JPH0251024A - 体積測定方法及びその装置 - Google Patents

体積測定方法及びその装置

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JPH0251024A
JPH0251024A JP20156888A JP20156888A JPH0251024A JP H0251024 A JPH0251024 A JP H0251024A JP 20156888 A JP20156888 A JP 20156888A JP 20156888 A JP20156888 A JP 20156888A JP H0251024 A JPH0251024 A JP H0251024A
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JP
Japan
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pressure
tank
volume
correction
main tank
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JP20156888A
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English (en)
Inventor
Yoshijirou Watanabe
嘉二郎 渡辺
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Marelli Corp
Original Assignee
Kanto Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、タンク内に収納された液体、粉体、粒体、
異形状物体等の体積を測定する体積測定方法及びその装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の体積測定装置としては第9図乃至第13
図に示す如きものがある。以下、この従来例について具
体的に述べる。
第9図は液面位測定開始の初期状態を示し、また第10
図は液面位の測定過程における状態を示す図であって、
ピストン(体積変化手段)7がシリンダ(体積変化量)
8の最深部まで6動させられたとき、すなわち最大スト
ローク移勤したときの状態を示す。
第9図においてタンク3の体積をVア、その空洞部分す
なわち液体4が満たされていない部分の体積■2、シリ
ンダ8の最大体積変化量に対応する体積をvo ((■
1.■2)、補正室9の体積をV1% タンク3内の圧
力をPOとし、かつバルブ10が解放されているものと
すると、ポアッソン(Poisson)の法則に基づい
てPG(V2 +VO+Vl)γe+ n RT。
が成立する。なお、nはシリンダ8、補正室9及びタン
ク3の夫々の空洞部の気体のモル数、Rはガス定数、”
roは気体の絶対温度、γは定圧比熱と定積比熱の比を
示す。
ここでピストン7が、断熱を保持した状態で最大ストロ
ーク移動させられると、第10図の如(V、=Oとなる
と共にタンク3内圧力がΔP0だけ増加し、 (po+ΔPa )  (V2 +Vl)γ=nRT。
が成立する。これより、 PG(V2+ VO+ Vl)γ =  (Po+AP
o)  (V2+Vl)γ・・・(1) 式(1)は、近似的に となり、タンク3の空洞部分の体積■2は、となる。
次に第9図及び第10図においてバルブ1゜を閉成する
と、補正室9とタンク3との通気性は完全に遮断され、
上記の如く第9図においては、 Po  (Vo  +V+  )γ =nRT。
が成立し、また第10図においてはV、=Oとなり、タ
ンク3内圧力がΔP0゛だけ増加するので、 (po  +ΔPo’)V+γ = n RT。
が成立する。これにより、 po(v0+V+)γ=(P0+ΔPo’)V+γ −
(3)式(3)は、近似的に 7Po Vo =ΔP0° となりこれよりvl−γP
=■・ ユ、。・          °(4)となる。ここで
シリンダ8の最大体積変化量に対応する体積v、)及び
補正室9の体積Vlは既知で、かつΔP0°は測定する
ことができるので、γP0の値を求めることができる。
これによって、式 (2)におけるタンク3の空洞部分
の体積■2は、算出可能となり液体4の体積V。
は、vT−v2によって求めることがでとる。
なお、第9図および第10図における3aはエンジンに
ガソリン等の液体4を供給するパイプである。
次に、上記の如く説明した発明の原理に基づく具体的装
置の例の構成を第11図及び第12図を参照して説明す
る。なお、第11図において第9図と同一構成の部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
7はピストンで、周面に磁極を有する円盤状の永久磁石
からなると共にその周面には磁性流体7aが吸着され、
後述のシリンダ8との隙間を塞ぎ、通気を防止し、かつ
シリンダ8内をピ・ストン7が摺動するときの摩擦を小
さくしている。なお、ピストン7の周面にOリングを取
り付けることによフて通気を防止してもよい。8はシリ
ンダで、その一端開口部8aは補正室9に連通されると
共に、他端を開口している。9は補正室で、その体積V
lがタンク3の全体積■7に対して十分に小さく設定さ
れていると共に、シリンダ8の最大体積変化量すなわち
ピストン7の摺動によって変化する最大体積v0に対し
て、例えば10倍の体積に設定されて、ピストン7の一
往復によって、内部の圧力変化は、正弦波状に変化する
(これは後述のモータ16の定速回転による)、また補
正室9は、電磁バルブ10及び第1のパイプ11を直列
に介してタンク3の液体注入口5の開口縁の近くに接続
され、気体がタンク3内と補正室9との間を流通できる
ように設定されている。なお第1のバイブ11の液体注
入口5、電磁バルブ10間の一部は、該液体注入口の開
口縁より高く位置せしめられており、液体4が液体注入
口5の開口縁まで注入されても補正室9内に液体4が流
れ込まないように設定されている。12は圧力センサで
、基準圧力室t2a %検出圧力室12b、その双方の
圧力室12a、12bを仕切り、かつその双方の圧力室
の圧力の差に比例して歪む歪板12c及び該歪板に貼付
けられているストレインゲージ等の圧力センサ本体12
dからなり、その基準圧力室12aは空洞室13及び微
細管の第2のバイブ14に直列に第1のバイブ11に連
通され、その空洞室13及び第2のバイブ14は、タン
ク3内の圧力変動を吸収し空気圧フィルタを構成してい
る。また検出圧力室12bは補正室9に連通され、圧力
センサ本体12dは歪板12cが受ける双方の圧力室1
2a、12bの圧力差を検出して電気信号に変換する。
15は円板で、透孔15aが設けられていると共に、ピ
ストン7を往復直線運動させるためのクランク15bの
一端が連結させられている。また円板15は、後述のモ
ータ16の回転軸に図示されない減速ギアを介して連結
されている。
17は光センサで、ピストン7が最大に後退した位置で
透孔15aに対面するように設けられており、円板15
の透孔15aを検出する。18はモータ駆動制御回路で
、電源投入直後にモータ16を回転せしめるための信号
の供給を後述の演算処理回路21から受け、光センサ1
7の位置に円板15の透孔15aを一致させる為の信号
をモータ16に供給する。またモータ駆動制御回路18
は後述の演算処理回路21から前記信号とは別の信号を
受けて、モータ16を一定角速度ω。で回転駆動せしめ
るための駆動信号をモータ16に供給する。19はバン
ドパスフィルタで、モータ16の角速度ω。に対応する
周波数成分のみを抽出して出力するように設定されてお
り、圧力センサ12で発生するノイズ成分、タンク3内
の温度上昇に対応して圧力センサ12で発生するドリフ
ト成分等を除去する。20は振幅検出回路で、バンドパ
スフィルタ19の出力を入力し、その波高値を検出する
。21は演算処理回路で、CPU (CENTRALP
ROCESSORUNIT)、ROM (READ 0
NLY MEMORY)等からなり、振幅検出回路20
の出力を入力して、次のごとき演算処理を実行すること
によってタンク3内の液面位を算出し、算出結果を表示
部22に供給して表示せしめる。
次に演算処理回路21の作動を第13図に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
第21図に於て、電源を没入すると、スタートステップ
100から初期設定ステップ101に進み、演算処理回
路21を構成するCPU等が初期設定され、かつその初
期設定径所定時間が経過するとバルブ閉成信号の出力開
始ステップ102では、バルブ10を閉成するための信
号を演算処理回路21から図示されない駆動回路を介し
てバルブ10に供給する。次に係数推定ステップ103
に進み、ピストン7を複数回往復運動させることによっ
て式 (4)における係数γP0値を推定する。すなわ
ち、ROMに記憶された補正室9の体積■1及びシリン
ダ8の最大体積変化量に対応する体積V。並びに圧力セ
ンサ12によって測定された補正室9内の圧力変化幅Δ
po’(前記ピストン7の複数回の往復運動の圧力変化
幅の平均値)によってγP0を式 (4)のγPo”Δ
Po’V+/vaに基づいて求める。求めた後、バルブ
閉成信号の出力停止ステップ104に進み、バルブ10
を開放するためにバルブ10へのバルブ閉成信号の供給
が停止され、次のタンク内空洞体積の算出ステップ10
5に進み、前記係数推定ステップ103でのピストン7
の往復運動の回数よりも多い回数ピストン7を往復運動
させることによって、ステップ105では、前のステッ
プ103で求めた係数γP0、ROMに記憶されたシリ
ンダ8の最大体積変化量に対応する体積V。、該体積v
0と同様にROMに記憶された補正室9の体積■1及び
圧力センサ12によって検出された圧力ΔPa(前記ピ
ストン7の複数回の往復運動の圧力変化幅の平均値)に
基づいてタンク3内空洞部分の体積■2を求め、次の液
面位算出ステップ106に進み、直前のステップ105
で求めたタンク3内空洞部分の体積V2をROMに記憶
されたタンク3の全体積V7から減算することによって
液体4の体積vLを算出する。更に次の液何位信号発生
ステップ107に進み、このステップ107で表示部2
2に対して液面位を表示させるための信号を演算処理回
路21から供給し、その後バルブ閉成信号の出力開始ス
テップ102に戻る。その後は、上記の動作が周期的又
は非周期的に繰り返される。なおタンク内空洞体積の算
出ステップ105と液面位算出ステップ106との間に
は、タンク3内の空洞部分の体積が大きく変化した場合
のキャンセルステップ(図示せず)が設けられている。
[作   用] 次に、上記構成の作動を説明する。電源が投入されると
光センサ17からモータ駆動制御回路18に透孔15a
を光センサ17の位置に一致させるための信号が供給さ
れ、モータ16が回転されて光センサ17の位置に円板
15の透孔15aが一致せしめられる。なおこの作動は
電源投入直後から所定時間内に終了させられる。その後
、演算処理回路21からバルブ10にバルブ閉成信号が
供給されることによってバルブ10が閉成され、更に演
算処理回路21からモータ駆動制御回路18にモータ1
6の複数回の回転開始を指示する信号が供給される。該
信号が供給されるとモータ駆動制御回路18は、モータ
16を一定角速度ω。で一方向に指示された回転数だけ
回転せしめ、モータ16の回転軸に連結された円板15
が回転させられることによってクランク15bを介して
ピストン7がシリンダ8内を往復運動し、シリンダ8の
最大体積変化量に相当する体積V1の部分の空気を補正
室9に送り込んだり、補正室9の空気を吸い込んだりし
、補正室9内の圧力を正弦波状に変化ゼしめると、圧力
センサ12の検出圧力室12bの圧力は、補正室9の圧
力が伝わることによって正弦波状に変化し、タンク3内
圧力と等しい基準圧力室12aの圧力との差が、圧力セ
ンサ本体12cによって検出され、正弦波状の電気信号
に変換される。その信号はバンドパスフィルタ19を介
して振幅検出回路2oに供給され、その波高値が検出さ
れる。検出された波高値は、演算処理回路21に供給さ
れ平均化されることによって、係数γP0が算出され、
CPU内のレジスタ等に記憶される。その後、演算処理
回路21からバルブ10にバルブ閉成信号の供給が停止
されて、バルブ10は開放され、さらにモータ16は係
数γPGを算出するときよりも多くの回数回転させられ
ることによって式(2)の演算がなされ、タンク3内の
液体4の体積が算出され、その算出結果は表示部22に
・表示される。以後、上記動作が繰り返され、バルブ1
0が閉成される毎に係数γP0が更新されて記憶され、
再度新たに液面位が算出される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の体積測定装置にあって
は、係数γP0を推定するために、タンク3と補正室9
とをバルブ10を介して連結する構成となり装置全体の
形状が大型化するという問題点があった。
また、バルブ10に開口断面積の小さなものを用いると
流量抵抗が大きくなり、バルブ10を開口し、加圧した
場合に、補正室9とタンク3内の空調部分とが連通した
1つの空間として見做されず、別個の空間となってしま
い、測定誤差を生じさせる原因となる問題点があり、こ
れを避けるために、ピストン7の駆動角周波数ω。を非
常に小さくすると測定時間が長くなるという問題点があ
った。そこで開口断面積の大ぎなバルブを用いることが
考えられるが、そうするとコストアップになるという問
題点があった。
[課題を解決するための手段] この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、密閉されたメインタンク内に密閉された補正
ンクを設置し、それら双方のタンク間に気体圧力差をも
たせるための圧力付与手段を介装し、この圧力付与手段
の駆動前のメインタンク内気圧と圧力付与手段駆動後の
メインタンク内気圧及び補正タンク内気圧を検出し、そ
の検出値に基づいてメインタンク内に収容されている被
測定物(流体、粉体、粒体等)の体積を算出することが
できるようにした体積測定方法及びその装置を提供する
ことにある。
以下に本発明を第1図乃至第8図に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。
実施例I 第1図において、50はガラス粒体である被測定物51
を収容し、かつ密閉されるメインタンクでありて、この
メインタンク50内には密閉される補正タンク52が設
置されている。この補正タンク52内には、エアポンプ
(圧力付与手段)53が内装され、このポンプ53に接
続され”〔いる吐出管54の先端は、メインタンク50
内の上部空間部に開口さi′14でいる。55は、メイ
ンタンク50外に設備されている圧力センサであって、
この圧力センサ55には圧力供給管56が接続され、さ
らにこの圧力供給管56には2木の導圧管56aと58
bとが分岐されて接続され、その一方の導圧管56bは
前記の補正タンク52内で開口さねており、また他方の
導圧管56aは、メインタンク50内で開口されている
。またそれぞれの導圧管56a及び56bにはそれぞれ
のバルブA及びBが具備されている。57はバンドパス
フィルタ機能を有するアンプフィルタ、58は演算回路
、59はレコーダt・示す。
以Jが木実層側の構成であるが、次にその測定原理につ
いて説明する。
初期状態(ポンプ53を動かす前)では、バルブA及び
Bを開状態にするので空洞部分の全容積■↑のメインタ
ンク50、及び空洞部分の体積■8の補正タンクS2と
も圧力Po、絶対温度T。とする。ここでメインタンク
50の空洞81S分の体積V。にはn。[mo月、補正
タンク52の空洞部分の体積■8にはn*[moM]の
空気が含まれているとするとメインタンク50、補正タ
ンク52のそれぞれについて、次の状態方程式が成り立
つ。
POVG −n(I RTo    ”・(1)POV
R=nRRTO”12) (ただしRはガス定数) ここでバルブA及びBを閉状態にしてポンプ53を始乃
させると補正タンク52からメインタンク50に△n 
(t) [mo1]の気体が送り込まれるため、メイン
タンク50の圧力はΔPG上昇する。よって、メインタ
ンク50内の状態方程式は次のようになる。
(Po+ΔPa)Va=   (no+Δn (t))
RTo      =  (3)(1) 、 (3)式
より △PaV、=△n(t)Rro (4) 、 (5)式より 以上メインタンク50の空洞部分の体積V。
は (7)式のようにして求められる。従ってメインタ
ンク50と補正タンク52の圧力変化△P(lと△PR
を圧力センサ55で測定することによって、メインタン
)j50の空洞部分の体積VGを算出することができる
。すなわち、圧力センサ55の出力をバンドパスフィル
タ機能を有するアンプフィルタ57に供給し、さらに割
算機能。引算機能及び掛は算機能を有する演算回路58
に供給することによって上記 (7)式の演算が行なわ
れ、メインタンク5o内の空洞部分の体積vGが算出さ
れ、さらにその算出値voがメインタンク50の空洞部
分の全容積■アから引き算されてメインタンク50内に
収納された被測定物51の体積が算出される。
次に上記理論に基づいて行なわれた実験を順に説明する
実験方法 ■ 被測定物51を粒体とし、その粒体(直径2ml1
1及び0.1〜0.3mm程度のガラス玉)を300[
cc]ずつデシケータ−(メインタンク)50にいれる
■ ポンプ53を作動させる。(第2図(八))■ バ
ルブA、Bを開けて、双方のタンク50゜52内の圧力
差をOにした状態で、タンク内圧力P0を測る。(第2
図(() 、 (0)並びに(:)の区間I) ■ バルブAを閉じて補正タンク52の圧力PRをアン
プフィルタ57の出力からペンレコーダー59を用いて
記f意することによフて測る。(第2図(ニ)の区間I
I ) ■ バルブAを開け、バルブBを閉じ、メインタンク5
0の圧力P。をアンプフィルタ57の出力からペンレコ
ーダー59を用いて記憶することによって測る。(第2
図(ニ)の区間II! ) ■ 以上■、■、■、■を5回繰返して測定する。
とすると式(7)より粒体の体積:■2はと表すことが
でとる。
以上のことを含めて実験結果を表1及び第3図に示す。
ただし、VT =6.74[fll、V* =1.33
[ff1l  とする。
表1 実験結果 次に、上記原理を具体例に基づいて説明する。
第1図においてバルブA及びBとポンプ53とは図示さ
れない制御回路によって第2図(イ)。
(ロ)、(八)に示すタイミングチャートに従フて駆動
されるものとすると、演算回路58は0、第2図(ニ)
に示す区間Iにおいて圧力センサ55によって検出され
たメインタンク5o及び補正タンク52内の等しい気圧
P。を入力し、さらに次の区間■1において補正タンク
52内の気圧PRを人力し、その圧力差の絶対値PR−
POIを求める。次に上記区間!■につづく区間I11
においてメインタンク50内の気圧PGを入力し、上記
気圧POとの差の絶対値PRPOIを求め、その求めた
圧力差の絶対結果に対して、補正タンク52の空洞部分
の体積vRを掛は算し、その後、メインタンク5゜の空
洞部分の体積■□から引き算を行ない、メインタンク5
0内に収納された被測定物51の体積V、を求め、その
算出結果が、図示されない表示部に被測定物の体積とじ
てか表示される。
実施例II 第4図及び第5図において、60はガソリン等の液体で
ある被測定物61を収容するための密閉されたメインタ
ンクであって、このメインタンク60内上部には、被測
定物61内に浸漬されないように補正タンク62が取付
けられている。この補正タンク62内には、エアポンプ
63が内装され、このポンプ63に接続されている吸気
管64の先端は、メインタンク60内の上部空間部に開
口されている。65は補正タンク62の底壁に形成され
ている排液孔であって、この排液孔65には、その補正
タンク62内の気圧でその排液孔65を密閉することが
できる弁66が設けられている。67はメインタンク6
0外に設備されている圧力センサであフて、この圧力セ
ンサ67には圧力供給管68が接続され、さらにこの圧
力供給管68には分岐される2木の導圧管68aと68
bが接続され、その一方の導圧管68bは前記の補正タ
ンク62内で開口されており、また他方の導圧管68a
は、メインタンク60内で開口されている。またそれぞ
れの導圧管68a及び68bには、それぞれのバルブA
及びBが具備されている。なお′!J5図は、補正タン
ク62の底壁に形成された排液孔65を開閉する弁66
構造の他の実施例を示すものであって、この実施例にあ
っては、弁66は、補正タンク62内の内圧がメインタ
ンク60の内圧よりも低い場合に排液孔65が閉塞され
るものであるから、この排液孔65を開口するときは、
ソレノイド67に通電させることにより、ロンドロ8を
押し下げて弁66を押し下げ、排気孔65を開口させる
ことができるように構成されているものである。なお、
ロッド68は常時はマグネット69に吸着されている。
上記第4図及び第5図に示す第2実施例にあフては、メ
インタンク60内にガソリン等の液体を収容する場合の
体積測定に有効なものである。即ち第1図の実施例では
、メインタンク60内に粒体51を収容する場合である
が、この実施例のように、被測定物が液体である場合は
エアの循環作用により、気化された液体が補正タンク6
2内に入り込むため、この補正タンク62内の気化液体
は低温度により結露し、もし排気孔65がなければ長期
の使用により補正タンク62内に液体が溜ることになり
、補正タンク62内に液体が溜れば補正タンク62内の
容積が変動するために正確な体積測定ができなくなるた
め、その結露液を適宜排出することが必要となる。
この必要性にせまられて、第2実施例がなされたもので
、第4図の第2実施例においては補正タンク62内の内
圧をメインタンク60内の内圧よりも下げることで排液
孔65が開口し排液される。また第5図の実施例ではソ
レノイド67を動作させることで排液孔65が開口して
排液されるものである。
なお、この第2実施例による被測定物の体積の測定は、
前記第1実施例と変りないのでその測定方法についての
説明は省略する。
実施例III 第6図において、70は粒体である被測定物71を収容
し、かつ密閉されるメインタンクであって、このメイン
タンク70内の上方空間部には補正タンク72と、この
補正タンク72に仕切壁73を介して隣接される圧力基
準室74が設けられている。上記補正タンク72内には
エアポンプ75が内装され、このポンプ75に接続され
ている吐出管76の先端はメインタンフッO内の上部空
間部に開口されている。77は前記仕切壁73に穿設さ
れて、補正タンク72内と圧力基準室74内を連通ずる
微細孔であり、78は圧力基準室74内と、メインタン
ク70内を連通ずる微細孔である。また551及び55
2は気体圧力センサであって、その気体圧力センサ55
1は、圧力基準室74内の気圧に対する補正タンク72
内の気圧との差、を検出する圧力セン廿であり、また気
体圧力センサ552は圧力基準室74内の気圧に対する
メインタンク70内の気圧との差を検出する圧力センサ
である。
次に作用説明を第7図及び第8図に基づいて説明する。
ポンプ75がOFF、すなわち非駆動状態にあると圧力
基準室74、メインタンク70及び補正タンク72のそ
れぞれの気圧は第8図(ロ)、(八)に示すように等し
くPoとなる。次にポンプ75をON、すなわち駆動状
態にするとメインタンク70内の気圧は徐々にP。まで
上昇し、また補正タンク72内の気圧は徐々にPRまで
低化するが、圧力基準室74内の気圧は、気体の流通が
極めて小さいので圧力変動を起さない。
すなわち、静的圧力変化のみで、動的圧力変化は極めて
小さい。それゆえ、圧力基準室74内の気圧に対するメ
インタンク70内の気圧の差(PG −PO)は一方の
圧力センサ552によって検出され、アンプフィルタ5
7に供給される。また圧力基準室74内の気圧に対する
補正タンク72内の気圧の差(pH−PO)は他方の圧
力センサ551によって検出され、アンプフィルタ57
に供給される。アンプフィルタ57では、それぞれの圧
力センサ551及び552からの出力に重畳されたノイ
ズ成分、ドリフト成分が除去され、割算口 われ、その結果は増幅器582でvR倍(v8:補正タ
ンク72の空洞部分の体積)され、さらに引き算回路5
83で、設定されたメインタンク70の全容積■1から
引き算され、その結果被測定物71の体積■、が求めら
れる。
なお、上記説明におけるポンプ75は、ポンプの最大規
格まで、すまわち、圧力変化を与える最大のところまで
ポンプを駆動した場合を示しているが、双方のタンク7
0及び72内の圧力が変化している時の圧力差に基づい
て被測定物71の体積Vrの演算を行なってもよい。
[発明の効果] 以上のように本発明は、略密閉状態にされ、内部に被測
定物を収納するメインタンク内又は外に、補正タンクを
配設して、双方のタンクの内部流体に、圧力付与手段を
用いて圧力差を発生せしめ、該圧力差が零のときのタン
ク内圧と、該圧力差が発生しているときの双方のタンク
の内部圧力とに基づいて前記被測定物の体積を測定する
ものであるから、そのメインタンク内収容物の残存量を
、圧力と電気信号によってきわめて容易かつ正確に検出
することができる。さらにこの発明による測定装置は構
造が簡単でありコンパクト化でき、しかも耐振性に優れ
ているため、車載用としての設備に適し、その上経済性
にも優れている等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明よりなる体積測定装置の第1実施例を示
した説明図、第2図はそのタイミングチャート、第3図
は実験結果を示すグラフ、第4図及び第5図は本発明の
第2実施例を示したそれぞれの断面説明図、第6図は本
発明の第3実施例を示した断面説明図、第7図はその処
理回路図、第8図は第3実施例のフローチャート、第9
図乃至第13図は従来例の説明図である。 50.60.70・・・メインタンク 51.61.71・・・被測定物 52,52.72・
・・補正タンク53.83.75・・・エアポンプ 54.76・・・吐出管 55.67.551,552・・・圧力センナ56・・
・圧力供給管   56a、56b・・・導圧管57・
・・アンプフィルタ 58・・・演算回路59・・・レ
コーダ    64・・・吸気管65・・・排液孔  
   66・・・弁73・・・仕切壁     77.
78・・・微細孔74・・・圧力基準室 第3図 粉体の体積(比重から求めた値)  [CC]第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 略密閉状態にされ、内部に被測定物を収納するメイ
    ンタンク内又は外に、補正タンクを配設して、双方のタ
    ンクの内部流体に、圧力付与手段を用いて圧力差を発生
    せしめ、該圧力差が零のときのタンク内圧と、該圧力差
    が発生しているときの双方のタンクの内部圧力とに基づ
    いて前記被測定物の体積を算出する体積測定方法。 2 略密閉状態にされ、内部に被測定物を収納するメイ
    ンタンクと、該メインタンクと熱伝導可能に配設された
    補正タンクと、該補正タンクと前記メインタンクとの間
    の液体路に介装され、その双方に含まれた流体を、その
    一方のタンクから他方のタンクに流出せしめ、双方のタ
    ンクの間に圧力差を零から所定値まで変動せしめる圧力
    付与手段と、該双方のタンクの間の圧力差の零のとき及
    び所定値のときの圧力を検出する圧力センサと、該圧力
    センサの出力に基づいて前記被測定体の体積を算出する
    演算手段とを備えてなることを特徴とする体積測定装置
JP20156888A 1988-08-12 1988-08-12 体積測定方法及びその装置 Pending JPH0251024A (ja)

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