JP6650416B2 - 乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法 - Google Patents
乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法 Download PDFInfo
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Description
(1)既設支持アングルにおける受け台に載置される掛かり代よりも長い掛かり代を有する支持フレームをフレーム又は既設支持アングルに取り付ける工程。
(2)支持フレームの幅方向の外側において、受け台又は受け台に設けた部材に幅方向規制部材を固定する工程。
1−1.乗客コンベア及び建築構造物の構成例
まず、図1〜図3を参照して乗客コンベアの第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)について説明する。
図1は、本例の乗客コンベア及び建築構造物を示す概略構成図、図2は、乗客コンベアと建築構造物との支持構造を示す側面図である。図3は、乗客コンベアと建築構造物との支持構造を示す平面図である。
乗客コンベア1は、建築構造物200に設置されたフレーム2と、下部床プレート3Aと、上部床プレート3Bと、乗客を乗せる複数の踏段5と、一対の欄干部材6、6と、下部スプロケット7と、上部スプロケット8と、不図示の駆動部とを備えている。また、乗客コンベア1は、既設支持アングル9と、支持フレーム10と、幅方向規制部材20と、を備えている。
一対の欄干部材6、6は、フレーム2の上部に支持されており、フレーム2の幅方向の両側に配置されている。
図2に示すように、既設支持アングル9は、延在する方向から見た形状が略L字状の形成されている。既設支持アングル9は、フレーム2の長手方向の両端部における上下方向の上端部に固定されている。
次に、支持フレーム10について説明する。
図2及び図3に示すように、支持フレーム10は、フレーム2の長手方向の両端部にそれぞれ2つずつ配置されている。さらに、支持フレーム10は、下部床プレート3Aを幅方向の両側から挟むように、フレーム2の幅方向の両端部に配置されている。
次に、幅方向規制部材20について説明する。
図2及び図3に示すように、幅方向規制部材20は、略平板状に形成されている。幅方向規制部材20は、支持フレーム10における下部床プレート3Aと対向する一面10aとは反対側の他面10bと対向する位置、すなわち支持フレーム10の外側に配置されている。この幅方向規制部材20は、下部受け台205AがH型鋼材で形成されている場合、下部受け台205Aに例えば、溶接により固定される。
次に、上述した構成を有する乗客コンベアのリニューアル方法について説明する。
なお、図1及び図2に示すように、乗客コンベア1のフレーム2には、予め既設支持アングル9が固定されている。まず、フレーム2又は既設支持アングル9の支持片12の上面に支持フレーム10を、例えば固定ボルト16を用いて固定し、支持フレーム10の先端部を仕上げ床面203に載置する。固定ボルト16を用いることで、溶接作業を行うことが困難な既設のフレーム2や既設支持アングル9に対して、支持フレーム10を容易に取り付けることができる。
次に、幅方向規制部材の固定方法の他の例について図4を参照して説明する。
図4は、幅方向規制部材の固定方法の他の例を示す断面図である。
次に、図5を参照して乗客コンベアと建築構造物との支持構造の第2の実施の形態例について説明する。
図5は、第2の実施の形態例にかかる乗客コンベアと建築構造物との支持構造を示す断面図である。
次に、図6を参照して乗客コンベアと建築構造物との支持構造の第3の実施の形態例について説明する。
図6は、第3の実施の形態例にかかる乗客コンベアと建築構造物との支持構造を示す側面図である。
Claims (3)
- 建築構造物に設けられる乗客コンベアにおいて、
前記建築構造物に設置されたフレームと、
前記フレーム内に設けられて、前記フレーム内を循環移動する無端状に連結された複数の踏段と、
前記フレームにおける前記複数の踏段の進行方向の両端部に設けられ、前記建築構造物の仕上げ床面から上下方向の下方に凹んだ受け台に載置されて前記フレームを支持する既設支持アングルと、
一端が前記フレーム又は前記既設支持アングルに固定され、他端が前記仕上げ床面に載置され、前記既設支持アングルにおける前記受け台に載置される掛かり代よりも長い掛かり代を有する支持フレームと、
前記支持フレームの幅方向の外側に配置され、前記受け台又は前記受け台に設けた部材に固定される幅方向規制部材と、を備え、
前記幅方向規制部材における固定された面から上下方向の上端部までの長さは、前記受け台から前記仕上げ床面までの長さよりも長く設定されている
乗客コンベア。 - 前記幅方向規制部材は、前記受け台又は前記受け台に設けた部材に固定ボルトを介して固定される
請求項1に記載の乗客コンベア。 - 予め建築構造物に設置されたフレームと、前記フレーム内に設けられて、前記フレーム内を循環移動する複数の踏段と、前記フレームにおける前記複数の踏段の進行方向の両端部に設けられ、前記建築構造物の仕上げ床面から上下方向の下方に凹んだ受け台に載置された既設支持アングルとを備えた乗客コンベアのリニューアル方法において、
前記既設支持アングルにおける前記受け台に載置される掛かり代よりも長い掛かり代を有する支持フレームを前記フレーム又は前記既設支持アングルに取り付ける工程と、
前記支持フレームの幅方向の外側において、前記受け台又は前記受け台に設けた部材に幅方向規制部材を固定する工程と、
を含み、
前記幅方向規制部材における固定された面から上下方向の上端部までの長さは、前記受け台から前記仕上げ床面までの長さよりも長く設定されている
乗客コンベアのリニューアル方法。
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JP2017009133A JP6650416B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 乗客コンベア及び乗客コンベアのリニューアル方法 |
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