JP2002235608A - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料処理装置

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JP2002235608A
JP2002235608A JP2001032857A JP2001032857A JP2002235608A JP 2002235608 A JP2002235608 A JP 2002235608A JP 2001032857 A JP2001032857 A JP 2001032857A JP 2001032857 A JP2001032857 A JP 2001032857A JP 2002235608 A JP2002235608 A JP 2002235608A
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air
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により蒸発燃料含有空気から蒸発
燃料を液体燃料の形で分離する。 【解決手段】 燃料タンク1内にて発生した蒸発燃料を
吸着するためのキャニスタ3と、キャニスタ内の蒸発燃
料を空気に含有させてキャニスタから排出するための排
出手段7,20と、排出手段により排出された蒸発燃料
含有空気を案内するための案内通路15,16とを具備
する。案内通路の先端開口16aを燃料タンクの下方領
域空間に開口させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の蒸発燃料
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃料タンク内において燃料を
円滑に増減させるためには燃料タンクの内部空間を大気
に連通させておく必要がある。しかしながら燃料タンク
内では蒸発燃料(以下、ベーパと称す。)が発生するの
で燃料タンクの内部空間を大気に直接、連通させておく
とベーパが大気に流出してしまう。そこで従来からベー
パを吸着するためのキャニスタを介して燃料タンクの内
部空間と大気とを連通させている。
【0003】ところが燃料タンク内にて発生するベーパ
の量が多いとキャニスタの最大吸着量を超えてキャニス
タにベーパが流入し、このためにベーパが大気に流出し
てしまう可能性がある。そこで特開平11−31575
9号公報によれば燃料タンクから到来する空気中のベー
パを液体燃料の形で当該空気から分離するための分離装
置を介して燃料タンクとキャニスタとを連通し、該分離
装置により分離された液体燃料を燃料タンクに戻すよう
にしている。
【0004】またキャニスタに流入する前にベーパ含有
空気からベーパを液体燃料の形で分離して燃料タンクに
戻すため以外にキャニスタに吸着しているベーパを液体
燃料の形で分離して燃料タンクに戻すという目的で上述
したような分離装置を利用することが公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した分離
装置をベーパ処理装置の一つの構成部品としてキャニス
タや燃料タンクとは別個に提供するとベーパ処理装置全
体の構造が複雑になる。そこで本発明の目的は簡単な構
成により蒸発燃料含有空気から蒸発燃料を液体燃料の形
で分離することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に1番目の発明では、燃料タンク内にて発生した蒸発燃
料を吸着するためのキャニスタと、該キャニスタ内の蒸
発燃料を空気に含有させてキャニスタから排出するため
の排出手段と、該排出手段により排出された蒸発燃料含
有空気を案内するための案内通路とを具備する内燃機関
の蒸発燃料処理装置において、上記案内通路の先端開口
を燃料タンクの下方領域空間に開口させる。これによれ
ばキャニスタから排出された蒸発燃料含有空気は案内通
路の先端開口を介して燃料タンクの下方領域空間、すな
わち燃料中に放出される。
【0007】2番目の発明では1番目の発明において、
燃料タンクから燃料を吐出するための燃料ポンプと、該
燃料ポンプから吐出された燃料のうち余剰な燃料を燃料
タンクに戻すためのリターン手段とを備え、上記排出手
段が該リターン手段により燃料タンク内へと噴出される
燃料流を利用して発生せしめた負圧を用いてキャニスタ
から蒸発燃料含有空気を排出するポンプである。
【0008】3番目の発明では1番目の発明において、
キャニスタの温度を上昇させるための温度上昇手段を備
え、上記排出手段により蒸発燃料含有空気をキャニスタ
から排出するときに該温度上昇手段によりキャニスタの
温度を上昇させる。4番目の発明では1番目の発明にお
いて、燃料タンクからキャニスタに流入せしめられる空
気中の蒸発燃料の濃度を検出するための濃度検出手段
と、燃料タンクからキャニスタに流入せしめられる空気
中の蒸発燃料の濃度を調節するための濃度調節手段とを
備え、上記濃度検出手段により検出される蒸発燃料濃度
が予め定められた濃度以下となるように上記濃度調節手
段によりキャニスタに流入する空気中の蒸発燃料濃度を
調節する。
【0009】5番目の発明では4番目の発明において、
上記調節手段がキャニスタに流入する蒸発燃料含有空気
中に空気を供給することにより蒸発燃料の濃度を調節す
る。6番目の発明では1番目の発明において、上記排出
手段によりキャニスタから排出される蒸発燃料含有空気
を内燃機関の吸気通路内に放出する。7番目の発明では
6番目の発明において、上記排出手段がポンプである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例を参照して
本発明を説明する。初めに図1を参照すると図1におい
て1は燃料タンク、2は燃料ポンプ、3はキャニスタで
ある。燃料ポンプ2は燃料タンク1内に配置される。燃
料ポンプ2はフィルタ4を介して燃料タンク1内の燃料
を取り込む。また燃料ポンプ2は取り込んだ燃料をプレ
ッシャレギュレータ5を介して内燃機関の燃料噴射弁
(図示せず)へと吐出する。プレッシャレギュレータ5
は燃料ポンプ2が吐出した燃料の圧力が所定の圧力を超
えるとリターン通路6を介して燃料を燃料タンク1に戻
す。すなわちプレッシャレギュレータ5は燃料噴射弁に
燃料を所定の圧力にて供給するのには余剰な燃料を燃料
タンク1に戻す。リターン通路6は後に詳細に説明する
ジェットポンプ7に接続される。
【0011】キャニスタ3はその内部空間に活性炭8を
収容する。活性炭8は蒸発燃料(以下、ベーパと称
す。)を吸着して保持することができる。またキャニス
タ3はベーパ流入口9とベーパ流出口10とを有する。
ベーパ流入口9はベーパ導入通路11を介して燃料タン
ク1の上壁1aに接続される。ベーパ導入通路11は燃
料タンク1の上方領域の空間に開口する。ベーパ導入通
路11にはそこを流れる空気中のベーパ濃度を検出する
ための濃度検出手段として濃度センサ12が取り付けら
れる。またキャニスタ3のベーパ流入口9と濃度センサ
12との間のベーパ導入通路11には空気導入通路13
が接続される。空気導入通路13は大気中に開口する。
また空気導入通路13には該空気導入通路13を遮断す
るための遮断弁14が取り付けられる。
【0012】一方、キャニスタ3のベーパ流出口10は
ベーパ排出通路15を介してジェットポンプ7に接続さ
れる。またジェットポンプ7から下方へと案内通路16
が延びる。案内通路16の先端開口は燃料タンク1の下
方領域の空間に開口する。したがって案内通路16の先
端開口はほとんど常に燃料タンク1内の燃料中に開口す
る。
【0013】またキャニスタ3にはキャニスタ3内の圧
力が大気圧よりも所定の圧力だけ高くなったときに開弁
し、キャニスタ3内の空気を大気に放出するための圧力
解放弁17と、キャニスタ3内の圧力が大気圧よりも所
定の圧力だけ低くなったときに開弁し、大気から空気を
キャニスタ3内に導入するための大気導入弁18とが取
り付けられる。またキャニスタ3にはキャニスタ3、特
に活性炭8を加熱してその温度を上昇させるための温度
上昇手段としてヒータ19が取り付けられる。
【0014】次に図2を参照してジェットポンプについ
て説明する。図2に示したようにジェットポンプ7のハ
ウジング7aの内部空間にリターン通路6の先端開口6
aが開口する。リターン通路6の先端は先細りの形状と
される。したがってプレッシャレギュレータ5から戻さ
れる燃料はリターン通路6の先端にてその流速を高めら
れて図2の矢印Aで示したようにリターン通路6の先端
開口6aからジェットポンプ7のハウジング7aの内部
空間へ下方へと噴出せしめられる。
【0015】また図2に示したようにジェットポンプ7
のハウジング7aの内部空間にベーパ排出通路15の先
端開口15aが開口する。ベーパ排出通路15の先端部
分はリターン通路6の先端開口6aから噴出する燃料流
の流方向に対してほぼ垂直となるようにハウジング7a
の内部空間内にて延び、ベーパ排出通路15の先端開口
15aはリターン通路6の先端開口16aから噴出する
燃料の流れを阻害しない程度に該燃料流に近接して該燃
料流に向かって開口する。
【0016】次に本実施例におけるベーパ処理について
説明する。燃料タンク1内にて発生したベーパはベーパ
導入通路11を介してベーパ流入口9からキャニスタ3
内に流入する。特に燃料タンク1内に燃料を給油してい
る間には多量のベーパがキャニスタ3内に流入する。キ
ャニスタ3内に流入したベーパは活性炭8に吸着され
る。本実施例のベーパ処理は特に当該ベーパ処理が実行
されていない間に活性炭8に吸着されたベーパを処理す
るためのものである。本実施例では内燃機関が始動せし
められ、そして燃料ポンプ2から燃料が吐出され、プレ
ッシャレギュレータ5によりリターン通路6を介してジ
ェットポンプ7のハウジング7a内に燃料が噴出せしめ
られることによりベーパ処理が開始される。
【0017】すなわちリターン通路6の先端開口6aか
らジェットポンプ7のハウジング7a内に燃料が噴出せ
しめられるとベーパ排出通路15の先端開口15a近傍
に負圧が発生せしめられる。この負圧によりキャニスタ
3内の活性炭8に吸着されているベーパがキャニスタ3
内の空気と共にキャニスタ3からベーパ排出通路15へ
と排出される。ベーパ排出通路15を介してジェットポ
ンプ7のハウジング7a内に到来したベーパ含有空気は
リターン通路6の先端開口6aから噴出する燃料流に乗
って案内通路16内に流入せしめられる。
【0018】ベーパ含有空気は案内通路16の下端開口
16aから燃料タンク1内の燃料中に排出される。上述
したように案内通路16の下端開口16aは燃料タンク
1の下方領域の空間に開口しているので該下端開口16
aから排出されたベーパ含有空気は気泡となって燃料中
を下方から上方へと移動する。このようにベーパ含有空
気が燃料中を移動する間にベーパ含有空気中のベーパが
燃料中に取り込まれる。すなわちベーパ含有空気からベ
ーパが液体燃料の形で分離される。斯くして燃料タンク
1内にて発生したベーパが処理される。
【0019】以上、説明したように本実施例のベーパ処
理は気体燃料(すなわちベーパ)を燃料タンク1内の燃
料に戻す前に液体燃料とはせずに気体の状態で燃料タン
ク1内の燃料中に戻すことにより気体燃料を液体燃料に
変え、これによりベーパを処理する。すなわち本実施例
では燃料タンク1自体をベーパを気体の状態から液体の
状態へと変換する手段として利用している。
【0020】斯くして本実施例によれば簡単な構成によ
りキャニスタ内のベーパが処理される。またキャニスタ
からベーパ含有空気を排出するのにプレッシャレギュレ
ータから燃料タンクに戻されるリターン燃料を利用して
いるのでこれによってもキャニスタ内のベーパを処理す
るための構成が非常に簡素なものとなる。ところで本実
施例のベーパ処理中においてはキャニスタ3からベーパ
含有空気が排出されると同時に燃料タンク1内の空気が
ベーパ導入通路11を介してキャニスタ3内に流入す
る。キャニスタ3内の活性炭8に吸着されているベーパ
は燃料タンク1からキャニスタ3内に流入する空気によ
り活性炭8から脱離せしめられ、キャニスタ3からその
空気と共に排出される。
【0021】ところがベーパ処理中においても燃料タン
ク1内にはベーパが発生するのでキャニスタ3に流入す
る空気中にもベーパが含まれている。ここでキャニスタ
3に流入する空気中のベーパ濃度が高いとキャニスタ3
の活性炭8に吸着しているベーパはこの空気中には取り
込まれず、したがって活性炭8に吸着しているベーパは
処理されない。すなわち活性炭8に吸着しているベーパ
を活性炭8から脱離させてキャニスタ3から排出するた
めにはキャニスタ3に流入する空気中のベーパ濃度が低
くなければならない。
【0022】そこで本実施例ではベーパ処理中に燃料タ
ンク1からキャニスタ3に導入される空気中のベーパ濃
度を濃度センサ12により検出し、ベーパ濃度が予め定
められた濃度よりも高いときには遮断弁14を開弁し、
キャニスタ3へ大気からの空気を導入するようにする。
これによればキャニスタ3内に流入する空気中のベーパ
濃度が低く維持されるのでキャニスタ3内の活性炭8に
吸着しているベーパが活性炭8から脱離して空気中に取
り込まれ、キャニスタ3から排出される。斯くして活性
炭8に吸着されているベーパの単位時間当たりにおける
処理量が高く維持される。
【0023】なお本実施例においてはキャニスタ3と濃
度センサ12との間のベーパ導入通路11に空気導入通
路13が接続されているが濃度センサ12の上流側、す
なわち濃度センサ12と燃料タンク1との間のベーパ導
入通路11に空気導入通路13を接続してもよい。とこ
ろで活性炭8に吸着しているベーパは活性炭8の温度が
高いほど活性炭から脱離しやすい。この理由から本実施
例ではベーパ処理中にヒータ19を作動させて活性炭8
を加熱し、活性炭8の温度を上昇させる。これにより活
性炭8に吸着されているベーパの単位時間当たりにおけ
る処理量が増大する。もちろん活性炭8の温度を検出す
るための温度検出手段、例えば温度センサをキャニスタ
3に取り付け、温度センサにより検出される活性炭8の
温度が所定温度よりも低いときにヒータ19を作動する
ようにしてもよい。これによれば活性炭8を過剰に加熱
することがなくなり、活性炭8の熱劣化が抑制される。
また全体としてヒータ19の電力消費量が低く抑えられ
る。
【0024】次に図3を参照して本発明の別の実施例を
説明する。図3に示した実施例ではリターン通路6の先
端開口6aは燃料タンク1の下方領域の空間に直接開口
する。またリターン通路6の先端部は先細りの形状には
されていない。またベーパ排出通路15はパージポンプ
20を介して案内通路16に接続される。本実施例にお
いても案内通路16の下端開口16aは燃料タンク1の
下方領域の空間に開口する。案内通路16にはパージ通
路21が接続される。パージ通路21の他端は内燃機関
の燃焼室(図示せず)に通ずる吸気通路22に接続され
る。パージ通路21にはパージ通路21を遮断するため
のパージ弁24が配置される。その他の構成は上述した
実施例の構成と同じであるので説明は省略する。
【0025】本実施例においてベーパ処理を実行すべき
ときにはパージポンプ20が作動せしめられ、活性炭8
に吸着せしめられているベーパが空気と共にキャニスタ
3から排出される。これと同時に本実施例ではパージ弁
24を開弁する。キャニスタ3から排出されたベーパ含
有空気の一部は案内通路16を介してその下端開口16
aから燃料タンク1内の燃料中に排出され、燃料中を移
動する。この燃料中を移動する間にベーパ含有空気中の
ベーパが燃料に取り込まれる。
【0026】一方、キャニスタ3から排出されたベーパ
含有空気の残りの一部はパージ通路21を介して吸気通
路22内に排出される。本実施例においてはベーパ含有
空気はパージポンプ20により吸気通路22内に圧送さ
れることから吸気通路22内に負圧が形成されていなく
てもベーパ含有空気を吸気通路22内に排出することが
できる。このように本実施例によればベーパ含有空気か
らベーパを分離する手段として燃料タンク1を利用して
活性炭8に吸着されているベーパを処理するのに加えて
ベーパを吸気通路22に排出して燃焼室内にて消費する
ようにしている。このため活性炭8に吸着しているベー
パの単位時間当りの処理量が多い。
【0027】なお本実施例において機関運転が吸気通路
22内にベーパ含有空気を排出してもよい状態にあるか
否かを判別し、機関運転が吸気通路22内にベーパ含有
空気を排出してもよい状態にあると判別したときにのみ
パージ弁24を開弁するようにしてもよい。ここで機関
運転が吸気通路22内にベーパ含有空気を排出してもよ
い状態とは例えば機関要求に応じて燃焼室内にて燃料を
均一に分布させて燃焼させる均質燃焼と、燃料を一部に
のみ分布させて燃焼させる成層燃焼とを実行するように
構成された内燃機関において、均質燃焼が実行されてい
るときである。
【0028】
【発明の効果】本発明によればキャニスタから排出され
た蒸発燃料含有空気は案内通路の先端開口を介して燃料
タンクの下方領域空間、すなわち燃料中に放出される。
斯くして放出された蒸発燃料含有空気は燃料タンク内の
燃料中を上方へ向かって移動する。こうした蒸発燃料含
有空気の移動中に当該空気中の蒸発燃料が燃料中に取り
込まれる。すなわち本発明によれば燃料タンク自体を蒸
発燃料含有空気から蒸発燃料を分離するための手段とし
ている。したがって簡単な構成により蒸発燃料含有空気
から蒸発燃料が液体燃料の形で分離される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例のベーパ処理装置を示す図であ
る。
【図2】ジェットポンプを示す図である。
【図3】第二の実施例のベーパ処理装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…燃料タンク 3…キャニスタ 7…ジェットポンプ 15…ベーパ排出通路 16…案内通路 19…ヒータ 20…パージポンプ 21…パージ通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 37/00 301 F02M 37/00 331D 331 B60K 15/02 L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を吸
    着するためのキャニスタと、該キャニスタ内の蒸発燃料
    を空気に含有させてキャニスタから排出するための排出
    手段と、該排出手段により排出された蒸発燃料含有空気
    を案内するための案内通路とを具備する内燃機関の蒸発
    燃料処理装置において、上記案内通路の先端開口を燃料
    タンクの下方領域空間に開口させたことを特徴とする内
    燃機関の蒸発燃料処理装置。
  2. 【請求項2】 燃料タンクから燃料を吐出するための燃
    料ポンプと、該燃料ポンプから吐出された燃料のうち余
    剰な燃料を燃料タンクに戻すためのリターン手段とを備
    え、上記排出手段が該リターン手段により燃料タンク内
    へと噴出される燃料流を利用して発生せしめた負圧を用
    いてキャニスタから蒸発燃料含有空気を排出するポンプ
    であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸
    発燃料処理装置。
  3. 【請求項3】 キャニスタの温度を上昇させるための温
    度上昇手段を備え、上記排出手段により蒸発燃料含有空
    気をキャニスタから排出するときに該温度上昇手段によ
    りキャニスタの温度を上昇させるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  4. 【請求項4】 燃料タンクからキャニスタに流入せしめ
    られる空気中の蒸発燃料の濃度を検出するための濃度検
    出手段と、燃料タンクからキャニスタに流入せしめられ
    る空気中の蒸発燃料の濃度を調節するための濃度調節手
    段とを備え、上記濃度検出手段により検出される蒸発燃
    料濃度が予め定められた濃度以下となるように上記濃度
    調節手段によりキャニスタに流入する空気中の蒸発燃料
    濃度を調節するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  5. 【請求項5】 上記調節手段がキャニスタに流入する蒸
    発燃料含有空気中に空気を供給することにより蒸発燃料
    の濃度を調節するようにしたことを特徴とする請求項4
    に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  6. 【請求項6】 上記排出手段によりキャニスタから排出
    される蒸発燃料含有空気を内燃機関の吸気通路内に放出
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の内燃
    機関の蒸発燃料処理装置。
  7. 【請求項7】 上記排出手段がポンプであることを特徴
    とする請求項6に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
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