JP5280296B2 - 蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置及び漏れ検査方法 - Google Patents

蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置及び漏れ検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車の燃料タンクと連通路を介して連通可能に構成されたキャニスタを備える蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置及び漏れ検査方法に関する。
これに関する従来の蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法が特許文献1に記載されている。
この蒸発燃料処理装置100は、図6に示すように、自動車の燃料タンクT内で発生した蒸発燃料をキャニスタ102まで導くベーパ通路104と、前記キャニスタ102に設けられ、絞りを備える大気側開閉機構105と、キャニスタ102とエンジンの吸気通路107とを連通させる回収通路103とを備えている。また、燃料タンクT内には、負圧を発生させるジェットポンプ106が設置されており、そのジェットポンプ106が吸気パイプ108を介してエンジンの吸気通路107と連通されている。
蒸発燃料処理装置100においてシステムの漏れ検査を行う場合には、回収通路103のバルブ103vを閉じ、大気側開閉機構105を開いた状態(絞りを利用)でジェットポンプ106を駆動させる。これにより、燃料タンクT内にエンジンの吸気通路107、吸気パイプ108を介して外気が吸引されて、燃料タンクT内の圧力と、その燃料タンクTとベーパ通路104を介して連通するキャニスタ102内の圧力とが上昇する。そして、このときの圧力上昇カーブと基準の圧力上昇カーブとを比較することで、システムの漏れ検査を行っている。
特開2004−270573号
上記した蒸発燃料処理装置100では、燃料タンクT内とキャニスタ102内とを加圧して、その圧力上昇カーブを基準となる圧力上昇カーブと比較することで、システムの漏れ検査を行っている。このため、大量の外気を燃料タンクT及びキャニスタ102に導入する必要がある。したがって、システムの漏れ検査後に大量の空気を外部に放散するようになる。しかし、大量の空気を外部に放散する際に、キャニスタ102内に吸着保持されている蒸発燃料が前記空気と共に外部に漏れ出るおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の技術的課題は、蒸発燃料処理装置の漏れ検査を行う際、空気の導入量を極力少なくすることで、前記漏れ検査後、空気放出に伴う蒸発燃料の漏出を抑制することである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、自動車の燃料タンクと連通路を介して連通可能に構成されたキャニスタを備える蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置であって、前記連通路を遮断可能な通路遮断機構と、前記キャニスタ内の圧力と燃料タンク内の圧力をそれぞれ検出可能な圧力検出手段とを有し、漏れ検査時に、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にした状態で、前記通路遮断機構により前記キャニスタ側と前記燃料タンク側とを遮断できるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、システムの漏れ検査時に、キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にした状態で、通路遮断機構によりキャニスタ側と燃料タンク側とを遮断できるように構成されている。そして、この状態で、キャニスタ側の圧力と燃料タンク側の圧力とを監視することで、システムの漏れ検査を行うことができる。
このように、キャニスタ側を負圧にし、燃料タンク側を正圧にしてシステムの漏れ検査を行うことができるため、キャニスタ側と燃料タンク側とを共に正圧しにてシステムの漏れ検査を行う方式と比較して外気の導入量を少なくできる。このため、システムの漏れ検査後に蒸発燃料処理装置から外部に放散される空気量が少なくなり、キャニスタ内の蒸発燃料が外部に漏出するのを抑制できる。
請求項2の発明は、燃料タンク内に設置された負圧発生機構を備えており、前記負圧発生機構により前記連通路を介してキャニスタ内の空気を燃料タンク内に吸引して、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にできるように構成されていることを特徴とする。
即ち、キャニスタ内の空気を燃料タンク内に移動させることで、前記キャニスタ内を負圧にし、前記燃料タンク内を正圧にする構成のため、システムの漏れ検査時に外気の導入量を零にできる。
請求項3の発明によると、負圧発生機構は、燃料タンク内の燃料ポンプから吐出された燃料の流れを利用して負圧を発生させる構成であることを特徴とする。
請求項4の発明によると、通路遮断機構は、キャニスタから燃料タンクへの流体の流れを許容し、前記流体の逆方向の流れを禁止する一方向チェック弁であることを特徴とする。
このため、一方向チェック弁の働きにより、キャニスタ内が負圧、燃料タンク内が正圧になった状態で、自動的に前記キャニスタ側と燃料タンク側とを遮断できるようになる。
請求項5の発明は、自動車の燃料タンクと連通路を介して連通可能に構成されたキャニスタを備える蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法であって、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にした状態で、前記連通路を通路遮断機構により前記キャニスタ側と前記燃料タンク側とに遮断する工程と、前記キャニスタ内の圧力と燃料タンク内の圧力を監視する工程とを有することを特徴とする。
請求項6の発明は、燃料タンク内に設置された負圧発生機構により前記連通路を介してキャニスタ内の空気を燃料タンク内に吸引して、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にすることを特徴とする。
本発明によると、蒸発燃料処理装置の漏れ検査を行う際、空気の導入量を極力少なくできるため、前記漏れ検査後、空気放出に伴う蒸発燃料の漏出を抑制できる。
本発明の実施形態1に係る蒸発燃料処理装置を表す全体模式図(A図)、アスピレータの縦断面図(B図)である。 前記蒸発燃料処理装置の漏れ検査時における各電磁弁の動作を表すタイムチャート(A図,B図)、燃料タンク内圧力、キャニスタ内圧力を表すグラフ(C図)である。 本発明の実施形態2に係る蒸発燃料処理装置を表す全体模式図である。 前記蒸発燃料処理装置の漏れ検査時における各電磁弁の動作を表すタイムチャート(A図,B図)である。 変更例に係る蒸発燃料処理装置を表す全体模式図である。 従来の蒸発燃料処理装置を表す模式図である。
(実施形態1)
以下、図1、図2に基づいて本発明の実施形態1に係る蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置の説明を行う。本実施形態に係る蒸発燃料処理装置は、自動車の燃料タンクT内で発生した蒸発燃料が大気に漏れ出るのを防止する装置であり、前記蒸発燃料をその燃料タンクT内に回収できるように構成されている。また、蒸発燃料処理装置には、システムの漏れを検出するの漏れ検査装置が設けられている。
<蒸発燃料処理装置10の概要について>
蒸発燃料処理装置10は、図1に示すように、蒸発燃料を吸着可能、かつ離脱可能に構成されたキャニスタ20と、自動車の燃料タンクT内で発生した蒸発燃料をキャニスタ20まで導くベーパ通路30と、燃料タンクT内に設置されて、負圧を発生させるアスピレータ40と、そのアスピレータ40とキャニスタ20とを連通させる回収通路50と、キャニスタ20を大気開放させる大気通路60とを備えている。
燃料タンクTは、自動車のエンジンに送られる燃料Fを貯留する密閉タンクであり、その燃料タンクT内に前記燃料Fをエンジンに圧送するための燃料ポンプ15が設置されている。燃料ポンプ15は、吐出された燃料Fの一部をアスピレータ40に供給できるように構成されており、前記アスピレータ40は後記するように燃料ポンプ15から供給された燃料Fの流れを利用して負圧を発生させられるように構成されている。
また、燃料タンクTには、タンク内圧力を検出する第1圧力センサ16が取付けられており、その第1圧力センサ16の信号がエンジン・コントロール・ユニット(ECU)(図示省略)に入力される。
<キャニスタ20について>
キャニスタ20は、活性炭等からなる吸着材Cが充填された密閉容器であり、ベーパ通路30が接続されるベーパポート21と、回収通路50が接続される回収ポート22と、大気通路60が接続される大気ポート23とを備えている。そして、ベーパ通路30からベーパポート21を介してキャニスタ20に導かれた燃料タンクT内の蒸発燃料を吸着材Cによって吸着できるように構成されている。また、アスピレータ40が動作して回収通路50、回収ポート22を介してキャニスタ20に負圧が加わると、吸着材Cに吸着された蒸発燃料がその吸着材Cから離脱できるようになる。さらに、キャニスタ20内には、蒸発燃料を吸着材Cから離脱させる際に、吸着材Cを加熱できるように構成されたヒータ25が設置されている。なお、活性炭等からなる吸着材Cは、温度が高くなるほど蒸発燃料が離脱し易くなる性質を有している。
前記キャニスタ20の大気通路60には、大気側電磁弁62が取付けられている。大気側電磁弁62は、通電時(オン時)に流路を閉鎖し、通電解除時(オフ時)に流路を開放するように構成されており、ECUからの信号を受けて動作する。大気側電磁弁62は、燃料タンクTへの給油時、及び燃料タンクT内の圧力が上限値に近づいたときに流路を開放できるように構成されている。
<ベーパ通路30について>
ベーパ通路30は、上記したように、燃料タンクT内で発生した蒸発燃料をキャニスタ20まで導く通路であり、先端部分(燃料タンクT側端部)に満タン規制バルブ17とカットオフバルブ18とが接続されている。満タン規制バルブ17は、燃料タンクT内の燃料Fの液面が満タン位置よりも低いときに流路を開放し、燃料Fの液面が満タン位置を超えようとするときにフロート状の弁体が浮き上がって流路を閉鎖できるように構成されている。カットオフバルブ18は、満タン規制バルブ17よりも高い位置に位置決めされて通常時は流路を開放しており、事故等で自動車が横転したときに流路を閉鎖できるように構成されている。
ベーパ通路30の途中位置には、第1電磁弁31と両方向チェック弁32とが並列に取付けられている。第1電磁弁31は、通電時(オン時)に流路を開放し、通電解除時(オフ時)に流路を閉鎖するように構成されており、ECUからの信号を受けて動作する。第1電磁弁31は、常時閉で、燃料タンクTへの給油時に流路を開放できるように構成されている。
両方向チェック弁32は、正圧弁32aと負圧弁32bとから構成されており、前記正圧弁32aが燃料タンクT内の圧力が約+5kPa(所定値)以上になったときに流路を開放するように構成されている。また、負圧弁32bは、燃料タンクT内の圧力が約−5kPa以下になったときに流路を開放するように構成されている。したがって、燃料タンクT内の圧力Pが +5kPa>P>−5kPaのときは、両方向チェック弁32の正圧弁32aと負圧弁32bは共に閉じられている。
ベーパ通路30の基端部(キャニスタ20側端部)には第2電磁弁34が取付けられている。第2電磁弁34は、通電時(オン時)に流路を閉鎖し、通電解除時(オフ時)に流路を開放するように構成されており、ECUからの信号を受けて動作する。第2電磁弁34は、燃料タンクT内の圧力Pが+5kPa以上になったとき、あるいは蒸発燃料の捕集時、給油時に流路を開放するように構成されている。
<アスピレータ40について>
アスピレータ40は、燃料ポンプ15により供給された燃料Fの流れを利用して負圧を発生させる機構であり、図1(B)に示すように、ベンチュリ部41とノズル部45とから構成されている。ベンチュリ部41は、絞り42と、その絞り42の上流側に設けられたテーパ状の入口縮径部位43と、前記絞り42の下流側に設けられたテーパ状の出口拡開部位44とを備えており、入口縮径部位43、絞り42、出口拡開部位44が同軸に形成されている。そして、ベンチュリ部41の入口縮径部位43の上流端に回収通路50(後記する)が接続される吸引ポート41pが形成されている。
ノズル部45は、ベンチュリ部41の入口縮径部位43の内側に同軸に収納されたノズル本体46を備えており、そのノズル本体46の噴射口46pがベンチュリ部41の絞り42の近傍に位置決めされている。さらに、ノズル本体46の基端部(噴射口46pと反対側)には、燃料ポンプ15の分岐配管15pが接続される燃料供給ポート47が形成されている。
上記構成により、燃料ポンプ15からアスピレータ40に供給された燃料Fは、ノズル本体46の噴射口46pから噴射されてベンチュリ部41の絞り42、出口拡開部位44の中央を軸方向に高速で流れるようになる。これにより、ベンチュリ部41の絞り42の周辺が負圧になり、ベンチュリ部41の入口縮径部位43内の流体(燃料F、蒸発燃料及び空気)がノズル本体46から噴射された燃料Fと共に下流側に高速で流れるようになる。これにより、ベンチュリ部41の吸引ポート41pに接続された回収通路50内の流体(蒸発燃料等)がそのベンチュリ部41内に吸引されるようになる。
即ち、前記アスピレータ40が本発明の負圧発生機構に相当する。
<回収通路50について>
回収通路50は、キャニスタ20の回収ポート22とアスピレータ40の吸引ポート41pとをつなぐ通路であり、その回収通路50の先端側(燃料タンクT側端部)に一方向チェック弁52が取付けられている。一方向チェック弁52は、キャニスタ20からアスピレータ40の方向への流体の流れを許容し、アスピレータ40からキャニスタ20の方向への流体の流れを禁止できるように構成されている。
また、回収通路50の基端部側(キャニスタ20側端部)には、回収用電磁弁54が取付けられている。回収用電磁弁54は、通電時(オン時)に流路を開放し、通電解除時(オフ時)に流路を閉鎖するように構成されており、ECUからの信号を受けて動作する。回収用電磁弁54は、蒸発燃料の回収時に流路を開放するように構成されている。
また、回収通路50には、回収用電磁弁54と一方向チェック弁52との間の位置に第2圧力センサ56が取付けられており、その第2圧力センサ56の信号がエンジン・コントロール・ユニット(ECU)(図示省略)に入力される。
<蒸発燃料処理装置10の動作について>
燃料タンクTに対する給油時には、ベーパ通路30の第1電磁弁31、第2電磁弁34、及び大気通路60の大気側電磁弁62が開放され、回収通路50の回収用電磁弁54が閉鎖される。これにより、給油時に燃料タンクT内の気体(空気及び蒸発燃料)が満タン規制バルブ17、カットオフバルブ18を通ってベーパ通路30に押出され、そのベーパ通路30の第1電磁弁31、第2電磁弁34を通過してキャニスタ20内に流入する(図3の矢印参照)。そして、キャニスタ20内の吸着材Cによって蒸発燃料が吸着され、その蒸発燃料が除去された空気がキャニスタ20から大気通路60の大気側電磁弁62を通って大気中に放散される。
蒸発燃料の捕集時には、ベーパ通路30の第1電磁弁31が閉鎖され、第2電磁弁34が開放される。また、大気通路60の大気側電磁弁62が開放され、回収通路50の回収用電磁弁54が閉鎖される。このため、燃料タンクT内の圧力が両方向チェック弁32の正圧弁32aの設定圧力(+5kPa(所定値))を超えた場合に、燃料タンクT内の空気及び蒸発燃料がベーパ通路30を介してキャニスタ20内に流入するようになる。キャニスタ20内に流入した燃料タンクT内の蒸発燃料は吸着材Cによって吸着され、蒸発燃料除去後の空気がキャニスタ20から大気通路60の大気側電磁弁62を通って大気中に放散される。
蒸発燃料の回収時には、ベーパ通路30の第1電磁弁31と第2電磁弁34、大気通路60の大気側電磁弁62が閉鎖され、回収通路50の回収用電磁弁54が開放される。さらに、燃料ポンプ15が駆動されることでアスピレータ40が動作する。これにより、キャニスタ20内に溜められた蒸発燃料、及び空気(蒸発燃料等)が回収通路50、回収用電磁弁54、一方向チェック弁52を介して前記アスピレータ40に吸引される。そして、アスピレータ40に吸引された蒸発燃料等が、そのアスピレータ40から燃料タンクT内の燃料F中に放出されて、その燃料Fに戻される。
<蒸発燃料処理装置10の漏れ検査方法について>
次に、上記した蒸発燃料処理装置10の漏れ検査方法について説明する。
先ず、外気を導入する場合の漏れ検査方法について説明する。
この漏れ検査方法では、図2(B)のタイムチャートに示すように、大気通路60の大気側電磁弁62が開放(オフ)、回収通路50の回収用電磁弁54が開放(オン)、ベーパ通路30の第1電磁弁31が閉鎖(オフ)の状態で燃料ポンプ15が駆動されてアスピレータ40が動作する。なお、このときには、燃料タンクT内の圧力は +5kPa>P>−5kPaであるため、ベーパ通路30の両方向チェック弁32は閉じられている。
このため、アスピレータ40が動作すると、外気が大気通路60、キャニスタ20、回収通路50、及びその回収通路50の一方向チェック弁52を通って燃料タンクT内に供給される。これにより、図2(C)に示すように、燃料タンクT内が徐々に加圧される。ここで、燃料タンクT内の圧力は、第1圧力センサ16によって検出される。そして、燃料タンクT内の圧力が所定値(約+4kPa)に達した段階で、大気通路60の大気側電磁弁62が閉鎖(オン)される。
これにより、キャニスタ20内の空気が燃料タンクT内に吸引されて、キャニスタ20内が負圧になるとともに燃料タンクT内の圧力がさらに上昇する。そして、キャニスタ20内の圧力が、図2(C)に示すように、所定負圧(約−3.2kPa)に達した段階で燃料ポンプ15、アスピレータ40が停止する。ここで、キャニスタ20内の圧力は、第2圧力センサ56によって検出される。なお、アスピレータ40が停止しても回収通路50の一方向チェック弁52の働きでキャニスタ20側は負圧、燃料タンクT側は正圧に保持される。
次に、キャニスタ20内の圧力(図1における領域Iの圧力)と、燃料タンクT内の圧力(図1における領域IIの圧力)とが一定時間監視される。そして、キャニスタ20内の圧力上昇率が基準圧力上昇率より小さく、燃料タンクT内の圧力低下率が基準圧力低下率よりも小さい場合に漏れ無し(孔空き無し)と判定される。
即ち、回収通路50が本発明の連通路に相当し、一方向チェック弁52が本発明の通路遮断機構に相当する。また、第1圧力センサ16、第2圧力センサ56が本発明の圧力検出手段に相当する。
次に、外気を導入しない場合の漏れ検査方法について説明する。
この場合は、図2(A)のタイムチャートに示すように、大気通路60の大気側電磁弁62が閉鎖(オン)、回収通路50の回収用電磁弁54が開放(オン)、ベーパ通路30の第1電磁弁31が閉鎖(オフ)の状態で燃料ポンプ15が駆動されてアスピレータ40が動作する。
これにより、キャニスタ20内の空気が燃料タンクT内に吸引されて、キャニスタ20内が負圧になるとともに燃料タンクT内の圧力が上昇する。そして、キャニスタ20内の圧力が所定負圧、燃料タンクT内の圧力が所定圧力(正圧)に達した段階で燃料ポンプ15、アスピレータ40が停止する。
次に、上記したように、キャニスタ20内の圧力(図1における領域Iの圧力)と、燃料タンクT内の圧力(図1における領域IIの圧力)とが一定時間監視されて、漏れの有無(孔空き有無)が判定される。
<蒸発燃料処理装置10の長所について>
本実施形態に係る蒸発燃料処理装置10によると、キャニスタ側(図1における領域I)を負圧にし、燃料タンク側(図1における領域II)を正圧にしてシステムの漏れ検査を行うことができるため、キャニスタ側と燃料タンク側とを共に正圧しにてシステムの漏れ検査を行う方式と比較して外気の導入量を少なくできる。このため、システムの漏れ検査後に蒸発燃料処理装置から外部に放散される空気量が少なくなり、キャニスタ内の蒸発燃料が外部に漏出するのを抑制できる。
特に、外気の導入量が零の場合には、漏れ検査後の空気放散量が零となるため、蒸発燃料の漏出を完全に防止できる。
また、回収通路50の一方向チェック弁52の働きにより、キャニスタ20内が負圧、燃料タンクT内が正圧になった状態で、自動的にキャニスタ20側と燃料タンクT側とを遮断できるようになる。
(実施形態2)
以下、図3、図4に基づいて本発明の実施形態2に係る蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法の説明を行う。本実施形態に係る蒸発燃料処理装置は、実施形態1で説明した蒸発燃料処理装置10に分離容器70及び第1〜3通路81,82,83を付加したものであり、その他の構成については実施形態1に係る蒸発燃料処理装置10と同様である。このため、実施形態1に係る蒸発燃料処理装置10と同じ部材については同一符号を付して説明を省略する。
<分離容器70について>
本実施形態に係る蒸発燃料処理装置で使用される分離容器70は、燃料タンクT内の気体を燃料成分と空気成分とに分離する容器であり、図3に示すように、容器本体72と、その容器本体72の内部を一次室73と二次室74とに仕切る分離膜75とを備えている。容器本体72の一次室73には第1通路81が接続される入口ポート73eと、第2通路82が接続される一次出口ポート73pが設けられている。また、容器本体72の二次室74には第3通路83が接続される二次出口ポート74pが設けられている。
分離膜75は、気体中の燃料成分が優先的に透過し、空気成分が透過し難く構成された膜であり、その分離膜75の主体的機能を果たす非多孔質型の薄膜層と、その薄膜層を支持する多孔質支持膜層とから構成されている。このため、分離容器70の一次室73に燃料タンクT内の気体が導かれると、その気体中の燃料成分が分離膜75を通過して二次室74側に移動し、一次室73内には空気成分が残留するようになる。
<第1〜第3通路81,82,83について>
第1通路81は、燃料タンクT内の気体を分離容器70の一次室73に導く通路であり、先端部が燃料タンクTの天井ポートTp、基端部が分離容器70の入口ポート73eに接続される。第1通路81には、タンク側電磁弁81vが取付けられており、そのタンク側電磁弁81vが通電時(オン時)に流路を開放し、通電解除時(オフ時)に流路を閉鎖するように構成されている。タンク側電磁弁81vは、ECUからの信号を受けて動作し、蒸発燃料の回収時に流路を開放するように構成されている。
第2通路82は、分離容器70の一次室73に溜められた空気をキャニスタ20に導く通路であり、先端部が分離容器70の一次出口ポート73p、基端部がキャニスタ20のパージポート24に接続される。第2通路82には、蒸発燃料の回収時にキャニスタ20内と分離容器70の二次室74内とを負圧に保持するための圧力制御弁82pが取付けられている。
第3通路83は、分離容器70の二次室74に溜められ燃料成分を回収通路50まで導く通路であり、一端部が分離容器70の二次出口ポート74p、他端部が第2圧力センサ56の上流側の回収通路50に接続されている。
即ち、分離容器70等が本発明の分離手段に相当する。
<蒸発燃料処理装置の動作について>
給油時と蒸発燃料の捕集時の動作は、実施形態1に係る蒸発燃料処理装置10の場合と同じであるため、以下、蒸発燃料の回収時の動作を説明する。
蒸発燃料の回収時には、ベーパ通路30の第1電磁弁31と第2電磁弁34、大気通路60の大気側電磁弁62が閉鎖され、回収通路50の回収用電磁弁54と分離容器70の第1通路81のタンク側電磁弁81vとが開放される。さらに、燃料ポンプ15が駆動されることでアスピレータ40が動作する。これにより、キャニスタ20内に溜められた蒸発燃料等が回収通路50、回収用電磁弁54及び一方向チェック弁52を介し、前記アスピレータ40に吸引される。さらに、圧力制御弁82pの働きにより分離容器70の一次室73と二次室74とが一定差圧に保持され、その分離容器70の一次室73内に燃料タンクT内の気体が第1通路81、タンク側電磁弁81vを介して導かれる。
分離容器70の一次室73に流入した燃料タンクT内の気体は、燃料成分が分離膜75を通過して二次室74に導かれ、空気成分が一次室73に残留するようになる。そして、分離容器70の二次室74の燃料成分が第3通路83から回収通路50に導かれる。また、分離容器70の一次室73の空気成分が第2通路82、圧力制御弁82pを介してキャニスタ20に供給され、そのキャニスタ20内の吸着材Cをパージする。これにより、吸着材Cからの蒸発燃料の離脱効率が向上するようになる。
前記キャニスタ20内の蒸発燃料等(蒸発燃料、空気等)、及び分離容器70の二次室74の燃料成分(蒸発燃料、燃料等)は、回収通路50、回収用電磁弁54及び一方向チェック弁52を介してアスピレータ40に吸引され、そのアスピレータ40から燃料タンクT内の燃料F中に放出されて、燃料Fに戻される。
<蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法について>
次に、上記した蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法について説明する。
先ず、外気を導入する場合の漏れ検査方法について説明する。
この漏れ検査方法では、図4(B)のタイムチャートに示すように、大気通路60の大気側電磁弁62が開放(オフ)、回収通路50の回収用電磁弁54が開放(オン)、ベーパ通路30の第1電磁弁31が閉鎖(オフ)、第1通路81のタンク側電磁弁81vが閉鎖(オフ)の状態で燃料ポンプ15及びアスピレータ40が動作する。なお、このときには、燃料タンクT内の圧力は +5kPa>P>−5kPaであるため、ベーパ通路30の両方向チェック弁32は閉じられている。
このため、アスピレータ40が動作すると、外気が大気通路60、キャニスタ20、回収通路50、及びその回収通路50の一方向チェック弁52を介して燃料タンクT内に供給される。これにより、燃料タンクT内の圧力が徐々に上昇する。そして、燃料タンクT内の圧力が所定値に達した段階で、大気通路60の大気側電磁弁62が閉鎖(オン)される。
これにより、キャニスタ20内の空気が燃料タンクT内に吸引されて、キャニスタ20内が負圧になるとともに燃料タンクT内の圧力がさらに上昇する。そして、キャニスタ20内の圧力が所定負圧に達した段階で燃料ポンプ15、アスピレータ40が停止する。
次に、キャニスタ20内の圧力(図3における領域Iの圧力)と、燃料タンクT内の圧力(図3における領域IIの圧力)が一定時間監視される。そして、キャニスタ20内の圧力上昇率が基準圧力上昇率より小さく、燃料タンクT内の圧力低下率が基準圧力低下率よりも小さい場合に漏れ無し(孔空き無し)と判定される。
次に、外気を導入しない場合の孔空き有無判定方法について説明する。
この場合は、図4(A)のタイムチャートに示すように、大気通路60の大気側電磁弁62が閉鎖(オン)、回収通路50の回収用電磁弁54が開放(オン)、ベーパ通路30の第1電磁弁31が閉鎖(オフ)、第1通路81のタンク側電磁弁81vが閉鎖(オフ)の状態で燃料ポンプ15及びアスピレータ40が動作する。
これにより、キャニスタ20内の空気が燃料タンクT内に吸引されて、キャニスタ20内が負圧になるとともに燃料タンクT内の圧力が上昇する。そして、キャニスタ20内の圧力が所定負圧、燃料タンクT内の圧力が所定圧力(正圧)に達した段階で燃料ポンプ15、アスピレータ40が停止する。
次に、上記したように、キャニスタ20内の圧力(図1における領域Iの圧力)と、燃料タンクT内の圧力(図1における領域IIの圧力)とが一定時間監視されて、漏れの有無(孔空き有無)が判定される。
<蒸発燃料処理装置10の長所について>
本実施形態に係る蒸発燃料処理装置によると、実施形態1の場合と同様に、キャニスタ20側(図3における領域I)を負圧にし、燃料タンクT側(図3における領域II)を正圧にしてシステムの孔空き有無判定を行うことができるため、キャニスタ20側と燃料タンクT側を共に正圧しにてシステムの孔空き有無判定を行う方式と比較して外気の導入量を少なくできる。このため、システムの孔空き有無判定後に蒸発燃料処理装置から外部に放散される空気量が少なくなり、キャニスタ20内の蒸発燃料が外部に漏出するのを抑制できる。
<変更例>
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、実施形態1、2では、システムの漏れ検査のために特別に燃料ポンプ15及びアスピレータ40を動作させる例を示した。しかし、図5に示すように、キャニスタ20と大気側電磁弁62との間に両方向チェック弁64(負圧弁−5kPa以上で閉、正圧弁0.03kPa以下で閉)を設けることで、キャニスタ20内を負圧にし、燃料タンクT内を正圧に保持することが可能である。例えば、燃料Fの消費による液面低下等に起因してキャニスタ20内が負圧になったときに、両方向チェック弁64によりキャニスタ20内の負圧状態を保持することができる。さらに、燃料温度上昇により、燃料タンクT内の圧力が上昇したときに、回収通路50の一方向チェック弁52の働きで燃料タンクT内の圧力を正圧に保持できる。したがって、この状態で、第1圧力センサ16により燃料タンクT内の圧力を監視し、第2圧力センサ56によりキャニスタ20内の圧力を監視することで、システムの漏れの有無(孔空き有無)を判定できる。このように、漏れ検査のために特別に燃料ポンプ15を駆動させる必要がないため、省エネルギーを図ることができる。
20・・・・キャニスタ
30・・・・ベーパ通路
31・・・・第1電磁弁
32・・・・両方向チェック弁
34・・・・第2電磁弁
40・・・・アスピレータ(負圧発生機構)
50・・・・回収通路(連通路)
52・・・・一方向チェック弁(通路遮断機構)
54・・・・回収用電磁弁
60・・・・大気通路
62・・・・大気側電磁弁
70・・・・分離容器
81v・・・タンク側電磁弁
T・・・・・燃料タンク

Claims (6)

  1. 自動車の燃料タンクと連通路を介して連通可能に構成されたキャニスタを備える蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置であって、
    前記連通路を遮断可能な通路遮断機構と、
    前記キャニスタ内の圧力と燃料タンク内の圧力をそれぞれ検出可能な圧力検出手段とを有し、
    漏れ検査時に、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にした状態で、前記通路遮断機構により前記キャニスタ側と前記燃料タンク側とを遮断できるように構成されていることを特徴とする蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置。
  2. 請求項1に記載された蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置であって、
    燃料タンク内に設置された負圧発生機構を備えており、
    前記負圧発生機構により前記連通路を介してキャニスタ内の空気を燃料タンク内に吸引して、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にできるように構成されていることを特徴とする蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置。
  3. 請求項2に記載された蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置であって、
    前記負圧発生機構は、燃料タンク内の燃料ポンプから吐出された燃料の流れを利用して負圧を発生させる構成であることを特徴とする蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置であって、
    前記通路遮断機構は、前記キャニスタから前記燃料タンクへの流体の流れを許容し、前記流体の逆方向の流れを禁止する一方向チェック弁であることを特徴とする蒸発燃料処理装置の漏れ検査装置。
  5. 自動車の燃料タンクと連通路を介して連通可能に構成されたキャニスタを備える蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法であって、
    前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にした状態で、前記連通路を通路遮断機構により前記キャニスタ側と前記燃料タンク側とに遮断する工程と、
    前記キャニスタ内の圧力と燃料タンク内の圧力を監視する工程と、
    を有することを特徴とする蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法。
  6. 請求項5に記載された蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法であって、
    燃料タンク内に設置された負圧発生機構により前記連通路を介してキャニスタ内の空気を燃料タンク内に吸引して、前記キャニスタ内を負圧にし、燃料タンク内を正圧にすることを特徴とする蒸発燃料処理装置の漏れ検査方法。
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