JP2014165358A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体チップのさらなる小型化を実現できるようにする。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板101と、半導体基板101の第1面(表面)の上に形成された能動素子であるMISFET102及び多層配線層104と、半導体基板101における第1面とは反対側の第2面(裏面)の上に形成された能動素子であるpnダイオード109と、半導体基板101を貫通して形成され、pnダイオード109と多層配線層104とを電気的に接続する貫通電極108とを含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、半導体基板の両面に回路素子を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、マルチメディア(multimedia)機器を実現するためのキーテクノロジ(key technology)であるLSI(large scaleintegration)技術は、データ伝送の高速化及び大容量化に向かって着実に開発が進んでいる。これに伴って、LSIと電子機器とのインターフェイス(interface)となる実装技術の高密度化が進められている。
高密度実装に対応するパッケージ形態の1つとして、複数の半導体チップ同士を重ね合わせて接合したチップ積層タイプのCoC(chip onchip:チップオンチップ)構造がある。
CoC構造を実現する実装方式の1つとして、TSV(through silicon via:シリコンスルービア)を用いる方法がある。TSVを用いることにより、チップの表面側にだけでなく、該チップの裏面側にも、他のチップ又は実装基板と接続するためのバンプ電極を形成することが可能となる。また、通常、TSVを用いない場合、多層配線層は、半導体基板の一方の面(表面)上にのみ形成される。しかし、TSVと再配線プロセスとを組み合わせることにより、半導体基板の表面上のみならず、該半導体基板の表面と反対側の他方の面(裏面)上にも金属配線層を配置することが可能となる。すなわち、これまで有効に活用されていなかった半導体基板の裏面の空きスペースに半導体素子を配置することにより、半導体チップの小型化を実現できる可能性がある。
例えば、従来には、半導体基板の裏面上に形成された金属配線層に、受動デバイス(例えば、インダクタ)を配置し、TSVを用いて基板の表面側の能動素子と接続する技術がある(例えば、特許文献1を参照。)。
以下、特許文献1に記載された半導体装置について図面を参照しながら説明する。図13は特許文献1に記載された半導体装置の模式的な断面構成を表している。
図13に示すように、半導体チップ300は、半導体基板301を有し、該半導体基板301の第1面(半導体基板301の上面)には、活性層303が形成されている。活性層303は、複数の能動素子を含み、能動素子の一例としてトランジスタ302が形成されている。活性層303の上には、複数の配線層を含む多層配線層304が形成されている。
半導体基板301の第2面(活性層303とは反対側の面)には、裏面多層配線層306が形成されている。裏面多層配線層306は、金属層と絶縁層との積層膜により構成される。裏面多層配線層306の内部には、該裏面多層配線層306の金属層を用いて、受動デバイスの一例として、オンチップインダクタ309が形成されている。オンチップインダクタ309は、半導体基板301を貫通する貫通電極308によって、該半導体基板301の第1面に形成された活性層303に含まれる能動素子302と電気的に接続されている。
この構造を用いることにより、これまで半導体基板の第1面(表面)上に形成していたオンチップインダクタ等の受動デバイスを、半導体基板の第2面(裏面)上に配置することができるようになり、結果として、チップ面積を縮小することができる。
特表2012−517109号公報
しかしながら、特許文献1に記載された半導体装置の場合、半導体基板の裏面上には、絶縁層と金属層とのみが形成されている。すなわち、半導体基板の裏面上には、抵抗素子、容量素子又はインダクタ等の受動デバイスを配置することは可能であるものの、トランジスタ又はダイオード等の能動素子を配置することができない。これにより、従来の手法では、半導体チップの小型化を十分に行うことができないという問題がある。
本開示は、前記の問題に鑑み、半導体チップのさらなる小型化を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本開示は、半導体装置を、半導体基板の裏面に能動素子を配置し、該裏面の能動素子と半導体基板の表面に形成された能動素子とを電気的に接続する構成とする。
具体的に、本開示に係る半導体装置の一態様は、半導体基板と、半導体基板の第1面の上に形成され、能動素子である第1半導体素子を含む活性層及び第1配線層と、半導体基板における第1面とは反対側の第2面の上に形成され、能動素子である第2半導体素子と、半導体基板を貫通して形成され、第2半導体素子と第1配線層とを電気的に接続する貫通電極とを備えている。
半導体装置の一態様において、第2半導体素子は、貫通電極及び第1配線層を介して、第1半導体素子と電気的に接続されていてもよい。
半導体装置の一態様において、半導体基板の第2面の上には、第2配線層が形成されており、 第2半導体素子は、第2配線層を介して貫通電極と電気的に接続されていてもよい。
半導体装置の一態様において、第2半導体素子は、n型半導体及びp型半導体のうちの少なくとも一方を含んでいてもよい。
この場合に、n型半導体は不純物としてボロンを含み、p型半導体は不純物として砒素又は燐を含んでいてもよい。
さらにこの場合に、ボロン、砒素又は燐の不純物濃度は、1×1016/cm以上且つ1×1022/cm以下であってもよい。
半導体装置の一態様において、第2半導体素子は、ダイオード及びトランジスタのうちの少なくとも一方を含んでいてもよい。
半導体装置の一態様において、第2半導体素子は、アモルファスシリコン、多結晶シリコンゲルマニウム及びアモルファスシリコンゲルマニウムのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
半導体装置の一態様は、半導体基板の第2面の上に形成された受動素子をさらに備えていてもよい。
この場合に、受動素子は、抵抗、容量及びインダクタのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
半導体装置の一態様において、第1配線層は、複数の配線層を含む多層配線層であり、貫通電極は、多層配線層のうちの下層の配線と接続されていてもよい。
本開示に係る半導体装置の製造方法の一態様は、半導体基板の第1面に、能動素子である第1半導体素子を含む活性層を形成する工程と、活性層の上に第1配線層を形成する工程と、半導体基板を貫通すると共に、第1配線層と接続される貫通電極を形成する工程と、貫通電極を形成する工程よりも後に、半導体基板における第1面とは反対側の第2面の上に、絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜を形成する工程よりも後に、半導体基板の第2面の上に能動素子である第2半導体素子を形成する工程と、第2半導体素子上を含む絶縁膜の上に、第2配線層を形成する工程とを備え、第2配線層を形成する工程において、第2半導体素子を第2配線層、貫通電極及び第1配線層を介して、第1半導体素子と電気的に接続する。
半導体装置の製造方法の一態様において、第2半導体素子は、ダイオード及びトランジスタのうちの少なくとも一方を含んでいてもよい。
半導体装置の製造方法の一態様において、第2半導体素子を形成する工程では、アモルファスシリコン膜、多結晶シリコンゲルマニウム膜及びアモルファスシリコンゲルマニウム膜のうちの少なくとも1つを形成してもよい。
本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、半導体チップの小型化を実現することができる。
図1は一実施形態に係る半導体装置を示す模式的な断面図である。 図2は一実施形態の一変形例に係る半導体装置を示す模式的な断面図である。 図3は一変形例に係る半導体装置の一例であるシステムを示す等価回路図である。 図4は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図5は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図6は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図7は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図8は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図9は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図10は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図11は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図12は一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の断面図である。 図13は従来の半導体装置の一例を示す模式的な断面図である。
本開示の一実施形態について、図1を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る半導体装置の断面構成を示している。
図1に示すように、本実施形態に係る半導体装置は、半導体基板の表面及び裏面の両面に半導体素子、すなわち能動素子が形成されており、それぞれの面に形成された能動素子同士が貫通電極を通して電気的に接続されている。
(チップの表面構成)
まず、半導体チップ100の第1面(表面)の構成について説明する。
図1に示すように、半導体チップ100は、半導体基板101を有し、該半導体基板101の第1面(表面)の上及びその上部には、活性層103が形成されている。活性層103における半導体基板101の上部には、素子分離領域(図示せず)が形成されており、該素子分離領域で区画された活性領域には、第1半導体素子である、例えばMISFET(Metal InsulatorSemiconductor Field Effect Transistor)102が形成されている。なお、半導体基板101の第1面の上の活性層103とは、例えば、MISFET102の場合、ソース領域及びドレイン領域が半導体基板101自体の上部に設けられるだけでなく、半導体基板101の第1面の上にゲート絶縁膜を含むゲート領域が設けられているため、便宜的に呼ぶことにする。
活性層103の上には、金属膜と層間絶縁膜とが複数層に積層された積層膜からなる多層配線層104が形成されている。MISFET102は、金属プラグを介して多層配線層104に形成された金属膜と電気的に接続されている。なお、本明細書においては、配線層とは、電圧又は電気信号を伝える金属膜すなわち配線と、該配線をその周辺領域に配された他の配線から電気的に分離する層間絶縁膜との積層構造であると定義する。また、多層配線層とは、上記の1つの配線層が2層以上積層された積層構造であると定義する。
多層配線層104の上には、第1の外部接続端子となる、複数の表面バンプ電極111が形成されている。図示はしていないが、各表面バンプ電極111は、多層配線層104を構成する金属膜とそれぞれ電気的に接続されている。
以上のように、半導体基板101の表面には、MISFET102等の第1半導体素子を含む活性層103と、該活性層103の上に形成された多層配線層104とからなる集積回路が形成されている。
なお、本明細書において、第1の構成部材の上に第2の構成部材が形成されているとは、第1の構成部材の上に第2の構成部材が直接に形成されている場合と、第1の構成部材の上に第3の構成部材を介在させて第2の構成部材が間接的に形成されている場合とをいう。
(チップの裏面構成)
次に、半導体チップ100における第1面と対向する第2面(裏面)の構成について説明する。
図1に示すように、半導体チップ100における半導体基板101の第2面(裏面)の上には、第2半導体素子である、例えばpnダイオード109が形成されている。
以下では、pnダイオード109について説明する。
図1において、半導体基板101の裏面上には、裏面絶縁層105が形成されている。裏面絶縁層105は、例えば、膜厚が0.3μm程度の窒化シリコン等からなる絶縁膜により形成されている。なお、裏面絶縁層105の構成材料は、窒化シリコンに限られず、酸化シリコンによって形成されていてもよく、膜厚も0.3μmに限らない。
裏面絶縁層105の上には、裏面半導体層106が形成されている。裏面半導体層106は、一例として、n型半導体膜106aと該n型半導体膜106aを覆うようにして形成された層間絶縁膜106bと、n型半導体膜106aにおける層間絶縁膜106bの開口部からの露出領域の上に形成されたp型半導体膜106cと、層間絶縁膜106bとp型半導体膜106cとを覆うように形成された層間絶縁膜106dとの積層膜から構成されている。ここでは、裏面半導体層105とは、n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cと、それらを覆うように形成された層間絶縁膜106b、106dとの積層構造である。
n型半導体膜106aは、例えば、膜厚が300nm程度の多結晶シリコンゲルマニウムにより形成されている。n型半導体膜106aには、燐(P)又は砒素(As)等からなるn型の不純物イオンが、1×1017/cm程度の濃度でドーピングされている。また、p型半導体膜106cは、例えば、膜厚が300nm程度の多結晶シリコンゲルマニウムにより形成されている。p型半導体膜106cには、ボロン(B)等のp型の不純物イオンが1×1017/cm程度の濃度でドーピングされている。なお、n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cの各構成材料は、多結晶シリコンゲルマニウムに限られず、アモルファスシリコンゲルマニウム又はアモルファスシリコンであってもよい。また、多結晶シリコンゲルマニウム、アモルファスシリコンゲルマニウム及びアモルファスシリコンのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。また、n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cに含まれる各不純物濃度は共に、例えば、1×1016/cm以上且つ1×1022/cm以下の範囲であってもよい。n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cの膜厚も、300nmに限られず、0.05μm〜1μm程度であってもよい。また、層間絶縁膜106b、106dは共に、例えば、膜厚が50nm程度の酸化シリコンにより形成されている。
上述したように、n型半導体膜106aとp型半導体膜106cとは、層間絶縁膜106bに設けられた開口部を通してpn接合を形成しており、これにより、pnダイオード109が形成される。
このように積層して形成された裏面半導体層106の上には、層間絶縁膜107a、金属膜107b及び層間絶縁膜107cが順次積層された積層膜からなる裏面多層配線層107が形成されている。このように、pnダイオード109は、層間絶縁膜106b、106d及び107aに設けられた開口部を通じて、金属膜107bと電気的に接続されている。
なお、層間絶縁膜107a、107cは、例えば、膜厚が4μm程度の感光性樹脂材により形成されている。なお、層間絶縁膜107a、107cの各構成材料は、これに限られず、窒化シリコン又は酸化シリコンにより形成してもよい。また、層間絶縁膜107a、107cの膜厚も、4μmに限られず、1μm〜20μm程度であってもよい。
金属膜107bは、例えば、膜厚が2μm程度の銅(Cu)により形成されている。なお、金属膜107bの構成材料は、銅に限られず、アルミニウム(Al)、チタニウム(Ti)、タンタル(Ta)及びタングステン(W)等のうちのいずれか1つの金属、又はこれらに銅を含めた少なくとも2つの金属からなる合金により形成されていてもよい。また、金属膜107bの膜厚も、2μmに限られず、0.5μm〜10μm程度であってもよい。
裏面多層配線層107の上には、第2の外部接続端子となる、複数の裏面バンプ電極110が形成されている。各裏面バンプ電極110は、層間絶縁膜107cに設けられた開口部を通して、金属膜107bとそれぞれ電気的に接続されている。
本実施形態においては、第2半導体素子であるpnダイオード109を含む裏面半導体層106と、半導体基板101の表面に形成された集積回路とは、半導体基板101を貫通する複数の貫通電極108によって電気的に接続されている。各貫通電極108は、貫通孔に導電膜108aを埋め込むことにより形成されている。ここでは、貫通電極108と半導体基板101とを絶縁するために、各貫通孔の側面には、それぞれ絶縁膜108bが形成されている。
本実施形態においては、pnダイオード109の構成に関し、裏面絶縁層105の上にn型半導体膜106aを設け、該n型半導体膜106aの上にp型半導体膜106cを設ける構成として説明したが、これに限られない。例えば、n型半導体膜106aとp型半導体膜106cとの成膜順序を入れ替えて、裏面絶縁層105の上にp型半導体膜106cを設け、該p型半導体膜106cの上にn型半導体膜106aを設けてもよい。
また、第2半導体素子としてpnダイオード109を例に挙げて説明したが、これに限られず、他の半導体素子を設けてもよい。具体的には、第2半導体素子として、バイポーラトランジスタ又はツェナーダイオード等の能動素子を設けることも可能である。例えば、バイポーラトランジスタを設ける場合には、裏面絶縁層105の上に、pnp接合又はnpn接合を形成するように半導体膜を積層して形成すればよい。
また、第2半導体素子は、能動素子に限られず、抵抗素子、容量素子又はインダクタ等の受動素子を設けることも可能である。受動素子を設ける場合には、n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cのうちのいずれか一方を形成すればよい。
(一変形例:チップ積層時の構成)
図2は、本実施形態に係る一変形例として、図1に示す半導体チップ100と同等の構成を持つ半導体チップを第1の半導体チップ100Aとし、該第1の半導体チップ100Aと第2の半導体チップ120とが積層されて接続された積層チップ構造の断面構成を模式的に表している。ここで、第1の半導体チップ100Aの構成は、簡略して図示している。
図2に示すように、第1の半導体チップ100Aは、裏面多層配線層107の上に形成されている複数の裏面バンプ電極110を介して、第2の半導体チップ120と電気的に接続されている。第1の半導体チップ100Aにおける半導体基板101の表面に形成された活性層103及び多層配線層104からなる第1の集積回路は、貫通電極108及び裏面バンプ電極110を通じて、第2の半導体チップ120と電気信号を送受信することが可能である。貫通電極108及び裏面バンプ電極110は、裏面半導体層106と電気的に接続されている。このため、電気信号は、裏面半導体層106に形成された第2半導体素子からなる回路を経由することができる。これは、第1の半導体チップ100Aにおける第1の集積回路の一部の機能を、裏面半導体層106の内部に移して形成することができることを意味する。
以上説明したように、本実施形態においては、例えば占有面積が比較的に大きい半導体素子を、半導体基板101の表面側から裏面側に移して形成することができる。このため、平面視において、半導体基板101の表面側の集積回路の面積を縮小することができるので、半導体チップ100の小型化を図ることができる。
また、一変形例として説明した、第2の半導体チップ120の上に第2の集積回路が形成されている場合は、該第2の集積回路の一部の機能を、第1の半導体チップ100Aの裏面半導体層106に移して形成してもよい。この場合、第1の半導体チップ100A及び第2の半導体チップ120の積層体として、その小型化を図ることができる。
なお、図2においては、第1の半導体チップ100Aを第2の半導体チップ120と接続した構成について説明したが、これに限られない。例えば、第2の半導体チップ120を実装基板又はインターポーザに置き換えても構わない。
(応用例の等価回路)
図3は、図2に示した本実施形態の一変形例に係る半導体装置を有効に利用することができる一例であるシステムの等価回路を表している。
図3に示すように、第1の半導体チップ200は、第2の半導体チップ220と電気的に接続されている。第1の半導体チップ200に形成された第1の集積回路213と、第2の半導体チップ220に形成された第2の集積回路221とは、電源を供給するVDD線212a、基準電位を与えるVSS線212c、及び電気信号を送受信するための信号線212bを通して、それぞれ電気的に接続されている。
VDD線212aと信号線212bとの間には、第1のダイオード214aが接続されており、信号線212bとVSS線212cとの間には、第2のダイオード214bが接続されている。ここで、第1の集積回路213は、図2に示す活性層103及び多層配線層104に相当する。VDD線212a、信号線212b及びVSS線212cは、図2に示す貫通電極108、裏面多層配線層107及び裏面バンプ電極110に相当する。第1のダイオード214a、第2のダイオード214bは、裏面半導体層106における半導体素子に相当する。
通常、VDD線212aとVSS線212cとに対してそれぞれ所定の電位が与えられている。ここで、VDD線212aの電位VDDは、VSS線212cの電位VSSよりも高い。また、信号線212bの電位Vsignalの値は、電位VDD以下で、且つ、電位VSS以上を満たすように設計されている。但し、静電放電(ESD:electro-static discharge)等によって、Vsignal端子に異常な電圧が引加される場合がある。Vsignal端子に異常な電圧が引加されると、半導体装置が誤動作を起こしたり、損傷を被ったりすることがある。この誤動作又は損傷を防止するため、半導体装置には、一般にESD保護回路が設けられる。
図3は、上述したESD保護回路を裏面半導体層106に形成した一例である。電位Vsignalが電位VDDよりも低く、且つ、電位VSSよりも高い場合は、第1のダイオード214aと第2のダイオード214bとは共に逆バイアス状態にあり、電流はほとんど流れない。このため、Vsignalの電位に影響を与えることはない。
しかしながら、信号線212bに異常な電圧が瞬間的に印加された場合、例えば、電位Vsignalが電位VDDよりも高くなった場合は、第1のダイオード214aが順バイアス状態となって順方向に電流が流れる。その結果、電位Vsignalは瞬時に電位VDDと等しくなって、集積回路内の素子に異常な電位が印加されることを防ぐ。また、電位Vsignalが電位VSSよりも低くなった場合は、第2のダイオード214bが順バイアス状態となって順方向に電流が流れる。その結果、電位Vsignalは瞬時に電位VSSと等しくなって、集積回路内の素子に異常な電位が印加されることを防ぐ。
なお、図3では、一例としてESD保護回路素子を挙げたが、裏面半導体層106に形成される回路はこれに限られない。
(製造方法)
次に、本実施形態に係る半導体装置の製造方法について図4〜図12を参照しながら説明する。
まず、図4に示すように、半導体基板101における第1面(表面)側の上部の所定の領域に、LOCOS(local oxidationof silicon)法又はSTI(shallow trenchisolation)法により、素子分離領域(図示せず)を形成する。その後、半導体基板101における素子分離領域で分離された活性領域に、周知の製造方法により、第1半導体素子であって、ソース領域、ドレイン領域及びゲート領域を有するMISFET102を形成する。続いて、半導体基板101の第1面の上にMISFET102を覆うように、例えば酸化シリコンからなる層間絶縁膜を形成する。その後、リソグラフィ技術とエッチング技術とを用いて、層間絶縁膜を貫通し、MISFET102のソース領域、ドレイン領域及びゲート領域にそれぞれ達するコンタクトプラグを選択的に形成する。このようにして、半導体基板101の第1面に、第1半導体素子を含む活性層103を形成する。
続いて、活性層103を含む層間絶縁膜及び半導体基板101の一部をエッチングにより除去することにより、複数の筒状の凹部を形成する。その後、各凹部の内面を含む層間絶縁膜の上に、例えば酸化シリコン等からなる絶縁膜108bを堆積する。続いて、各凹部の内部に、銅等からなる導電膜108aを埋め込んで、後に貫通電極となるビア108Cを形成する。
続いて、周知技術により、活性層103の上に、金属膜と層間絶縁膜とからなる配線層を複数層積層して多層配線層104を形成する。続いて、めっき法等により、多層配線層104の上に表面バンプ電極111を選択的に形成する。以上のような製造工程を経て、半導体基板101の表面上に集積回路を形成する。
次に、図5に示すように、ビア108Cの底部を覆う絶縁膜108bが露出するまで、半導体基板101の第2面(裏面)を薄化する。この薄化工程においては、機械的研磨処理と研磨面の洗浄処理とを行なった後に、さらに、ビア108Cの底部が半導体基板101の第2面から突出するように、半導体基板101の第2面をエッチングする。このエッチングには、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)若しくは水酸化カリウム(KOH)等のアルカリ薬液によるウェットエッチ法及び化学機械研磨(CMP:chemicalmechanical polishing)法のうちのいずれかの処理法、又は両方の処理法を用いることができる。続いて、半導体基板101の第2面の上に、窒化シリコン又は酸化シリコン等からなる絶縁膜105Aを堆積する。
次に、図6に示すように、絶縁膜105Aをエッチバックすることにより、絶縁膜105Aから裏面絶縁層105を形成する。このとき、ビア108Cの底部を覆う絶縁膜108bを同時に除去して、ビア108Cから貫通電極108を形成する。
次に、図7に示すように、半導体基板101の第2面の上に、n型半導体膜を形成する。その後、リソグラフィ技術とエッチング技術とを用いて、n型半導体膜から所望の形状を有するn型半導体膜106aを形成する。ここで、n型半導体膜は、例えば、膜厚が300nm程度の多結晶シリコンゲルマニウムより形成することができる。具体的には、n型半導体膜は、プラズマCVD(chemical vapordeposition)法により、例えば、350℃以上且つ450℃以下の温度で堆積することができる。また、成膜時には、n型半導体膜に、燐又は砒素等のn型の不純物イオンを導入することができる。また、n型半導体膜は、多結晶シリコンゲルマニウムに限られず、アモルファスシリコンゲルマニウムでもよく、また、例えば、200℃以上且つ450℃以下の温度で堆積可能なアモルファスシリコンでもよい。
次に、図8に示すように、プラズマCVD法等により、n型半導体膜106aを含む半導体基板101の第2面の上に、膜厚が50nm程度のシリコン酸化膜を堆積する。その後、リソグラフィ技術とエッチング技術とを用いて、堆積したシリコン酸化膜におけるn型半導体膜106aの上側部分にそれぞれ開口部を形成して、シリコン酸化膜から層間絶縁膜106bを形成する。
次に、図9に示すように、各開口部を含む層間絶縁膜106bの上にp型半導体膜を形成し、リソグラフィ技術とエッチング技術とを用いて、p型半導体膜から、各開口部の上側部分を覆うようにパターニングしてp型半導体膜106cをそれぞれ形成する。ここで、p型半導体膜は、例えば、膜厚が300nm程度の多結晶シリコンゲルマニウムより形成することができる。具体的には、p型半導体膜は、プラズマCVD法により、例えば、350℃以上且つ450℃以下の温度で堆積することができる。また、成膜時には、p型半導体膜に、ボロン等のp型の不純物イオンを導入することができる。また、p型半導体膜は、多結晶シリコンゲルマニウムに限られず、アモルファスシリコンゲルマニウムでもよく、また、例えば、200℃以上且つ450℃以下の温度で堆積可能なアモルファスシリコンでもよい。
次に、図10に示すように、プラズマCVD法等により、p型半導体膜106cを含む層間絶縁膜106bの上に、膜厚が50nm程度のシリコン酸化膜を堆積して、酸化シリコンからなる層間絶縁膜106dを形成する。
次に、図11に示すように、層間絶縁膜106dの上に、膜厚が4μm程度の感光性樹脂材を塗布する。その後、リソグラフィ技術を用いて、感光性樹脂材から、平面視において貫通電極108と重なる開口部と、n型半導体膜106aと重なる開口部と、p型半導体膜106cと重なる開口部とを有する層間絶縁膜107aを形成する。
次に、図12に示すように、層間絶縁膜107aをマスクとして、層間絶縁膜107aから露出する層間絶縁膜106dをエッチングする。さらに、層間絶縁膜107aの各貫通電極108の底面と対向する開口部及びn型半導体膜106aと対向する開口部からそれぞれ露出する層間絶縁膜106bをエッチングする。これにより、貫通電極108の底面、n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cがそれぞれ露出する。続いて、スパッタ法等により、各開口部の内面を含め、層間絶縁膜107aの上に、密着層であるチタン膜(図示せず)と、シード層である銅膜(図示せず)とを順次堆積する。その後、リソグラフィ技術及び電界めっき法を用いて、貫通電極108の底面、n型半導体膜106a及びp型半導体膜106cが露出した領域上を含む所定の領域に、膜厚が2μm程度の銅膜を成長させる。その後、リソグラフィ技術で用いたレジスト膜を除去し、ドライエッチングにより、不要なチタン膜及びシード層を除去することにより、金属膜107bを形成する。
次に、以下の製造工程を経て、図1に示す半導体装置を得る。
まず、金属膜107bを含む半導体基板101の第2面の上に、膜厚が4μm程度の感光性樹脂材を塗布する。その後、リソグラフィ技術により、感光性樹脂材から、金属膜107bを露出する開口部を有する層間絶縁膜107cを形成する。続いて、スパッタ法等により、各開口部の内面を含め、層間絶縁膜107cの上に、密着層であるチタン膜(図示せず)とシード層である銅膜(図示せず)とを順次堆積する。その後、リソグラフィ技術及び電界めっき法を用いて、金属膜107bが露出した領域上に、膜厚が10μm程度の銅膜又はスズ膜を成長させる。その後、リソグラフィ技術で用いたレジスト膜を除去し、ドライエッチングにより、不要なチタン膜及びシード層を除去することにより、裏面バンプ電極110を形成する。
以上説明したように、本実施形態によると、半導体基板101の第2面(裏面)の上に半導体素子を配置することにより、該半導体基板101の第1面(表面)だけでなく、第2面の上にもトランジスタ又はダイオード等の能動素子を配置することができる。すなわち、半導体チップ100の表面に形成された集積回路に加えて、該半導体チップ100の裏面にも半導体素子を含む回路を形成することができる。これにより、半導体チップ100の小型化を実現することができる。
さらに、本実施形態によると、半導体基板101の第2面の上に、半導体膜からなる抵抗素子を配置することができる。半導体膜は金属膜と比べて抵抗率が高いため、該半導体膜により抵抗素子を形成すれば、金属膜により抵抗素子を形成する場合と比べて、抵抗素子の面積を小さくすることができる。また、半導体膜を用いると、金属膜では実現が難しい、高い抵抗値を持つ抵抗素子を形成することも可能となるので、回路設計の自由度が向上する。さらに、半導体膜の不純物濃度を調整することにより、抵抗率を容易に調整することができる。その結果、抵抗素子の抵抗値に関する制約が少なくなるため、回路設計の自由度が向上する。
さらに、本実施形態に係る製造方法によると、半導体基板101の第2面の上に、450℃以下の熱処理温度で半導体素子を形成することができる。
通常、半導体基板の裏面上に配置される素子は、表面側の活性層及び多層配線層が形成された後に形成される。一方、先端技術を用いる微細プロセスにおいては、素子の信頼性を確保するという観点から、多層配線層の形成工程よりも後の工程では、熱処理の温度を450℃以下に抑えることが望ましい。
しかしながら、半導体基板の表面側に活性層を形成する際に用いる公知の半導体素子の製造方法によって、ダイオード又はバイポーラトランジスタ等の半導体素子を裏面側に形成する場合は、イオン注入した不純物イオンを活性化するために1000℃程度の高温の熱処理が必要となる。このため、表面に形成した半導体素子及び配線素子の電気的特性及び信頼性を劣化させてしまう。
これに対し、本実施形態に係る製造方法においては、半導体基板の裏面側に形成した半導体素子を450℃以下の温度で形成することができるため、表面側に形成した半導体素子及び配線素子の電気的特性及び信頼性を劣化させることがない。
本開示に係る半導体装置及びその製造方法は、半導体基板の裏面にも回路動作に寄与する能動素子を配置した回路を形成することができ、例えば、複数の半導体チップを積層する積層チップ構造を有する半導体装置及びその製造方法等に有用である。
100 半導体チップ
100A 第1の半導体チップ
101 半導体基板
102 MISFET
103 活性層
104 多層配線層
105 裏面絶縁層
105A 絶縁膜
106 裏面半導体層
106a n型半導体膜
106b 層間絶縁膜
106c p型半導体膜
106d 層間絶縁膜
107 裏面多層配線層
107a 層間絶縁膜
107b 金属膜
107c 層間絶縁膜
108 貫通電極
108a 導電膜
108b 絶縁膜
108C ビア
109 pnダイオード
110 裏面バンプ電極
111 表面バンプ電極
120 第2の半導体チップ
200 第1の半導体チップ
212a VDD線
212b 信号線
212c VSS線
213 第1の集積回路
214a 第1のダイオード
214b 第2のダイオード
220 第2の半導体チップ
221 第2の集積回路

Claims (14)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の第1面の上に形成され、能動素子である第1半導体素子を含む活性層及び第1配線層と、
    前記半導体基板における前記第1面とは反対側の第2面の上に形成され、能動素子である第2半導体素子と、
    前記半導体基板を貫通して形成され、前記第2半導体素子と前記第1配線層とを電気的に接続する貫通電極とを備えている半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第2半導体素子は、前記貫通電極及び第1配線層を介して、前記第1半導体素子と電気的に接続されている半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の第2面の上には、第2配線層が形成されており、
    前記第2半導体素子は、前記第2配線層を介して前記貫通電極と電気的に接続されている半導体装置。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2半導体素子は、n型半導体及びp型半導体のうちの少なくとも一方を含む半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記n型半導体は不純物としてボロンを含み、前記p型半導体は不純物として砒素又は燐を含む半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記ボロン、砒素又は燐の不純物濃度は、1×1016/cm以上且つ1×1022/cm以下である半導体装置。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2半導体素子は、ダイオード及びトランジスタのうちの少なくとも一方を含む半導体装置。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2半導体素子は、アモルファスシリコン、多結晶シリコンゲルマニウム及びアモルファスシリコンゲルマニウムのうちの少なくとも1つを含む半導体装置。
  9. 請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の第2面の上に形成された受動素子をさらに備えている半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記受動素子は、抵抗、容量及びインダクタのうちの少なくとも1つを含む半導体装置。
  11. 請求項1〜10のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第1配線層は、複数の配線層を含む多層配線層であり、
    前記貫通電極は、前記多層配線層のうちの下層の配線と接続されている半導体装置。
  12. 半導体基板の第1面に、能動素子である第1半導体素子を含む活性層を形成する工程と、
    前記活性層の上に第1配線層を形成する工程と、
    前記半導体基板を貫通すると共に、前記第1配線層と接続される貫通電極を形成する工程と、
    前記貫通電極を形成する工程よりも後に、前記半導体基板における前記第1面とは反対側の第2面の上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜を形成する工程よりも後に、前記半導体基板の第2面の上に能動素子である第2半導体素子を形成する工程と、
    前記第2半導体素子上を含む前記絶縁膜の上に、第2配線層を形成する工程とを備え、
    前記第2配線層を形成する工程において、前記第2半導体素子を前記第2配線層、貫通電極及び第1配線層を介して、前記第1半導体素子と電気的に接続する半導体装置の製造方法。
  13. 請求項12に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2半導体素子は、ダイオード及びトランジスタのうちの少なくとも一方を含む半導体装置の製造方法。
  14. 請求項12又は13に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2半導体素子を形成する工程では、アモルファスシリコン膜、多結晶シリコンゲルマニウム膜及びアモルファスシリコンゲルマニウム膜のうちの少なくとも1つを形成する半導体装置の製造方法。
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