JPH11324827A - 圧力センサの故障検出装置 - Google Patents

圧力センサの故障検出装置

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JPH11324827A
JPH11324827A JP10148265A JP14826598A JPH11324827A JP H11324827 A JPH11324827 A JP H11324827A JP 10148265 A JP10148265 A JP 10148265A JP 14826598 A JP14826598 A JP 14826598A JP H11324827 A JPH11324827 A JP H11324827A
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average value
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高志 磯部
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L27/00Testing or calibrating of apparatus for measuring fluid pressure
    • G01L27/007Malfunction diagnosis, i.e. diagnosing a sensor defect

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出値が継続的に変動するような故障も検出
できるようにした圧力センサの故障検出装置を提供す
る。 【解決手段】 所定時間TINTVAL内に圧力センサ
の検出値PTANKとその平均値PTANKAVEの偏
差の絶対値PCHKが所定圧DLEAKCHKを越えた
か否かの判定を繰り返し実行し、絶対値PCHKが所定
圧DLIEAKCHを越えた回数を故障判定カウンタC
91BNGで計測する。そのカウンタC91BNGの値
が、判定閾値91BJVDを越えたとき、圧力センサが
故障していると判定する(時刻t10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンクまたは
燃料タンクに接続された通路内の圧力を検出する圧力セ
ンサの故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内で発生する蒸発燃料をキャ
ニスタに貯蔵し、適時内燃機関の吸気系に供給するよう
に構成した蒸発燃料処理装置は、広く使用されている。
この蒸発燃料処理装置において漏れが発生すると、大気
中に蒸発燃料が放出されることになるため、蒸発燃料処
理装置内の圧力を検出する圧力センサを設けて、この圧
力センサの検出値によって燃料タンクやキャニスタで発
生する漏れを検出することが行われる。
【0003】このような圧力センサ自体が故障した場合
には、正確な漏れ検出ができなくなるため、圧力センサ
の検出値が、機関の冷間始動の直後において所定上下限
値の範囲(例えば大気圧±45mmHgの範囲)外の値
となり、その状態が所定時間継続したとき、故障と判定
する手法が、従来より知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手法では、何らかの原因で圧力センサ出力が継続的
に変動するような故障、例えば図4(i)に実線で示す
ような出力波形となるような故障を検出することができ
ない。したがって、そのような故障が発生した状態で
は、上記漏れ検出を正確に行うことができないという問
題があった。
【0005】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであり、検出値が継続的に変動するような故障も
検出できるようにした圧力センサの故障検出装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、燃料タンクに発生する蒸発燃
料を処理する蒸発燃料装置内の圧力を検出する圧力セン
サの故障検出装置において、前記圧力センサの検出値の
平均値を算出する平均値算出手段と、前記検出値と前記
平均値との偏差が所定値より大きいか否かを判定する偏
差判定を繰り返して実行し、前記偏差が前記所定値より
大きいと判定された回数が所定回数を越えたとき、前記
圧力センサの故障を検出する故障検出手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】ここで「所定値」は、圧力センサを使用し
た漏れ検出を正確に行うことができない最小の変動を検
出できる程度の値とし、「所定回数」は、実際に出力が
継続的に変動する故障が発生した圧力センサを用いて実
験的に決定されるものである。
【0008】この構成によれば、圧力センサの検出値と
その平均値との偏差が所定値より大きい否かを判定する
偏差判定が繰り返して実行され、前記偏差が前記所定値
より大きいと判定された回数が所定回数を越えたとき、
圧力センサの故障が検出される。したがって、圧力セン
サ出力が継続的に変動するような故障の場合でも、前記
偏差が所定値より大きいと判定されることがたびたび発
生するので、そのような故障を検出することが可能とな
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の圧力センサの故障検出装置において、前記故障検出手
段は、前記検出値と前記平均値との大小関係が所定時間
内に反転したことを条件として前記偏差判定を実行する
ことを特徴とする。
【0010】ここで「所定時間」は、圧力センサを使用
した漏れ検出を正確に行うことができない最小の変動を
検出できる程度の時間とし、例えば3秒程度とする。
【0011】この構成によれば、圧力センサの検出値と
その平均値との大小関係が所定時間内に反転したことを
条件として前記偏差判定が実行されるので、給油時のよ
うに検出値がその平均値より大きい状態が継続する場合
などにおいて、正常であるのに故障と誤判定することを
防止することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の圧力センサの故障検出装置において、前記故
障検出手段は、前記燃料タンクを搭載した車両の走行中
は前記偏差判定を実行しないことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、燃料タンクを搭載した
車両の走行中は前記偏差判定が実行されないので、車両
の走行に伴って燃料タンク内の燃料が揺れて圧力センサ
出力が変動し、正常であるのに故障と誤判定することを
防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0015】図1は本発明の実施の一形態に係る内燃機
関、蒸発燃料処理装置及びこれらの制御装置の全体構成
図である。図中、1は例えば4気筒を有する内燃機関
(以下、「エンジン」という)であって、該エンジン1
の吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。
また、スロットル弁3にはスロットル弁開度(θTH)
センサ4が連結されており、当該スロットル弁3の開度
に応じた電気信号を出力して電子コントロールユニット
(以下「ECU」という)5に供給する。
【0016】燃料噴射弁6は、吸気管2の途中であって
エンジン1とスロットル弁3との間の図示しない吸気弁
の少し上流側に各気筒毎に設けられている。また、各燃
料噴射弁6は燃料供給管7を介して燃料タンク9に接続
されており、燃料供給管7の途中には燃料ポンプ8が設
けられている。燃料噴射弁6はECU5に電気的に接続
され、該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の開弁
時間が制御される。
【0017】吸気管2の前記スロットル弁3の下流側に
は吸気管内絶対圧PBAを検出する吸気管内絶対圧(P
BA)センサ13及び吸気温TAを検出する吸気温(T
A)センサ14が装着されており、これらのセンサの検
出信号はECU5に供給される。
【0018】エンジン1のシリンダブロックの冷却水が
充満した気筒周壁にはサーミスタ等からなるエンジン水
温(TW)センサ15が挿着され、該TWセンサ15に
より検出されたエンジン冷却水の温度(以下「エンジン
水温TW」という)は電気信号に変換されてECU5に
供給される。
【0019】エンジン1の図示しないカム軸周囲または
クランク軸周囲にはエンジン回転数(NE)センサ16
が取り付けられている。NEセンサ16はエンジン1の
クランク軸の180度回転毎に所定のクランク角度位置
で信号パルス(以下、「TDC信号パルス」という)を
出力し、該TDC信号パルスはECU5に供給される。
【0020】排気管12の途中には、排気濃度センサと
してのO2センサ32が装着されており、排気ガス中の
酸素濃度を検出してその検出値VO2に応じた信号を出
力しECU5に供給する。排気管12のO2センサ32
の下流には、排気ガス浄化装置である三元触媒33が設
けられている。
【0021】またECU5には、エンジン1が搭載され
た車両の走行速度VSPを検出する車速センサ17、バ
ッテリ電圧VBを検出するバッテリ電圧センサ18及び
大気圧PAを検出する大気圧センサ19が接続されてお
り、これらのセンサの検出信号はECU5に供給され
る。
【0022】次に燃料タンク9、チャージ通路20、キ
ャニスタ25、パージ通路27等から構成される蒸発燃
料処理装置31について説明する。
【0023】燃料タンク9はチャージ通路20を介して
キャニスタ25に接続されており、チャージ通路20は
当該車両のエンジンルーム内に設けられた第1及び第2
の分岐部20a,20bを有する。そして、この分岐部
20a,20bと燃料タンク9との間のチャージ通路2
0には、チャージ通路20内の圧力(この圧力は定常状
態においては燃料タンク9内の圧力とほぼ等しい)PT
ANKを検出する圧力センサ11が取り付けられてお
り、この検出信号がECU5に供給される。以下圧力セ
ンサ11の出力を「検出値PTANK」という。
【0024】第1の分岐部20aには二方向弁23が設
けられている。二方向弁23は、タンク内圧PTANK
が大気圧より20mmHg程度高くなったとき開弁する
正圧弁23a及びタンク内圧PTANKが二方向弁23
のキャニスタ25側の圧力より所定圧だけ低くなったと
きに開弁作動する負圧弁23bより構成されている機械
式の弁である。
【0025】第2の分岐部20bには、バイパス弁24
が設けられている。バイパス弁24は、通常は閉弁状態
とされ、後述するタンクモニタ処理実行中に開閉される
電磁弁であり、その作動はECU5により制御される。
【0026】キャニスタ25は、蒸発燃料を吸着する活
性炭を内蔵し、通路26aを介して大気に連通する吸気
口を有する。通路26aの途中には、ベントシャット弁
26が設けられている。ベントシャット弁26は、通常
は開弁状態に保持され、所定の作動状態において閉弁さ
れる電磁弁であり、その作動はECU5により制御され
る。
【0027】キャニスタ25は、パージ通路27を介し
て吸気管2のスロットル弁3の下流側に接続されてお
り、パージ通路27にはパージ制御弁30が設けられて
いる。パージ制御弁30は、その制御信号のオン−オフ
デューディ比を変更することにより流量を連続的に制御
することができるように構成された電磁弁であり、その
作動はECU5により制御される。
【0028】ECU5は、上述の各種センサからの入力
信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、
アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を
有する入力回路と、中央演算処理回路(以下「CPU」
という)と、該CPUで実行する演算プログラムや演算
結果等を記憶する記憶回路と、前記燃料噴射弁6、バイ
パス弁24及びパージ制御弁30に駆動信号を供給する
出力回路とを備えている。
【0029】ECU5のCPUは、所定の条件が満たさ
れたときにバイパス弁24、ベントシャット弁26及び
パージ制御弁30を開閉駆動し、圧力センサ11によっ
て検出されるタンク内圧PTANKに基づいて蒸発燃料
処理装置の漏れの有無を判定する異常判定処理を実行す
るとともに、図2及び3に示す、圧力センサ11の故障
検出処理を実行する。
【0030】図2及び3の故障検出処理は、一定時間
(例えば80msec)毎にECU5のCPUで実行さ
れる。
【0031】先ずステップS11では、故障検出の実行
を許可することを「1」で示す許可フラグFGO91B
が「1」であるか否かを判別する。この許可フラグFG
O91Bは、エンジン水温TWが、燃料タンク内で発生
する蒸発燃料の量が少なく、故障判定に影響を与えない
程度の温度(例えば35℃)より低い状態でエンジンが
始動された場合に「1」に設定される。すなわち、圧力
センサ11の故障検出は、エンジン1の冷間始動直後に
実行される。
【0032】ステップS11でFGO91B=0であっ
て故障検出の実行が許可されていないときは、圧力セン
サ11の正常判定に使用する正常判定カウンタC91B
OK、及び圧力センサ11の故障判定に使用する故障判
定カウンタC91BNGをともに「0」にリセットし
(ステップS12)、遅延タイマtm91BDLYに所
定遅延時間T91BDLY(例えば5秒から10秒程
度)をセットしてスタートさせ(ステップS15)、イ
ンタバルタイマtmINTVALに所定時間TINTV
AL(例えば3秒)をセットしてスタートさせる(ステ
ップS17)。
【0033】遅延タイマtm91BDLYは、後述する
ステップS19以下の判定処理の実行を所定遅延時間遅
らせるためのダウンカウントタイマであり、インタバル
タイマtmINTVALは、前記正常判定カウンタC9
1BOKまたは故障判定カウンタC91BNGのカウン
ト値の更新処理(ステップS31〜S35)及び該カウ
ント値に基づく判定処理(ステップS38〜S41)の
実行周期を計測するためのダウンカウントタイマであ
る。
【0034】所定遅延時間T91BDLYは、当該車両
の停止後、燃料タンク内の燃料の揺れが落ち着くまでに
要する時間に相当するものとし、例えば5秒から10秒
程度の時間に設定される。また所定時間TINTVAL
は、圧力センサ11を使用した漏れ検出を正確に行うこ
とができない最小の変動を検出できる程度の時間、例え
ば3秒程度に設定される。
【0035】次いで反転フラグFSPIKE及びNGフ
ラグFKNG91Bを共に「0」に設定して(ステップ
S18)、本処理を終了する。
【0036】反転フラグFSPIKEは、後述するステ
ップS20〜S23の処理により、検出値PTANKと
その平均値PTANKAVEの大小関係が反転したこと
を「1」で示すフラグであり、NGフラグFKNG91
Bは、後述するステップS24及びS25の処理によ
り、検出値PTANKとその平均値PTANKAVEと
の偏差の絶対値PCHK(=|PTANK−PTANK
AVE|)が所定圧DLEAKCHKより大きいとき
「1」に設定されるフラグである。
【0037】一方ステップS11でFGO91B=1で
あって故障検出の実行が許可されているときは、車速V
SPが0か否かを判別し(ステップS13)、VSP=
0であって停車中であるときは、エンジン1がアイドル
状態にあることを「1」で示すアイドルフラグFIDL
Eが「1」か否かを判別する(ステップS14)。そし
て、VSP>0であるとき、またはFIDLE=0であ
ってエンジン1がアイドル以外の運転状態にあるとき
は、前記ステップS15に進み、アイドル状態にあると
きは、遅延タイマtm91BDLYの値が「0」か否か
を判別する(ステップS16)。最初は、tm91BD
LY>0であるので、前記ステップS17に進み、所定
遅延時間T91BDLYが経過したときは、インタバル
タイマtmINTVALの値が「0」か否かを判別する
(ステップS17)。
【0038】最初はtmINTVAL>0であるので、
ステップS20に進み、検出値PTANKの前回値PT
ANK(n−1)(「前回値」は、本処理の前回実行時
における値である)が平均値PTANKAVEの前回値
PTANKAVE(n−1)以上か否かを判別し、さら
にステップS21またはS22で、検出値PTANKの
今回値PTANK(n)が平均値PTANKAVEの今
回値PTANKAVE(n)以下か否かを判別する。こ
こで(n)は、今回値を示すために付したものである
が、通常は省略している。また、平均値PTANKAV
Eは、下記式(1)により、ECU5のCPUで算出さ
れる。
【0039】 PTANKAVE(n)=α×PTANK(n) +(1−α)×PTANKAVE(n−1) (1) ここで、αは0から1の間の値に設定されるなまし係数
である。
【0040】ステップS20〜ステップS22の判別の
結果、PTANK(n−1)≧PTANKAVE(n−
1)かつPTANK(n)≦PTANKAVE(n)で
あるとき、またはPTANK(n−1)<PTANKA
VE(n−1)かつPTANK(n)>PTANKAV
E(n)であるとき、すなわち検出値PTANKと平均
値PTANKAVEとの大小関係が反転したときは、反
転フラグFSPIKEを「1」に設定して(ステップS
23)ステップS24に進む一方、PTANK(n−
1)≧PTANKAVE(n−1)かつPTANK
(n)>PTANKAVE(n)であるとき、またはP
TANK(n−1)<PTANKAVE(n−1)かつ
PTANK(n)<PTANKAVE(n)であると
き、すなわち検出値PTANKと平均値PTANKAV
Eとの大小関係が反転していないときは直ちにステップ
S24に進む。
【0041】ステップS24では、検出値PTANKと
平均値PTANKAVEとの偏差の絶対値PCHKが所
定値DLEAKCHKより大きいか否かを判別し、|P
TANK−PTANKAVE|≦DLEAKCHKであ
るときは直ちに、また|PTANK−PTANKAVE
|>DLEAKCHKであるときはNGフラグFKNG
91Bを「1」に設定して(ステップS25)、本処理
を終了する。
【0042】所定値DLEAKCHKは、圧力センサ1
1を使用した漏れ検出を正確に行うことができない最小
の変動を検出できる程度の値、例えば2mmHg程度に
設定される。
【0043】一方ステップS19でtmINTVAL=
0となると、ステップS31に進み、反転フラグFSP
IKEが「1」であるか否かを判別する。FSPIKE
=0であって、所定時間TINTVALの間に検出値P
TANKと平均値PTANKAVEとの大小関係が反転
しなかったときは直ちにステップS36に進み、FSP
IKE=1であって反転があったとき、NGフラグFK
NG91Bが「1」であるか否かを判別する(ステップ
S32)。そしてFKNG91B=1であるときは、故
障判定カウンタC91BNGを「1」だけインクリメン
トし(ステップS33)、正常判定カウンタC91BO
Kを値を「0」にリセットして、またFKNG91B=
0であるときは、正常判定カウンタC91BOKを
「1」だけインクリメントして(ステップS34)、ス
テップS36に進む。
【0044】ステップS36では、インタバルタイマt
mINTVALに前記所定時間TINTVALをセット
してスタートさせ、次いで反転フラグFSPIKE及び
NGフラグFKNG91Bをともに「0」に設定する
(ステップS37)。
【0045】続くステップS38では、故障判定カウン
タC91BNGの値が判定閾値91BJVD(例えば
4)より大きいか否かを判別し、C91BNG≦91B
JVDであるときは、正常判定カウンタC91BOKが
判定閾値91BJVDより大きいか否かを判別する(ス
テップS40)。ステップS38及びS40の答がとも
に否定(NO)であるときは、正常または故障のいずれ
の判定も行わずに直ちに本処理を終了する。
【0046】またステップS38でC91BNG>91
BJVDとなったときは、圧力センサ11が故障と判定
して、そのことを「1」で示す故障フラグFFSD91
Bを「1」に設定するとともに、圧力センサ11が正常
であることを「1」で示す正常フラグFOK91Bを
「0」に設定し(ステップS39)、さらに故障または
正常の判定が終了したことを「1」で示す終了フラグF
DN91Bを「1」に設定して(ステップS42)、前
記ステップS42に進む。
【0047】またステップS40でC91BOK>91
BJVDとなったときは、圧力センサ11は正常と判定
し、正常フラグFOK91Bを「1」に設定して(ステ
ップS41)、本処理を終了する。
【0048】図4は、図2,3の故障検出処理を説明す
るためのタイムチャートである。同図(e)(f)
(g)(h)は、圧力センサ11が正常である場合に対
応し、同図(i)(j)(k)(l)は、圧力センサ1
1の検出値PTANKが継続的に変動する故障が発生し
た場合に対応する。同図(e)(i)において、実線が
検出値PTANKに、中心の破線が平均値PTANKA
VEに、また上下の破線が平均値PTANKAVE±所
定値DLEAKCHKにそれぞれ対応する。
【0049】先ず圧力センサ11が正常である場合につ
いて説明する。時刻t1においてエンジンがアイドル状
態にあり(同図(b))かつ車速VSP(同図(a))
が「0」となると、遅延タイマtm91BDLY(同図
(c))がダウンカウントを開始し、所定遅延時間T9
1BDLYが経過して時刻t2から故障検出期間TDE
Tが開始する。そしてインタバルタイマtmINTVA
L(同図(d))の値が「0」となると(時刻t3)、
故障フラグFKNG91B(図(g))が「0」である
ため、正常判定カウンタC91BOKが「1」だけイン
クリメントされる。時刻t4,t5においても同様に正
常判定カウンタC91BOK(同図(h))が「1」だ
けインクリメントされ、時刻t6から車両が走行を開始
するため、故障検出期間TDETが終了し、正常判定カ
ウンタC91BOKの値は保持される。時刻t7におい
て車両が停止し、所定遅延時間T91BDLY経過後の
時刻t8から故障検出期間TDETが再開する。そし
て、時刻t9,t10においても正常判定カウンタC9
1OKBがインクリメントされ、時刻t10において判
定閾値91BJVDを越えるので、正常判定(OK判
定)がなされる。なお、正常の場合は、検出値PTAN
Kはその平均値PTANKAVEの近傍を上下するた
め、反転フラグFSPIKE(同図(f))は、時刻t
3,t4などにおいて「0」にリセットされてもすぐに
「1」に設定される。
【0050】一方圧力センサ11がその出力が継続的に
変動する故障となった場合は、時刻t2の直後に、検出
値PTANKが平均値PTANKAVE+所定値DLE
AKCHKを越える(同図(i))ので、故障フラグF
KNG91B(同図(k))が「1」に設定され、時刻
t21で反転フラグFSPIKE(同図(j))が
「1」に設定されるので、時刻t3において故障判定カ
ウンタC91BNG(同図(l))が「1」だけインク
リメントされる。時刻t3以後においても、時刻t3
1、t41で反転フラグFSPIKEが「1」に設定さ
れ、故障フラグFKNG91Bは「1」となる(時刻t
3で「0」にリセットされるが、図示例では直ちに
「1」に設定されるので、「1」を維持するように示し
ている。時刻t4、t9及びt10において同じ。)の
で、時刻t4,t5においても同様に故障判定カウンタ
C91BNGがインクリメントされ、時刻t6以後はそ
の値が保持される。時刻t8から故障検出期間TDET
が再開されると、時刻t9,t10においても故障判定
カウンタC91NGBがインクリメントされ、時刻t1
0において判定閾値91BJVDを越えるので、故障と
の判定がなされる。
【0051】以上のように本実施形態では、所定時間T
INTVALの期間内において圧力センサ11の検出値
PTANKとその平均値PTANKAVEとの偏差の絶
対値PCHKが所定値DLEAKCHKを越えたか否か
の偏差判定を繰り返し実行し、前記絶対値PCHKが所
定値DLEAKCHKを越えたと判定された回数に対応
する故障判定カウンタC91NGBの値が判定閾値91
BJVDを越えたとき、圧力センサ11が故障と判定す
るようにしたので、図4(i)に示すようにセンサ出力
が継続的に変動するような故障を正確に検出することが
できる。
【0052】図5は給油時における圧力センサ11の検
出値PTANKとその平均値PTANKAVEの推移を
示すタイムチャートであり、時刻t11からt12まで
給油が行われた場合を示す。この図から明らかなよう
に、給油中あるいは給油終了後しばらくの間は、検出値
PTANKと平均値PTANKAVEとの偏差の絶対値
PCHKが所定値DLEAKCHKより大きい状態が継
続するので、検出値PTANKと平均値PTANKAV
Eの大小関係の反転(FSPIKE=1)を条件としな
いで、故障判定カウンタC91BNGのインクリメント
を行うと、正常であるのに故障と誤判定する可能性が高
い。そこで本実施形態では、所定時間TINTVAL内
に反転フラグFSPIKEが「1」に設定されたことを
条件として故障判定カウンタC91BNGのインクリメ
ントを行うようにし、かかる誤判定を防止している。
【0053】また車速VSPが「0」である停車中に故
障検出処理を実行するようにしたので、車両の走行によ
って燃料タンク内の燃料が揺れ、正常であるのに故障と
誤判定することを防止することができる。
【0054】なお図5に示すような検出値PTANKと
平均値PTANKAVEとの関係があらわれる場合は、
給油時以外にも急激な環境変化が起きた場合が考えられ
る。
【0055】本実施形態では、ECU5によって故障検
出装置が構成され、より具体的には、前記式(1)によ
る演算が平均値算出手段に相当し、図2のステップS1
9からS25及び図3のステップS31からS39が故
障判定手段に相当する。
【0056】なお本発明は上述した実施形態に限るもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した
実施形態では、時刻t6から故障検出期間TDETが再
開する時刻t8の間、正常判定カウンタC91BOK及
び故障判定カウンタC91BNGのカウント値を保持す
るようにしたが、故障検出期間TDETが終了した時点
(時刻t6)で、「0」にリセットするようにしてもよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、圧力センサの検出値とその平均値との偏差
が所定値より大きい否かを判定する偏差判定が繰り返し
て実行され、前記偏差が前記所定値より大きいと判定さ
れた回数が所定回数を越えたとき、圧力センサの故障が
検出される。したがって、圧力センサ出力が継続的に変
動するような故障の場合でも、前記偏差が所定値より大
きいと判定されることがたびたび発生するので、そのよ
うな故障を検出することが可能となる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、圧力セン
サの検出値とその平均値との大小関係が所定時間内に反
転したことを条件として前記偏差判定が実行されるの
で、給油時のように検出値がその平均値より大きい状態
が継続する場合などにおいて、正常であるのに故障と誤
判定することを防止することができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、燃料タン
クを搭載した車両の走行中は前記偏差判定が実行されな
いので、車両の走行に伴って燃料タンク内の燃料が揺れ
て圧力センサ出力が変動し、正常であるのに故障と誤判
定することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる内燃機関、蒸発燃
料処理装置及びこれらの制御装置の構成を示す図であ
る。
【図2】圧力センサの故障検出を行う処理のフローチャ
ートである。
【図3】圧力センサの故障検出を行う処理のフローチャ
ートである。
【図4】図2,3の処理による故障検出を説明するため
のタイムチャートである。
【図5】給油時における圧力センサの検出値とその平均
値の推移を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 5 電子コントロールユニット(平均値算出手段、故障
検出手段) 11 圧力センサ 17 車速センサ 31 蒸発燃料処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクに発生する蒸発燃料を処理す
    る蒸発燃料装置内の圧力を検出する圧力センサの故障検
    出装置において、 前記圧力センサの検出値の平均値を算出する平均値算出
    手段と、前記検出値と前記平均値との偏差が所定値より
    大きいか否かを判定する偏差判定を繰り返して実行し、
    前記偏差が前記所定値より大きいと判定された回数が所
    定回数を越えたとき、前記圧力センサの故障を検出する
    故障検出手段とを備えることを特徴とする圧力センサの
    故障検出装置。
  2. 【請求項2】 前記故障検出手段は、前記検出値と前記
    平均値との大小関係が所定時間内に反転したことを条件
    として前記偏差判定を実行することを特徴とする請求項
    1に記載の圧力センサの故障検出装置。
  3. 【請求項3】 前記故障検出手段は、前記燃料タンクを
    搭載した車両の走行中は前記偏差判定を実行しないこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサの故
    障検出装置。
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