JP2023512736A - 判定帰還等化回路 - Google Patents

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Abstract

本願は判定帰還等化回路を開示する。該判定帰還等化回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び目標補正データを加算するように構成される第1加算器回路と、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングして第1サンプリング結果を得るように構成される第1サンプラーと、サンプリングデータ、第1補正データ及び目標補正データを加算するように構成される第2加算器回路と、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングして第2サンプリング結果を得るように構成される第2サンプラーと、第2クロック信号、第1サンプリング結果及び第2サンプリング結果によって目標補正データを決定するように構成される補正パラメータ処理ユニットと、を備える。【選択図】図1

Description

本願は、2020年12月11日に中国特許庁に提出された、出願番号が202011462832.7であり、出願の名称が「判定帰還等化回路」の中国特許出願の優先権を主張し、その全内容が引用により本願に組み込まれている。
本願は判定帰還等化器の技術分野に関し、具体的には、判定帰還等化回路に関する。
高速データ伝送では、クロストークや反射等の非理想的な要素が存在するため、データが高速伝送中に符号間干渉(ISI、Inter-Symbol Interference)の影響を受ける。具体的には、ISIの影響は、隣接するデータ間の相互影響を含むだけでなく、離れたデータ間の相互影響をさらに含み、関連技術では、マルチTAPパス(高速伝送されるデータのうち先に伝送されるデータが後で伝送されるデータに与える影響を補正するためのパス)の判定帰還等化器を用いてISI影響を除去する。
なお、マルチTAPパスの判定帰還等化器においてISI除去に対する各TAPパスのタイミング制約の影響が非常に重要である。具体的には、ハーフレート判定帰還等化回路では、TAPパスから出力される電位によって補正データを決定し、それにより符号間干渉を除去し、しかしながら、TAP2の場合、TAP2のタイミング制約、及びTAP2に接続された負荷とコンデンサの影響のため、奇数チャネル及び偶数チャネルのサンプラーがサンプリングする時、TAP2が安定した電位に回復することは非常に困難であり、ISI除去の効果を損なってしまう。
関連技術の判定帰還等化器におけるTAP2パスの出力をタイミング制約下で安定値にすることが困難であるため、符号間干渉除去効果が低いという問題について、効果的な解決案は未だに提案されていない。
本発明の少なくともいくつかの実施例は、関連技術の判定帰還等化器におけるTAP2パスの出力をタイミング制約下で安定値にすることが困難であるため、符号間干渉除去効果が低いという問題を解決する判定帰還等化回路を提供する。
本発明の一実施例によれば、判定帰還等化回路を提供する。該判定帰還等化回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第1加算器回路と、第1加算器回路に接続され、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第1サンプリング結果を得るように構成される第1サンプラーと、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第2加算器回路と、第2加算器回路に接続され、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第2サンプリング結果を得るように構成される第2サンプラーであって、第2信号成分と第1信号成分とは、信号変化方向が反対である第2サンプラーと、それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第2クロック信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を目標補正値として決定し、目標補正値に基づいて目標補正データを決定するように構成される補正パラメータ処理ユニットであって、第1サンプラー及び第2サンプラーに基づいてサンプリングされたデータ中の目標補正データの成分が所定要件を満たすように第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早い補正パラメータ処理ユニットと、を備える。
好ましくは、補正パラメータ処理ユニットは、第2クロック信号のレベル信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を選択し、選択したサンプリング結果を目標補正値とするように構成される第1データセレクターと、第1データセレクターに接続され、目標補正値と目標補正係数との積を計算し、目標補正データを得るように構成される乗算器と、を備える。
好ましくは、判定帰還等化回路は、それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第1サンプリング結果と第2サンプリング結果を受信し、第1サンプリング結果と第2サンプリング結果によって目標補正係数を決定するように構成されるアダプティブロジックモジュールをさらに備える。
好ましくは、判定帰還等化回路は、第2クロック信号を送信するように構成されるクロック回路と、クロック回路に接続され、第2クロック信号を遅延させ、第1クロック信号を得るように構成される第1バッファと、をさらに備える。
好ましくは、判定帰還等化回路は、クロック信号を送信するように構成されるクロック回路と、クロック回路に接続され、クロック信号を遅延させ、第2クロック信号を得るように構成される第2バッファと、第2バッファに接続され、第2クロック信号を遅延させ、第1クロック信号を得るように構成される第3バッファと、をさらに備える。
好ましくは、第1サンプラーは、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち上がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、第2サンプラーは、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち下がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、又は、第1サンプラーは、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち下がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、第2サンプラーは、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち上がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられる。
好ましくは、目標補正データは、サンプリングデータ中の各データの、離れた後のデータに対する干渉を補正することに用いられる。
好ましくは、第1補正データは、サンプリングデータ中の各データの、隣接する後のデータに対する干渉を補正することに用いられ、第1補正データは絶対値が同じ第1サブ補正データ及び第2サブ補正データを含み、判定帰還等化回路は、入力端子が第1加算器回路に接続され、出力端子が第1サンプラーに接続され、第2サンプラーにより前のサンプリング周期に出力された第4サンプリング結果を受信し、第4サンプリング結果によって、第1加算器回路により出力される第1データ又は第2データを、第1サンプラーに入力されるデータとして決定するように構成される第2データセレクターであって、第1データは第1加算器回路がサンプリングデータ、第1サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータであり、第2データは第1加算器回路がサンプリングデータ、第2サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータである第2データセレクターと、入力端子が第2加算器回路に接続され、出力端子が第2サンプラーに接続され、第1サンプラーにより前のサンプリング周期に出力された第3サンプリング結果を受信し、第3サンプリング結果によって、第2加算器回路により出力される第3データ又は第4データを、第2サンプラーに入力されるデータとして決定するように構成される第3データセレクターであって、第3データは第2加算器回路がサンプリングデータ、第1サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータであり、第4データは第2加算器回路がサンプリングデータ、第2サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータである第3データセレクターと、をさらに備える。
好ましくは、第1補正データは第2補正データ及び第3補正データを含み、第2補正データは、サンプリングデータ中の各データの、隣接する後のデータに対する干渉を補正することに用いられ、第3補正データは、サンプリングデータ中の各データの、N個(Nは1よりも大きい整数)のデータ離れた後のデータに対する干渉を補正ことに用いられる。
本願によれば、第1加算器回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成され、第1サンプラーは、第1加算器回路に接続され、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第1サンプリング結果を得るように構成され、第2加算器回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成され、第2サンプラーは、第2加算器回路に接続され、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第2サンプリング結果を得るように構成され、第2信号成分と第1信号成分とは、信号変化方向が反対であり、補正パラメータ処理ユニットは、それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第2クロック信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を目標補正値として決定し、目標補正値に基づいて目標補正データを決定するように構成され、第1サンプラー及び第2サンプラーに基づいてサンプリングされたデータ中の目標補正データの成分が所定要件を満たすように第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早く、それにより関連技術では判定帰還等化器におけるTAP2パスの出力をタイミング制約下で安定値にすることが困難であるため、符号間干渉除去効果が低いという問題を解決する。さらに符号間干渉除去精度を向上させる効果を達成する。
本願の一部を構成する図面は本願をさらに理解するためのものであり、本願の例示的な実施例及びその説明は本願を解釈するが、本願を限定するものではない。
本願の実施例に係る判定帰還等化回路の模式図である。 本願の実施例に係る判定帰還等化回路の第1タイミング図である。 本願の実施例に係る判定帰還等化回路の第2タイミング図である。 本願の実施例に係る判定帰還等化回路の補正パラメータ処理ユニットの回路図である。 本願の実施例に係る好ましい判定帰還等化回路の模式図である。
なお、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例の特徴を互いに組み合わせることができる。以下、図面及び実施例を参照しながら本願を詳しく説明する。
当業者が本願の技術案をよりよく理解するように、以下、本願の実施例の図面を参照しながら本願の実施例の技術案を明確かつ完全に説明し、説明される実施例は単に本願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本願の実施例に基づいて、当業者が創造的な努力をせずに想到し得るほかの実施例はすべて、本願の保護範囲に属すべきである。
なお、本願の明細書、特許請求の範囲及び上記図面における「第1」、「第2」等の用語は類似する対象を区別することに用いられ、特定の順序や順番を示すものではない。ここで説明される本願の実施例を実施するように、このように使用されるデータは適切な場合、相互に交換できると理解すべきである。また、「備える」や「有する」のような用語及びそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は装置は明確にリストされたそれらのステップ又はユニットに限定されず、明確にリストされていない又はこれらのプロセス、方法、製品又は装置に固有のほかのステップ又はユニットを含んでもよい。
説明の便宜上、以下、本願の実施例に係る名詞又は用語の一部を説明する。
符号間干渉は、略称がISI、英語のフルネームがInter-Symbol Interferenceであり、高速伝送される信号間の相互干渉である。
サンプラーは、略称がSA、英語のフルネームがSampler Amplifierである。
データセレクターは、略称がMUX、英語のフルネームがmultiplexerである。
アダプティブロジックモジュールは、英語のフルネームがadaption logicであり、システム実行中、制御情報をサンプリングし続けることによって、制御対象の現在の実際動作状態を決定し、性能基準を最適化し、アダプティブコントロールロジックを生成し、それによりコントローラの構造又はパラメータをリアルタイムに調整するように構成される。
本願の実施例によれば、判定帰還等化回路を提供する。
図1は本願の実施例に係る判定帰還等化回路の模式図である。図1に示すように、該判定帰還等化回路は、
サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第1加算器回路と、
第1加算器回路に接続され、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第1サンプリング結果を得るように構成される第1サンプラーと、
サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第2加算器回路と、
第2加算器回路に接続され、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第2サンプリング結果を得るように構成される第2サンプラーであって、第2信号成分と第1信号成分とは、信号変化方向が反対である第2サンプラーと、
それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第2クロック信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を目標補正値として決定し、目標補正値に基づいて目標補正データを決定するように構成される補正パラメータ処理ユニットであって、第1サンプラー及び第2サンプラーに基づいてサンプリングされたデータ中の目標補正データの成分が所定要件を満たすように第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早い補正パラメータ処理ユニットと、を備える。
具体的には、本願の実施例における判定帰還等化回路はハーフレート判定帰還等化回路であり、第1加算器回路及び第1サンプラーは偶数チャネルにおける部品、第2加算器回路及び第2サンプラーは奇数チャネルにおける部品であってもよい。第1サンプラーは、第1クロック信号の第1信号成分ckによってサンプリングデータDin中の偶数シーケンスのデータをサンプリングすることに用いられ、第2サンプラーは、第1クロック信号の第2信号成分ckbによってサンプリングデータDin中の奇数シーケンスのデータをサンプリングすることに用いられる。
好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、第1サンプラーは、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち上がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、第2サンプラーは、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち下がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、又は、第1サンプラーは、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち下がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、第2サンプラーは、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の立ち上がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられる。
例えば、第1加算器回路及び第1サンプラーが偶数チャネルにおける部品、第2加算器回路及び第2サンプラーが奇数チャネルにおける部品である場合、ckの立ち上がりエッジ信号(ckbの立ち下がりエッジ信号)によって偶数シーケンスのデータをサンプリングし、ckの立ち下がりエッジ信号(ckbの立ち上がりエッジ信号)によって奇数シーケンスのデータをサンプリングする。
なお、高速伝送されるデータをサンプリングする過程で、前のデータが次のデータのサンプリング結果に影響を与え、前のデータがさらに離れたデータのサンプリング結果にも影響を与え、例えば、1つ又は複数のデータ離れたデータのサンプリング結果に影響を与え、即ち、データサンプリング過程には異なるタイプの符号間干渉が存在し、本願の実施例は、マルチTAPパスを用いて異なるタイプの符号間干渉を除去でき、TAP1パスは、1つのUI離れたデータに対する各データの影響を補正することに用いられ、TAP2パスは、2つのUI離れたデータに対する各データの影響を補正することに用いられ、TAPnパスは、N個のUI離れたデータに対する各データの影響を補正することに用いられ、1つのUIとは、サンプリングクロックの1つの高レベル信号と1つの低レベル信号の時間の和である。
具体的には、第1サンプラーの前に第1加算器回路を設置し、サンプリングデータDin、第1補正データH1及び目標補正データを加算して、偶数チャネルによりサンプリングされたデータの符号間干渉を除去し、第2サンプラーの前に第2加算器回路を設置し、サンプリングデータDin、第1補正データH1及び目標補正データを加算して、奇数チャネルによりサンプリングされたデータの符号間干渉を除去する。
好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、目標補正データは、サンプリングデータ中の各データの、離れた後のデータに対する干渉を補正することに用いられる。
好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、第1補正データは第2補正データ及び第3補正データを含み、第2補正データは、サンプリングデータ中の各データの、隣接する後のデータに対する干渉を補正することに用いられ、第3補正データは、サンプリングデータ中の各データの、N個(Nは1よりも大きい整数)のデータ離れた後のデータに対する干渉を補正ことに用いられる。
本願の実施例によれば、前のデータの、隣接する後のデータに対する異なるタイプの符号間干渉を除去し、前のデータの、離れたデータのサンプリング結果に対する異なるタイプの符号間干渉を除去する。
なお、本願の実施例では、データを奇数、偶数チャネルでサンプリングした後、第1補正データ、目標補正係数及び入力データを重ね合わせて符号間干渉を除去する。目標補正データを用いて、サンプリングデータ中の各データの、離れた後のデータに対する干渉を補正する際に、第1クロック信号によって目標補正値を決定すると、目標補正値が各データの、離れた後のデータに対する影響振幅であるため、第1クロック信号が高レベルから低レベルに変化する場合に、目標補正値が第1サンプリング回路及び第2サンプリング回路によるデータサンプリング時に安定した電位レベルに回復できないことがあり、その結果、目標補正値に基づいて得られた目標補正データが不正確であり、サンプリングデータ中の各データの、離れた後のデータに対する干渉を正確に除去できない。
例えば、図2に示すように、TAP2パスの場合、時刻t1に、TAP2がデータ1を回復する必要があり、前のデータが0であるとすると、時刻t2になる際、TAP2により回復されるデータ1の電位がτによって決定され、τは加算器回路に接続されたTAP2の負荷及びコンデンサによって決定され、τが小さいほど、1つのUIにおいて、TAP2により回復される電位が安定する。しかし、信号高速伝送中、TAP2のタイミング制約のため、通常、1つのUIで3τよりも大きく最適化することが非常に困難であり、その結果、TAP2が時刻t2に安定した電位に回復することが非常に困難であり、さらにISI除去効果を損なってしまう。
本願の実施例では、補正パラメータ処理ユニットは第2クロック信号によって目標補正値を決定し、第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早いため、目標補正値を前もってリリースでき、目標補正値をその分長く安定させ、それにより目標補正値に基づいて得られる目標補正データがさらに正確になり、サンプリングデータ中の各データの、離れた後のデータに対する干渉をより正確に除去できる。
本願の実施例に係る判定帰還等化回路によれば、第1加算器回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成され、第1サンプラーは、第1加算器回路に接続され、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第1サンプリング結果を得るように構成され、第2加算器回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成され、第2サンプラーは、第2加算器回路に接続され、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第2サンプリング結果を得るように構成され、第2信号成分と第1信号成分とは、信号変化方向が反対であり、補正パラメータ処理ユニットは、それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第2クロック信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を目標補正値として決定し、目標補正値に基づいて目標補正データを決定するように構成され、第1サンプラー及び第2サンプラーに基づいてサンプリングされたデータ中の目標補正データの成分が所定要件を満たすように第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早く、それにより関連技術では判定帰還等化器におけるTAP2パスの出力をタイミング制約下で安定値にすることが困難であるため、符号間干渉除去効果が低いという問題を解決し、さらに符号間干渉除去精度を向上させる効果を達成する。
好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、補正パラメータ処理ユニットは、第2クロック信号のレベル信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を選択し、選択したサンプリング結果を目標補正値とするように構成される第1データセレクターと、第1データセレクターに接続され、目標補正値と目標補正係数との積を計算し、目標補正データを得るように構成される乗算器と、を備える。
具体的には、補正パラメータ処理ユニットは図1中のdfe_summerであり、前のサンプリング周期において、第1サンプラーはckの立ち上がりエッジ信号によってデータをサンプリングして第1サンプリング結果evenを得て、第2サンプラーはckの立ち下がりエッジ信号によってデータをサンプリングして第2サンプリング結果oddを得て、第1データセレクターがckの低レベル信号によって第1サンプリング結果evenを目標補正値(影響振幅)として選択し、ckの高レベルによって第2サンプリング結果oddを選択して目標補正値を決定すると、ckのレベルが変化する場合に、目標補正値が現在データ回復終了前に相対的に安定した電位を得ることが困難である。
具体的には、例えば、ckが高レベルから低レベルに変化すると、evenがdfe_summerに入り、差分と比較、及びRCローパスフィルタリングにより、勾配が徐々に変化する信号を得て、図2に示すように、第1サンプリング結果evenは前の状態が0、現在の状態が1であり、勾配が徐々に上昇する信号になり、目標補正値に基づいて得られる目標補正データをサンプリングデータDin及び第1補正データH1と加算し、第1サンプラー及び第2サンプラーに入力し、目標補正値が徐々に変化し、かつU1が短いため、第1サンプラー及び第2サンプラーが時刻t2に目標補正値1をサンプリングする時、目標補正値が相対的に安定した電位1に回復できず、0.8まで収集するしかできない。
一方、本願の実施形態では、第1データセレクターは第2クロック信号の第1信号成分ck0の高レベル信号によって第2サンプリング結果oddを目標補正値として選択し、第1データセレクターは第2クロック信号の第1信号成分ck0の低レベル信号(第2クロック信号の第2信号成分ckb0の高レベル信号)によって第2サンプリング結果oddを目標補正値として選択し、ck0のタイミングがckよりも早いため、目標補正データが前もってリリースされ、このように、第1サンプラー又は第2サンプラーがTAP2から帰還された目標補正データをckによって収集し、さらに第1加算器回路又は第2加算器回路によって目標補正データを第1補正データH1及びサンプリングデータDinと加算する時、目標補正値が安定した電位に回復でき、図3に示すように、TAP2はckよりもΔt早いck0を用いてデータを回復し、TAP2がデータを安定させるための時間が1UI+Δtになり、TAP2によるタイミングの制約を最適化し、それにより第1サンプラー及び第2サンプラーがckによってデータをサンプリングする時、得られる目標補正データがさらに正確になる。
具体的には、補正パラメータ処理ユニットの具体的な回路構造は図4に示され、MOSトランジスタM41、M51、M61、M71からなる回路及びMOSトランジスタM42、M52、M62、M72からなる回路は、第1サンプリング結果evenの差分信号を生成することに用いられ、MOSトランジスタM43、M53、M63、M73からなる回路及びMOSトランジスタM44、M54、M64、M74からなる回路は、第2サンプリング結果oddの差分信号を生成することに用いられ、即ち、上記回路はレベルトリガーを有するセレクターを構成し、第2クロック信号の高・低レベルによってトリガーされて第1サンプリング結果even又は第2サンプリング結果oddを選択する機能を実現する。
MOSトランジスタM1、M2、M3、単極双投スイッチSW1、SW2、SW3、SW4及び抵抗器Rは乗算器回路を構成し、M1は調整可能であるので、その電流を設定可能にし、それにより補正係数C値の大きさを調整し、SW1、SW2、SW3、SW4のオンとオフはTAP2により出力されるデータの符号を決定する。具体的には、M1の電流値の大きさ及びSW1、SW2、SW3、SW4のオンとオフ方向はいずれも、アダプティブロジックモジュールのロジックにより制御され、乗算器回路は符号ビットを有する補正係数Cと目標補正値(影響振幅)とを乗算した目標補正データを出力する。
目標補正データは目標補正値及び目標補正係数により共同に決定され、好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、判定帰還等化回路は、それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第1サンプリング結果と第2サンプリング結果を受信し、第1サンプリング結果と第2サンプリング結果によって目標補正係数を決定するように構成されるアダプティブロジックモジュールをさらに備える。
なお、アダプティブロジックモジュールは、各TAPの補正係数を決定でき、補正係数は補正係数の数値を含むだけでなく、正号・負号をさらに含む。
具体的には、図1に示すように、アダプティブロジックモジュールはadaption logicであり、adaption logicはTAP2の補正係数をCと決定する。
第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早く、かつ第2クロック信号と第2クロック信号の波形が同じであることを確保するために、好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、判定帰還等化回路は、第2クロック信号を送信するように構成されるクロック回路と、クロック回路に接続され、第2クロック信号を遅延させ、第1クロック信号を得るように構成される第1バッファと、をさらに備える。
具体的には、クロック回路は第2クロック信号を送信し、第2クロック信号は信号成分ck0及びckb0からなり、第1バッファは第2クロック信号を遅延させ、例えば、遅延時間がΔtであり、第1クロック信号を得て、第1クロック信号は信号成分ck及びckbからなる。
さらに複数のバッファによって信号の遅延を実現でき、好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、判定帰還等化回路は、クロック信号を送信するように構成されるクロック回路と、クロック回路に接続され、クロック信号を遅延させ、第2クロック信号を得るように構成される第2バッファと、第2バッファに接続され、第2クロック信号を遅延させ、第1クロック信号を得るように構成される第3バッファと、をさらに備える。
具体的には、図1に示すように、クロック回路が送信するクロック信号を第2バッファによって遅延させて第2クロック信号を得て、第2クロック信号は信号成分ck0及びckb0からなり、第2クロック信号を第3クロック信号によって遅延させ、例えば、遅延時間がΔtであり、第1クロック信号を得て、第1クロック信号は信号成分ck及びckbからなる。
なお、第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早すぎると、TAP1のタイミング要求に悪影響を与える一方、十分に早くないと、TAP2により出力されるデータが第1サンプラー及び第2サンプラーによるデータサンプリング時に安定することは非常に困難である。
従って、本願の実施例は、TAP1のタイミングを確保するうえに、適切な遅延時間Δtを設定し、それによりTAP 2により出力される目標補正値が第1サンプラー及び第2サンプラーによるデータサンプリング時に安定状態に達することができる。
複数のデータ離れたサンプリング結果に対する各データの影響を考慮しない場合、好ましくは、本願の実施例に係る判定帰還等化回路では、第1補正データは、サンプリングデータ中の各データの、隣接する後のデータに対する干渉を補正することに用いられ、第1補正データは絶対値が同じ第1サブ補正データ及び第2サブ補正データを含み、判定帰還等化回路は、入力端子が第1加算器回路に接続され、出力端子が第1サンプラーに接続され、第2サンプラーにより前のサンプリング周期に出力された第4サンプリング結果を受信し、第4サンプリング結果によって、第1加算器回路により出力される第1データ又は第2データを、第1サンプラーに入力されるデータとして決定するように構成される第2データセレクターであって、第1データは第1加算器回路がサンプリングデータ、第1サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータであり、第2データは第1加算器回路がサンプリングデータ、第2サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータである第2データセレクターと、入力端子が第2加算器回路に接続され、出力端子が第2サンプラーに接続され、第1サンプラーにより前のサンプリング周期に出力された第3サンプリング結果を受信し、第3サンプリング結果によって、第2加算器回路により出力される第3データ又は第4データを、第2サンプラーに入力されるデータとして決定するように構成される第3データセレクターであって、第3データは第2加算器回路がサンプリングデータ、第1サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータであり、第4データは第2加算器回路がサンプリングデータ、第2サブ補正データ及び目標補正データを加算したデータである第3データセレクターと、をさらに備える。
具体的には、図5に示すように、第1補正データはH1であり、H1は第1サブ補正データ+h1及び第2サブ補正データ-h1を含み、第1加算器回路及び第1サンプラーは偶数チャネルの部品であり、第1加算器回路はサンプリングデータDin、第1サブ補正データ+h1及び目標補正データ(CとTAP2により出力される目標補正値との積)を加算して第1データを得て、サンプリングデータDin、第2サブ補正データ-h1及び目標補正データを加算して第2データを得て、第1セレクターは第2サンプラーが前のサンプリング周期にサンプリングしたデータが0であるか1であるかに応じて、第1データを第1サンプラーに送るか第2データを第1サンプラーに送るかを決定し、それにより補正後の偶数チャネルのデータのサンプリングを実現する。
第2加算器回路及び第2サンプラーは奇数チャネルの部品であり、第2加算器回路はサンプリングデータDin、第1サブ補正データ+h1及び目標補正データを加算して第3データを得て、サンプリングデータDin、第2サブ補正データ-h1及び目標補正データを加算して第4データを得て、第2セレクターは第1サンプラーが前のサンプリング周期にサンプリングしたデータが0であるか1であるかに応じて、第3データを第2サンプラーに送るか第4データを第2サンプラーに送るかを決定し、それにより補正後の奇数チャネルのデータのサンプリングを実現する。
本願の実施例によれば、離れた後のデータのサンプリング結果に対する前のデータの干渉を除去するだけでなく、さらに隣接する後のデータのサンプリング結果に対する前のデータの干渉を除去する。
さらになお、「備える」、「含む」のような用語又はその任意のほかの変形は非排他的な包含をカバーすることを意図し、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、商品又は装置はそれらの要素を含むだけでなく、明確にリストされていないほかの要素をさらに含んでもよく、又はこのようなプロセス、方法、商品又は装置に固有の要素をさらに含んでもよい。これ以上の制限がない場合、「1つの…を含む」により限定される要素は、要素を含むプロセス、方法、商品又は装置に別の同じ要素がさらに含まれることを除外しない。
以上、本願の実施例を説明したが、本願を限定するものではない。当業者であれば、本願に対して種々の変更や変化を行うことができる。本願の精神及び原理を逸脱せずに行われる変更、同等置換、改良等はすべて本願の特許請求の範囲に含まれる。
本発明の実施例に係る技術案は、判定帰還等化器の技術分野に適用できる。本発明の実施例では、判定帰還等化回路は、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第1加算器回路と、第1加算器回路に接続され、第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第1サンプリング結果を得るように構成される第1サンプラーと、サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第2加算器回路と、第2加算器回路に接続され、第2加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第2サンプリング結果を得るように構成される第2サンプラーであって、第2信号成分と第1信号成分とは、信号変化方向が反対である第2サンプラーと、それぞれ第1サンプラー及び第2サンプラーに接続され、第2クロック信号によって第1サンプリング結果又は第2サンプリング結果を目標補正値として決定し、目標補正値に基づいて目標補正データを決定するように構成される補正パラメータ処理ユニットであって、第1サンプラー及び第2サンプラーに基づいてサンプリングされたデータ中の目標補正データの成分が所定要件を満たすように第2クロック信号のタイミングが第1クロック信号よりも早い補正パラメータ処理ユニットと、を備え、それにより、関連技術では判定帰還等化器におけるTAP2パスの出力をタイミング制約下で安定値にすることが困難であるため、符号間干渉除去効果が低いという問題を解決する。

Claims (9)

  1. 判定帰還等化回路であって、
    サンプリングデータ、第1補正データ及び補正パラメータ処理ユニットにより出力される目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第1加算器回路と、
    前記第1加算器回路に接続され、前記第1加算器回路により出力されるデータを第1クロック信号中の第1信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第1サンプリング結果を得るように構成される第1サンプラーと、
    前記サンプリングデータ、前記第1補正データ及び前記補正パラメータ処理ユニットにより出力される前記目標補正データを受信し、受信したデータを加算するように構成される第2加算器回路と、
    前記第2加算器回路に接続され、前記第2加算器回路により出力されるデータを前記第1クロック信号中の第2信号成分によってサンプリングし、現在のサンプリング周期の第2サンプリング結果を得るように構成される第2サンプラーであって、前記第2信号成分と前記第1信号成分とは、信号変化方向が反対である第2サンプラーと、
    それぞれ前記第1サンプラー及び前記第2サンプラーに接続され、第2クロック信号によって前記第1サンプリング結果又は前記第2サンプリング結果を目標補正値として決定し、前記目標補正値に基づいて前記目標補正データを決定するように構成される前記補正パラメータ処理ユニットであって、前記第1サンプラー及び前記第2サンプラーに基づいてサンプリングされたデータ中の前記目標補正データの成分が所定要件を満たすように前記第2クロック信号のタイミングが前記第1クロック信号よりも早い前記補正パラメータ処理ユニットと、を備える、判定帰還等化回路。
  2. 前記補正パラメータ処理ユニットは、
    前記第2クロック信号のレベル信号によって前記第1サンプリング結果又は前記第2サンプリング結果を選択し、選択したサンプリング結果を前記目標補正値とするように構成される第1データセレクターと、
    前記第1データセレクターに接続され、前記目標補正値と目標補正係数との積を計算し、前記目標補正データを得るように構成される乗算器と、を備える、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
  3. それぞれ前記第1サンプラー及び前記第2サンプラーに接続され、前記第1サンプリング結果及び前記第2サンプリング結果を受信し、前記第1サンプリング結果及び前記第2サンプリング結果によって前記目標補正係数を決定するように構成されるアダプティブロジックモジュールをさらに備える、請求項2に記載の判定帰還等化回路。
  4. 前記第2クロック信号を送信するように構成されるクロック回路と、
    前記クロック回路に接続され、前記第2クロック信号を遅延させ、前記第1クロック信号を得るように構成される第1バッファと、をさらに備える、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
  5. クロック信号を送信するように構成されるクロック回路と、
    前記クロック回路に接続され、前記クロック信号を遅延させ、前記第2クロック信号を得るように構成される第2バッファと、
    前記第2バッファに接続され、前記第2クロック信号を遅延させ、前記第1クロック信号を得るように構成される第3バッファと、をさらに備える、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
  6. 前記第1サンプラーは、前記第1加算器回路により出力されるデータを前記第1クロック信号中の立ち上がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、前記第2サンプラーは、前記第2加算器回路により出力されるデータを前記第1クロック信号中の立ち下がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、
    又は、前記第1サンプラーは、前記第1加算器回路により出力されるデータを前記第1クロック信号中の立ち下がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられ、前記第2サンプラーは、前記第2加算器回路により出力されるデータを前記第1クロック信号中の立ち上がりエッジ信号によってサンプリングすることに用いられる、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
  7. 前記目標補正データは、前記サンプリングデータ中の各データの、離れた後のデータに対する干渉を補正することに用いられる、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
  8. 前記第1補正データは、前記サンプリングデータ中の各データの、隣接する後のデータに対する干渉を補正することに用いられ、前記第1補正データは絶対値が同じ第1サブ補正データ及び第2サブ補正データを含み、前記判定帰還等化回路は、
    入力端子が前記第1加算器回路に接続され、出力端子が前記第1サンプラーに接続され、前記第2サンプラーにより前のサンプリング周期に出力された第4サンプリング結果を受信し、前記第4サンプリング結果によって、前記第1加算器回路により出力される第1データ又は第2データを、前記第1サンプラーに入力されるデータとして決定するように構成される第2データセレクターであって、前記第1データは前記第1加算器回路が前記サンプリングデータ、前記第1サブ補正データ及び前記目標補正データを加算したデータであり、前記第2データは前記第1加算器回路が前記サンプリングデータ、前記第2サブ補正データ及び前記目標補正データを加算したデータである第2データセレクターと、
    入力端子が前記第2加算器回路に接続され、出力端子が前記第2サンプラーに接続され、前記第1サンプラーにより前のサンプリング周期に出力された第3サンプリング結果を受信し、前記第3サンプリング結果によって、前記第2加算器回路により出力される第3データ又は第4データを、前記第2サンプラーに入力されるデータとして決定するように構成される第3データセレクターであって、前記第3データは前記第2加算器回路が前記サンプリングデータ、前記第1サブ補正データ及び前記目標補正データを加算したデータであり、前記第4データは前記第2加算器回路が前記サンプリングデータ、前記第2サブ補正データ及び前記目標補正データを加算したデータである第3データセレクターと、をさらに備える、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
  9. 前記第1補正データは第2補正データ及び第3補正データを含み、前記第2補正データは、サンプリングデータ中の各データの、隣接する後のデータに対する干渉を補正することに用いられ、前記第3補正データは、前記サンプリングデータ中の各データの、N個(Nは1よりも大きい整数)のデータ離れた後のデータに対する干渉を補正することに用いられる、請求項1に記載の判定帰還等化回路。
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