JP5862837B2 - オールシーズンタイヤ - Google Patents
オールシーズンタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5862837B2 JP5862837B2 JP2015511852A JP2015511852A JP5862837B2 JP 5862837 B2 JP5862837 B2 JP 5862837B2 JP 2015511852 A JP2015511852 A JP 2015511852A JP 2015511852 A JP2015511852 A JP 2015511852A JP 5862837 B2 JP5862837 B2 JP 5862837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoulder
- tire
- block
- width
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/01—Shape of the shoulders between tread and sidewall, e.g. rounded, stepped or cantilevered
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0327—Tread patterns characterised by special properties of the tread pattern
- B60C11/0332—Tread patterns characterised by special properties of the tread pattern by the footprint-ground contacting area of the tyre tread
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0306—Patterns comprising block rows or discontinuous ribs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0339—Grooves
- B60C2011/0341—Circumferential grooves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0339—Grooves
- B60C2011/0358—Lateral grooves, i.e. having an angle of 45 to 90 degees to the equatorial plane
- B60C2011/0365—Lateral grooves, i.e. having an angle of 45 to 90 degees to the equatorial plane characterised by width
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0386—Continuous ribs
- B60C2011/039—Continuous ribs provided at the shoulder portion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0386—Continuous ribs
- B60C2011/0393—Narrow ribs, i.e. having a rib width of less than 8 mm
- B60C2011/0395—Narrow ribs, i.e. having a rib width of less than 8 mm for linking shoulder blocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1209—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe straight at the tread surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
このようなオールシーズンタイヤとして、ウェット性能を確保しつつ雪上トラクション性能の向上が図ったものや、スノー性能とドライ性能の両立を図ったものなど種々提案されている。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、雪上性能を維持しつつユニフォーミティの向上を可能としたオールシーズンタイヤを提供することにある。
また、本発明は、タイヤのトレッド面にタイヤ周方向に延在するショルダー周方向主溝が設けられ、ショルダー周方向主溝のタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に間隔をおいてタイヤ幅方向に延在する複数のショルダー横溝が設けられ、タイヤ周方向において隣り合うショルダー横溝により挟まれてタイヤ周方向に並べられトレッド部のショルダー部を構成する複数のショルダーブロックが設けられたオールシーズンタイヤにおいて、前記複数のショルダーブロックは、タイヤ周方向に沿った寸法であるブロック幅が、ブロック幅が小さい値と、ブロック幅が大きい値と、それら値の中間の1種類以上の値とを含む3種類以上の値の何れかで形成され、前記ブロック幅が小さい値の前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径が10mm以下の曲線からなるスクエア形状部で形成され、前記ブロック幅が大きい値の前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径が30mm以上60mm以下の曲線からなるラウンド形状部で形成され、前記ブロック幅が中間の値のショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、前記スクエア形状部の曲率半径よりも大きく、かつ、前記ラウンド形状部の曲率半径よりも小さい曲率半径の曲線で形成され、前記スクエア形状部のトレッド接地端は、前記ラウンド形状部のトレッド接地端よりもタイヤ幅方向外側に位置し、前記ブロック幅が中間の値のショルダーブロックのトレッド接地端は、前記スクエア形状部の接地端よりもタイヤ幅方向内側に位置し、かつ、前記ラウンド形状部の接地端よりもタイヤ幅方向外側に位置し、前記複数のショルダーブロックは、前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状を形成する曲線の曲率半径およびタイヤ幅方向におけるトレッド接地端の位置が、タイヤ周方向に沿って段階的に変化するように配置され、前記ブロック幅が小さい値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が小さい前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ブロック幅が大きい値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が大きい前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ブロック幅が中間の値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が中間の前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ショルダーブロックが設けられた箇所のタイヤ周方向における接地面積の均等化が図られていることを特徴とする。
また、ブロック幅の小さいショルダーブロックに、スクエア形状部を設け、ブロック幅の大きいショルダーブロックにラウンド形状部を設けることで、各ショルダーブロックの接地面積差の低減を図り、接地反力差を低減し、オールシーズンタイヤのユニフォーミティの向上が図られる。
図1にトレッドパターンの展開図を示すように、本実施の形態の空気入りタイヤ10は、オールシーズンタイヤであり、車両への装着向きが指定された左右非対称のトレッドパターンを有している。
空気入りタイヤ10はトレッド部12に、タイヤ赤道Cの両側でそれぞれタイヤ周方向に延在する一対のクラウン周方向主溝14と、各クラウン周方向主溝14よりもタイヤ幅方向外側でそれぞれタイヤ周方向に延在する一対のショルダー周方向主溝16とを備える。
そしてトレッド部12には、一対のクラウン周方向主溝14の間にクラウン陸部18が設けられ、クラウン周方向主溝14とショルダー周方向主溝16との間にミドル陸部20が設けられ、ショルダー周方向主溝16とトレッド接地端Tとの間にショルダー陸部22が設けられている。
したがって、クラウン陸部18は、クラウン横溝1802により区画されたクラウンブロック18Bがタイヤ周方向に並べられて構成され、クラウンブロック18BにはサイプSが形成されている。
したがって、ミドル陸部20は、クラウン周方向主溝14とミドル周方向細溝2004とミドル横溝2002とで区画された内側ミドルブロック20B−1と、ショルダー周方向主溝16とミドル周方向細溝2004とミドル横溝2002とで区画された外側ミドルブロック20B−2とが、タイヤ周方向に並べられて構成されている。内側ミドルブロック20B−1と外側ミドルブロック20B−2にはサイプSが形成されている。
このショルダー横溝2202によりショルダー陸部22には、リブ24とショルダーブロック26とが形成されている。
リブ24は、ショルダー周方向主溝16のタイヤ幅方向外側に沿ってタイヤ周方向に延在している。
ショルダーブロック26は、リブ24からタイヤ幅方向外側に延在し、タイヤ周方向において隣り合うショルダー横溝2202で挟まれてタイヤ周方向に並べられて構成され、ショルダーブロック26にはサイプSが形成されている。
なお、本発明においてショルダーブロック26とは、この実施の形態のように、その一部がリブ24を介して連結されている場合と、あるいは、ブロックどうしが完全に切り離されている場合の双方を含み、ショルダーブロック26とはショルダー横溝2202で挟まれた箇所を言う。より詳細には、ショルダーブロック26とは、タイヤ周方向に延在し複数のショルダー横溝2202のタイヤ幅方向の内端を接続する仮想線Lと、トレッド接地端Tとの間で周方向に隣り合うショルダー横溝2202で挟まれた箇所を言う。
なお、雪上性能確保のため、タイヤ接地面におけるショルダー横溝2202の長さは、ショルダーブロック26の接地幅の70%以上であると好ましい。
ブロック幅Wは、互いに異なる2種類以上の値の何れかの値となっている。
本実施の形態では、ブロック幅Wの値は、互いに異なる3種類の値W1、W2、W3の何れかの値となっている。なお、複数のショルダー横溝2202のタイヤ周方向に沿った幅WGは、ブロック幅W(W1、W2、W3)に対応させ、値が小さい幅Wのショルダーブロック26には値が小さい幅WGのショルダー横溝2202が隣接して設けられ、値が大きい幅Wのショルダーブロック26には値が大きい幅WGのショルダー横溝2202が隣接して設けられ、ショルダー陸部22のタイヤ周方向における接地面積の均等化を図り、タイヤのユニフォーミティの向上が図られている。
長さが10mm以下の直線32でテーパ―カットされた断面形状をスクエア形状部34に含めたのは、曲率半径Rが10mm以下の曲線30で形成されたスクエア形状部34と同様にショルダー横溝2202の長さを確保し雪上性能の効果が期待できるためである。
また、ブロック幅Wが最も大きい値の幅W3のショルダーブロック26Cのトレッド接地端Tのタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径Rが30mm以上60mm以下の曲線36からなり轍性能の効果が期待できるラウンド形状部38で形成されている。
そして、図1、図2(A)に示すように、スクエア形状部34のトレッド接地端Tは、ラウンド形状部38のトレッド接地端Tよりもタイヤ幅方向外側に位置している。
以上の構成により、ショルダー横溝2202の長さが確保されるスクエア形状部34と、轍乗り越し性に優れるラウンド形状部38とを併用することで、雪上性能と轍性能の向上が図られている。
また、ブロック幅Wの小さいショルダーブロック26に、スクエア形状部34を設け、ブロック幅Wの大きいショルダーブロック26にラウンド形状部38を設けることで、各ショルダーブロック26の接地面積差(あるいはブロック剛性差)の低減を図り、接地反力差を低減し、タイヤのユニフォーミティの向上が図られている。
また、中間の値の幅W2のショルダーブロック26Bのトレッド接地端Tは、ショルダーブロック26Aのトレッド接地端Tよりもタイヤ幅方向内側に位置し、ショルダーブロック26Cのトレッド接地端Tよりもタイヤ幅方向外側に位置している。
ショルダーブロック26は、タイヤ周方向に沿ってショルダーブロック26A、26B、26C、26A、26B、26C、26A、26B、26C、……の順に配置され、あるいは、ショルダーブロック26A、26B、26C、26B、26A、26B、26C、26B、26A……の順に配置されている。
このように、ショルダーブロック26のトレッド接地端Tのタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状を形成する曲線Rの曲率半径およびタイヤ幅方向におけるトレッド接地端Tの位置を、タイヤ周方向に沿って並べられるショルダーブロック26毎に段階的に変化させ、タイヤのユニフォーミティの向上を図るようにしている。
あるいは、ブロック幅Wが中間の値の幅W2のショルダーブロック26Bのトレッド接地端Tのタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状を、ショルダーブロック26Cよりも曲率半径が小さく、かつ、曲率半径が30mm以上60mm以下の曲線36で形成されたラウンド形状部38で形成してもよい。
ショルダーブロック26のトレッド接地端Tの前記断面形状が全て、曲率半径が10mm以下の曲線30で形成されたスクエア形状部34と、曲率半径が30mm以上60mm以下の曲線36で形成されたラウンド形状部38とで形成されている場合、ブロック幅Wに、互いに異なるN(Nは3以上の整数)種類の値を持たせ、N種類の値を小さい値から大きい値に順に並べた場合、iを2以上でN以下の整数とすると、前記の値がタイヤ周方向に沿ってi番目のショルダーブロック26のトレッド接地端Tの曲率半径SHR(i)は、SHR(i-1)<SHR(i)<SHR(i+1)を満たすようにすると、ショルダーブロック26のトレッド接地端Tの前記断面形状が段階的に変化し、タイヤのユニフォーミティの向上を図る上で有利となる。
トレッド全幅( タイヤ接地幅)とは、空気入りタイヤ10を正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填するとともに正規荷重の70%をかけたとき、この空気入りタイヤ10のトレッド面が路面と接地する領域であるタイヤ接地域のタイヤ幅方向の最大幅である。なお、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
試験タイヤとしてタイヤサイズ265/70R17 113Tのオールシーズンタイヤを4本、17×8Jのリムに内圧200kPaでリム組みし、4輪駆動のRVワゴン車に装着しテストコースで走行させた。
(雪上制動性能)
スノー路面において、初速40km/hからの制動停止距離を測定し、測定値を指数化した。指数値が大きいものほど雪上制動性能に優れる。
(轍性能)
轍路面を時速40km/hで走行して官能評価を行ない、その評価値を指数化した。指数値が大きいものほど轍性能(轍乗り越し性能)に優れる。
(パターンノイズ)
平滑路面を時速80km/hで走行して官能評価を行ない、その評価値を指数化した。指数値が大きいものほどパターンノイズが小さいこと示す。
(ユニフォーミティ)
JIS D4233に準拠してRFVを測定し、その測定値を指数化した。指数値が大きいものほどユニフォーミティに優れること示す。
ここで、ブロック幅比Lmax/Lminは、ブロック幅Wが最も小さい値をLminとし、ブロック幅Wが最も大きい値をLmaxとした場合の比Lmax/Lminである。
また、曲率半径SHRは、トレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状を形成する曲線の曲率半径である。
また、接地面積比A2/A1は、ブロック幅Wが最も小さい値のショルダーブロック26の接地面積をA1とし、ブロック幅Wが最も大きい値のショルダーブロック26の接地面積をA2とした場合の比A2/A1である。
実施例1は、タイヤ周方向に沿ったショルダーブロック26のブロック幅Wの値を2種類とし、ブロック幅Wの異なるショルダーブロック26をタイヤ周方向に沿って交互に並べた。
実施例2は、タイヤ周方向に沿ったショルダーブロック26のブロック幅Wの値を2種類とし、ブロック幅Wの小さいショルダーブロック26をタイヤ周方向に沿って連続して2つ並べ、その間にブロック幅Wの大きいショルダーブロック26を配置した。
実施例3〜7は、タイヤ周方向に沿ったショルダーブロック26のブロック幅Wの値を3種類とし、互いにブロック幅Wの異なるショルダーブロック26A、26B、26Cを、タイヤ周方向に沿ってショルダーブロック26A、26B、26C、26A、26B、26C、26A、26B、26C、……の順に並べた。
実施例6、7は、ショルダーブロック26のトレッド接地端Tの前記断面形状が全て、曲率半径が10mm以下の曲線30で形成されたスクエア形状部34と、曲率半径が30mm以上60mm以下の曲線36で形成されたラウンド形状部38とで形成されている。
実施例1と実施例2から、タイヤ周方向に沿ったショルダーブロック26のブロック幅Wの値が2種類の場合、それらショルダーブロック26をタイヤ周方向に沿って並べる順番により、轍性能、タイヤのユニフォーミティに差異が出ることが明らかである。
実施例1と実施例3、6,7から、ブロック幅比Lmax/Lminと接地面積比A2/A1とが同じである場合、ショルダーブロック26のブロック幅Wの値を2種類としてそれらショルダーブロック26をタイヤ周方向に沿って交互に並べるよりも、ショルダーブロック26のブロック幅Wの値を3種類としそれらショルダーブロック26を、接地端の曲率半径SHRが段階的に変化するように並べると、轍性能が向上し、ユニフォーミティが向上することが明らかである。
ブロック幅Wの値を3種類とした実施例3、4、6、7から、ブロック幅比Lmax/Lminが同じである場合、接地面積比A2/A1を大きくするとタイヤのユニフォーミティが向上することが明らかである。
ブロック幅Wの値を3種類とし、ブロック幅比Lmax/Lminが最も大きく、接地面積比A2/A1が最も大きい実施例5では、パターンノイズが減少し、ユニフォーミティも最も向上している。
12……トレッド部
14……クラウン周方向主溝
16……ショルダー周方向主溝
18……クラウン陸部
20……ミドル陸部
22……ショルダー陸部
2202……ショルダー横溝
24……リブ
26、26A、26B、26C……ショルダーブロック
34……スクエア形状部
38……ラウンド形状部
Claims (4)
- タイヤのトレッド面にタイヤ周方向に延在するショルダー周方向主溝が設けられ、ショルダー周方向主溝のタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に間隔をおいてタイヤ幅方向に延在する複数のショルダー横溝が設けられ、タイヤ周方向において隣り合うショルダー横溝により挟まれてタイヤ周方向に並べられトレッド部のショルダー部を構成する複数のショルダーブロックが設けられたオールシーズンタイヤにおいて、
前記複数のショルダーブロックは、タイヤ周方向に沿った寸法であるブロック幅が、互いに異なる2種類の値で形成され、
前記ブロック幅が異なる前記ショルダーブロックは、一定の順番でタイヤ周方向に沿って交互に配置され、
前記ブロック幅が小さい値の前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径が10mm以下の曲線で形成され、または、直線の長さが10mm以下のテーパ―カットを有するスクエア形状部で形成され、
前記ブロック幅が大きい値の前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径が30mm以上60mm以下の曲線からなるラウンド形状部で形成され、
前記スクエア形状部のトレッド接地端は、前記ラウンド形状部のトレッド接地端よりもタイヤ幅方向外側に位置し、
前記ブロック幅が小さい値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が小さい前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ブロック幅が大きい値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が大きい前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ショルダーブロックが設けられた箇所のタイヤ周方向における接地面積の均等化が図られている、
ことを特徴とするオールシーズンタイヤ。 - タイヤのトレッド面にタイヤ周方向に延在するショルダー周方向主溝が設けられ、ショルダー周方向主溝のタイヤ幅方向外側に、タイヤ周方向に間隔をおいてタイヤ幅方向に延在する複数のショルダー横溝が設けられ、タイヤ周方向において隣り合うショルダー横溝により挟まれてタイヤ周方向に並べられトレッド部のショルダー部を構成する複数のショルダーブロックが設けられたオールシーズンタイヤにおいて、
前記複数のショルダーブロックは、タイヤ周方向に沿った寸法であるブロック幅が、ブロック幅が小さい値と、ブロック幅が大きい値と、それら値の中間の1種類以上の値とを含む3種類以上の値の何れかで形成され、
前記ブロック幅が小さい値の前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径が10mm以下の曲線からなるスクエア形状部で形成され、
前記ブロック幅が大きい値の前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、曲率半径が30mm以上60mm以下の曲線からなるラウンド形状部で形成され、
前記ブロック幅が中間の値のショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状は、前記スクエア形状部の曲率半径よりも大きく、かつ、前記ラウンド形状部の曲率半径よりも小さい曲率半径の曲線で形成され、
前記スクエア形状部のトレッド接地端は、前記ラウンド形状部のトレッド接地端よりもタイヤ幅方向外側に位置し、
前記ブロック幅が中間の値のショルダーブロックのトレッド接地端は、前記スクエア形状部の接地端よりもタイヤ幅方向内側に位置し、かつ、前記ラウンド形状部の接地端よりもタイヤ幅方向外側に位置し、
前記複数のショルダーブロックは、前記ショルダーブロックのトレッド接地端のタイヤ軸心を含む平面で切断した断面形状を形成する曲線の曲率半径およびタイヤ幅方向におけるトレッド接地端の位置が、タイヤ周方向に沿って段階的に変化するように配置され、
前記ブロック幅が小さい値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が小さい前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ブロック幅が大きい値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が大きい前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ブロック幅が中間の値の前記ショルダーブロックにはタイヤ周方向に沿った幅が中間の前記ショルダー横溝が隣接して設けられ、前記ショルダーブロックが設けられた箇所のタイヤ周方向における接地面積の均等化が図られている、
ことを特徴とするオールシーズンタイヤ。 - 前記ブロック幅が小さい値のショルダーブロックの接地面積をA1とし、前記ブロック幅が大きい値のショルダーブロックの接地面積をA2とした場合、
0.95≦A2/A1≦1.05を満たしている、
ことを特徴とする請求項1または2記載のオールシーズンタイヤ。 - 前記ブロック幅が小さい値をLminとし、前記ブロック幅が大きい値をLmaxとした場合、
1.3≦Lmax/Lmin≦1.5を満たしている、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のオールシーズンタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015511852A JP5862837B2 (ja) | 2013-09-04 | 2014-08-27 | オールシーズンタイヤ |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013183012 | 2013-09-04 | ||
JP2013183012 | 2013-09-04 | ||
PCT/JP2014/072458 WO2015033839A1 (ja) | 2013-09-04 | 2014-08-27 | 空気入りタイヤ |
JP2015511852A JP5862837B2 (ja) | 2013-09-04 | 2014-08-27 | オールシーズンタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5862837B2 true JP5862837B2 (ja) | 2016-02-16 |
JPWO2015033839A1 JPWO2015033839A1 (ja) | 2017-03-02 |
Family
ID=52628314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015511852A Active JP5862837B2 (ja) | 2013-09-04 | 2014-08-27 | オールシーズンタイヤ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9764599B2 (ja) |
JP (1) | JP5862837B2 (ja) |
KR (1) | KR101668712B1 (ja) |
CN (1) | CN105473348B (ja) |
DE (1) | DE112014004042B4 (ja) |
RU (1) | RU2601084C1 (ja) |
WO (1) | WO2015033839A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3206893B1 (en) * | 2014-10-17 | 2021-01-27 | Compagnie Générale des Etablissements Michelin | Improved tire tread with sipe |
JP2017024542A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP6572941B2 (ja) * | 2017-05-29 | 2019-09-11 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
CN111587186B (zh) * | 2017-12-30 | 2022-06-14 | 米其林集团总公司 | 具有改善的操纵性能和速度耐久性的轮胎 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08127206A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2000006616A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2008195100A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2008285056A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2013028281A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63287605A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-24 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
DE4022615A1 (de) * | 1990-07-16 | 1992-01-23 | Continental Ag | Fahrzeugreifen mit quernuten |
JPH06127217A (ja) * | 1992-10-13 | 1994-05-10 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP4290846B2 (ja) * | 2000-04-13 | 2009-07-08 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP5432076B2 (ja) | 2010-07-07 | 2014-03-05 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP5316591B2 (ja) * | 2011-06-08 | 2013-10-16 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2013039899A (ja) | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP5856787B2 (ja) | 2011-09-26 | 2016-02-10 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
CN202879164U (zh) * | 2012-09-26 | 2013-04-17 | 江苏大学 | 降低轮胎泵吸噪声的胎面花纹 |
-
2014
- 2014-08-27 US US14/916,964 patent/US9764599B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2014-08-27 DE DE112014004042.8T patent/DE112014004042B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2014-08-27 RU RU2016107416/11A patent/RU2601084C1/ru not_active IP Right Cessation
- 2014-08-27 KR KR1020157036723A patent/KR101668712B1/ko active IP Right Grant
- 2014-08-27 JP JP2015511852A patent/JP5862837B2/ja active Active
- 2014-08-27 CN CN201480045351.2A patent/CN105473348B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2014-08-27 WO PCT/JP2014/072458 patent/WO2015033839A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08127206A (ja) * | 1994-10-28 | 1996-05-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2000006616A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2008195100A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2008285056A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2013028281A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105473348B (zh) | 2018-04-13 |
DE112014004042B4 (de) | 2018-01-18 |
KR20160013189A (ko) | 2016-02-03 |
RU2601084C1 (ru) | 2016-10-27 |
US9764599B2 (en) | 2017-09-19 |
CN105473348A (zh) | 2016-04-06 |
DE112014004042T5 (de) | 2016-07-14 |
WO2015033839A1 (ja) | 2015-03-12 |
US20160214438A1 (en) | 2016-07-28 |
KR101668712B1 (ko) | 2016-10-25 |
JPWO2015033839A1 (ja) | 2017-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6436080B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5765492B1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
US9452642B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP5102711B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5971280B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2015178442A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5898646B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2015016005A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2010247759A (ja) | 空気入りタイヤ | |
US10780743B2 (en) | Tire | |
KR20170074999A (ko) | 공기입 타이어 | |
JP5781566B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN106515316B (zh) | 充气轮胎 | |
JP6139843B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP6121143B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5910709B1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
US9056530B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP5862837B2 (ja) | オールシーズンタイヤ | |
JP6686439B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2016017543A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
WO2016143477A1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4688551B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP5282479B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7176320B2 (ja) | タイヤ | |
JP2016022807A (ja) | 空気入りタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150915 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20151116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5862837 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |