JP2014033347A - アダプティブイコライザ、イコライザ調整方法、それを用いた半導体装置および情報ネットワーク装置 - Google Patents

アダプティブイコライザ、イコライザ調整方法、それを用いた半導体装置および情報ネットワーク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
トレーニングパタンを用いることなく、自動調整可能な多タップに対応したアダプティブイコライザおよびその調整方法を提供する。
【解決手段】
受信したデータ信号を入力し、イコライザ量調整信号に基づいて波形整形を行い、データを出力する、多タップを備えた判定帰還型イコライザ100と、前記判定帰還型イコライザの出力データから、予め決められたデータのパタンを検出するパタン検出部140と、位相の異なるクロックにより取得したデータを評価してイコライザ量調整信号を出力するイコライザ量調整部150とからなり、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、前記イコライザ量調整信号に基づいて、前記判定帰還型イコライザの異なるタップを調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速データ伝送用受信回路の高域補償用のアダプティブイコライザおよびその調整方法に関する。
近年、サーバやルータなどの情報機器では装置間や回路基板間での高速データ伝送の要求が高まっており、伝送速度の向上とともに基板伝送損失が増加している。そのため、装置間や基板間の伝送用のICにおいて、受信回路には高域補償回路(アナログイコライザ、判定帰還型イコライザ(DFE: Decision Feedback Equalizer )等)が必要である。
従来の高速データ伝送に用いる受信回路では、高域補償回路としてアナログイコライザのみを搭載している。イコライザの設定は、実装データに基づいて値を予め設定して行っており、実装のばらつき分の余裕を取った値の設定を行う。これに対して、近年伝送速度が向上しており、伝送損失の増大に伴い、アナログイコライザと多タップDFEとを組み合わせて高域補償を行う必要がある。また、実装設計に対する誤差が大きくなること、電源電圧や温度などの回路特性が変化することなどが予測されるため、高域補償回路自身で自動的に最適化するアダプティブなイコライザ設定技術が必要となる。
図4(a)に、伝送システムの概略ブロック図を示す。送信回路10内のプリエンファシス回路でプリエンファシスしたデジタル信号を伝送路20で伝送する。伝送路20により高域が減衰するため、受信回路30内のイコライザ(DFE)により高域の補償を行う。図4(b)に、高速伝送の簡易ブロック図の一例を示す。高速伝送の受信回路30では、受信信号を可変ゲインアンプVGA31で増幅した後、アナログイコライザEQ32と多タップDFE33を組み合わせて高域補償を行い、リミットアンプLA34で増幅した後に、クロック・データ・リカバリCDR回路35でクロック信号を取り出す。
高速伝送のためのイコライザ回路に関する技術として、特許文献1には、「タップ付き遅延回路を有し、入力信号に対してタップ係数込みの演算を行って等化出力信号を出力する等化フィルタ部と、前記等化フィルタ部のタップ係数を設定するタップ係数制御手段と、前記タップ係数を記憶するタップ係数記憶手段とを備えた波形等化器の波形等化方法であって、前記タップ係数記憶手段に記憶されたタップ係数を初期値に設定し、第1の時間に受信される既知信号を用い、前記等化フィルタ部のタップ係数のトレーニングを行い、該トレーニング終了時に前記トレーニング結果のタップ係数を前記タップ係数記憶手段に記憶する第1のステップと、前記タップ係数記憶手段に記憶された、前記トレーニング結果のタップ係数を用い、前記第1の時間に続く第2の時間、受信されるデータ信号のトラッキングを行う第2のステップとを有し、前記第1のステップおよび前記第2のステップを繰り返し行う波形等化方法。」と記載されている(請求項1参照)。
また、特許文献2には、「入力信号のレベル調整を行うイコライザの特性を調整するイコライザ調整方法であって、前記入力信号のデータ遷移に基づいて、第1のタイミングを選択し、前記入力信号の信号周期に基づき、前記第1のタイミングから一定時間前の第2のタイミングと、前記第1のタイミングから一定時間後の第3のタイミングとを選択し、前記第1のタイミングに基づき、前記入力信号をサンプリングし、前記サンプリングにより抽出したサンプリングデータから隣接するデータビットの値が互いに異なる連続する3ビットのデータを検出し、前記入力信号の受信波形が開口部を有するか否かを判定し、前記3ビットのデータを検出した場合、前記第1のタイミングでサンプリングした値と、前記第2のタイミングでサンプリングした値と、前記第3のタイミングでサンプリングした値と、前記開口部を有するか否かの判定とを参照して前記イコライザの特性の調整をするイコライザ調整方法。」と記載されている(請求項1参照)。
また、特許文献3には、「受信データに係る波形等化量を調整するためのデータを取得するデータ取得部と、取得した前記データのデータパタンを評価してUp信号とDown信号とを出力するデータパタン評価部と、前記Up信号と前記Down信号との数をカウントするUp/Down信号カウント部と、前記データ取得部で取得したデータの数をカウントして所定のカウント数を満たしているかを評価する取得データ数判定部と、カウントしたUp信号の数とDown信号の数との差分と所定の差分しきい値を比較して波形等化量調整信号を出力するUp/Down信号差分評価部とで構成される波形等化量調整回路。」と記載されている(請求項5参照)。
特開2006−140910号公報 特開2011−14973号公報 特開2010−98532号公報
特許文献1には、トレーニングパタンとトレーニング期間を設けて等化フィルタの最適調整を行うことが記載されているが、データ信号中にトレーニング期間を設けてトレーニングパタンを入れる必要があるため、伝送するデータ量が少なくなること、また、伝送規格とは異なることから、適用が困難である。
特許文献2には、010パタンを検出し、0→1と1→0のエッジ間が1UIとなるように閾値を変えて最適調整することが開示されているが、1タップのみ調整可能な構成であり、多タップには未対応である。また、検出パタン010以前のデータの符号間干渉(ISI)の影響による収束のばらつきが大きくなってしまう。
特許文献3には、ランダムな信号パタンの0(又は1)連続ビット後の0→1(又は1→0)の推移点のHigh/Lowによってイコライザの過不足を判別して、イコライザ量を最適調整することが記載されているが、1タップのみ調整可能な構成であり、多タップには未対応である。
本発明は、トレーニングパタンを用いることなく、自動調整可能な多タップに対応したアダプティブイコライザおよびその調整方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のアダプティブイコライザは、受信したデータ信号を入力し、イコライザ量調整信号に基づいて波形整形を行い、データを出力する、多タップを備えた判定帰還型イコライザと、前記判定帰還型イコライザの出力データから、予め決められたデータのパタンを検出するパタン検出部と、位相の異なるクロックにより取得したデータを評価してイコライザ量調整信号を出力するイコライザ量調整部とからなり、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、前記イコライザ量調整信号に基づいて、前記判定帰還型イコライザの異なるタップを調整するようにしたことを特徴とするものである。
本発明のアダプティブイコライザにおいて、複数のイコライザ量調整部を備え、前記イコライザ量調整部は、それぞれ、予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力するものでよい。
また、上記のアダプティブイコライザにおいて、予め決められたデータのパタンは、0の連続ビット後の01の繰り返しパタン、または、1の連続ビット後の10の繰り返しパタンでよい。
また、上記のアダプティブイコライザにおいて、01の繰り返しパタンまたは10の繰り返しパタンの、最初の0→1または1→0の推移点の値によって1タップ目の最適調整を、次の1→0または0→1の推移点の値によって2タップ目の最適調整を行うというように、順次各タップの最適調整を行うように構成したものでよい。
本発明のアダプティブイコライザにおいて、パタン検出部の異なる検出信号を選択するセレクタを備え、イコライザ量調整部は、前記セレクタで選択した異なる検出信号に応じて、順次、予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力するものでよい。
また、上記のアダプティブイコライザにおいて、異なる検出信号は、0の連続ビット後の01の繰り返しのパタンから、所定の長さのビットを順次シフトして選択したものでよい。
本発明のイコライザ調整方法は、受信したデータ信号を入力し、イコライザ量調整信号に基づいて波形整形を行い、データを出力する、多タップを備えた判定帰還型イコライザを用いたイコライザ調整方法であって、前記判定帰還型イコライザの出力データから、予め決められたデータのパタンを検出するステップと、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移において、位相の異なるクロックにより取得したデータを評価してイコライザ量調整信号を出力するステップと、前記イコライザ量調整信号に基づいて、前記判定帰還型イコライザの異なるタップを調整するステップを備えるものである。
本発明のイコライザ調整方法において、イコライザ量調整信号を出力するステップは、並列して、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力するものでよい。
また、上記のイコライザ調整方法において、予め決められたデータのパタンは、0の連続ビット後の01の繰り返しパタン、または、1の連続ビット後の10の繰り返しパタンでよい。
本発明のイコライザ調整方法において、予め決められたデータのパタンから、順次、異なる検出信号を選択するステップと、前記異なる検出信号に応じて、順次、予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力するステップを備えるものでよい。
また、上記のイコライザ調整方法において、異なる検出信号は、0の連続ビット後の01の繰り返しのパタンから、所定の長さのビットを順次シフトして選択したものでよい。
本発明の半導体装置は、上記のアダプティブイコライザを受信用ICに備えたものである。
また、本発明の情報ネットワーク装置は、上記のアダプティブイコライザを受信用ICに備えた半導体装置を、レシーバに備えたものである。
本発明によれば、トレーニングパタンを用いることなく、自動調整可能な多タップに対応したアダプティブイコライザおよびその調整方法を提供することができる。
本発明の実施例1のアダプティブコライザを示すブロック図である。 本発明の実施例1のアダプティブイコライザの動作原理を示す図である。 本発明の実施例1のアダプティブイコライザの動作を示すフローチャートである。 伝送システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2のアダプティブイコライザを示すブロック図である。 本発明の実施例2のアダプティブイコライザの動作原理を示す図である。 本発明の実施例2のアダプティブイコライザの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3の半導体装置を示す図である。 本発明の実施例4の情報ネットワーク装置を示す図である。 従来の波形等化量調整回路の動作原理を示す図である。 従来の波形等化量調整回路の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態を説明する前に、本発明の前提となる特許文献3に記載の波形等化量調整回路および波形等化量調整方法について説明する。特許文献3記載の発明は、ランダムな信号パタンの0(または1)連続ビット後の0→1(または1→0)の推移点のHigh/Lowによって、イコライザの過不足を判別して、最適に調整するものである。
図10を用いて、動作原理を説明する。ここで、図10(a)はイコライザが最適な場合の受信データ波形を、図10(b)はイコライザが不足の場合の受信データ波形を、図10(c)はイコライザが超過の場合の受信データ波形を示す。なお、図10(d)はCDRによる再生クロック波形である。図10において、受信データ波形の信号レベルが、閾値より大きい場合の符号を1(High)、小さい場合の符号を0(Low)と表す。図において、実線は101のデータの波形を、点線は001のデータの波形を表す。また、データDはデータDに対してNクロック前のデータ(Nは1〜4程度)を、データD−0.5はデータDに対して0.5クロック後のデータを、データD−1はデータDに対して1クロック後のデータを表している。
イコライザが最適な図10(a)の場合、CDRの再生クロック(d)で取得したデータD、D、D−1が101パタンおよび001パタンのとき共に、再生クロックから半データシンボル分ずれたクロックで取得されたデータD−0.5の信号レベルは、閾値付近にある。したがって、データD−0.5の出現確率は、1と0が1:1となる。
イコライザが不足している図10(b)の場合、データD、D、D−1が101パタンのとき、データD−0.5の信号レベルは、閾値より大きいため、1の出現確率が0に比べて高い。これに対し、001パタンのときは、データD−0.5の信号レベルは、閾値より小さいため、0の出現確率が1に比べて高い。
イコライザが超過している図10(c)の場合、データD、D、D−1が101パタンのとき、データD−0.5の信号レベルは、閾値より小さいため、0の出現確率が1に比べて高い。これに対し、001パタンのときは、データD−0.5の信号レベルは、閾値より大きいため、1の出現確率が0に比べて高い。
このように、イコライザ量が最適時と、不足時と、超過時とで、データD、D、D−1のデータパタンに対して、データD−0.5の0/1符号の出現率が変化することから、この出現率の変化を利用してイコライザ量を最適に調整することができる。
なお、データパタンとしては、符号を反転した010パタンおよび110パタンでもよい。
図11に、波形等化量調整回路150のブロック構成図を示す。図において、データ取得部151は、波形等化量を調整するために必要となるデータD、D、D−1、D−0.5を取得する。データパタン評価部152は、図10の関係に基づいて、取得データを評価して波形等化量の過剰(強い)な場合にはDown信号を、不足(弱い)な場合にはUp信号を出力する。Up/Down信号カウント部154は、Up信号およびDown信号の数をカウントする。取得データカウント部156は、データ取得部151で取得したデータの数をカウントして、所定のカウント数を満たしているかを評価する。Up/Down信号差分評価部158は、カウントしたUp信号とDown信号の数の差分と所定のしきい値とを比較して、比較結果に応じた波形等化量調整信号を出力する。すなわち、Up信号とDown信号の差分がしきい値以上でかつDown信号に比べてUp信号が大きい場合は、波形等化量を増やす方向の波形等化量調整信号を出力する。Up信号とDown信号の差分がしきい値以上でかつUp信号に比べてDown信号が大きい場合は、波形等化量を減らす方向の波形等化量調整信号を出力する。Up信号とDown信号の差分がしきい値を超えていない場合は、波形等化量を維持する波形等化量調整信号を出力する。
波形等化量調整信号を、イコライザに出力することで波形等化量を最適化することができる。しかし、1タップのみ調整可能な構成であり、多タップには対応していない。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。各図面において、同一の構成要素にはなるべく同一の番号を付し、繰り返しの説明は省略する。
図1〜3を用いて、本発明の実施例1のアダプティブイコライザおよびその調整方法を説明する。図1は、実施例1のアダプティブイコライザのブロック構成図を示し、図2は、実施例1のアダプティブイコライザの動作原理を示す。また、図3は、実施例1のアダプティブイコライザの調整方法のフローチャートを示す。
実施例1は、ランダムな信号パタン中の、0(または1)の連続ビット後の、01(または10)の繰り返しパタンを検出し、最初の0→1(または1→0)の推移点のHigh/Lowによって1タップ目の最適調整を行い、2番目の1→0(または0→1)の推移点のHigh/Lowによって2タップ目の最適調整を行い、3番目の0→1(または1→0)推移点のHigh/Lowによって3タップ目の最適調整を行うようにしたものである。
図2に、本実施例の動作原理を示す。検出パタンは、先ず、0の連続ビットを有する。0の連続ビットの数は、前のデータの符号間干渉(ISI: Inter-Symbol Interference )の影響が無くなる数とする。そして、検出パタンは、0→1の推移、1→0の推移および0→1の推移を有している。それぞれの推移において、データクロックに対して半ビットずれたエッジクロックを用いて、しきい値Vref’に対するHighまたはLowを検出する。
図1に、本実施例のアダプティブイコライザのブロック構成図を示す。図において、受信したデータ信号はAMP110で増幅してDFE100に入力され、DFEの出力はクロック再生部(CDR:Clock Data Recovery )120に出力される。DFE100は、フリップフロップFF102とFF103とを備えており、データクロックとエッジクロックを用いて、しきい値Vref’に対するデータ信号のHighまたはLowを検出する。FF102の出力データは、遅延回路を複数段接続したレベルシフタ105に入力され、順次所定のクロック期間遅延される。また、FF103の出力データは、同様に遅延回路を複数段接続したレベルシフタ130に入力され、順次所定のクロック期間遅延される。パタン検出部140は、レベルシフタ105の各出力が所定の検出パタン、例えば000101と一致するかを検出する。レベルシフタ105の出力データとレベルシフタ130の出力データは、イコライザ量調整部150に供給される。イコライザ量調整部150は、データパタン評価部152、up/down信号カウンタ部154、取得データ数判定部156およびup/down信号差分評価部158から構成されている。パタン検出部140が所定の検出パタンを検出した場合に、データパタン評価部152は両データの関係を評価して、イコライザ量が過剰な(強い)場合にはdown信号を、不足(弱い)場合にはup信号を出力する。up/down信号カウンタ部154は、データパタン評価部152からのup信号およびdown信号の数をカウントする。取得データ数判定部156は、取得したデータの数をカウントして、所定のカウント数を満たしているかを評価する。up/down信号差分評価部158は、up/down信号カウンタ部154でカウントしたup信号の数とdown信号の数の差分を求めて、イコライザ量調整信号を出力する。なお、up信号の数とdown信号の数の差分としきい値とを比較して、イコライザ量調整信号を出力するようにしてもよい。本実施例では、イコライザ調整部150を3対備えており、データ信号の0→1の推移、1→0の推移および0→1の推移を順次評価する。
3つのイコライザ量調整信号は、重み係数制御部160に入力され、重み係数w0,w1,w2を算出する。重み係数w0,w1,w2は、DFE100の1番目のタップ、2番目のタップおよび3番目のタップに供給され、乗算器107において、レベルシフタ105で所定のクロック期間遅延されたデータに対して、それぞれ重み係数を乗算して、加算器108へ出力する。加算器108では、乗算器107からの信号に応じてしきい値Vrefを修正し、修正したしきい値Vref’をFF103およびFF102へ供給する。本実施例では、しきい値を変化させるようにしているが、データ信号のレベルを変化させるようにしても、同様である。
図3に、実施例1のアダプティブイコライザの調整方法のフローチャートを示す。
データ取得部で受信回路のデータを取得し、000101パタン(または111010パタン)を検出する。パタン検出カウンタ部はカウント数Nを1つアップする。データパタン評価部で最初の0→1のエッジデータを検出し、High/Lowによってup信号またはdown信号を出力する(1tap目のup/down判別)。up/downカウンタ部は、up信号またはdown信号の数をカウントする。取得データ数判定部は、取得データ数Nが所定のしきい値Mを越えたかを判定し、越えていない場合は、データの取得などを繰り返す。取得データ数Nが所定のしきい値Mを越えた場合には、up/down信号差分評価部で、up信号とdown信号の発生頻度を算出し、差がある場合には、発生頻度が多い方に対して1タップ目のイコライザ量を調整する。発生頻度が同じ場合には、イコライザ量はそのまま保持する。パタン検出カウンタ、up/downカウンタ、差分評価部をリセットして、最初のパタン検出に戻る。
1タップ目の調整が終わると、1→0のエッジデータを検出して、同様に2タップ目の調整を行う。次に、2タップ目の調整が終わると、2番目の1→0のエッジデータを検出して、同様に3タップ目の調整を行う。
本実施例では、3タップ対応の例を示したが、検出パタンの数を増やすことにより、4タップ以上の場合にも同様に調整することができる。
本実施例によれば、トレーニングパタンを用いることなく、多タップのアダプティブイコライザおよびその自動調整方法を実現することができる。
図5〜7に、本発明の実施例2のアダプティブイコライザおよびその調整方法を示す。図5は、実施例2のアダプティブイコライザのブロック構成図を示し、図6は、実施例2のアダプティブイコライザの動作原理を示す。また、図7は、実施例2のアダプティブイコライザの調整方法のフローチャートを示す。
実施例2は、1タップ目のみのパタンを検出して1タップ目の調整後、2タップ目、3タップ目と順次調整していくことで、タップ数をどれだけ増やしてもデータパタン評価部,up/down信号カウンタ部,取得データ数判定部およびup/down信号差分評価部を1組で実現できるように構成したものである。
図6に、本実施例の動作原理を示す。1タップ目の検出パタンは、先ず0の連続ビットを有し、その後0→1の推移を有するパタン、例えば0001である。0の連続ビットの数は、前のデータの符号間干渉(ISI:Inter-Symbol Interference )の影響が無くなる数とする。そして、0→1の推移において、データクロックに対して半ビットずれたエッジクロックを用いて、しきい値Vref’に対するHighまたはLowを検出することにより、1タップ目の調整信号を得る。
2タップ目の検出パタンは、0→1の推移後に1→0の推移を有するパタン、例えば0010である。1→0の推移において、データクロックに対して半ビットずれたエッジクロックを用いて、しきい値Vref’に対するHighまたはLowを検出することにより、2タップ目の調整信号を得る。
3タップ目の検出パタンは、1→0の推移後に0→1の推移を有するパタン、例えば0101である。0→1の推移において、データクロックに対して半ビットずれたエッジクロックを用いて、しきい値Vref’に対するHighまたはLowを検出することにより、3タップ目の調整信号を得る。以下同様に、4タップ目以降の調整信号を得ることができる。
なお、2タップ目以降に関しては、前のタップは調整が完了しISIの影響が取り除かれているため、ISIによる調整の収束ばらつき軽減用の連続ビット数は削除可能である。例えば、2タップ目であれば連続ビット数を1ビット削除可能、3タップ目ならば連続ビット数を2ビット削除可能である。
図5に、本実施例のアダプティブイコライザのブロック構成図を示す。図において、FF102の出力データは、遅延回路を3段接続したレベルシフタ105に入力され、順次所定のクロック期間遅延される。また、FF103の出力データは、同様に遅延回路から成るレベルシフタ130に入力され、所定のクロック期間遅延される。パタン検出部140は、レベルシフタ105の各出力が所定の検出パタン、0001、0010および0101と一致するかを検出する。パタン検出部140からの0001、0010および0101データの検出信号はセレクタ145に供給され、セレクタで選択されてイコライザ量調整部150に供給される。セレクタ145は、up/down信号差分評価部158からの何番目のタップの調整を行っているかを示す信号により、制御される。すなわち、1番目のタップを調整する場合には0001の検出信号を、2番目のタップを調整する場合には0010の検出信号を、3番目のタップを調整する場合には0101の検出信号を選択して、イコライザ量調整部150に出力する。
レベルシフタ105の出力データとレベルシフタ130の出力データは、イコライザ量調整部150のデータパタン評価部152に供給される。パタン検出部140が所定の検出パタンを検出した場合に、データパタン評価部152は両データの関係を評価して、イコライザ量が過剰な(強い)場合にはdown信号を、不足(弱い)場合にはup信号を出力する。そして、up/down信号カウンタ部154、取得データ数判定部156およびup/down信号差分評価部158は、実施例1と同様に、イコライザ量調整信号を出力する。
本実施例では、セレクタ145でパタン検出部140の検出信号を順次選択することにより、1タップ目のイコライザ量調整信号、2タップ目のイコライザ量調整信号および3タップ目のイコライザ量調整信号を出力することができる。
図7に、実施例2のアダプティブイコライザの調整方法のフローチャートを示す。
データ取得部で受信回路のデータを取得し、1タップ目のパタン、例えば0001パタンを検出したときのエッジデータのHigh/Lowによって、up信号またはdown信号を出力する。up/down信号カウンタ部は、up信号またはdown信号の数をカウントする。up/down信号を受け取った取得データ数判定部のカウンタを1つアップし、カウンタのカウント数Nが所定のしきい値Mとなるまで、データの取得等を繰り返す。カウンタのカウント値が所定のしきい値となった時点のup信号とdown信号の発生頻度をup/down信号差分評価部で算出する。発生頻度に差がある場合には、up信号またはdown信号の発生頻度が多い方に対してイコライザの1タップ目を調整し、カウンタ、差分評価部をリセットして、この動作を繰り返す。up信号とdown信号の発生頻度が同じになったら、1タップ目の調整を終了して、2タップ目の調整Bを開始する。
2タップ目も1タップ目と同様に調整し、2タップ目の調整が終了すると、3タップ目の調整Cを開始する。3タップ目も1タップ目と同様に調整し、3タップ目の調整が終了すると、1タップ目の調整Aに戻る。
本実施例では、3タップ対応の例を示したが、検出パタンの数を増やすことにより、4タップ以上の場合にも同様に調整することができる。
本実施例によれば、実施例1の効果に加えて、DFEのタップ数をどれだけ増やしてもイコライザ量調整部150を1組で実現することができ、多タップでの小面積かつ低消費電力のアダプティブイコライザを実現することができる。
図8に、本発明の実施例3の半導体装置を示す。実施例3は、受信用IC40に本発明のアダプティブイコライザを組み込んだものである。
本実施例の受信用IC40は、可変ゲインアンプVGA31、アナログイコライザEQ32、多タップDFE33、リミットアンプLA34、クロック・データ・リカバリ回路CDR35、駆動アンプDRV42および多タップDFEにイコライザ量調整信号を供給する調整回路41から構成されている。
本実施例によれば、半導体装置において、本発明のアダプティブイコライザを受信用ICに搭載することで、トレーニングパタンを用いることなく、受信したデータのみで波形等化量を最適化することができる。
図9に、本発明の実施例4の情報ネットワーク装置50を示す。実施例4は、例えばサーバ内の回路基板間の信号の伝送に、本発明のアダプティブイコライザを用いた受信用ICを適用した例である。
回路基板1(501)のドライバ503からデータ信号を、信号伝送路505を通して回路基板2(502)伝送する。回路基板2(502)のレシーバ504には、本発明のアダプティブイコライザを組み込んだ、例えば実施例3の受信用ICを搭載している。本発明のアダプティブイコライザにより、受信したデータ信号の波形等化量を最適化することができる。
本実施例によれば、サーバやルータなどの情報ネットワーク装置における回路基板間や装置間のデータ伝送において、トレーニングパタンを用いることなく、受信したデータのみで波形等化量を最適化することができ、高速のデータ伝送を実現することができる。
10 送信回路
20 伝送路
30 受信回路
31 可変ゲインアンプVGA
32 アナログイコライザEQ
33 判定帰還型イコライザDFE
34 リミットアンプLA
35 クロック再生部CDR
40 受信用IC
41 調整回路
42 駆動アンプDVR
50 情報ネットワーク装置
501 回路基板1
502 回路基板2
503 ドライバ
504 レシーバ
505 信号伝送路
100 DFE
102、103 フリップフロップFF
105 レベルシフタ
107 乗算器
108 加算器
110 アンプ
120 クロック再生部CDR
130 レベルシフタ
140 パタン検出部
150 イコライザ量調整部
152 データパタン評価部
154 up/downカウンタ部
156 取得データ数判定部
158 up/down信号差分評価部
160 重み係数制御部

Claims (15)

  1. 受信したデータ信号を入力し、イコライザ量調整信号に基づいて波形整形を行い、データを出力する、多タップを備えた判定帰還型イコライザと、
    前記判定帰還型イコライザの出力データから、予め決められたデータのパタンを検出するパタン検出部と、
    位相の異なるクロックにより取得したデータを評価してイコライザ量調整信号を出力するイコライザ量調整部とからなり、
    前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、前記イコライザ量調整信号に基づいて、前記判定帰還型イコライザの異なるタップを調整するようにしたことを特徴とするアダプティブイコライザ。
  2. 請求項1に記載のアダプティブイコライザにおいて、
    複数のイコライザ量調整部を備え、
    前記イコライザ量調整部は、それぞれ、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力することを特徴とするアダプティブイコライザ。
  3. 請求項2に記載のアダプティブイコライザにおいて、
    前記予め決められたデータのパタンは、0の連続ビット後の01の繰り返しパタン、または、1の連続ビット後の10の繰り返しパタンであることを特徴とするアダプティブイコライザ。
  4. 請求項3に記載のアダプティブイコライザにおいて、
    前記01の繰り返しパタンまたは10の繰り返しパタンの、最初の0→1または1→0の推移点の値によって1タップ目の最適調整を、次の1→0または0→1の推移点の値によって2タップ目の最適調整を行うというように、順次各タップの最適調整を行うように構成したことを特徴とするアダプティブイコライザ。
  5. 請求項1に記載のアダプティブイコライザにおいて、
    前記パタン検出部の異なる検出信号を選択するセレクタを備え、
    前記イコライザ量調整部は、前記セレクタで選択した異なる検出信号に応じて、順次、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力することを特徴とするアダプティブイコライザ。
  6. 請求項5に記載のアダプティブイコライザにおいて、
    前記異なる検出信号は、0の連続ビット後の01の繰り返しのパタンから、所定の長さのビットを順次シフトして選択したものであることを特徴とするアダプティブイコライザ。
  7. 請求項1から6の何れか1つに記載のアダプティブイコライザにおいて、
    前記イコライザ量調整部は、位相の異なるクロックにより取得したデータを評価してイコライザ量が過剰な場合にはdown信号を、不足の場合にはup信号を出力するデータパタン評価部と、up信号とdown信号の数をカウントするup/down信号カウンタ部と、取得したデータの数をカウントして所定の数を満たしているかを判定する取得データ数判定部と、up信号とdown信号の数の差分に基づいてイコライザ量調整信号を出力するup/down信号差分評価部を含むことを特徴とするアダプティブイコライザ。
  8. 請求項1から6の何れか1つに記載のアダプティブイコライザにおいて、
    前記判定帰還型イコライザは、
    位相の異なるクロックで、それぞれデータ信号としきい値信号とを比較して、データを出力する複数のフリップフロップと、
    前記フリップフロップからのデータを順次所定の期間ずつ遅延するレベルシフタと、
    前記レベルシフタからのそれぞれの遅延データに、各タップに対応するイコライザ量調整信号に基づく重み係数を乗算する乗算器と、
    各タップに対応する乗算器からの信号に応じて前記しきい値信号または前記データ信号のレベルをシフトする加算器とを含むことを特徴とするアダプティブイコライザ。
  9. 受信したデータ信号を入力し、イコライザ量調整信号に基づいて波形整形を行い、データを出力する、多タップを備えた判定帰還型イコライザを用いたイコライザ調整方法であって、
    前記判定帰還型イコライザの出力データから、予め決められたデータのパタンを検出するステップと、
    前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移において、位相の異なるクロックにより取得したデータを評価してイコライザ量調整信号を出力するステップと、
    前記イコライザ量調整信号に基づいて、前記判定帰還型イコライザの異なるタップを調整するステップを備えるイコライザ調整方法。
  10. 請求項9に記載のイコライザ調整方法において、
    前記イコライザ量調整信号を出力するステップは、並列して、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力することを特徴とするイコライザ調整方法。
  11. 請求項10に記載のイコライザ調整方法において、
    前記予め決められたデータのパタンは、0の連続ビット後の01の繰り返しパタン、または、1の連続ビット後の10の繰り返しパタンであることを特徴とするイコライザ調整方法。
  12. 請求項9に記載のイコライザ調整方法において、
    前記予め決められたデータのパタンから、順次、異なる検出信号を選択するステップと、
    前記異なる検出信号に応じて、順次、前記予め決められたデータのパタンの、異なる0と1との遷移における、イコライザ量調整信号を出力するステップを備えることを特徴とするイコライザ調整方法。
  13. 請求項12に記載のイコライザ調整方法において、
    前記異なる検出信号は、0の連続ビット後の01の繰り返しのパタンから、所定の長さのビットを順次シフトして選択したものであることを特徴とするイコライザ調整方法。
  14. 請求項1〜9の何れか1つに記載のアダプティブイコライザを、受信用ICに備えた半導体装置。
  15. 請求項14に記載の半導体装置を、レシーバに備えた情報ネットワーク装置。
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