JP2003120434A - 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置の故障診断装置

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JP2003120434A
JP2003120434A JP2001319556A JP2001319556A JP2003120434A JP 2003120434 A JP2003120434 A JP 2003120434A JP 2001319556 A JP2001319556 A JP 2001319556A JP 2001319556 A JP2001319556 A JP 2001319556A JP 2003120434 A JP2003120434 A JP 2003120434A
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pressure
fuel
valve
tank
processing device
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JP2001319556A
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English (en)
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Hideyuki Oki
秀行 沖
Takashi Isobe
高志 磯部
Eisaku Goshiyo
栄作 五所
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発燃料処理装置に比較的大きな漏れが有る
場合に、これをより迅速に検出することができる故障診
断装置を提供する。 【解決手段】 蒸発燃料処理装置40の減圧を開始する
前に圧力センサ15により検出されるタンク内圧PTA
NKに基づいて、減圧処理中の推定タンク内圧PTAN
KEを算出し(S41)、推定タンク内圧PTANKE
が第1所定圧PTH1より低くなった時点における検出
タンク内圧PTANKが、第2所定圧PTH2以上であ
るときは、蒸発燃料処理装置40内の圧力を所定負圧ま
で減圧できない故障が発生していると判定する(S4
2,S44,S46)。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンク内で発
生する蒸発燃料を一時的に貯蔵し、貯蔵した蒸発燃料を
内燃機関に供給する蒸発燃料処理装置の故障を診断する
故障診断装置に関する。 【0002】 【従来の技術】燃料タンク内で発生する蒸発燃料を一時
的に貯蔵し、貯蔵した蒸発燃料を内燃機関に供給する蒸
発燃料処理装置において、漏れが発生すると大気中に蒸
発燃料が放出されるため、種々の漏れ判定手法が提案さ
れている。例えば特許第2902845号公報には、内
燃機関の吸気管内の負圧を蒸発燃料処理装置内に導入す
る減圧処理を実行し、蒸発燃料処理装置内の圧力を所定
負圧まで減圧するのに要する時間が所定判定時間より長
いとき、漏れが有ると判定する手法が示されている。こ
の手法は、蒸発燃料処理装置に比較的大きな漏れがある
ときは、減圧に要する時間が長くなるかあるいは所定負
圧まで減圧できなくなる点に着目し、そのような比較的
大きな漏れを検出する手法である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】減圧処理中の機関運転
状態の違い、燃料タンク内の気層容積の違いなどによ
り、所定負圧まで減圧するのに要する時間は変化するた
め、上記従来の手法で判定の閾値として用いる所定判定
時間は、最も減圧し難い条件の元で必要とされる減圧処
理時間より長く設定する必要がある。そのため、判定に
長時間を要するという課題があった。 【0004】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、蒸発燃料処理装置に比較的大きな漏れが有る場合
に、これをより迅速に検出することができる故障診断装
置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、燃料タンクと、大気に連通す
る空気通路が接続され、前記燃料タンク内で発生する蒸
発燃料を吸着する吸着剤を有するキャニスタと、該キャ
ニスタと前記燃料タンクとを接続する第1の通路と、前
記キャニスタと内燃機関の吸気系とを接続する第2の通
路と、前記空気通路を開閉するベントシャット弁と、前
記第2の通路に設けられたパージ制御弁とを備えた蒸発
燃料処理装置の故障を診断する故障診断装置において、
前記蒸発燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出手段
と、前記パージ制御弁を開弁するとともに前記ベントシ
ャット弁を閉弁することにより、前記内燃機関の吸気管
内負圧を前記蒸発燃料処理装置内に導入し、前記蒸発燃
料処理装置内の圧力を減圧する減圧処理手段と、該減圧
処理手段の作動前に前記圧力検出手段により検出された
第1の圧力(図2,時刻t2におけるPTANK)に基
づいて、前記減圧処理手段の作動後の前記蒸発燃料処理
装置内の第2の圧力(PTANKE)を推定する圧力推
定手段と、該圧力推定手段により推定された第2の圧力
(PTANKE)が第1の所定圧力(PTH1)を下回
った時点において、前記圧力検出手段により検出された
前記蒸発燃料処理装置内の第3の圧力(PTANK)が
第2の所定圧力(PTH2)より高いときに、前記蒸発
燃料処理装置が故障したと判定する判定手段とを備える
ことを特徴とする。 【0006】この構成によれば、減圧処理手段の作動前
に検出された第1の圧力に基づいて、減圧処理手段の作
動後の蒸発燃料処理装置内の第2の圧力が推定され、該
推定された第2の圧力が第1の所定圧力を下回った時点
において、圧力検出手段により検出された蒸発燃料処理
装置内の第3の圧力が、第2の所定圧力より高いとき
に、蒸発燃料処理装置が故障したと判定される。したが
って、従来の手法のように判定のために減圧処理を継続
する時間を長くする必要がなく、迅速に正確な判定を行
うことができる。 【0007】前記圧力推定手段は、前記第1の圧力を初
期値として、微小時間経過後の圧力値を算出する処理を
繰り返すことにより、前記第2の圧力を算出することが
望ましい。また、前記圧力推定手段は、前記第1及び第
2の通路の直径(d)及び通路長(L)と、前記微小時
間(Δt)前の吸気管内絶対圧(Pi)及び前記第2の
圧力(P1)に応じて前記パージ制御弁を通過する流体
の速度(q2)を算出する流体速度算出手段と、前記燃
料タンク内の残燃料量を検出する燃料レベル検出手段
と、該燃料レベル検出手段の出力に応じて燃料タンク内
の気層容積を算出する気層容積算出手段とを備え、前記
流体速度算出手段により算出される流体速度(q2)、
前記気層容積算出手段により算出される気層容積(V
0)、及び前記パージ制御弁の開弁デューティ(DOU
TPG)を用いて、前記第2の圧力(PTANKE)を
算出することが望ましい。 【0008】また、前記圧力推定手段は、前記第1及び
第2の通路の形状に応じた補正係数(α)及び前記パー
ジ制御弁の開弁デューティのオフセット量に対応する補
正変数(β)を用いて前記第2の圧力(PTANKE)
を算出することが望ましい。 【0009】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
蒸発燃料処理装置及び内燃機関の制御装置の構成を示す
図である。同図において、1は例えば4気筒を有する内
燃機関(以下単に「エンジン」という)であり、エンジ
ン1の吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されてい
る。また、スロットル弁3にはスロットル弁開度(TH
A)センサ4が連結されており、当該スロットル弁3の
開度に応じた電気信号を出力して電子コントロールユニ
ット(以下「ECU」という)5に供給する。 【0010】燃料噴射弁6は、吸気管2の途中であって
エンジン1とスロットル弁3との間の図示しない吸気弁
の少し上流側に各気筒毎に設けられている。また、各燃
料噴射弁6は燃料供給管7を介して燃料タンク9に接続
されており、燃料供給管7の途中には燃料ポンプ8が設
けられている。燃料タンク9は給油のための給油口10
を有しており、給油口10にはフィラーキャップ11が
取付けられている。燃料タンク9には、残燃料量を検出
する燃料レベルセンサ39が設けられており、その検出
信号はECU5に供給される。 【0011】燃料噴射弁6はECU5に電気的に接続さ
れ、該ECU5からの信号によりその開弁時間が制御さ
れる。吸気管2のスロットル弁3の下流側には吸気管内
絶対圧PBAを検出する吸気管内絶対圧(PBA)セン
サ13、及び吸気温TAを検出する吸気温(TA)セン
サ14が装着されている。 【0012】エンジン1の図示しないカム軸周囲又はク
ランク軸周囲にはエンジン回転数を検出するエンジン回
転数(NE)センサ17が取付けられている。エンジン
回転数センサ17はエンジン1のクランク軸の180度
回転毎に所定のクランク角度位置でパルス(TDC信号
パルス)を出力する。エンジン1の冷却水温TWを検出
するエンジン水温センサ18及びエンジン1の排気中の
酸素濃度を検出する酸素濃度センサ(以下「LAFセン
サ」という)19が設けれられており、これらのセンサ
13〜19の検出信号はECU5に供給される。LAF
センサ19は、排気中の酸素濃度(エンジン1に供給さ
れる混合気の空燃比)にほぼ比例する信号を出力する広
域空燃比センサとして機能するものである。 【0013】ECU5にはさらに、大気圧PAを検出す
る大気圧センサ41が接続されており、大気圧センサ4
1の検出信号がECU5に供給される。燃料タンク9
は、チャージ通路31を介してキャニスタ33に接続さ
れ、キャニスタ33は、吸気管2のスロットル弁3の下
流側にパージ通路32を介して接続されている。 【0014】チャージ通路31には、二方向弁35が設
けられている。二方向弁35は、燃料タンク9内の圧力
が大気圧より第1所定圧(例えば2.7kPa(20m
mHg))以上高いとき開弁する正圧弁と、燃料タンク
9内の圧力がキャニスタ33内の圧力より第2所定圧以
上低いとき開弁する負圧弁とからなる。 【0015】二方向弁35をバイパスするバイパス通路
31aが設けられており、バイパス通路31aには、バ
イバス弁(開閉弁)36が設けられている。バイパス弁
36は、通常は閉弁状態とされ、後述する故障診断実行
中開閉される電磁弁であり、その動作はECU5により
制御される。 【0016】チャージ通路31には、二方向弁35と燃
料タンク9との間に圧力センサ15が設けられており、
その検出信号はECU5に供給される。圧力センサ15
の出力PTANKは、キャニスタ33及び燃料タンク9
内の圧力が安定している定常状態では、燃料タンク内の
圧力に等しくなるが、キャニスタ33または燃料タンク
9内の圧力が変化しているとき、実際のタンク内圧とは
異なる圧力を示す。以下の説明では、圧力センサ15の
出力を「タンク内圧PTANK」という。 【0017】キャニスタ33は、燃料タンク9内の蒸発
燃料を吸着するための活性炭を内蔵する。キャニスタ3
3には、空気通路37が接続されており、キャニスタ3
3は空気通路37を介して大気に連通可能となってい
る。空気通路37の途中にはベントシャット弁(開閉
弁)38が設けられている。ベントシャット弁38は、
ECU5によりその作動が制御される電磁弁であり、給
油時またはパージ実行中に開弁される。またベントシャ
ット弁38は、後述する故障診断実行時に開閉される。
ベントシャット弁38は、駆動信号が供給されないとき
は、開弁する常開型の電磁弁である。 【0018】パージ通路32のキャニスタ33と吸気管
2との間には、パージ制御弁34が設けられている。パ
ージ制御弁34は、その制御信号のオン−オフデューテ
ィ比(制御弁の開度)を変更することにより流量を連続
的に制御することができるように構成された電磁弁であ
り、その作動はECU5により制御される。 【0019】燃料タンク9、チャージ通路31、バイパ
ス通路31a、キャニスタ33、パージ通路32、二方
向弁35、バイパス弁36、パージ制御弁34、空気通
路37、及びベントシャット弁38により、蒸発燃料処
理装置40が構成される。燃料タンク9の給油時に蒸発
燃料が大量に発生すると、二方向弁35が開弁し、キャ
ニスタ33に蒸発燃料が貯蔵される。エンジン1の所定
運転状態において、パージ制御弁34のデューティ制御
が行われ、適量の蒸発燃料がキャニスタ33から吸気管
2に供給される。 【0020】ECU5は各種センサ等からの入力信号波
形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナロ
グ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する
入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」とい
う)、CPUで実行される演算プログラム及び演算結果
等を記憶する記憶回路のほか、燃料噴射弁6、パージ制
御弁34、バイパス弁36及びベントシャット弁38に
駆動信号を供給する出力回路等から構成される。 【0021】ECU5のCPUは、エンジン回転数セン
サ17、吸気管内絶対圧センサ13、エンジン水温セン
サ18などの各種センサの出力信号に応じてエンジン1
に供給する燃料量制御、パージ制御弁のデューティ制御
等を行う。 【0022】図2は、本実施形態における蒸発燃料処理
装置40の故障診断を説明するためのタイムチャートで
ある。同図において、BPV、VSV、及びPCVは、
それぞれ、バイパス弁36,ベントシャット弁38及び
パージ制御弁34である。なお、タンク内圧PTANK
は実際には絶対圧として検出されるが、図2では大気圧
を基準とした差圧で示されている。 【0023】エンジン1の運転状態が蒸発燃料を吸気管
2に供給可能な状態となると(時刻t1)、故障診断が
開始される。最初はパージ制御弁34は閉弁されたまま
保持され、バイパス弁36が開弁される。これにより、
蒸発燃料処理装置40は大気に開放され、タンク内圧P
TANKは徐々に大気圧に近づく。時刻t2において、
ベントシャット弁38が閉弁されるとともにパージ制御
弁34が開弁される。これにより、蒸発燃料処理装置4
0内に吸気管2の負圧が導入され、減圧がおこなわれ
る。図2には示していないが、このとき蒸発燃料処理装
置40に大きな漏れがある場合(ベントシャット弁38
が正常に閉弁しない故障が発生している場合を含む)、
あるいはパージ制御弁34が正常に開弁しない故障が発
生している場合には、タンク内圧PTANKの減少速度
が低くくなるので、後述する処理により、タンク内圧P
TANKの減少速度が低いことが検出されると、減圧不
可と判定され、診断処理が終了する。 【0024】大きな漏れが無いときは、タンク内圧PT
ANKは、図2に示すように大気圧より2〜2.6kP
a程度低い圧力まで減圧される。時刻t3ではパージ制
御弁34が閉弁され、比較的小さな漏れを検出するため
のリークチェックが開始される。漏れがあるときは、図
2に実線で示すように、タンク内圧PTANKの変化量
ΔP1が大きくなるが、漏れが無いときは、破線で示す
ようにタンク内圧PTANKの変化量ΔP1は小さい。 【0025】時刻t4から補正チェックが行われる。す
なわち時刻t4においてベントシャット弁38が開弁さ
れ、蒸発燃料処理装置40内の圧力が大気圧に戻され
る。ベントシャット弁38は時刻t5において閉弁され
る。時刻t5からt6の期間中のタンク内圧PTANK
の変化量ΔP2が計測される。 【0026】時刻t6においてΔP2の計測が終了する
と、圧力変化量ΔP1,ΔP2及び時間T1,T2に基
づいて、漏れの判定が行われる。すなわち、下記式によ
り圧力変化率PTVARIB及びPTVARIAを算出
し、これらの圧力変化率の差(PTVARIB−PTV
ARIA)が判定閾値ΔPTHより大きいとき、漏れが
有ると判定される。 PTVARIB=ΔP1/T1 PTVARIA=ΔP2/T2 【0027】図3は、故障診断を実行する処理のフロー
チャートである。この処理はECU5のCPUにおいて
所定時間(例えば100ミリ秒)毎に実行される。ステ
ップS11では、蒸発燃料をキャニスタ33から吸気管
2へパージすることが許可されたか否かを判別する。許
可されていないときは、直ちに本処理を終了する。蒸発
燃料のパージが許可されると、大気開放処理(ステップ
S12)、減圧処理(ステップS13)、リークチェッ
ク処理(ステップS14)、補正チェック処理(ステッ
プS15)、及び結果判定処理(ステップS16)が順
次実行される。 【0028】図4は、図3のステップS12で実行され
る大気開放処理のフローチャートである。ステップS2
1では、大気開放終了フラグFPATMが「0」である
か否かを判別する。最初はこの答は肯定(YES)であ
るので、ステップS22に進み、ベントシャット弁(V
SV)38の開弁状態及びパージ制御弁(PCV)34
の閉弁状態を維持し、バイパス弁を開弁する(図2,時
刻t2)。次いで、タンク内圧PTANKが大気圧PA
の近傍の値となったか否か、具体的には、タンク内圧P
TANKと大気圧PAとの差圧が所定差圧(例えば0.
66kPa(5mmHg))以下となったか否かを判別
する(ステップS24)。この答が否定(NO)である
ときは、直ちに本処理を終了する。その後タンク内圧P
TANKが大気圧PAの近傍の値となったときは、大気
開放終了フラグFPATMを「1」に設定するととも
に、減圧許可フラグFTKDECを「1」に設定する
(ステップS25)。ステップS25で大気開放終了フ
ラグFPATMが「1」に設定されると、ステップS2
1の答が否定(NO)となり、図4の処理は実質的に実
行されなくなる。 【0029】図5は、図3のステップS13で実行され
る減圧処理のフローチャートである。ステップS31で
は、減圧許可フラグFTKDECが「1」であるか否か
を判別し、FTKDEC=0であるときは直ちに本処理
を終了する。減圧許可フラグFTKDECが「1」に設
定されると、ベントシャット弁38を閉弁するととも
に、パージ制御弁34を開弁し、バイパス弁36の開弁
状態を維持して(ステップS32)、蒸発燃料処理装置
40内の減圧を開始する(図2,時刻t2)。続くステ
ップS34では、図6に示す減圧終了判定処理を実行す
る。減圧終了判定処理では、減圧終了と判定したとき減
圧終了フラグFDECENDが「1」に設定される。ま
た、所定負圧までの減圧ができないと判定されたとき
は、減圧NGフラグFDECNGが「1」に設定され
る。減圧NGフラグが「1」に設定されるのは、蒸発燃
料処理装置40に大きな漏れが有る場合(ベントシャッ
ト弁38が正常に閉弁作動しない場合を含む)、または
パージ制御弁34が正常に開弁作動しない場合である。 【0030】ステップS35では、減圧終了フラグFD
ECENDが「1」であるか否かを判別し、FDECE
ND=0である間は直ちに本処理を終了する。FDEC
END=1となると、減圧NGフラグFDECNGが
「1」であるか否かを判別し(ステップS36)、FD
ECNG=0であるときは、減圧許可フラグFTKDE
Cを「0」に戻すとともに、リークチェック許可フラグ
FTKLKCHKを「1」に設定する(ステップS3
7)。一方、FDECNG=1であって所定負圧までの
減圧ができないと判定されたときは、減圧許可フラグF
TKDECを「0」に戻し、蒸発燃料処理装置が故障し
たと判定する(ステップS38)。 【0031】図6は、図5のステップS34で実行され
る減圧終了判定処理のフローチャートである。ステップ
S41では、推定タンク内圧PTANKEを算出する。
以下この推定タンク内圧PTANKEの算出手法を詳細
に説明する。 【0032】漏れ部分から燃料タンク9に流入する空気
塊と、パージ制御弁34を通過する空気塊に対してベル
ヌーイの定理を適用すると下記式(1)が成立する。 【数1】 ここで、q1は燃料タンク部空気流速(m/s)、q2
はパージ制御弁34を通過する空気の流速(m/s)、
P1は現在のタンク内圧(Pa)、Piは吸気管内絶対
圧(Pa)、ρは空気密度(kg/m3)、gz1及び
gz2は重力エネルギ項、h12はチャージ通路31及
びパージ通路32を一様な直管と仮定した場合の圧力損
失である。圧力損失h12は、圧力が低い方の辺に正の
値として加えられる。 【0033】式(1)において重力エネルギ項gz1及
びgz2は等しいとすると、下記式(2)が成立する。 【数2】 一方直径d、管長Lの通路の圧力損失hは、平均流速V
mを用いると、下記式(3)で表される。 【数3】 【0034】ここで、λは管摩擦係数、νは空気動粘度
(m2/s)である。チャージ通路31及びパージ通路
32の長さ方向にx軸を設定すると、チャージ通路31
及びパージ通路32の中央部の流速はxの関数となり、
微小区間dx中の平均流速Vmdは、下記式(4)で与
えられる。したがって微小区間dx中の圧力損失dh
は、下記式(5)で与えられる。 【数4】 【0035】ここで、x=0のときVm=q2、x=L
のときVm=q1とし、かつ平均流速Vmは、xの一次
式で表されると仮定すると、下記式(6)が得られる。
式(6)で得られる平均流速Vmを式(5)に適用し、
両辺をxについて積分すると、下記式(7)が得られ
る。ただし、燃料タンク部空気流速q1は「0」と仮定
している。 【数5】【0036】式(7)により得られる圧力損失h12を
式(2)に適用すると、q2に関する2次方程式が得ら
れ、それを解くと流速q2は、下記式(8)で与えられ
る。 【数6】 【0037】流速q2を用いると、パージ制御弁34か
ら時間Δt(秒)の間に流出する空気の体積Vi
(m3)は下記式(9)で与えられる。 Vi=q2×Ai×Δt×DOUTPG/100 (9) ここで、Aiはパージ制御弁34の開弁時の流路断面積
(m2)、DOUTPGはパージ制御弁34の開弁デュ
ーティ(%)である。 【0038】時間Δtの間に燃料タンク内の気層容積V
0は変化しないとすると、時間Δt経過後の燃料タンク
内流体の体積は、(元の体積+パージ制御弁34から流
出した体積Viをタンク内体積Vi’に換算した値)で
求めることができる。タンク内体積Vi’はボイルの法
則を用いて下記式(10)で与えられる。 Vi’=Vi×Pi/P2 (10) 【0039】ここでP2は時間Δt経過後のタンク内圧
である。次に現在のタンク内圧P1及び流体体積V0
と、時間Δt経過後のタンク内圧P2及び流体体積(V
0+Vi’)に対してボイルの法則を適用すると、下記
式(11)が得られる。そして式(11)をP2につい
て整理すると、下記式(12)が得られる。ただし、実
際の演算には、補正係数α及び補正変数βを導入した下
記式(13)を用いる。 【数7】 【0040】式(12)は、チャージ通路31及びパー
ジ通路32を一様な直管と仮定した場合の算出式である
が、実際には数カ所で直角に曲がっていたりするため、
圧力損失h12は、式(7)を用いた演算結果より確実
に増加する。式(7)から明らかなように、圧力損失h
12の増加は流速q2の増加を意味する。そこで式(1
3)では、この増分を補正係数α(≧1)で補正してい
る。補正係数αは、実際のチャージ通路31及びパージ
通路32の形状に依存するため、機種毎に実験により決
定される。 【0041】またパージ制御弁34は、開弁デューティ
と流量の関係が完全にリニアであるわけではなく、オフ
セット量相当の開弁デューティより大きな範囲でほぼリ
ニアとなっている。補正変数βは、このオフセット量に
対応するものであり、実験により決定される。 【0042】式(13)のP1として、前回(図6の処
理の前回実行時における)の推定タンク内圧PTANK
Eを用いることにより、今回の推定タンク内圧PTAN
KEがP2として算出される。したがって、減圧開始時
(図2,時刻t2)のタンク内圧PTANK(ほぼ大気
圧に等しい)を初期値として、図6の処理を実行する毎
に逐次的に推定タンク内圧PTANKEが算出される。
なお、Piとしては、前回の吸気管内絶対圧PBAを用
い、V0としては、燃料レベルセンサ39の出力に応じ
て予め設定されるV0テーブルを用いて算出される値を
用いる。V0テーブルは、燃料タンク9の形状及び燃料
レベルセンサ39の特性に応じて設定される。 【0043】図6に戻り、ステップS42では、推定タ
ンク内圧PTANKEが第1所定圧PTH1(例えば大
気圧−2.7kPa(20mmHg))より低いか否か
を判別する。最初はこの答は否定(NO)であるので、
ダウンカウントタイマTM1を所定時間TD(例えば5
秒)にセットしてスタートさせ(ステップS43)、本
処理を終了する。推定タンク内圧PTANKEが第1所
定圧PTH1を下回ると、圧力センサ15により検出さ
れるタンク内圧PTANKが、第1所定圧PTH1より
高い第2所定圧PTH2(例えば大気圧−2.0kPa
(15mmHg))より低いか否かを判別する(ステッ
プS44)。この答が肯定(YES)であるときは、減
圧処理が正常に完了したと判定し、減圧終了フラグFD
ECENDを「1」に設定して(ステップS47)、本
処理を終了する。 【0044】ステップS44でPTANK≧PTH2あ
るときは、ステップS43でスタートしたタイマTM1
の値が「0」であるか否かを判別する(ステップS4
5)。最初はこの答は否定(NO)であるので、直ちに
本処理を終了する。PTANK≧PTH2である状態が
所定時間TD継続すると、ステップS45からステップ
S46に進み、減圧NGフラグFDECNGを「1」に
設定して、本処理を終了する。 【0045】図7は図6の処理を説明するためのタイム
チャートであり、同図の実線は検出タンク内圧PTAN
Kを示し、破線は推定タンク内圧PTANKEを示す。
同図(a)に示すように、推定タンク内圧PTANKE
が第1所定圧PTH1まで低下した時点で、タンク内圧
PTANKが第2所定圧PTH2より低くなっていると
きは、減圧処理終了と判定される。一方同図(b)に示
すように、推定タンク内圧PTANKEが第1所定圧P
TH1まで低下した時点で、タンク内圧PTANKが第
2所定圧PTH2より高く、その状態が所定時間TD継
続したとき、減圧不可との判定が行われる。 【0046】以上のように図6の処理によれば、推定タ
ンク内圧PTANKEが第1所定圧PTH1まで低下し
た時点における検出タンク内圧PTANKに応じて、減
圧処理が正常に完了したか否かが判別されるので、従来
の手法に比べて迅速に判定することができ、故障診断に
要する時間を短縮することができる。また減圧処理が正
常に完了できない程度の比較的大きな漏れを迅速且つ正
確に検出することができる。 【0047】図8は、図3のステップS14で実行され
るリークチェック処理のフローチャートである。ステッ
プS51では、リークチェック許可フラグFTKLKC
HKが「1」であるか否かを判別する。FTKLKCH
K=0であるときは、その時点のタンク内圧PTANK
を開始圧力値PS1として記憶する(ステップS5
2)。 【0048】リークチェック許可フラグFTKLKCH
Kが「1」に設定されると、ベントシャット弁38の閉
弁状態及びバイパス弁36の開弁状態を維持し、パージ
制御弁34を閉弁する(ステップS53)。そして、パ
ージ制御弁の閉弁時点(図2,時刻t3)から所定時間
T1(例えば30秒)が経過したか否かを判別する(ス
テップS55)。最初はこの答は否定(NO)であるの
で直ちに本処理を終了する。 【0049】所定時間T1が経過すると、ステップS5
5からステップS56に進み、その時点のタンク内圧P
TANKを終了圧力値PS2として記憶する(ステップ
S56)。次いで、下記式により第1圧力変化率PTV
ARIBを算出する(ステップS57)。 PTVARIB=(PS2−PS1)/T1 続くステップS58では、リークチェック許可フラグF
TKLKCHKを「0」に戻し、補正チェック許可フラ
グFPTREVを「1」に設定し、本処理を終了する。 【0050】図9は、図3のステップS15で実行され
る補正チェック処理のフローチャートである。ステップ
S61では、補正チェック許可フラグFPTREVが
「1」であるか否かを判別し、この答が否定(NO)で
あるときは、直ちに本処理を終了する。 【0051】補正チェック許可フラグFPTREVが
「1」に設定されると、圧力復帰フラグFREVINI
DNが「1」であるか否かを判別する(ステップS6
2)。最初はこの答は否定(NO)であるので、ステッ
プS63に進み、ベントシャット弁38を開弁し、パー
ジ制御弁34の閉弁状態及びバイパス弁36の開弁状態
を維持する。次いでタンク内圧PTANKが大気圧近傍
となったか否かを判別する(ステップS64)。最初は
この答は否定(NO)であるので、ベントシャット弁3
8を開弁した時点から所定時間T3(例えば5秒)が経
過したか否かを判別する(ステップS65)。この答が
否定(NO)であれば直ちに本処理を終了する。所定時
間T3内にタンク内圧PTANKが大気圧近傍まで上昇
しないときは、ステップS65からステップS66に進
み、ベントシャット弁38が故障していると判定し、補
正チェック許可フラグFPTREVを「0」に戻す。ベ
ントシャット弁38に開弁指令信号を供給しているにも
拘わらず,実際には開弁しない故障が発生していると考
えられるからである。 【0052】所定時間T3内にタンク内圧PTANKが
大気圧近傍まで上昇したときは、圧力復帰フラグFRE
VINIDNを「1」に設定し(ステップS67)、そ
の時点のタンク内圧PTANKを開始圧力値PS3とし
て記憶する(ステップS68)。 【0053】ステップS67で圧力復帰フラグFREV
INIDNが「1」に設定されると、ステップS62か
らステップS69に進み、ベントシャット弁38を閉弁
し、パージ制御弁34の閉弁状態及びバイパス弁36の
開弁状態を維持する。次いで、ベントシャット弁38の
閉弁時点(図2,時刻t5)から所定時間T2(例えば
30秒)が経過したか否かを判別する(ステップS7
0)。最初はこの答は否定(NO)であるので、直ちに
本処理を終了する。所定時間T2が経過すると(図2,
時刻t6)、その時点のタンク内圧PTANKを終了圧
力値PS4として記憶し(ステップS71)、下記式に
より第2圧力変化率PTVARIAを算出する(ステッ
プS72)。 PTVARIA=(PS4−PS3)/T2 続くステップS73では、補正チェック許可フラグFP
TREVを「0」に戻すとともに、結果判定許可フラグ
FVAPCHKを「1」に設定し、本処理を終了する。 【0054】図10は、図3のステップS16で実行さ
れる結果判定処理のフローチャートである。ステップS
81では、結果判定許可フラグFVAPCHKが「1」
であるか否かを判別し、FVAPCHK=0であるとき
は、直ちに本処理を終了する。結果判定許可フラグFV
APCHKが「1」に設定されると、図8の処理で算出
された第1圧力変化率PTVARIBと、図9の処理で
算出された第2圧力変化率PTVARIAとの差(PT
VARIB−PTVARIA)が、判定閾値ΔPTHよ
り大きいか否かを判別する(ステップS82)。その答
が否定(NO)であって、リークチェック時の圧力変化
が小さいとき、正常と判定する(ステップS83)。一
方ステップS82の答が肯定(YES)であって、リー
クチェック時の圧力変化が大きいときは、比較的小さな
漏れがあると判定する(ステップS84)。その後結果
判定許可フラグFVAPCHKを「0」に戻し(ステッ
プS85)、本処理を終了する。 【0055】本実施形態では、ECU5が減圧処理手
段、圧力推定手段、及び判定手段を構成する。より具体
的には、図5の処理が減圧処理手段に相当し、図6のス
テップS41が圧力推定手段に相当し、図6のステップ
S42〜S46が判定手段に相当する。 【0056】なお本発明は上述した実施形態に限るもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した
実施形態では、圧力センサ15はチャージ通路31に設
けたが、燃料タンク9に設けるようにしてもよい。この
場合には、図6に示す減圧終了判定処理に代えて、図1
1に示す減圧終了判定処理が採用される。 【0057】図11の処理は、図6に示すステップS4
1〜S47の実行順序を一部変更したものであり、ステ
ップS41で推定タンク内圧PTANKEを算出し、次
に検出タンク内圧PTANKが第2所定圧PTH2より
低いか否かを判別する(ステップS44)。その答が肯
定(YES)のときは、減圧終了と判定し、減圧終了フ
ラグFDECENDを「1」に設定する(ステップS4
7)。 【0058】ステップS44でPTANK≧PTH2で
あるときは、推定タンク内圧PTANKEが第1所定圧
PTH1より低いか否かを判別し(ステップS42)、
その答が否定(NO)である間は、ダウンカウントタイ
マTM1を所定時間TDにセットしてスタートさせ(ス
テップS43)、本処理を終了する。推定タンク内圧P
TANKEが第1所定圧PTH1を下回ると、ステップ
S42からステップS45に進み、ダウンカウントタイ
マTM1の値が「0」であるか否かを判別する。その答
が否定(NO)であるある間は、直ちに本処理を終了
し、その状態が所定時間TD継続すると、減圧不可と判
定し、減圧NGフラグFDECNGを「1」に設定する
(ステップS46)。 【0059】 【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、減
圧処理手段の作動前に検出された第1の圧力に基づい
て、減圧処理手段の作動後の蒸発燃料処理装置内の第2
の圧力が推定され、該推定された第2の圧力が第1の所
定圧力を下回った時点において、圧力検出手段により検
出された蒸発燃料処理装置内の第3の圧力が、第2の所
定圧力より高いときに、蒸発燃料処理装置が故障したと
判定される。したがって、従来の手法のように判定のた
めに減圧処理を継続する時間を長くする必要がなく、迅
速に正確な判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態にかかる蒸発燃料処理装置
及び内燃機関の制御装置の構成を示す図である。 【図2】故障診断の概要を説明するためのタイムチャー
トである。 【図3】故障診断処理のフローチャートである。 【図4】大気開放処理のフローチャートである。 【図5】減圧処理のフローチャートである。 【図6】減圧終了判定処理のフローチャートである。 【図7】図6の処理を説明するためのタイムチャートで
ある。 【図8】リークチェック処理のフローチャートである。 【図9】補正チェック処理のフローチャートである。 【図10】結果判定処理のフローチャートである。 【図11】図6の処理の変形例を示すフローチャートで
ある。 【符号の説明】 1 内燃機関 2 吸気管 5 電子コントロールユニット(減圧処理手段、圧力推
定手段、判定手段) 9 燃料タンク 15 圧力センサ(圧力検出手段) 31 チャージ通路(第1の通路) 32 パージ通路(第2の通路) 33 キャニスタ 34 パージ制御弁 37 空気通路 38 ベントシャット弁 39 燃料レベルセンサ 40 蒸発燃料処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五所 栄作 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G044 BA22 DA02 DA04 EA19 EA53 EA55 FA04 FA38 FA39

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料タンクと、大気に連通する空気通路
    が接続され、前記燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸
    着する吸着剤を有するキャニスタと、該キャニスタと前
    記燃料タンクとを接続する第1の通路と、前記キャニス
    タと内燃機関の吸気系とを接続する第2の通路と、前記
    空気通路を開閉するベントシャット弁と、前記第2の通
    路に設けられたパージ制御弁とを備えた蒸発燃料処理装
    置の故障を診断する故障診断装置において、 前記蒸発燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出手段
    と、 前記パージ制御弁を開弁するとともに前記ベントシャッ
    ト弁を閉弁することにより、前記内燃機関の吸気管内負
    圧を前記蒸発燃料処理装置内に導入し、前記蒸発燃料処
    理装置内の圧力を減圧する減圧処理手段と、 該減圧処理手段の作動前に前記圧力検出手段により検出
    された第1の圧力に基づいて、前記減圧処理手段の作動
    後の前記蒸発燃料処理装置内の第2の圧力を推定する圧
    力推定手段と、 該圧力推定手段により推定された第2の圧力が第1の所
    定圧力を下回った時点において、前記圧力検出手段によ
    り検出された前記蒸発燃料処理装置内の第3の圧力が第
    2の所定圧力より高いときに、前記蒸発燃料処理装置が
    故障したと判定する判定手段とを備えることを特徴とす
    る故障診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138890A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Nissan Motor Co Ltd 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置
JP2007138889A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Nissan Motor Co Ltd 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置

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JP4552837B2 (ja) * 2005-11-22 2010-09-29 日産自動車株式会社 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置
JP4640133B2 (ja) * 2005-11-22 2011-03-02 日産自動車株式会社 蒸発燃料処理装置のリーク診断装置

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