JP2014204234A - 受信回路及びその制御方法 - Google Patents

受信回路及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014204234A
JP2014204234A JP2013077887A JP2013077887A JP2014204234A JP 2014204234 A JP2014204234 A JP 2014204234A JP 2013077887 A JP2013077887 A JP 2013077887A JP 2013077887 A JP2013077887 A JP 2013077887A JP 2014204234 A JP2014204234 A JP 2014204234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
phase
data
equalization
clock signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013077887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6079388B2 (ja
Inventor
崇之 柴▲崎▼
Takayuki Shibazaki
崇之 柴▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013077887A priority Critical patent/JP6079388B2/ja
Priority to US14/173,515 priority patent/US8791735B1/en
Publication of JP2014204234A publication Critical patent/JP2014204234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6079388B2 publication Critical patent/JP6079388B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03057Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/091Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector using a sampling device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】判定エラー率を低減することができる受信回路を提供することを課題とする。
【解決手段】受信回路は、入力データ信号に対して、第1のクロック信号に同期してバウンダリデータをサンプリングし、第2のクロック信号に同期してセンタデータをサンプリングするサンプリング回路(102)と、等化係数を用いて、サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータを等化及び2値判定する判定帰還等化回路(103)と、判定帰還等化回路の等化係数を基に判定帰還等化回路の出力データの位相差を演算する位相差演算回路(109)と、位相検出回路により検出された位相情報を基に第1のクロック信号の位相を調整する第1の位相調整回路(111)と、位相検出回路により検出された位相情報及び位相差演算回路により演算された位相差を基に第2のクロック信号の位相を調整する第2の位相調整回路(112)とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信回路及びその制御方法に関する。
通信基幹向け装置やサーバ等の情報処理機器の性能向上に伴い、装置内外における信号送受信のデータレートを高くする必要がある。受信回路は、高データレートのデータからクロック信号とデータを再生(CDR:Clock and Data Recovery)する。
奇データ受信部と偶データ受信部とを有する判定帰還型等化装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。奇データ受信部は、奇データサンプリングクロックと奇エッジサンプリングクロックとDFE入力信号とを入力とする、ハーフレートDFE等化機能を有する。偶データ受信部は、偶データサンプリングクロックと偶エッジサンプリングクロックとDFE入力信号とを入力とする、ハーフレートDFE等化機能を有する。奇データ受信部及び偶データ受信部の各々が、ハーフレートDFE等化信号でのデータ検出手段とエッジ検出手段とを有し、検出手段によるサンプリングデータ群を入力とし、連続する3ビットのデータ検出パタンが、110又は001のデータパタンを検出する。パタンフィルタは、検出結果をもとに、110又は001パタンの検出時のみに、ハーフレートDFE等化信号でのエッジデータを選択する。
また、入力データ信号をクロック信号に基づいてサンプリングしてサンプリング信号を出力するサンプリング回路を有する受信回路が知られている(例えば、特許文献2参照)。データ補間回路は、入力データ信号に対するサンプリング信号の位相情報に基づいてサンプリング信号を補間して補間データ信号を出力する。補間誤差判定回路は、サンプリング信号と位相情報とに基づいて補間誤差を出力する。判定等化回路は、補間誤差に基づいて設定される等化係数によって補間データ信号を等化し、等化された補間データ信号を判定して判定信号を出力する。位相検出回路は、判定信号又は等化された補間データ信号に基づいて位相情報を生成し、データ補間回路及び補間誤差判定回路に位相情報を出力する。
特開2009−225018号公報 特開2012−124593号公報
等化回路は、等化量に応じて位相シフトが発生する。サンプリング後に等化を行う判定帰還等化回路等を用いるシステムにおいては、この位相シフトにより、最適なサンプリング位相からずれてしまうため、判定エラー率が増大する。
本発明の目的は、適切な位相でデータをサンプリングして判定を行うことにより、判定エラー率を低減することができる受信回路及びその制御方法を提供することである。
受信回路は、入力データ信号に対して、第1のクロック信号に同期してバウンダリデータをサンプリングし、第2のクロック信号に同期してセンタデータをサンプリングするサンプリング回路と、等化係数を用いて、前記サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータを等化及び2値判定する判定帰還等化回路と、前記サンプリング回路によりサンプリングされたバウンダリデータを2値判定する第1の比較回路と、前記判定帰還等化回路及び前記第1の比較回路の出力データを基に前記入力データ信号の位相情報を検出する位相検出回路と、前記判定帰還等化回路の等化係数を基に前記判定帰還等化回路の出力データの位相差を演算する位相差演算回路と、前記位相検出回路により検出された位相情報を基に前記第1のクロック信号の位相を調整する第1の位相調整回路と、前記位相検出回路により検出された位相情報及び前記位相差演算回路により演算された位相差を基に前記第2のクロック信号の位相を調整する第2の位相調整回路とを有する。
位相差演算回路により演算された位相差を基に第2のクロック信号の位相を調整することにより、適切な位相のセンタデータに対して判定を行うことができ、判定エラー率を低減することができる。
図1は、本実施形態による受信回路の構成例を示す図である。 図2は、図1の等化回路の構成例を示す回路図である。 図3は、図1のサンプリング回路の構成例を示す回路図である。 図4(A)はサンプリング回路の出力を示す図であり、図4(B)は判定帰還等化回路の出力を示す図である。 図5は、図1の判定帰還等化回路の構成例を示す図である。 図6(A)はサンプリング回路の出力を示す図であり、図6(B)は判定帰還等化回路の出力を示す図である。 図7(A)はサンプリング回路の出力を示す図であり、図7(B)は判定帰還等化回路の出力を示す図である。 図8は、図1の位相差演算回路の演算方法を説明するための図である。 図9(A)〜(D)は、図1の位相検出回路の構成例を説明するための図である。 図10は、図1の第1の位相調整回路の構成例を示す回路図である。 図11は、図1の第1の位相調整回路の他の構成例を示す回路図である。 図12(A)〜(C)は、図1の受信回路の収束性を説明するための図である。 図13(A)〜(F)は、図1の受信回路の収束性のシミュレーション結果を示す図である。 図14は、図1の受信回路の制御方法を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態による受信回路の構成例を示す図である。受信回路は、例えば、集積回路チップ内又はチップ間(装置内又は装置間)でビットレートの高い信号を送受信する高速入出力I/O)回路の受信回路である。受信回路は、高データレートの入力データ信号Diを基にクロック信号及びデータを再生(CDR:Clock and Data Recovery)する。
等化回路101は、等化係数Czを基に、入力データ信号Diを等化し、その等化した入力データ信号Di1をサンプリング回路102に出力する。受信回路は、送信回路から伝送路を介して、入力データ信号Diを入力する。送信回路が2値のパルス信号を送信すると、伝送路の特性により、受信回路は、パルス信号の立ち上がり速度及び立ち下がり速度が遅い入力データ信号Diを入力する。等化回路101は、伝送路の特性を除去するように、入力データ信号Diを等化することにより、送信回路の送信パルス信号に近付けた入力データ信号Di1を出力する。入力データ信号Di1は、入力データ信号Diに対して、立ち上がり速度及び/又は立ち下がり速度が速い信号である。
図2は、図1の等化回路101の構成例を示す回路図である。図1はシングルエンド信号の例を示すが、図2の等化回路101は差動信号の例を示す。差動入力データ信号Di及び/Diは、相互に位相が反転した信号である。差動入力データ信号Di1及び/Di1は、相互に位相が反転した信号である。等化回路101は、差動入力データ信号Di及び/Diを入力し、差動入力データ信号Di1及び/Di1を出力する。
抵抗201は、電源電圧ノード及び入力データ信号/Di1のノード間に接続される。抵抗202は、電源電圧ノード及び入力データ信号Di1のノード間に接続される。nチャネル電界効果トランジスタ203は、ドレインが入力データ信号/Di1のノードに接続され、ゲートが入力データ信号Diのノードに接続される。nチャネル電界効果トランジスタ204は、ドレインが入力データ信号Di1のノードに接続され、ゲートが入力データ信号/Diのノードに接続される。可変抵抗205は、トランジスタ203のソース及びトランジスタ204のソース間に接続され、等化係数Czに応じて抵抗値が変化する。可変容量206は、トランジスタ203のソース及びトランジスタ204のソース間に接続され、等化係数Czに応じて容量値が変化する。定電流源207は、トランジスタ203及び204のソースの相互接続点とグランド電位ノードとの間に接続される。
図2では、等化回路101の例として、CTLE(Continuous Time Linear Equalizer)回路を示す。この回路は、差動入力トランジスタ203及び204のソース間の可変抵抗205により、低周波成分の利得を下げ、等価的に高周波成分を強調し、入力データ信号の高周波成分を復元する。強調する利得や周波数特性は、等化係数Czにより可変容量206の容量値及び/又は可変抵抗205の抵抗値を変えることにより調整される。
図1のサンプリング回路102は、入力データ信号Di1に対して、第1のクロック信号CK1に同期してバウンダリデータBsをサンプリングし、第2のクロック信号CK2に同期してセンタデータDs及びエラー用データEsをサンプリングする。
図3は、図1のサンプリング回路102の構成例を示す回路図である。スイッチ302は、第1のクロック信号CK1がハイレベルになると、入力データ信号Di1のノードを容量304に接続し、第1のクロック信号CK1がローレベルになると、入力データ信号Di1のノードを容量304から切り離す。スイッチ301は、第2のクロック信号CK2がハイレベルになると、入力データ信号Di1のノードを容量303に接続し、第2のクロック信号CK2がローレベルになると、入力データ信号Di1のノードを容量303から切り離す。オペアンプ306は、容量304の電圧を増幅して、バウンダリデータBsを出力する。オペアンプ305は、容量303の電圧を増幅して、センタデータDs及びエラー用データEsを出力する。センタデータDs及びエラー用データEsは、相互に同一のデータである。
クロック信号CK1及びCK2は、相互に位相が反転した信号である。サンプリング回路102は、クロック信号CK1及びCK2によりインターリーブ動作する。図4(A)に示すように、サンプリング回路102は、クロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して、入力データ信号Di1をタイミングP1でサンプリングすることによりバウンダリデータ401(Bs)を出力し、クロック信号CK2の立ち上がりエッジに同期して、入力データ信号Di1をタイミングP2でサンプリングすることによりセンタデータDsを出力する。なお、インターリーブ数は、2に限定されるものではなく、2×n(nは整数)での構成が可能であり、回路の動作速度に応じて決定される。また、図4(A)では、2相クロック信号CK1及びCK2の例を示したが、その周波数を1/2にした4相クロック信号を用いてもよい。
図4(A)において、入力データ信号Di1の波形は、横軸が時間を表し、縦軸が振幅値を示す。横軸の時間は、ユニットインターバル(UI)で示す。1UIは、入力データ信号Di1の1ビット時間であり、隣接する2個のデータバウンダリ時刻(データ遷移時刻)の間の時間である。1[UI]の周期のデータは、「101010・・・」のデータ遷移状態を示す。2[UI]の周期のデータは、「11001100・・・」のデータ遷移状態を示す。タイミングP1は、隣接する2個のデータの境界のタイミングを示すバウンダリデータタイミングである。タイミングP2は、1個のデータのセンタのタイミングを示すセンタデータタイミングである。タイミングP1及びP2は、相互に0.5[UI]の位相差を有する。
図1の判定帰還等化回路(DFE:Decision Feedback Equalizer)103は、等化係数Cdを用いて、サンプリング回路102によりサンプリングされたセンタデータDsを等化及び2値判定し、2値のセンタデータDdを出力する。センタデータDdは、「0」又は「1」の2値である。例えば、データ「1」は振幅値が正のデータであり、データ「0」は振幅値が負のデータである。等化回路101は一次等化回路であり、判定帰還等化回路103は二次等化回路である。
図5は、図1の判定帰還等化回路103の構成例を示す図である。判定帰還等化回路103は、等化係数Cdを入力し、第1の等化係数「+Cd」を比較回路501に与え、第2の等化係数「−Cd」を比較回路502に与える。比較回路501は、センタデータDsと第1の等化係数「+Cd」との比較結果を出力する。具体的には、比較回路501は、センタデータDsが第1の等化係数「+Cd]より大きい場合にはデータ「1」を出力し、センタデータDsが第1の等化係数「+Cd]より小さい場合にはデータ「0」を出力する。比較回路502は、センタデータDsと第2の等化係数「−Cd」との比較結果を出力する。具体的には、比較回路502は、センタデータDsが第2の等化係数「−Cd]より大きい場合にはデータ「1」を出力し、センタデータDsが第2の等化係数「−Cd]より小さい場合にはデータ「0」を出力する。セレクタ503は、フリップフロップ回路504に記憶されているデータが「1」の場合には、比較回路501の出力データを選択し、フリップフロップ回路504に記憶されているデータが「0」の場合には、比較回路502の出力データを選択し、2値データDdを出力する。フリップフロップ回路504は、セレクタ503の出力データDdを記憶する。すなわち、セレクタ503は、フリップフロップ回路504に記憶されている前回の出力データDdに応じて、比較回路501又は502の出力データを選択する。
図6(A)は、図4(A)に対応する図である。データ遷移601は、「11001100・・・」のデータパターンにおいて、前回のデータ「1」から今回のデータ「1」又は「0」への遷移を示す。この場合、データ遷移601の中心振幅値411は、振幅値「0」より上に位置する。したがって、前回のデータが「1」の場合には、比較回路501は、第1の等化係数411(=「+Cd」)より大きい場合にはデータ「1」を出力し、第1の等化係数411(=「+Cd」)より小さい場合にはデータ「0」を出力する。
データ遷移602は、「11001100・・・」のデータパターンにおいて、前回のデータ「0」から今回のデータ「1」又は「0」への遷移を示す。この場合、データ遷移602の中心振幅値413は、振幅値「0」より下に位置する。したがって、前回のデータが「0」の場合には、比較回路502は、第2の等化係数413(=「−Cd」)より大きい場合にはデータ「1」を出力し、第2の等化係数413(=「−Cd」)より小さい場合にはデータ「0」を出力する。
図5の判定帰還等化回路103は、1タップの判定帰還等化回路である。セレクタ503は、前回の出力データDdに応じて選択することにより、高速処理が可能になる。なお、判定帰還等化回路103は、1タップに限定されるものではなく、複数タップでも実現可能である。例えば、2タップの判定帰還等化回路103の場合は、4個の比較回路501,502等を設け、1ビット前と2ビット前の出力データDdに応じて、4個の比較回路501,502等の出力データのうちの1個を選択する。同様に、mタップの判定帰還等化回路103の場合は、2m個の比較回路501及び502等が必要となる。
図6(A)はサンプリング回路102の出力データを示す図であり、図6(B)は判定帰還等化回路103の出力データを示す図である。図6(B)に示すように、判定帰還等化回路103は、振幅値「0」の閾値412を用いて、データ遷移601及び602のデータを判定していることと等価になる。図6(A)のタイミングP1のデータ401は、バウンダリデータBsである。図6(B)のタイミングP2のデータ403は、センタデータDdである。図6(A)のセンタデータタイミングP2は、データのセンタ位相に位置するが、図6(B)のセンタデータタイミングP2のデータ403は、データのセンタ位相より遅れた位置(右側の位置)にずれている。これは、判定帰還等化回路103の等化処理によるものである。判定帰還等化回路103は、データのセンタ位相のサンプリングデータを判定すれば判定エラー率が低くなるが、ずれたタイミングP2のサンプリングデータ403を判定すれば判定エラー率が増加してしまう。そこで、センタデータ403のサンプリングタイミングP2を調整することにより、判定帰還等化回路103の判定エラー率を低減する方法を、以下、説明する。
図1の第1の比較回路104は、サンプリング回路102によりサンプリングされたバウンダリデータBsを2値判定し、2値のバウンダリデータを出力する。具体的には、第1の比較回路104は、バウンダリデータBsの振幅値が「0」より大きい場合には「1」を出力し、バウンダリデータBsの振幅値が「0」より小さい場合には「0」を出力する。
第2の比較回路105は、サンプリング回路102によりサンプリングされたエラー用データEs(=センタデータDs)を閾値Ceと比較し、2値のエラー用データを出力する。具体的には、第2の比較回路105は、エラー用データEsの絶対値が閾値Ceより小さい場合にはエラー用データ「1」を出力し、エラー用データEsの絶対値が閾値Ceより大きい場合にはエラー用データ「0」を出力する。
逆多重化回路106は、判定帰還等化回路103、第1の比較回路104及び第2の比較回路105の出力データを逆多重化し、それぞれセンタデータDo、バウンダリデータBs1及びエラー用データEs1を出力する。すなわち、逆多重化回路106は、高周波数のシリアル信号を低周波数のパラレル信号に変換する。逆多重化回路106の出力データは、データレートが低くなるので、その後段の位相検出回路107、位相差演算回路109及び適応ロジック回路113は低速処理が可能になる。センタデータDoは、受信回路の出力データとなる。
図1の適応ロジック回路113は、センタデータDo及びエラー用データEs1を基に等化係数Cz、閾値Ce及び等化係数Cdを演算し、等化係数Cz、閾値Ce及び等化係数Cdを出力する。適応ロジック回路113は、例えばLMS(Least Mean Square)アルゴリズムなどで逐次的に等化係数Cdなどの最適化を行う。例えば、適応ロジック回路113は、次式により、n−1番目のサンプリングデータの等化係数Cd(n−1)、n番目のサンプリングデータのエラー用データEs(n)及びn−1番目のセンタデータDo(n−1)を用いて、n番目のサンプリングデータの等化係数Cd(n)を導出することができる。ここで、μは、ステップを示す。また、適応ロジック回路113は、等化係数Cdと同様に、等化係数Czを演算する。
Cd(n)=Cd(n−1)−μ×Es1(n)×Do(n−1)
図7(A)は、図6(A)に対応し、サンプリング回路102の出力を示す図である。バウンダリデータ401は、データ遷移601及び602が振幅値「0」でクロスするゼロクロス点の位相に位置する。そのゼロクロス点付近のデータ遷移601及び602の実線部分は、直線に近似することができる。ここで、第1の等化係数411は、等化係数Cdであり、既知の値である。ここで、データ遷移601及び602の実線部分の直線の傾きは、スルーレート(波形の傾き)である。したがって、その直線の傾きが分かれば、その直線の傾き及び等化係数Cdを基に位相差702を算出することができる。
図7(B)は、図6(B)に対応し、判定帰還等化回路103の出力を示す図であり、センタデータ403は、上記のように、判定帰還等化回路103の等化処理により、データのセンタ位相に対して位相差702のずれを有する。この位相差702は、上記のように、直線の傾き及び等化係数Cdを基に算出することができる。センタデータ403の位相を位相差702だけ早めることにより、データのセンタ位相のセンタデータ402を得ることが可能になる。判定帰還等化回路103は、データセンタ位相のセンタデータ402を判定することにより、判定エラー率を低減することができる。
図1の位相差演算回路109は、上記の位相差702を演算する。具体的には、位相差演算回路109は、判定帰還等化回路103の等化係数Cd、エラー用データEs1及びセンタデータDoを基に、判定帰還等化回路103の出力データの位相差Shを演算する。位相差Shは、図7(B)の位相差702に対応する。
図8は、図7(A)に対応し、図1の位相差演算回路109の演算方法を説明するための図である。位相差演算回路109は、サンプリングタイミングP2において、データ遷移601及び602の直線近似のクロスポイント801及び802を検出する。タイミングP2の0.5[UI]後では、データ遷移601及び602が振幅値「0」でクロスする。データ遷移601及び602の上記のクロスポイント801及び802を通る実線部分は、直線に近似することができる。適応ロジック回路113が閾値Ceを変化させ、第2の比較回路105がエラー用データEs(センタデータDs)の絶対値と閾値Ceとの比較を行い、位相差演算回路109は第2の比較回路105の比較結果を入力する。その結果、位相差演算回路109は、タイミングP2のセンタデータDsが+Cs〜−Csの範囲内にあるか否かを知ることができる。閾値Csを変えることにより、位相差演算回路109は、クロスポイント801及び802の振幅値を知ることができる。閾値Csは、適応ロジック回路113のエラーモニタ用の閾値と併用可能である。
例えば、クロスポイント801の振幅値は、「0.42」として検出される。また、位相差演算回路109は、適応ロジック回路113から等化係数Cdとして「0.22」を入力する。この場合、クロスポイント801及びその0.5[UI]後のゼロクロスポイントを結ぶ実線の直線のスルーレート(傾き)は、0.42/0.5=0.84として、位相差演算回路109により演算される。次に、位相差演算回路109は、0.22/0.84=0.26の演算により位相差702(Sh)を演算する。
具体的には、位相差演算回路109は、例えば以下の演算を行うことにより、位相差Shを導出する。ここで、Cdは等化係数であり、ACはクロスポイント801又は802の振幅値の絶対値である。
Sh=Cd/(2×AC)
図1の位相検出回路107は、センタデータDo及びバウンダリデータBs1を入力し、センタデータDo及びバウンダリデータBs1を基に入力データ信号Diの位相情報UDを検出して出力する。
図9(A)は、図1の位相検出回路107の構成例を示す回路図である。位相検出回路107は、排他的論理和(XOR)回路901及び902を有する。図9(C)及び(D)に示すように、センタデータDo[0]は、第1のサイクルのセンタデータDoである。センタデータDo[1]は、その次の第2のサイクルのセンタデータDoである。バウンダリデータBs1[0]は、センタデータDo[0]及びDo[1]の間のバウンダリデータBs1である。排他的論理和回路901は、センタデータDo[1]及びバウンダリデータBs1[0]の排他的論理和データをビットUPとして出力する。排他的論理和回路902は、センタデータDo[0]及びバウンダリデータBs1[0]の排他的論理和データをビットDNとして出力する。位相検出回路107は、図9(B)に示すように、データDo[0]、Do[1]及びBs1[0]を入力し、2ビット位相データUP及びDNを出力する。2ビット位相データUP及びDNは、図1の位相情報UDに対応する。
図9(C)は、ダウンダリデータBs1[0]の位相がバウンダリ位相(データ遷移位相)より早い場合の例を示す図である。例えば、センタデータDo[0]及びバウンダリデータBs1[0]が「1」であり、その次のセンタデータDo[1]が「0」である。この場合は、ダウンダリデータBs1[0]の位相がバウンダリ位相(データ遷移位相)より早いので、サンプリング位相を遅らせるため、「1」のダウンビットDNが出力される。
図9(D)は、ダウンダリデータBs1[0]の位相がバウンダリ位相(データ遷移位相)より遅い場合の例を示す図である。例えば、センタデータDo[0]が「0」であり、バウンダリデータBs1[0]及びその次のセンタデータDo[1]が「1」である。この場合は、ダウンダリデータBs1[0]の位相がバウンダリ位相(データ遷移位相)より遅いので、サンプリング位相を早めるため、「1」のアップビットUPが出力される。
以上のように、位相検出回路107は、データ値の変化があったときにバウンダリデータBs1[0]がその前のセンタデータDo[0]又はその後のセンタデータDo[1]のどちらと同じかにより位相のずれを検出する。なお、図9(A)〜(D)では、連続する2ビットデータ間の構成のみ示しているが、実際には逆多重化回路106により複数ビットのデータとなっており、それぞれのデータ間で位相検出を行う。
図1のフィルタ108は、ローパスフィルタであり、位相検出回路107により検出された位相情報UDをローパスフィルタリングし、位相情報Phを出力する。フィルタ108は、高周波ノイズを除去し、平均化した位相情報Phを出力することができる。フィルタ108を用いることにより、位相情報Phの急激な変化を防止し、位相情報Phの変化を緩やかにすることができる。
第1の位相調整回路111は、位相情報Phに応じて、基準クロック信号CKを用いて第1のクロック信号CK1の位相を調整する。上記のアップビットUPが「1」である場合には、第1のクロック信号CK1の位相が早くなるように制御される。上記のダウンビットDNが「1」である場合には、第1のクロック信号CK1の位相が遅くなるように制御される。これにより、図9(C)及び(D)のバウンダリデータBs1[0]の位相がバウンダリ位相(データ遷移位相)に一致するように制御される。
減算器110は、位相情報Phと0.5[UI]とを加算し、その加算結果から位相差Shを減算することにより、位相情報Ph1を出力する。第2の位相調整回路112は、位相情報Ph1に応じて、基準クロック信号CKを用いて第2のクロック信号CK2の位相を調整する。上記と同様に、上記のアップビットUPが「1」である場合には、第2のクロック信号CK2の位相が早くなるように制御される。上記のダウンビットDNが「1」である場合には、第2のクロック信号CK2の位相が遅くなるように制御される。また、図4(A)に示すように、センタデータ位相P2は、バウンダリデータ位相P1に対して0.5[UI]遅れた位相であるので、減算器110は0.5[UI]を加算する。また、位相差Shは、図7(B)の位相差702に対応する。図7(B)に示すように、減算器110は位相差702(Sh)減算することにより、センタデータ403の位相を適切なセンタデータ402の位相に変更することができる。
図4(A)において、第1のクロック信号CK1及び第2のクロック信号CK2は位相調整前のクロック信号の例を示し、第1のクロック信号CK1a及び第2のクロック信号CK2aは位相調整後のクロック信号の例を示す。位相調整前では、第2のクロック信号CK2は、第1のクロック信号CK1に対して0.5[UI]遅れている。ここで、位相差演算回路109により位相差Shが演算された場合、位相調整後の第1のクロック信号CK1aは、位相調整前の第1のクロック信号CK1と位相が同じである。これに対し、位相調整後の第2のクロック信号CK2aは、位相調整前の第2のクロック信号CK2に対して位相差Sh進んだ位相に調整される。位相調整後、サンプリング回路102は、第1のクロック信号CK1aの立ち上がり位相P1に同期してバウンダリデータBsをサンプリングし、第2のクロック信号CK2aの立ち上がり位相P3に同期してセンタデータDs及びエラー用データEsをサンプリングする。
図4(B)は、図7(B)に対応し、位相調整後の第1のクロック信号CK1a及び第2のクロック信号CK2aによりサンプリングした場合の判定帰還等化回路103の出力例を示す図である。判定帰還等化回路103は、位相P3でサンプリングされたセンタデータ402の判定を行う。センタデータ402は、センタ位相P3に調整されているので、判定帰還等化回路103の判定エラー率を低減することができる。
図10は、図1の第1の位相調整回路111の構成例を示す回路図である。第1の位相調整回路111は、可変遅延回路により構成される。複数のバッファの直列接続回路1001は、遅延回路であり、基準クロック信号CKを遅延する。セレクタ1002は、位相情報Phに応じて、複数のバッファ1001のうちのいずれかの出力信号を選択し、第1のクロック信号CK1を出力する。第1のクロック信号CK1は、位相情報Phに応じた遅延時間だけ基準クロック信号CKを遅延した信号になる。
図11は、図1の第1の位相調整回路111の他の構成例を示す回路図である。第1の位相調整回路111は、位相補間回路により構成される。4相基準クロック信号CK0,CL90,CL180,CL270は、図1の基準クロック信号CKに対応する。クロック信号CK0は0度の位相のクロック信号であり、クロック信号CL90は90度の位相のクロック信号であり、クロック信号CL180は180度の位相のクロック信号であり、クロック信号CL270は270度の位相のクロック信号である。差動アンプ1101は、電流源1103に接続され、差動クロック信号CL0及びCL180を増幅し、ノードN1及びN2の差動クロック信号を出力する。差動アンプ1102は、電流源1104に接続され、差動クロック信号CL90及びCL270を増幅し、ノードN1及びN2の差動クロック信号を出力する。差動アンプ1105は、ノードN1及びN2の差動クロック信号を増幅し、差動クロック信号CK1及び/CK1を出力する。差動クロック信号CK1及び/CK1は、相互に位相が反転した信号であり、図1の第1のクロック信号CK1に対応する。
電流源1103及び1104は、位相情報Phに応じて、電流比が制御される。この電流比に応じた重み付けで、差動アンプ1101の出力信号と差動アンプ1102の出力信号とがノードN1及びN2で加算される。
電流源1103及び1104の電流比が1:0の場合、第1のクロック信号CK1は、0度のクロック信号CL0と同じ位相になる。また、第1のクロック信号/CK1は、180度のクロック信号CL180と同じ位相になる。
また、電流源1103及び1104の電流比が0:1の場合、第1のクロック信号CK1は、90度のクロック信号CL90と同じ位相になる。また、第1のクロック信号/CK1は、270度のクロック信号CL270と同じ位相になる。
上記のように、位相情報Phに応じて、電流源1103及び1104の電流比を制御することにより、0度〜360度の任意の位相の第1のクロック信号CK1又は/CK1を生成することができる。
上記では、第1の位相調整回路111の構成を例に説明したが、第2の位相調整回路112の構成も第1の位相調整回路111の構成と同様である。
図12(A)〜(C)は、図1の受信回路の収束性を説明するための図である。図12(A)は判定帰還等化回路103の等化係数Cdが小さい場合を示し、図12(B)は判定帰還等化回路103の等化係数Cdが最適値である場合を示し、図12(C)は判定帰還等化回路103の等化係数Cdが大きい場合を示す。等化係数Cdは、サンプリング位相において、データ遷移601及び602で囲まれる領域の振幅方向の開口が最大となるように調整される。すなわち、サンプリング位相毎に収束する等化係数Cdが異なる。逆に言えば、等化係数Cd毎に収束する位相が異なるとも言える。等化係数Cdが収束する位相を係数収束位相1201として示す。位相1202は、その時のスルーレートから計算され、シフトされたサンプリング位相を示す。図12(A)の等化係数Cdが小さい時、データ遷移602の波形の立ち上がりのスルーレートが小さく、サンプリング位相1202が係数収束位相1201より左となり、等化係数Cdがアップ方向に制御される。図12(C)の等化係数Cdが大きい時は、その逆で、データ遷移601の波形の立ち下がりのスルーレートが小さく、サンプリング位相1202が係数収束位相1201より右となり、等化係数Cdがダウン方向に制御される。最終的には、図12(B)のように、データ遷移602の波形の立ち上がりとデータ遷移601の波形の立ち下がりのスルーレートが等しくなる位相1201及び1202に収束するので、安定的に動作する。図12(B)では、データ遷移601及び602で囲まれる領域の開口の面積が最大となる位相1202及び等化係数Cdに収束する。
図13(A)〜(F)は、図12(A)〜(C)に対応し、図1の受信回路の収束性のシミュレーション結果を示す図であり、それぞれ等化係数Cdが0、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5の場合を示す。係数収束位相AAでサンプリングすると、等化係数CdのアップUP及びダウンDNの遷移確率が等しくなり、収束する。位相差演算回路109を設けない場合、図13(C)の等化係数Cdが0.2の状態で収束する。この場合、図6(B)と同様に、係数収束位相AAがセンタ位相より遅れているので、判定エラー率が高くなってしまう。
これに対し、位相差演算回路109を設けた場合には、図13(A)〜(D)の等化係数Cdが0.1〜0.3の場合には、等化係数CdがアップUPに制御され、図13(F)の等化係数が0.5の場合には、等化係数CdがダウンDNに制御される。等化係数Cdが小さいときのサンプリング位相では、等化係数CdはアップUPに制御され、等化係数Cdが大きい時のサンプリング位相では、等化係数CdはダウンDNに制御される。最終的には、図13(E)の等化係数Cdが0.4の状態に収束し、図4(B)のように、判定エラー率が低くなる。
図14は、図1の受信回路の制御方法を示すフローチャートである。ステップS1401では、受信回路の電源がオンになる。次に、ステップS1402では、適応ロジック回路113は、等化回路101の等化係数Czの最適化のためのフィードバック処理により、等化回路101の等化係数Czを収束させる。この時、適応ロジック回路113は、位相差演算回路109のスルーレート計算用にモニタするデータにおいて線形性がよくなるように等化係数を収束させることにより、位相差Shの検出精度を向上させることができる。なお、等化回路101の等化は、上記の直線近似の精度をより向上させるために、「1010」の周期のデータの等化精度までは必要ないが、「0011」及び「1100」の周期のデータの等化精度があることが好ましい。
等化係数Czの収束後、ステップS1403では、位相差演算回路109は、スルーレートの計算を行う。その後、ステップS1404では、適応ロジック回路113は、判定帰還等化回路103の等化係数Cdの最適化処理を開始し、等化係数Cdを生成する。
等化係数Cdが更新されると、ステップS1405では、第2の位相調整回路112は、位相差演算回路109により演算された位相差Shに応じて、第2のクロック信号CK2の位相を調整し、サンプリング回路102はセンタデータDs及びエラー用データEsのサンプリング位相を変更する。その後、ステップS1404の処理に戻る。
ステップS1404において、適応ロジック回路113が等化回路101の等化係数Czを更新した場合、ステップS1402の処理に戻る。
本実施形態の制御方法は、上記の制御方法に限定されない。例えば、ステップS1402の等化回路101の等化係数Czの最適化処理は初期動作時に行い、それ以降はエラーが発生するまで等化回路101の等化係数Czの更新を行わないようにしてもよい。適応ロジック回路113は、ステップS1404の判定帰還等化回路103の等化係数Cdの最適化処理において、エラーが発生した場合には、ステップS1402に戻り、等化回路101の等化係数Czの更新を行う。
また、初期動作時に、トレーニングシーケンスとして、等化回路101は、「0011」又は「1100」の特定データパターンを含む入力データ信号Diを入力することが好ましい。入力データ信号Diとして、スルーレートの検出に有利な「0011」又は「1100」のデータパターンを多く入力することにより、初期動作のキャリブレーションに要する時間を短縮することができる。入力データ信号Diは、検出精度を向上させるために特定のデータパターンを多く含むことが好ましいが、これに限定されるものではない。
本実施形態によれば、位相差演算回路109により演算された位相差Shを基に第2のクロック信号CK2の位相を調整することにより、適切な位相のセンタデータDsに対して判定を行うことができ、判定エラー率を低減することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 等化回路
102 サンプリング回路
103 判定帰還等化回路
104 第1の比較回路
105 第2の比較回路
106 逆多重化回路
107 位相検出回路
108 フィルタ
109 位相差演算回路
110 減算器
111 第1の位相調整回路
112 第2の位相調整回路
113 適応ロジック回路

Claims (9)

  1. 入力データ信号に対して、第1のクロック信号に同期してバウンダリデータをサンプリングし、第2のクロック信号に同期してセンタデータをサンプリングするサンプリング回路と、
    等化係数を用いて、前記サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータを等化及び2値判定する判定帰還等化回路と、
    前記サンプリング回路によりサンプリングされたバウンダリデータを2値判定する第1の比較回路と、
    前記判定帰還等化回路及び前記第1の比較回路の出力データを基に前記入力データ信号の位相情報を検出する位相検出回路と、
    前記判定帰還等化回路の等化係数を基に前記判定帰還等化回路の出力データの位相差を演算する位相差演算回路と、
    前記位相検出回路により検出された位相情報を基に前記第1のクロック信号の位相を調整する第1の位相調整回路と、
    前記位相検出回路により検出された位相情報及び前記位相差演算回路により演算された位相差を基に前記第2のクロック信号の位相を調整する第2の位相調整回路と
    を有することを特徴とする受信回路。
  2. さらに、前記サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータを閾値と比較する第2の比較回路を有し、
    前記位相差演算回路は、前記判定帰還等化回路の等化係数及び前記第2の比較回路の比較結果を基に前記判定帰還等化回路の出力データの位相差を演算することを特徴とする請求項1記載の受信回路。
  3. 前記等化係数は、第1の等化係数及び第2の等化係数を有し、
    前記判定帰還等化回路は、前回の出力データに応じて、前記サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータと前記第1の等化係数との比較結果、又は前記サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータと前記第2の等化係数との比較結果を出力することを特徴とする請求項1又は2記載の受信回路。
  4. 初期動作時に、前記サンプリング回路は、特定データパターンを含む入力データ信号を入力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受信回路。
  5. さらに、入力データ信号を等化する等化回路を有し、
    前記サンプリング回路は、前記等化回路により等化された入力データ信号を入力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の受信回路。
  6. さらに、前記位相検出回路により検出された位相情報をフィルタリングするフィルタを有し、
    前記第1の位相調整回路は、前記フィルタによりフィルタリングされた位相を基に前記第1のクロック信号の位相を調整し、
    前記第2の位相調整回路は、前記フィルタによりフィルタリングされた位相及び前記位相差演算回路により演算された位相差を基に前記第2のクロック信号の位相を調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の受信回路。
  7. さらに、前記判定帰還等化回路の出力データを基に前記判定帰還等化回路の等化係数を演算する適応ロジック回路を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の受信回路。
  8. さらに、前記判定帰還等化回路及び前記第1の比較回路の出力データを逆多重化する逆多重化回路を有し、
    前記位相検出回路は、前記逆多重化回路の出力データを基に前記入力データ信号の位相情報を検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の受信回路。
  9. 入力データ信号に対して、第1のクロック信号に同期してバウンダリデータをサンプリングし、第2のクロック信号に同期してセンタデータをサンプリングするサンプリング回路と、
    等化係数を用いて、前記サンプリング回路によりサンプリングされたセンタデータを等化及び2値判定する判定帰還等化回路と、
    前記サンプリング回路によりサンプリングされたバウンダリデータを2値判定する第1の比較回路と、
    前記判定帰還等化回路及び前記第1の比較回路の出力データを基に前記入力データ信号の位相情報を検出する位相検出回路とを有する受信回路の制御方法であって、
    前記判定帰還等化回路の等化係数を基に前記判定帰還等化回路の出力データの位相差を演算し、
    前記位相検出回路により検出された位相情報を基に前記第1のクロック信号の位相を調整し、
    前記位相検出回路により検出された位相情報及び前記演算された位相差を基に前記第2のクロック信号の位相を調整することを特徴とする受信回路の制御方法。
JP2013077887A 2013-04-03 2013-04-03 受信回路及びその制御方法 Active JP6079388B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013077887A JP6079388B2 (ja) 2013-04-03 2013-04-03 受信回路及びその制御方法
US14/173,515 US8791735B1 (en) 2013-04-03 2014-02-05 Receiving circuit and control method of receiving circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013077887A JP6079388B2 (ja) 2013-04-03 2013-04-03 受信回路及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014204234A true JP2014204234A (ja) 2014-10-27
JP6079388B2 JP6079388B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=52354331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013077887A Active JP6079388B2 (ja) 2013-04-03 2013-04-03 受信回路及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8791735B1 (ja)
JP (1) JP6079388B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131291A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 株式会社ソシオネクスト 受信回路、送受信回路および集積回路
JP2016213627A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 富士通株式会社 受信回路及び受信回路の制御方法
JP6086639B1 (ja) * 2016-05-12 2017-03-01 株式会社セレブレクス データ受信装置
WO2017175365A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社日立製作所 電気信号伝送装置
JP2018160865A (ja) * 2017-03-24 2018-10-11 シナプティクス・ジャパン合同会社 デジタル信号伝送装置、クロック信号伝送装置、及び、受信回路
US10785070B1 (en) 2019-09-18 2020-09-22 Kioxia Corporation Semiconductor integrated circuit and receiving apparatus
KR20210042004A (ko) * 2019-10-08 2021-04-16 에스케이하이닉스 주식회사 미분 수신기 및 신호 수신 방법

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9288082B1 (en) 2010-05-20 2016-03-15 Kandou Labs, S.A. Circuits for efficient detection of vector signaling codes for chip-to-chip communication using sums of differences
US9251873B1 (en) 2010-05-20 2016-02-02 Kandou Labs, S.A. Methods and systems for pin-efficient memory controller interface using vector signaling codes for chip-to-chip communications
US9077386B1 (en) 2010-05-20 2015-07-07 Kandou Labs, S.A. Methods and systems for selection of unions of vector signaling codes for power and pin efficient chip-to-chip communication
US9231802B2 (en) 2012-12-26 2016-01-05 Nvidia Corporation Influence clock data recovery settling point by applying decision feedback equalization to a crossing sample
WO2014172377A1 (en) 2013-04-16 2014-10-23 Kandou Labs, S.A. Methods and systems for high bandwidth communications interface
US9762381B2 (en) * 2013-07-03 2017-09-12 Nvidia Corporation Adaptation of crossing DFE tap weight
JP6244722B2 (ja) * 2013-08-01 2017-12-13 富士通株式会社 Cdr回路
US9413518B2 (en) 2013-08-12 2016-08-09 Nvidia Corporation Clock data recovery circuit
JP6179334B2 (ja) * 2013-10-10 2017-08-16 富士通株式会社 受信装置およびデータ補間方法
US9806761B1 (en) 2014-01-31 2017-10-31 Kandou Labs, S.A. Methods and systems for reduction of nearest-neighbor crosstalk
JP6317474B2 (ja) 2014-02-02 2018-04-25 カンドウ ラボズ ソシエテ アノニム 制約isi比を用いる低電力チップ間通信の方法および装置
EP3111607B1 (en) 2014-02-28 2020-04-08 Kandou Labs SA Clock-embedded vector signaling codes
EP3138253A4 (en) 2014-07-10 2018-01-10 Kandou Labs S.A. Vector signaling codes with increased signal to noise characteristics
WO2016019384A1 (en) 2014-08-01 2016-02-04 Kandou Labs, S.A. Orthogonal differential vector signaling codes with embedded clock
JP6402565B2 (ja) * 2014-10-02 2018-10-10 富士通株式会社 受信回路及びその制御方法
US9674014B2 (en) 2014-10-22 2017-06-06 Kandou Labs, S.A. Method and apparatus for high speed chip-to-chip communications
US10341145B2 (en) * 2015-03-03 2019-07-02 Intel Corporation Low power high speed receiver with reduced decision feedback equalizer samplers
US9755819B2 (en) * 2015-07-01 2017-09-05 Rambus Inc. Phase calibration of clock signals
US10055372B2 (en) 2015-11-25 2018-08-21 Kandou Labs, S.A. Orthogonal differential vector signaling codes with embedded clock
WO2017132292A1 (en) 2016-01-25 2017-08-03 Kandou Labs, S.A. Voltage sampler driver with enhanced high-frequency gain
CN115085727A (zh) 2016-04-22 2022-09-20 康杜实验室公司 高性能锁相环
WO2017185070A1 (en) 2016-04-22 2017-10-26 Kandou Labs, S.A. Calibration apparatus and method for sampler with adjustable high frequency gain
US10003454B2 (en) 2016-04-22 2018-06-19 Kandou Labs, S.A. Sampler with low input kickback
US10153591B2 (en) 2016-04-28 2018-12-11 Kandou Labs, S.A. Skew-resistant multi-wire channel
US10333741B2 (en) 2016-04-28 2019-06-25 Kandou Labs, S.A. Vector signaling codes for densely-routed wire groups
US10193716B2 (en) 2016-04-28 2019-01-29 Kandou Labs, S.A. Clock data recovery with decision feedback equalization
US9906358B1 (en) 2016-08-31 2018-02-27 Kandou Labs, S.A. Lock detector for phase lock loop
US10411922B2 (en) 2016-09-16 2019-09-10 Kandou Labs, S.A. Data-driven phase detector element for phase locked loops
JP6697990B2 (ja) * 2016-09-16 2020-05-27 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US10200188B2 (en) 2016-10-21 2019-02-05 Kandou Labs, S.A. Quadrature and duty cycle error correction in matrix phase lock loop
US10372665B2 (en) 2016-10-24 2019-08-06 Kandou Labs, S.A. Multiphase data receiver with distributed DFE
US10200218B2 (en) 2016-10-24 2019-02-05 Kandou Labs, S.A. Multi-stage sampler with increased gain
JP6839354B2 (ja) * 2017-02-03 2021-03-10 富士通株式会社 Cdr回路及び受信回路
JP6912702B2 (ja) * 2017-02-20 2021-08-04 富士通株式会社 Cdr回路及び受信回路
CN115333530A (zh) 2017-05-22 2022-11-11 康杜实验室公司 多模式数据驱动型时钟恢复方法和装置
US10326620B2 (en) 2017-05-31 2019-06-18 Kandou Labs, S.A. Methods and systems for background calibration of multi-phase parallel receivers
US10203226B1 (en) 2017-08-11 2019-02-12 Kandou Labs, S.A. Phase interpolation circuit
CN109687951B (zh) * 2017-10-19 2021-06-01 创意电子股份有限公司 取样相位调整装置及其调整方法
CN107920038A (zh) * 2017-10-31 2018-04-17 北京集创北方科技股份有限公司 均衡器调节方法和装置
US10347283B2 (en) 2017-11-02 2019-07-09 Kandou Labs, S.A. Clock data recovery in multilane data receiver
EP3721561B1 (en) 2017-12-07 2024-04-17 Kandou Labs S.A. Decision feedback equalization correction of eye scope measurements
US10326623B1 (en) 2017-12-08 2019-06-18 Kandou Labs, S.A. Methods and systems for providing multi-stage distributed decision feedback equalization
US10554380B2 (en) 2018-01-26 2020-02-04 Kandou Labs, S.A. Dynamically weighted exclusive or gate having weighted output segments for phase detection and phase interpolation
WO2019241081A1 (en) 2018-06-12 2019-12-19 Kandou Labs, S.A. Passive multi-input comparator for orthogonal codes on a multi-wire bus
EP4145705A1 (en) 2018-06-12 2023-03-08 Kandou Labs SA Low latency combined clock data recovery logic network and charge pump circuit
US10931249B2 (en) 2018-06-12 2021-02-23 Kandou Labs, S.A. Amplifier with adjustable high-frequency gain using varactor diodes
EP3850751A1 (en) 2018-09-10 2021-07-21 Kandou Labs, S.A. Programmable continuous time linear equalizer having stabilized high-frequency peaking for controlling operating current of a slicer
US10812088B2 (en) * 2018-09-26 2020-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd Synchronous sampling in-phase and quadrature-phase (I/Q) detection circuit
US10608849B1 (en) 2019-04-08 2020-03-31 Kandou Labs, S.A. Variable gain amplifier and sampler offset calibration without clock recovery
US10574487B1 (en) 2019-04-08 2020-02-25 Kandou Labs, S.A. Sampler offset calibration during operation
US10958251B2 (en) 2019-04-08 2021-03-23 Kandou Labs, S.A. Multiple adjacent slicewise layout of voltage-controlled oscillator
US10630272B1 (en) 2019-04-08 2020-04-21 Kandou Labs, S.A. Measurement and correction of multiphase clock duty cycle and skew
US10680634B1 (en) 2019-04-08 2020-06-09 Kandou Labs, S.A. Dynamic integration time adjustment of a clocked data sampler using a static analog calibration circuit
US10673443B1 (en) 2019-04-08 2020-06-02 Kandou Labs, S.A. Multi-ring cross-coupled voltage-controlled oscillator
US10721106B1 (en) 2019-04-08 2020-07-21 Kandou Labs, S.A. Adaptive continuous time linear equalization and channel bandwidth control
JP2021040268A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 富士通株式会社 Cdr回路及び多値変調方式の受信器
US11204888B2 (en) 2020-02-12 2021-12-21 Samsung Display Co., Ltd. System and method for controlling CDR and CTLE parameters
JP2021150930A (ja) 2020-03-23 2021-09-27 キオクシア株式会社 イコライザ制御装置、受信装置及び受信装置の制御方法
KR20220022398A (ko) * 2020-08-18 2022-02-25 삼성전자주식회사 적응적 등화를 수행하는 수신 회로 및 이를 포함하는 시스템
US11177986B1 (en) * 2020-11-24 2021-11-16 Texas Instruments Incorporated Lane adaptation in high-speed serial links
US20220209998A1 (en) * 2020-12-28 2022-06-30 Micron Technology, Inc. Equalization for Pulse-Amplitude Modulation
US11463092B1 (en) 2021-04-01 2022-10-04 Kanou Labs Sa Clock and data recovery lock detection circuit for verifying lock condition in presence of imbalanced early to late vote ratios
US11303484B1 (en) 2021-04-02 2022-04-12 Kandou Labs SA Continuous time linear equalization and bandwidth adaptation using asynchronous sampling
US11563605B2 (en) 2021-04-07 2023-01-24 Kandou Labs SA Horizontal centering of sampling point using multiple vertical voltage measurements
US11374800B1 (en) 2021-04-14 2022-06-28 Kandou Labs SA Continuous time linear equalization and bandwidth adaptation using peak detector
US11456708B1 (en) 2021-04-30 2022-09-27 Kandou Labs SA Reference generation circuit for maintaining temperature-tracked linearity in amplifier with adjustable high-frequency gain
US11496282B1 (en) 2021-06-04 2022-11-08 Kandou Labs, S.A. Horizontal centering of sampling point using vertical vernier
US11881969B2 (en) * 2022-04-22 2024-01-23 Samsung Display Co., Ltd. Real-time DC-balance aware AFE offset cancellation

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194419A (ja) * 1984-10-09 1986-05-13 エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン アダプテイブ受信装置
JP2005341582A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Samsung Electronics Co Ltd 決定フィードバックイコライジング入力バッファ
WO2008114318A1 (ja) * 2007-03-19 2008-09-25 Fujitsu Limited 受信回路
US20090316767A1 (en) * 2008-06-20 2009-12-24 Fujitsu Limited Detecting Residual ISI Components Using Two Data Patterns
US20100046683A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Troy James Beukema Adaptive clock and equalization control systems and methods for data receivers in communications systems
JP2012124593A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Fujitsu Ltd 受信回路

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6469555B1 (en) * 2000-08-18 2002-10-22 Rambus, Inc Apparatus and method for generating multiple clock signals from a single loop circuit
US7190754B1 (en) * 2001-12-24 2007-03-13 Rambus Inc. Transceiver with selectable data rate
US8085893B2 (en) * 2005-09-13 2011-12-27 Rambus, Inc. Low jitter clock recovery circuit
US7782935B1 (en) * 2006-08-31 2010-08-24 Altera Corporation Half-rate DFE with duplicate path for high data-rate operation
US8027409B2 (en) * 2007-12-21 2011-09-27 Agere Systems Inc. Noise prediction-based signal detection and cross-talk mitigation
DE102009061783B3 (de) * 2008-01-29 2018-08-09 Infineon Technologies Ag Prädiktions-Phasenregelschleifensystem
JP4956840B2 (ja) 2008-03-14 2012-06-20 日本電気株式会社 判定帰還等化装置及び方法
GB0916341D0 (en) * 2009-09-18 2009-10-28 Texas Instruments Ltd Use of data decisions for temporal placement of samplers
JP5831225B2 (ja) * 2011-12-28 2015-12-09 富士通株式会社 Cdr回路、受信回路、及び、電子装置
US8803573B2 (en) * 2012-10-09 2014-08-12 Lsi Corporation Serializer-deserializer clock and data recovery gain adjustment

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194419A (ja) * 1984-10-09 1986-05-13 エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフアブリケン アダプテイブ受信装置
JP2005341582A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Samsung Electronics Co Ltd 決定フィードバックイコライジング入力バッファ
WO2008114318A1 (ja) * 2007-03-19 2008-09-25 Fujitsu Limited 受信回路
US20090316767A1 (en) * 2008-06-20 2009-12-24 Fujitsu Limited Detecting Residual ISI Components Using Two Data Patterns
US20100046683A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Troy James Beukema Adaptive clock and equalization control systems and methods for data receivers in communications systems
JP2012124593A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Fujitsu Ltd 受信回路

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131291A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 株式会社ソシオネクスト 受信回路、送受信回路および集積回路
JP2016213627A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 富士通株式会社 受信回路及び受信回路の制御方法
WO2017175365A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 株式会社日立製作所 電気信号伝送装置
US10498562B2 (en) 2016-04-08 2019-12-03 Hitachi, Ltd. Electric signal transmission device
JP6086639B1 (ja) * 2016-05-12 2017-03-01 株式会社セレブレクス データ受信装置
TWI596922B (zh) * 2016-05-12 2017-08-21 Cerebrex Inc Data receiving device
JP2018160865A (ja) * 2017-03-24 2018-10-11 シナプティクス・ジャパン合同会社 デジタル信号伝送装置、クロック信号伝送装置、及び、受信回路
JP7007809B2 (ja) 2017-03-24 2022-02-10 シナプティクス・ジャパン合同会社 デジタル信号伝送装置、クロック信号伝送装置、及び、受信回路
US10785070B1 (en) 2019-09-18 2020-09-22 Kioxia Corporation Semiconductor integrated circuit and receiving apparatus
KR20210042004A (ko) * 2019-10-08 2021-04-16 에스케이하이닉스 주식회사 미분 수신기 및 신호 수신 방법
KR102639325B1 (ko) 2019-10-08 2024-02-21 에스케이하이닉스 주식회사 미분 수신기 및 신호 수신 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP6079388B2 (ja) 2017-02-15
US8791735B1 (en) 2014-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6079388B2 (ja) 受信回路及びその制御方法
JP6912702B2 (ja) Cdr回路及び受信回路
JP4956840B2 (ja) 判定帰還等化装置及び方法
JP6652707B2 (ja) 判定帰還型等化回路及び半導体集積回路
JP6032081B2 (ja) 受信回路、及び半導体集積回路
US10129015B2 (en) Phase calibration of clock signals
JP6132985B2 (ja) データ受信器および集積回路にデータ受信器を実装する方法
JP6171843B2 (ja) 受信回路
US9385894B2 (en) Receiving circuit and data decision method
KR100615597B1 (ko) 데이터 입력회로 및 방법
JPWO2012102258A1 (ja) 判定帰還型等化器
JP5510297B2 (ja) 受信回路
TWI542156B (zh) 時脈資料回復電路與方法以及等化訊號分析電路與方法
JPWO2008032492A1 (ja) 判定負帰還型波形等化方法および等化器
TW202044806A (zh) 等化電路
US9455846B2 (en) Decision feedback equalization
JP5494323B2 (ja) 受信回路
JP2014033347A (ja) アダプティブイコライザ、イコライザ調整方法、それを用いた半導体装置および情報ネットワーク装置
JP6488863B2 (ja) 受信回路及び受信回路の制御方法
JP6421515B2 (ja) 信号再生回路および信号再生方法
JP6136711B2 (ja) 受信回路
Go et al. A 28-nm CMOS 11.2-Gbps receiver based on adaptive CTLE and adaptive 3-tap DFE with hysteresis low-pass filter
KR101736796B1 (ko) 데이터 신호의 잡음 제거 장치 및 방법
WO2018217786A1 (en) Multi-stage sampler with increased gain
CN112714085B (zh) 判决反馈均衡电路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6079388

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150