JP2015045264A - 燃料タンクシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡易な構造で圧力センサの異常を検出することのできる燃料タンクシステムを提供する。【解決手段】挟域の圧力範囲を高精度で検出可能であって、燃料タンク(21)の内圧を検出する第1圧力センサ(25)を燃料タンク(21)に配設し、第1圧力センサ(25)に対して広域の圧力範囲を低精度で検出可能であって、燃料タンク(21)の内圧を検出可能な第2圧力センサ(40)を燃料タンク(21)とタンク封鎖弁(33)との間のベーパ配管(38)に配設し、給油リッドスイッチ(61)が操作され、燃料タンク(21)の内圧を開放するときに、第1圧力センサ(25)にて燃料タンク(21)の内圧を検出し、当該検出結果に基づいてタンク封鎖弁(33)の作動を制御し、燃料タンク(21)の内圧が大気圧となると給油リッド(23)を開放する【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクシステムに係り、詳しくは、密閉式燃料タンク内の圧力検出構造に関する。
従来、燃料タンクシステムでは、燃料タンク内で蒸発した燃料蒸発ガスの大気への放出を防止する技術として、燃料タンクとキャニスタとを連通する経路に燃料タンクを密閉するように制御される密閉弁(以下、タンク封鎖弁)とを備え、給油時にはタンク封鎖弁を開き燃料蒸発ガスをキャニスタに向けて流出するようにし、燃料蒸発ガスをキャニスタにて吸着させるようにしている。
そして、このような燃料タンクシステムでは、タンク封鎖弁により燃料タンクが密閉されていると、外気温の上昇に伴い燃料タンク内の燃料が蒸発し、燃料蒸発ガスにより燃料タンク内の圧力、所謂燃料タンク内圧が高圧となることがある。
そこで、特許文献1では、燃料タンクに圧力センサを設け、燃料タンク内圧の監視し、エンジンの運転中に燃料タンク内圧が高圧となると、タンク封鎖弁を開弁して燃料タンク内の燃料蒸発ガスをエンジンの吸気通路に流出させ燃料タンク内圧を低下させている。
特開2013−92135号公報
上記特許文献1の燃料蒸発ガス排出抑止装置では、燃料タンク内圧を検出する圧力センサを燃料タンクに備え、当該圧力センサの検出値に基づいてタンク封鎖弁の作動を制御している。
しかしながら、圧力センサに異常を来すと、燃料タンク内の圧力を正確に検出することができず、適切に給油口の蓋を開放することができなくなる虞がある。
本発明は、この様な問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡易な構造で圧力センサの異常を検出することのできる燃料タンクシステムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の燃料タンクシステムでは、車両に搭載された燃料タンクと、前記燃料タンクに配設され、前記燃料タンク内の前記圧力を検出する第1圧力検出部と、前記第1圧力検出部と異なる位置に配設され、前記燃料タンク内の前記圧力を検出する第2圧力検出部と、前記第1圧力検出部の検出結果と前記第2圧力検出部の検出結果とに基づいて前記第1圧力検出部または前記第2圧力検出部の異常を判定する異常判定部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の燃料タンクシステムでは、請求項1に記載の燃料タンクシステムであって、前記燃料タンクから排出される燃料の蒸散ガスを吸着するキャニスタと、前記キャニスタと前記燃料タンクとを接続する配管と、前記配管に設けられ前記燃料タンクを封鎖する封鎖弁と、を備え、前記第2圧力検出部は、前記燃料タンクと前記封鎖弁との間の前記配管に配設されることを特徴とする。
また、請求項3の燃料タンクシステムでは、請求項2に記載の燃料タンクシステムであって、前記車両に備えられ、前記燃料タンクの給油口を覆う給油リッドと、前記給油リッドの開放を制御する給油リッド開放制御部と、前記封鎖弁の作動を制御する作動制御部と、を備え、前記給油リッド開放制御部は、前記燃料タンクの前記給油口の開放時には、前記第1圧力検出部の検出結果に基づいて、前記給油リッドの開放を行い、前記作動制御部は、前記燃料タンク内の前記圧力が所定圧力以上の高圧である時には、前記第2圧力検出部の検出結果に基づいて前記封鎖弁の作動を制御することを特徴とする。
また、請求項4の燃料タンクシステムでは、請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料タンクシステムであって、前記第2圧力検出部は、前記第1圧力検出部よりも広範囲で圧力が検出できるセンサであり、前記第1圧力検出部は、前記第2圧力検出部よりも細かく圧力が検出できるセンサであることを特徴とする。
また、請求項5の燃料タンクシステムでは、請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料タンクシステムであって、前記異常判定部は、前記第1圧力検出部の検出結果と前記第2圧力検出部の検出結果とを比較し、前記比較結果が所定値以上である場合に、前記第1圧力検出部または前記第2圧力検出部が異常であると判定することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、燃料タンク内の圧力を検出する第1圧力検出部を燃料タンクに配設し、燃料タンク内の圧力を検出する第2圧力検出部を第1圧力検出部と異なる位置に配設しており、例えば、給油等で燃料タンクの給油口の開放時において、燃料タンク内の圧力を開放する場合に、第1圧力検出部と第2圧力検出部とでそれぞれに燃料タンク内の圧力を検出し、当該検出結果に基づいて前記第1圧力検出部または前記第2圧力検出部の異常を判定することで、簡易な構造で圧力検出部の異常を検出することができる。
また、請求項2の発明によれば、第2圧力検出部を燃料タンクと封鎖弁との間の配管に配設し、第1圧力検出部とは異なる位置に第2圧力検出部を配設しており、封鎖弁の閉弁時には、燃料タンク内の圧力を検出することができ、封鎖弁の開弁時には、配管内の圧力を検出することができるので、第2圧力検出部の検出結果を他の故障検出に用いることができる。
また、請求項3の発明によれば、燃料タンクの給油口の開放時に、第1圧力検出部の検出結果に基づいて給油リッドの開放を制御することで、第1圧力検出部にて燃料タンク内の圧力を精度良く検出でき、燃料タンク内の圧力が大気圧近傍となってから給油リッドを開放することができる。
したがって、燃料タンクの給油口より燃料蒸発ガスが放出されることを確実に防止することができる。また、燃料タンク内の圧力が所定圧力以上の高圧である時に、第2圧力検出部の検出結果に基づいてタンク開放封鎖部の作動を制御することで、燃料タンク内の圧力を確実に燃料タンクシステムに異常を来さない圧力まで低下させることができる。
よって、例えば、第1圧力検出部を第2圧力検出部よりも細かく圧力が検出できるセンサとし、第2圧力検出部を第1圧力検出部よりも広範囲で圧力が検出できるセンサとすることで、広域の圧力範囲を高精度で検出可能な圧力検出部を用いる必要がないので、コストの増加を抑制しつつ、挟域では精度良く、且つ広域の圧力範囲を検出することができる。
また、請求項4の発明によれば、第2圧力検出部を第1圧力検出部よりも広範囲で圧力を検出できるセンサとし、第1圧力検出部を第2圧力検出部よりも細かく圧力を検出するできるセンサとしており、例えば、給油等で燃料タンクの給油口の開放時において、燃料タンク内の圧力を開放する場合に、第1圧力検出部にて燃料タンク内の圧力を精度良く検出することで、燃料タンク内の圧力を大気圧近傍まで精度良く低下させることができる。また、例えば、内燃機関が運転されており、燃料タンク内の圧力が燃料タンクシステムに異常を来すような高圧であり第1圧力検出部にて燃料タンク内の圧力が検出できないような場合に、第2圧力検出部にて燃料タンク内の圧力を検出することができ、当該検出結果に基づいて、燃料タンク内の圧力を確実に燃料タンクシステムに異常を来さない圧力まで低下させることができる。
したがって、第2圧力検出部を第1圧力検出部よりも広範囲で圧力を検出できるセンサとし、第1圧力検出部を第2圧力検出部よりも細かく圧力を検出するできるセンサとすることで、広域の圧力範囲を高精度で検出可能な圧力検出部を用いる必要がないので、コストの増加を抑制しつつ、挟域では精度良く、且つ広域の圧力範囲を検出することができる。
また、請求項5の発明によれば、第1圧力検出部の検出結果と第2圧力検出部の検出結果とを比較し、比較結果が所定値以上である場合に、第1圧力検出部または第2圧力検出部が異常であると判定しており、第1圧力検出部の検出結果と第2圧力検出部の検出結果とに基づいて、第1圧力検出部と第2圧力検出部の双方の異常を監視することで、簡易な構成で第1圧力検出部と第2圧力検出部の双方の異常を検出することができる。
本発明に係る燃料タンクシステムの概略構成図である。 本発明に係る燃料タンクシステムのブロック図である。 本発明に係る燃料タンクシステムの給油リッド開放制御のフローチャートである。 給油リッド開放制御時の燃料タンクの内圧の実圧力と第1圧力センサの検出値と第2圧力センサの検出値の変化の一例を時系列で示す図である。
以下、本発明の燃料タンクシステムを図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る燃料タンクシステムの概略構成図である。図2は、本発明に係る燃料タンクシステムのブロック図である。以下、本発明に係る燃料タンクシステムの構成を説明する。
図1に示すように、本発明に係る燃料タンクシステムは、大きく車両に搭載されるエンジン10と、燃料を貯留する燃料貯留部20と、燃料貯留部20で蒸発した燃料の蒸発ガスである燃料蒸発ガスを処理する燃料蒸発ガス処理部30と、車両の総合的な制御を行うための制御装置であって、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)及び中央演算処理装置(CPU)等を含んで構成されるエンジンコントロールユニット(本発明の第2圧力検出部、異常判定部、給油リッド開放制御部、作動制御部に相当)50と、車両の給油リッド23の開作動を操作するモーメンタリ動作式の給油リッドスイッチ61及び給油リッドアクチュエータ(本発明の給油リッド開放制御部に相当)62と、車両状態等を表示するディスプレイ63とで構成されている。
エンジン10は、吸気通路噴射型(Multi Point Injection:MPI)の4サイクル直列4気筒型ガソリンエンジンである。エンジン10には、エンジン10の燃焼室内に空気を取り込む吸気通路11が設けられている。そして、吸気通路11には、吸気通路11の内圧を検出する吸気圧センサ14が設けられている。また、吸気通路11の下流には、エンジン10の吸気ポート内に燃料を噴射する燃料噴射弁12が設けられている。燃料噴射弁12には、燃料配管13が接続され、燃料が供給される。なお、エンジン10は、吸気通路噴射型に限らず、例えば筒内噴射型であっても良い。
燃料貯留部20は、燃料を貯留する燃料タンク21と、燃料タンク21への燃料注入口である燃料給油口(本発明の給油口に相当)22と、給油リッド23と、燃料を燃料タンク21から燃料配管13を介して燃料噴射弁12に供給する燃料ポンプ24と、第1圧力センサ(第1圧力検出部)25と、内部に図示しないフロート弁を有し、フロート弁の作用により燃料タンク21から燃料蒸発ガス処理部30への燃料の流出を防止する燃料カットオフバルブ26と、給油時に燃料タンク21内の液面を制御するレベリングバルブ27と、後述するベーパ配管38やパージ配管39等の配管の内径よりも小さい内径のオリフィス(例えばφ1.0mm)を有し、燃料タンク21が燃料で満タン状態であるときの給油、即ち継ぎ足し給油での給油量を制限する2ウェイバルブ28と、そして図示しない燃料タンク21内の燃料量を検出する燃料量検出装置とで構成されている。また、燃料タンク21内で発生した燃料蒸発ガスは、レベリングバルブ27の下部より燃料タンク21外に、或いは燃料カットオフバルブ26より2ウェイバルブ28とレベリングバルブ27とを経由して、燃料タンク21外に排出される。
給油リッド23は、車両の車体に設けられる燃料給油口22の蓋である。
第1圧力センサ25は、第2圧力センサ40よりも細かく圧力を検出できるセンサである。詳しくは、第1圧力センサ25は、第2圧力センサ40の特性に対して、大気圧付近の圧力を正確に検出することのできる挟域の圧力範囲を高精度(例えば、測定範囲±10kPa、測定精度±0.1kPa)で検出可能な特性を有している。そして、第1圧力センサ25は、燃料タンク21に配設され、燃料タンク21の内圧(本発明の燃料タンクの内圧に相当)の絶対圧と大気圧との圧力差、即ち、即ち、燃料タンク21の内圧のゲージ圧である第1タンク内圧P1を直接検出するものである。
燃料蒸発ガス処理部30は、キャニスタ31と、ベーパソレノイドバルブ32と、タンク封鎖弁(封鎖弁)33と、安全弁34と、エアフィルタ35と、パージソレノイドバルブ37と、ベーパ配管(配管)38と、パージ配管39と、第2圧力センサ(本発明の第2圧力検出部に相当)40、大気圧センサ(本発明の第2圧力検出部に相当)41とで構成されている。
キャニスタ31は、内部に活性炭を有している。また、キャニスタ31には、燃料タンク21内で発生した燃料蒸発ガス或いは活性炭に吸着した燃料蒸発ガスが流通する蒸発ガス流通孔31aが設けられている。また、キャニスタ31には、活性炭に吸着した燃料蒸発ガスを放出するときに外気を吸入する外気吸入孔31bが設けられている。そして、外気吸入孔31bは、外部からのゴミの侵入を防ぐ一方を大気に開放されたエアフィルタ35の他方に連通するように接続されている。
ベーパソレノイドバルブ32には、キャニスタ31の蒸発ガス流通孔31aに連通するように接続されるキャニスタ接続口32aが設けられている。また、ベーパソレノイドバルブ32には、一端が燃料タンク21のレベリングバルブ27と連通するように接続されるベーパ配管38の他端が連通するように接続されるベーパ配管接続口32bと、一端がエンジン10の吸気通路11に連通するように接続されるパージ配管39の他端が連通するように接続されるパージ配管接続口32cとが設けられている。そして、ベーパソレノイドバルブ32のベーパ配管接続口32bとパージ配管接続口32cとは、それぞれベーパ配管38とパージ配管39とに接続されている。また、ベーパソレノイドバルブ32は、無通電の状態で閉弁し、外部から駆動信号が供給され通電の状態となることにより開弁状態となる常時閉タイプの電磁弁である。そして、ベーパソレノイドバルブ32は、外部から駆動信号が供給され通電状態で開弁状態であるときには、キャニスタ接続口32aとベーパ配管接続口32bとパージ配管接続口32cとを連通するようにして、キャニスタ31への燃料蒸発ガスの流出入と、エアフィルタ35より吸入される大気のベーパ配管38及びパージ配管39への流入とを可能とする。また、ベーパソレノイドバルブ32は、無通電状態で閉弁状態であるときには、キャニスタ接続口32aが封鎖され、ベーパ配管接続口32bとパージ配管接続口32cのみを連通にして、キャニスタ31への燃料蒸発ガスの流出入とエアフィルタ35からベーパ配管38及びパージ配管39への大気の流入を不可とする。即ち、ベーパソレノイドバルブ32は、閉弁状態であれば、キャニスタ31を封鎖し、開弁状態ではキャニスタ31を開放する。
タンク封鎖弁33は、燃料タンク21内に配設されるレベリングバルブ27とキャニスタ31との間のベーパ配管38に介装されている。また、タンク封鎖弁33は、無通電の状態で閉弁し、外部から駆動信号が供給され通電の状態となることにより開弁状態となる常時閉タイプの電磁弁である。そして、タンク封鎖弁33は、無通電状態で閉弁状態であるとベーパ配管38を封鎖し、外部から駆動信号が供給され通電状態で開弁状態であるとベーパ配管38を開放する。即ち、タンク封鎖弁33は、閉弁状態であれば燃料タンク21を密閉状態に封鎖し、燃料タンク21内で発生した燃料蒸発ガスの燃料タンク21外への流出を不可とし、開弁状態であればキャニスタ31への燃料蒸発ガスの流出を可能とする。
安全弁34は、タンク封鎖弁33と並列にベーパ配管38に介装されている。そして、安全弁34は、燃料タンク21の内圧が上昇すると開弁し、圧力をキャニスタ31へ逃がして燃料タンク21の破裂を防止するものである。
パージソレノイドバルブ37は、エンジン10の吸気通路11とベーパソレノイドバルブ32との間のパージ配管39に介装されている。また、パージソレノイドバルブ37は、無通電の状態で閉弁し、外部から駆動信号が供給され通電の状態となることにより開弁状態となる常時閉タイプの電磁弁である。そして、パージソレノイドバルブ37は、無通電状態で閉弁状態であるとパージ配管39を封鎖し、外部から駆動信号が供給され通電状態で開弁状態であるとパージ配管39を開放する。即ち、パージソレノイドバルブ37は、閉弁状態であれば燃料蒸発ガス処理部30よりエンジン10への燃料蒸発ガスの流出を不可とし、開弁状態であればエンジン10へ燃料蒸発ガスの流出を可能とする。
第2圧力センサ40は、第1圧力検出部よりも広範囲で圧力が検出できるセンサである。詳しくは、第2圧力センサ40は、第1圧力センサ25の特性に対して、広域の圧力範囲を低精度(例えば、測定範囲±100kPa、測定精度±5kPa)で検出可能な特性を有している。そして、第2圧力センサ40は、燃料タンク21とタンク封鎖弁33との間のベーパ配管38に配設され、ベーパ配管38を介して燃料タンク21の内圧(絶対圧)を検出するものである。
大気圧センサ41は、第1圧力センサ25の特性に対して、広域の圧力範囲を低精度で検出可能な特性を有している。そして、大気圧センサ41は、大気圧を検出することが可能な位置に配設され、大気圧を検出するものである。
給油リッドアクチュエータ62は、閉鎖した給油リッド23が開放しないように固定し、エンジンコントロールユニット50からの信号に基づいて、給油リッド23の固定を解除して、給油リッド23を開放可能とするものである。即ち、給油リッド23は、通常時にはエンジンコントロールユニット50より供給される信号に基づいて給油リッドアクチュエータ62による固定が解除されると開放される。また、非通常時には、運転者等により給油リッドアクチュエータ62を機械的に作動させることで、給油リッドアクチュエータ62による給油リッド23の固定を解除して、給油リッド23を開放することができる。また、給油リッドアクチュエータ62には、給油リッド23の開放の開閉を検出するセンサが備えられている。
ディスプレイ63は、車両状態を表示するものであり、例えば、給油リッドスイッチ61の操作から給油リッド23が開放されるまでの状況、即ち、燃料タンク21の内圧の開放開始から開放完了までの燃料タンク21内の減圧の進捗度合いである燃料タンク21内の圧抜きの進捗度合いを段階的に表示するメータ表示を行ったり、後述する給油リッド開放制御時のセンサ異常判定にて第1圧力センサ25と第2圧力センサ40のいずれかが異常と判定されると警告を表示したり、給油リッド23の開放操作の中止等を表示したりするものである。
エンジンコントロールユニット50は、車両の総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央演算処理装置(CPU)及びタイマ等を含んで構成される。
図2に示すように、エンジンコントロールユニット50の入力側には、上記吸気圧センサ14、第1圧力センサ25、第2圧力センサ40、大気圧センサ41、車両に備えられた給油リッド23の開閉を行う給油リッドスイッチ61、給油リッド23の開閉を検出する給油リッドアクチュエータ62が接続されており、これらのセンサ類からの検出情報が入力される。
一方、エンジンコントロールユニット50の出力側には、上記燃料噴射弁12、燃料ポンプ24、ベーパソレノイドバルブ32、タンク封鎖弁33、パージソレノイドバルブ37、給油リッドアクチュエータ62、及びディスプレイ63が接続されている。
そして、エンジンコントロールユニット50は、異常判定部51と、給油リッド開放制御部52と、作動制御部53とで構成されている。
異常判定部51は、第1圧力センサ25にて検出される第1タンク内圧P1と第2圧力センサ40にて検出される燃料タンク21の内圧と大気圧センサ41にて検出される大気圧との差である第2タンク内圧P2との変化率に基づいて、第1圧力センサ25と第2圧力センサ40の異常を判定するものである。
給油リッド開放制御部52は、燃料タンク21の給油口の開放時、即ち車両の給油リッド23の開放時に、第1圧力センサ25の検出結果に基づいて、給油リッド23の開放を制御するものである。
作動制御部53は、タンク封鎖弁33の作動を制御するものである。そして、作動制御部53は、エンジン10が運転されている場合に、第2タンク内圧P2が燃料タンクシステムの燃料貯留部20に異常を来すような所定圧力以上となると、タンク封鎖弁33を開弁させる。
エンジンコントロールユニット50は、各種センサ類からの検出情報に基づいて、給油リッド23の作動制御や、ベーパソレノイドバルブ32、タンク封鎖弁33及びパージソレノイドバルブ37の開閉を制御し、燃料タンク21内と、タンク封鎖弁33とパージソレノイドバルブ37との間のベーパ配管38、パージ配管39の圧力の制御、燃料蒸発ガスのキャニスタ31への吸着及びキャニスタ31に吸着された燃料蒸発ガスのエンジン10の吸気通路11への流出等の燃料蒸発ガス流れを制御するものである。詳しくは、エンジンコントロールユニット50は、エンジン10の停止時には、タンク封鎖弁33を閉弁し、燃料タンク21を密閉状態とする。そして、エンジンコントロールユニット50は、車両の給油等で運転者により給油リッドスイッチ61が操作されると、燃料タンク21の内圧を開放するようにタンク封鎖弁33を開弁し燃料タンク21内の燃料蒸発ガスをキャニスタ31に導入する。そして、燃料タンク21の内圧が大気圧相当、即ち第1タンク内圧P1が大気圧となると給油リッドアクチュエータ62による固定を解除して給油リッド23の開放を行う給油リッド開放制御を実施する。なお、エンジンコントロールユニット50は、当該給油リッド開放制御時には、第1圧力センサ25にて検出される第1タンク内圧P1と第2圧力センサ40にて検出される燃料タンク21の内圧と大気圧センサ41にて検出される大気圧との差である第2タンク内圧P2との変化率に基づいて、第1圧力センサ25と第2圧力センサ40の異常を判定するセンサ異常判定を実施する。そして、センサ異常判定にて第1圧力センサ25と第2圧力センサ40のいずれかが異常と判定されると、給油リッド開放制御での給油リッド23の開放を行わず、合わせてディスプレイ63に警告を表示する。また、エンジンコントロールユニット50は、エンジン10が運転されている場合に、第2タンク内圧P2が燃料タンクシステムの燃料貯留部20に異常を来すような高圧(本発明の所定圧力に相当)となると、タンク封鎖弁33を開弁する。
以下、このように構成された本発明に係る燃料タンクシステムのエンジンコントロールユニット50における給油リッド開放制御について説明する。
図3は、本発明に係る燃料タンクシステムの給油リッド開放制御のフローチャートである。そして、図4は、給油リッド開放制御時の燃料タンクの内圧の実圧力と第1圧力センサの検出値と第2圧力センサの検出値の変化の一例を時系列で示す図である。なお、図4の縦軸は、燃料タンク21の内圧を、横軸は、時間を示している。そして、図4中の実線は、実際の燃料タンク21の内圧である実タンク内圧Paを、破線は、第1圧力センサ25にて検出される燃料タンク21の内圧である第1タンク内圧P1を、一点鎖線は、第2圧力センサ40にて検出される燃料タンク21の内圧と大気圧センサ41にて検出される大気圧との差である第2タンク内圧P2を示している。また、図4中のTnは、第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1から第2所定圧力Pn2となるまでの期間を、r1は、第1圧力センサ25の圧力計測可能範囲を、r2は、第2圧力センサ40の圧力計測可能範囲を示している。なお、図4中のPw1は、第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1となった時の第2タンク内圧P2を示し、Pw2は、第1タンク内圧P1が第2所定圧力Pn2となった時の第2タンク内圧P2を示している。
図3に示すように、ステップS10では、給油リッドスイッチ61がON、即ち給油リッドスイッチ61が操作されたか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で給油リッドスイッチ61がON、即ち給油リッドスイッチ61が操作されていれば、ステップS12に進む。また、判別結果が否(No)で給油リッドスイッチ61がONでなく、給油リッドスイッチ61が操作されていなければ、本ステップS10を再度実行する。即ち、本給油リッド開放制御は、給油リッドスイッチ61の操作をトリガーとして、本制御が開始される。
ステップS12では、第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1以上か、否かを判別する。詳しくは、第1圧力センサ25にて検出される燃料タンク21の内圧である第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1以上か、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1以上であれば、ステップS14に進む。また、判別結果が否(No)で第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1以上でなければ、ステップS24に進む。
ステップS14では、燃料の残量が所定値以下か、否かを判別する。詳しくは、燃料タンク21内の燃料残量が所定値(例えば、レベリングバルブ27が燃料に浸からない燃料量)以下か、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で燃料タンク21内の燃料残量が所定値以下であれば、ステップS16に進む。また、判別結果が否(No)で燃料タンク21内の燃料残量が所定値以下でなければ、ステップS24に進む。
ステップS16では、燃料タンク21の内圧が開放するように、タンク封鎖弁33を開弁する。そして、ステップS18に進む。
ステップS18では、誤差率Erを算出する。詳しくは、下記式(1)に基づいて、第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1から第2所定圧力Pn2となるまで期間Tnにおける変化率ΔPwを算出する。
ΔPw=(Pn2−Pn1)/Tn・・・・(1)
次に、第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1となった時の第2タンク内圧P2である第1所定圧力Pn1時第2タンク内圧Pw1と、第1タンク内圧P1が第2所定圧力Pn2となって時の第2タンク内圧P2である第2所定圧力Pn2時第2タンク内圧Pw2と、第1タンク内圧P1が第1所定圧力Pn1から第2所定圧力Pn2となるまで期間Tnと下記式(2)とに基づいて、第2タンク内圧P2の期間Tnにおける変化率ΔPnを算出する。
ΔPn=(Pw2−Pw1)/Tn・・・・(2)
そして、次に下記式(3)に基づいて、第1タンク内圧P1の変化率ΔPwと第2タンク内圧P2の変化率ΔPnとの誤差率(本発明の比較結果に相当)Erを算出する。そして、ステップS20に進む。
Er=|(ΔPw−ΔPn)/ΔPn|×100・・・・(3)
ステップS20では、誤差率Erが所定値以上か、否かを判別する。詳しくは、ステップS18にて算出された誤差率Erが所定値以上か、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で誤差率Erが所定値以上であれば、ステップS22に進む。また、判別結果が否(No)で誤差率Erが所定値以上でなければ、ステップS26に進む。
ステップS22では、ディスプレイ63に警告を表示し、給油リッド23の開放を行わない。そして、本ルーチンをリターンする。
一方、ステップS24では、燃料タンク21の内圧が開放するように、タンク封鎖弁33を開弁する。そして、ステップS26に進む。
ステップS26では、第1タンク内圧P1が大気圧となったか、否かを判別する。詳しくは、燃料タンク21内の圧力が大気圧となり、第1圧力センサ25にて検出される燃料タンク21の内圧である第1タンク内圧P1が0(ゼロ)となったか、否かを判別する。判別結果が真(Yes)で燃料タンク21内の圧力が大気圧となり、第1圧力センサ25にて検出される燃料タンク21の内圧である第1タンク内圧P1が0(ゼロ)となっていれば、ステップS28に進む。また、判別結果が否(No)で第1タンク内圧P1が0(ゼロ)となっていななければ、本ステップS26の処理を再度実施する。
ステップS30では、給油リッド23を開放する。そして、本ルーチンをリターンする。
このように、本発明に係る燃料タンクシステムでは、給油リッド開放制御中に第1タンク内圧P1の変化率ΔPwと第2タンク内圧P2の変化率ΔPnとの誤差率Erに基づいて、第1圧力センサ25と第2圧力センサ40の異常を判定しており、第1圧力センサ25の検出結果と第2圧力センサ40の検出結果とに基づいて、第1圧力センサ25と第2圧力センサ40の双方の異常を監視することで、簡易な構成で第1圧力センサ25と第2圧力センサ40の双方の異常を検出することができる。
また、第2圧力センサ40を燃料タンク21とタンク封鎖弁33との間のベーパ配管38に配設し、第1圧力センサ25とは異なる位置に第2圧力センサ40を配設しており、タンク封鎖弁33の閉弁時には、燃料タンク21内の圧力を検出することができ、タンク封鎖弁33の開弁時には、ベーパ配管38内の圧力を検出することができるので、第2圧力センサ40の検出結果を他の故障検出に用いることができる。
また、挟域の圧力範囲を高精度で検出可能である第1圧力センサ25を燃料タンク21に配設して、燃料タンク21の内圧を検出し、第1圧力センサ25に対して広域の圧力範囲を低精度で検出可能である第2圧力センサ40を燃料タンク21とタンク封鎖弁33との間のベーパ配管38に配設して、燃料タンク21の内圧を検出している。そして、給油等で燃料タンク21の燃料給油口22を開放するために給油リッドスイッチ61が操作され、燃料タンク21の内圧を開放するときに、挟域の圧力範囲を高精度で検出することのできる第1圧力センサ25にて燃料タンク21の内圧を検出し、当該検出結果に基づいてタンク封鎖弁33の作動を制御する。そして、燃料タンク21の内圧が大気圧となり、第1圧力センサ25にて検出される燃料タンク21の内圧である第1タンク内圧P1が0(ゼロ)となると、給油リッド23を開放することで、給油リッド23の開放までに燃料タンク21の内圧を大気圧近傍まで精度良く低下させることができ、燃料タンク21内の燃料蒸発ガスが燃料タンク21の燃料給油口22より放出されることを防止することができる。また、エンジン10の運転中に第2タンク内圧P2が燃料タンクシステムの燃料貯留部20に異常を来すような高圧である場合には、第2タンク内圧P2に基づいてタンク封鎖弁33の作動を制御することで、燃料タンク21の内圧を確実に燃料タンクシステムに異常を来さない圧力まで低下させることができる。
したがって、挟域の圧力範囲を高精度で検出可能な第1圧力センサ25と、第1圧力センサ25に対して広域の圧力範囲を低精度で検出可能な第2圧力センサ40とを備えることで、広域の圧力範囲を高精度で検出可能な圧力検出部を用いる必要がないので、コストの増加を抑制しつつ、挟域では精度良く、且つ広域の圧力範囲を検出することができる。
10 エンジン
21 燃料タンク
25 第1圧力センサ(第1圧力検出部)
30 燃料蒸発ガス処理部
33 タンク封鎖弁(封鎖弁)
38 ベーパ配管(配管)
40 第2圧力センサ(第2圧力検出部)
41 大気圧センサ(第2圧力検出部)
50 エンジンコントロールユニット(第2圧力検出部、異常判定部、給油リッド開放制御部、作動制御部)
62 給油リッドアクチュエータ(給油リッド開放制御部)

Claims (5)

  1. 車両に搭載された燃料タンクと、
    前記燃料タンクに配設され、前記燃料タンク内の前記圧力を検出する第1圧力検出部と、
    前記第1圧力検出部と異なる位置に配設され、前記燃料タンク内の前記圧力を検出する第2圧力検出部と、
    前記第1圧力検出部の検出結果と前記第2圧力検出部の検出結果とに基づいて前記第1圧力検出部または前記第2圧力検出部の異常を判定する異常判定部と、を備えることを特徴とする燃料タンクシステム。
  2. 請求項1に記載の燃料タンクシステムであって、
    前記燃料タンクから排出される燃料の蒸散ガスを吸着するキャニスタと、
    前記キャニスタと前記燃料タンクとを接続する配管と、
    前記配管に設けられ前記燃料タンクを封鎖する封鎖弁と、を備え、
    前記第2圧力検出部は、前記燃料タンクと前記封鎖弁との間の前記配管に配設されることを特徴とする燃料タンクシステム。
  3. 請求項2に記載の燃料タンクシステムであって、
    前記車両に備えられ、前記燃料タンクの給油口を覆う給油リッドと、
    前記給油リッドの開放を制御する給油リッド開放制御部と、
    前記封鎖弁の作動を制御する作動制御部と、を備え、
    前記給油リッド開放制御部は、前記燃料タンクの前記給油口の開放時には、前記第1圧力検出部の検出結果に基づいて、前記給油リッドの開放を行い、
    前記作動制御部は、前記燃料タンク内の前記圧力が所定圧力以上の高圧である時には、前記第2圧力検出部の検出結果に基づいて前記封鎖弁の作動を制御することを特徴とする燃料タンクシステム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料タンクシステムであって、
    前記第2圧力検出部は、前記第1圧力検出部よりも広範囲で圧力が検出できるセンサであり、
    前記第1圧力検出部は、前記第2圧力検出部よりも細かく圧力が検出できるセンサであることを特徴とする燃料タンクシステム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料タンクシステムであって、
    前記異常判定部は、前記第1圧力検出部の検出結果と前記第2圧力検出部の検出結果とを比較し、前記比較結果が所定値以上である場合に、前記第1圧力検出部または前記第2圧力検出部が異常であると判定することを特徴とする燃料タンクシステム。
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