JP2018162136A - 乗客コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】大規模地震に対応し、狭いスペースに設置が可能な落下防止装置付き乗客コンベアを提供する。
【解決手段】乗客コンベアは、トラスの長手方向端部に設けられ、建築構造物の支持梁に掛けられるトラス支持アングルと、トラスの長手方向側面に取り付けられる保持部と、保持部に、一端側がトラスの長手方向に沿って移動自在に保持され、他端側が建築構造物の支持梁上に連結される腕部とを備えて構成されている。
【選択図】図4
【解決手段】乗客コンベアは、トラスの長手方向端部に設けられ、建築構造物の支持梁に掛けられるトラス支持アングルと、トラスの長手方向側面に取り付けられる保持部と、保持部に、一端側がトラスの長手方向に沿って移動自在に保持され、他端側が建築構造物の支持梁上に連結される腕部とを備えて構成されている。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、エスカレータあるいは移動歩道のような乗客コンベアに関する。
乗客コンベアの一例であるエスカレータは、その枠体(トラス)の長手方向端部に固定されているトラス支持アングルを、建築構造物の上階側と下階側とに設けられた支持梁にかけて設置されている。近年、乗客コンベアは、従来想定されている規模より大きな規模の地震に対処することが求められている。そのための一つに、トラスと床との間を連結する落下防止装置を設けることが考えられている。
しかし、腕の長い落下防止装置を設けるには、床の上に広いスペースを必要とする。又、床の改修工事を含め、大きな手間とコストとを必要とする。
又、支持梁のかかりが外れたトラス支持アングルが揺れ戻しで支持梁に戻るとき、トラス支持アングルが支持梁に衝突してしまうことが考えられる。すると、トラスに大きな圧縮力が加えられ、トラスが破損してしまうおそれがある。
本発明の実施形態は、狭いスペースに設置が可能な落下防止装置付き乗客コンベアを提供することを目的とする。
一実施形態の乗客コンベアは、トラスの長手方向端部に設けられ、建築構造物の支持梁に掛けられるトラス支持アングルと、トラスの長手方向側面に取り付けられる保持部と、保持部に、一端側がトラスの長手方向に沿って移動自在に保持され、他端側が建築構造物の支持梁上に連結される腕部とを備えて構成した。
(第1実施形態)
図1に、乗客コンベアの一例であるエスカレータ10を示す。エスカレータ10は、例えば、商業施設や交通機関のターミナルのような建築構造物12の上階と下階との間に据え付けられている。エスカレータ10は、枠体としてのトラス14を備えている。
図1に、乗客コンベアの一例であるエスカレータ10を示す。エスカレータ10は、例えば、商業施設や交通機関のターミナルのような建築構造物12の上階と下階との間に据え付けられている。エスカレータ10は、枠体としてのトラス14を備えている。
トラス14は、建築構造物12の上階のフロアを構成する第1の床16と、下階のフロアを構成する第2の床18との間に架け渡されている。トラス14は、上側主弦部20、下側主弦部22及び複数の縦桟24をボルトや溶接で結合した骨組み構造である。トラス14は、上側階水平部26、下側階水平部28、及び上側階水平部26と下側階水平部28との間に設けられた傾斜部30とを備えている。
上側階水平部26は、第1の床16に連続するようにトラス14の長手方向に沿って傾斜部30の一方の端部に設けられている。下側階水平部28は、第2の床18に連続するようにトラス14の長手方向に沿って傾斜部30の他方の端部に設けられている。
上側階水平部26には、駆動機構34が設けられている。駆動機構34は、駆動装置36、駆動スプロケット38、駆動チェーン40を備えている。駆動装置36が出力するトルクは、駆動チェーン40を介して駆動スプロケット42に伝達される。
下側階水平部28には、従動スプロケット44が設けられている。駆動スプロケット42と従動スプロケット44との間に踏段チェーン46が巻き掛けられている。踏段チェーン46は、駆動装置36により駆動スプロケット42が回転したとき、トラス14の内部を無端状に周回する。
踏段チェーン46には、複数の踏段48が等間隔で連結されている。踏段48は、乗客が乗り込む要素であり、踏段チェーン46と一緒に周回する。これにより、踏段48に乗り込んだ乗客が、上階の第1の床16から下階の第2の床18、又は、下階の第2の床18から上階の第1の床16に搬送される。
トラス14の右左両側には、欄干50が設けられている。欄干50は、トラス14から立ち上がるとともに、トラス14の全長に亘り設けられている。欄干50の外周部には、手摺ベルト52が装着されている。手摺ベルト52は、踏段48に乗り込んだ乗客が手で捕まる要素であり、踏段48の周回に同期して欄干50の外周を周回する。
上側階水平部26の長手方向の先端部には、第1トラス支持アングル60が取り付けられている。下側階水平部28の長手方向の先端部には、第2トラス支持アングル66が取り付けられている。第1トラス支持アングル60は、第1の床16の第1支持梁72に掛けられ、第2トラス支持アングル66は、第2の床18の第2支持梁74に掛けられている。
第1トラス支持アングル60は、水平片62と垂直片64とを有する断面逆L字状の形状を有している。垂直片64が、上側階水平部26の短辺側端部に固定され、水平片62が上側階水平部26の短辺側端部からトラス14の長手方向に沿って突出している。
第2トラス支持アングル66は、水平片68と垂直片70とを有する断面逆L字状の形状を有している。垂直片70が、下側階水平部28の短辺側端部に固定され、水平片68が下側階水平部28の短辺側端部からトラス14の長手方向に沿って突出している。
第1の床16には、第1支持梁72が設けられている。第1支持梁72は、仕上床面76より若干下がった位置に設けられている。第1支持梁72には、アンカープレート80が設けられている。
第2の床18には、第2支持梁74が設けられている。第2支持梁74は、仕上床面82より若干下がった位置に設けられている。第2支持梁74には、アンカープレート84が設けられている。
アンカープレート80、84は、トラス14の長手方向に沿って所定の奥行を有している。アンカープレート80の上面には、第1トラス支持アングル60の水平片62が、アンカープレート84の上面には、第2トラス支持アングル66の水平片68が高さ調整機構69を介して載置されている。アンカープレート80と水平片62とが、トラス14の長手方向に重なっている部分が「かかり代」である。
トラス14の上側階水平部26と第1の床16の第1支持梁72との間には、L1の間隔が形成されている。トラス14の下側階水平部28と第2の床18の第2支持梁74との間にも同等の間隔が形成されている。トラス14の上側階水平部26と下側階水平部28には、それぞれ第1落下防止装置90と第2落下防止装置91とが設けられている。
次に、第1の床16及び上側階水平部26の第1落下防止装置90について図1から図4を用いて説明する。図2は、上側階水平部26等の側面断面図、図3は、同平面図、図4は、同分解斜視図を示す。尚、第2の床18での第2落下防止装置91は、第1の床16と基本的に同等の構成を有し、その説明は第1の床16での説明に代える。
第1落下防止装置90は、トラス14の左右側面に一対設けられている。左右の第1落下防止装置90は、トラス14の中心を挟んで基本的に左右対称の構成を有している。ここでは、右側の第1落下防止装置90について説明し、左側の第1落下防止装置90については、右側の第1落下防止装置90の説明に代える。
第1落下防止装置90は、図1から図4に示すように、腕部94と保持部96とを備えている。保持部96は、裏板98と上板100と下板102と表板104とを有し、これらにより概ね断面C字状に形成されている。
上板100と下板102は、裏板98の上下端縁にそれぞれ設けられている。上板100と下板102は、上側階水平部26の長手方向に沿って設けられている。表板104は、上板100と下板102の側方先端縁に、それぞれ裏板98と平行に設けられている。
保持部96は、上側階水平部26の左右側面に、ボルト止め、あるいは溶接等で固定されている。保持部96の内部には、ローラ110が設けられている。ローラ110は、表板104と裏板98の間に回動自在に設けられている。ローラ110は、2つのローラ110が上側階水平部26の長手方向に沿って配置され、その2つのローラ110が上下に一対、それぞれ上板100と下板102に設けられている。上下のローラ110の間隔は、腕部94の上下方向の幅に等しく設定されている。保持部96の内側に腕部94が設けられている。
腕部94は、腕本体部112と、取付部114とを備えている。腕本体部112は、所定の厚みを有する板状部材で、保持部96に組み付けられている。腕本体部112は、保持部96内に設けられている上下一対のローラ110により、ローラ110との間にほとんどガタがなく、かつトラス14(上側階水平部26)の長手方向に沿って摺動自在に保持されている。
腕部94は、保持部96の表板104の一部が腕本体部112に掛かり、保持部96から脱落しないようになっている。腕本体部112は、トラス14の長手方向に沿って十分な長さを有している。又、腕本体部112には、トラス14の長手方向後端に抜止ピン120が設けられている。抜止ピン120は、腕部94がトラス14の長手方向前方に移動すると、保持部96の表板104に係合し、腕部94の長手方向前方への移動を抑止する。このように腕部94は、保持部96によりトラス14の長手方向に沿って往復動自在に設けられている。腕本体部112の先方には、取付部114が設けられている。
取付部114は、腕本体部112から上方に屈曲し、先方に先端片124を有している。先端片124は、第1トラス支持アングル60の水平片62とほぼ同じ高さに設けられている。先端片124は、下面に取付ピン126を有し、取付ピン126を介して第1の床16の第1支持梁72に連結されている。
第1支持梁72のアンカープレート80には、取付ピン126に対応した係合板128が取り付けられている。係合板128には、図3に示すように取付孔130が形成されている。取付孔130は、トラス14の幅方向に長い長孔であり、その長孔の取付孔130内に取付ピン126が移動自在に挿入されている。腕部94の先端片124と第1支持梁72に取り付けられた係合板128とは、トラス14が建築構造物12に据え付けられたい状態で、若干の間隙を有するか、あるいは腕部94にほとんど負荷が掛からない状態で接触するように設けられている。
次に、エスカレータ10が有する作用効果について説明する。エスカレータ10は、建築構造物12の第1の床16(上階)と第2の床18(下階)の間に据え付けられている。エスカレータ10のトラス14は、第1トラス支持アングル60の水平片62を第1の床16の第1支持梁72にかけ、第2トラス支持アングル66の水平片68を第2の床18の第2支持梁74にかけ、建築構造物12に据え付けられている。
第1落下防止装置90が、トラス14の左右側面にそれぞれ取り付けられている。具体的には、保持部96が、トラス14の側面にボルトあるいは溶接等により取り付けられ、腕部94の先端片124の取付ピン126が第1支持梁72の係合板128の取付孔130に係合している。
以下、第1の床16における作用効果について説明する。尚、第2の床18における作用効果は、第1の床16における作用効果と同等で、その説明は、第1の床16における説明に代える。
腕本体部112は、保持部96にトラス14の長手方向に沿って摺動自在に保持されている。トラス14の荷重は、第1トラス支持アングル60によって受けられているので、基本的に腕部94には、トラス14の荷重はかかっていない。トラス14の上には、コム108と乗降板106が取り付けられている。
通常の状態では、踏段48の走行により搬送されてくる乗客は、踏段48から降り、コム108、乗降板106の上を歩いて第1の床16に到着する。第1落下防止装置90は、コム108と乗降板106に覆われている。
小規模や中規模の地震が発生したときには、第1トラス支持アングル60や第2トラス支持アングル66が、それぞれ第1の床16や第2の床18との間で相対移動して揺れを吸収し、地震に対応する。又その際、第1落下防止装置90や第2落下防止装置91では、腕部94が保持部96に対して適宜往復動して、地震の揺れに対応する。第1落下防止装置90等には、基本的にエスカレータ10の荷重は掛からないので、円滑に作動し、又荷重による経年疲労もほとんど発生しない。又、取付ピン126が係合する取付孔103が長孔であるので、トラス14が幅方向に移動したとしても、それに追従でき、第1落下防止装置90等に大きな負荷が発生しない。
一方、規模の大きな地震が発生すると、トラス14と第1の床16との間隔L1が大きく拡がり、第1トラス支持アングル60の水平片62が第1支持梁72から離れる場合がある。
これに対して第1落下防止装置90等では、腕部94の取付ピン126が、係合板128の取付孔130に係合した状態を保持し、トラス14と第1の床16との間隔L1の拡がりに応じて、腕本体部112が保持部96から引き出され、トラス14から延びる腕部94が第1の床16に掛かった状態を維持する。
したがって、エスカレータ10は、第1トラス支持アングル60が第1の床16から離れても、第1落下防止装置90等により上側階水平部26が支持され、トラス14が第1の床16から落下することはない。
又、トラス14が左右に振られた場合でも、腕部94がトラス14の左右両側から保持して支えるとともに、取付ピン126が長孔の取付孔130に係合しているので、トラス14の左右の動きを取付孔130内での取付ピン126の移動により逃がし、過大な負荷がトラス14や腕部94にかかることがない。
このようにエスカレータ10によれば、大規模地震が発生し、第1トラス支持アングル60が第1の床16から離れても、第1落下防止装置90等によりトラス14が第1の床16に保持される。
又、エスカレータ10によれば、第1落下防止装置90等がトラス14の側面に設けられているので、トラス14の上方に第1落下防止装置90等の取付スペースを必要としない。又、エスカレータ10によれば、第1落下防止装置90等の腕部94の先端片124が、第1支持梁72に取り付けられた係合板128に連結されるので、第1の床16の上方に腕部94等を取り付けるためのスペースを必要としない。したがって、エスカレータ10は、床上に別途構成部材等を設けることなく建築構造物12に設置できる。
次に、既設のエスカレータを本実施形態のエスカレータ10の第1落下防止装置90等を備えた構成に変更する手順の一例について説明する。既設のエスカレータとは、第1トラス支持アングル60等の長さが短く、第1トラス支持アングル60等の長さ的に、大規模地震に対応していないエスカレータのことである。
建築構造物に設置されている既設のエスカレータから、コム108と乗降板106とを取り外す。露出されたトラス14の上側階水平部26と下側階水平部28の側面に、保持部96をボルトや溶接等により固定する。アンカープレート80、84に係合板128を固定する。腕部94の一端側を保持部96に保持させ、他端側を取付ピン126を介して第1の床16と第2の床18の係合板128に係合させる。
第1落下防止装置90等がトラス14に固定されたら、コム108と乗降板106とをトラス14に取り付ける。これにより、第1トラス支持アングル60等を第1の床16等から外すことなく、既設のエスカレータを本実施形態のエスカレータ10と同等の、耐震構造のエスカレータに改良できる。
(第2実施形態)
次に、乗客コンベアの第2実施形態について説明する。図5に、第2実施形態であるエスカレータ11を示す。以下、エスカレータ11について、第1実施形態のエスカレータ10と同一の構成については同一の符号を付し、その説明に代える。
次に、乗客コンベアの第2実施形態について説明する。図5に、第2実施形態であるエスカレータ11を示す。以下、エスカレータ11について、第1実施形態のエスカレータ10と同一の構成については同一の符号を付し、その説明に代える。
エスカレータ11は、トラス14の上側階水平部26に、半固定部Aと第1落下防止装置90とを備え、トラス14の下側階水平部28に非固定部Bを備えている。第1落下防止装置90は、上側階水平部26の側面に左右一対設けられている。第1落下防止装置90は、第1実施形態で説明した第1落下防止装置90と同様の構成を有している。
半固定部Aは、第3トラス支持アングル61と第1支持梁72とで協働して構成されている。半固定部Aは、発生した地震が小規模あるいは中規模のときは、第3トラス支持アングル61を第1支持梁72に対しトラス14の長手方向に移動不能に保持し、一方、極めて稀な大規模地震が発生したときは、第1支持梁72に対して第3トラス支持アングル61を移動可能にする構造を有している。
非固定部Bは、第4トラス支持アングル67と第3支持梁75とで協働して構成されている。非固定部Bは、地震の規模に拘らず、第4トラス支持アングル67を第3支持梁75に対してトラス14の長手方向、および幅方向に移動可能な状態に支持する構造を有している。
第4トラス支持アングル67は、その水平片73のトラス14の長手方向に沿う長さS2が、第3トラス支持アングル61の水平片63のトラス14の長手方向に沿う長さS1より長く形成されている。つまり、第4トラス支持アングル67は、第3トラス支持アングル61より大きなかかり代を有している。
次に、半固定部Aについて詳しく説明する。図6および図7に示すように、半固定部Aは、回動支持部140と、摺動部142とを備えている。回動支持部140は、第3トラス支持アングル61の幅方向中心に設けられ、摺動部142は、回動支持部140を中心に幅方向の左右に一対設けられている。図7は、図6におけるF7−F7線で半固定部Aを破断した断面図である。尚、図7においては、説明上支持梁72を省略している。
回動支持部140を、図6から図8に示す。回動支持部140は、連結ピンとしてのねじピン144と、スペーサとしてのワッシャ146と、ピン保持部148と、台座部150とを備えている。図8は、図6におけるF8−F8線で半固定部Aを破断した断面図である。
ねじピン144は、ボルト頭152とねじ軸154とピン部156とを有している。ピン部156は、ねじ部154の下部に、ねじ部154に連続して設けられている。ピン部156の外周面は、ねじのない円筒形を有している。ねじ軸154とピン部156との間には、弱化部としての切込み158が形成されている。
切込み158は、ねじ軸154とピン部156との間に所定以上のせん断力が作用すると、ねじピン144が破断されるように形成されている。所定のせん断力とは、例えば、小中規模の地震時に発生するせん断力では破断せず、大規模地震時に発生するせん断力では破断して、トラス14に過大な圧縮力が作用するのを防ぐように設定された値である。
ねじ軸154は、第3トラス支持アングル61に形成された雌ねじに螺合している。ピン部156は、ピン保持部148に設けられた孔の内部に挿入されている。ピン保持部148は、台座部150を介してアンカープレート80に固定されている。ワッシャ146は、切込み158の位置に合せてねじピン144に嵌め合わされている。又、ピン部156の底面と台座部150の上面との間には、間隙D1が設けられている。
摺動部142を、図6、図7、図10に示す。図10は、図6におけるF10−F10線で半固定部Aを破断した断面図である。摺動部142は、ガイド板160と、底板162と、止め板164と、シム166と、ねじ168とを備えている。以下、第1の床16側から見て右側の摺動部142について説明する。第1の床16側から見て左側の摺動部142は、右側に設けられた摺動部142と左右対称の構成を有しているため、その説明は、右側に設けられた摺動部142の説明に代える。
ガイド板160は、第1の床16側から見て右端に縦板170を有している。縦板170は、ガイド板160からほぼ垂直に立ち上げられている。ガイド板160の上面は、概ね平滑に形成されている。ガイド板160は、アンカープレート80に溶接等により固定されている。
ねじ168は、第3トラス支持アングル61に形成された孔を貫通し、止め板164に螺合している。止め板164に螺合されたねじ168は、止め板164を貫いて止め板164の下面に、ねじ軸の一部が突出している。ねじ168の上部には、第3トラス支持アングル61の上面に接するナット172が螺合されている。
第3トラス支持アングル61と止め板164との間には、所定の厚みを有するシム166が適宜設けられている。ねじ168は、シム166に形成された孔を貫通している。ねじ168は、ナット172と止め板164との間に第3トラス支持アングル61とシム166を挟んで、第3トラス支持アングル61に固着されている。
シム166の厚みや枚数等を適宜選択することにより、第3トラス支持アングル61と止め板164との間隔、つまりアンカープレート80から第3トラス支持アングル61までの高さが調整される。
底板162は、所定の厚みを有する板状部材である。底板162には、止め板164の下面に突出したねじ168に対応した位置に通し孔174が形成されている。通し孔174は、ねじ168のねじ軸の直径より大きな内径を有している。ガイド板160に設けられた縦板170と第3トラス支持アングル61との間には、第1の床16側から見て若干の間隙W1(図6参照)が設けられている。
次に、エスカレータ11の作用効果について説明する。小規模あるいは中規模の地震が発生したとする。第1の床16と第2の床18の間で生じる変位は、エスカレータ11の第3トラス支持アングル61が回動支持部140によりアンカープレート80に係合されているので、主に第4トラス支持アングル67とアンカープレート81との間での相対移動により吸収される。第4トラス支持アングル67は、十分な長さの水平片73を有しているので、中規模程度の地震に対してはアンカープレート81との相対移動により十分に対処できる。
又、その際半固定部Aにおいては、回動支持部140のねじピン144を中心として、摺動部142の底板162とガイド板160との間で滑りが生じて、第3トラス支持アングル61がアンカープレート80に対して適宜回動する。これにより、トラス14と第1の床16との横方向の変位が吸収される。これは、第1落下防止装置90の取付孔130が長孔であることから、第1落下防止装置90においてもトラス14の横揺れに適宜追従し、無理な負荷が掛かることはない。そして、トラス14が第1の床16に対して更に大きく傾動したときは、底板162等が縦板170に当接し、トラス14の横揺れを抑制する。
一方、大規模地震が発生し、第2の床18と下側階水平部28とが接触した状態から更に第1の床16と第2の床18との間隔を縮めるように力が作用したとする。すると、第3トラス支持アングル61を介してねじピン144にせん断力が作用する。そして、せん断力が所定値に達した段階で、ねじピン144が切欠き158から破断される。これにより、トラス14が更に第1の床16に近づき、トラス14自体に過大な圧縮力が作用することが回避される。
その後再度、第1の床16と第2の床18との間隔が広がると、上側階水平部26では、第3トラス支持アングル61とアンカープレート80との間で相対移動が発生し、下側階水平部28では、第4トラス支持アングル67とアンカープレート81との間で相対移動が発生し、第1の床16と第2の床18との間隔の変化に対応する。
しかし、第3トラス支持アングル61のかかり代の長さは、第4トラス支持アングル67のトラス14のかかり代の長さより短いので、間隔が大きくなると第3トラス支持アングル61と第1の床16との掛かり、つまりアンカープレート80との掛かりから外れる場合がある。
第3トラス支持アングル61がアンカープレート80の掛かりから外れても、第1落下防止装置90の作用により上側階水平部26がアンカープレート80に支持され、トラス14が落下することはない。
更に、第3トラス支持アングル61がアンカープレート80の掛かりから外れると、図9に示すように、ワッシャ146がねじピン144から外れる。又、図11に示すように、底板162がねじ168から外れる。更に、切欠き158によりねじピン144が破断すると、ピン部156は、台座部150との間に設けられた間隙D1の深さ分落下し、ピン保持部148の孔の内部に沈み込む。
これにより、回動支持部140においては、第3トラス支持アングル61とピン保持部148との間、摺動部142においては、ねじ168とガイド板160との間に上下方向の間隙が形成される。したがって、地震の揺れにより再度トラス14が第1の床16に近づいたとしても、回動支持部140や摺動部142において、第3トラス支持アングル61がアンカープレート80に残って固定されている部材、具体的には、ピン保持部148やガイド板160と衝突することがない。これにより、トラス14は、第1の床16のアンカープレート80上に復帰できる。尚、ワッシャ146や底板162にワイヤを連結させる等適切な手段を設けておけば、外れた際、下の階に落下することを防止できる。又、外れる部材は、ワッシャ146や底板162に限るものではない。
又、エスカレータ11においては、第1の床16において、トラス14の長手方向に短い長さの第3トラス支持アングル61を使用するので、第1の床16での設置スペースを短くできる。
以上説明したように、本実施形態のエスカレータ10によれば、トラス14と第1の床16等との間隔が、従来の第1トラス支持アングル60で対応可能な範囲を超えて拡がった場合でも、第1落下防止装置90によりトラス14を支持し、第1の床16等からのトラス14の落下を防止できる。
エスカレータ10は、第1の床16上に第1落下防止装置90が露出されず、又、第1の床16上でのエスカレータの設置スペースを拡大させないので、スペースが十分に確保できない場合でも設置できる。
第1落下防止装置90によりトラス14が左右から保持されるので、トラス14の横揺れを抑制し、トラス14の挙動を安定させることができる。
本実施形態のエスカレータ11によれば、回動支持部140は、ねじピン144を第3トラス支持アングル61にねじ込むことにより第3トラス支持アングル61をアンカープレート80に係合できるので、作業が容易である。
既設のエスカレータを本実施形態のエスカレータ10に改良するにあたり、トラス14を建築構造物12から移動させる必要がないので、低いコストと短い期間で工事が行なえる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。例えば、第1落下防止装置90は、トラス14の上面、もしくはトラス14の内側に取り付けてもよい。保持部96のローラ110はなくとも、面接触による滑りでもよい。又、乗客コンベアは、エスカレータに限るものではない。
10、11…エスカレータ、12…建築構造物、14…トラス、16…第1の床、18…第2の床、20…上側主弦部、22…下側主弦部、24…縦桟、26…上側階水平部、28…下側階水平部、30…傾斜部、34…駆動機構、36…駆動装置、38…駆動スプロケット、40…駆動チェーン、42…駆動スプロケット、44…従動スプロケット、46…踏段チェーン、48…踏段、50…欄干、52…手摺ベルト、60…第1トラス支持アングル、61…第3トラス支持アングル、62…水平片、63…水平片、64…垂直片、66…第2トラス支持アングル、67…第4トラス支持アングル、68…水平片、69…調整機構、70…垂直片、72…第1支持梁、73…水平片、74…支持梁、75…第3支持梁、76…仕上床面、80…アンカープレート、81…アンカープレート、82…仕上床面、84…アンカープレート、90…第1落下防止装置、94…腕部、96…保持部、98…裏板、100…上板、102…下板、104…表板、106…乗降板、108…コム、110…ローラ、112…腕本体部、114…取付部、120…抜止ピン、124…先端片、126…取付ピン、128…係合板、130…取付孔、140…回動支持部、142…摺動部、144…ピン、146…ワッシャ、148…ピン保持部、150…台座部、152…ボルト頭、154…ねじ軸、156…ピン部、160…ガイド板、162…底板、164…止め板、166…シム、168…ねじ、170…縦板、172…ナット、174…孔、L1…間隔、A…半固定部、B…非固定部、W1…間隙、D1…間隙。
一実施形態の乗客コンベアは、トラスの長手方向の端部に設けられ、建築構造物の支持梁の上に掛けられるトラス支持アングルと、前記トラスの長手方向の端部の側面に取り付けられた保持部と、一端側が前記トラスの長手方向に沿って移動自在に前記保持部に保持され、他端側が前記建築構造物の前記支持梁に連結された腕部と、前記トラス支持アングルと前記支持梁との間に跨るように縦方向に延びる連結ピンと、を備えている。
前記連結ピンは、その下部が前記支持梁に設けられた孔に回動自在に挿入されるとともに、前記連結ピンの中間部に所定以上の荷重で破断する弱化部が形成されている。前記連結ピンが前記弱化部で破断した状態では、破断により分割された前記連結ピンの前記下部が前記支持梁の前記孔の内部に落下する。
前記連結ピンは、その下部が前記支持梁に設けられた孔に回動自在に挿入されるとともに、前記連結ピンの中間部に所定以上の荷重で破断する弱化部が形成されている。前記連結ピンが前記弱化部で破断した状態では、破断により分割された前記連結ピンの前記下部が前記支持梁の前記孔の内部に落下する。
ねじピン144は、ボルト頭152とねじ軸154とピン部156とを有している。ピン部156は、ねじ軸154の下部に、ねじ軸154に連続して設けられている。ピン部156の外周面は、ねじのない円筒形を有している。ねじ軸154とピン部156との間には、弱化部としての切込み158が形成されている。
一方、大規模地震が発生し、第2の床18と下階側水平部28とが接触した状態から更に第1の床16と第2の床18との間隔を縮めるように力が作用したとする。すると、第3トラス支持アングル61を介してねじピン144にせん断力が作用する。そして、せん断力が所定値に達した段階で、ねじピン144が切込み158の位置で破断される。これにより、トラス14が更に第1の床16に近づき、トラス14自体に過大な圧縮力が作用することが回避される。
更に、第3トラス支持アングル61がアンカープレート80の掛かりから外れると、図9に示すように、ワッシャ146がねじピン144から外れる。又、図11に示すように、底板162がねじ168から外れる。更に、切込み158によりねじピン144が破断すると、ピン部156は、台座部150との間に設けられた間隙D1の深さ分落下し、ピン保持部148の孔の内部に沈み込む。
Claims (5)
- トラスの長手方向端部に設けられ、建築構造物の支持梁に掛けられるトラス支持アングルと、
前記トラスの長手方向側面に取り付けられる保持部と、
前記保持部に、一端側が前記トラスの長手方向に沿って移動自在に保持され、他端側が前記建築構造物の支持梁上に連結される腕部と、を備える乗客コンベア。 - 前記腕部の他端側は、前記支持梁に、前記トラスの長手方向に対して直交する幅方向に移動自在に連結されている請求項1に記載の乗客コンベア。
- 前記保持部における前記腕部の移動量は、前記トラス支持アングルが前記支持梁に掛かるかかり代の前記トラスの長手方向に沿った長さより長く設定されている請求項1又は2に記載の乗客コンベア。
- 前記支持梁と前記トラス支持アングルとの間に、所定の厚みを有し、前記支持梁から前記トラス支持アングルまでの高さを調整する調整機構を備え、
前記調整機構は、前記トラス支持アングルが前記支持梁から外れた際、前記調整機構の少なくとも一部が外れる請求項1に記載の乗客コンベア。 - 前記トラス支持アングルに縦方向に延びる連結ピンを備え、
前記連結ピンは、その下部が前記支持梁に設けられた孔に回動自在に挿入され、
更に前記連結ピンは、所定以上の荷重で破断する弱化部を有し、前記弱化部で破断したとき、破断により分割された部材が前記支持梁の前記孔の内部に落下する請求項4に記載の乗客コンベア。
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