JP2016127489A - 受信回路、受信装置および受信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
通信システムは、送信装置(トランスミッタ(TX))10と、伝送線路(チャネル)15と、受信装置(レシーバ(RX))20と、を有する。送信装置10は、送信データ処理回路11と、マルチプレクサ(MUX)12と、ドライバ13と、を有する。送信データ処理回路11は、送信データ(Data)を生成する。マルチプレクサ12は、送信データ処理回路11の出力するパラレルデータをシリアルデータに変換する。ドライバ13は、シリアルデータをチャネル15に出力する。受信装置20は、等化器21と、デマルチプレクサ(DEMUX)22と、受信データ処理回路23と、を有する。等化器21は、上記のように、伝送路での伝送により歪んだ受信データ信号の波形の補正を行う。デマルチプレクサ22は、等化器21の出力するシリアルデータをパラレルデータに変換する。受信データ処理回路23は、デマルチプレクサ22の出力するパラレルデータである受信データ(Data)を処理する。
受信回路は、線形等化器(LE)31と、DFE32と、DEMUX33と、バウンダリィ(Boundary)位相検出器34と、位相シフタ35と、適応ロジック回路36と、を有する。
LE31は、差動増幅回路を有し、チャネル15での伝送で高周波成分が減衰した差動受信データ信号がCTLE入力として入力され、減衰した高周波成分を増幅する線形等化処理を行い、CTLE出力として出力する。線形等化器については広く知られているので、これ以上の説明は省略する。
DFE32は、加算器41と、判定回路42と、帰還フィルタ43と、を有する。加算器41は、LE31からの線形補正された受信データ信号に、過去(数周期前まで)のデータ列による残存する影響の反転信号を加算することにより、過去のデータ列の影響を除去する。判定回路42は、例えば加算器41の出力を基準レベルと比較するコンパレータで形成され、過去のデータ列の影響を除去された受信データ信号の値(0または1)を、クロックに同期して判定値として決定する。帰還フィルタ43は、判定回路42により生成された過去のデータ列の影響具合に対応する係数を乗じて加算器41に出力する。以上の構成により、DFE32は、過去のデータ列から、波形の劣化情報を推測し、受信データ信号を補正し、2値の受信データを生成してDFE出力として出力する。DFE32は、さらに、受信データだけでなく、補正した受信データ信号と0または1の基準レベルとの差に応じて誤差(エラー(Error))データを生成し、合わせてDFE出力として生成する。DFEについては広く知られているので、これ以上の説明は省略する。
図5において、+Vrefおよび−Vrefは、シンボル間干渉(ISI)の無い状態でのデータ信号の振幅値であり、+Vrefがデータ値“1”に、−Vrefがデータ値“0”に対応する。受信回路では、ゼロレベル以上の時にデータ値が“1”、ゼロレベル未満の時にデータ値が“0”と判定する。横軸はUI(Unit Interval)を単位とする時間軸で、データ信号は整数UIの中間で変化するものとする。
実施形態の受信回路50は、図1に示した受信装置20の受信部分に使用される。
実施形態の受信回路50は、線形等化器(LE)31と、DEMUX33と、バウンダリィ(Boundary)位相検出器34と、位相シフタ35と、適応ロジック回路36と、DFE37と、サンプル回路38と、データ(Data)位相検出器39、とを有する。
図7で説明したように、DFE処理を行っていない受信データ信号から探索したバウンダリィの中間位置と、DFE処理をした受信データ信号のデータ中心位置はずれる。図9に示すように、DFE処理した受信データ信号から得られた受信データは、0UIに対して対称な波形となるため、DFE処理した受信データ信号に対し、1UI前(−1UI)および1UI後(+1UI)のISIであるh-1およびh1が等しくなるようにデータ位相を決定すれば、クロックのエッジがデータ中心位置に一致する。
ステップS11で、データ位相検出器39に、対称性を検出するのに適した2つのフィルターパターン(FP)を設定する。2つのFPは、エラー観測点である対象ビットの1UI前と1UI後の信号極性が反転した2つの異なるパターンである。
ステップS16で、位相シフタ35は、データ位相をΔt遅くし、ステップS12に戻る。
データ位相検出器39は、FP0検出器51と、FP1検出器52と、1倍の乗算器53と、−1倍の乗算器54と、セレクタ55と、FP平衡器56と、加算器57と、ラッチ58と、を有する。
図13のデータ位相検出器39は、例えば、DSPで実現される。
21 等化器
22 デマルチプレクサ(DEMUX)
23 受信データ処理部
31 LE
33 デマルチプレクサ(DEMUX)
34 バウンダリィ(Boundary)位相検出器
35 位相シフタ
36 適応ロジック回路
37 DFE
38 サンプル回路(Sampler)
39 データ(data)位相検出器
Claims (9)
- クロックに同期して取り込んだ受信データ信号を判定帰還型等化処理し、等化処理済受信データおよび誤差データを出力する判定帰還型等化器と、
前記受信データ信号のバウンダリィデータを取り込むサンプル回路と、
前記等化処理済受信データおよび前記バウンダリィデータから、バウンダリィ位相を検出するクロックデータリカバリィ回路と、
前記等化処理済受信データおよび前記誤差データから、対象ビットの1UI前と1UI後の信号極性が反転した2つの異なるフィルターパターンについての前記対象ビットの1UI前の符号間干渉量と前記対象ビットの1UI後の符号間干渉量を検出し、前記1UI前の符号間干渉量と前記1UI後の符号間干渉量の差分からデータ位相を検出するデータ位相検出回路と、
前記バウンダリィ位相および前記データ位相から前記クロックを生成し、前記判定帰還型等化器に出力する位相シフタと、を有することを特徴とする受信回路。 - データ位相検出回路は、各フィルターパターンについての前記1UI前の符号間干渉量と前記1UI後の符号間干渉量の差分を、前記2つのフィルターパターンが同回数になるように累積し、累積した2つの前記差分の差がゼロとなるように前記データ位相を決定する請求項1に記載の受信回路。
- データ位相検出回路は、前記累積した2つの前記差分の差がゼロとなる方向に対応する前記クロックの位相変化方向を、前記データ位相として検出し、
前記位相シフタは、生成する前記クロックの位相を、前記データ位相が示す前記位相変化方向が変化するまで変化させて収束させる請求項2に記載の受信回路。 - 前記クロックの位相が収束した後、前記等化処理済受信データを有効にする実動作モードを開始する請求項2に記載の受信回路。
- 前記データ位相検出回路および前記位相シフタは、前記実動作モードでも動作を継続する請求項4に記載の受信回路。
- 前記2つのフィルターパターンは、データ値が、「011」と「110」または「001」と「100」である請求項1から5のいずれか1項に記載の受信回路。
- 前記受信データ信号を線形等化処理し、前記線形等化処理した前記受信データ信号を前記判定帰還型等化器および前記サンプル回路に出力する線形等化器と、
前記判定帰還型等化器の出力するシリアルデータである前記等化処理済受信データおよび前記誤差データ、および前記サンプル回路の出力する前記バウンダリィデータをパラレルデータに変換するデマルチプレクサと、
前記デマルチプレクサの出力するパラレルデータに変換された前記等化処理済受信データ、前記誤差データおよび前記バウンダリィデータから、前記線形等化処理のためのLE係数および前記判定帰還型等化処理のためのDFE係数を検出する適応ロジック回路と、を有し、
前記クロックデータリカバリィ回路は、前記デマルチプレクサの出力するパラレルデータである前記等化処理済受信データおよび前記バウンダリィデータから前記バウンダリィ位相を検出し、
前記データ位相検出回路は、前記デマルチプレクサの出力するパラレルデータである前記等化処理済受信データおよび前記誤差データから前記データ位相を検出する、請求項1から6のいずれか1項に記載の受信回路。 - 受信データ信号を等化処理する等化器と、
前記等化器の出力するシリアルデータをパラレルデータに変換するデマルチプレクサと、
前記デマルチプレクサの出力するパラレルデータを受信データとして処理する受信データ処理回路と、を有し、
前記等化器は、
クロックに同期して取り込んだ受信データ信号を判定帰還型等化処理し、等化処理済受信データおよび誤差データを出力する判定帰還型等化器と、
前記受信データ信号のバウンダリィデータを取り込むサンプル回路と、
前記デマルチプレクサによりパラレルデータに変換された前記等化処理済受信データおよび前記バウンダリィデータから、バウンダリィ位相を検出するクロックデータリカバリィ回路と、
前記デマルチプレクサによりパラレルデータに変換された前記等化処理済受信データおよび前記誤差データから、対象ビットの1UI前と1UI後の信号極性が反転した2つの異なるフィルターパターンについての前記対象ビットの1UI前の符号間干渉量と前記対象ビットの1UI後の符号間干渉量を検出し、前記1UI前の符号間干渉量と前記1UI後の符号間干渉量の差分からデータ位相を検出するデータ位相検出回路と、
前記バウンダリィ位相および前記データ位相から前記クロックを生成し、前記判定帰還型等化器に出力する位相シフタと、を有することを特徴とする受信装置。 - クロックに同期して受信データ信号を取り込み、取り込んだ前記受信データ信号を判定帰還型等化処理して等化処理済受信データおよび誤差データを生成し、
前記受信データ信号のバウンダリィデータを取り込み、
前記等化処理済受信データおよび前記バウンダリィデータから、バウンダリィ位相を検出し、
前記等化処理済受信データおよび前記誤差データから、対象ビットの1UI前と1UI後の信号極性が反転した2つの異なるフィルターパターンについての前記対象ビットの1UI前の符号間干渉量と前記対象ビットの1UI後の符号間干渉量を検出し、前記1UI前の符号間干渉量と前記1UI後の符号間干渉量の差分からデータ位相を検出し、
前記バウンダリィ位相および前記データ位相から前記クロックを生成する、ことを特徴とする受信方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10742458B2 (en) | 2017-08-09 | 2020-08-11 | Toshiba Memory Corporation | Equalizer circuit and control method of equalizer circuit |
JP2023512736A (ja) * | 2020-12-11 | 2023-03-29 | アナロジックス (スージョウ) セミコンダクター カンパニー リミテッド | 判定帰還等化回路 |
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JP2005303607A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Fujitsu Ltd | 等化回路を有する受信回路 |
WO2009113462A1 (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-17 | 日本電気株式会社 | 波形等化回路および波形等化方法 |
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- 2015-01-06 JP JP2015001005A patent/JP6447142B2/ja active Active
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