JPH0219717A - 体積測定装置 - Google Patents

体積測定装置

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JPH0219717A
JPH0219717A JP16963388A JP16963388A JPH0219717A JP H0219717 A JPH0219717 A JP H0219717A JP 16963388 A JP16963388 A JP 16963388A JP 16963388 A JP16963388 A JP 16963388A JP H0219717 A JPH0219717 A JP H0219717A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、タンク内に収納された液体、粉体、粒体、
異形状物体等の体積を測定する体積測定方法及びその装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の体積測定装置としては第20図乃至第2
4図に示す如きものがある。以下、この従来例について
具体的に述べる。
第20図は液面位測定開始の初期状態を示し、また第2
1図は液面位の測定過程におりる状態を示す図であって
、ピストン(体積変化手段)7がシリンダ(体積変化量
)8の最深部まで移動させられたとき、すなわち最大ス
トローク移動したときの状態を示す。
第20図においてタンク3の体積をv丁、その空洞部分
すなわち液体4が満たされていない部分の体積V2%シ
リンダ8の最大体積変化量に対応する体積をVo  (
<Vl、Vl )%補正室9の体積をV (、タンク3
内の圧力をPoとし、かつバルブ10が解放されている
ものとすると、ポアッソン(Poisson)の法則に
基づいてPo (Vl +v、)+v、)γ=nRTが
成立する。なお、nはシリンダ8、補正室9及びタンク
3の空洞部の気体のモル数、Rはガス定数、Toは気体
の絶対温度、γは定圧比熱と定積比熱の比を示す。
ここでピストン7が、断熱を保持した状態で最大ストロ
ーク8動させられると、第21図の如(V、=Oとなる
と共にタンク3内圧力がΔP0だけ増加し、 (po  +ΔPG )(Vl  +Vl  )  γ
=nRT(。
が成立する。これより、 PG(V2+VO+Vl)  γ= (P6+ΔPo)
  (vi”l γ・・・(1) 式(1)は、近似的に となり、タンク3の空洞部分の体積v2は、となる。
次に第20図及び第21図においてバルブ10を閉成す
ると、補正室9とタンク3との通気性は完全に遮断され
、上記の如く第20図においては、 Po  (Vo  +V+  )  γ= n RT。
が成立し、また第21図においてはv、)=Oとなり、
タンク3内圧力がΔP0°だけ増加するので、 (po  +ΔP0°)Vl  γ= n RT 。
が成立する。これにより、 Pa(Vo+V+) γ=(P0+ΔP0°)v+γ 
・(3)式(3)は、近似的に となる。ここでシリンダ8の最大体積変化量に対応する
体積v0及び補正室9の体積v1は既知で、かつΔPo
゛は測定することができるので、TPOの値を求めるこ
とができる。これによって、式 (2)におけるタンク
3の空洞部分の体積■2は、算出可能となり液体4の体
積vLは、V、−V、によって求めることができる。
なお、第20図および第21図における3aはエンジン
にガソリン等の液体4を供給するパイプである。
次に、上記の如く説明した発明の原理に基づく具体的装
置の例の構成を第22図及び第23図を参照して説明す
る。なお、第22図において第20図と同一構成の部分
には同一符号を付してその説明を省略する。
7はピストンで、周面に磁極を有する円盤状の永久磁石
からなると共にその周面には磁性流体7aが吸着され、
後述のシリンダ8との隙間を塞ぎ、通気を防止し、かつ
シリンダ8内をピストン7が摺動するときの摩擦を小さ
くしている。なお、ピストン7の周面に0リングを取り
付けることによって通気を防止してもよい。8はシリン
ダで、その一端開口部8aは補正室9に連通されると共
に、他端を開口している。9は補正室で、その体積v1
がタンク3の全体積V丁に対して十分に小さく設定され
ていると共に、シリンダ8の最大体積変化量すなわちピ
ストン7の摺動によって変化する最大体積v0に対して
、例えば10倍の体積に設定されて、ピストン7の一往
復によって、内部の圧力変化は、正弦波状に変化する(
これは後述のモータ16の定速回転による)。また補正
室9は、電磁バルブ10及び第1のパイプ11を直列に
介してタンク3の液体注入口5の開口縁の近くに接続さ
れ、気体がタンク3内と補正室9との問を流通できるよ
うに設定されている。なお第1のバイブ11の液体注入
口5、電磁バルブ10間の一部は、該液体注入口の開口
縁より高く位置せしめられており、液体4が液体注入口
5の開口縁まで注入されても補正室9内に液体4が流れ
込まないように設定されている。12は圧力センサで、
基準圧力室12a 、検出圧力室12b 、その双方の
圧力室12a、12bを仕切り、かつその双方の圧力室
の圧力の差に比例して歪む歪板12c及び該歪板に貼付
けられているストレインゲージ等の圧力センサ本体12
dからなり、その基準圧力室12aは空洞室13及び微
細管の第2のバイブ14に直列に第1のバイブ11に連
通され、その空洞室13及び第2のバイブ14は、タン
ク3内の圧力変動を吸収し空気圧フィルタを構成してい
る。また検出圧力室12bは補正室9に連通され、圧力
センサ本体12dは歪板12cが受ける双方の圧力室1
2a、12bの圧力差を検出して電気信号に変換する。
15は円板で、透孔15aが設けられていると共に、ピ
ストン7を往復直線運動させるためのクランク15bの
一端が連結させられている。また円板15は、後述のモ
ータ16の回転軸に図示されない減速ギアを介して連結
されている。
+7は光センサで、ピストン7が最大に後退した位置で
透孔15aに対面するように設けられており、円板15
の透孔15aを検出する。18はモータ駆動制御回路で
、電源投入直後にモータ16を回転せしめるための信号
の供給を後述の演算処理回路21から受け、光センサ1
7の位置に円板15の透孔15aを一致させる為の信号
をモータ16に供給する。またモータ駆動制御回路18
は後述の演算処理回路21から前記信号とは別の信号を
受けて、モータ16を一定角速度ω。で回転駆動せしめ
るための駆動信号をモータ16に供給する。19はバン
ドパスフィルタで、モータ16の角速度ω。に対応する
周波数成分のみを抽出して出力するように設定されてお
り、圧力センサ12で発生するノイズ成分、タンク3内
の温度上昇に対応して圧力センサ12で発生するドリフ
ト成分等を除去する。20は振幅検出回路で、バンドパ
スフィルタ19の出力を人力し、その波高値を検出する
。21は演算処理回路で、CPU (CENTRALP
ROCESSORUNIT)、ROM (READ 0
NLY MEMORY)等からなり、振幅検出回路20
の出力を入力して、次のごとき演算処理を実行すること
によってタンク3内の液面位を算出し、算出結果を表示
部22に供給して表示せしめる。
次に演算処理回路21の作動を第24図に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
第24図に於て、電源を投入すると、スタートステップ
100から初期設定ステップ101に進み、演算処理回
路21を構成するcpu等が初期設定され、かつその初
期設定径所定時間が経過するとバルブ閉成信号の出力開
始ステップ102では、バルブ10を閉成するための信
号を演算処理回路21から図示されない駆動回路を介し
てバルブ10に供給する。次に係数推定ステップ103
に進み、ピストン7を複数回往復運動させることによっ
て式 (4)における係数γP0値を推定する。すなわ
ち、ROIAに記憶された補正室9の体積Vl及びシリ
ンダ8の最大体積変化量に対応する体積v0並びに圧力
センサ12によって測定された補正室9内の圧力変化幅
ΔPG’(前記ピストン7の複数回の往復運動の圧力変
化幅の平均値)によってγP0を式 (4)のγPG−
ΔP 6’V H/ V Oに基づいて求める。求めた
後、バルブ閉成信号の出力停止ステップ104に進み、
バルブ10を開放するためにバルブ10へのバルブ閉成
信号の供給が停止され、次のタンク内空調体積の算出ス
テップ105に進み、前記係数推定ステップ103での
ピストン7の往復運動の回数よりも多い回数ピストン7
を往復運動させることによって、ステップ105では、
前のステップ103で求めた係数γPG、ROMに記憶
されたシリンダ8の最大体積変化量に対応する体積V 
O%該体積v0と同様にRollに記憶された補正室9
の体積V、及び圧力センサ12によって検出された圧力
ΔP0(前記ピストン7の複数回の往復運動の圧力変化
幅の平均値)に基づいてタンク3内空洞部分の体積v2
を求め、次の液面位算出ステップ106に進み、直前の
ステップ105で求めたタンク3内空洞部分の体積■2
をROMに記憶されたタンク3の全体積7丁から減算す
ることによって液体4の体積■、を算出する。更に次の
液面位信号発生ステップ107に進み、このステップ1
07で表示部22に対して液面位を表示させるための信
号を演算処理回路21から供給し、その後バルブ閉成信
号の出力開始ステラツブ102に戻る。その後は、上記
の動作が周期的又は非周期的に繰り返される。なおタン
ク内空洞体積の算出ステップ105と液面位算出ステッ
プ106との間には、タンク3内の空洞部分の体積が大
きく変化した場合のキャンセルステップ(図示せず)が
設けられている。
[作   用] 次に、上記構成の作動を説明する。電源が投入されると
光センサ17からモータ駆動制御回路18に透孔15a
を光センサ17の位置に一致させるための信号が供給さ
れ、モータ16が回転されて光センサ17の位置に円板
15の透孔15aが一致せしめられる。なおこの作動は
電源投入直後から所定時間内に終了させられる。その後
、演算処理回路21からバルブ10にバルブ閉成信号が
供給されることによってバルブ10が閉成され、更に演
算処理回路21からモータ駆動制御回路18にモータ1
6の複数回の回転開始を指示する信号が供−給される。
該信号が供給されるとモータ駆動制御回路18は、モー
タ16を一定角速度ω。で一方向に指示された回転数だ
け回転せしめ、モータ16の回転軸に連結された円板1
5が回転させられることによってクランク15bを介し
てピストン7がシリンダ8内を往復運動し、シリンダ8
の最大体積変化量に相当する体積■1の部分の空気を補
正室9に送り込んだり、補正室9の空気を吸い込んだり
し、補正室9内の圧力を正弦波状に変化せしめると、圧
力センサ12の検出圧力室12bの圧力は、補正室9の
圧力が伝わることによって正弦波状に変化し、タンク3
内圧力と等しい基準圧力室12aの圧力との差が、圧力
センサ本体12cによって検出され、正弦波状の電気信
号に変換される。その信号はバンドパスフィルタ19を
介して振幅検出回路20に供給され、その波高値が検出
される。検出された波高値は、演算処理回路21に供給
され平均化されることによって、係数γP0が算出され
、CPU内のレジスタ等に記憶される。その後、演算処
理回路21からバルブ10にバルブ閉成信号の供給が停
止されて、バルブ10は開放され、さらにモータ16は
係数γPGを算出するときよりも多くの回数回転させら
れることによって式(2)の演算がなされ、タンク3内
の液体4の体積が算出され、その算出結果は表示部22
に表示される。以後、上記動作が繰り返され、バルブ1
0が閉成される毎に係数γP0が更新されて記憶され、
再度新たに液面位が算出される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の体積測定装置にあって
は、係数γPGを推定するために、タンクと補正室9と
バルブ10を介して連結する構成となり装置全体の形状
が大型化するという問題点があった。
また、バルブ10に開口断面積の小さなものを用いると
流量抵抗が大きくなり、バルブ10を開口し、加圧した
場合に、補正室9をタンク3内の空洞部分とが連通した
1つの空間として見做されず、別個の空間となってしま
い、測定誤差を生じさせる原因となる問題点があり、こ
れを避けるために、ピストン7の駆動角周波数ω0を非
常に小さくすると測定時間が長くなるという問題点があ
った。そこで開口断面積の大きなバルブを用いることが
考えられるが、そうするとコストアップになるという問
題点があった。
[課題を解決するための手段] この発明は、このような従来の問題点に着目して成され
たもので、複数個のタンクを、体積変化機構(体積変化
手段)を介して連結し、この体積変化機構を動作して上
記それぞれのタンクの体積を変化せしめ、この変化によ
るタンク内の圧力変動を夫々のタンクに設けられた圧力
センサで検出し、該検出値に基づいて、タンク内収容物
の体積を測定することができるようにした体積測定方法
及びその装置を提供することにある。
[実 施 例] 以下に本発明の実施例を第1図乃至第19図に基づいて
詳細に説明する。
まず第1図乃至第6図において、原理説明を行なうと、
30は例えば液体、粉体、粒体、異形状物体等を収納す
る異形状のメインタンクであって、このメインタンク3
0には連結バイブ32を介して補正用タンク31が連結
されている。また上記異形状メインタンク30の上部に
は小径の通気孔35が穿設されている。上記補正用タン
ク31の上部には例えばピストン、ベローズ、ダイヤフ
ラム等の体積変化手段(機構)33が設けられていて、
この体積変化機構33の動作によって補正用タンク31
内の体積を変化させることができるようになっている。
なお第5図においては、補正用タンク31内の内圧を検
出するためのゲージ圧力センサ34が設けられている。
以上が本実施例の構成であって、次にその構成による測
定原理を説明する。
測定原理 (1)第1図のような連結タンクシステムを考える。こ
れは体積V、、V、の2種類のタンクによって構成され
る。タンク31.30は流量抵抗r1のバイブ32によ
って接続されており、タンク30の通気孔35の流量抵
抗r2である。双方のタンク30.31内の気体の比熱
比をγ、気体定数をR、タンク31の熱時定数をτとす
る。タンク31に、ピストン、ダイヤフラム、ベローズ
等を用いた体積変化機構33を取り付け、この体積変化
機構33によって実際に発生する体積変化量をv (t
) とする。
タンク30.31が剛体の場合、タンクの加圧減圧時に
タンク30.31が歪まないので、ピストン、ダイヤフ
ラム、ベローズ等の体積変化量■。(1)と実際に発生
する体積変化量v (t)は等しい。もしタンク30が
フレキシブルな場合、タンク加圧減圧時にタンク30が
歪むので、その収縮又は拡張による体積変化量に応じた
分だけv (t)はV。(1)より小さくなる。
v(t)=Oのとき、タンク31の中の気体の絶対圧力
、温度、モル数をそれぞれpo、TI、nlsタンク3
0の中の気体においてそれぞれPo、Tz、nz とす
る。測定環境が著しく変化しない場合、通気孔35を介
してタンク31゜30内外に気体が循環するので絶対圧
力p。は外気圧と等しく、その変化は非常に遅く、外気
圧と等しく変化する。
v (t)≠0のとき、圧力、温度、モル数も体積変化
機構の状況に応じて変化し、 タンク31において、 圧力はPa+Δp+(t) 温度はTI+Δ71(t)。
モル数はnl−Δn+2(t)  と変化する。
タンク30において、 圧力はp0+ΔP2(t)。
温度はT2+ΔT t (t) 。
モル数はn2+Δn+2(t)−Δn2 (t)  と
変化する。
Δn+2(t)はタンク31からタンク30に流れた空
気のモル数、Δn2(t)はタンク3oから通気孔35
を介して外部に漏れた空気のモル数である。
ここでこのシステムについて次の仮定を設定する。
1)タンク内気体は理想気体である。
2)V(j)< (V+ 、V2 ) 3)タンク30゛の熱容量は大きく、圧力変化Δp2(
t)に伴なうタンク内温度変化は体積変化量v (t)
の変化の速さに比べ非常に遅く無視できる。
4)体積変化量v (t)の変化の速さは、それに伴い
変化する圧力がタンク30.31内の至るところで等し
い程度とする。
5)タンク30内に被計測物体を入れても、この物体に
よりタンク30内に2つ以上の閉じたガス空間、すなわ
ち空洞部分が構成されない。
以上の仮定は、それほど大きな制約となるものはない。
体積変化量v (t)に対するΔp+(t)、Δp2(
t)、ΔT+(t)、Δ”ri(t)、Δn+2(t)
、Δna(t)の変化は本来、非線形方程式で表される
が、仮定2)よりその大きさはPO%TI、T、、n、
、n、に対して非常に小さく、そのため線形方程式で近
似できる。静的状態においてタンク30.31内の気体
の圧力、温度、モル数の関係は次の代数方程式で表され
る。
PoV+−nIRT+ + 1lOV2− n2RT2
    (la)また仮定1)、3)、4)、5)より
、動的状態においてはタンク30.31内の気体の圧力
、温度、モル数の関係は、次の線形常徹分方程式で表さ
れる。
(1b) (1d) ΔT+ (0)  −0(If) 流量抵抗r、上式においてはrl+r2はバイブ32の
長さ℃と直径dより次の式のように求められる。
この式は長さaが50〜65G[+111111 、直
径dが2.(1〜9.0[mm]のアルミ製パイプを用
いて実験的に求めたものである。
また、体積変化v (t)は次のように表される。
V (t) =VO(t)−Δv(t)       
(lh)ΔVはタンクの材質、形状、容積等から定まる
タンク固有の定数であり、Δv(t)は体積変化機構3
3の体積変化量Va(t)の変化に伴うタンクの拡張、
収縮による体積変化量である。
式(1a)〜(II)にラプラス変換を施し、入力v(
t)から出力Δpt(t)までの伝達関数を求めると次
のようになる。
(2a) となる。係数r2V2/RT2 、 rlV2/RT2
 、 r+Vt/RT+は、圧力変化の時定数である。
例えばr2v2/RT2はタンク30における空胴部分
の絶対温度T2る。補正係数kz(S、rl、rz、l
/+、V2)は、メインタンク30の容積v2により変
化するが、第2図に示されるに2(S、rl、rz、V
+、Vz) (D周波数特性において、適当な周波数、
例えば区間Aの4 X 10−’〜10−’Hzの周波
数を選ぶことにより近似的に定数と見做せる。
+<<〈rz  (rzは空気等の通気孔35の流量抵
抗)で熱時定数でとrz (V++MinV2)/RT
aが同程度の値なら次のような角周波数が存在する。
(2c) この条件において補正係数に2(s、rl、rz、VB
V2)は次のように近似される。
l k2(iω+rl+r2+Vl+v2)  l ’
sr IZk2(iω、rl、r2+vl+v2)  
= O(2d)ゆえに、式(2C)の条件を満たす場合
、入カシ(1)から出力Δp+(t) までの伝達関数
はγpo/ (v+◆v2+ΔV)となる。
なお、体積変化機構33が角周波数ω0で正弦波状にm
abされる場合、 32が閉塞されている状態と同等と考えられる。
即ち であればよい。
(2)次に第3図のような単一タンクシステムを考える
。これは第1図のタンク31.30の間を結合するバイ
ブ32の断面積を非常に大きくしたもので、これにより
バイブの32流量抵抗rlの値が非常に小さくなる場合
に相当する。これより、第3図のv (t)からΔI)
2(t)までの伝達関数は式(2a)においてr1→0
、T2 = T r 、AP2= A+1+、V2’=
Vl +v、としたものであり、次のようになる。
(2f) ここで、 (2g) となる。次のような角周波数ωを考える。
例えば第4図の周波数特性においてAに示す10−’l
+z以上の周波数である。このような周波数に設定する
ことにより補正係数に、(iω、rz。
■、°)は次のように近似される。
k、(iω、r2+V3’) l〜1゜k+ (iω、
rz、Vs’)”F O(2i)このとき、伝達関数は
γI)O/ (V2°◆ΔV)となる。
次に上記原理を第5図に示す具体例に基づいて説明する
第5図において補正タンク31は第1図におけるタンク
31に相当するものであり、体積変化機構33であるダ
イヤフラムを夫々2種類の角周波数ωL、ωH(ωしく
ωH)で同時に(v 、slnωLt+ v osin
ω、t) 、又は交互に(V os1nωLj+ V 
osinωHt)駆動し、バイブ32は、高い角周波数
ω□では流量抵抗r1は式(2e)より非常に大きくな
るので圧力変化をメインタンク30に伝達せず、実質的
に補正タンク31とメインタンク30とが切り離され、
バイブ32カ置危量抵抗の極めて大きな空気漏れ孔とな
るために補正タンク31だけの圧力変化を計測でき、こ
の場合第3図に示す単一タンクシステムの理論が通用さ
れる。
ここで補正タンク31の容積をV l 、メインタンク
30内の気体の体積をV2%メインタンク30内の液体
の体積を■し、補正タンク31とメインタンク30の容
積の和をvTとする。
補正タンク31の圧力変化Δp+(t)は式(2h)を
満たす角周波数ωHを用いると、 Δp+(t)  =γ□I k+ l v、5in(ω
、t+ φI)V◆ΔV O m y       v、sinωot       
(3a)となる。また、メインタンク3oを剛体、すな
わちΔv=0とし、角周波数ωLが式(2c)を満たす
とき、Δp1(t)は次のようになる。
a Δ11+ (t) −1’     I k+ l V
oSin(ωht+φ2)ν1+ΔV 1)。
m 7     v、sinω、t     (3b)
VI 次に低い角周波数ω、ではパイプ32の流量抵抗が小さ
くなり、補正タンク31とメインタンク30とが非常に
太いパイプで結合された形になるので補正タンク31内
での圧力変化はメインタンク30に伝達され、両タンク
30゜31の圧力変化を計測できる。
この場合も第3図に示す単一タンクシステムの原理が適
用される。
そこでv(シ)を角周波数ω、で駆動したときのΔp+
’(t)の振幅を測定すると、 Δp1°(t)= ここでωHで駆動したときのΔp+(t)の振幅をA、
、ω、で駆動したときのΔp+(t)の振幅をA2とす
ると、式(3a) 、 (3b) よりメインタンク3
0及び補正タンク31内の気体の体積の和V、+V2は
次のように求められる。
液量りLは次のように求められる。
また、メインタンクがフレキシブルな場合A I + 
A 2の比の値Cは次のようになる。
この場合、液量を求めるにはΔV、1に一/hatをキ
ャリブレーションにより求める必要がある。キャリブレ
ーションはメインタンク30に体積の正しく測定された
液体を入れ、v2とCを求める。これを異なった体積に
ついて2回行い、得られた値を式(3f)に代入し、Δ
V、kl/li+zlを求める方法である。
このとき、液量vLは次のように求められる。
上記原理説明における剛性タンクとフレキシブルタンク
の場合の夫々の信号処理は次の如くである。
(イ)剛性タンクの場合(第6図) 体積変化機構33が(vosinωLt+vosina
+ Ht)(ωしくωH)の駆動力によって駆動される
と、それによる圧力変化がゲージ圧力センサ34で検出
され、2つの並列接続されたバンドパスフィルタ36.
37に供給される。一方のバンドパスフィルタ36は、
中心角周波数ω。
で、角周波数ω、の信号成分のみを抽出するように設定
され、また他方のバンドパスフィルタ37は、中心角周
波数ω、で角周波数ω□の信号成分のみを抽出するよう
に設定されている。
これらのバンドパスフィルタ36.37の夫々の出力信
号は夫々に接続され、かつ同一ゲインの振幅検出器38
.39で振幅が検出され、低い方の角周波数ω、の信号
成分の振幅を検出する一方の振幅検出器38の出力γP
ovoは、高い方の角周波数ω□の信号成分の振幅を検
出する40によって除算され、メインタンク30内の空
胴部分の体積v2と補正タンク31の容積V、との和(
VI”V2)が算出される。
その算出結果V、+V、は引算41で設定されているメ
インタンク30の容積vTと補正タンク31の容積vI
との和から引算され、その結果メインタンク30内に収
納された液体等の収納物の体積vLが算出される。なお
、一方のバンドパスフィルタ36のゲインは他のバンド
パスフィルタ37のゲインのv1倍に設定されている。
(ロ)フレキシブルタンクの場合(第5図)体積変化機
構33が(v、5ina+ 、t+v、sinω、t)
(ω、くω8)の駆動力によって駆動されると、それに
よる圧力変化がゲージ圧力センサ34で検出され、2つ
の上記のバンドパスフィルタ36.37に供給される。
一方のバンドパスフィルタ36では角周波数ω直、の信
号成分が抽出され、また他方のバンドパスフィルタ37
では角周波数ωHの信号成分が抽出され、夫々の出力信
号は夫々に接続された上記の振幅検出器38.39で振
幅が検出され、低い方の角周波数ωしの信号成分の振幅
を検出する一方の振幅検出器38の出力γ1kllPO
Voは、高い方の角周波数ωHの信号成分の振幅を検出
する他方のる。
関数の係数から算出される補正係数に対応する増幅率1
 h2/に+ 1の増幅率42で増幅される。
その後、増幅された信号は、引算器41で設定されてい
る値(Vア+vl+ΔV)から引算され、その結果メイ
ンタンク30内に収納された液体等の収納物の体積VL
が算出される。なお、ΔVとに21/1k11は予めキ
ャリブレーションにより求められている。
次に第7図から第19図において本発明の具体的実施例
について説明する。
まず第7図において、体積変化機構33の構成を説明す
る。この体積変化機構33は、タンク3の上側開口部3
3aに取付ねじ33b及びパツキン33cを介して機密
に取付けられる蓋体33dに、ヨーク収容室33eを形
成し、このヨーク収容室33e内には、ガイド杆33f
及びガイド壁33gによフて上下方向に移動可能に支持
されている第1のヨーク33hが収納されている。また
この第1のヨーク33hの内部には、マグネット33i
 と、このマグネット33i に取付けられる第2のヨ
ーク33jが設けられており、この第2のヨーク33J
 と前記第1のヨーク33h との間には、ソレノイド
33kが位置され°Cいる。このソレノイド33には、
前記の蓋体33dに固定されている。第2のヨーク33
Jには、前記蓋体33dに設けられた孔33qを貫通す
る連結杆332が取付けられており、この連結杆33交
の先端には、中央部に向けて傾斜し、かつ剛性を有する
底板33mの中央部が固定して取付けられている。この
底板33mの周囲に筒状ベローズ33nの下端縁が気密
に接着されており、さらにこの筒状ベローズ33nの上
端縁は蓋体33dに気密に固着されている。なお前記底
板33I11の中央部にはベローズ33nの内部とタン
ク3の空洞部分との静圧を等しくするための細孔33p
が穿設され、筒状ベローズ33nの収縮時に、該細孔3
3pを介してベローズ33n内側空間に入ったタンク3
内の気体が凝結したときに発生する水滴等の液体を排出
する機能を有している。33rは、前記のヨーク収容室
33e内を気密に閉塞するための蓋板を示す。収容液体
4の最上位面は、前記底板33+aが浸漬されることが
ないように設定されている。なお、ベローズを上記にお
ける筒状ベローズ33nと底板33I11とが一体化さ
れたものを指す場合もある。
次にその作用を第8図(A) 、 (B)に基づいて説
明する。
このシステムは圧力センサ34からの検出信号を微分回
路43で微分し、その微分出力を増幅器44を介してソ
レノイド33kにフィードバックさせ、一定周波数でベ
ローズ33nを共振させるものである。
次に上記モデルの作動を解析する。まず第8図(A)を
モデル化した第8図CB)において、次のように変数、
係数を定義する。
k、:ベローズ33nのバネ定数 X:ベローズ33nの変位 d:ベローズ33nの空気によるダンパ定数f:ベロー
ズ33nに加わる力 G:増幅器44のゲイン B:ソレノイド33にの磁束密度 るとし、次のような式で表せるとする。
i:ソレノイド33kを流れる電流 L:ソレノイド33にのインダクタンスR:ソレノイド
33にのコイル抵抗 V:ソレノイド33kに印加される実際の電圧 上記定義から第8図(B)は次のように状態方程式で示
される。
f=bIi ・・・(7) ■ バネ定数にはベローズにbと空気バネにより次のよ
うに表すことができる。
Po:大気圧 S:ベローズの実効面積 vb:ベローズの容積 ベローズの最大伸縮特性を考慮にいれKは′iJ4図の
ような特性を持つとする。よって(6)式のKxの項は
K(×)として次のように表せるとする。
V−V+−B  I  x         ・・・(
9)V+ −G x             =・(
10)原理的にはこのシステムは上の方程式で表すこと
ができるが実際の機器では様々な条件があり、そのこと
を考慮に入れ次のような仮定が成り立つとする。
■ (8)式においてLは数iHと小さく無視でき・・
・(12) Xwaax :ベローズの最大伸縮限界よって式(6)
は とする。
■ (10)式のゲインGはアンプで得られる電圧に限
界があるためアンプに第5図のような特性があると仮定
する。
このことを考慮に入れtan−1を用いて第5図の特性
を近似する。
−2VIIaM V、 =     tan−’ (GX)     −
(10) ’π Vwaaw :アンプによって得られる電圧よって式(
6)’、(7)、(8)’、(9)、(10)’より次
の状態方程式が成り立つ。
上記の(13)式から、ベローズ33nが単振動した場
合の共振周波数(f)を求めると その結果Vの値を、第9図に示す如く蓋板33「を逆U
字状に形成して、ヨーク収容室の体積(V)を大きく設
定することにより共振周波数を低く設定できる効果があ
る。
次に上記原理に基づいて本発明による具体的実施例の説
明をする。
第10図は、補正タンク31とメインタンク30との間
に体積変化機構33を置いたものであるメインタンク3
0と補正タンク31の静圧を等しくするため、両タンク
31.30間かオリフィス47aを有する細いバイブ4
7で接続され、メインタンク30と補正タンク31とが
大気圧の影響を受けないように、完全に閉じられた系と
なっているため、タンク30.31内の気圧はタンク3
0.31内外の気圧差による影響を全く受けない。ここ
でこのバイブ47の圧力伝達の時定数は、体積変化手段
33による補正タンク31の圧力変化の時定数よりも十
分大きく、またタンク31.31外の大気圧、すなわち
絶対圧力の圧力変化の時定数より十分小さいものとする
前提のもので、ピストン、ベローズ、ダイヤフラム等の
体積変化機構33を駆動し、v sinω。tの関数で
示されるような体積変化を補正タンク31及びメインタ
ンク30に与えると、すなわちメインタンク30及び補
正タンク31の双方に単一タンクシステムの原理が適応
される。そこで V (t) = v sin (Ll ot     
    (4a)とすると、補正タンク31の圧力変化
△pt(t)は、 (4b) となり、上式において角の周波数ω。が(2C)を満た
す場合、 となる。ここで、メインタンク30が剛体の場合、△P
2(t)は次のようになる。
(4C) ここで上式において、補正タンク31と同様に角周波数
ω。が式(2C)を満たす場合、となる。
ここで、v (t)を角周波数ω。で駆動したときの△
P+(t)、Δp2(t)の振幅を測定し、それぞれの
最大値をA1、A2とすると、式(4b)’(4c)“
よりメインタンク30内の気体体積v2は次のように求
められる。
1/1=V2                  (
4d)A2 ここで、vTをメインタンク30の容積とすると、液量
vLは次のように求められる。
A。
VL= V丁−Vl                
     (4e)すなわち、ピスト、ベローズ、ダイ
ヤフラム等の体積変化機構33によって、メインタンク
30と補正タンク31の夫々の体積がv、sinωot
だけ角周波数ω0で規則的に変動すると、メインタンク
30内と補正タンク31内の夫々の圧力変動は夫々のタ
ンク30.31に取付けられたゲージ圧力センサ34a
、 34bによって検出され、メインタンク3oの圧力
変動を検出したゲージ圧力センサ34bの出力は、ゲイ
ン1 (dB)、中心角周波数ω。のバンドパスフィル
タ37bによって角周波数ω0の信号成分が抽出され、
その後、第1の振幅検出器39bに供給され、入力信号
の最大値、すなわちγ匝が検出され出力される。また補
正タンク31の圧力変動を検出したゲージ圧力センサ3
4aの出力は、ゲイン■1、中心角周波数ω。のバンド
パスフィルタ37aによって角周波数ω。の信号成分の
みが71倍されて抽出され、その後第2の振幅検出器3
9aに供給され、人力信号の最大値、すなわちγPov
aが検出され出力される。その後、第2の振幅検出器3
9aからの出力TPOVO割算器40によりて除算され
、メインタンク30の空洞部分の体積v2が算出され、
その演算結果は、引算器41に供給され、設定されたメ
インタンク30の全体積■、から引算され、その結果、
メインタンク30内に収納された液体等の体積VLが算
出される。
次に、第10図に示した本発明の回路ブロック図を第1
1図に示す具体例で説明する。51は補正タンク31内
圧力の変動を検出する第1のゲージ圧力センサ34aか
らの出力を入力する第1のバッファ回路、52はメイン
タンク30内圧力の変動を検出する第2のゲージ圧力セ
ンサ34bからの出力する第2のバッファ回路、53は
ゲイン1で中心角周波数ω。の第1のバンドパスフィル
タで、第1のバッファ回路51の出力を入力し、その人
力した信号から角周波数ω。の信号成分を抽出した後、
その信号をv1倍して出力する。なお、ここでは第1の
バンドパスフィルタ53として広い範囲に亘ってQの値
を任意に選択できる状態方程式型バンドパスフィルタを
用い、その通過角周波数ω。は前記体積変化手段33の
駆動角周波数ω0の変動範囲と一致するような幅△ωを
有するように設定されている。54は第1のバンドパス
フィルタ53と同様の機能を有する第2のバンドパスフ
ィルタで、ゲインが1に、また中心角周波数がω0に設
定されている。55は第1の振幅検出回路で、直列接続
された絶対値回路S5aと平滑回路55bとからなり、
第1のバンドパスフィルタ53の出力の振幅値を検出す
る代りに、実効値を検出して、角周波数ω。にノイズが
重畳された場合に、そのノイズを一平滑化することによ
って第1の振幅検出回路55がノイズのピーク値を振幅
値として検出することを防止することによって、割算器
58に供給する信号の信顆性を高めている。56も第1
の振幅検出回路55と同一機能の第2の振幅検出回路で
、絶対値回路56aと平滑回路56bとを有している。
57は増幅器、58は割算器で、第1の振幅検出回路5
5の出力を第2の振幅検出回路56の出力で除算してい
る。59は引算器で、シャントレギュレータ60aによ
ってメインタンク30の全容積に対応する設定電圧を発
生する基準値設定回路60の出力から割算器58の除算
結果を引いてメインタンク3o内収容物の体積に対応す
る信号を出力する。なお、上記増幅器57のゲインをA
とすると、上記引算器59、割算器58からのゲインは
1ハに設定されている。
次にその作用を説明する。
体積変化手段33が駆動されると第1のゲージ圧力セン
サ34aによって補正タンク31内の圧力変動が検出さ
れ、それに対応する電気信号の実効値がγP(、v、と
じて出力され、また第2のゲージ圧力センサ34bによ
ってメインタンク30内の圧力変動が検出され、それに
対応するれら2つの出力信号が割算器58に供給され、
メインタンク30内の空洞部分が算出され、さらに引算
器59でメインタンク30の全容積に対応する信号を出
力する基準値設定回路60の出力信号から除算値を引い
て、その値をメインタンク30内の収容物の体積として
算出する。
また、メインタンク30内の空洞部分の体積v2を変動
せしめる周波数は第12図に示されるように自動車の運
転時に伴う振動によってもたらされる圧力ノイズの周波
数スペクトルの分布の状況から1〜15Hz及び20H
z以上を選択範囲として設定できる。
また第13図には、エンジンからメインタンク30にリ
ターンされるガソリンの熱による圧力変動が細線(イ)
で示され、タンク壁面の振動及びガソリンのスロッシュ
イングによる圧力変動が太線(ロ)で示されているので
、例えばメインタンク30の一定周波数での体積変動に
よるスペクトルの大きさがAの場合を考えると、前記メ
インタンク30内の空洞部分の体積v2を変動せしめる
周波数は、1〜25H2及び30)1g以上を選択範囲
として設定できる。
以上からメインタンク30内の空洞部分の体積v2を変
動せしめる周波数は、1〜15Hz及び30Hz以上の
範囲に設定すれば、よいS/N比の信号を得ることがで
きる。
次にメインタンク3・0が非剛体、すなわちフレキシブ
ルな場合について説明する。
また、角周波数ω。が式(2g)を溝たさないがl k
z (S、 ra、%12) lが一定となるような範
囲にあり、メインタンク30がフレキシブルな場合、す
なわち加圧時にメインタンク30が圧力によって変形す
る場合、γPovとA1の比を割算器58でとると次よ
うになる。
これらの値は、キャリブレーションにより求められる。
また、液量vLは次式より求められる。
VL= V7+ AV−C’ILI         
     (5f)ΔV:加圧による歪み補正量 C・lki:駆動周波数の変動による補正量上記フレキ
シブルタンクの場合についての具体例を第16図に基づ
いて説明する0体積変化手段33が角周波数ω0で駆動
されると、双方のタンク30.31内圧力が変動するの
でメインタンク30内と補正タンク31内の夫々のその
圧力変動は夫々のタンク30.31に取付けられたゲー
ジ圧力センサ34a、 34bによって検出され、メイ
ンタンク30の圧力変動を検出したゲージ圧力センサ3
4bの出力は、ゲイン1(dB)、中心角周波数ω0の
バンドパスフィルタ37bによって角周波数ω0の信号
成分が抽出され、その後、第1の振幅検出器39bに供
給さされ出力される。また補正タンク31の圧力定式(
5e)にはAVと1に、1の2つの未知数がある。
勅を検出したゲージ圧力センサ34aの出力は、ゲイン
■1、中心角周波数ω。のバンドパスフィルタ37aに
よって角周波数ω。の信号成分のみがv1倍されて抽出
され、その後第2の振幅検出器39aに供給され、入力
信号の最大値、すなわちγPovoが検出され出力され
る。その後、第2の振幅検出器39aからの出力γP(
、voは、第140よって除算され、メインタンク30
の空洞部分の体積V、と加圧によるタンク膨張分との増
幅器46で増幅され、補正された後に、引算器41に供
給され、設定されたメインタンク30の全体積■7と該
タンクの加圧による膨張補正分△Vとの和から引算され
、その結果、メタンタンク30内に収納された液体等の
体積VLが算出される。
上記本発明の各実施例において、メインタンク30内に
燃料を注入したときのタンク内体積を測定した結果、第
17図に示す如く、測定原器で測定した液体量と略一致
し、精度の高い体積測定がなされた。
なお、上記実施例におけるバイブ47の径と長さを決定
するに当り、以下に述べる式(8a)において、圧力伝
達の遮断周波数を設定しておく必要がある。すなわちバ
イブ47の流量抵抗r、長さ1と内径dの関係を調べる
実験を次にように行った。実験装置は容積7.9[ff
i]のガラスタンク、圧力変化を与えるための注射器(
容積200[CC]) 、圧力検出器としてゲージ圧力
計を用い、以上述べる方法でデータを処理した。
実験方法は、ガラスタンクに取付けたバイブの先を指で
空気が漏れないようにおさえて、タンク内に注射器で圧
力変化(200[CC])を与える。そして、瞬時に指
を離して、その圧力変化を測定し時定数τを求めた0以
上の実験をバイブ長さ1を変えていった場合(5,0〜
65.0[cml。
5、OEcml きざみ)と内径dを変えていった場合
(2,0〜9.0[mml、 1.0[011111き
ざみ)について行った。
時定数でと流量抵抗rの関係は次式で与えられる。ただ
し、Vo zタンク内体積、To :気体の絶対温度、
R:ガス定数とする。
実験結果を第14図及び第15図に示す。第14図はバ
イブの長さλを横軸にとり、内径dをパラメータとして
流量抵抗rを縦軸にとったものである。第15図は内径
dを横軸にとり、長さ℃をパラメータとしたものである
この結果から流量抵抗r、長さ1と内径dの関係式を求
める。
まず、第14図よりrは1に対し直線的に変化している
ので、次の1次式で表される。
r = ao+a + 11           (
8b)また、第15図よりrはdに対し双曲線的に変化
しているので、次の式で表される。
ここで式(8C)に最小自乗法を1次の場合、2次の場
合、3次の場合、・・・と適用していき標準偏差を比較
すると、rはd2に反比例するものと推定される。
以上のことから、バイブ47の流量抵抗rはその長さL
の比例し内径dの自乗に反比例するものと推定される。
従って、次のモデルが考えられる。
式(8d)に最小自乗法を適用して定数aと、bの値を
推定すると次のようになる。
この関係式をもとにバイブの長さ1と内径dを決定する
次に本発明のタンク構造の他の実施例として第18図及
び第19図を参照して説明する。
即ちタンク3°が円柱等の一方向の断面が同一形状のも
のの場合には、前記タンク3°の一方向の同一形状の断
面と同一形状で、かつ上下端部に設けられた孔3°a、
 3°bを有する仕切板3°Cで、タンク3°内を仕切
り、小さな測定室3°eを形成せしめ、この測定室3°
e内の液体体積を測定するようにすれば、体積変化機構
を小型することができるのでこれに伴って装置全体形状
を極めて小さくすることもできる。
ただし、この場合、測定室3°eと、タンク3゜との体
積比を前もって測定しておく必要があり、測定室内の液
体4の体積に前記比を掛は合わせた値がタンク内の液体
の全体積となる。
[発明の効果] 以上説明したように、°この発明は、その構成を複数個
のタンクを、体積変化機構を介して連結し、この体積変
化機構を動作して上記夫々のタンクの体積を変化せしめ
、この変化によるタンク内の圧力変動を夫々のタンクに
設けられた圧力センサで検出し、該検出値に基いて、タ
ンク内収容物の体積を測定することができるようにした
ものであるから、補正タンクとメインタンクの静圧が等
しく、タンク内外の気圧差による影響は全く受けない。
従って、タンク内外の気圧差が大きく変動する航空機、
自動車燃料計、高圧プロセスタンク等に適し、連続計測
(同時計測)が可能となると共に、タンク内外の気圧差
に抗した力でダイアフラムを押す必要がない。
また体積変化も必ずしも正確一定の振幅である必要がな
い。
さらにセンサドリフトに強く、比熱比の判らない気体を
含むタンクに適用できる共通の特徴をもつ、従って、燃
料タンクなど計測環境の厳しいタンクに適している等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は第1図において
体積変化機構の駆動周波数とタンク内の収納物体積とを
変化させたときの伝達関数の係数に2の変化状態を示す
特性図、第3図は第1図を説明するための原理説明図、
第4図は、第3図において体積変化機構の駆動周波数と
タンク30内の収納物体積とを変化させたときの伝達関
数の係数に、の変化状態を示す特性図、第5図は、本発
明の詳細な説明図、第6図は本発明の他の実施例の説明
図、第7図は体積変化機構の詳細説明図、第8図(^)
は第7図における体積変化機構の動作説明図、第8図(
B)は第8図(^)の解析モデル図、第9図は体積変化
機構の他の実施例を示した説明図、第10図は本発明に
よるシステム説明図、第11図は第10図における具体
的回路説明図、第12図は車両運転時のリターン燃料熱
による圧力変動の周波数スペクトル図、第13図は運転
時におけるリターン燃料の熱変動による圧力変動と、液
体揺動とタンク壁面の振動とによる圧力変動の周波数ス
ペクトル図、第14図及び第15図は、バイブの長さ及
び内径と流量抵抗との関係を示す特性図、第16図は他
の実施例によるシステム説明図、第17図は第10図に
よる実施例の体積測定値、第18図はタンクに仕切板を
設けた他の実施例説明図、第19図はその外観図、第2
0図乃至第24図は従来例の説明図である。 30・・・メインタンク 31・・・補正用タンク32
・・・連結バイブ  33・・・体積変化機構34a、
 34b=”ゲージ圧力センサ35・・・通気孔 36.3フa、 37b・・・バンドパスフィルタ38
.39・・・振幅検出器 40・・・割算器    4 42・・・増幅器    4 44・・・増幅器    4 46・・・増幅器    4 47a・・・オリフィス ト・・引算器 3・・・微分回路 5…ローバスフイタ フ・・・パイプ 第 図 第 図 Vo(t) 第 図 、、、、、  (R;に、、++ 1/:jし二1ニバ
τ=2■(霊I  T、=411f”klr +=bl
l・(kf/s ・s ・a+al l第 図 Ill唱(/l−(’州″°1°x) r“l・411
=1xll”lkH/m 11* *mol )τ=H
I(s) TI=311(−10 第 図 (A) <8) 寸 〉 第 12図 周波数(I(z) 流量抵抗 XIO’ Kg/m−s−mo 1 スペクトルIkg−f/cj”) 流量抵抗 XIO’ Kg/m−s−mo l バッドへスフイルヤ 第 第16図 1S図 第 19固 体積訓定値(Q) 手続補正書 補     正     書 !、事件の表示 昭和z3年特許願第t6ヲ633号 代 理  人 住 所  東京都千代田区丸の内2丁目6番2号丸の内
へ重洲ビル330補正の対象 本願明細書および図面中下記事項を補正致します。 記 1 特許請求の範囲を別紙の如く訂正する。 2、第2頁13行目に 「体積を測定する」とあるを 「体積(容積)を測定する」と訂正する。 3、第14頁9行口に 「補正室9を」とあるを 「補正室9と」と訂正する。 4、第16頁12〜13行目に rタンクによって」とあるを 「タンク31.30によって」と訂正する。 5、第17頁4行口に 「通気孔35の」とあるを 「通気孔35は」と訂正する。 6、第17頁2〜3行目に 「タンクの加圧減圧時に」とあるを 「タンク30.31内気圧の加圧又は減圧時に」と訂正
する。 7、第17頁4行口に 「ベローズ等の」とあるを 「ベローズ等による」と訂正する。 8、第17頁7行口に 「タンク加圧減圧時に」とあるを 「タンク30.31内気圧の加圧又は減圧時に」と訂正
する。 9、第17頁8目に 「その収縮又は拡張による」とあるを 「その拡張又は収縮による」と訂正する。 10、第17頁9目に rVo(t)より小さくなる。」とあるを「■。(1)
より大きく又は小さくなる。」と訂正する。 11、第17頁4行口に rタンク30の中の気体において」とあるを「また、タ
ンク30の中の気体の絶対圧力、温度、モル数を」と訂
正する。 12、第17頁4行口に 「気体が循環するので絶対圧力」とあるを「気体が流通
するのでタンク31.30内の絶対圧力」と訂正する。 13、第17頁下から3〜2行目に 「体積変化機構の」とあるを 「体積変化機構33の」と訂正する。 14、第18頁4行口に rタンク30において、」とあるを rタンク30においては、」と訂正する。 15、第18頁下から7行目に rタンク内気体は」とあるを 「タンク31.30内気体は」と訂正する。 18、第21頁3〜4行目に rタンクの拡張、収縮」とあるを rタンク30の拡張又は収縮」と訂正する。 17、第23頁1〜2行目に ’ rtVt/RTlは、」あるを ’ r +V+/RT+ 、 r、V2/RTlハ、」
と訂正する。 18、第26頁1〜2行目に 「夫々2種類」とあるを 「2種類」と訂正する。 19、第26頁5行目に 「流量抵抗「、は」とあるを 「流量抵抗「1が」と訂正する。 20、第28頁下から8行目に 「メインタンクが」とあるを 「メインタンク30が」と訂正する。 21、第30頁11行目に 「引算41」とあるを 「引算器41」と訂正する。 22、第31頁下から3行目に 「増幅率42」とあるを 「増幅器42」と訂正する。 23、第32頁10〜11行目に 「機密に取付けられる蓋体33dに、ヨーク収容室33
eを形成し、」とあるを 「気密に取付けられており、その機構33を構成する蓋
体33dには、ヨーク収容室33eが形成されると共に
、」と訂正する。 24、第33頁下から7行目に 「気体が」とあるを 「気体に含まれる水分等が」と訂正する。 25、第33頁下から6行目に 「機能を有している。33rは、前記の」とあるを 「機能が設けられている。33rは前記の」と訂正する
。 26、第34頁7行目に 「ベローズ33nを」とあるを 「ベローズ33nを上下方向に」と訂正する。 27、第36頁下から4行目に 「とする。」とあるな 「となる。」と訂正する。 28、第40頁下から3行目、第41頁4〜5行目、第
46頁下から2行目、第47頁5〜6行目に 「人力信号の最大値、すなわち」とあるをそれぞれ削除
する。 29、図面中r第4図」を別紙の如く訂正する。 特許請求の範囲 1 第1及び第2のタンクに隔設して設けられ、れ、該
第1及び第2のタンクの体積を体積変化手段で駆動して
変化せしめ、その体積変化による圧力変動を夫々前記第
1及び第2のタンクに設けられた第1及び第2の圧力セ
ンサで検出し、その圧力検出値の一方の振幅値で、他方
の振幅値を除算し、その結果に基づいて前記第1又は第
2のタンクに収納された被測定体の体積を算出する体積
測定方法。 2 第1のタンクと、第2のタンクと、該第1′BLび
第2のタンクの体積を所定の周波数で変動せしめる体積
変化手段と、前記第1のタンク内圧力の変動を検出する
第1の圧力センサと、前記第2のタンク内圧力の変動を
検出する第2の圧力センサと、前記第1の圧力センサの
検出信号の振幅値を検出する第1の振幅検出回路と、前
記第2の圧力センサの検出信号の振幅値を検出する第2
の振幅検出回路と、該第2の振幅検出回路及び前記第1
の振幅検出回路の出力の一方を他方で除算する割算器と
を備え、該割算器の出力に基づいて前記第1又は第2の
タンクに収納された被測定体の体積を測定することを特
徴とする体積測定装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1及び第2のタンクに隔設して設けられ、該第1
    及び第2のタンクの体積を体積変化手段で駆動して変化
    せしめ、その体積変化による圧力変動を夫々前記第1及
    び第2のタンクに設けられた第1及び第2の圧力センサ
    で検出し、その圧力検出値の一方の振幅値 で、他方の振幅値を除算し、その結果に基づいて前記第
    1又は第2のタンクに収納された被測定体の体積を算出
    する体積測定方法。 2 第1のタンクと、第2のタンクと、該第1及び第2
    のタンクの体積を所定の周波数で変動せしめる体積変化
    手段と、前記第1のタンク内圧力の変動を検出する第1
    の圧力センサと、前記第2のタンク内圧力の変動を検出
    する第2の圧力センサと、前記第1の圧力センサの検出
    信号の振幅値を検出する第1の振幅検出回路と、前記第
    2の圧力センサの検出信号の振幅値を検出する第2の振
    幅検出回路と、該第2の振幅検出回路及び前記第1の振
    幅検出回路の出力の一方を他方で除算する割算器とを備
    え、該割算器の出力に基づいて前記第1又は第2のコン
    クに収納された被測定体の体積を測定することを特徴と
    する体積測定装置。
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DE1989624449 DE68924449T2 (de) 1988-07-07 1989-07-07 Verfahren und Vorrichtung zur Messung des Inhaltes eines Vorratsbehälters.
CA 605094 CA1335000C (en) 1988-07-07 1989-07-07 Method and apparatus for measuring the content of a storage vessel
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045264A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 三菱自動車工業株式会社 燃料タンクシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164916A (ja) * 1983-03-11 1984-09-18 Yasushi Ishii 容積計

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