JP2014094640A - 空気通路開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアの自励振動を抑制する。
【解決手段】空気通路17、19を形成するケース11と、板状に形成されたドア本体部30を有し、ケース11内にスライド移動可能に配置されて空気通路17、19を開閉するスライドドア20とを備え、ケース11には、スライドドア20が空気通路17、19を閉じる位置にある場合にドア本体部30が当接するケース側シール面17a、19aが形成され、ドア本体部30には、空気流れ上流側に向かって突出し且つスライドドア20の移動方向X1に延びるリブ40が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、スライドドアにより空気通路を開閉する空気通路開閉装置に関する。
従来、この種の空気通路開閉装置を用いた車両用空調装置が特許文献1に開示されている。この従来技術では、板状のドア本体部を有するスライドドアをスライド移動させることによって、ケースに形成された空気通路を開閉するようになっている。
スライドドアが空気通路を閉じる位置にある場合、ケースに形成されたケース側シール面にスライドドアのドア本体部の板面が当接することによってシール性を発揮するようになっている。
スライドドアは、室内送風空気の温度を調整するエアミックスドアとして構成されている。具体的には、スライドドアは、ケース内において蒸発器とヒータコアとの間に配置され、ヒータコアを通過した温風とヒータコアを迂回して流れる冷風との風量割合を調整する。
特開2012−144214号公報
しかしながら、上記従来技術によると、スライドドアに熱が局部的にかかると、スライドドアのドア本体部に不均一な収縮が発生する。例えば、上記従来技術では、スライドドアがヒータコアの近傍に配置されているので、ヒータコアの熱がスライドドアに局部的にかかる。
ドア本体部に不均一な収縮が発生すると、ドア本体部がケース側シール面の反対側に変形する。その結果、フィルムドアのドア本体部とケース側シール面との間に隙間が発生し、その隙間に風が流れることによって周期的な渦が発生してスライドドアが自励振動してしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、スライドドアの自励振動を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
板状に形成されたドア本体部(30)を有し、ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
ケース(11)には、スライドドア(20)が空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合にドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
ドア本体部(30)には、空気流れ上流側に向かって突出し且つスライドドア(20)の移動方向(X1)に延びるリブ(40)が形成されていることを特徴とする。
これによると、ドア本体部(30)にリブ(40)が形成されているので、逆反り変形に対するドア本体部(30)の反発力が大きくなる。そのため、ドア本体部(30)の逆反り変形を抑制できるので、ドア本体部(30)とケース側シール面(17a、19a)との間に隙間ができるのを抑制でき、ひいてはスライドドア(20)の自励振動を抑制することができる。
請求項6に記載の発明では、
空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
板状に形成されたドア本体部(30)を有し、ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
ケース(11)には、スライドドア(20)が空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合にドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
ドア本体部(30)は、樹脂成形された後、使用環境温度以上でアニーリングされたものであることを特徴とする。
これによると、ドア本体部(30)は、使用環境温度以上でアニーリングされたものであるので、ドア本体部(30)の逆反り変形を抑制できる。そのため、ドア本体部(30)とケース側シール面(17a、19a)との間に隙間ができるのを抑制でき、ひいてはスライドドア(20)の自励振動を抑制することができる。
請求項7に記載の発明では、
空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
板状に形成されたドア本体部(30)を有し、ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
ケース(11)には、スライドドア(20)が空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合にドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
さらに、ドア本体部(30)のうちケース側シール面(17a、19a)と当接する部位をケース側シール面(17a、19a)側に押し付ける押付部材(50)を備えることを特徴とする。
これによると、押付部材(50)がドア本体部(30)をケース側シール面(17a、19a)側に押し付けるので、ドア本体部(30)に逆反り変形が発生していても隙間を小さくしたり、物理的に接触させることでスライドドア(20)の自励振動を抑制することができる。
請求項8に記載の発明では、
空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
板状に形成されたドア本体部(30)を有し、ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
ケース(11)には、スライドドア(20)が空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合にドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
ドア本体部(30)のうちスライドドア(20)の移動方向(X1)における端部には、その断面形状をドア本体部(30)の幅方向(W1)で変化させて空気流れを乱す撹乱部(55、56、57)が形成されていることを特徴とする。
これによると、ドア本体部(30)のうちスライドドア(20)の移動方向(X1)における端部近傍の空気流れが撹乱部(55、56、57)によって乱されるので、ドア本体部(30)とケース側シール面(17a、19a)との間の隙間近傍における空気流れに均一な渦が発生するのを抑制することができ、ひいてはスライドドア(20)の自励振動を抑制する。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における車両用空調装置の室内空調ユニットの断面図である。 第1実施形態における室内空調ユニットの要部を示す分解斜視図である。 第1実施形態における室内空調ユニットの要部断面図である。 第1実施形態におけるスライドドアの平面図である。 第1実施形態におけるスライドドアの斜視図である。 第2実施形態におけるケース側シール面の斜視図である。 第3実施形態の第1実施例におけるスライドドアの平面図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 第3実施形態の第2実施例におけるスライドドアの平面図である。 図9のX−X断面図である。 第3実施形態の第3実施例におけるスライドドアの平面図である。 図9のXII−XII断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態の車両用空調装置における室内空調ユニット10の断面図である。なお、図1の前後上下の各矢印は、室内空調ユニット10の車両搭載状態における方向を示している。
室内空調ユニット10は、車室内最前部の計器盤(インストルメントパネル)の内側のうち、車両幅方向(左右方向)の略中央部に配置されている。また、室内空調ユニット10は、その外殻を形成するとともに、車室内へ向かって送風される室内送風空気の空気通路を形成するケース11を有している。このケース11は、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されている。
ケース11に形成された空気通路の最上流部には、送風機ユニットからの送風空気が流入する空気流入空間12が形成されている。本例では、空気流入空間12は、ケース11内の最下部に形成されている。
送風機ユニットは、室内空調ユニット10に対して車両幅方向の一方側(具体的には助手席側)にオフセット配置されている。送風機ユニットは、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替箱と、内外気切替箱に導入された空気を送風する遠心式送風機とを備えている。
ケース11内において空気流入空間12の上方には蒸発器14が配置されている。蒸発器14は、蒸気圧縮式冷凍サイクル(図示せず)を構成する機器の1つであり、冷凍サイクル内の低圧冷媒を蒸発させて吸熱作用を発揮させることで、室内送風空気を冷却する冷却用熱交換器である。
蒸発器14は略水平に寝た状態で配置されている。すなわち、蒸発器14は、その熱交換面(コア面)が略水平方向に延びるように配置され、送風空気を下方側から上方側に向かって通過させるようになっている。
蒸発器14の空気流れ下流側の上方側にはヒータコア15が配置されている。ヒータコア15は、図示しないエンジン冷却水回路を循環する高温のエンジン冷却水を内部に流入させ、エンジン冷却水と蒸発器14にて冷却された冷風とを熱交換させて、冷風を再加熱する加熱用熱交換器である。
ヒータコア15は略水平に寝た状態で配置されている。すなわち、ヒータコア15は、その熱交換面(コア面)が略水平方向に延びるように配置され、送風空気を下方側から上方側に向かって通過させるようになっている。
蒸発器14の上方側には、温風通路17と冷風通路19とが並列に形成されている。温風通路17はヒータコア15の通風路である。冷風通路19は、蒸発器14通過後の冷風がヒータコア15を迂回して流れるバイパス通路であり、ヒータコア15および温風通路17の後方に形成されている。
蒸発器14の直ぐ上方側、すなわち蒸発器14とヒータコア15との間には、温風通路17およびヒータコア15に流入する冷風と冷風通路19に流入する冷風との風量割合を調整するエアミックスドア20が配置されている。このエアミックスドア20は、本発明におけるスライドドアに該当するものであり、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によって略前後方向に駆動変位されるようになっている。
より具体的には、エアミックスドア20を車両前方にスライド移動させることによって冷風通路19側の通路開度を増加させ、温風通路17側の通路開度を減少させる。逆に、エアミックスドア20を車両後方にスライド移動させることによって冷風通路19側の通路開度を減少させ、温風通路17側の通路開度を増加させる。
そして、このエアミックスドア20の開度調整によって、ヒータコア15を通過した温風とヒータコア15を迂回して流れた冷風との風量割合が調整され、車室内に向けて送風される室内送風空気の温度調整がなされる。つまり、エアミックスドア20は、室内送風空気の温度調整手段を構成する。
ケース11の上面部かつ最前部には、ケース11内で温度調整された空気を車両前面窓ガラスに向けて吹き出すデフロスタ開口部24が設けられている。このデフロスタ開口部24を通過した空気は、図示しないデフロスタダクトおよび車両計器盤上面に設けられたデフロスタ吹出口を介して、車両前面窓ガラスの内面に向けて吹き出される。
ケース11の上面部であってデフロスタ開口部24の後方には、ケース11内で温度調整された空気を車室内乗員の顔部側へ向けて吹き出すフェイス開口部25が設けられている。具体的には、このフェイス開口部25を通過した空気は、図示しないフェイスダクトおよび車両計器盤前面等に設けられたフェイス吹出口を介して、車室内乗員に向けて吹き出される。
デフロスタ開口部24およびフェイス開口部25の直下には、デフロスタ開口部24を通過させる空調風およびフェイス開口部25を通過させる空調風の風量を調整するデフロスタ・フェイスドア(吹出モード切替ドア)26が配置されている。
デフロスタ・フェイスドア26はロータリドアで構成されている。ロータリドアとは、回転軸と門型形状のドア本体部とを有するドアである。門型形状のドア本体部は、回転軸の径方向外周側に配置された円弧状の外周面と、この円弧状の外周面の軸方向両端部を回転軸に結合する扇状の左右の両側板とで構成されている。デフロスタ・フェイスドア26は、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によって回転駆動される。
ケース11の後方側における側面部には、ケース11内で温度調整された空気を車室内乗員の足元側へ向けて吹き出すフット開口部27が設けられている。具体的には、このフット開口部27を通過した空気は、図示しないフットダクトおよび車室内の乗員の足元近傍に設けられたフット吹出口を介して、車室内乗員の足元側に向けて吹き出される。
また、各フット開口部27には、フット開口部27を開閉するフットドア(吹出モード切替ドア)28が配置されている。このフットドア28もロータリドアで構成されており、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によって回転駆動される。
図2は、室内空調ユニット10のうちエアミックスドア20の周辺部位を示す分解斜視図である。図2中、矢印W1はエアミックスドア20のドア本体部30の幅方向(以下、ドア幅方向W1と言う。)を示し、矢印X1はエアミックスドア20の移動方向(以下、ドア移動方向X1と言う。)を示している。
ケース11は、車両幅方向の略中央部に車両上下方向の分割面Sを有しており、この分割面Sで左右2つの分割ケース体に分割できる。これら左右2つの分割ケース体は、その内部に上述の蒸発器14、ヒータコア15等の各構成機器を収容した状態で、金属バネ、クリップ、ネジ等の締結手段によって一体に結合されている。図2では、左右2つの分割ケース体のうち一方の分割ケース体11aのみを図示している。
エアミックスドア20は、樹脂にて板状に形成されたドア本体部30を有しており、ドア本体部30のドア幅方向W1が車両幅方向と一致し、ドア移動方向X1が車両上下方向と略平行となるようにケース11の内部に配置されている。図2では、ドア本体部30が冷風通路19の全閉位置(換言すれば温風通路17の全開位置)にある状態を示している。
冷風通路19の周縁部にはケース側シール面19aが形成されている。エアミックスドア20のドア本体部30は、ケース側シール面19aよりも風上側(図2の紙面表側)に配置されている。エアミックスドア20が冷風通路19を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の板面がケース側シール面19aに当接することによってシール性を発揮するようになっている。
温風通路17の周縁部にもケース側シール面17aが形成されており、エアミックスドア20のドア本体部30は、ケース側シール面17aよりも風上側に配置されている。エアミックスドア20が温風通路17を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の板面がケース側シール面17aに当接することによってシール性を発揮するようになっている。
ケース11の側面壁部には、ドア移動方向X1に延びてケース側シール面17a、19aと対向するガイド壁面35が形成されている。ガイド壁面35は、ケース側シール面17a、19aよりも風上側に配置されている。
ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35は、ドア幅方向W1から見たときに円弧状に湾曲した形状を有している。換言すれば、ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35は、風下側(図2の紙面奥側)に向かって膨らむように湾曲している。ケース側シール面17a、19aとガイド壁面35との間の隙間寸法は一定になっている。
ケース側シール面17a、19aとガイド壁面35との間に、ドア本体部30のうちドア幅方向W1における両端部が挿入されている。ドア本体部30は、単体状態では平板状であるが、その両端部がケース側シール面17a、19aとガイド壁面35との間に挿入された状態では、ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35の湾曲形状に沿って湾曲変形(弾性変形)している。ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35は、ドア本体部30のスライド移動をガイドするガイド溝を構成している。
ドア本体部30には従動側ギヤ32が一体成形されている。従動側ギヤ32は、ドア移動方向X1と平行に延びるラックであり、ドア本体部30の板面から風上側に向かって突出している。
従動側ギヤ32は、ドア本体部30のうちドア幅方向W1における両端部よりも内側の部位に形成されている。ドア本体部30がガイド溝17a、19a、35に挿入された状態では、従動側ギヤ32はガイド壁面35よりもドア幅方向W1の内側に位置している。
従動側ギヤ32と噛み合う円形の駆動側ギヤ33(ピニオン)は、ドア幅方向W1に延びる駆動軸34に連結されている。駆動軸34の両端部は、ケース11の側面壁部の軸受け穴(図示せず)により回転自在に支持されている。駆動軸34の一端部は図示しないドア駆動装置(サーボモータ等)に結合されている。本例では、駆動側ギヤ33と駆動軸34とを樹脂にて一体成形している。
図3は、エアミックスドア20およびガイド溝19a、35の断面図であり、図4は、エアミックスドア20の平面図であり、図5は、エアミックスドア20の斜視図である。
図3は、冷風通路19における断面を示しているが、温風通路17における断面も図3と同様である。したがって、図3の括弧内に温風通路17における断面に対応する符号を付し、温風通路17における断面の図示を省略している。
ドア本体部30のうちドア幅方向W1における両端部には、ガイド壁面35側(図3の下方側)に向かって突出する複数個の突起37が一体成形されている。複数個の突起37は、ドア移動方向X1と平行に並んで形成されている。
ドア本体部30がガイド溝17a、19a、35に挿入された状態では、複数個の突起37は、ガイド溝17a、19a、35の内部に位置している。これにより、ケース側シール面17a、19aとドア本体部30との間の隙間を小さくして、シール性を確保ができるようになっている。
複数個の突起37は、互いに間隔を空けて配置されている。これにより、ドア本体部30の湾曲変形が突起37によって妨げられないようになっている。
図4、図5に示すように、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部は、ケース側シール面17a、19aから離れる側(図5の上方側)に湾曲したR形状になっている。これにより、エアミックスドア20がドア移動方向X1にスライド移動する際に、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の先端部分がケース側シール面17a、19aに引っかかることが防止される。
ドア本体部30には、ケース側シール面17a、19aとは反対側(図5の上方側)に向かって突出してドア移動方向X1に延びるリブ40が一体成形されている。なお、図2では、図示の都合上、リブ40の図示を省略している。
リブ40は、ドア本体部30のうちドア幅方向W1の中央部に配置され、ドア本体部30のうちドア移動方向X1における両端部(R形状になっている部分)からドア移動方向X1に直線状に延びている。したがって、リブ40は、ドア本体部30のうちR形状になっている部分と繋がっている。
樹脂成型の都合上、リブ40は、ドア本体部30の中央部にあるゲート跡41を避けて、ドア移動方向X1の一端側の部位と他端側との部位に分割されて形成されている。また、リブ40は、ドア移動方向X1の一端側の部位と他端側との部位に分割されて形成されることによって、樹脂成型用の金型に設けられたエジェクタピン(図示せず)との干渉を避けている。
ドア移動方向X1に分割されて形成されたリブ40のうちゲート跡41側(ドア本体部30の中央側)の端部は、ゲート跡41側に向かうにつれて高さが低くなるように傾斜したテーパ形状になっている。これにより、樹脂成型時にゲートから金型内へ射出(注入)された溶融樹脂がリブ40の部分に流入しやすくなるので、リブ40を良好に成形することができる。
リブ40の高さは、所定高さ以上になっている。具体的には、リブ40の高さは、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部かつドア幅方向W1の中央部がケース側シール面17a、19aから離れる側に変形した際の反発力が所定の反発力以上になるような高さに設定されている。
リブ40の板厚(ドア幅方向W1の厚さ)は、ドア本体部30の板厚以下になっている。これにより、ドア本体部30のうちリブ40の反対側の板面にヒケ(樹脂成型時に樹脂材料が収縮することによって発生する凹み)が発生することを抑制できる。このため、ドア本体部30とケース側シール面17a、19aとの間にヒケによる隙間が発生してシール性が悪化することを抑制することができる。
なお、図4、図5の例では、ドア本体部30に突起部42と切欠き43とが形成されている。突起部42は、室内空調ユニット10の組立工程において、エアミックスドア20を産業用ロボットで把持できるようにするために設けられている。切欠き43は、ケース11内の冷媒配管との干渉を回避するために設けられている。
次に、本実施形態の電気制御部の概要を説明する。上述したエアミックスドア20、デフロスタ・フェイスドア26およびフットドア28用の各サーボモータならびに送風機21用の電動モータ23等の各種アクチュエータは、図示しない空調制御装置の出力側に接続されており、空調制御装置から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
空調制御装置は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。この空調制御装置は、そのROM内に空調装置制御プログラムを記憶しており、その空調装置制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行い、出力側に接続された空調制御機器の作動を制御する。
空調制御装置の入力側には、外気温Tam、内気温Tr、車室内に入射する日射量Ts等の車両環境状態を検出するセンサ群、および、車両用空調装置の作動指令信号を出力する作動スイッチ、車室内目標温度Tsetを設定する温度設定スイッチ等が設けられた操作パネルが接続される。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。車両作動状態において、作動スイッチが投入されると空調制御装置がROMに記憶している空調装置制御用プログラムを実行する。空調装置制御用プログラムが実行されると、前述のセンサ群により検出された検出信号および操作パネルの操作信号が読込まれる。そして、これらの信号に基づいて、車室内吹出空気の目標吹出温度TAOが算出される。
さらに、空調制御装置は目標吹出温度TAO等に基づいて、送風機21の回転数(送風量)、デフロスタ・フェイスドアおよびフットドアの開閉状態(吹出モード)、エアミックスドア20の目標開度等を決定し、決定した制御状態が得られるように各種アクチュエータに制御信号を出力する。
そして、再び、操作信号および検出信号の読込み→TAOの算出→新たな制御状態の決定→制御信号の出力といったルーチンを繰り返す。
空調制御装置が図示しないドア駆動装置に制御信号を出力して駆動軸34を回転駆動すると、駆動側ギヤ33と従動側ギヤ32との噛み合いによってドア本体部30がスライド移動する。このとき、ドア本体部30のスライド移動はガイド溝17a、19a、35によってガイドされる。
ドア本体部30が冷風通路19を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の板面がケース側シール面19aに当接することによってシール性を発揮する。同様に、ドア本体部30が温風通路17を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の板面がケース側シール面17aに当接することによってシール性を発揮する。
ケース11内においてドア本体部30はヒータコア15に隣接して配置されているので、ドア本体部30にヒータコア15の熱が局部的に伝わることとなる。このため、ドア本体部30に不均一な温度分布が発生するので、ドア本体部30が不均一に収縮しようとする。その結果、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部かつドア幅方向W1の中央部がケース側シール面17a、19aから離れる側に変形しようとする。このようなドア本体部30の変形を以下、逆反り変形と言う。
本実施形態によると、ドア本体部30のうち逆反り変形が発生する部位にリブ40が形成されているので、逆反り変形に対するドア本体部30の反発力が大きくなる。そのため、ドア本体部30の逆反り変形を抑制できるので、ドア本体部30とケース側シール面17a、19aとの間に隙間ができるのを抑制でき、ひいてはスライドドア20の自励振動を抑制することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、ドア本体部30の逆反り変形を抑制することによってスライドドア20の自励振動を抑制するが、本第2実施形態では、ドア本体部30をケース側シール面17a、19aに押し付けることによってスライドドア20の自励振動を抑制する。
図6は、冷風通路19における斜視図を示しているが、温風通路17における斜視図も図6と同様である。したがって、図6の括弧内に温風通路17における斜視図に対応する符号を付し、温風通路17における斜視図を省略している。
図6に示すように、ケース側シール面19a(17a)には押付部材50が配置されている。押付部材50は、ドア本体部30をケース側シール面19a(17a)に押し付ける押付部50aと、押付部50aを支持する支持部50bとを有しており、樹脂もしくは金属にて一体成形されている。
支持部50bはドア幅方向W1に延びており、その両端部がガイド溝19a(17a)、35に嵌め込まれて固定されている。押付部50aは、支持部50bからドア移動方向X1の空気通路19(17)側に舌状に突出している。
ドア本体部30がケース側シール面19a(17a)と当接する位置にスライド移動されると、ドア本体部30は、押付部50aとケース側シール面19a(17a)との間に挿入され、押付部50aをケース側シール面19a(17a)から離れる側に押し広げるように弾性変形させる。
これにより、押付部50aの弾性反力が、ドア本体部30をケース側シール面19a(17a)に押し付けるように作用するので、ドア本体部30に逆反り変形が発生していてもスライドドア20の自励振動を抑制することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、ドア本体部30とケース側シール面17a、19aとの間に隙間ができるのを抑制することによってスライドドア20の自励振動を抑制するが、本第3実施形態では、ドア本体部30とケース側シール面17a、19aとの間の隙間近傍における空気流れに均一な渦が発生するのを抑制することによってスライドドア20の自励振動を抑制する。
具体的には、図7〜図12に示すように、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部に、その断面形状をドア幅方向W1で変化させて空気流れを乱す撹乱部55、56、57が形成されている。
図7、図8に示す第1実施例では、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部であってR形状になっている部分に、ドア本体部30の表裏を貫通する多数個の孔55がドア幅方向W1に間欠的に形成されている。
これによると、風が多数個の孔55を通過することによって風流れが乱されて均一な渦の発生が抑制されるので、スライドドア20の自励振動を抑制することができる。
図9、図10に示す第2実施例では、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部であってケース側シール面17a、19aと当接する部位に、ドア本体部30の表裏を貫通する多数個のピンホール56が形成されている。本例では、多数個のピンホール56の直径は0.5mmになっている。
これによると、風がピンホール56の形成部位を流れることによって風流れが乱されて均一な渦の発生が抑制されるので、自励振動を抑制することができる。また、ドア本体部30の表裏をピンホール56が貫通しているので、ドア本体部30とケース側シール面17a、19aとの間の隙間に風が流れることによって生じる負圧を低減することができる。換言すれば、ドア本体部30の表裏両側の圧力差を低減することができる。このため、スライドドア20の自励振動を抑制することができる。
図11、図12に示す第3実施例では、ドア本体部30のうちドア移動方向X1の両端部であってケース側シール面17a、19aと当接する部位に、ケース側シール面17a、19aの反対側に窪んだ多数個のディンプル57が形成されている。ディンプル57は、平面円形状かつ断面円弧状に形成されている。
これによると、風がディンプル57の近傍を流れることによって風流れが乱されて均一な渦の発生が抑制されるので、スライドドア20の自励振動を抑制することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
(1)上記第1実施形態では、リブ40は、ドア幅方向W1に複数個設けられていてもよい。これにより、逆反り変形に対するドア本体部30の反発力を増加させて、逆反り変形を一層抑制することができる。
(2)上記第1実施形態において、ドア本体部30のうちR形状になっている部分とリブ40とをフィレット状に滑らかに繋げば、リブ40の剛性を向上させることができる。
(3)上記第1実施形態では、ドア本体部30にリブ40を設けることによってドア本体部30の逆反り変形を抑制するが、樹脂成型後に使用環境温度以上(例えば100℃)でアニーリングしたスライドドア20を用いれば、リブ40を設けることなくドア本体部30の逆反り変形を抑制することができる。
(4)上記第1〜第3実施形態では、ドア本体部30が樹脂にて成形されているが、これに限定されるものではなく、ドア本体部30は薄い金属板等で成形されていてもよい。
(5)上記各実施形態では、本発明を車両用空調装置のエアミックスドアに適用した例を説明しているが、これに限定されず、車両用空調装置の吹出モード切替ドアや内外気切替ドアにも適用することができる。
また、住宅やビル等に設置される空調装置における空気通路開閉装置等、種々の空気通路開閉装置に広く本発明を適用できる。
11 ケース
17 温風通路(空気通路)
17a ケース側シール面
19 冷風通路(空気通路)
19a ケース側シール面
26 スライドドア
30 ドア本体部
40 リブ

Claims (8)

  1. 空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
    板状に形成されたドア本体部(30)を有し、前記ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて前記空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
    前記ケース(11)には、前記スライドドア(20)が前記空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合に前記ドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
    前記ドア本体部(30)には、空気流れ上流側に向かって突出し且つ前記スライドドア(20)の移動方向(X1)に延びるリブ(40)が形成されていることを特徴とする空気通路開閉装置。
  2. 前記リブ(40)は、前記ドア本体部(30)のうち前記移動方向(X1)における端部から延びていることを特徴とする請求項1に記載の空気通路開閉装置。
  3. 前記リブ(40)は、前記ドア本体部(30)のうち幅方向(W1)における中央部に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気通路開閉装置。
  4. 前記リブ(40)は、前記ドア本体部(30)と一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  5. 前記リブ(40)の前記幅方向(W1)における厚さは、前記ドア本体部(30)の厚さ以下になっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  6. 空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
    板状に形成されたドア本体部(30)を有し、前記ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて前記空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
    前記ケース(11)には、前記スライドドア(20)が前記空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合に前記ドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
    ドア本体部(30)は、樹脂成形された後、使用環境温度以上でアニーリングされたものであることを特徴とする空気通路開閉装置。
  7. 空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
    板状に形成されたドア本体部(30)を有し、前記ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて前記空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
    前記ケース(11)には、前記スライドドア(20)が前記空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合に前記ドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
    さらに、前記ドア本体部(30)のうち前記ケース側シール面(17a、19a)と当接する部位をケース側シール面(17a、19a)側に押し付ける押付部材(50)を備えることを特徴とする空気通路開閉装置。
  8. 空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
    板状に形成されたドア本体部(30)を有し、前記ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて前記空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(20)とを備え、
    前記ケース(11)には、前記スライドドア(20)が前記空気通路(17、19)を閉じる位置にある場合に前記ドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)が形成され、
    前記ドア本体部(30)のうち前記スライドドア(20)の移動方向(X1)における端部には、その断面形状を前記ドア本体部(30)の幅方向(W1)で変化させて空気流れを乱す撹乱部(55、56、57)が形成されていることを特徴とする空気通路開閉装置。
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