JP2014162250A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの性能において、相反するウェット性能とライフ性能とを共に向上させることを可能にするタイヤを提供することを目的とする。
【解決手段】タイヤ円周方向に沿って延長する複数の周方向主溝により区画される複数のリブと、タイヤ幅方向両端に位置するショルダーリブに形成され、当該ショルダーリブに隣接する周方向主溝に一端が開口し、他端が当該ショルダーリブ内において終端して閉口する一端開口細溝と、一対のショルダーリブの間に位置する各リブに形成され、当該各リブに隣接する周方向主溝それぞれに両端部が開口する両端開口溝とを備え、一端開口細溝の深さを周方向主溝の溝深さに対して20%〜30%の範囲に設定し、両端開口溝を細溝と底部に細溝を有する広溝とを周方向に交互に設けて構成し、細溝と、細溝を含む広溝との深さを周方向主溝の溝深さに対して60%〜90%の範囲に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に、トラック、バス等の車両に適したトレッドパターンを備えるタイヤに関する。
従来、トラック、バス等の商用車両に用いられるタイヤは、タイヤ円周方向に沿って延長する複数のリブからなる、いわゆるリブタイヤが多く採用される。各リブには、タイヤ幅方向に延長する浅溝が設けられ、当該浅溝は、主溝に比べて溝深さが浅く、一端が主溝に開口し、他端がリブ内で終端するように形成される。この浅溝を主溝の延長方向に沿って互いに対向するリブに配設することで、リブ踏面と路面との間に介在する水を主溝に排水してウェット性能を確保している。また、よりウェット性能を向上させるために、浅溝に、浅溝の深さよりも深い細溝のサイプを重ねて形成したリブタイヤが提案されている。
特開2001−55013号公報
近年、リブタイヤにおける更なるウェット性能の、より一層の向上が要求されている。ウェット性能を向上させるには、新品時や摩耗時のタイヤにおけるエッジ成分を増加させるためにサイプや浅溝を追加したり、トレッドパターンにおける溝の本数を増加させたり、浅溝を追加したりすることで溝面積比率を大きくする手法を用いるが、溝面積比率を大きくしたことで、接地面に係る面圧が大きくなりタイヤライフが短くなってしまう。
そこで、本発明は上記課題を解決すべく、タイヤの性能において、ウェット性能とライフ性能とを共に向上させることを可能にするタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのタイヤの構成として、タイヤ円周方向に沿って延長する複数の周方向主溝により区画される複数のリブと、タイヤ幅方向両端に位置するショルダーリブに形成され、当該ショルダーリブに隣接する周方向主溝に一端が開口し、他端が当該ショルダーリブ内において終端して閉口する一端開口細溝と、一対のショルダーリブの間に位置する各リブに形成され、当該各リブに隣接する周方向主溝それぞれに両端部が開口する両端開口溝とを備え、一端開口細溝の深さを周方向主溝の溝深さに対して20%〜30%の範囲に設定し、両端開口溝を細溝と底部に細溝を有する広溝とを周方向に交互に設けて構成し、細溝と、細溝を含む広溝との深さを周方向主溝の溝深さに対して60%〜90%の範囲に設定する構成とした。
本構成によれば、両端開口溝を細溝と底部に細溝を有する広溝とを周方向に交互に設け、細溝及び広溝の深さを周方向主溝の溝深さに対して60%〜90%の範囲となるように深めに設定することにより、両端開口溝を形成する細溝の壁面同士の接触力が増加し、タイヤ円周方向へのゴム流動成分が遮断されることで、路面に対する蹴り出し時の滑りを抑えることができる。よって、路面に対する蹴り出し時の滑りが抑制されたことで、滑りにより生じる摩耗が抑制され、タイヤのライフ性能が向上することになる。また、広溝が底部に細溝を有することにより、広溝により排水性を向上させるとともに細溝によりリブ剛性が維持され、ウェット性能を向上させながらライフ性能の低下を防ぐことができる。また、ショルダーリブの一端開口細溝の深さを周方向主溝の溝深さに対して20%〜30%の範囲に設定したことにより、両端開口溝が形成されたリブよりもリブ剛性が高くなるので、一端開口細溝を有するリブのタイヤ転がり半径が基準となってタイヤが撓むので、タイヤの転がり半径が小さくなり、操舵時の抵抗が小さくなるのでタイヤの偏摩耗を抑制することができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤの構成として、両端開口溝の深さを周方向主溝の溝深さに対して75%〜90%の範囲に設定したことにより、両端開口溝の深さがより深くなるので、両端開口溝を形成する壁面同士の接触力がより大きくなり、タイヤ円周方向へのゴム流動成分が遮断されるので、路面に対する蹴り出し時のリブの滑りをより抑制することが可能となり、滑りにより生じる摩耗が低減するので、タイヤライフをより向上させることができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤの構成として、各リブにおいて、センターリブの左右に隣接する各セカンドリブに形成される両端開口溝は、センターリブの細溝に対し、広溝が対応するように、また、センターリブの広溝に対し細溝が対応するように位置することにより、タイヤ剛性を低下させることなく排水性能を向上させることができる。即ち、センターリブの広溝とセカンドリブに形成した細溝とが略同時に接地するときと、センターリブの細溝とセカンドリブに形成した広溝とが略同時に接地するときとが、交互に繰り返されるので、リブに形成された広溝の接地によるタイヤ剛性の低下を同時に設置する他のリブに形成された細溝によって支えるようにすることで、タイヤの剛性を低下させることなくバランスよく排水性能を向上させることができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤの構成として、複数のリブのうち、タイヤ幅方向中心上に位置するセンターリブに形成される両端開口溝は、曲率半径が30mm〜50mmの範囲で設定され、周方向に対し反対向きで、かつ連続する2つの湾曲部よりなるS字状の曲がりを有し、一方の湾曲部の曲率中心と他方の湾曲部の曲率中心とが、両端開口溝を介して互いに反対側に位置することにより、両端開口溝を形成する壁面同士の接触面積に十分な大きさが得られる。つまり、リブが変形したときの壁面同士の接触力が、両端開口溝の形成により低下したリブ剛性を補完するので、十分なリブ剛性が得られ、タイヤのライフ性能が低下することを抑制できる。また、2つの湾曲部の曲率半径をそれぞれ30mm〜50mmの範囲に設定することで、両端開口溝の形成によって生じるリブ剛性の低下を防ぎつつ両端開口溝のエッジ効果によりウェット性能を向上させることができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤの構成として、各リブにおいて、センターリブの左右に隣接する各セカンドリブの両端開口溝は、曲率半径が、センターリブに設けられた両端開口溝の湾曲部に設定される曲率半径の1.5倍〜2.5倍の曲率半径で形成される湾曲部を有し、当該各セカンドリブの両端開口溝は、センターリブの両端開口溝とで、一連の凹凸のうねりを形成したことにより、センターリブに設けられた両端開口溝によるエッジ効果よりもセカンドリブに形成された両端開口溝によるエッジ効果の方が大きなエッジ効果が得られるので、制動時などのタイヤが変形したときのウェット性能を向上させることができる。
本発明に係るトレッドパターンを示す平面図である。 サイプ群A及びサイプ群Bを示す概念図である。 サイプ群A及びサイプ群Bの延長方向に沿って切断した断面図である。 細溝の延長方向に沿って切断した断面面の部分拡大図及び矢視断面図である。 広溝の延長方向に沿って切断した断面面の部分拡大図及び矢視断面図である。 センターリブに設けられた細溝及び広溝を示す平面図である。 細溝の底部形状の他の形態を示す図である。 セカンドリブ及びショルダーリブに設けられた細溝及び広溝を示す平面図である。 比較例のトレッドパターンを示す平面図である。 タイヤ性能試験の性能評価をまとめた表である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1は、本発明に係るタイヤのトレッドパターンの一例を示す平面図である。図2(a)は、サイプ群Aに形成される溝のパターンの概略図である。図2(b)は、サイプ群Bに形成される溝のパターンの概略図である。
同図に示すように、タイヤのトレッド踏面Tsには、タイヤ円周方向に沿って連続して延長する複数の等間隔の周方向主溝としての周方向溝11(11A〜11D)と、周方向溝11によって区画される複数の陸部としてのリブ12(12A〜12E)が形成される。本実施形態では、トレッドパターンの一例として、周方向溝11は、4本の周方向溝11A乃至11Dにより5本のリブ12A〜12Eが区画して形成されるものとして説明する。具体的には、タイヤ幅方向中心としてのタイヤ幅方向中心すなわち通称タイヤ赤道C上に位置するセンターリブ12Aと、このセンターリブ12Aの左右に位置するセカンドリブ12B;12Dと、さらにその外側(タイヤ幅方向両端)に位置するショルダーリブ12C;12Eよりなる。本実施形態における各リブ12は、周方向溝11に対する陸部であって、この陸部はタイヤ円周方向に沿ってそれぞれ連続し、各リブ12をタイヤ幅方向に横切り、周方向溝11の深さと略等しい深さの溝を備えていないタイプの所謂リブタイヤである。本実施形態では、周方向溝11A〜11Dの溝深さD及び溝幅Wは、同一の寸法で形成されている(図3参照)。
複数のリブ12A乃至12Eには、タイヤ幅方向に配置された細溝Lと広溝Mよりなるサイプ群A及びサイプ群Bとがタイヤ円周方向に沿って交互に形成される。各リブにおいて、センターリブの左右に隣接する各セカンドリブに形成される両端開口溝は、センターリブの細溝に対し、広溝が対応するように、また、センターリブの広溝に対し細溝が対応するように位置する。
サイプ群Aにおいて、上記リブ12A〜12Eの細溝Lと広溝Mとは、図2(a)に示すような傾斜線分t1〜t5よりなる仮想の凹凸線分Tに沿うように配置され、サイプ群Bにおいて細溝Lと広溝Mとは図2(b)に示すような傾斜線分k1〜k3よりなる仮想の凹凸線分Kに沿うように配置される。
サイプ群Aのセンターリブ12Aの傾斜線分t1とセカンドリブ12Bの傾斜線分t2とは互いに反対方向に傾斜してV字状となっており、セカンドリブ12Dの傾斜線分t4は、傾斜線分t1と反対方向に傾斜して逆V字状をなす。ショルダーリブ12Cの傾斜線分t3は、傾斜線分t2をそのままショルダーリブ12Cの方向に延長しており、ショルダーリブ12Eの傾斜線分t5は、傾斜線分t4をそのままショルダーリブ12Eの方向に延長している。傾斜線分t3,傾斜線分t5は、ショルダーリブ12C;12Eの一定の長さのところで終端する。
サイプ群Bのセンターリブ12Aの傾斜線分k1とセカンドリブ12Bの傾斜線分k2とは、互いに反対方向に傾斜してV字状となっており、セカンドリブ12Dの傾斜線分k3は、傾斜線分k1と反対方向に傾斜して逆V字状をなす。なお、傾斜線分t2と傾斜線分k2とは平行で、傾斜線分t1と傾斜線分k1とも平行で、傾斜線分t4と傾斜線分k3とも平行となっている。
図2(a);図3(a)に示すように、サイプ群Aにおいて、傾斜線分t1には、細溝Lが位置し、傾斜線分t2と傾斜線分t4とにはそれぞれ広溝Mが位置し、傾斜線分t3,傾斜線分t5には浅底の細溝Laが位置する。また、図2(b);図3(b)に示すようにサイプ群Bにおいて、傾斜線分k1には広溝Mが位置し、傾斜線分k2と傾斜線分k3とには細溝Lが位置する。
上記センターリブ12A、セカンドリブ12B;12Dの各細溝Lは溝21よりなり、これは、図3,図4に示すように、断面が同一形状となっており、いずれの細溝Lも主溝11の溝深さDよりも若干浅い深さD1を有し、狭幅W1となっており、いわゆるサイプを構成する。センターリブ12A、セカンドリブ12B;12Dの広溝Mは、図3,図5に示すようにいずれも断面が同一形状となっており、トレッド踏面Tsの表面側に形成された広幅W2、深さD2の溝22と、この溝22の底部28の中心に設けられた狭幅W1でかつ深さD1のサイプとしての溝21aとよりなる2段の溝となっている。本実施形態では、広溝Mについてもサイプと称する。
センターリブ12A、セカンドリブ12B;12Dの細溝L,広溝Mの深さ寸法について説明する。図4(a),(b),図5(a),(b)に示すように、細溝L,広溝Mの底部29,30は、タイヤ新品時において、トレッド踏面Tsから周方向溝11A〜11Dの溝深さDの60%〜90%の深さD1に形成される。より好ましくは、周方向溝11A〜11Dの溝深さDの75%〜90%となるように底部29,30の深さD1を設定すると良い。細溝Lの底部29及び広溝Mの底部30は、その延長方向に沿って略平坦に形成される。本実施形態では、タイヤ幅方向と平行となるように平坦に形成されるものとして説明するが、前記した略平坦とは、トレッド踏面Tsのタイヤ幅方向に湾曲する曲率に沿って平行に形成する形状を含むものである。
各リブ12A乃至12Eの溝11A乃至11D側の側縁には、周方向に沿って一定間隔の切込み23が形成される(図1参照)。
なお、細溝Lの底部29は、周方向溝11A〜11Dの溝深さDの60%〜90%の深さの範囲内であれば、図7に示すように延長方向に凹凸に形成しても良い。即ち、細溝Lの底部29の形状は、平坦であることが望ましいが、底部29までの深さD1を周方向溝11A〜11Dの60%よりも深く設定する場合であれば、細溝Lの延長方向に沿って、深さ方向に形状を変化させることも可能である。具体的には、図7に示すように細溝Lの底部29を延長方向に沿って、凹凸に形成する。底部29は、最も深くなる凹部29Aの深さ(最深深さ)と、最も浅くなる凸部29Bの深さ(最浅深さ)とが、周方向溝11の溝深さDの60%〜90%の範囲内に収まるように形成すれば良い。より好ましくは、最も深くなる凹部29Aの深さと、最も浅くなる凸部29Bの深さとが、溝深さDの75%〜90%の範囲内に収まるように形成すると良い。この点は、広溝Mの底部30についても同様である。
次に、平面形状について説明する。センターリブ12Aの広溝M,細溝Lは、略S字状となっており、セカンドリブ12Bとセカンドリブ12Dの広溝M,細溝Lは略弧状又は湾曲状又はC字状になるような変形が与えられた形状となっている。センターリブ12A内、12B内、12D内では細溝L,広溝Mの変形方向はいずれも同一であり、ショルダーリブ12C内、12E内では浅底の細溝Laの変形方向はいずれも同一である。なお、セカンドリブ12Bの細溝L,広溝Mと、セカンドリブ12Dの細溝L,広溝Mとは周方向に対して反対向きとなっている。
サイプ群Aの幅方向に隣合う各細溝Lと広溝Mとは、周方向溝11A側が山となり、周方向溝11B側が谷となるような緩やかな凹凸のうねりを有することとなっている。
なお、センターリブ12A,セカンドリブ12B,セカンドリブ12Dの細溝Lと広溝Mは、両端が図6(a)に示すように周方向溝11側にそれぞれ開口するが、図1に示すようにショルダーリブ12C;12Eの浅底の細溝Laは、相当の長さを有し、この浅底の細溝Laは、周方向溝11C側一端と、周方向溝11D側一端のみリブ12側に開口し、他端は延長した後に閉口している。ここで、センターリブ12Aの細溝L,広溝MのS字状変形状態について詳細を説明する。
センターリブ12Aの細溝L,広溝Mは、図6(b),(c)に示すように、2つの曲線を組み合わせたC字部又は湾曲部25;26を反対向きにかつ連続するようにしてS字状を形成する。2つの曲線とは、位置が周方向に対し、反対側の1つの極値を有する曲線を2つ組み合わせたことを意味する。
本実施形態では、湾曲部25;26は、例えば、それぞれ円弧によって形成され、図6(b),(c)に示すように、一方の湾曲部25の円弧の曲率中心25oと他方の湾曲部26の円弧の曲率中心26oとが、細溝L,広溝Mを挟んで互いに反対側でかつ、曲率中心25oが周方向溝11Bに近く、曲率中心26oが周方向溝11Aに近い側に位置するように形成される。また、反対向きの湾曲部25;26の曲率半径R1;R2は、それぞれ30mm〜50mmの範囲で設定される。なお、本実施形態では、湾曲部25;26の曲率半径R1;R2は、30mm〜50mmの範囲において、同一の寸法として説明するが、曲率半径が30mm〜50mmの範囲であれば、互いに異なる曲率半径で形成しても良い。
例えば、曲率半径R1;R2を30mmよりも小さく設定すると、進行方向に対するエッジ成分が小さくなるため、ウェット性能が低下する虞がある。また、曲率半径R1;R2を50mmよりも大きく設定すると、トレッド踏面Tsにおける形状が、直線的となるため、十分なリブ剛性が得られなくなってしまう虞がある。
よって、細溝Lを、センターリブ12Aにおいて、トレッド踏面Tsにおける延長方向の形状を、曲率半径が30mm〜50mmの範囲で設定した湾曲部を2つ備えるようにS字状に形成し、深さD1をトレッド踏面Tsから周方向溝11の溝深さDの60%〜90%で形成したことにより、細溝Lを形成する図4(b)の壁面21m;21n同士の接触面積が大きくなり、壁面21m;21n同士の接触力(摩擦力)が大きくなる。接触力が大きくなると、細溝Lにより分断されたセンターリブ12Aのリブ片は、路面と接地したときの変形によりタイヤ回転方向前後におけるリブ片と接触することで互いに支持し合い、センターリブ12Aの倒れこみを抑制する。つまり、上記のように細溝Lを構成したことにより、タイヤにおけるリブ剛性の低下が抑制され、タイヤのライフ性能を低下させることがない。また、リブ片同士は、互いに支持し合うときに細溝Lを形成する壁面21m;21nにずれが生じ、このずれによってサイプのエッジが露出することでエッジ効果が得られ、タイヤのウェット性能が向上することになる。広溝Mの溝21aについても壁面同士の接触により溝22が幅狭となるような撓みを阻止して、センターリブ12Aの倒れ込みを防止できるので、同様の効果が得られる。
図8において、セカンドリブ12Dの細溝L,広溝Mは、延長方向に沿って一定の幅で形成され、1つの曲線からなるC字状又は弧状等の湾曲部32を有する。1つの曲線とは、1つの極値を有する曲線を意味する。
本実施形態では、図8に示すように、細溝L,広溝Mの湾曲部32は、例えば、円弧によって形成される。この細溝L,広溝Mの湾曲部32の円弧の曲率中心31oは、センターリブ12A側に近接する。この湾曲部32の曲率半径R3は、湾曲部25;26の細溝L,広溝Mに許容される曲率半径の設定範囲の1.5倍〜2.5倍で設定される。具体的には、細溝L,広溝Mの湾曲部32は、曲率半径R3が45mm乃至125mmの範囲で設定される。セカンドリブ12Bの細溝L,広溝Mについてもセカンドリブ12Dの細溝L,広溝Mとは反対方向に変形するように、曲率中心31oとは反対側に、曲率中心が位置するようにして形成され、同一の曲率持つように形成される。
即ち、セカンドリブ12B,セカンドリブ12Dについても、細溝Lの溝21を形成する壁面21m;21n同士の接触力が大きくなり溝21が形成されたリブ片の円周方向への倒れ込みを抑制することとともに、溝21によって得られるエッジ効果によりウェット性能を向上させることができる。広溝Mの溝21aについても細溝からなるので、溝21aの壁面の接触効果により、広溝Mが幅狭となるのを抑制でき、倒れ込みを防止できることは、細溝Lの場合と同様である。
ショルダーリブ12Eの浅底の細溝Laは、延長方向に沿って例えば一定の幅で形成され、1つの曲線からなる湾曲部42を有する。1つの曲線とは、1つの極値を有する半径曲線を意味する。
本実施形態では、湾曲部42は、例えば、円弧又はC字状によって形成される。湾曲部42の円弧の曲率中心41oは、前記湾曲部32の曲率中心31oと、反対側に位置する。湾曲部42の曲率半径R4は、前記湾曲部25;26に許容される設定範囲の1.5倍〜2.5倍で設定される。具体的には、湾曲部42は、曲率半径R4が45mm乃至125mmの範囲で設定される。ショルダーリブ12Cの浅底の細溝Laは、曲率中心がショルダーリブ12Eの浅底の細溝Laの曲率中心と反対側に位置する点が異なるだけで、同一曲率の湾曲部42を有する等他は同一である。
図3に示すショルダーリブ12C;12Eの浅底の細溝Laの深さD5は、周方向溝11の溝深さDの20%〜30%で形成される。ショルダーリブ12C;12Eの浅底の細溝Laの底部49は、浅底の細溝Laの延長方向に沿って略平坦に形成される。上記底部49は、トレッド踏面Tsのタイヤ幅方向の曲率に沿って、平行となるように湾曲して形成されても良く、又はタイヤ回転軸方向と平行となるように平坦に形成しても良い。
なお、ショルダーリブ12C;12Eの浅底の細溝Laの深さD5をセンターリブ12A,セカンドリブ12B;12Dの細溝Lの深さよりも浅く設定することにより、本発明に係るタイヤを操舵輪に装着したときに、ショルダー部の剛性を損ねることなく排水性を確保することができる。例では、センターリブ12Aの細溝L,広溝Mをセンターサイプ、セカンドリブ12B;12Dの細溝L,広溝Mをセカンドサイプ、ショルダーリブ12C;12Eの細溝Lをショルダーサイプと称する。
図9は、従来のトレッドパターンを示す図であり、図10は、本発明に係るタイヤと従来のタイヤ(比較例)とを実車によりウェット性能、ライフ性能、偏摩耗性能の試験項目でタイヤ性能試験を行ないその性能評価をまとめた表である。
タイヤ性能試験には、タイヤのサイズが315/60R22.5のトラック、バス用タイヤを用い、9.00×22.5のホイールリムにタイヤを装着し、900kpaの内圧を印加した。また、タイヤには、上記サイズが該当するETRTO規格に基づいた正規荷重を負荷した。
タイヤ実車試験は、テストコースにおいて実施し、試験項目毎に異なる路面条件で実施した。路面条件は、下記に示すとおりである。摩耗性能試験は、路面:ドライ、摩耗ライフ指数(最初の溝が消滅するまでの走行距離)により評価した。ウェット旋回性能試験は、路面:ベルジアン(石畳路面)+WET、旋回加速度により評価した。ウェットブレーキ性能試験は、路面:アスファルト+WET、減速度指数により評価した。また、摩耗試験は、摩耗試験機により行い偏摩耗性を評価した。なお、同表において、100を基準として数値が大きいものほどその性能に優れていることを示す。
以下に、試験結果を示す。なお、図10に示す試験結果では、ウェット旋回性能試験による旋回加速度評価と、ウェットブレーキ性能試験による減速度指数とを合わせてウェット性能として評価してある。
比較例1及び比較例2は、図9に示す従来のトレッドパターンを有するタイヤである。
図9に示すトレッドパターンでは、センターリブ12A,12B,12Cの関係において、仮想線分Pを有し、仮想線分Pは、略V字をなす傾斜線分P1と傾斜線分P2とからなり、センターリブ12A,セカンドリブ12D,ショルダーリブ12Eの関係において、仮想線分Qを有し、仮想線分Qは、略逆V字をなす傾斜線分Q1と傾斜線分Q2とからなる。傾斜線分P1の先端は、センターリブ12Aの途中まで延長し、傾斜線分Q1の先端は、センターリブ12Aの途中まで延長し、さらに、互いに対向方向にV字、逆V字をなすごとく折曲されて、それぞれ折曲線分P3,Q3を形成する。
また、傾斜線分P2,傾斜線分Q2の先端は、ショルダーリブ12C;12Eの途中まで延長し、かつ、やや傾斜する折曲線分P4,Q4を有する。折曲線分P4と折曲線分Q4とは、互いに略同角度で傾斜する。また、仮想線分Pと仮想線分Qとは、周方向に一定間隔を有して交互に形成される。仮想線分PのV字状のセカンドリブ12B内の頂点部分z1と、仮想線分Qの逆V字状のセカンドリブ12D内の頂点部分z2とは、タイヤ外方向に位置ずれする。この場合、センターリブ12A内の傾斜線分P1と折曲線分P3には、広溝Mが形成されるが、折曲線分P3では、溝21aは削除されている。同様に、センターリブ12A内の傾斜線分Q1と折曲線分Q3にも広溝Mが形成されるが、折曲線分Q3においても、溝21aは削除されている。セカンドリブ12B内の傾斜線分P1、セカンドリブ12D内の傾斜線分Q1には、広溝Mが、略V字状を有して形成される。この場合12Bの広溝Mと、セカンドリブ12D内の広溝Mとは反対向きとなっている。ショルダーリブ12Cの傾斜線分P2,折曲線分P4と、ショルダーリブ12Eの傾斜線分Q2,折曲線分Q4には、同一方向に傾斜する細溝Lが形成される。
なお、セカンドリブ12B;12Dの内側には、周方向の溝Nと、この溝Nに接続される横方向に延長する傾斜溝L0が互いに、交互に形成される。ここで、センターリブ12Aの広溝Mをセンターサイプ、セカンドリブ12B;12Dの広溝Mをセカンドサイプ、ショルダーリブ12C;12Eの細溝Lをショルダーサイプという。
図10の表に示すとおり、上記実施形態で説明した形状で成型された発明例1乃至発明例4で示すタイヤは、比較例1,2のタイヤに比べ、ライフ性能をそのままにして、ウェット性能及び偏摩耗性能が向上していることが明らかである。
なお、本実施形態ではセンターリブ12Aの細溝L,広溝Mに対し、セカンドリブ12B;12Dの断面形状を同一として説明したが、これに限定されず、若干の寸法修正を加えても良い。
12 リブ、12A センターリブ、12B;12D セカンドリブ、
12C;12E ショルダーリブ、11;11A;11B;11C;11D 周方向溝、
21、21a、22 溝、25;26;32;42 湾曲部、
25o;26o;31o;41o 曲率中心、28;29;30;49 底部、
L 細溝、M 広溝、R1乃至R4 曲率半径。

Claims (5)

  1. タイヤ円周方向に沿って延長する複数の周方向主溝により区画される複数のリブと、
    タイヤ幅方向両端に位置するショルダーリブに形成され、当該ショルダーリブに隣接する周方向主溝に一端が開口し、他端が当該ショルダーリブ内において終端して閉口する一端開口細溝と、
    一対の前記ショルダーリブの間に位置する各リブに形成され、当該各リブに隣接する周方向主溝それぞれに両端部が開口する両端開口溝とを備え、
    前記一端開口細溝の深さを前記周方向主溝の溝深さに対して20%〜30%の範囲に設定し、
    前記両端開口溝を細溝と底部に細溝を有する広溝とを周方向に交互に設けて構成し、細溝と、細溝を含む広溝との深さを前記周方向主溝の溝深さに対して60%〜90%の範囲に設定したことを特徴とするタイヤ。
  2. 前記両端開口溝の深さを前記周方向主溝の溝深さに対して75%〜90%の範囲に設定したことを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記各リブにおいて、センターリブの左右に隣接する各セカンドリブに形成される両端開口溝は、センターリブの細溝に対し、広溝が対応するように、また、センターリブの広溝に対し細溝が対応するように位置することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のタイヤ。
  4. 前記複数のリブのうち、タイヤ幅方向中心上に位置するセンターリブに形成される両端開口溝は、曲率半径が30mm〜50mmの範囲で設定され、周方向に対し反対向きで、かつ連続する2つの湾曲部よりなるS字状の曲がりを有し、
    一方の湾曲部の曲率中心と他方の湾曲部の曲率中心とが、両端開口溝を介して互いに反対側に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか記載のタイヤ。
  5. 前記各リブにおいて、センターリブの左右に隣接する各セカンドリブの両端開口溝は、曲率半径が、センターリブに設けられた両端開口溝の湾曲部に設定される曲率半径の1.5倍〜2.5倍の曲率半径で形成される湾曲部を有し、当該各セカンドリブの両端開口溝は、センターリブの両端開口溝とで、一連の凹凸のうねりを形成することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載のタイヤ。
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