JP6169425B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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本発明はエスカレーターや動く歩道などの乗客コンベアに係わり、特に乗客コンベア本体枠を建屋等の建築構造体あるいは土木構造体へ設置する際の設置構造の改善に関するものである。
従来の乗客コンベアを建屋等の建築構造体に設置する際、乗客コンベア下部に形成された本体枠の上端部と下端部を建屋の各階床に設置するとともに、本体枠の上端部と下端部の中間に中間支持部を設置するのが一般的である。
建屋と乗客コンベアの本体枠を接続する中間支持部は、例えば特許文献1に記載されたように、乗客荷重や自重による乗客コンベア本体枠の撓みを抑制するために設置される。
特許文献1には、トラスの負荷荷重による大きな負荷を解消して材料疲労を防止すると共に、トラス自体の材料強度を補強することなく信頼性や安全性の向上を図る乗客コンベアにおけるトラスの中間支持部が記載されている。
引用文献1は、建物の各階床の間に傾斜して設けられた乗客コンベアにおいて、一方の階床にトラスの一端部を固定し、他の階床にトラスの他端部を移動可能に設け、トラスの中程に傾斜面を有する傾斜支え部材を設け、その直下に傾斜面を有する傾斜支持部材を備えた基礎側のベース本体を設け、トラスに設けた支え片直下のベース本体に支え片を支承するボルトを設けている。
特開平5−294590号公報
特許文献1に記載された中間支持部構造の場合には、乗客コンベアの設置工事を行なう際に、乗客コンベアの主枠体の下方、または中間支持部の周囲から設置作業を行う必要があった。このため、設置作業を行う場合に建築構造体の壁や外装板などにより中間支持部の周囲が覆われていると設置作業空間が狭くなる。
設置作業空間が狭すぎて中間支持部の周囲から設置作業をすることができない場合には、乗客コンベア主枠体に開口部を設けて、作業員が開口部を介して主体枠の上部から作業をすることになる。主体枠の開口部から中間支持部の設置作業を行う場合は、開口部から作業者の手の届く範囲の作業しかできないことや、取り付け部品を開口部の間口にあわせて複数個に分割して製作するため部品点数が多くなり、作業工数が長くなるという課題があった。
図4は、従来例の乗客コンベア構造を示す側面図である。図5は、図4のA−A線矢視図である。図4、図5において、乗客コンベアCは、下部の乗降口から上部の乗降口にかけて無端状に連結されて移動する踏段14と、踏段14と同期して移動する移動手摺4と、移動手摺4の走行路を形成する欄干5などの構造体を有し、これらの構造体を支持するための本体枠3をコンベア下部に備え、乗客コンベアCの踏段進行方向に延長された本体枠3の端部に設けた下部受梁12、上部受梁13により建屋の下部階床1及び上部階床2に架設される。
乗客コンベアCは、さらに下部受梁12と上部受梁13の中間部分で本体枠3と建屋基礎Bの間に設置された中間支持部6Aを備える。
中間支持部6Aは、乗客コンベアの本体枠3側に設けた中間支持受部7と、建屋基礎B側に設置された支持台8を備え、さらに中間支持受部7と支持台8との間にはスペーサ等を有する高さ調整部9を備える。
支持台8は建屋基礎Bに溶接やアンカーボルト等により強固に固定され、支持台8の上に主体枠3の中間支持受部7を設置することで乗客コンベアCより受ける荷重を支持する。
図5に示すように、乗客コンベアCの本体枠3に設置された中間支持受部7には、本体枠に横方向(本体枠の幅方向)の力が加わったときに本体枠の幅方向内側で支持台8と係合する係止部材10を備える。係止部材10は踏段14の進行方向と直交する方向(横方向)に対し、地震や機器の振動等により発生した変位を抑制する係合面10Aを備え、係合面10Aと支持台8が係合することで乗客コンベアCの横方向の変位を抑制する機能を有する。15は主体枠3に設けた開口部である。16は建屋壁である。
係止部材10の取り付け位置は図5に示すように、支持台8よりも本体枠の幅方向内側の位置である。
図5に示す従来構造の場合、支持台8を建屋基礎Bに設置した後、乗客コンベア本体枠3を架設し、中間支持部6Aの高さ調整作業を行う。高さ調整作業はスペーサの出し入れにより高さ調整部9を上下させて行うが、中間支持部6Aの周囲が建屋壁16などにより塞がれていると、乗客コンベアCを架設した後に作業者が作業を行う空間が無くなり、調整作業が困難になる。このような場合、乗客コンベアに作業スペースを確保するための開口部15を設置する。
ここで、係止部材10は支持台8を内側から外側に向かって押さえており、開口部15と高さ調整部9との間に設置されている。開口部15からの高さ調整作業時に、開口部15と高さ調整部9との間に係止部材10が設置されていると、作業者の手が入らないなど作業空間の確保ができないことから、中間支持部6Aの高さ調整作業を行ったのち、係止部材10を取り付けていた。
この様に、従来構造では開口部を必ず設ける必要があるほか、部品を分割して製造し、現地にて設置工事を行う際に中間支持部6Aを調整後に係止部材10を設置する必要があるなど、部品点数や作業工程が多くなり課題となっていた。
本発明の目的は、乗客コンベアの中間支持部設置作業を建屋の設置環境に影響されることなく行うことができ、乗客コンベアと建屋の間に発生する変位を確実に抑制する乗客コンベアを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、建屋の下部階床から上部階床にかけて無端状に連結されて移動する踏段と、踏段と同期して移動する移動手摺と、移動手摺の走行路を形成する欄干とを含む構造体を支持するとともに、構造体下部の長手方向に延設されて、下部が下部階床に架設され上部が上部階床に架設される本体枠を備え、本体枠の中間の傾斜部に建屋と本体枠の間に設けられて本体枠を支える中間支持部を備えた乗客コンベアにおいて、中間支持部は、建屋に固定された支持台と、本体枠又は支持台のいずれか一方に予め設けた係止部材を有し、係止部材を本体枠又は支持台の何れか他方と本体枠の幅方向外側で係合させて、本体枠と建屋との間に発生する変位を抑制することを特徴とする。
本発明によれば、乗客コンベアの中間支持部設置作業を建屋の設置環境に影響されることなく行うことができ、乗客コンベアと建屋の間に発生する変位を確実に抑制する乗客コンベアを提供することができる。
本発明の実施例1における乗客コンベア構造を示す側面図。 図1のB−B線に沿う矢視断面図。 本発明の実施例2における乗客コンベア構造を示す断面図。 従来例の乗客コンベア構造を示す側面図。 図4のA−A線に沿う矢視断面図。
以下に、本発明を実施例と図面について説明する。
本発明の実施例1を図1、図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施例である乗客コンベア構造を示す側面図である。図2は、図1のB−B線に沿う矢視断面図である。図1、2において、図4、5と共通部分は同一符号を使用し、説明を省略する。
図1、図2において、乗客コンベアCは、さらに下部受梁12と上部受梁13以外に、本体枠3の中間の傾斜部を支える中間支持部6Bを備える。
中間支持部6Bは乗客コンベア本体枠側に設置された中間支持受部7と建屋側に設置する支持台8を備え、さらに中間支持受部7と支持台8との間には高さ調整部9を備える。尚、中間支持受部7は、本体枠3の一部とみなすこともできる。
乗客コンベア本体枠に設置された中間支持受部7には一対の支持台8をよりも本体枠3の幅方向外側に設けられ、本体枠3が横方向に変位した場合に支持台8と係合する一対の係止部材11を備える。係止部材11は踏段の進行方向と直交した方向(横方向)に対し、地震や機器の振動により発生した変位を抑制する係合面11Aを備え、係止部材11の係合面11Aが支持台8の外側(本体枠3の幅方向外側)と係合することで乗客コンベアの横方向の変位を抑制する機能を有する。
係止部材11の取り付け位置は上記のように、支持台8よりも本体枠3の幅方向外側の位置である。係止部材11は、予め工場等で乗客コンベア本体枠3に溶接、ボルト等で取り付けるため、作業空間を十分に確保できない設置現場での作業が大幅に簡略化できる。
また、高さ調整部9の調整作業を行う際、本体枠3下部と建屋基礎Bの間の空間を使用することもでき、あるいは本体枠3に設けた開口部を使用することもできる。
図2のように本体枠3に開口部15を設けて本体枠上側から調整作業をする場合でも、開口部15と高さ調整部9との間には係止部材11が存在しないので、高さ調整作業など中間支持部6Bの設置作業に悪影響を与えることがないとともに、係止部材11を予め設けておくことができ、高さ調整作業後に設ける必要がないので、中間支持部6Bの設置作業工数を短縮することができる。
次に、実施例2について説明する。図3は、実施例2を示す断面図である。
実施例2では、一対の係止部材17は建屋基礎に固定した支持台8に取り付けられている。実施例2では、係止部材17は踏段の進行方向と直交した方向(横方向)に対し、地震や機器の振動により発生した変位を抑制する係合面17Aを備えている。一方、主枠体3の中間支持受部18(本体枠3の一部とみなすこともできる)は、係止部材17の係合面17Aと係合する形状を有する。係止部材17の係合面17Aが本体枠の一部でもある中間支持受部18の外側(本体枠3の幅方向外側)と係合することで乗客コンベアの横方向の変位を抑制する機能を有する。
1 下部階床
2 上部階床
3 本体枠
4 移動手摺
5 欄干
6B 中間支持部
7 中間支持受部
8 支持台
9 高さ調整部
11 係止部材
11A 係合面
12 下部受梁
13 上部受梁
14 踏段
15 開口部
16 建屋壁
B 建屋基礎
C 乗客コンベア

Claims (4)

  1. 建屋の下部階床から上部階床にかけて無端状に連結されて移動する踏段と、該踏段と同期して移動する移動手摺と、該移動手摺の走行路を形成する欄干とを含む構造体を支持するとともに、前記構造体下部の長手方向に延設されて、下部が前記下部階床に架設され上部が前記上部階床に架設される本体枠を備え、前記本体枠の中間の傾斜部に前記建屋と前記本体枠の間に設けられて前記本体枠を支える中間支持部を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記中間支持部は、前記建屋に固定された支持台と、前記本体枠又は前記支持台のいずれか一方に予め設けた一対の係止部材を有し、前記一対の係止部材は、前記踏段の進行方向と直交する横方向に設けられ、前記本体枠又は前記支持台のいずれか他方と前記本体枠の幅方向外側で係合、前記本体枠と建屋との間に発生する前記乗客コンベアの横方向の変位を抑制する係合面を備えることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項において、前記中間支持部の前記係止部材は、前記支持台と前記建屋の壁との間の空間に設けられていることを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1又は2において、前記中間支持部は、前記本体枠と前記支持台の間に高さ調整部を有することを特徴とする乗客コンベア。
  4. 請求項において、前記本体枠に、前記中間支持部の高さ調整作業を行うための開口部を有することを特徴とする乗客コンベア。
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