JP5364364B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤのトレッド部に、トレッド周方向に延びる複数の周方向溝を具え、該複数の周方向溝により複数の陸部が区画された空気入りタイヤ、特には、複数の周方向溝により複数のリブ状の陸部が区画された小型トラック用タイヤに関するものである。
タイヤのトレッド部にその周方向に連続する陸部を有する、いわゆるリブパターンを有する小型トラック用タイヤでは、リブの端部だけが周方向に局所的に偏摩耗する、いわゆるリバーウェアが発生し易いという問題がある。このリバーウェアは、まずタイヤ走行中のサイドフォースによりリブ端部に微小な段差が発生し、この段差部分でタイヤ赤道面とリブの端部との径差に起因した周方向のせん断力と滑りが発生することにより、この段差がタイヤ幅方向に広がり、上記偏摩耗に発達すると考えられている。
リバーウェアの発生を抑制する従来技術として、例えば特許文献1には、リブの端部にリブ内で終端する短いサイプを多数配置して、リブの端部の剛性を低下させたタイヤが記載されている。
なお、リブパターンを有するタイヤとは、周方向溝の深さの1/3以上の深さを持つラグ溝(タイヤ幅方向溝)を含まないタイヤを意味するものとする。
特開2007−182097号公報
ところで、近年、環境問題に対応するために、自動車の低燃費化に寄与するタイヤの転がり抵抗を減らすことが求められている。タイヤの転がり抵抗は、トレッド部のゴム内にて多く発生するため、このトレッド部に使用されるゴムを損失正接(tanδ)が小さいものに変更することが有効である。
しかし、tanδが小さい、従ってヒステリシスロスの低いトレッドゴムを用いた場合、トレッドゴムと路面との間の摩擦係数μが小さくなることにより路面との滑りが大きくなって、リバーウェアがより発生しやすくなる。
そこで、本発明の目的は、特にtanδが小さいトレッドゴムを用いた場合に発生しやすいリバーウェアの発生を抑制した空気入りタイヤを提供することにある。
本発明の要旨は、以下のとおりである。
(1)タイヤのトレッド部に、該トレッド部の中央部に配した中央周方向溝と、該中央周方向溝のトレッド幅方向外側に配した少なくとも1本の側方周方向溝とによって区画される、中間陸部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部の少なくとも表面のゴムのtanδが0.02以上0.2以下であり、
前記中間陸部に、
トレッド幅方向に延び、一端が前記中央周方向溝に開口し他端が前記中間陸部内で終端する複数の赤道面側サイプと、
トレッド幅方向に延び、一端が前記側方周方向溝に開口し他端が前記中間陸部内で終端する複数のショルダー側サイプと、
タイヤ赤道面に対して傾斜する向きに延び、一端が前記側方周方向溝に開口する複数の傾斜サイプと、
を有し、
前記ショルダー側サイプは、前記赤道面側サイプより短く、かつ接地面内における本数が赤道面側サイプより多く配置され、
前記傾斜サイプは、前記側方周方向溝に対して左上がりに傾斜する、
ことを特徴とする空気入りタイヤ。
(2)前記側方周方向溝の前記中間陸部側の溝壁はトレッド周方向に直線状であることを特徴とする上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
本発明によれば、tanδが低いトレッドゴムを採用して転がり抵抗を低減するとともに、特にtanδが低いトレッド部を有するタイヤにおいて顕著であるリバーウェアの発生を抑制した空気入りタイヤを提供することができる。
以下、本発明の空気入りタイヤの実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明に従う空気入りタイヤのトレッドパターンの一部を展開して示したものであり、図2は、図1の中間陸部の部分拡大図である。図1に示すトレッド部1を有する空気入りタイヤは、トレッド部1に、タイヤ赤道面CL上に配した中央周方向溝2aと、この中央周方向溝2aのトレッド幅方向外側であって、両トレッド端4a、4bとの間にそれぞれ位置する1対の側方周方向溝2b、2cとを配設している。これらの周方向溝により、複数列の陸部、図示例では4列のリブ状の陸部3a、3b、3c、3dを区画形成し、特に、中央周方向溝2aと1対の側方周方向溝2b、2cとによって中間陸部3b、3cを区画する。なお、図示例では、中央周方向溝2aをタイヤ赤道面CL上に設けているが、中央周方向溝2aは、タイヤ赤道面CL近傍に設ければよい。また、図示例では、1対の側方周方向溝2b、2cを設けているが、少なくとも1本の側方周方向溝を設ければよい。
中間陸部3b、3cには、トレッド幅方向、図示例ではタイヤ赤道面CLと直交する向きに延び、一端が中央周方向溝2aに開口し他端が中間陸部3b、3c内で終端する複数の赤道面側サイプ11aと、トレッド幅方向、図示例ではタイヤ赤道面CLと直交する向きに延び、一端が側方周方向溝2b、2cに開口し他端が中間陸部3b、3c内で終端する複数のショルダー側サイプ11bとを設ける。なお、サイプ11a、11bは、周方向溝2a、2b、2cに対して傾斜して延びると、中間陸部3b、3cに鋭角部分を形成することとなり、この鋭角部分が偏摩耗の核となるため、図示例のように、タイヤ赤道面CLと直交する向きに延びることが好ましい。なお、トレッド幅方向に対して傾き±30°以内、より好ましくは±10°以内である。
また、中間陸部3b、3cには、中央周方向溝2aからタイヤ赤道面CLに対して傾斜する方向に延びる多数本の横溝7a、7bと、この横溝7a、7bに連通しタイヤ赤道面CLに沿った向きに延びる第1細溝部8a、8cと、第1細溝部8a、8cに連通する横サイプ10b、10dと、この横サイプ10b、10dに連通しタイヤ赤道面CLに沿った向きに延びる第2細溝部8b、8dと、この第2細溝部8b、8dと横溝7a、7bとに連通する横サイプ10a、10cと、一端が側方周方向溝2b、2cに開口し、他端が第2細溝部8b、8dに連通し、タイヤ赤道面CLに対して傾斜する向きに延びる傾斜サイプ11cとを設けている。上記の構成により、偏摩耗を抑制しつつ排水性能の向上およびエッジ効果の実現を図ることができる。なお、傾斜サイプ11cについては、以下で詳細に述べるが、傾斜サイプ11cは第2細溝部8b、8dに連通せず、中間陸部3b、3c内で終端してもよいし、中央周方向溝2aに開口してもよい。
また、図示例では、陸部3a、3dに、トレッド幅方向に延び、一端が側方周方向溝2b、2cに開口し他端が陸部3a、3d内で終端する複数のサイプ11dを設けているが、これらのサイプ11dは設けなくてもよい。
なお、本発明では、トレッド部1の構成に特徴があるため、トレッド部1以外の他のタイヤ構造については公知の構造でよいので説明を省略する。
ここで、トレッド部1の少なくとも表面のゴムのtanδが、30°C測定時において0.02以上0.2以下であることが肝要である。上述したとおり、トレッド部1のゴムのtanδが小さいタイヤを用いることで、タイヤの転がり抵抗を低減することができ、このタイヤが装着された車両の低燃費化に寄与することができる。
トレッド部1のゴムのtanδが0.02未満の場合、ドライ路面やウエット路面上での摩擦係数が低くなりすぎて、制動性および駆動性が悪化する。一方、トレッド部1のゴムのtanδが0.2を超える場合、タイヤの転がり抵抗を低減の効果が十分に得られない。
小型トラック用のリブパターンを有するタイヤでは、タイヤがサイドフォースを受けると、中間陸部3b、3cの側方周方向溝2b、2c側の陸部端に偏摩耗核が発生し、その核の部分の接地圧が低くなるので、トレッド部1がタイヤ周方向に滑りやすくなり、リバーウェアという偏摩耗に進展する。特に、tanδが小さい、従ってヒステリシスロスの低いトレッドゴムを用いた場合、トレッド部と路面との滑りが大きいので、偏摩耗核発生後のリバーウェアの進展が顕著に見られる。
それゆえ、本発明では、中間陸部3b、3cに、一端が側方周方向溝2b、2cに開口し他端が中間陸部3b、3c内で終端する複数のショルダー側サイプ11bを設けて、中間陸部3b、3cの側方周方向溝2b、2c側の端部の剛性を低下させ、偏摩耗核の発生を抑制する。さらに、このショルダー側サイプ11bを密に設けることにより、中間陸部3b、3cの側方周方向溝2b、2c側の端部の剛性をタイヤ周方向に均一化し、偏摩耗核の発生を一層抑制する。しかし、ここで、ショルダー側サイプ11bのトレッド幅方向の長さを長くすると、ショルダー側サイプ11b間の陸部がタイヤ周方向に大きく動くこととなるため、偏摩耗核発生後に偏摩耗の進行が速くなるため、ショルダー側サイプ11bは短いことが肝要である。
ところで、中間陸部3b、3cの接地圧は、中央周方向溝2a側の端部の方が、側方周方向溝2b、2c側の端部より高いことが知られている。そこで、本発明では、同一陸部内での接地圧の均一化を図るために、中間陸部3b、3cに、一端が中央周方向溝2aに開口し他端が中間陸部3b、3c内で終端する複数の赤道面側サイプ11aを設ける。さらに、この赤道面側サイプ11aを、ショルダー側サイプ11bと比較して、トレッド幅方向に長く、かつ、接地面内における本数がショルダー側サイプ11bと比較して少ない。トレッド幅方向に長く設けることにより、赤道面側サイプ11a間の陸部がタイヤ周方向に大きく動くこととなり、滑り方向のせん断力が大きくなるため、逆に、中間陸部3b、3cの側方周方向溝2b、2c側の陸部の周方向せん断力や滑り量を小さくすることができる。
以上の通り規定したサイプ11a、11bを設けることにより、偏摩耗核の発生および進展を有効に防止し、リバーウェアの発生を抑制することができる。
なお、サイプ11a、11bの長さとは、1つの中間陸部に形成されたサイプ11a、11bの長さの平均とする。また、サイプ11a、11bの長さによる調整の他に、サイプ11a、11bの深さ、あるいは、サイプ11a、11bの面積(長さ×深さ)を調整することにより、中間陸部3b、3cの周方向剛性を最適化することもできる。
また、サイプ11a、11bの長さの差は、0.5mm以上1.5mm以下であることが好適である。
なぜなら、この長さの差が0.5mm未満の場合、中間陸部3b、3cの中央周方向溝2a側の陸部の動きを大きくすることで、中間陸部3b、3cの側方周方向溝2b、2c側の陸部の周方向せん断力や滑り量を小さくする効果が十分に得られず、一方、1.5mmを超えると中央周方向溝2aに隣接する中間陸部3a、3bの端部の剛性が低くなりすぎ、サイプ11a間の陸部にヒールアンドトゥ偏摩耗を生じさせるおそれがあるためである。
ところで、一般道路においては、路面の排水性を向上させるために、路面中央から路肩に向かって下る傾斜(路面カント)が設けられており、この路面カントによって道路の中央が路側よりも高くなっている。それゆえ、車両が直線道路を直進走行する際、タイヤは路面カントを下る方向からサイドフォースを受ける傾向にある。例えば、左側通行の場合、車両に装着された左輪および右輪ともに、左側から前記カントに起因するサイドフォースを受けることとなる。
そこで、本発明では、中間陸部3b、3cに、タイヤ赤道面CLに対して傾斜する向きに延び、一端が側方周方向溝2b、2cに開口する複数の傾斜サイプ11cを設け、この傾斜サイプ11cが、トレッド部1の展開図において、タイヤ進行方向を上にしたとき、側方周方向溝2b、2cに対して左上がり(右下がり)に傾斜する配置とすることが肝要である。なお、右側通行の場合は、傾斜サイプ11cを左下がり(右上がり)に傾斜する配置とする必要がある。以下、図3を用いてこの傾斜サイプ11cの作用効果を説明する。
図3(a)は、右上がりに傾斜したサイプ11cを中間陸部3bに設けた例を示し、図3(b)は、本発明に係る、左上がりに傾斜したサイプ11cを中間陸部3bに設けた例を示す。サイプ11cにより区切られる陸部の蹴り出し側にサイドフォースを受けた場合、図3(a)(b)それぞれに斜線で示した部分のリブの局部剛性を比較すると、図3(a)は、サイプ11cが側方周方向溝2bから陸部を鋭角に区画するため、この部分のリブの局部剛性が、図3(b)のそれと比較して低下する。それゆえ、この部分に偏摩耗の核が発生しやすいという問題がある。それゆえ、図3(b)に示すように、傾斜サイプ11cを左上がりに傾斜させて形成することにより、斜線で示した部分のリブの局部剛性の低下を抑制し、リバーウェアの発生を抑制することができる。
また、図1において、側方周方向溝2b、2cの中間陸部3b、3c側の溝壁はトレッド周方向に直線状、すなわち平坦であることが好適である。なぜなら、上述したとおり、この部分は偏摩耗の核が発生しやすいが、溝壁を平坦にすることにより、サイプや横溝で陸部が区画された場合、その陸部同士がタイヤ周方向に倒れこむことを防止し、偏摩耗の発生および進行をさらに抑制することができるためである。
次に、タイヤサイズ195/85R16 114/112Lを有する発明例タイヤ、従来例タイヤ1、2、および比較例タイヤ1〜3を、図1に示すトレッドパターンおよび表1に示す仕様の下に試作し、各供試タイヤを5.5Jのリムに組み付けタイヤ車輪とし、内圧600kPaを充填した後、荷重1180kgの条件下で、転がり抵抗およびリバーウェアの評価を行ったので以下に説明する。
ここで、転がり抵抗は、80km/hの一定速度でドラム駆動させ、クラッチを切って惰行させ、ドラム速度の低下からタイヤ単体転がり抵抗を測定し、この測定値を指数化した。数値が大きいほど転がり抵抗が大きく、すなわち評価結果が悪いことを表す。
リバーウェア段差は、各供試タイヤを3t積みトラックに装着し、このトラックで15000km、平均速度約60km/hで実車走行させ、リバーウェア段差を測定し、従来例1タイヤを基準にリバーウェア段差を指数化した。数値が大きいほどリバーウェア段差が大きく発生していること、すなわち評価結果が悪いことを表す。
表1において、tanδとはトレッド部表面のゴムのtanδを30°Cにて測定したものである。サイプ本数(外/内)とは、1ピッチに表れるサイプの本数、すなわち、図1において、傾斜サイプ11c間のショルダー側サイプ11bの本数/横溝7a間の赤道面側サイプ11aの本数を表している。同様に、サイプ長(外/内)とは、ショルダー側サイプ11bの平均長さ/赤道面側サイプ11aの平均長さを表している。側方周方向溝の溝壁形状について、「凹あり」とは、図1の側方周方向溝2b、2cのトレッド幅方向外側の溝壁のように平坦でないこと、「平坦」とは、図1の側方周方向溝2b、2cのトレッド幅方向内側の溝壁のようにトレッド周方向に直線状であることを表している。
Figure 0005364364
表1より、tanδを低下させて転がり抵抗を低減させたことにより増加したリバーウェア段差の発生をサイプ本数およびサイプ長を調整するとともに、側方周方向溝の溝壁形状を平坦にすることにより従来例と同等に抑制できたことが分かる。
以上の通り、転がり抵抗を低減するとともに、リバーウェアの発生を抑制した空気入りタイヤを提供することができる。
本発明に従う空気入りタイヤのトレッドパターンの一部を示す図である。 図1の中間陸部の部分拡大図である。 本発明の効果を説明するための図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 周方向溝
2a 中央周方向溝
2b、2c 側方周方向溝
3a、3d 陸部
3b、3c 中間陸部
7a、7b 横溝
8a、8c 第1細溝部
8b、8d 第2細溝部
10a、10b、10c、10d 横サイプ
11a 赤道面側サイプ
11b ショルダー側サイプ
11c 傾斜サイプ
11d サイプ

Claims (2)

  1. タイヤのトレッド部に、該トレッド部の中央部に配した中央周方向溝と、該中央周方向溝のトレッド幅方向外側に配した少なくとも1本の側方周方向溝とによって区画される、中間陸部を有する空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部の少なくとも表面のゴムのtanδが0.02以上0.2以下であり、
    前記中間陸部に、
    トレッド幅方向に延び、一端が前記中央周方向溝に開口し他端が前記中間陸部内で終端する複数の赤道面側サイプと、
    トレッド幅方向に延び、一端が前記側方周方向溝に開口し他端が前記中間陸部内で終端する複数のショルダー側サイプと、
    タイヤ赤道面に対して傾斜する向きに延び、一端が前記側方周方向溝に開口する複数の傾斜サイプと、
    を有し、
    前記ショルダー側サイプは、前記赤道面側サイプより短く、かつ接地面内における本数が赤道面側サイプより多く配置され、
    前記傾斜サイプは、前記側方周方向溝に対して左上がりに傾斜する、
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記側方周方向溝の前記中間陸部側の溝壁はトレッド周方向に直線状であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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