JP4497293B2 - 内燃機関の蒸発燃料制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は内燃機関の蒸発燃料制御装置に係り、特にリーク診断制御に使用されている圧力変化量を用いて、切換弁の故障判定を行い、故障判定用に特別なシステムや部品の追加を必要としない内燃機関の蒸発燃料制御装置に関するものである。
車両にあっては、燃料タンク、気化器のフロート室などから大気中に漏洩する蒸発燃料は炭化水素(HC)を多量に含み大気汚染の原因の一つとなっており、また、燃料の損失にもつながることから、これを防止するための各種の技術が知られている。
その代表的なものとして、活性炭などの吸着剤を収容したキャニスタに燃料タンクの蒸発燃料を内燃機関の運転時に離脱(パージ)させて内燃機関に供給する蒸発燃料制御装置がある。
特開2004−11561号公報 特開2004−28060号公報
ところで、従来の内燃機関に、図3に示す如く、蒸発燃料制御装置(「エバポシステム」ともいう。)202を設ける。
この蒸発燃料制御装置202は、図3に示す如く、車両(図示せず)に搭載される図示しない内燃機関の吸気管204内の吸気通路206と燃料タンク208とを接続する蒸発燃料制御通路210の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタ212と、このキャニスタ212と大気とを接続する大気開放通路214と、前記吸気通路206とキャニスタ212との間にパージバルブ216とを備えている。
つまり、図3に示す如く、スロットルバルブ218よりも下流側の吸気通路206と燃料タンク208とを蒸発燃料制御通路210により接続し、前記パージバルブ216と、燃料タンク208内に設けられる燃料レベルゲージ220と、前記大気開放通路214に設けられるリークチェックモジュール222とを制御手段224に接続する。
また、前記リークチェックモジュール222は、図3に示す如く、前記大気開放通路214においてキャニスタ212とエアフィルタ226との間に設けられるものであり、キャニスタ212とエアフィルタ226とをソレノイド式の切換弁228を介して連絡する第1大気開放通路214−1と、キャニスタ212とエアフィルタ226とをソレノイド式の切換弁228及び減圧ポンプ230を介して連絡する第2大気開放通路214−2と、キャニスタ212とエアフィルタ226とを基準オリフィス232及び減圧ポンプ230を介して連絡する第3大気開放通路214−3と有し、この第3大気開放通路214−3の基準オリフィス232と減圧ポンプ230との間には圧力センサ234を設けている。
そして、前記蒸発燃料制御装置202は、前記燃料タンク208内に発生する蒸発燃料をキャニスタ212に吸着し、キャニスタ212に吸着された蒸発燃料を前記パージバルブ216により吸気通路206にパージ制御するものである。
このとき、エバポシステムである前記蒸発燃料制御装置202のリーク診断方策の1つとしては、電動ポンプである減圧ポンプ230やソレノイド式の切換弁228、基準オリフィス232を利用するものがある。
この方策においては、図4及び図5に示す如く、リーク診断システムのオン動作後に、先ず電動ポンプである減圧ポンプ230をオンさせ、基準オリフィス232を介した大気を電動ポンプである減圧ポンプ230で吸引することで基準となる基準圧を測定する。
次に、図4及び図6に示す如く、燃料タンクを減圧するように切換弁228をオフからオンに切り換えて、所定時間D経過後の圧力を測定し、基準圧と比較することでリークの有無(基準オリフィス以上大きいリークの有無)を判定している。
しかし、上述したリーク診断方策においては、構成部品の1つである切換弁が故障している場合でも、エバポシステムとしては(リーク無しの)正常と判定してしまう可能性がある。
また、エバポシステムを加圧する方策の中で、切換弁の閉塞を診断する方法(特開2003−13810号公報)があるが、切換弁の開放故障の診断を行うことができないという不都合がある。
追記すれば、図3は、既存のリーク診断システムの一例を示し、減圧ポンプ230と基準オリフィス232と圧力センサ234とを一体化したリークチェックモジュール222であるが、これらは一体化されていなくても良い。そして、リークチェックモジュール222は、キャニスタ212の大気側に取り付けられ、リーク診断でエバポシステムが減圧される時に、切換弁228が閉じられる(オン)。それ以外の時には、切換弁228は開放(オフ)され、大気側に連通する。
また、図4は、既存システムによる制御例であり、診断条件が成立してリーク診断が開始すると、次に減圧ポンプ230をオンさせたまま、切換弁228が開(オフ)から閉(オン)へ切り換わり、システム全体が減圧される。減圧中の圧力がP2以下になれば基準未満のリーク、所定時間経過してもP2以下にならなければ基準以上のリークと判定し、減圧ポンプ230を停止させるとともに、切換弁228を開(オフ)させ、リーク診断を終了する。
更に、図5は、切換弁228がオフ、減圧ポンプ230がオン時の気体の流れを示すとともに、図6は、切換弁228がオン、減圧ポンプ230がオフ時の気体の流れを示す。
そして、図8及び図9は、既存システムで切換弁228に固着故障が発生した場合の圧力の挙動を示したもので、いずれの場合も、リーク判定圧力偏差ΔP3が、
ΔP3(=P4−P2)<LEAK(0[kPa]付近で設定される任意の値)
となり、正常判定される可能性が高いものである。
ここで、図7の既存システムの制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
制御用プログラムがスタート(302)すると、モニタ条件が成立しているか否かの判断(304)を行い、この判断(304)がNOの場合には、終了(306)に移行し、判断(304)がYESの場合には、初期圧力P1測定の処理(308)に移行する。
そして、この初期圧力P1測定の処理(308)の後に、減圧ポンプをオンさせる処理(310)、所定時間T1(任意の値)経過後に圧力P2測定の処理(312)、基準圧力偏差ΔP1演算の処理、つまり
ΔP1=P1−P2
を行う処理(314)を順次行い、基準圧力偏差ΔP1が基準圧力用第1判定値DP11未満、つまり、
ΔP1<DP11
であるか否かの判断(316)に移行する。
この判断(316)がNOの場合には、基準圧力偏差ΔP1が基準圧力用第2判定値DP12を超えている、つまり、
ΔP1>DP12
であるか否かの判断(318)に移行し、判断(316)がYESの場合には、基準圧力偏差ΔP1の値が異常に低いと判定し(320)、減圧ポンプをオフさせる処理(322)を行い、リターン(324)に移行する。
上述の基準圧力用第2判定値DP12を超えている、つまり、
ΔP1>DP12
であるか否かの判断(318)において、判断(318)がNOの場合には、切換弁オン(閉)の処理(326)に移行し、判断(318)がYESの場合には、基準圧力偏差ΔP1の値が異常に高いと判定し(328)、減圧ポンプをオフさせる処理(322)を行い、リターン(324)に移行する。
また、切換弁オン(閉)の処理(326)の後には、所定時間T2(任意の値)間の最大圧力P3測定の処理(330)、弁切換圧力偏差ΔP2演算の処理、つまり
ΔP2=P3−P2
を行う処理(332)、減圧中の圧力P4更新の処理(334)、リーク判定圧力偏差ΔP3演算の処理、つまり
ΔP3=P4−P2
を行う処理(336)を順次行い、弁オン(閉)からT3(任意の値)経過したか否かの判断(338)に移行する。
この弁オン(閉)からT3経過したか否かの判断(338)において、判断(338)がNOの場合には、リーク判定圧力偏差ΔP3がリーク値LEAK未満、つまり
ΔP3<LEAK
であるか否かの判断(340)に移行し、判断(338)がYESの場合には、「リーク故障」と判定する処理(342)に移行する。
更に、上述のリーク判定圧力偏差ΔP3がリーク値LEAK未満、つまり
ΔP3<LEAK
であるか否かの判断(340)において、この判断(340)がNOの場合には、減圧中の圧力P4更新の処理(334)に戻り、判断(340)がYESの場合には、「正常」と判定する処理(344)に移行する。
そして、「リーク故障」と判定する処理(342)及び「正常」と判定する処理(344)の後には、減圧ポンプオフ及び切換弁オフ(開)の処理(346)を行い、リターン(348)に移行する。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタと、このキャニスタと大気とを接続する大気開放通路と、前記吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブとを備え、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料を前記パージバルブにより吸気通路にパージ制御する内燃機関の蒸発燃料制御装置であって、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能に切換弁と、基準圧力検出手段と、蒸発燃料制御装置内を減圧可能な減圧手段とを設け、前記切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段により蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と前記基準圧力検出手段により検出される基準圧力とを用いて蒸発燃料制御装置内のリーク診断を行うリーク診断手段を備え、リーク診断時の前記切換弁の切換時における圧力変化量を用いて前記切換弁の故障状態を判定する故障状態判定手段を備えた内燃機関の蒸発燃料制御装置において、前記故障状態判定手段は、減圧手段の異常を、前記減圧手段により蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と前記基準圧力検出手段により検出される基準圧力との偏差である基準圧力偏差を所定の低い値であることを判断する基準圧力用判定値と比較することと、前記切換弁を大気開放側から大気遮断側に切り換えた際の弁切換圧力偏差を減圧ポンプの低流量異常を判定する弁切換圧力用判定値と比較することによって判断するとともに、前記切換弁を大気開放側から大気遮断側に切り換えた際の弁切換圧力偏差が前記減圧手段の異常判断において異常と判断されない値で所定時間経過後、前記リーク診断手段によるリーク判定圧力偏差と予め設定したリーク判定圧力用判定値を比較して前記故障状態を判別することを特徴とする。

以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、リーク診断制御に使用されている圧力変化量を用いて、切換弁の故障判定ができ、故障判定用に特別なシステムや部品を追加する必要がないものである。
上述の如く発明したことにより、リーク診断制御に使用されている圧力変化量を用いて、切換弁の故障判定を行い、故障判定用に特別なシステムや部品の追加を不要としている。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1及び図2はこの発明の実施例を示すものである。図2において、2は内燃機関の蒸発燃料制御装置である。
この蒸発燃料制御装置2の概略的な構成に関しては、従来技術にて開示したものを参照下さい。
参考までに記載すると、前記蒸発燃料制御装置2は、内燃機関(図示せず)の吸気通路(図示せず)と燃料タンク(図示せず)とを接続する蒸発燃料制御通路(図示せず)の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタ(図示せず)と、このキャニスタと大気とを接続する大気開放通路(図示せず)と、前記吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブ(図示せず)とを備え、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料を前記パージバルブにより吸気通路にパージ制御するものである。
そして、前記蒸発燃料制御装置2は、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能に切換弁4と、基準圧力検出手段6と、蒸発燃料制御装置2内を減圧可能な減圧手段8とを設け、前記切換弁4を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段8により蒸発燃料制御装置2内を減圧した状態の圧力と、前記基準圧力検出手段6により検出される基準圧力とを用いて、蒸発燃料制御装置2内のリーク診断を行うリーク診断手段10を備え、リーク診断時において、前記切換弁4の切換時における圧力変化量を用いて、前記切換弁4の故障判定する故障判定手段12を備える構成を有する。
詳述すれば、前記基準圧力検出手段6は、例えば、従来技術にて開示したリークチェックモジュール222内に配設される圧力センサ234に該当する。
また、前記減圧手段8は、例えば、従来技術にて開示したリークチェックモジュール222内に配設される減圧ポンプ230に該当する。
そして、図2に示す如く、前記切換弁4や基準圧力検出手段6、減圧手段8を制御手段14に連絡して設ける。
この制御手段14は、例えば、従来技術にて開示した制御手段224に該当する。
このとき、前記リーク診断手段10や故障判定手段12を設ける際に、制御手段14と一体的、あるいは別体に設けることが可能であるが、この発明の実施例においては、リーク診断手段10や故障判定手段12を制御手段14と一体的に設けた構成に沿って説明する。
さすれば、図2に示す如く、前記制御手段14内に、前記減圧手段8により蒸発燃料制御装置2内を減圧した状態の圧力である所定時間T1(任意の値)経過後に圧力P2と基準圧力検出手段6により検出される基準圧力である初期圧力P1とを用いて、蒸発燃料制御装置2内のリーク診断を行うリーク診断手段10と、リーク診断時において、前記切換弁4の切換時における圧力変化量である弁切換圧力偏差ΔP2を用いて、前記切換弁4の故障判定する故障判定手段12とを夫々一体的に設ける。
更に、前記制御手段14内には、図2に示す如く、前記故障判定手段12により故障と判定された後、リーク診断時の蒸発燃料制御装置2内の圧力変化量の値を用いて、切換弁4の故障状態を判定する故障状態判定手段16を設ける。
つまり、この発明の実施例においては、初期圧力P1測定の処理後に、減圧手段8である減圧ポンプをオンさせ、所定時間T1(任意の値)の経過後に測定する圧力P2に対して、前記切換弁4の切換後も圧力変化である弁切換圧力偏差ΔP2(=P3−P2)が弁切換圧力用第1判定値DP21以上得られなければ切換弁4の故障とし、更に所定時間経過後のリーク判定圧力偏差ΔP3の大きさによって、切換弁4の開放故障と閉塞故障を細分化するものである。
このとき、基準圧力偏差ΔP1を判定する際に使用される基準圧力用第1判定値DP11、基準圧力用第2判定値DP12、基準圧力用第3判定値DP13(すべて任意の値)の大小関係は、以下の通りである。
DP11<DP13<DP12
次に、図1の内燃機関の蒸発燃料制御装置2の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
まず、制御用プログラムがスタート(102)すると、モニタ条件が成立しているか否かの判断(104)を行い、この判断(104)がNOの場合には、終了(106)に移行し、判断(104)がYESの場合には、初期圧力P1測定の処理(108)に移行する。
そして、この初期圧力P1測定の処理(108)の後に、減圧ポンプをオンさせる処理(110)、所定時間T1(任意の値)経過後に圧力P2測定の処理(112)、基準圧力偏差ΔP1演算の処理、つまり
ΔP1=P1−P2
を行う処理(114)を順次行い、基準圧力偏差ΔP1が基準圧力用第1判定値DP11未満、つまり、
ΔP1<DP11
であるか否かの判断(116)に移行する。
この判断(116)がNOの場合には、基準圧力偏差ΔP1が基準圧力用第2判定値DP12を超えている、つまり、
ΔP1>DP12
であるか否かの判断(118)に移行し、判断(116)がYESの場合には、基準圧力偏差ΔP1の値が異常に低いと判定し(120)、減圧ポンプをオフさせる処理(122)を行い、リターン(124)に移行する。
上述の基準圧力用第2判定値DP12を超えている、つまり、
ΔP1>DP12
であるか否かの判断(118)において、判断(118)がNOの場合には、切換弁オン(閉)の処理(126)に移行し、判断(118)がYESの場合には、基準圧力偏差ΔP1の値が異常に高いと判定し(128)、減圧ポンプをオフさせる処理(122)を行い、リターン(124)に移行する。
また、切換弁オン(閉)の処理(126)の後には、所定時間T2(任意の値)間の最大圧力P3測定の処理(130)、弁切換圧力偏差ΔP2演算の処理、つまり
ΔP2=P3−P2
を行う処理(132)を順次行い、基準圧力偏差ΔP1が基準圧力用第3判定値DP13未満、つまり、
ΔP1<DP13
であるか否かの判断(134)に移行する。
この基準圧力偏差ΔP1が基準圧力用第3判定値DP13未満、つまり、
ΔP1<DP13
であるか否かの判断(134)において、判断(134)がNOの場合には、減圧中の圧力P4更新の処理(136)に移行し、判断(134)がYESの場合には、弁切換圧力偏差ΔP2が弁切換圧力用第1判定値DP21(任意の値)未満、つまり
ΔP2<DP21
であるか否かの判断(138)に移行する。
上述の弁切換圧力偏差ΔP2が弁切換圧力用第1判定値DP21未満、つまり
ΔP2<DP21
であるか否かの判断(138)において、この判断(138)がYESの場合には、減圧中の圧力P4更新の処理(136)に戻り、判断(138)がNOの場合には、減圧ポンプ低流量異常の処理(140)、減圧ポンプオフ及び切換弁オフ(開)の処理(142)を順次行い、リターン(144)に移行する。
そして、上述の減圧中の圧力P4更新の処理(136)の後には、リーク判定圧力偏差ΔP3演算の処理、つまり
ΔP3=P4−P2
を行う処理(146)を行い、弁切換圧力偏差ΔP2が弁切換圧力用第1判定値DP21未満、つまり
ΔP2<DP21
であるか否かの判断(148)に移行し、この判断(148)において、判断(148)がNOの場合には、弁オン(閉)からT3(任意の値)経過したか否かの判断(150)に移行し、判断(148)がNOの場合には、弁オン(閉)からT4(任意の値)経過したか否かの判断(152)に移行する。
この弁オン(閉)からT4経過したか否かの判断(152)において、この判断(152)がNOの場合には、減圧中の圧力P4更新の処理(136)に戻り、判断(152)がYESの場合には、リーク判定圧力偏差ΔP3がリーク判定圧力用第1判定値DP31(任意の値)未満、つまり
ΔP3<DP31
であるか否かの判断(154)に移行し、この判断(154)がYESの場合には、「切換弁開放故障」と判定する処理(156)に移行するとともに、判断(154)がNOの場合には、「切換弁閉鎖故障」と判定する処理(158)に移行し、「切換弁開放故障」と判定する処理(156)及び「切換弁閉鎖故障」と判定する処理(158)の後には、減圧ポンプオフ及び切換弁オフ(開)の処理(160)を行い、リターン(162)に移行する。
更に、上述した弁オン(閉)からT3経過したか否かの判断(150)において、この判断(150)がNOの場合には、リーク判定圧力偏差ΔP3がリーク値LEAK(任意の値)未満、つまり
ΔP3<LEAK
であるか否かの判断(164)に移行し、判断(150)がYESの場合には、「リーク故障」と判定する処理(166)に移行し、この「リーク故障」と判定する処理(166)の後に、減圧ポンプオフ及び切換弁オフ(開)の処理(160)を行い、リターン(162)に移行する。
更にまた、リーク判定圧力偏差ΔP3がリーク値LEAK未満、つまり
ΔP3<LEAK
であるか否かの判断(164)において、この判断(164)がNOの場合には、減圧中の圧力P4更新の処理(136)に戻り、判断(164)がYESの場合には、「正常」と判定する処理(168)に移行し、そして、「正常」と判定する処理(168)の後には、減圧ポンプオフ及び切換弁オフ(開)の処理(170)を行い、リターン(172)に移行する。
これにより、リーク診断制御に使用されている圧力変化量を用いて、切換弁4の故障判定ができるので、故障判定用に特別なシステムや部品を追加する必要がなく、構成を簡略な状態に維持することができ、コストが低廉であり、経済的に有利である。
また、前記切換弁4のオン・オフ時の圧力変化量を用いて故障判定できるので、診断精度を向上させることが可能である。
更に、前記切換弁の故障内容を細分化した判定ができるので、短時間で適切な修理を実施することが可能である。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、燃料タンクの減圧中にリークを判断する際に、図4に示す如く、燃料タンクを減圧するように切換弁をオフからオンに切り換えて、所定時間D経過後の圧力を測定し、基準圧と比較することでリークの有無を判定しているが、リークの有無の判定を早期に行う特別構成とすることも可能である。
すなわち、図4から明らかなように、正常(リーク無し)(実線部分)とリーク有り(破線部分)とは、切換弁をオフからオンに切り換えた直後から異なるエバポシステム内圧力となるため、切換弁をオフからオンに切り換えた直後から減圧ポンプがオンからオフされるまでの時間、つまり所定時間Dの経過を待たなくとも、リークの有無の判定は可能である。
よって、切換弁をオフからオンに切り換えた直後から微小時間毎に1回以上(例えば1回〜3回程度)の圧力変化量をチェックし、リークの有無を判定する。
このとき、上述した微小時間とは、所定時間Dよりも短い時間に設定する。例えば、所定時間Dを5等分、あるいは10等分した際の値を微小時間とすることが可能である。
さすれば、切換弁をオフからオンに切り換えた直後から減圧ポンプがオンからオフされるまでの時間、つまり所定時間Dの経過を待たなくとも、所定時間Dよりも短い時間でリークの有無の判定を行うことが可能となり、判定制御を迅速に果たし得るものである。
この発明の実施例を示す内燃機関の蒸発燃料制御装置の制御用フローチャートである。 蒸発燃料制御装置の概略ブロック図である。 この発明の従来技術を示す内燃機関の蒸発燃料制御装置の構成図である。 内燃機関の蒸発燃料制御装置の制御用タイムチャートである。 切換弁がオフ、減圧ポンプがオン時の気体の流れを示す図である。 切換弁がオン、減圧ポンプがオフ時の気体の流れを示す図である。 内燃機関の蒸発燃料制御装置の制御用フローチャートである。 切換弁が常時開(故障)となった時のタイムチャートである。 切換弁が常時閉(故障)となった時のタイムチャートである。
符号の説明
2 蒸発燃料制御装置
4 切換弁
6 基準圧力検出手段
8 減圧手段
10 リーク診断手段
12 故障判定手段
14 制御手段
16 故障状態判定手段

Claims (2)

  1. 内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタと、このキャニスタと大気とを接続する大気開放通路と、前記吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブとを備え、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料を前記パージバルブにより吸気通路にパージ制御する内燃機関の蒸発燃料制御装置であって、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能に切換弁と、基準圧力検出手段と、蒸発燃料制御装置内を減圧可能な減圧手段とを設け、前記切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段により蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と前記基準圧力検出手段により検出される基準圧力とを用いて蒸発燃料制御装置内のリーク診断を行うリーク診断手段を備え、リーク診断時の前記切換弁の切換時における圧力変化量を用いて前記切換弁の故障状態を判定する故障状態判定手段を備えた内燃機関の蒸発燃料制御装置において、前記故障状態判定手段は、減圧手段の異常を、前記減圧手段により蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と前記基準圧力検出手段により検出される基準圧力との偏差である基準圧力偏差を所定の低い値であることを判断する基準圧力用判定値と比較することと、前記切換弁を大気開放側から大気遮断側に切り換えた際の弁切換圧力偏差を減圧ポンプの低流量異常を判定する弁切換圧力用判定値と比較することによって判断するとともに、前記切換弁を大気開放側から大気遮断側に切り換えた際の弁切換圧力偏差が前記減圧手段の異常判断において異常と判断されない値で所定時間経過後、前記リーク診断手段によるリーク判定圧力偏差と予め設定したリーク判定圧力用判定値を比較して前記故障状態を判別することを特徴とする内燃機関の蒸発燃料制御装置。
  2. 前記弁切換圧力用判定値を前記減圧手段の低流量異常を判断する値と同値として予め設定し、前記切換弁を大気開放側から大気遮断側に切り換えた際の弁切換圧力偏差を弁切換圧力用判定値と比較した後でかつ前記切換弁の切り換えから一つの所定時間(T4)経過後、前記リーク診断手段によるリーク判定圧力偏差と予め設定したリーク判定圧力用判定値(DP31)を比較して切換弁故障を判別し、前記弁切換圧力偏差を前記弁切換圧力用判定値と比較した後でかつ前記切換弁の切り換えから他の所定時間(T3)経過に基づいてリーク故障を判別し、前記故障状態を判別することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発燃料制御装置。
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