JP6244722B2 - Cdr回路 - Google Patents

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Description

本発明は、CDR(Clock and Data Recovery)回路について説明する。
回路に関する。
従来より、デジタルフィルタにおいて通信信号を適応フィルタ処理する方法がある。この方法では、デジタルフィルタの1つのランに応答してデジタルフィルタを1組の係数でランさせ、1組の係数を使用してデジタルフィルタからの出力が選択したエラーレベルと等しいか否かを決定する。この方法では、さらに、1組の係数を使用してデジタルフィルタからの出力が選択したエラーレベルと等しくないことの決定に応答して1組の係数を使用したデジタルフィルタからの出力が選択したエラーレベルに等しくなるまで1組の係数内において係数を調節し、格納した1組の係数を形成するためにメモリ内に1組の係数を格納する。この方法では、格納した1組の係数をデジタルフィルタのその後のランに応答してメモリからデジタルフィルタ内へロードさせる(例えば、特許文献1参照)。
従来より、5Gbpsのトランシーバーがある。レシーバーはADC(Analog to Digital Converter)を用いたフロントエンドを含む。このフロントエンドは、サンプリングクロックと入力信号の位相差を調整することなく入力信号を抽出する。入力信号の位相トラッキングとデータ判定は、計算領域で行われる(例えば、非特許文献1参照)。
特開2000−077979号公報
Yamaguchi, H. "A 5Gb/s transceiver with an ADC-based feedforward CDR and CMA adaptive equalizer in 65nm CMOS", 2010 IEEE International Solid-State Circuits Conference Digest of Technical Papers (ISSCC)
ところで、従来の方法又はトランシーバーでは、オーバヘッドの増大を抑制しつつ、より小さな位相検出誤差での検出を実現することは行われていない。
そこで、以下で説明する実施の形態では、オーバヘッドの増大を抑制しつつ、より小さな位相検出誤差での検出を実現するCDR回路を提供する。
そこで、オーバヘッドの増大を抑制しつつ、より小さな位相検出誤差での検出を実現するCDR回路を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のCDR回路は、動作クロックに応じて、入力信号をAD変換するADコンバータと、前記入力信号のシンボルレートと等しい第1周波数の第1クロックに、前記第1クロックの変調に用いる第1位相を加算して得る、前記第1周波数よりも高い第2周波数の第2クロックを前記動作クロックとして前記ADコンバータに入力する位相調整部と、前記ADコンバータの出力信号に含まれる位相を検出する位相検出器と、前記位相検出器によって検出される第2位相と、前記第1位相と、自己が出力する第3位相とに基づいてフィルタ処理を行い、前記第3位相を求めるフィルタと、前記フィルタによって求められる前記第3位相と、前記第1位相とを加算して第4位相を求める加算器と、前記加算器によって求められる前記第4位相を用いて、前記ADコンバータの出力信号から再生データを求める判定器とを含み、前記フィルタ処理は、前記第2位相と前記第4位相との位相誤差を最小にする前記第3位相を求める処理である。
オーバヘッドの増大を抑制しつつ、より小さな位相検出誤差での検出を実現するCDR回路を提供することができる。
前提技術のブラインドサンプリング型のCDR回路10を示す図である。 ブラインドサンプリング型のCDR回路10における位相検出誤差を示す図である。 実施の形態1のブラインドサンプリング型のCDR回路100を示す図である。 実施の形態1のブラインドサンプリング型のCDR回路100の動作原理を示す図である。 実施の形態1のCDR回路100において、最小二乗法で直線を求める手法を示す図である。 実施の形態1の変形例のブラインドサンプリング型のCDR回路100Aを示す図である。 実施の形態2のCDR回路の一部と、波形図を示す図である。
実施の形態のブラインドサンプリング型の受信器について説明する前に、図1及び図2を用いて、前提技術によるブラインドサンプリング型のCDR(Clock and Data Recovery)回路10について説明する。
図1は、前提技術のブラインドサンプリング型のCDR回路10を示す図である。
ブラインドサンプリング型のCDR回路10は、ADC(Analog to Digital Converter)1、位相検出器(Phase Detector: PD)2、フィルタ(Filter)3、及び判定器(Decision Circuit)4を含む。
ブラインドサンプリング型のCDR回路10は、入力信号の位相にトラッキングするのではなく、ADC1でサンプリングした信号から位相情報を取り出し、取り出した位相情報を用いて、ADC1でのサンプリングを行う。
ブラインドサンプリング型のCDR回路10は、ADC1でデジタル変換して得る出力信号の位相を位相検出器2で検出し、検出した位相信号をフィルタ3で再生して再生位相コード(Recovered phase code)を生成し、再生位相コードと、ADC1の出力信号とに基づいて、サンプリングした信号に含まれるデータを判定器4で再生する。
判定器4の出力信号は、ADC1の入力信号を再生した再生データ(Recovered Data)である。
ブラインドサンプリング型のCDR回路10において、信号のゼロクロスが生じるサンプル区間(サンプリング間隔)での信号レベルの変化がADC1の分解能よりも小さい場合には、位相検出器2の検出結果に、サンプリング間隔に等しいデッドゾーンが生じる。
図2は、ブラインドサンプリング型のCDR回路10における位相検出誤差を示す図である。
図2(A)は、ブラインドサンプリング型のCDR回路10で1UI(Unit Interval)に2回サンプリングを行う場合の位相検出誤差を示す。ADC1は1ビットで出力は1/0だが、ここでは1/−1で表す。1と−1の間は0(ゼロ)である。
ADC1の入力信号は、送信器から送信され、伝送路を伝送される間に波形が鈍るため、正弦波状の信号になる。信号が0(ゼロ)の点を通過するゼロクロスの実際の位相は分からないが、2つのサンプル点で挟むことができるため、1UIの間の前半又は後半のどちらにゼロクロス点が存在するかを知ることはできる。従って、位相検出誤差は0.5UIp−pとなる。
図2(B)は、図2(A)に比べてADC1のサンプリング回数を2倍にした場合であり、1UIに4回サンプリングを行う場合の位相検出誤差を示す。ADC1は1ビットであり、図2(A)の場合と同様である。
1UIの間にサンプリングを4回行うので、位相検出誤差は図2(A)の場合の半分の0.25UIp−pとなる。
図2(C)は、図2(A)に比べて、ADC1のビット数を2倍にした場合の位相検出誤差を示す。すなわち、2ビットのADCを用いて、1UIに2回サンプリングを行う。
2ビットのADC1は、+1/2、+3/2、−1/2、−3/2の4段階の信号レベルを判定できる。なお、+1/2と−1/2の間が0(ゼロ)である。
2ビットのADC1でサンプリングを行うので、位相検出誤差は図2(A)の場合の半分の0.25UIp−pとなる。
以上のように、図2(A)の場合よりも位相検出誤差を小さくするには、図2(B)に示すようにADCのサンプリング回数を増大させるか、又は、図2(C)に示すようにADCのビット数を増大させればよい。
しかしながら、ADC1のサンプリング回数を増大させる場合と、ADC1のビット数を増大させる場合には、ADC1の周囲のアナログ回路のオーバヘッド(overhead)が大きくなる。
そこで、以下で説明する実施の形態では、オーバヘッドの増大を抑制したCDR回路を提供する。
以下、本発明のCDR回路を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図3は、実施の形態1のブラインドサンプリング型のCDR(Clock and Data Recovery)回路100を示す図である。
実施の形態1のCDR回路100は、入力端子101、出力端子102、ADC(Analog to Digital Converter)110、位相検出器(PD (Phase Detector))120、位相差出力回路130、フィルタ140、加算器150、判定器(Decision Circuit)160、位相調整回路170、基準位相出力部180、及びクロック生成器(Clock gen. (fb))190を含む。
なお、図3では、デジタル信号に含まれる位相情報には、<>を付けて示す。アナログ信号の位相には<>を付けずに示す。
入力端子101は、CDR回路100を含む情報処理装置等の伝送路を介して伝送される入力信号(Input signal)が入力される入力部である。CDR回路100は、入力端子101を介して、伝送路を経て伝送されるデータを受信する。入力信号(Input signal)のシンボルレート(symbol rate)はfbであり、位相はθinである。二値変調の場合、ビットレート(bit rate)もfbである。なお、四値変調の場合のビットレートはfb*2になる。
出力端子102は、CDR回路100が再生した再生データ(Recovered Data)を出力する出力部である。出力端子102は、CDR回路100を含む情報処理装置等の伝送路に接続されている。
ADC110は、入力端子101に入力されるデータをアナログデジタル変換することにより、デジタルコードの列を生成する。ADC110は、位相調整回路170から動作クロックとして入力されるクロックCLKの立ち上がり及び立ち下がりに応じて、データのデータ間隔毎に(1UI(Unit Interval)毎に)2点のサンプリングを行う。これは、図2(A)に示す前提技術のADC1と同様である。ADC110によってデジタル変換された出力信号は、位相検出器120と判定器160に入力される。
位相検出器120は、ADC110でデジタル変換されたデジタル信号の位相情報θPD(k)を検出する。位相情報θPD(k)は、ADC110でデジタル変換されたデジタル信号に含まれる。位相情報θPD(k)は、位相検出器120によって検出される、入力信号に含まれる位相の実測値(測定値)である。位相検出器120が検出する位相情報θPD(k)を表すデジタル信号は、位相差出力回路130に入力される。
ここで、kは、1からNまでの整数であり、位相調整回路170からADC110に動作クロックとして入力されるクロックCLKの1周期毎に1つずつ増大する。kは、Nまで増大すると、1に戻る。Nは、後述する式(3)に含まれる値である。
位相差出力回路130は、位相検出器120によって検出される位相情報θPD(k)から、フィルタ140が出力するデジタル信号に含まれる位相情報Δθと、基準位相出力部180が出力するデジタル信号に含まれる基準位相情報θ(k)とを減じて得る位相情報θ(k)を含むデジタル信号を出力する。位相情報θ(k)は、次式(1)で表される。
θ(k)=θPD(k)−θ(k)−Δθ (1)
位相差出力回路130が出力する位相情報θ(k)は、フィルタ140に入力される。
フィルタ140は、クロックCLKの1周期毎に位相差出力回路130から出力される位相情報θ(k)の集合に対して、最小二乗法による近似処理を行うことにより、位相情報Δθを含むデジタル信号を出力する。位相情報Δθは、位相検出器120が検出する位相情報θPD(k)と、加算器150から位相コードとして出力される位相情報θ(k)との位相誤差の最小値であり、最小二乗法による近似処理によって求められる。フィルタ140が出力するデジタル信号に含まれる位相情報Δθは、位相差出力回路130と加算器150に入力される。なお、最小二乗法による近似処理については、後述する。
加算器150は、フィルタ140から出力される位相情報Δθと、基準位相出力部180から出力される基準位相情報θ(k)とを加算して、次式(2)で表される位相情報θ(k)を含むデジタル信号を出力する。加算器150から出力される位相情報θ(k)は、判定器160に入力される。
θ(k)=Δθ+θ(k) (2)
位相情報θ(k)は、入力端子101に入力される入力信号から取り出した位相コードである。
判定器160は、加算器150が出力する位相情報θ(k)(位相コード)を用いてADC110の出力信号を再生し、再生データを出力する。
位相調整回路170は、クロック生成器190から出力されるクロックCLK(fb)の位相を調整したクロックCLKを出力する。位相調整回路170は、デジタル−アナログ変換を行うことにより、クロックCLK(fb)の位相信号θclkから、基準位相出力部180から出力される基準位相θ(k)を減じる。これにより、位相調整回路170から出力されるクロックCLKの位相信号は、θclk−θ(k)となる。なお、位相調整回路170としては、フェイズインターポレータ(phase interpolator)又は遅延制御回路(delay control circuit)を用いることができる。
クロック生成器190から出力されるクロックCLK(fb)の周波数はfbであり、入力信号の周波数fbと等しい。このため、位相調整回路170から出力されるクロックCLKの周波数fclkは、基準位相θ(k)が正の値を取る場合には、クロックCLK(fb)の周波数fbよりも高くなる。
また、基準位相出力部180から出力される基準位相情報θ(k)は、周期関数であり、周期はNクロックサイクルとする。各クロックサイクルにインデックスk (k = 1, 2, ..., N) を付ける。変調前のクロックCLK(fb)の周期はTb=1/fbである
基準位相出力部180は、基準位相情報θ(k)を出力する。基準位相情報θ(k)は、周期関数であり、例えば、次式(3)で表すことができる。
θ(k)=k×Δf×T (3)
ただし、式(3)にはサイクルスリップは含まれていない。サイクルスリップとはデータとクロックとの間に周波数オフセットが存在する場合に、周期的に見かけ上あるクロックサイクル内のデータ数が減少(fclk>fdata)もしくは増加(fclk<fdata)することである。
また、図6に示したΔfは、Δf=fclk−fbで表される。
従って、クロックCLK(fb)と等しい周波数の入力信号のデータの7UIの期間と、位相調整回路170からADC110に入力されるクロックCLKの8周期分の期間(8Tclk)が等しいことになる。
これは、換言すれば、次の通りである。クロック生成器190から出力されるクロックCLK(fb)の8周期分の期間(8T)と、クロックCLK(fb)と等しい周波数の入力信号のデータの8UIの期間とは等しい。
位相調整回路170からADC110に入力されるクロックCLKの8周期分の期間(8Tclk)は、クロックCLK(fb)と等しい周波数の入力信号のデータの7UIの期間とが等しい。
このため、位相調整回路170から出力されるクロックCLKの周波数fclkは、クロック生成器190から出力されるクロックCLK(fb)の周波数fbの8/7倍である。すなわち、fclk=(8/7)×fbである。
このように、実施の形態1では、ADC110に入力するクロックCLKの周波数fclkを変調する。
なお、基準位相出力部180は、位相情報θ(k)を含むデジタル信号を出力できる回路である
クロック生成器190は、入力信号と等しい周波数fbのクロックCLK(fb)を出力する。クロック生成部190は、例えば、PLL(Phase Locked Loop)である。
ここで、フィルタ140によって行われる、最小二乗法による近似処理について説明する。
フィルタ140が出力する位相情報Δθは、位相検出器120が検出する位相情報θPD(k)と、加算器150から位相コードとして出力される位相情報θ(k)との位相誤差の最小値であり、次のような最小二乗法による近似処理によって求められる。
最小二乗法による近似処理では、加算器150から位相コードとして出力される位相情報θ(k)と、位相検出器120が検出する位相情報θPD(k)との誤差の2乗和E(Δθ)が最小になるような位相情報Δθを求める。ここで、kが1からNの周期に対してE(Δθ)は次式(4)で与えられる。
式(4)においてE(Δθ)をΔθで微分してゼロ(0)とおくと、次式(5)が得られる。
従って、位相Δθは、次式(6)がゼロ(0)でないときに、式(7)で与えられる。式(6)で表されるNedgeは、Nクロックサイクル内で観察されるデータエッジ(トランジションポイント)の数である。なお、S(k)の値は、区間kにデータエッジが入っていればS(k)=1、入っていなければS(k)=0である。
式(7)は、位相情報Δθが位相検出器120の出力する位相情報θPD(k)と、基準位相出力部180から出力される基準位相情報θ(k)との差の平均値で求められることを示している。
従って、フィルタ140は、式(7)で表されるΔθを得るためのフィルタ処理による演算を、フィルタ140と位相差出力回路130とで構築するループで行えるように構築されていればよい。
図4は、実施の形態1のブラインドサンプリング型のCDR回路100の動作原理を示す図である。ここでは、前提技術のブラインドサンプリング型のCDR回路10(図1参照)との違いを説明するために、まず、図4(A)、(B)を用いて、前提技術のブラインドサンプリング型のCDR回路10の動作について説明する。実施の形態1のブラインドサンプリング型のCDR回路100の動作については、図4(C)、(D)を用いて後に説明する。
ここで、サンプリングをn回行う場合にはn相クロックを使う。図4はサンプリングを2回行い、かつADCの分解能が1ビットの例である。Blind samplingでADCの分解能が1ビットの場合、PDは隣接するサンプル点の間にデータエッジがあるかどうかのみを検出する。
図4(A)は、前提技術のブラインドサンプリング型のCDR回路10の入力データとクロックを示すタイミングチャートである。図4(A)には、クロックの波形の下に、クロックのHレベルの区間をAで示し、クロックのLレベルの区間をBで示す。以下、区間Aを濃いグレーで示し、区間Bを薄いグレーで示す。
図4(A)では、データの1UIとクロックCLKの1周期(Tclk)は一致している。すなわち、データの周波数fbとクロックCLKの周波数fclkは等しい(fb=fclk)。このため、8UIのデータは、それぞれ、8Tclkの期間においてサンプリングされる。
8Tclkのうちの最初(1番目)の区間において、データのトランジションポイントが、クロックCLKの区間Bの中央に位置しているため、クロックの2番目から8番目のすべての周期Tclkにおいて、データのトランジションポイントは、区間Bの中央にある。
このため、8つのデータのトランジションポイントは、すべて区間Bに含まれる。このように8つのデータのトランジションポイントが、区間A又はBのいずれに含まれるか表すパターンを図4(B)に示す。図4(B)は、データの周波数fbとクロックCLKの周波数fclkが等しい(fb=fclk)場合に、8UIのデータのトランジションポイントが表れる区間A、Bの組み合わせを示す図である。
上述のように、8つのデータの1番目から8番目までのすべてのデータのトランジションポイントが区間Bに含まれる場合は、図4(B)の下段に示すように、区間Bが8つ並ぶことになる。
また、上述の場合とは異なり、8つのデータの1番目から8番目までのすべてのデータのトランジションポイントが区間Aに含まれる場合は、図4(B)の上段に示すように、区間Aが8つ並ぶことになる。
図4(B)は、8つのデータのトランジションポイントが区間A又はBのいずれに含まれるかを示す図である。データの周波数fbとクロックCLKの周波数fclkが等しい(fb=fclk)場合は、8つのデータのトランジションポイントは、すべて区間A(図4(B)の上段参照)に含まれるか、すべて区間B(図4(B)の下段参照)に含まれることになる。
これに対して、実施の形態1のブラインドサンプリング型のCDR回路100(図3参照)では、図4(C)に示すように、データの周波数fbに対して、ADCに入力するクロックの位相fclkをデータの周波数fbの1/7だけずらしている(変調している)。このため、ADCに入力されるクロックの周波数fclkは、fclk=(8/7)fbになる。クロックの周波数fclkの変調分は、データの周波数fbの1/7である。
ADCに入力されるクロックの周波数fclkを、fclk=(8/7)fbにすると、図4(C)に示すように、8周期のクロックを用いて7UIのデータのサンプリングが行われることになる。このため、図4(C)では、7UIのデータの区間と8周期のクロックの期間が一致している。
図4(C)には、クロックCLKの波形の下に、クロックCLKのHレベルの区間をAで示し、クロックCLKのLレベルの区間をBで示す。区間Aは濃いグレーで示し、区間Bは薄いグレーで示す。
なお、図4(C)に示すデータの1UIは、図4(A)に示すデータの1UIよりも長く示してあり、図4(C)に示すクロックCLKと、図4(A)に示すクロックとは同一周期で表してある。
図4(C)に示すように、データのトランジションポイントは、7UIのデータのうちの1番目のデータでは、クロックCLKの区間Aの最前部に位置しており、2番目のデータ以降のトランジションポイントは、徐々に区間Aの後方に移動している。
7UIのデータのうちの5番目のデータのトランジションポイントは、区間Bに突入し、6番目、7番目のデータでは、区間Bの中で徐々に後方に移動している。
このように、図4(C)では、データのトランジションポイントがクロックCLKの区間A、Bのうちのどこかに表れる。このため、7UIのデータのトランジションポイントがクロックCLKの区間A、Bに表れる位相のパターンは、図4(D)に示すように14通り存在する。
図4(D)は、データの周波数fbに対して、ADCに入力するクロックの周波数fclkをfbの1/7だけずらしている(fclk=(8/7)fb)場合に、7つのデータのトランジションポイントが表れる区間A、Bの組み合わせを示す図である。
図4(D)の最上段に示すパターンは、7UIのデータのトランジションポイントが、区間A、A、A、A、B、B、Bに表れた場合を示しており、これは、図4(C)に示すパターンに対応する。
図4(D)には、7UIのデータのトランジションポイントがクロックCLKの区間A、Bに表れる位相の14通りのパターンを示す。14通りのパターンは、データのトランジションポイントが区間Aから区間Bに遷移する場合の7通りのパターンと、データのトランジションポイントが区間Bから区間Aに遷移する場合の7通りのパターンとの合計である。図4(D)には、パターン番号m=0〜13の14通りのパターンを示す。
図4(D)に示す14通りのパターンは、データの周波数fbに対して、ADCに入力するクロックの周波数fclkをfbの1/7だけずらした場合に得られる、トランジションポイントのすべてのパターンを表す。
ただし、実際には、クロックCLKの位相に対して、データのトランジションポイントは任意のタイミングで発生するため、7UIのデータのトランジションポイントがクロックCLKの区間A、Bに表れる位相のパターンは、図4(C)に示す14通りのパターンうちのいずれかになる。14通りのパターンは、説明のために、パターン番号nが0から13のものを順番に並べたものである。
なお、図4(C)において、クロックCLKは差動形式のクロックであってもよい。
図5は、実施の形態1のCDR回路100において、最小二乗法で直線を求める手法を示す図である。図5(A)と図5(B)には、別々のパターンのデータに対して最小二乗法による近似処理を行って得る直線θ(k)を示す。
図5(A)、(B)において、横軸は、クロックの周期(Tclk)を単位として時間を表す。横軸に示す整数はkである。また、縦軸は、UI単位でデータの位相(Data phase)を表す。
ここで、1UIの間にサンプリングをn回行う場合にはn相クロックを使う。図5はサンプリングを2回行い、かつADCの分解能が1ビットの例である。Blind samplingでADCの分解能が1ビットの場合、PD(位相検出器)は隣接するサンプル点の間にデータエッジがあるかどうかのみを検出する。
また、ここでは、CDR回路100の位相検出器120の出力θPD(k)は、データのトランジションポイントが区間Aにあるときは0.25UIであり、データのトランジションポイントが区間Bにあるときは0.75UIであることとする。
例えば、図5(A)に示すように、区間Aでは、k=2のときにデータのトランジションポイントが得られ、区間Bでは、k=5、6のときにデータのトランジションポイントが得られたとする。これらのトランジションポイントを白丸(○)で示す。
この場合に、式(7)によって得られるΔθはゼロ(0)であるとすると、式(2)より、加算器150から出力される位相情報θ(k)は基準位相情報θ(k)と等しい。すなわち、θ(k)=θ(k)が成り立つ。
従って、加算器150から出力される位相情報θ(k)は基準位相情報θ(k)となり、判定器160は、加算器150が出力する位相情報θ(k)(位相コード)として基準位相情報θ(k)を用いてADC110の出力信号を再生し、再生データを出力する。すなわち、0.5UIp−pよりも小さな位相検出誤差を得ることができる。
また、図5(B)に示すように、区間Aでは、k=1、2、7のときにデータのトランジションポイントが得られ、区間Bでは、k=4、6のときにデータのトランジションポイントが得られたとする。これらのトランジションポイントを白丸(○)で示す。
この場合に、式(7)によって得られるΔθは0.25UIであるとすると、式(2)より、加算器150から出力される位相情報θ(k)は、θ(k)=θ(k)+0.25UIとなる。
従って、判定器160は、加算器150が出力する位相情報θ(k)(位相コード)として、θ(k)=θ(k)+0.25UIを用いてADC110の出力信号を再生し、再生データを出力する。すなわち、0.5UIp−pよりも小さな位相検出誤差を得ることができる。
以上のように、実施の形態1のCDR回路100によれば、ADC110のサンプリング回数の増大、又は、ビット数の増大のいずれも行うことなく、位相検出誤差を0.5UIp−pよりも小さくすることができる。
従って、オーバヘッドの増大を抑制しつつ、より小さな位相検出誤差での検出を実現したCDR回路100を提供することができる。
なお、以上では、CDR回路100が位相調整回路170を含む形態について説明したが、図6に示すCDR回路100Aのような構成であってもよい。図6は、実施の形態1の変形例のブラインドサンプリング型のCDR回路100Aを示す図である。
図6に示すCDR回路100Aは、位相調整回路170(図3参照)を含まず、クロック生成器190Aが出力するクロックCLKの周波数がfb+Δfであり、周波数fb+Δfが図3に示す位相調整回路170が出力するクロックCLKの位相信号θclk−θ(k)に対応している。このようなクロック生成器190Aを含む場合は、位相調整回路170(図3参照)を省略することができる。クロック生成器190Aは、位相がθclk−k×Δf×TのクロックCLKを出力する。
<実施の形態2>
図7は、実施の形態2のCDR回路の一部と、波形図を示す図である。
図7(A)に示す位相補間器(PI: Phase Interpolator)210は、制御信号Dinに応じて、入力クロックCLKinの位相を補間して、図7(B)に示すように、任意の位相の出力クロックCLKoutを出力することができる。
この場合、位相補間器210は、基準位相情報θ(k)を位相差出力回路130と加算器150に入力する。また、位相補間器210は、基準位相情報θ(k)に応じた電圧を制御信号Dinとして用い、クロック生成器190から入力されるクロックCLK(fb)を入力クロックCLKinとして用いて、出力クロックCLKoutとしてクロックCLKを出力すればよい。
以上のように、実施の形態2のCDR回路によれば、ADC110のサンプリング回数の増大、又は、ビット数の増大のいずれも行うことなく、位相検出誤差を0.5UIp−pよりも小さくすることができる。
従って、オーバヘッドの増大を抑制しつつ、より小さな位相検出誤差での検出を実現したCDR回路を提供することができる。
図7(C)に示すように
なお、図7(A)、(B)には、三角波状の入力クロックCLKinと出力クロックCLKoutを示したが、図7(C)に示すようなランプ波形、又は、図7(D)に示すような鋸波形の信号を入力クロックCLKinと出力クロックCLKoutとして用いてもよい。
以上、本発明の例示的な実施の形態のCDR回路100について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
動作クロックに応じて、入力信号をAD変換するADコンバータと、
前記入力信号と等しい第1周波数の第1クロックに、前記第1クロックの変調に用いる第1位相を加算して得る第2周波数の第2クロックを前記動作クロックとして前記ADコンバータに入力する位相調整部と、
前記ADコンバータの出力信号に含まれる位相を検出する位相検出器と、
前記位相検出器によって検出される第2位相と、前記第1位相と、自己が出力する第3位相とに基づいてフィルタ処理を行い、前記第3位相を求めるフィルタと、
前記フィルタによって求められる前記第3位相と、前記第1位相とを加算して第4位相を求める加算器と、
前記加算器によって求められる前記第4位相を用いて、前記ADコンバータの出力信号から再生データを求める判定器と
を含み、
前記フィルタ処理は、前記第2位相と前記第4位相との位相誤差を最小にする前記第3位相を求める処理である、CDR回路。
(付記2)
動作クロックに応じて、入力信号をAD変換するADコンバータと、
前記入力信号と等しい第1周波数の第1クロックに、前記第1クロックの変調に用いる第1位相を加算して得る第2周波数の第2クロックを前記動作クロックとして前記ADコンバータに入力するクロック生成部と、
前記ADコンバータの出力信号に含まれる位相を検出する位相検出器と、
前記位相検出器によって検出される第2位相と、前記第1位相と、自己が出力する第3位相とに基づいてフィルタ処理を行い、前記第3位相を求めるフィルタと、
前記フィルタによって求められる前記第3位相と、前記第1位相とを加算して第4位相を求める加算器と、
前記加算器によって求められる前記第4位相を用いて、前記ADコンバータの出力信号から再生データを求める判定器と
を含み、
前記フィルタ処理は、前記第2位相と前記第4位相との位相誤差を最小にする前記第3位相を求める処理である、CDR回路。
(付記3)
前記第1位相は、周期関数で表される位相である、付記1又は2記載のCDR回路。
(付記4)
前記第1位相は、前記第1クロックの周期毎に線形的に変化する、付記3記載のCDR回路。
(付記5)
前記第1位相の信号を出力する位相信号出力部をさらに含む、付記1乃至4のいずれか一項記載のCDR回路。
(付記6)
前記加算器と前記位相信号出力部は、位相補間器によって実現される、付記5記載のCDR回路。
(付記7)
前記位相検出器と前記フィルタとの間に設けられ、前記第2位相から、前記第1位相及び前記第3位相を減算して得る位相差を前記フィルタに入力する、位相差検出部をさらに含む、付記1乃至6のいずれか一項記載のCDR回路。
100 CDR回路
101 入力端子
102 出力端子
110 ADC
120 位相検出器
130 位相差出力回路
140 フィルタ
150 加算器
160 判定器
170 加算器
180 基準位相出力部
190 クロック生成器
210 位相補間器

Claims (6)

  1. 動作クロックに応じて、入力信号をAD変換するADコンバータと、
    前記入力信号のシンボルレートと等しい第1周波数の第1クロックに、前記第1クロックの変調に用いる第1位相を加算して得る、前記第1周波数よりも高い第2周波数の第2クロックを前記動作クロックとして前記ADコンバータに入力する位相調整部と、
    前記ADコンバータの出力信号に含まれる位相を検出する位相検出器と、
    前記位相検出器によって検出される第2位相と、前記第1位相と、自己が出力する第3位相とに基づいてフィルタ処理を行い、前記第3位相を求めるフィルタと、
    前記フィルタによって求められる前記第3位相と、前記第1位相とを加算して第4位相を求める加算器と、
    前記加算器によって求められる前記第4位相を用いて、前記ADコンバータの出力信号から再生データを求める判定器と
    を含み、
    前記フィルタ処理は、前記第2位相と前記第4位相との位相誤差を最小にする前記第3位相を求める処理である、CDR回路。
  2. 動作クロックに応じて、入力信号をAD変換するADコンバータと、
    前記入力信号のシンボルレートと等しい第1周波数の第1クロックに、前記第1クロックの変調に用いる第1位相を加算して得る、前記第1周波数よりも高い第2周波数の第2クロックを前記動作クロックとして前記ADコンバータに入力するクロック生成部と、
    前記ADコンバータの出力信号に含まれる位相を検出する位相検出器と、
    前記位相検出器によって検出される第2位相と、前記第1位相と、自己が出力する第3位相とに基づいてフィルタ処理を行い、前記第3位相を求めるフィルタと、
    前記フィルタによって求められる前記第3位相と、前記第1位相とを加算して第4位相を求める加算器と、
    前記加算器によって求められる前記第4位相を用いて、前記ADコンバータの出力信号から再生データを求める判定器と
    を含み、
    前記フィルタ処理は、前記第2位相と前記第4位相との位相誤差を最小にする前記第3位相を求める処理である、CDR回路。
  3. 前記第1位相は、周期関数で表される位相である、請求項1又は2記載のCDR回路。
  4. 前記第1位相は、前記第1クロックの周期毎に線形的に変化する、請求項3記載のCDR回路。
  5. 前記第1位相の信号を出力する位相信号出力部をさらに含む、請求項1乃至4のいずれか一項記載のCDR回路。
  6. 前記位相検出器と前記フィルタとの間に設けられ、前記第2位相から、前記第1位相及び前記第3位相を減算して得る位相差を前記フィルタに入力する、位相差検出部をさらに含む、請求項1乃至5のいずれか一項記載のCDR回路。
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