JP4552837B2 - 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の蒸発燃料処理装置のリーク診断装置に関する。
内燃機関に装備される蒸発燃料処理装置は、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージバルブを介して内燃機関の吸気系に吸入させることによって、蒸発燃料の外気への放散を防止するようにしている。
このような蒸発燃料処理装置では、燃料タンクからキャニスタを経てパージバルブに至るパージラインの配管に万一亀裂が生じたり、配管の接合部にシール不良が生じたりすると、蒸発燃料のリークを生じ、本来の放散防止効果を十分に発揮させることができなくなる。
これに対し、パージラインからの蒸発燃料のリークの有無を診断するリーク診断装置として、特許文献1に示されるような圧力変化を利用したものが提案されている。
これは、基本的には所定量の機関負圧を導入したのちにパージラインを密閉し、その内圧変化に基づいてリークの有無を判定するリークダウン検出という操作を行うものである。パージラインを密閉したのちも燃料タンクからの燃料蒸発が続いて内圧が変化するので、リークダウンの負圧変化を測定した後にいったんパージラインを大気圧に戻し、その後に再度密閉して大気圧からの内圧上昇を検出するベーパーモニタの処理を行うことで燃料蒸気の発生速度を計測し、その結果によりリークダウン時の圧力変化量を補正することでリーク検出精度を高めるようにしている。
特開平6−173789号公報
前記従来技術においては、パージラインに負圧を導入したときに燃料タンクが負圧の作用により変形を起こし、この変形が元に戻ろうとする作用がリーク検出精度に影響を及ぼすという問題が生じる。すなわち、リークダウン時にはパージラインに負圧が作用する状態下で内圧変化を計測するので燃料タンクの変形の影響は少ない。これに対して、ベーパーモニタ時には蒸気発生量を正確に計測するために予めパージライン内圧を確実に大気圧に初期化しておく必要があり、このときタンク変形が残っていると、燃料蒸発による圧力上昇と燃料タンクの復元による負圧とが相殺して正確な蒸気発生量を検出することが困難になる。
この燃料タンクの変形による影響を減殺するためにはリークダウン終了からベーパーモニタ開始までの大気開放時間を十分に長くとる、つまり燃料タンクが確実に復元するまで待てばよいのであるが、そうすると高地のように燃料蒸気の発生量が多くなる条件下ではその間に燃料蒸気発生速度が大きく変化してしまうので、単に大気開放時間を長くしただけでは必ずしも精度の高いリーク検出結果が得られない。
本発明は、燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージバルブを介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、燃料タンクからキャニスタを経てパージバルブに至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置である。
前記リーク診断装置は、前記キャニスタの新気導入口を開閉するカットバルブと、前記パージラインの圧力を検出する圧力検出手段とを備える。
また、前記リークダウンとベーパーモニタの操作を行う手段として、それぞれ第1圧力変化率計測手段と、第2圧力変化率計測手段とを設ける。
第1圧力変化率計測手段は、前記パージバルブを開弁すると共に前記カットバルブを閉弁して、前記パージラインに所定の負圧を導入後、前記パージバルブ及び前記カットバルブを共に閉弁して、負圧密閉状態のパージラインの第1の圧力変化率を計測する。
第2圧力変化率計測手段は、前記パージバルブを閉弁すると共に前記カットバルブを開弁して、前記パージラインを大気に開放したのち、所定遅れ時間の経過後に、前記パージバルブ及び前記カットバルブを共に閉弁して、大気密閉状態のパージラインの第2の圧力変化率を計測する。
パージラインのリーク度合いは、リーク判定手段を備え、前記第1の圧力変化率と第2の圧力変化率との差に基づいて判定する。
本発明の特徴は、前記第1の圧力変化率を計測している間の燃料蒸気発生量を推定する蒸気発生量推定手段を備え、前記蒸気発生量が大であるほど、前記所定遅れ時間を短く設定するようにしたことにある。
または、本発明の特徴は、前記第1の圧力変化率を計測している間の燃料タンクの変形量を検出するタンク変形量検出手段を備え、前記タンク変形量が大であるほど、前記所定遅れ時間を長く設定するようにしたことにある。
本発明によれば、第1の圧力変化率の計測終了後、第2の圧力変化率の計測を開始するまでの、大気開放を行うための遅れ時間を、第1の圧力変化率を計測している間の蒸発燃料量または燃料タンク変形量に基づいて可変設定するので、前記蒸発燃料量または燃料タンク変形量に応じて必要最小限の遅れ時間を設定することができ、これにより精度の高いリーク検出結果が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示すシステム図である。
内燃機関1の吸気系には、上流側から、エアクリーナ2、スロットル弁3、吸気マニホールド4が設けられている。燃料供給は、各気筒毎に設けた燃料噴射弁(図示せず)によりなされる。
蒸発燃料処理装置としては、燃料タンク5にて発生する蒸発燃料を蒸発燃料導入通路6により導いて一時的に吸着するキャニスタ7が設けられている。キャニスタ7は、容器内に活性炭などの吸着材8を充填したものである。
キャニスタ7には、新気導入口(大気開放口)9が形成されると共に、パージ通路10が導出されている。パージ通路10は、パージバルブ11を介して、スロットル弁3下流の吸気マニホールド4に接続されている。パージバルブ11は、エンジンコントロールユニット(以下ECUという)20から出力される信号により開弁するようになっている。
内燃機関1の停止中などに燃料タンク5にて発生した蒸発燃料は、蒸発燃料導入通路6によりキャニスタ7に導かれて、ここに吸着される。そして、内燃機関1が始動されて、所定のパージ許可条件が成立すると、パージバルブ11が開き、内燃機関1の吸入負圧がキャニスタ7に作用する結果、新気導入口9から導入される新気によってキャニスタ7に吸着されていた蒸発燃料が脱離され、この脱離した蒸発燃料を含むパージガスがパージ通路10を通って吸気マニホールド4内に吸入され、この後、内燃機関1の燃焼室内で燃焼処理される。
蒸発燃料処理装置のリーク診断装置の構成要素としては、キャニスタ7の新気導入口9に、これを開閉可能なカットバルブ12が設けられる。
ECU20は、本発明との関係では、第1圧力変化率計測手段、第2圧力変化率計測手段、リーク判定手段、蒸気発生量推定手段またはタンク変形量検出手段の各機能を担っている。ECU20では、所定のリーク診断条件にて、パージバルブ11及びカットバルブ12の開閉を制御しつつ、リーク診断を行う。このリーク診断のため、ECU20には、それぞれ圧力検出手段、燃料温度検出手段としての圧力センサ21、燃温センサ22からそれぞれ信号が入力されている。
圧力センサ21は、燃料タンク5からキャニスタ7を経てパージバルブ11に至るパージラインの圧力を検出すべく、キャニスタ7内に臨ませてある。燃温センサ22は、燃料温度を検出すべく、燃料タンク5内に臨ませてある。
次に、ECU20による蒸発燃料処理装置のリーク診断の基本的動作について、図2のフローチャートにより、図3のタイムチャートを参照しつつ、説明する。以下の説明またはフローチャート中で符号Sを付して示した数字は処理ステップ番号を表している。
S1では、リーク診断が未完了か否かを判定し、未完了の場合にS2へ進む。完了している場合は処理を終了する。
S2では、所定のリーク診断条件が成立しているか否かを判定する。ここで、運転条件や運転履歴から、蒸発燃料のパージを停止することが可能で、スロッシング影響(振動で生じる過剰な気化)が無く、かつ、吸気系に負圧が得られる条件のときに、リーク診断条件が成立するものとする。リーク診断条件が成立していない場合は、成立するのを待ち、成立した場合に、S3へ進む。
S3では、パージラインに負圧を導入するプルダウンの操作として、パージバルブ11を開弁すると共に、カットバルブ12を閉弁する(図3のA点)。
S4では、圧力センサ21により検出されるパージラインの圧力Pを読み込み、この圧力Pが所定の診断開始負圧DVP4に達したか否かを判定し、達した段階でS5以降の診断処理に進む。
S5では、診断のための第1の圧力変化率を測定する処理(前記リークダウン操作)を開始するため、パージバルブ11を閉弁すると共に、カットバルブ12を閉弁維持する(図3のB点)。これにより、パージラインは負圧密閉状態となる。この後、パージラインのリーク度合(リーク孔径)と、蒸発燃料の発生量とに応じて、次第にパージラインの圧力が上昇していく。
S6では、診断開始と同時に、診断時間タイマをリセットして計時を開始させる。
S7では、診断中の処理として、圧力センサ21により検出されるパージラインの圧力Pを読み込む。
S8では、診断時間タイマにより計測される診断時間Tが予め定めたリークダウン時間設定値T1に達したか否かを判定する。未達の場合は、S7へ戻る。
診断中は、S6〜S7を繰り返し実行し、リークダウン開始からの経過時間が前記設定値T1に達したとき(図3のC点)に、S8以降に進む。
S9では、前記リークダウン操作終了後、第2の圧力変化率を測定する処理(前記ベーパーモニタ処理)を開始するまでの遅れ時間DIRE12の設定を行う。このDIRE12の設定処理については後に詳述する。
S10では、前記リークダウンの間の圧力変化量を、計測終了時の圧力DVP5から開始時の圧力DVP4を減じることで求め、これを診断時間T1により除算して、第1の圧力変化率ΔP1=(DVP5−DVP4)/T1を求める。これは、リーク度合及び蒸発燃料発生量に応じた値となる。
S11では、パージラインを大気に開放するためにパージバルブ11を閉弁維持すると共に、カットバルブ12を開弁する。
S12では、前記大気開放処理と同時にタイマをリセットし、次いでS13にて大気開放からの経過時間が前記設定遅れ時間DIRE12に達したか否かを判定する。タイマ値TがDIRE12に達した時点でS14に進む(図3のD点)
S14では、パージバルブ11を閉弁維持すると共に、カットバルブ12を閉弁し、これにより第2の圧力変化率を測定するためのベーパーモニタを開始する。このとき、パージラインは大気密閉状態となり、この後蒸発燃料の発生量に応じて、次第にパージライン圧力が上昇していく。
S15ではベーパーモニタ時間の計時のためにタイマTをリセットして計時を開始させる。
S16では、圧力センサ21により検出されるパージラインの圧力Pを読み込む。
S17では、タイマにより計測される診断時間Tが所定の診断時間T2に達したか否かを判定する。未達の場合は、S16へ戻る。
診断中は、S16〜S17を繰り返し実行し、診断時間がT2に達したとき(図3のE点)に、S17から、S18へ進む。
S18では、このときの圧力変化量を、計測終了時の圧力Pから開始時の圧力(大気圧)Paを減じることで求め、これを診断時間T2により除算して、第2の圧力変化率ΔP2を求める。これは、蒸発燃料発生量のみに応じた値となる。
S19では、第1の圧力変化率ΔP1から第2の圧力変化率ΔP2を減算することで、リーク度合(リーク孔径)にのみ依存する圧力変化率、すなわちリークレベルLVを求める。
S20では、リークレベルLVを所定値と比較することで、リークの有無を判定する。すなわち、リークレベルLVが所定値以上のときにリーク有りと判定し、所定値未満のときにリーク無しと判定する。
なお、フローでは省略したが、診断終了後は、パージバルブ11をパージ要求の有無により開弁又は閉弁する一方、カットバルブ12は開弁させる。
次に、前記遅れ時間DIRE12を設定する処理について説明する。この遅れ時間DIRE12は、前記第1の圧力変化率測定(リークダウン)が終了してから第2の圧力変化率測定(ベーパモニタ)を開始するまでの間にある程度の大気開放時間を確保して、この間に燃料タンクを負圧による変形から十分に復元させることを目的としている。ただし、大気開放時間が長すぎると、高地など燃料蒸発量が多い条件下で第1の圧力変化率と第2の圧力変化率の特性に乖離を生じてリーク診断に誤差を生じる。そこで本発明では、大気開放時間に相当するDIRE12を、基本的に燃料蒸発量が多いときほど、または燃料タンクの変形量が少ないときほど短くすることで、必要限度の大気開放を行うように図る。
前記目的のためにこの実施形態では、第1の圧力変化率測定時の燃料蒸発量がパージラインの圧力に相関するところから、第1の圧力変化率の測定を終了した時点での圧力センサ21の検出値であるDVP5に基づいて燃料蒸発量を推定するようにしている。この推定につき、図4に示したフローチャートに沿って説明する。
図4は図3のS9の処理に相当するものであり、すなわちECU20によるリーク診断処理の過程で実行される。
S1では、圧力センサ21からの信号に基づき、第1の圧力変化率測定が終了した時点(図3のC点)での圧力を求め、これをDVP5としてその後にS2に進む。
S2では、前記DVP5を用いて、図5に示したような特性が設定されたテーブルを検索して燃料蒸発量推定値の基準値となる値Aを求め、その後にS3に進む。図5の特性は、リーク診断の対象となる燃料供給系及び蒸発燃料処理装置におけるDVP5と燃料蒸発量の関係を実験的に求めた結果であり、この関係をECU内にテーブルとして記憶させておく。図示されるようにDVP5が大きいほど、つまり負圧値が大きいほど基準値Aが大きくなる特性となっている。これは、燃料蒸発量が少ないほど遅れ時間が長くなるような特性に対応している。
S3では、次に燃温センサ22からの信号に基づき、燃料タンク5内の燃料温度TFNを検出し、その後にS4に進む。
S4では、前記検出した燃料温度TFNを用いて、図6に示したような特性が設定されたテーブルを検索して前記燃料蒸発量の基準値Aの補正係数Bを求め、その後にS5に進む。補正係数Bは、温度による燃料タンク5の変形特性すなわち復元力の変化に対応するものであり、特に樹脂製燃料タンクでは温度の影響で変形量が変化しやすいので、この温度と変形量との関係から実験的に係数Bを設定し、これをECU内にテーブルとして記憶させている。一般に高温時ほど燃料タンクの変形量が大きくなり、それだけ復元に時間を要することになるので、図示されるようにTFNが大きいほど係数Bを大きくして、基準値Aを増大方向に補正するようにしている。
S5では、前記のようにして求めた基準値Aに係数Bを乗じたものを遅れ時間DIRE12として設定し、この処理を終了する。
次に、このようにして燃料蒸発量に応じて可変的に遅れ時間DIRE12を設定したことによる作用につき、図3を用いて説明する。
図3に示したパージラインに負圧を導入するプルダウンからリークダウンの過程では、燃料タンクにはこの負圧の作用により変形が発生している。そこで、リークダウンを終了し、次のベーパーモニタの処理に入る前に遅れ時間DIRE12を設定し、その間に所要の大気圧を導入して燃料タンクを十分に復元させ、パージラインの内圧をベーパーモニタの開始時には確実に大気圧にしている。
前記遅れ時間DIRE12は、図4にて説明したように、基本的にはリークダウン時の蒸気発生量が多いほど短くなるようにしてある。図3に破線で示したのが蒸気発生量が多い高地条件での内圧の変化特性を示しており、実線で示した蒸気発生量が少ない低地条件の場合に比較してリークダウン終了時の負圧(DVP5)は小さくなり、したがって遅れ時間DIRE12も短縮しており、低地に比較して早期にベーパーモニタの処理が開始されることになる。
燃料タンクの復元を待ってパージライン内を大気圧に復帰させることのみを目的とするのであれば遅れ時間DIRE12を十分に長くとるだけでよいのであるが、そのようにすると前述したようにリークダウン時とベーパーモニタ時とで蒸気発生特性が変化することからリーク診断に誤差を生じる。この点につき図7に基づいて説明する。
パージライン内に負圧を作用させるプルダウン〜リークダウンの過程では燃料は比較的活発に蒸発し、その後の時間経過にしたがって蒸発量は次第に減じてゆく。この特性は燃料蒸発量が多い高地ほど顕著であり、図7に示したように蒸気発生の立上りが低地に比較して高地ほど急になる。このため、図示したようにリークダウン終了からベーパーモニタ開始までの遅れ時間DIRE12を一定にした場合、高地ではリークダウン時とベーパーモニタ時とで検出される蒸気発生速度が大きく異なることから、リークダウン時の蒸気発生量を過小評価する結果になってリーク診断に誤差を生じるのである。
これに対して本発明では、前述のとおり蒸気発生量が多い条件下では遅れ時間DIRE12を短縮しているので、蒸気発生の特性に原因する誤差を小さくしてリーク診断の精度を高められるのである。一方、遅れ時間DIRE12を短縮することは燃料タンクの復元に要する時間的余裕を少なくすることであるが、蒸気発生量が大の時は図3に示したようにリークダウンの間の負圧も相応に減じているので、燃料タンクの変形量も少なくなっており、したがって遅れ時間DIRE12を短縮したとしても、ベーパーモニタ開始時までには十分に燃料タンクを復元させることができる。
また、この実施形態の制御では、燃料温度TNFに基づいて、燃料タンクが変形しやすい高温時ほど遅れ時間DIRE12が長くなるように補正しているので(図6参照)、温度に依存した燃料タンク変形量の変動に対応して的確に遅れ時間設定を行うことができる。
ところで、前記制御ではリークダウン終了時のパージラインの内圧(DVP5)に基づいて燃料蒸発量を推定していることから、リークが発生して内圧が低下した場合においても遅れ時間DIRE12を短縮することになる。しかしながら、内圧低下の原因がリークであっても、それによって燃料タンクの変形が復元方向に戻ることには変わりはないので、結果として遅れ時間DIRE12を短縮したことによるベーパーモニタへの影響は生じない。
ただし、燃料蒸発量はこれをセンサにより直接的に検出することも可能であり、この直接的な検出値を用いることにより実際の燃料蒸発量に基づいた制御を行うようにしてもよい。また、図2に示したようなリーク診断のプロセスを繰り返し実行し、1回目のリーク診断においてリーク径が所定の許容値以下であった場合にのみ、2回目において図4の処理による遅れ時間DIRE12を適用した診断を行うことで診断精度を高めるようにしてもよい。
また、前記実施形態では遅れ時間DIRE12の設定にあたり燃料タンク内の燃料蒸気の発生量を推定しているが、これに代えて燃料タンクの変形量を歪みゲージ等を適用して直接的に検出し、その結果に基づいて、燃料タンクの変形量が大であるほど遅れ時間DIRE12が長くなるような制御を行うようにしてもよい。一方、燃料タンクの変形量は、主として燃料タンク内に作用する負圧に依存するから、燃料タンクの設計・仕様が決まれば負圧と変形量または復元に要する時間の関係を実験的に求めて予め制御系に与えておくことができ、その場合はパージラインの内圧によって燃料タンクの変形量を代表させることができるので、結果的には図2に示したのと同一の手法で遅れ時間DIRE12の可変設定を行うことができる。
本発明の一実施形態を示すシステム図 リーク診断のフローチャート リーク診断のタイムチャート 遅れ時間設定のフローチャート パージライン内圧と遅れ時間基準値との関係を示す特性線図 燃料温度と補正係数との関係を示す特性線図 燃料蒸発特性の説明図
符号の説明
1 内燃機関
2 エアクリーナ
3 スロットル弁
4 吸気マニホールド
5 燃料タンク
6 蒸発燃料導入通路
7 キャニスタ
8 活性炭
9 新気導入口
10 パージ通路
11 パージバルブ
12 カットバルブ
20 ECU
21 圧力センサ(圧力検出手段)
22 燃温センサ(燃料温度検出手段)

Claims (5)

  1. 燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージバルブを介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、燃料タンクからキャニスタを経てパージバルブに至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、
    前記キャニスタの新気導入口を開閉するカットバルブと、
    前記パージラインの圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記パージバルブを開弁すると共に前記カットバルブを閉弁して、前記パージラインに所定の負圧を導入後、前記パージバルブ及び前記カットバルブを共に閉弁して、負圧密閉状態のパージラインの第1の圧力変化率を計測する第1圧力変化率計測手段と、
    前記パージバルブを閉弁すると共に前記カットバルブを開弁して、前記パージラインを大気に開放したのち、所定遅れ時間の経過後に、前記パージバルブ及び前記カットバルブを共に閉弁して、大気密閉状態のパージラインの第2の圧力変化率を計測する第2圧力変化率計測手段と、
    前記第1の圧力変化率と前記第2の圧力変化率との差に基づいてリーク度合を判定するリーク判定手段と、
    前記第1の圧力変化率を計測している間の燃料蒸気発生量を推定する蒸気発生量推定手段と、を備え、
    前記蒸気発生量が大であるほど、前記所定遅れ時間を短く設定するようにしたこと
    を特徴とする蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
  2. 燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージバルブを介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、燃料タンクからキャニスタを経てパージバルブに至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、
    前記キャニスタの新気導入口を開閉するカットバルブと、
    前記パージラインの圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記パージバルブを開弁すると共に前記カットバルブを閉弁して、前記パージラインに所定の負圧を導入後、前記パージバルブ及び前記カットバルブを共に閉弁して、負圧密閉状態のパージラインの第1の圧力変化率を計測する第1圧力変化率計測手段と、
    前記パージバルブを閉弁すると共に前記カットバルブを開弁して、前記パージラインを大気に開放したのち、所定遅れ時間の経過後に、前記パージバルブ及び前記カットバルブを共に閉弁して、大気密閉状態のパージラインの第2の圧力変化率を計測する第2圧力変化率計測手段と、
    前記第1の圧力変化率と前記第2の圧力変化率との差に基づいてリーク度合を判定するリーク判定手段と、
    前記第1の圧力変化率を計測している間の燃料タンクの変形量を検出するタンク変形量検出手段と、を備え、
    前記タンク変形量が大であるほど、前記所定遅れ時間を長く設定するようにしたこと
    を特徴とする蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
  3. 請求項1において、前記蒸気発生量検出手段は、前記圧力検出手段からの検出結果に基づき、前記第1の圧力変化率の計測終了時のパージラインの負圧が大であるほど前記所定の遅れ時間を長くするように構成されている蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
  4. 請求項1において、前記蒸気発生量検出手段は、燃料タンクの燃料温度を検出する燃料温度検出手段を備え、前記燃料温度検出手段からの検出結果に基づき、燃料温度が大であるほど前記所定の遅れ時間を長くするように構成されている蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
  5. 請求項2において、前記燃料タンクの変形量は、前記第1の圧力変化率の計測終了時のパージラインの負圧によって代表させる蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
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