JP2014023160A - クォーター・レート推論判定帰還型等化器 - Google Patents

クォーター・レート推論判定帰還型等化器 Download PDF

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Abstract

【課題】シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和したシステムの実現。
【解決手段】入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和するシステムであって、第1クロック・レートで入力データを受信し、入力データのシンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、入力データからシンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成する推論アナログ回路と、推論アナログ回路に通信可能に接続され、第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、第1推論データおよび第2推論データをサンプリングし、シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和するサンプリング回路と、を有する。
【選択図】図1

Description

ここに開示する実施形態は、判定帰還型等化器(Decision Feedback Equalizer :DFE)に関する。
多くの電子システムは、非常に高速のデータ信号速度で相互に通信する多くの集積回路(IC)を含む複雑なアーキテクチャを有する。しかしながら、IC間でのデータ信号通信の高い速度は、パルスの拡散の形、およびデータ信号の信号対雑音比(Signal-to-Noise Ratio :SNR)を低下させるシンボル間干渉(Inter-Symbol Interference :ISI)の形での信号の劣化を生じる。このような劣化を補償する1つの一般的な方法は、判定帰還型等化器(DFE)回路を搭載することである。しかしながら、これまでのDFE回路は、高速データ信号の信号劣化を補償するのに十分な高速な速度で動作しなかった。
ここで請求する主題は、そのような問題点を解決し、上記に記載されたような環境のみで動作する実施形態に限定されるものではない。むしろ、この背景は、ここに記載する実施形態が実行される技術分野の一例を示すのみである。
実施形態の1つの態様によれば、入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和する方法は、第1クロック・レートで受信した入力データに、シンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成することを有する。この方法は、入力データからシンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成することをさらに有する。この方法は、第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、第1推論データおよび第2推論データをサンプリングし、シンボル間干渉(ISI)の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和することをさらに有する。
図1は、例示の判定帰還型等化器(DFE)回路のブロック図を示す。 図2Aは、クォーター・クロック・レートで動作するように構成された1タップの推論DFE回路の例を示す。 図2Bは、図2Aの1タップの推論DFE回路に関係するタイミングを示す。 図3Aは、クォーター・クロック・レートで動作するように構成された2タップの推論DFE回路の例を示す。 図3Bは、クォーター・クロック・レートで動作するように構成された2タップの推論DFE回路の例を示す。 図4は、入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和する方法の例のフローチャートである。
実施形態の目的および利点は、特に特許請求の範囲に示された要素、特徴および組合せにより実現および達成される。
これまでの一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、例として示すものであり、特許請求の範囲として記載される発明を限定するものではない。
以下にさらに詳細に述べるように、推論判定帰還型等化器(DFE)回路は、推論DFE回路により受信されたデータが受けたシンボル間干渉(ISI)が、入力データのクロック・レートの1/4であるクロック・レートで実行されるように形成される。したがって、推論DFE回路に課されるタイミングの制約が緩和され、受信入力データの高速クロック・レートを可能にする。
本発明の実施形態が、付属の図面を参照して説明される。
図1は、例示のDFE回路100のブロック図を示す。DFE回路100は、通信チャネルを介して電子システムの回路から、または他の信号源から入力データ101を受信するように形成されている。入力データ101は、入力データの異なるビットが通信チャネルを伝搬する間に互いに干渉する時に、シンボル間干渉(ISI)を受ける。ISIは、入力データ101を読み取るのを困難にまたは不可能にする。したがって、DFE回路100は、入力データ101が受けたISIの少なくとも幾分かを補償するように形成され、入力データ101が容易に読み取れるようにする。
DFE回路100は、入力データ101の1つまたはそれ以上前の値(例えば、ビット値)に基づいたISI相殺値を入力データ101に印加することによりISIを補償する。ISIの補償に使用される入力データ101の前の値の個数は、DFE回路100のタップ106の個数に関係している。例えば、1タップのDFE回路100は、入力データ101の第1前値に基づいてISIを補償し、2タップのDFE回路100は、入力データ101の第1および第2前値に基づいてISIを補償する、等である。したがって、入力データ101へのISI相殺値の印加は、それ自体から相殺されたISIの部分を少なくとも有する出力データ108となる。
DFE回路100のタップ106のぞれぞれは、入力データ101の関係する前の値を受信し、関係する前の値に基づく入力データ101への関係するISI相殺値を印加するように形成される。例えば、DFE回路100は、フリップフロップ104aの出力が入力データ101の前の値であるように形成されたフリップフロップ104aを有する。タップ106aは前の値を受信し、前の値に基づいて(例えば、前の値が”1”または”0”であったかにより)、タップ106aは、加算器102を介して、入力データ101に相殺値C1を加算するか、または入力データ101から相殺値C1を減じる。したがって、タップ106aは、入力データ101の前の値により生じた、入力データ101が受けたであろうISIを補償する。いくつかの実施形態では、DFE回路100は、いくつかの追加タップ106b〜106nおよびフリップフロップ104b〜104nを有し、同様に、入力データ101の2番からn番前の値により生じた、入力データ101が受けたであろうISIを補償するように形成される。本開示の範囲から逸脱しない限り、DFE回路100に対して、変形例、回路の追加または回路の除去を行ってもよい。例えば、DFE回路100は、所望の応用およびDFE回路100の実現に応じて各種の個数のタップ106を有するようにする。
DFE回路が受信した入力データのデータレートが増加するにしたがって、ISIを補償するためのDFE回路に対するタイミング制約はより厳しくなる。したがって、DFE回路は、推論DFE回路がDFE回路に対するタイミング制約を改善するように形成される。推論DFE回路は、相殺値C1のようなISI相殺値を、入力データに加算し、ISI相殺値の加算に関係する第1推論データを生成する。推論DFE回路は、さらに、加算を行うのと同時に、ISI相殺値を入力データから減じて、ISI相殺値の減算に関係する第2推論データを生成する。推論DFE回路は、第1推論データと第2推論データのいずれかを、入力データの1つまたはそれ以前の前のデータに基づいた出力データとして使用するように選択するデジタルフィルタを使用する。したがって、推論DFE回路の速度は、ISI相殺値に関係する加算または減算は入力データの前の値を決定する前に実行されるため、非推論DFE回路に比べて増加する。
これまでおよびこれ以後詳細に説明するように、ここでの開示で実施される推論DFE回路は、推論ISI相殺が入力データのデータレートの1/4のクロック・レートで実行されるように形成される。図2A、図2Bおよび図3を参照して詳細を説明するように、このようなものの実施は、入力データに関係する推論データのデマルチプレキシング(分離)により、入力データの値が、並列に実行されるISI補償を受けるようにすることで、達成される。したがって、推論クォーター・レートの実施により、推論DFE回路におけるタイミング制約は、入力データのより高速のデータレートを可能にするように緩和される。
図2Aは、本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って形成されたクォーター・クロック・レートで動作するように形成された例示の1タップ推論DFE回路200(以下、”DFE回路200”と称する)を示す。DFE回路200は、入力データ201を受信するように形成された推論アナログ回路202を有する。入力データ201は、1またそれ以上の情報ビットを有する複数の値209(図2Bに示されている)を有する。DFE回路200は、入力データ201の値209を、クロック203(図2BでClkとして示される)に基づいて、続けて受信する。
推論アナログ回路202は、それぞれが入力データ201を受信する加算回路212a、212b、214a、および214bを含む。加算回路212aおよび214aは、それぞれISI相殺値C1を受信入力データ201に加えて、推論データ211aおよび213aを発生する。加算回路212bおよび214bは、それぞれISI相殺値C1の負の値を受信入力データ201に加えて、ISI相殺値C1の値を減算して、推論データ211bおよび213bを発生する。ISI相殺値C1は、入力データ201の前の値209から、入力データ201の値209によりもたらされるISIの操作に関係する。加算回路212aおよび212bと214aおよび214bは、ハーフ・レート・サンプリング回路204に通信可能に接続される。
ハーフ・レート・サンプリング回路204は、それぞれ加算回路212aおよび212bに通信可能に接続されるフリップフロップ216aおよび216bを含む。したがって、フリップフロップ216aは加算回路212aから推論データ211aを受信し、フリップフロップ216bは加算回路212bから推論データ211bを受信する。同様に、ハーフ・レート・サンプリング回路204は、それぞれ加算回路214aおよび214bに通信可能に接続されるフリップフロップ218aおよび218bを含む。したがって、フリップフロップ218aは加算回路214aから推論値213aを受信し、フリップフロップ218bは加算回路214bから推論値213bを受信する。
ハーフ・レート・サンプリング回路204のフリップフロップ216aおよび216bは、(図2BでHclkとして示される)ハーフ・クロック205の立上りエッジにおける推論データ211aおよび211bをサンプルするように構成されている。ハーフ・クロック205の立上りエッジは、図2AでHclkとして示される。ハーフ・レート・サンプリング回路204のフリップフロップ218aおよび218bは、ハーフ・クロック205の立下りエッジにおける推論データ213aおよび213bをサンプルするように構成されている。ハーフ・クロック205の立下りエッジは、図2AでHclkfとして示される。
名称が示すように、および図2Bに示されるように、ハーフ・クロック205は、クロック203のレートの半分(1/2)のレートである。したがって、フリップフロップ216aおよび216bは、入力データ201の他の全ての値209にそれぞれ関係する推論データ211aおよび211bをサンプルする。さらに、フリップフロップ218aおよび218bは、入力データ201の他の値209にそれぞれ関係する推論データ213aおよび213bをサンプルする。
例えば、図2Bに示すように、時間t1において、入力データ201は、値209eを有する。したがって、時間t1において、推論データ211a、211b、213aおよび213bは、値209eに関係する。さらに、時間t1において、ハーフ・クロック205は、ハーフ・クロック205の立上りエッジが時間t1で発生するように、「低(L:low)」から「高(H:high)」になる。したがって、時間t1において、フリップフロップ216aおよび216bは、それぞれ推論データ211aおよび211bをサンプルし、時間t1においてフリップフロップ216aおよび216bによりサンプルされた推論データ211aおよび211bは、入力データ201の値209eに関係づけられる。しかし、フリップフロップ218aおよび218bは、ハーフ・クロック205の立上りエッジではなく、立下りエッジでサンプルするように構成されているため、フリップフロップ218aおよび218bは、時間t1において、それぞれ推論データ213aおよび213bをサンプルしない。
時間t2において、ハーフ・クロック205は、ハーフ・クロック205の立下りエッジが時間t2で発生するように、「高」から「低」になる。したがって、時間t2おいて、フリップフロップ218aおよび218bは、それぞれ推論データ213aおよび213bをサンプルする。さらに、図2Bに示すように、入力データ201は、時間t2において値209fを有しており、時間t2においてフリップフロップ218aおよび218bによりサンプルされた推論データ213aおよび213bは、入力データ201の値209fに関係づけられる。さらに、フリップフロップ216aおよび216bは、ハーフ・クロック205の立下りエッジではなく、立上りエッジでサンプルするように構成されているため、フリップフロップ216aおよび216bは、時間t2において、それぞれ推論データ211aおよび211bをサンプルしない。
したがって、フリップフロップ216aおよび216bの出力は、それぞれ、入力データ201の「イーブン(even)(偶)」の値209(例えば、値209e)に関係するイーブンの推論データ215aおよび215bである。さらに、フリップフロップ218aおよび218bの出力は、それぞれ、入力データ201の「オッド(odd)(奇)」の値209に関係するオッドの推論データ217aおよび217bである。ここで、オッドおよびイーブンは、1ずつ増加する整数の列で、入力データ201のイーブンの値209は入力データ201のオッドの値209の次に続き、同様にイーブンの整数はオッドの整数の次に続くことを指す。用語イーブンおよびオッドは、値209に含まれる実際の情報(例えば「1」のビットまたは「0」のビット)を示さず、対応もしない。したがって、ハーフ・レート・サンプリング回路204は、入力データ201の連続した値209(例えば、値209eおよび209f)に関係する推論データ211aおよび211b、および213aおよび213bを、イーブンの推論データ215aおよび215bおよびオッドの推論データ217aおよび217bの並列出力に、デマルチプレクスする(分解する)。
フリップフロップ216aおよび216bは、ハーフ・レート整列回路206のフリップフロップ220aおよび220bに通信可能に接続され、フリップフロップ220aおよび220bは、それぞれフリップフロップ216aおよび216bからイーブンの推論データ215aおよび215bを受信する。フリップフロップ218aおよび218bは、ハーフ・レート整列回路206のフリップフロップ220cおよび220dに通信可能に接続され、フリップフロップ220cおよび220dは、それぞれフリップフロップ218aおよび218bからオッドの推論データ217aおよび217bを受信する。
フリップフロップ220aおよび220bは、ハーフ・クロック205の立上りエッジにおいて、イーブンの推論データ215aおよび215bおよびオッドの推論データ217aおよび217bをサンプルするように構成され、イーブンの推論データ215aおよび215bは、フリップフロップ220aおよび220bの出力において、オッドの推論データ217aおよび217bと実質的に整列される。フリップフロップ220a−220dの出力は、ハーフ・レート整列回路206の出力である。
ハーフ・レート整列回路206は、(図2Bで(Qclk)として示される)クォータークロック207に基づいて、イーブンの推論データ215aおよび215bおよびオッドの推論データ217aおよび217bをサンプルするように構成されたクォーター・レートサンプリング回路208に通信可能に接続される。クォータークロック207の立上りエッジは、図2AでQclkfとして示される。クォータークロック207は、図2Bに示されるように、クロック203のレートの1/4のレートであるように構成されている。
クォーター・レートサンプリング回路208は、セットで配列されたフリップフロップ222a−222dおよび224a−224dを含み、各セットはフリップフロップ220a−220dのそれぞれのフリップフロップから、イーブンの推論データ215aまたは215b、またはオッドの推論データ217aまたは217bの1つを受信するように構成されている。例えば、フリップフロップ222aおよび224aは、フリップフロップ220aからイーブンの推論データ215aを受信するように構成されたフリップフロップのセットであり、フリップフロップ222bおよび224bは、フリップフロップ220bからイーブンの推論データ215bを受信するように構成されたフリップフロップのセットであり、フリップフロップ222cおよび224cは、フリップフロップ220cからオッドの推論データ217aを受信するように構成されたフリップフロップのセットであり、フリップフロップ222dおよび224dは、フリップフロップ220dからオッドの推論データ217bを受信するように構成されたフリップフロップのセットである。
フリップフロップ222a−222dは、クォータークロック207の立上りエッジで、フリップフロップ222a−222dのそれぞれにより受信されたイーブンの推論データ215aまたは215b、又はオッドの推論データ217aまたは217bをサンプルするように構成されている。フリップフロップ224a−224dは、クォータークロック207の立下りエッジで、フリップフロップ224a−224dのそれぞれにより受信されたイーブンの推論データ215aまたは215b、又はオッドの推論データ217aまたは217bをサンプルするように構成されている。
クォーター・レートサンプリング回路208は、入力データ201の連続したイーブンの値209に関係するイーブンの推論データ215aおよび215bを、イーブンの推論データ219aおよび219bおよび次のイーブンの推論データ223aおよび223bの並列出力にデマルチプレクス(分解)する。例えば、イーブンの推論データ219aおよび219bは、入力データ201のイーブンの値209eに関係し、次のイーブンの推論データ223aおよび223bは、入力データ201の次のイーブンの値209gに関係する。
クォーター・レートサンプリング回路208は、入力データ201の連続したオッドの値209に関係するオッドの推論データ217aおよび217bを、オッドの推論データ221aおよび221bおよび次のオッドの推論データ225aおよび225bの並列出力にデマルチプレクス(分解)する。例えば、オッドの推論データ221aおよび221bは、入力データ201のオッドの値209fに関係し、次のオッドの推論データ225aおよび225bは、入力データ201のオッドの値209hに関係する。
クォータークロック207の立上りエッジでフリップフロップ222aによりサンプルされたイーブンの推論データ215aが、入力データ201のイーブンの値209eに関係する場合の、クォーター・レートサンプリング回路208を通るデータフローの例を考える。したがって、フリップフロップ222aにより出力されるイーブンの推論データ219aは、入力データ201のイーブンの値209eに関係する。さらに、クォータークロック207のクォーター・レートのために、クォータークロック207の次の立下りエッジでフリップフロップ224aによりサンプルされたイーブンの推論データ215aは、入力データ201のイーブンの値209gに関係し、それはイーブンの値209eの後の次のイーブンの値209である。したがって、フリップフロップ224aにより出力される次のイーブンの推論データ223aは、イーブンの推論データ219aに関係するイーブンの値209に対する次のイーブンの値209に関係する。このように、フリップフロップ222aおよび224aは、イーブンの推論データ215aを、入力データ201の連続したイーブンの値209に関係するイーブンの推論データ219aおよび次のイーブンの推論データ223aの並列出力にデマルチプレクスする。フリップフロップ222b、222cおよび222d、および224b、224cおよび224dは、同様に、イーブンの推論データ215b、オッドの推論データ217aおよびオッドの推論データ217bを、それぞれ、イーブンの推論データ219bおよび次のイーブンの推論データ223b、オッドの推論データ221aおよび次のオッドの推論データ225a、およびオッドの推論データ221bおよび次のオッドの推論データ225bの並列出力にデマルチプレクスする。
DFE回路200のクォーター・レート整列回路210は、フリップフロップ226a−226hを含み、フリップフロップ226a−226hのそれぞれは、イーブンの推論データ219aおよび219b、オッドの推論データ221aおよび221b、次のイーブンの推論データ223aおよび223b、および次のオッドの推論データ225aおよび225bの1つを受信するように構成されている。クォーター・レート整列回路210のフリップフロップ226a−226hは、クォータークロック207の立上りエッジでそれぞれの推論データをサンプルするように構成されている。したがって、イーブンの推論データ219aおよび219b、オッドの推論データ221aおよび221b、次のイーブンの推論データ223aおよび223b、および次のオッドの推論データ225aおよび225bは、フリップフロップ226の出力において実質的に時間的に整列される。フリップフロップ226の出力は、クォーター・レート整列回路210の出力である。時間的に整列されたイーブンの推論データ219aおよび219b、オッドの推論データ221aおよび221b、次のイーブンの推論データ223aおよび223b、および次のオッドの推論データ225aおよび225bは、クォーター・レート整列回路210から、デジタルフィルタ231により、受信される。
デジタルフィルタ231は、クォーター・レート整列回路210のフリップフロップ226aおよび226bから、イーブンの推論データ219aおよび219bを受信するように構成されているセレクタ228aを含む。セレクタ228aは、イーブンの推論データ219aおよび219bの一方を選択して、出力データ227aを生成するように構成されている。したがって、出力データ227aは、イーブンの推論データ219aおよび219bに関係する入力データ201の値209に関係する。例えば、イーブンの推論データ219aおよび219bは値209eに関係し、出力データ227aは値209eに関係する。
デジタルフィルタ231は、クォーター・レート整列回路のフリップフロップ226cおよび226dから、オッドの推論データ221aおよび221bを受信するように構成されたセレクタ228bを含む。セレクタ228bは、オッドの推論データ221aおよび221bの一方を選択して、オッドの推論データ221aおよび221bに関係する入力データ201の値209に関係する出力データ227bを生成するように構成されている。出力データ227bに関係する値209は、出力データ227aに関係する値209に対する次の値209である、例えば、出力データ227aに関係する値209が値209eである時には、出力データ227bに関係する値209は、値209fである。
デジタルフィルタ231は、クォーター・レート整列回路のフリップフロップ226eおよび226fから、次のイーブンの推論データ223aおよび223bを受信するように構成されたセレクタ228cを含む。セレクタ228cは、次のイーブンの推論データ223aおよび223bの一方を選択して、次のイーブンの推論データ223aおよび223bに関係する入力データ201の値209に関係する出力データ227cを生成するように構成されている。出力データ227cに関係する値209は、出力データ227bに関係する値209に対する次の値209である、例えば、出力データ227bに関係する値209が値209fである時には、出力データ227cに関係する値209は、値209gである。
デジタルフィルタ231は、クォーター・レート整列回路のフリップフロップ226gおよび226hから、次のオッドの推論データ225aおよび225bを受信するように構成されたセレクタ228dを含む。セレクタ228dは、次のオッドの推論データ225aおよび225bの一方を選択して、次のオッドの推論データ225aおよび225bに関係する入力データ201の値209に関係する出力データ227dを生成するように構成されている。出力データ227dに関係する値209は、出力データ227cに関係する値209に対する次の値209である、例えば、出力データ227cに関係する値209が値209gである時には、出力データ227dに関係する値209は、値209hである。
出力データ227a−227dは、それぞれフリップフロップ230a−230dにより受信される。フリップフロップ230a−230dは、クォータークロック207の立上りエッジでそれぞれ受信した出力データ227をサンプリングするまで、前の出力データ229a−229dを出力するように構成されている。
フリップフロップ230により出力される前の出力データ229に関係する値209は、クォータークロック207はクロック203のクォーター・レートの1/4であるため、フリップフロップ230の入力で受信された出力データ227に関係する4つ前の値209である。例えば、フリップフロップ230aにより出力された前の出力データ229aは、もしフリップフロップ230aの入力で受信された出力データ227aが入力データ201の値209eに関係するならば、入力データ201の値209aに関係する。フリップフロップ230bにより出力された前の出力データ229bは、もしフリップフロップ230bの入力で受信された出力データ227bが入力データ201の値209fに関係するならば、入力データ201の値209bに関係する。フリップフロップ230cにより出力された前の出力データ229cは、もしフリップフロップ230cの入力で受信された出力データ227cが入力データ201の値209gに関係するならば、入力データ201の値209cに関係する。フリップフロップ230dにより出力された前の出力データ229dは、もしフリップフロップ230dの入力で受信された出力データ227dが入力データ201の値209hに関係するならば、入力データ201の値209dに関係する。
セレクタ228a−228dは、受信した推論データに関係する値209の前である値209に関係する出力データに基づいて、それぞれ受信した推論データの1つを選択するように構成されている。例えば、前の出力データ229dは、セレクタ228aにより受信されイーブンの推論データ219aおよび219b(例えば値209e)に関係する入力データ201の値209の前である入力データ201の値209(例えば値209d)に関係する。
したがって、セレクタ228aは、前の出力データ229dに基づいてイーブンの推論データ219aまたは219bを選択する。前にも述べたように、出力データ227aは、オッドの推論データ221aおよび221bに関係する入力データ201の値209の前の入力データ201の値209に関係するため、セレクタ228bは、出力データ227aに基づいてイーブンの推論データ221aまたは221bの一方を選択する。前にも述べたように、出力データ227bは、次のイーブンの推論データ223aおよび223bに関係する入力データ201の値209の前の入力データ201の値209に関係するため、セレクタ228cは、同様に、出力データ227bに基づいて次のイーブンの推論データ223aまたは223bの一方を選択する。さらに、前にも述べたように、出力データ227cは、次のオッドの推論データ225aおよび225bに関係する入力データ201の値209の前の入力データ201の値209に関係するため、セレクタ228dは、同様に、出力データ227cに基づいて次のオッドの推論データ225aまたは225bの一方を選択する。
したがって、デジタルフィルタ231は、入力データ201の4つの連続した値209に関係する出力データ227a−227dを、並列に生成するように構成されている。クロック203の1/4クロック・レートでサンプリングすることにより生じる並列構成は、出力データ227a−227d、入力データ201に関係するクロック・レートの1/4であるクロック・レートでフリップフロップ230a−230dによりサンプルされるため、デジタルフィルタn動作に関係するタイミング制約を緩和する。したがって、デジタルフィルタ231の課される時間制約は、緩和される。
例えば、図2AのDFE200のタイミング制約は、デジタルフィルタ231に関係するクリティカルパル(限界経路)に基づき、そこでは、クォータークロック207の立上りエッジ間で、以下の動作がデジタルフィルタ231により実行される必要がある。(1)フリップフロップ230dは前の出力データ229dを出力する。(2)セレクタ228aは、最近出力された前の出力データ229dに基づいて、出力データ227aの選択を行う。(3)セレクタ228bは、最近選択された出力データ227aに基づいて、出力データ227bの選択を行う。(4)セレクタ228cは、最近選択された出力データ227bに基づいて、出力データ227cの選択を行う。(5)セレクタ228dは、最近選択された出力データ227cに基づいて、出力データ227dの選択を行う。クリティカルパスに関係するタイミングの要求は、以下の式により表される。
4UI<tcq.FF+tsetup.FF+4*tsq.MUX
上記の式の“UI”は、入力データ201の値209間の時間期間に関係する「単位間隔」を表し、“4UI”は、DFE回路200のタイミング制約に関係する。さらに、上記の式で、“tcq.FF”は、フリップフロップ230dのクォータークロック信号207の立上りエッジを受けてから前の出力データ229dを出力するまでの遅延を表す。“tsetup.FF”は、フリップフロップ230dのセットアップ時間を表す。“tsq.MUX”は、セレクタ228a−228dの、選択データを受けた時からそれぞれの出力データ227a−227dを出力するまでの遅延を表す。
これに対して、これまで実現されていた推論DFEは、以下の式で表されるタイミング要求を有する。
UI<tcq.FF+tsetup.FF+tsq.MUX
2つの式を比較して示すように、DFE回路200のタイミング制約(例えば“4UI”)は、これまで実現されていた推論DFEのタイミング制約(例えば“4UI”)の4倍である。DFE回路200のタイミング定数に関係する時間を増加させるものがいくつか追加のセレクタで使用されたとしても、2つの式(例えば、tcq.FF+tsetup.FF)の定数部分はタイミング制約の割合は小さいままであるから、DFE回路200は、これまでの構成の推論DFEに対してタイミングの利点を有する。このように、本開示のDFE回路200は、より高速の通信システムに使用できる。
図2Aおよび図2Bに対して、本開示の範囲を逸脱すること無しに、変形例、追加または除去が行える。例えば、クロック・レートは、特別な適用に応じて変化する。さらに、フリップフロップが関係するクロックのどの立上りエッジでデータをサンプルするか、およびフリップフロップが関係するクロックのどの立下りエッジでデータをサンプルするかについては、単に実行例として示しただけである。さらに、いくつかの実施形態では、ハーフ・レート整列回路および/またはクォーター・レート整列回路は省いてもよい。さらに、図2Aおよび図2BのDFE回路200は、1タップDFEの文脈で説明している。しかし、1つ以上のタップを有する推論DFEを、本発明にしたがって実現することもできる。
例えば、図3Aおよび図3Bは、本開示の少なくともいくつかの実施形態にしたがって配置した、クォーター・クロック・レートで動作するように構成された2タップ推論DFE回路300(以下、「DFE回路300」)の例示の実施形態を示す。DFE回路300は、DFE回路300が受信した入力データ301の第1および第2の前の値に基づいてISI相殺処理を実行する以外は、図2AのDFE回路200に実質的に類似している。
例えば、DFE回路300の推論アナログ回路302は、それぞれ推論データ311a−311dおよび313a−313dを生成するように構成された加算回路313a−313dおよび314a−314dを含む。推論データ311aおよび313aは、ISI相殺値C1およびISI相殺値C2を、受信した入力データ301に加える加算回路312aおよび314aに関係している。ISI相殺値C1は、入力データ301の前の値から入力データ301によりもたらされたISIに関係する。ISI相殺値C2は、入力データ301の第2の前の値から入力データ301によりもたらされたISIに関係する。推論データ311bおよび313bは、ISI相殺値C1を受信した入力データ301に加え、ISI相殺値C2を受信した入力データ301から減じる加算回路312bおよび314bに関係している。推論データ311cおよび313cは、ISI相殺値C1を受信した入力データ301から減じ、ISI相殺値C2を受信した入力データ301に加える加算回路312cおよび314cに関係している。推論データ311dおよび313dは、ISI相殺値C1およびISI相殺値C2の両方を、受信した入力データ301から減じる加算回路312dおよび314dに関係している。
図2Aおよび図2Bについて説明したように、イーブンの推論データ211aおよび211bを生成するように構成されたハーフ・レート・サンプリング回路204と同様に、ハーフ・レート・サンプリング回路304は、入力データ301に関係するクロックの半分のクロック・レートを有するハーフ・クロックの立上りエッジで推論データ311a−311dをサンプルし、イーブンの推論データ315a−315dを生成するように構成されている。図2Aおよび図2Bについて説明したように、オッドの推論データ217aおよび217bを生成するように構成されたハーフ・レート・サンプリング回路204と同様に、ハーフ・レート・サンプリング回路304は、ハーフ・クロックの立下りエッジで推論データ313a−313dをサンプルし、オッドの推論データ317a−317dを生成するように構成されている。
DFE回路300は、イーブンの推論データ315a−315dおよびオッドの推論データ317a−317dを受信するように構成されたハーフ・レート整列回路306を含む。図2Aおよび図2Bについて説明したように、ハーフ・クロック205の立上りエッジで、イーブンの推論データ215aおよび215bをオッドの推論データ217aおよび217bに時間整列させるハーフ・レート整列回路206と同様に、ハーフ・レート整列回路306は、ハーフ・クロックの立上りエッジで、イーブンの推論データ315a−315dをオッドの推論データ317a−317dに実質的に時間整列させるように構成されている。
DFE回路300は、イーブンの推論データ315a−315dおよびオッドの推論データ317a−317dを受信するように構成されたクォーター・レートサンプリング回路308を含む。図2Aおよび図2Bについて説明したように、イーブンの推論データ219aおよび219bおよびオッドの推論データ221aおよび221bを生成するように構成されたクォーターサンプリング回路208と同様に、クォーター・レートサンプリング回路308は、入力データ301に関係するクロックの1/4のクロック・レートを有するクォータークロックの立上りエッジに基づいて、イーブンの推論データ319a−319dおよびオッドの推論データ321a−321dを生成するように構成されている。図2Aおよび図2Bについて説明したように、次のイーブンの推論データ223aおよび223bおよび次のオッドの推論データ225aおよび225bを生成するクォーターサンプリング回路208と同様に、クォーター・レートサンプリング回路308は、クォータークロックの立下りエッジに基づいて、次のイーブンの推論データ323a−323dおよび次のオッドの推論データ325a−325dを生成するようにも構成されている。
DFE回路300のクォーター・レート整列回路310は、クォーター・レートサンプリング回路から、イーブンの推論データ319a−319d、オッドの推論データ321a−321d、次のイーブンの推論データ323a−323d、および次のオッドの推論データ325a−325dを受信するように構成されている。図2Aおよび図2Bについて説明したように、イーブンの推論データ219aおよび219b、オッドの推論データ221aおよび221b、次のイーブンの推論データ223aおよび223bおよび次のオッドの推論データ225aおよび225bを時間整列するクォーター・レート整列回路210と同様に、クォーター・レート整列回路310は、クォーター・レートクロックの立上りエッジで、イーブンの推論データ319a−319d、オッドの推論データ321a−321d、次のイーブンの推論データ323a−323d、および次のオッドの推論データ325a−325dを実質的に時間整列するように構成されている。
図2Aおよび図2Bについて説明したように、入力データ201の前の値に関係する出力データに基づいて、出力データ227a−227dおよび前の出力データ229a−229dを生成するデジタルフィルタ231と同様に、DFE回路300は、入力データ301の2つ前の値に関係する出力データに基づいて、出力データ327a−327dおよび前の出力データ329a−329dを生成するように構成されているデジタルフィルタ331を含む。例えば、デジタルフィルタ331は、クォーター・レート整列回路310からイーブンの推論データ319a−319dを受信するように構成されたセレクタ328aを含む。セレクタ328aは、推論データ319a−319bに関係する入力データ301の値について、入力データ301の2つ前の値に関係する前の出力データ329dおよび329cを受信するようにも構成されている。前の出力データ329dおよび329cに基づいて、セレクタ328aは、イーブンの推論データ319a、319b、319c、または319dの1つを選択し、出力データ327aを生成する。
セレクタ328bは、同様に、前の出力データ329dおよび327aに基づいて、オッドの推論データ321a、321b、321c、または321dの1つを選択し、出力データ327bを生成するように構成されている。セレクタ328cは、同様に、出力データ327aおよび327bに基づいて、次のイーブンの推論データ323a、323b、323c、または323dの1つを選択し、出力データ327cを生成するように構成されている。さらに、セレクタ328dは、同様に、出力データ327bおよび出力データ327cに基づいて、次のオッドの推論データ325a、325b、325c、または325dの1つを選択し、出力データ327dを生成するように構成されている。
したがって、デジタルフィルタ331は、個別の出力データ327に関係する入力データ301の値について入力データ301の2つ前の値に関係する出力値に基づいて、入力データ301の4つの連続した値に関係する出力データ327a−327dを並列で生成するように構成されている。出力データ327a−327dは、入力データ301に関係するクロック・レートの1/4のクロック・レートで、フリップフロップ330a−330dによりサンプルされるため、このような並列構成は、デジタルフィルタ331(および最終的に推論DFE回路300)に課される時間制約を緩和する。さらに、タップの付加は、DFE回路200に対して、DFE回路300のクリティカルパスを変化させない。したがって、負荷されたタップは、1タップの推論DFE回路200に対して、2タップ推論DFE回路300のタイミング制約を変化させない。
したがって、本開示にしたがってクォーター・クロック・レートに基づいて適用される、図2Aおよび図2Bの1タップ推論DFE回路200のように、2タップ推論DFE回路300は、これまでの構成のDFEに対してタイミングの利点を有する。そのため、本開示のDFE回路300は、いくつかのこれまでの構成のDFE回路より、より高速の通信システムに適用される。
図3Aおよび図3Bに対して、本開示の範囲を逸脱すること無しに、変形例、追加または除去が行える。例えば、クロック・レートは、特別な適用に応じて変化する。さらに、フリップフロップが関係するクロックのどの立上りエッジでデータをサンプルするか、およびフリップフロップが関係するクロックのどの立下りエッジでデータをサンプルするかについては、単に実行例として示しただけである。さらに、いくつかの実施形態では、ハーフ・レート整列回路および/またはクォーター・レート整列回路は省いてもよい。さらに、図3Aおよび図3BのDFE回路300は、2タップDFEの文脈で説明している。しかし、2以上のタップを有する推論DFEを、本開示にしたがって実現することもできる。
図4は、入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和する例示の方法400を示す。方法400は、図2Aおよび図2Bについて説明したDFE回路200、および図3Aおよび図3Bについて説明したDFE回路300のような、本開示にしたがって構成された適宜のDFE回路により実行される。個別のブロックで示しているが、各種のブロックは、所望の適用に応じて、付加的なブロックに分割し、より少ないブロックに組み合わせ、または除くようにしてもよい。
方法400は、ブロック402で開始し、ISI相殺値が、DFE回路によって第1クロック・レートで受信された入力データに加えられ、第1推論データを生成する。ブロック404では、ISI相殺値は、入力データから減算されて、第2推論データを生成する。第1推論データおよび第2推論データは、入力データに対するISI相殺値の加算または減算にも関係する。
ブロック406では、第1推論データおよび第2推論データは、第1クロック・レートの1/4のクォーター・クロック・レートでサンプルされる。クォーター・クロック・レートでのサンプリングは、第1推論データおよび第2推論データが入力データの4つの連続した値に関係するようになっている。したがって、上記のように、ISI低減の実行に関係するタイミング制約が緩和される。
ブロック408では、第1推論データおよび第2推論データは、前の出力データに基づいて、出力データとして選択される。前の出力データは、DFE回路のタップ数に応じて、入力データの前の値の個数に関係する。第1推論データおよび第2推論データは、タイミング制約に関係する時間期間内に選択される。ブロック408に続いて、方法400は終了する。
方法400は、DFE回路に課されるタイミング制約を改善する本開示にしたがって構成されたクォーター・レート推論DFE回路により実行される。そのため、クォーター・レート推論DFE回路は、これまで構成されたDFE回路に比べてより高速のデータレートで受信される入力データについてISI低減を実行する。
本開示の範囲を逸脱すること無しに、方法400に対して、変形例、追加または除去が行える。例えば、方法400の各ブロックは、記載したものより多いまたは少ない処理を含んでもよい。さらに、「第1」および「第2」の語をある要素を記載するのに使用したが、これらは、それらの要素の個数に言及するものではなく、互いに区別するのに使用される。さらに、他のブロックおよび動作は、記載した各ブロック間で実行される。
ここに記載したすべての例や用語は、発明および発明者が寄与した概念をさらに技術として理解する上での助けとなる目的で記載されたものであり、特別に記載した例や条件に限定されることなく理解されるべきである。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以下、実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和するシステムであって、
第1クロック・レートで入力データを受信し、前記入力データのシンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、前記入力データから前記シンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成する推論アナログ回路と、
前記推論アナログ回路に通信可能に接続され、前記第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、前記第1推論データおよび前記第2推論データをサンプリングし、前記シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和するサンプリング回路と、を備えるシステム。
(付記2)
前記推論アナログ回路は、
前記第1推論データおよび前記第2推論データの少なくとも一方に第2シンボル間干渉相殺値を加算し、
前記第1推論データおよび前記第2推論データの少なくとも一方から前記第2シンボル間干渉相殺値を減じる付記1に記載のシステム。
(付記3)
前記タイミング制約は、4の因数で緩和される付記1に記載のシステム。
(付記4)
入力データの4つの連続した値は、前記第1推論データに関係し、入力データの前記4つの連続した値は、前記第2推論データに関係する付記1に記載のシステム。
(付記5)
前記サンプリング回路に通信可能に接続され、前の出力データに基づいて前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択し、前記タイミング制約に関係する時間期間内に前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択するデジタルフィルタを、さらに備える付記1に記載のシステム。
(付記6)
前記出力データは、前記入力データの4つの連続した値に関係する付記5に記載のシステム。
(付記7)
前記前の出力データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に関係する付記5に記載のシステム。
(付記8)
前記第1推論データおよび前記第2推論データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に基づく付記1に記載のシステム。
(付記9)
入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を増加する方法であって、
第1クロック・レートで受信した入力データに、シンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、
前記入力データから前記シンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成し、
前記第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、前記第1推論データおよび前記第2推論データをサンプリングし、前記シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和する、ことを備える方法。
(付記10)
前記第1推論データおよび前記第2推論データの少なくとも一方に第2シンボル間干渉相殺値を加算し、
前記第1推論データおよび前記第2推論データの少なくとも一方から前記第2シンボル間干渉相殺値を減じることを、さらに備える付記9に記載の方法。
(付記11)
前記タイミング制約は、4の因数で緩和される付記9に記載の方法。
(付記12)
入力データの4つの連続した値は、前記第1推論データに関係し、入力データの4つの連続した前記値は、前記第2推論データに関係する付記9に記載の方法。
(付記13)
前記タイミング制約に関係する時間期間内に、前の出力データに基づいて前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択することを、さらに備える付記9に記載の方法。
(付記14)
前記出力データは、前記入力データの4つの連続した値に関係する付記13に記載の方法。
(付記15)
前記前の出力データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に関係する付記13に記載の方法。
(付記16)
前記第1推論データおよび前記第2推論データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に基づく付記9に記載の方法。
(付記17)
入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和する判定帰還型等化器回路であって、
第1クロック・レートで入力データを受信し、前記入力データのシンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、前記入力データから前記シンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成する推論アナログ回路と、
前記推論アナログ回路に通信可能に接続され、前記第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、前記第1推論データおよび前記第2推論データをサンプリングし、前記シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約が4の因数で緩和されるサンプリング回路と、
前記サンプリング回路に通信可能に接続され、前の出力データに基づいて前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択し、前記タイミング制約に関係する時間期間内に前記第1推論データまたは前記第2推論データを選択するデジタルフィルタと、備える判定帰還型等化器回路。
(付記18)
入力データの4つの連続した値は、前記第1推論データに関係し、入力データの前記4つの連続した値は、前記第2推論データに関係する付記17に記載の判定帰還型等化器回路。
(付記19)
前記出力データは、前記入力データの4つの連続した値に関係する付記17に記載の判定帰還型等化器回路。
(付記20)
前記前の出力データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に関係す付記17に記載の判定帰還型等化器回路。
(付記21)
前記第1推論データおよび前記第2推論データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に基づく付記17に記載の判定帰還型等化器回路。

Claims (10)

  1. 入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和するシステムであって、
    第1クロック・レートで入力データを受信し、前記入力データのシンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、前記入力データから前記シンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成する推論アナログ回路と、
    前記推論アナログ回路に通信可能に接続され、前記第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、前記第1推論データおよび前記第2推論データをサンプリングし、前記シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和するサンプリング回路と、を備えるシステム。
  2. 前記推論アナログ回路は、
    前記第1推論データおよび前記第2推論データの少なくとも一方に第2シンボル間干渉相殺値を加算し、
    前記第1推論データおよび前記第2推論データの少なくとも一方から前記第2シンボル間干渉相殺値を減じる請求項1に記載のシステム。
  3. 前記タイミング制約は、4の因数で緩和される請求項1に記載のシステム。
  4. 入力データの4つの連続した値は、前記第1推論データに関係し、入力データの前記4つの連続した値は、前記第2推論データに関係する請求項1に記載のシステム。
  5. 前記サンプリング回路に通信可能に接続され、前の出力データに基づいて前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択し、前記タイミング制約に関係する時間期間内に前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択するデジタルフィルタを、さらに備える請求項1に記載のシステム。
  6. 前記出力データは、前記入力データの4つの連続した値に関係する請求項5に記載のシステム。
  7. 前記前の出力データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に関係する請求項5に記載のシステム。
  8. 前記第1推論データおよび前記第2推論データは、前記入力データの1つまたはそれ以上の前の値に基づく請求項1に記載のシステム。
  9. 入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を増加する方法であって、
    第1クロック・レートで受信した入力データに、シンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、
    前記入力データから前記シンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成し、
    前記第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、前記第1推論データおよび前記第2推論データをサンプリングし、前記シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約を緩和する、ことを備える方法。
  10. 入力データのシンボル間干渉(ISI)の低減に関係するタイミング制約を緩和する判定帰還型等化器回路であって、
    第1クロック・レートで入力データを受信し、前記入力データのシンボル間干渉(ISI)相殺値を加算して第1推論データを生成し、前記入力データから前記シンボル間干渉相殺値を減じて第2推論データを生成する推論アナログ回路と、
    前記推論アナログ回路に通信可能に接続され、前記第1クロック・レートの1/4である第2クロック・レートで、前記第1推論データおよび前記第2推論データをサンプリングし、前記シンボル間干渉の低減の実行に関係するタイミング制約が4の因数で緩和されるサンプリング回路と、
    前記サンプリング回路に通信可能に接続され、前の出力データに基づいて前記第1推論データまたは前記第2推論データを出力データとして選択し、前記タイミング制約に関係する時間期間内に前記第1推論データまたは前記第2推論データを選択するデジタルフィルタと、備える判定帰還型等化器回路。
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