JP4669052B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド表面に形成された陸部にサイプが刻まれた空気入りタイヤに関し、特にスタッドレスタイヤとして有用な空気入りタイヤに関するものである。
一般に、スタッドレスタイヤは、陸部としてトレッド表面に形成されたリブやブロックにサイプが刻まれた構成とされており、これにより、サイプの除水効果及びサイプ縁のエッジ効果を高め、氷雪路面における制動性能(アイス制動性能)の向上を図っている。
しかしながら、上記空気入りタイヤにおいて、陸部に形成するサイプの数を増やすと、サイプとサイプで囲まれた陸部片は、タイヤに負荷がかかることで容易にたわむようになる。その結果、隣り合う陸部片同士が密着することでサイプが閉塞し、サイプのエッジ効果及び除水効果が小さくなり、十分なアイス制動性能が得られないという問題があった。
上記問題を解決するために、例えば、特許文献1では、サイプの一部分をトレッド表面からサイプ溝底まで一定幅で広げた広幅部を形成し、これにより、サイプ閉塞時においても広幅部を常時開口させることで、除水効果及びエッジ効果を確保し、アイス制動性能の向上を図っている。
特開平9−272312号公報
しかしながら、特許文献1においては、広幅部はトレッド表面からサイプ溝底まで一定幅で形成されているために、陸部(リブ又はブロック)の剛性が低下しやすい。特に、サイプの除水効果及びエッジ効果を十分に確保するために一つのサイプに複数の広幅部を形成した場合には、陸部全体としての剛性が大きく低下することになる。従って、特許文献1では、タイヤに大きな負荷がかかったときに、陸部に過度の変形が生じ、逆にエッジ効果や除水効果が悪化する場合があった。また、サイプ間の陸部片に広幅部を形成すると、陸部片の中で剛性の低い部分と剛性の高い部分との差が大きくなるため、サイプ間の偏摩耗を引き起こしやすく、耐摩耗性能が低下するという問題もあった。
そこで、本発明では、上記問題に鑑み、サイプを形成した空気入りタイヤにおいて、耐摩耗性能を低下させることなく、アイス制動性能を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、トレッド表面に溝によって区画された複数の陸部が形成され、前記陸部に少なくとも1本のサイプが形成された空気入りタイヤであって、前記サイプは、サイプ内壁面がトレッド表面に対して垂直に形成され、かつ相対向する前記内壁面のうち少なくとも一方に、トレッド表面に露出する1又は2以上の凹部が形成され、前記凹部は、サイプ開口端からサイプ底に向けて徐々に断面積が小さくなり、サイプ底に至るまでに内壁面に収束するように形成されたことを特徴とする。ここで、陸部とは、ブロックのほかにリブを含む意味である。
上記構成によれば、トレッド表面に露出する凹部を、サイプ底に向けて断面積が徐々に小さくなってサイプ底に至るまでに内壁面に収束する先細形状としたため、陸部全体としての剛性を維持することが可能となる。また、トレッド表面に常時凹部が開口するため、凹部内の空間を利用して除水効果を高め、凹部開口縁を利用してエッジ効果を高めることができ、これによりアイス制動性能を向上させることが可能となる。いいかえれば、本発明では、サイプ内壁面に凹部を形成することで、サイプにサイプ溝よりも大なる幅を有する拡幅部を形成し、拡幅部の形状をサイプ底に向けて先細形状としたものである。
さらに、凹部を先細形状としたことで、陸部内での剛性の差を小さくすることができ、サイプ間の偏摩耗を抑制することが可能となり、内壁面に凹部を形成しないサイプと同等の耐摩耗性能を維持することができる。なお、凹部は、サイプ底に向けて断面積が徐々に小さくなるように形成されているため、座屈変形が起こりやすくなるような変曲点がなく、サイプの除水効果及びエッジ効果を高いレベルで維持することができる。
凹部は、サイプ内壁面に1つ形成するようにしてもよいが、サイプ内壁面のうち少なくとも一方に、サイプ長さ方向に間隔をおいて凹部を複数形成すれば、サイプの広い範囲で除水効果及びエッジ効果を高めることができ、よりアイス制動性能を向上させることが可能となる。さらに、凹部を陸部内で間隔をおいて分散して形成することで陸部の剛性を均等化することができ、サイプ間の偏摩耗を抑制することが可能となる。
凹部は、サイプ内壁面の一方の面のみならず、相対向するサイプ内壁面の各面に形成することができる。この場合、各内壁面に形成した凹部を、互いにサイプ長さ方向にずらして配置することにより、さらに効率よくサイプの広い範囲にわたって除水効果及びエッジ効果を高めることができる。また、この構成を陸部片の側からみると、陸部片の両面(サイプ内壁面)に凹部がそれぞれずらして配置されることになり、陸部片の剛性を均等化することができ、サイプ間の偏摩耗を抑制することが可能となる。
本発明の空気入りタイヤにおいては、凹部はサイプ深さ方向に向けて断面積が徐々に小さくなるように先細形状とされているため、タイヤが摩耗するにしたがってトレッド表面に露出する凹部の断面積が減少するため、凹部による除水効果及びエッジ効果は小さくなる。しかしながら、陸部の高さも摩耗により低くなって撓みにくくなるため、サイプは閉塞しにくくなる。したがって、タイヤが摩耗した状態では、サイプが本来有する除水効果及びエッジ効果を発揮することにより、アイス制動性能を良好に維持することができる。
ただ、タイヤの用途や、トレッドパターンによっては、タイヤがある程度摩耗した状態でもサイプが閉塞する場合がある。そこで、本発明では、上述した凹部に加えて、凹部とは逆向きにサイプ底からサイプ開口に向けて断面積が徐々に小さくなる逆向き凹部が、内壁面のサイプ底部を起点にしてサイプの開口端に至るまでに内壁面に収束するように形成された構成を採用可能とした。いいかえれば、本発明では、拡幅部に加えて、拡幅部とは逆向きにサイプ底からサイプ開口に向けて先細形状とした逆向き拡幅部をサイプに形成するようにしたものである。
上記構成によれば、タイヤが摩耗してトレッド表面に露出する凹部の断面積が小さくなるにしたがって、トレッド表面に露出する逆向き凹部の断面積が大きくなるため、サイプの除水効果及びエッジ効果を維持することができる。
逆向き凹部は、サイプ内壁面の一方の面のみならず、相対向するサイプ内壁面の各面に形成することができる。この場合、各内壁面に形成した逆向き凹部を、互いにサイプ長さ方向にずらして配置するのが好ましい。すなわち、この構成を陸部片の側からみると、上述したように、陸部片の両面に逆向き凹部がそれぞれずらして配置されることになり、陸部片の剛性を均等化することができ、サイプ間の偏摩耗を抑制することが可能となる。
本発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤの成形が容易であるという利点をも有する。すなわち、タイヤを成形する際には、金型を周上複数個に分割した割モールドが用いられる。割モールドの内周面には、サイプを形成するサイプブレードが立設されており、タイヤ成形後は、割モールドをタイヤ半径方向外方に移動させて型開きする。
このとき、サイプブレードは、タイヤから半径方向外方に向かって引抜かれるため、引抜き時にトレッドゴムとの間に発生する抵抗力が少ないことが望ましい。本発明に係る空気入りタイヤの成形に使用されるサイプブレードには、サイプ内壁面の凹部を形成するための拡幅部が突設される。さらに、拡幅部に加えてサイプ内壁面の逆向き凹部を形成するための逆向き拡幅部が突設される場合がある。したがって、これらがサイプブレード引抜き時の抵抗増加の要因となり得る。
しかしながら、拡幅部は、トレッド表面に露出しており、かつサイプ底に向けて先細形状とされているため、型開き時にトレッドゴムとの間で抵抗力が発生することはない。逆向き拡幅部については、型開き時にサイプ底部からトレッド表面までトレッドゴム中を通過するため、このときトレッドゴムとの間で抵抗力が発生する。
ただ、この場合でも、逆向き拡幅部は、サイプ開口に向けて先細形状とされており、サイプブレード引抜き時にはこちらが先頭になるため、トレッドゴムとの間に引っ掛かりとなる部分が存在せず、トレッドゴムを徐々に弾性変形させながら少ない抵抗力でスムーズに引抜くことが可能となる。よって、型開き時におけるタイヤの破損がなく、タイヤの成形が容易な空気入りタイヤを得ることができる。
本発明では、サイプ内壁面をトレッド表面に対して垂直に形成し、内壁面のうち少なくとも一方に、トレッド表面に露出する1又は2以上の凹部を形成し、かつ凹部の断面積がサイプ開口端からサイプ底に向けて徐々に小さくなるように形成したため、アイス制動性能及び摩耗性能を向上させた空気入りタイヤを得ることができる。
本発明の第一実施形態における空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図 (a)は図1のブロックを示す斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図 (a)は図1のブロックとは別の第2の態様を示す斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図 (a)は図1のブロックとは別の第3の態様を示す斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図 (a)は図1のブロックとは別の第4の態様を示す斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図 図1のブロックとは別の第5の態様を示す斜視図 図1のブロックとは別の第6の態様を示す斜視図 (a)は図1のブロックとは別の第7の態様を示す斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図 (a)は図1のブロックとは別の第8の態様を示す斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図 本発明の第二実施形態における空気入りタイヤのブロックを示す図であり、(a)はブロック斜視図で、(b)はそのブロックに刻まれたサイプ平面図、(c)はサイプ底面図 第二実施形態におけるサイプ形成用のサイプブレードの斜視図 実施例1,2及び比較例2で形成されるサイプ拡幅部の平面図 比較例2で形成されるブロックを示す斜視図 比較例1で形成される従来のブロックを示す斜視図
[第一実施形態]
図1及び図2は、本発明の第一実施形態を示す空気入りタイヤの図である。図1は空気入りタイヤのトレッド部のトレッドパターンを示す平面図であり、図2(a)は空気入りタイヤのブロックを示す斜視図であり、図2(b)はブロックに刻まれたサイプ平面図である。この空気入りタイヤはラジアルタイヤであり、トレッド部1の表面1aには、タイヤ周方向に形成された複数の主溝2と、主溝2と主溝2とを繋ぐように形成される複数の横溝3によって、複数のブロック4が形成されている。なお、本実施形態では、陸部をすべてブロックから構成しているが、これに限らず、陸部をリブとブロックとから構成してもよい。
図1に示すように、ブロック4にはタイヤ幅方向TWに向かって直線状に延びる複数のサイプ5が形成されている。ブロック4はサイプ5によって複数のブロック片(陸部片)4aに区画されている。なお、サイプ5はタイヤ幅方向TWのみならず、タイヤ赤道線CLに沿うように形成してもよいし、タイヤ赤道線CLに対して斜め方向に形成することも可能である。
トレッド部表面1aにはサイプ5の開口が露出しており、サイプ5の内壁面6,6は、一定間隔をおいて相対向し、それぞれトレッド表面1aに対して垂直になるように形成されている。相対向する内壁面6,6には、それぞれ凹部7が設けられている。凹部7は、トレッド表面1aに露出するように形成される。凹部7のサイプ深さ方向長さは、サイプ底8に至るまでの範囲とされており、その間に凹部7が内壁面6に収束するように、その形状はサイプ底8に向けて徐々に断面積(凹部断面を平面視したときに、凹部断面と内壁面とで囲まれた面積)が小さくなる先細形状とされる。これにより、タイヤに負荷がかかって相対向する内壁面6,6が密着したときでも、凹部7が常時開口することで、アイス制動性能を向上させることができる。さらに、凹部7がサイプ深さ方向に先細形状とされているため、ブロック4の剛性を良好に維持することができ、サイプ間の偏摩耗を抑制することができる。
上記形状の凹部7が、相対向する内壁面6,6のそれぞれの面に等間隔で複数形成される。同一面における凹部7と凹部7の間隔は、ちょうど凹部一つ分の幅とされている。相対向する内壁面6,6の凹部7は、互いにサイプ長さ方向に凹部ひとつ分だけずらして互い違いに配置されている。これにより、サイプ長さ方向の全域に凹部7を配することが可能となり、効率よくサイプ除水効果及びエッジ効果を高めることができる。また、片側の内壁面6でみれば、凹部7と凹部7との間に凹部ひとつ分の間隔をあけているため、凹部間の幅が過度に狭くなってこの部分のゴムが欠けやすくなるといった弊害を抑えることができる。
上記構成をブロック片4aの側からみると、ブロック片4aの両側面6,6(サイプ内壁面)に形成された凹部7は、互いにサイプ長さ方向に凹部ひとつ分だけずらして配置されることになり、ブロック片4aの剛性を均等化することができ、サイプ間の偏摩耗を抑制することが可能となる。
また、内壁面6に複数の凹部7が形成された構成は、サイプ5からみると、図2(b)に示すように、一定幅のサイプ溝5aの一部にサイプ溝5aよりも大なる幅を有する複数の拡幅部5bが形成された構成であるということができる。
凹部7の寸法としては、サイプ長さ方向の凹部幅(拡幅部5bの長さ)が1.0mm〜4.0mmであるのが好ましく、凹部の奥行(拡幅部5bの幅)が0.5mm〜2.0mmであるのが好ましい。
本実施形態において凹部7は、図1及び図2に示すように、断面V字状とされており、全体形状としては三角錐形状となっているが、これに限らず、例えば、全体形状として多角錐形状としたり、図3に示すように、全体形状として半割りの円錐形状とすることが可能である。また、凹部7のサイプ深さ方向長さについては、サイプ底8に至るまでに内壁面6に収束すればよく、たとえば、図4に示すように、凹部7を半割りの半球状に形成することも可能である。
ただ、凹部による除水効果及びエッジ効果を考慮すれば、図5に示すように、凹部7のサイプ深さ方向の長さについては、サイプ深さの1/3の長さ以上にするのが好ましい。その他、図6及び図7に示すように、サイプ深さ方向の異なる凹部を組み合わせることも可能である。さらに、図8のように、凹部7の幅を小さくしたり、図9に示すように、幅の異なる凹部7を組み合わせることもできる。
[第二実施形態]
図10は、第二実施形態に係る空気入りタイヤを示す図であって、図10(a)は空気入りタイヤのブロックを示す斜視図を、図10(b)はブロックに刻まれたサイプ平面図を、図10(c)はサイプ底でカットしたブロック断面図(サイプの底面図)をそれぞれ示す。本実施形態では、相対向する内壁面6,6のそれぞれの面に形成された凹部7に加え、逆向き凹部9を設けた点が特徴とされている。なおトレッド部のトレッドパターンをはじめ、その他の構成については第1実施形態と同じとされている。
すなわち、第一実施形態では、凹部7と凹部7との間には、凹部一つ分の間隔があけられていたが、本実施形態ではこのスペースに逆向き凹部9が形成されており、これにより凹部7と逆向き凹部9とが交互に配置されている。相対向する内壁面6,6の間では、一面側に形成された凹部7と同位置で相対向する他面側には逆向き凹部9が形成される。
逆向き凹部9は、内壁面6のサイプ底部を起点にしてサイプの開口端に至るまでに内壁面6に収束するように形成される。本実施形態では、逆向き凹部9のサイプ深さ方向長さは、サイプ底8からサイプ開口端までとされており、その形状は断面V字状で、サイプ開口端に向けて徐々に断面積(逆向き凹部断面を平面視したときに、逆向き凹部断面と内壁面とで囲まれた面積)が小さくなる先細形状とされる。
上記構成においては、タイヤの摩耗にしたがって、凹部7の断面積は小さくなる一方、逆向き凹部9の断面積は大きくなるため、サイプの除水効果及びエッジ効果を良好に維持することができる。なお、逆向き凹部を形成すると、その分、多少陸部の剛性が低下するおそれはあるが、もともと凹部及び逆向き凹部ともに、先細形状であることから、サイプ5の開口端からサイプ溝底まで内壁面表面から一定の奥行で凹部を形成する場合に比べて陸部の剛性を良好に維持することが可能である。
なお、逆向き凹部9の配置については、陸部の剛性と、タイヤ摩耗時のサイプの除水効果及びエッジ効果を考慮して決定すればよく、本実施形態のように凹部7と逆向き凹部9とを交互に配置してもよいし、複数の凹部7ごとに逆向き凹部9を1つ配置するようにしてもよい。逆向き凹部9の全体形状としては、凹部7と同様に三角錐形状(向きは凹部7と逆になる)となっているが、これに限らず、例えば、全体形状として多角錐形状としたり、全体形状として半割りの円錐形状とすることが可能である。
上記構成により、本実施形態のサイプ5は、一定幅のサイプ溝5aと、サイプ溝5aの一部にサイプ溝5aよりも大なる幅を有する複数の拡幅部5bと、拡幅部5bとは逆向きの逆向き拡幅部5cとを備えている。なお、拡幅部5bは凹部7によって形成され、逆向き拡幅部5cは逆向き凹部9によって形成される。
図11は、本実施形態におけるサイプを成形するために使用されるサイプブレードの斜視図であり、図において、サイプブレード10は天面を割りモールドの内周面に接するようにして立設される。本図におけるサイプブレード10の形状は、サイプ5の形状そのものとなる。サイプブレード10は、ブレード本体10aと、サイプ内壁面の凹部7を形成するための拡幅部10bと、内壁面の逆向き凹部9を形成するための逆向き拡幅部10cとを備えている。
サイプブレード10は、タイヤ成形後に、図11中、矢印で示す方向に引抜かれる。しかしながら、拡幅部10bは、トレッド表面に露出しており、かつサイプ底に向けて先細形状とされているため、型開き時にトレッドゴムとの間で抵抗力が発生することはない。逆向き拡幅部10cについては、型開き時にサイプ底部からトレッド表面までトレッドゴム中を通過する。
ただ、この場合でも、逆向き拡幅部10cは、サイプ開口に向けて先細形状とされており、サイプブレード10引抜き時にはこちらが先頭になるため、トレッドゴムとの間に引っ掛かりとなる変曲点が存在せず、トレッドゴムを徐々に弾性変形させながら少ない抵抗力でスムーズに引抜くことが可能となる。よって、型開き時におけるタイヤ破損がなく、タイヤの成形が容易な空気入りタイヤを得ることができる。
なお、第一実施形態において使用されるサイプブレードは、拡幅部10bのみ備え、逆向き拡幅部10cがない形態であるため、型開き時にサイプブレードがトレッドゴムとの間で抵抗力が発生しないことは勿論である。
以下、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に限定されるものではない。
[タイヤの作製]
表1に示すように、第一実施形態及び第二実施形態で示した空気入りラジアルタイヤを実際に作製して、その性能を評価した。具体的には、図1に示すトレッドパターンにおいて、サイプ5に図2に示す三角錐形状の拡幅部5bを形成したタイヤを実施例1とし、サイプ5に図10に示す三角錐形状の拡幅部5b及び逆向き拡幅部5cを形成したタイヤを実施例2とした。
なお、図1に示すトレッドパターンにおいて、サイプ5に拡幅部5bを形成しないタイヤ(図14参照)を比較例1とし、図13に示すように、サイプ開口端からサイプ底まで三角柱状の拡幅部5bを形成したタイヤを比較例2としてそれぞれ評価した。実施例1、実施例2及び比較例2のトレッド表面1aに露出する拡幅部5bの形状は、図12に示すように、すべて同じ三角形状(長さL:3mm×幅W:1.5mm)とし、実施例1及び実施例2では、サイプ底でちょうど拡幅部5bがサイプ溝5aに収束するようにした。実施例2の逆向き拡幅部5cについては、拡幅部5bをちょうど逆にした形状とした。比較例2では、トレッド表面1aに露出した三角形状のままサイプ底まで三角柱状の拡幅部5bを形成した。
Figure 0004669052
[評価試験]
上記各タイヤの性能評価は以下のようにして行った。
(1)アイス制動性能
タイヤを実車(国産2000ccクラスのFFセダン)に装着し、全てのタイヤの空気圧を210KPaに調整し、2名乗車の荷重条件にて、凍結した路面を走行させ、時速40km/hで制動力をかけてABSを作動させた際の制動距離を指数で評価した。なお、評価は比較例1を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほどアイス制動性能が優れていることを示す。また、アイス制動性能評価は、タイヤ新品時と、乾燥舗装道路を8000km走行した後の2回行った。
(2)耐摩耗性能
タイヤを実車(国産2000ccクラスのFFセダン)に装着し、すべてのタイヤの空気圧を210KPaに調整し、2名乗車の荷重条件にて、乾燥舗装道路を8000km走行したときの段差摩耗量(摩耗によるサイプとサイプとの段差)を測定し、指数で評価した。なお、評価は比較例1を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど耐摩耗性能が優れていることを示す。
[評価結果]
表1に評価結果を記す。表1より、実施例1及び2は、拡幅部を設けたことで、新品時のアイス制動性能が比較例1よりも大幅に向上しており、比較例2と同等の性能を有していることがわかる。さらに、実施例2は、逆向き拡幅部を設けたため、摩耗時においてもアイス制動性能が低下せず、比較例2と同等の性能を維持している。
また、実施例1及び2で形成した拡幅部及び逆向き拡幅部は、いずれも同形の三角錐形状とされているため、ブロック内での剛性の差が小さいため、サイプ間の偏摩耗を抑制することが可能となり、耐摩耗性能は比較例1と同等となっている。一方、比較例2は、拡幅部が三角柱状となっているため、ブロック内での剛性の差が大きくなり、耐摩耗性能は比較例1よりも大幅に低下する結果となった。
以上より、本発明に係る空気入りタイヤは、耐摩耗性能を低下させることなく、アイス制動性能を向上させることが可能となる。
1 トレッド部
1a トレッド表面
2 主溝
3 横溝
4 ブロック
5 サイプ
5a サイプ溝
5b 拡幅部
6 内壁面
7 凹部
8 サイプ底
9 逆向き凹部
10 サイプブレード
11 拡幅部
12 逆向き拡幅部
CL タイヤ赤道
TW タイヤ幅方向

Claims (5)

  1. トレッド表面に溝によって区画された複数の陸部が形成され、前記陸部に少なくとも1本のサイプが形成された空気入りタイヤであって、前記サイプは、サイプ内壁面がトレッド表面に対して垂直に形成され、かつ相対向する前記内壁面のうち少なくとも一方に、トレッド表面に露出する1又は2以上の凹部が形成され、前記凹部は、サイプ開口端からサイプ底に向けて徐々に断面積が小さくなり、サイプ底に至るまでに内壁面に収束するように形成されたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記凹部が、前記内壁面のうち少なくとも一方に、間隔をおいて複数形成されたことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記凹部が、相対向する内壁面の各面に形成され、前記各内壁面に形成された凹部が、互いにサイプ長さ方向にずらして配置されたことを特徴とする請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記凹部に加え、前記凹部とは逆向きにサイプ底部からサイプ開口に向けて断面積が徐々に小さくなる逆向き凹部が、前記内壁面のサイプ底部を起点にしてサイプの開口端に至るまでに内壁面に収束するように形成されたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記逆向き凹部が、相対向するサイプ内壁面の各面に形成され、前記各内壁面に形成された逆向き凹部が、互いにサイプ長さ方向にずらして配置されたことを特徴とする請求項4記載の空気入りタイヤ。
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