に設置する(新設かごつり合い重り設置工程)(ステップS110)。その後、仮設昇降体1を新設ガイドレールから撤去する(仮設昇降体撤去工程)(ステップS111)。その後、新設のかご307を利用して、仮設昇降体1をピット304から搬出階乗場303に搬出する(仮設昇降体搬出工程)(ステップS112)。以上により、エレベータ機器搬出入方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータ機器搬出入方法によれば、既設ガイドレール一部を昇降路302の壁から取り外す既設ガイドレール一部取外工程と、既設ガイドレール一部取外工程の後、既設ガイドレール残部に沿って昇降する仮設昇降体1を設置する仮設昇降体設置工程と、仮設昇降体設置工程の後、ピット304に置かれた既設エレベータ機器を仮設昇降体1に載せ、仮設昇降体1を既設ガイドレール残部に沿って上昇させる既設エレベータ機器搬出工程とを備えているので、既設エレベータ機器の搬出の作業効率を向上させることができる。また、仮設昇降体1が既設ガイドレール残部に沿って上昇するので、仮設昇降体1が上昇する際に仮設昇降体1が水平方向に揺れることを抑制することができる。また、仮設昇降体1を案内するガイドレールを新たに設置する必要がないので、既設エレベータ機器の搬出の作業効率を向上させることができる。
また、既設エレベータ機器搬出工程で仮設昇降体1に載せられる既設エレベータ機器には、既設ガイドレール一部取外工程で昇降路302の壁から取り外された既設ガイドレール一部が含まれるので、既設ガイドレールの搬出の作業効率を向上させることができる。
また、仮設昇降体設置工程では、仮設昇降体1を昇降させるためのウインチ2を既設ガイドレール残部における搬出階乗場303よりも上方の部分に設置するので、簡単な構成で、仮設昇降体1をピット304から搬出階乗場303にまで上昇させることができる。
また、このエレベータ機器搬出入方法は、既設エレベータ機器搬出工程の後、新設エレベータ機器を仮設昇降体1に載せ、仮設昇降体1を既設ガイドレール残部に沿って下降させる新設エレベータ機器搬入工程をさらに備えているので、新設エレベータ機器の搬入の作業効率を向上させることができる。
また、このエレベータ機器搬出入方法は、新設エレベータ機器搬入工程の後、既設ガイドレール残部を昇降路302の壁から取り外す既設ガイドレール残部取外工程と、新設エレベータ機器搬入工程の後、新設エレベータ機器に含まれる新設ガイドレールを昇降路302の壁に取り付ける新設ガイドレール取付工程と、既設ガイドレール残部取外工程および新設ガイドレール取付工程の後、既設ガイドレール残部を仮設昇降体1に載せ、仮設昇降体1を新設ガイドレールに沿って上昇させる既設ガイドレール残部搬出工程とをさらに備えているので、既設エレベータ機器の搬出の作業効率を向上させることができる。
また、この発明の実施の形態1に係るエレベータ機器搬出入装置によれば、ガイドレール301に沿って昇降する仮設昇降体1と、ガイドレール301における搬出階乗場303よりも上方の部分に設けられ、仮設昇降体1を昇降させるウインチ2とを備えているので、既設エレベータ機器の搬出の作業効率を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1では、仮設昇降体1が箱形状の仮設昇降体本体11を有する構成について説明したが、板形状の仮設昇降体本体11を有する構成であってもよい。また、仮設昇降体1は、箱形状の仮設昇降体本体11に対して出し入れされる台車をさらに有した構成であってもよい。これにより、エレベータ機器を台車に載せた状態で台車を仮設昇降体本体11に対して出し入れすることによって、エレベータ機器を容易に仮設昇降体本体11に対して出し入れすることができる。また、仮設昇降体1は、仮設昇降体本体11に回転自在に設けられたキャスタをさらに有してもよい。これにより、キャスタが搬出階乗場303を転動するように仮設昇降体1を搬出階乗場303に配置した場合に、仮設昇降体1を容易に移動させることができる。
また、上記実施の形態1では、1本のガイドレールに仮設昇降体1を設置する構成について説明したが、2本のガイドレールに渡って仮設昇降体1を設置する構成であってもよい。この場合、仮設昇降体1の水平方向の移動をより確実に抑制することができる。
また、上記実施の形態1では、揚重装置としてウインチ2を例に説明したが、ホイストまたはチェーンブロックなどの揚重装置であってもよい。
また、上記実施の形態1では、ウインチ支持部22がガイドレール301に固定される構成について説明したが、ウインチ支持部22が、ガイドレール301を昇降路302の壁に固定するブラケットに固定される構成であってもよい。
1 仮設昇降体、2 ウインチ、11 仮設昇降体本体、12 上部ガイドローラ、13 下部ガイドローラ、21 ウインチ本体、22 ウインチ支持部、23 ワイヤ、111 床部、112 側壁、113 前壁、121 第1ローラ、122 第2ローラ、123 第3ローラ、124 ローラ支持部、221 溝、301 ガイドレール、302 昇降路、303 搬出階乗場、304 ピット、305 基部、306 レール部、307 かご、308 つり合い重り、309 かご用ガイドレール、310 つり合い重り用ガイドレール。

Claims (6)

  1. 複数の既設ガイドレールの一部である既設ガイドレール一部を昇降路の壁から取り外す既設ガイドレール一部取外工程と、
    前記既設ガイドレール一部取外工程の後、前記既設ガイドレール一部取外工程において前記昇降路の壁に取り残された前記既設ガイドレールの残部である既設ガイドレール残部に沿って昇降する仮設昇降体を設置する仮設昇降体設置工程と、
    前記仮設昇降体設置工程の後、ピットに置かれた既設エレベータ機器を前記仮設昇降体に載せ、前記仮設昇降体を前記既設ガイドレール残部に沿って上昇させる既設エレベータ機器搬出工程と
    を備えたエレベータ機器搬出入方法。
  2. 前記既設エレベータ機器搬出工程で前記仮設昇降体に載せられる前記既設エレベータ機器には、前記既設ガイドレール一部取外工程で前記昇降路の壁から取り外された前記既設ガイドレール一部が含まれる請求項1に記載のエレベータ機器搬出入方法。
  3. 前記仮設昇降体設置工程では、前記仮設昇降体を昇降させるための揚重装置を前記既設ガイドレール残部における前記搬出階乗場よりも上方の部分に設置する請求項1または請求項2に記載のエレベータ機器搬出入方法。
  4. 前記既設エレベータ機器搬出工程の後、新設エレベータ機器を前記仮設昇降体に載せ、前記仮設昇降体を前記既設ガイドレール残部に沿って下降させる新設エレベータ機器搬入工程をさらに備えた請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベータ機器搬出入方法。
  5. 前記新設エレベータ機器搬入工程の後、前記既設ガイドレール一部取外工程において前記昇降路の壁に取り残された前記既設ガイドレール残部を前記昇降路の壁から取り外す既設ガイドレール残部取外工程と、
    前記新設エレベータ機器搬入工程の後、前記新設エレベータ機器に含まれる新設ガイドレールを前記昇降路の壁に取り付ける新設ガイドレール取付工程と、
    前記既設ガイドレール残部取外工程および前記新設ガイドレール取付工程の後、前記既設ガイドレール残部を前記仮設昇降体に載せ、前記仮設昇降体を前記新設ガイドレールに沿って上昇させる既設ガイドレール残部搬出工程と
    をさらに備えた請求項4に記載のエレベータ機器搬出入方法。
  6. ガイドレールに沿って昇降する仮設昇降体と、
    前記ガイドレールにおける搬出階乗場よりも上方の部分に設けられ、前記仮設昇降体を昇降させる揚重装置と
    を備えたエレベータ機器搬出入装置。
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