JP4341171B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調ユニット内の空気流れに対して送風機ユニットをオフセット配置した車両用空調装置において、空調ユニット内の風速分布を車両左右方向に対して均一化をするための改良構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のオフセットタイプの車両用空調装置としては、例えば特開平10−230733号公報に示されるものが知られている。即ち、図5に示すように、空調ユニット300は、送風機ユニット200からの送風空気の方向を空調ユニット300内の空気流れ方向に案内する空気案内壁312が設けられており、この空気案内壁312には、空気流れの方向転換を促進させる段部312a、312bが設けられている。
【0003】
この段部312a、312bにより、送風機ユニット200からの送風空気の方向をスムーズに空調ユニット300側に方向転換させることができ、送風空気の動圧により送風機ユニット200から離れた反送風機ユニット側に流れが偏ることが無く、送風機ユニット側と反送風機ユニット側間の空調ユニット300内の風速分布を均一化するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、車両居住空間の拡大化に伴い車両用空調装置100自身の搭載スペースは縮小され、空調ユニット300と空気案内壁312との寸法Xが充分に確保できない場合、段部312a、312bによりX方向の流路面積の減少度合いが大きくなり、反送風機ユニット側に向けて流通抵抗が非常に大きくなるので、特に空調ユニット300内の蒸発器320と加熱器330とが互いに空気流れ方向にラップしないような通風抵抗の低い領域Bでは、送風機ユニット側へ空気流れがが偏り、風速分布の均一化が確保できなくなる。
【0005】
本発明の目的は、上記問題に鑑み、空調ユニットと空気案内壁との寸法が充分に確保されない場合でも、送風機ユニット側と反送風機ユニット側とで空調ユニット内の風速分布を均一化できる車両用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0007】
請求項1に記載の発明では、空気を送風する送風機ユニット(200)から送風される空気を温度調節して車室内へ吹出す空調ユニット(300)を備え、空調ユニット(300)内の空気流路(317)には、空気を冷却する蒸発器(320)および空気を加熱する加熱器(330)とが空気流れ方向に対して互いに重なる高抵抗領域(A)と、いずれか一方のみとなる低抵抗領域(B)とが上下方向に形成されており、送風機ユニット(200)は、空調ユニット(300)の側方にオフセット配置され、空調ユニット(300)には送風機ユニット(200)からの空気の方向を空気流路(317)側へ案内する空気案内壁(312)が設けられた車両用空調装置において、空気案内壁(312)を、高抵抗領域(A)側へ空気を案内する第1の空気案内壁(3121)と、低抵抗領域(B)側へ空気を案内する第2の空気案内壁(3122)とから構成する。第1の空気案内壁(3121)には、空気流れの方向転換を促進させる段部(312a、312b)を形成し、第2の空気案内壁(3122)と空調ユニット(300)間に形成される空間部(340)内には、空気流路(317)内の送風機ユニット側に連通する流路(340a)と、反送風機ユニット側に連通する流路(340b)とに分割する流路分割壁(313)を設けたことを特徴としている。
【0008】
これにより、省スペース化のため空調ユニット(300)と空気案内壁(312)との寸法が充分に確保できない場合に、従来では段部(312a、312b)により反送風機ユニット側に向けて流通抵抗の増加度合いが大きくなり、特に通風抵抗の低い領域(低抵抗領域B)で、風速分布が空気流路(317)の送風機ユニット側に偏りがちに成るものに対して、流路分割壁(313)の導風効果により、反送風機ユニット側にも空気が送風されるようになるので、送風機ユニット側と反送風機ユニット側間の風速分布を均一にすることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明のように、送風機ユニット側に連通する流路(340a)の流路面積を、反送風機ユニット側に連通する流路(340b)の流路面積より小さくしてやれば、流路長さに対応した流路面積とすることができるので、両流路(340a、340b)内の抵抗を同等にし、更に送風機ユニット側と反送風機ユニット側との風速分布の均一化が可能となる。
【0010】
更に、請求項3に記載の発明のように、流路分割壁(313)を、復数設けるようにしても良い。
【0011】
これにより、送風される空気量を空気流路(317)の送風機ユニット側から反送風機側に向けて木目細かく調節できるので、風速分布の均一化の効果を向上できる。
【0012】
請求項4に記載の発明のように、空調ユニット(300)内の空気流路(317)を形成する空調ケース(310)を、上下に分割される上側ケース(310a)と下側ケース(310b)とから構成し、第1の空気案内壁(3121)を、両ケース(310a、310b)のいずれか一方に形成し、第2の空気案内壁(3122)および流路分割壁(313)を、両ケース(310a、310b)の他方に形成するようにすれば、第2の空気案内壁(3122)内の流路分割壁(313)は、樹脂成形による上下方向の型抜きで容易に形成でき、一体構造として安価にできる。
【0013】
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態を示すものであり、本実施形態の車両用空調装置(以下、空調装置)100の通風系は、大別して、送風機ユニット200と空調ユニット300との2つの部分から構成されている。送風機ユニット200は、車室内の計器盤下方部のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置されており、これに対し、空調ユニット300は車室内の計器盤下方部のうち、車両左右方向の略中央部に配置されている。
【0015】
送風機ユニット200は、周知の遠心多翼ファン(シロッコファン)から成るファン222を有し、このファン222は渦巻き状のスクロールケーシング221内に配置され、電動モータ223にて回転駆動される。ファン222の送風空気はスクロールケーシング221の渦巻き形状に沿って矢印Cのごとく送風される。そして、この下流側は、後述する空調ユニット300と接続するために流路拡大部221a、空気出口部221bが形成されている。
【0016】
ファン222の吸入口は、車両上方側(図1(b)の上方側)に設けられ、内外気切替箱210を通して空気を吸入する。この内外気切替箱210は、周知のごとく内気(車室内空気)吸入口211と外気(車室外空気)吸入口212と、これらの吸入口を切替開閉する切替ドア(図示せず)とを有している。
【0017】
空調ユニット300は、1つの共通の空調ケース310内に冷房用熱交換器としての蒸発器320と暖房用熱交換器としての加熱器330との両者を一体的に内蔵するタイプのものである。空調ケース310は、ポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、図1(b)、(c)の上下方向(車両上下方向)に分割面を有する上側ケース310aと下側ケース310bとから成る。この両ケース310a、310bは、蒸発器320、加熱器330、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ケース310を構成する。
【0018】
空調ユニット300は、車室内の計器盤下方部の略中央部に、車両の前後、左右および上下方向に対して、図1に示す形態で配置され、そして、空調ケース310の、最も車両前方側の部位には、空気入口部311が設けられており、この空気入口部311には、前述の送風機ユニット200から送風される空気が流入する。この空気入口部311は、助手席前方の部位に配置される送風機ユニット200のスクロールケーシング221の空気出口部221bと接続するために、空調ケース310のうち、助手席側の側面に開口している。
【0019】
空調ケース310内に形成される空気流路317には、空気入口部311直後の部位に蒸発器320が配置されている。この蒸発器320は、車両前後方向には薄型の形態で空気流路317を横断するように配置されている。従って、蒸発器320の車両上下左右方向に延びる全面に空気入口部311からの送風空気が流入する。この蒸発器320は、周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸熱して、空気を冷却するものであり、アルミニュウム等の偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。
【0020】
そして、蒸発器320の空気流れ下流側(車両後方側)に、所定の間隔を開けて加熱器330が配置されている。この加熱器330は、蒸発器320を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温の温水(エンジン冷却水)が流れ、この温水を熱源として空気を加熱するものである。この加熱器330も周知のものであって、アルミニュウム等の偏平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものである。
【0021】
加熱器330は、後述するバイパス流路350を形成するために、蒸発器320よりも上下方向に小さい寸法としており、空気流路317内は、空気の流れ方向に対して、蒸発器320と加熱器330とが互いに重なり合い、送風空気に対する抵抗が高くなる高抵抗領域Aと、蒸発器320のみを通過し送風空気に対する抵抗が低くなる低抵抗領域Bとが上下方向に形成されている。
【0022】
一方、空調ケース310のうち、蒸発器320の車両前方側に位置する部位には、送風機ユニット200からの空気の方向を空調ケース310内の空気流路317側へ案内する空気案内壁312が形成されている。この空気案内壁312は、車両前後方向に寸法Xを有しており、上記高抵抗領域A側に空気を案内する第1の空気案内壁3121と、低抵抗領域B側に空気を案内する第2の空気案内壁3122とに分けられ、設定形状が異なるようにしている。
【0023】
第1の空気案内壁3121は、図2に示すように、車両左右方向の途中に、本例では2箇所の段部312a、312bが形成されている。この段部312a、312bは車両前後方向に沿って形成され、送風機ユニット200から車両右方向へ送風される空気流が車両後方側へ方向転換するのを促進するためのものである。具体的には、空気流路317の送風機ユニット側(以下、左側)から反送風機ユニット側(以下、右側)にほぼ3等分する位置に段部312a、312bを設けている。そして、第1の空気案内壁3121は、空調ケース310の下側ケース310bに一体で形成されている。
【0024】
また、第2の空気案内壁3122においては、図3に示すように、この第2の空気案内壁3122と空調ユニット300との間(具体的には、蒸発器320との間)に形成される空間部340内に、空気流路317の左側と右側にそれぞれ連通する流路340a、340bに分割する流路分割壁313を設けている。そして、この流路分割壁313は、空気入口部311側において、空気流路317の左側に連通する流路340aの流路面積は、右側に連通する流路340bの流路面積よりも小さくなるようにしている。具体的には、流路340aの流路面積をa、流路340bの流路面積をbとすると、
a:b=1:2 となるようにしており、また、蒸発器320側において、この蒸発器320の車両左右方向の略中央で当接するようにしている。そして、第2の空気案内壁3122および流路分割壁313は、空調ケース310の上側ケース310aに一体で形成されている。
【0025】
図1に示すように、空気流路317内の低抵抗領域Bにおいては、加熱器330をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス流路350が形成されている。また、蒸発器320と加熱器330との間の部位には、蒸発器320で冷却された冷風の内、加熱器330で加熱される温風と、バイパス流路350を通って加熱器330をバイパスする冷風との風量割合を調整する平板状のエアミックスドア361が配置されている。この、エアミックスドア361は、図示しないリンク機構を介して、サーボモータ等を用いたアクチュエータ機構に連結され、このアクチュエータ機構により回動位置が調整されるようになっている。このアクチュエータ機構は空調装置の電子制御装置(図示せず)により回転量が自動制御されるようになっている。
【0026】
そして、空気流路317内において、加熱器330の空気下流側(車両後方側の部位)には、バイパス流路350と合流し、冷風と温風の混合を行う冷温風混合空間370が形成されている。
【0027】
冷温風混合空間370の下流側の空調ケース310の上面部において、デフロスタ開口部314が開口している。このデフロスタ開口部314は、冷温風混合空間370から温度制御された空調空気が流出するものであって、図示しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出し口に接続され、このデフロスタ吹出し口から、車両前面窓ガラスの内面に向けて風を吹出す。このデフロスタ開口部314は、デフロスタドア362により開閉される。
【0028】
デフロスタ開口部314の車両後方側の部位には、センタフェイス開口部315aおよびサイドフェイス開口部315bが設けられており、冷温風混合空間370から温度制御された空調空気が流出する。その中で、センタフェイス開口部315aには、図示しないセンタフェイスダクトを介して、計器盤左右方向の中央部上方側に配置されているセンターフェイス吹出し口に接続され、この吹出し口から車室内中央部の乗員頭部に向けて風を吹出す。また、サイドフェイス開口部315bには、図示しないサイドフェイスダクトに連結されて、このダクトを介して計器盤左右両端部の左右のサイドフェイス吹出し口に接続され、この吹出し口から車室内左右両側部の乗員頭部側または車両側面窓ガラスに向けて風を吹出す。各フェイス開口部315a、315bは、フェイスドア363により開閉される。
【0029】
次に、空調ケース310の左右方向の側面には、左右のフット開口部316が設けられており、図示しないフットダクト、フット吹出し口を経て乗員足元に風を吹出す。このフット開口部316は、フットドア364により開閉される。
【0030】
デフロスタドア362、フェイスドア363、フットドア364は、吹出しモード切替え用のドア手段であって、図示しないリンク機構を介して、サーボモータ等からなる吹出モード切替え用のアクチュエータ機構に連結されて、このアクチュエータ機構により連動操作されるようになっている。
【0031】
次に、上記構成における本実施形態の作動を説明する。空調装置100は、周知のように、空調操作パネルに設けられた各種操作部からの操作信号および空調制御用の各種センサからのセンサ信号が入力される電子制御装置(図示せず)を備えており、この制御装置の出力信号により電動モータ223、ファン222が作動し、内気あるいは外気を吸入し、スクロールケーシング221を介して空調ユニット300へ空気を送風する。送風された空気は、蒸発器320、加熱器330によって冷却、加熱され、両者の空気の混合割合をエアミックスドア361で調節することで空調風として、各ドア362、363、364の開閉状態に応じて各開口部314、315a、315b、316から車室内の各吹出し口に吹出す。
【0032】
この時、送風機ユニット200からの送風空気は、空気案内壁312部で空調ケース310内の空気流路317側へ流れの方向が転換される。高抵抗領域Aにおいては、図2に示すように、段部312a、312bに当り流れの方向が蒸発器320の全面に均一に転換される。また、低抵抗領域Bにおいては、図3に示すように、流路分割壁313により分割される両流路340a、340bにそれぞれ分かれて送風される。
【0033】
車室内の各吹出し口は、例えばサイドフェイス吹出し口のように、運転席側および助手席側それぞれ設けられており、空調風は両吹出し口から均等に吹出されるようにする必要があるが、本実施形態の構成、作動によれば、省スペース化のため空気案内壁312の寸法Xが充分に確保できない場合に、従来では段部312a、312bにより左側から右側に向けて流通抵抗の増加度合いが大きくなり、特に低抵抗領域Bで風速分布が空気流路317の左側に偏りがちに成るものに対して、流路分割壁313の導風効果により、空気流路317の右側にも空気が送風されるようになるので、左右方向の風速分布を均一にすることができる。
【0034】
この時、送風機ユニット側に連通する流路340aの流路面積を、反送風機ユニット側流路340bの流路面積より小さくしており(1:2)、流路長さに対応した流路面積とすることができるので、各流路340a、340b内の抵抗を同等にし、更に空気流路317内の左右方向の風速分布の均一化が可能となる。
【0035】
尚、第1の空気案内壁3121を下側ケース310bに設け、第2の空気案内壁3122および流路分割壁313を上側ケース310aに設けており、上下方向に分割しているので、第2の空気案内壁3122内の流路分割壁313は、樹脂成形による上下方向の型抜きで容易に形成でき一体構造として安価にできる。
【0036】
(その他の実施形態)
図4に示すように、上記第1実施形態に対して、流路分割壁は、313a、313bのように空間部340内で複数設けるようにしても良い。これにより、送風される空気量を空気流路317の左側から右側に向けて木目細かく調節できるので、風速分布の均一化の効果を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における全体構成を示す(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図2】図1におけるD−D部の断面図である。
【図3】図1におけるE−E部の断面図である。
【図4】その他の実施形態を示す断面図である。
【図5】従来技術を示す(a)は平面図、(b)はF方向からの矢視図出ある。
【符号の説明】
100 車両用空調装置
200 送風機ユニット
300 空調ユニット
310 空調ケース
310a 上側ケース
310b 下側ケース
312 空気案内壁
3121 第1の空気案内壁
3122 第2の空気案内壁
312a、312b 段部
313 流路分割壁
317 空気流路
320 蒸発器
330 加熱器
340 空間部
340a 送風機ユニット側に連通する流路
340b 反送風機ユニット側に連通する流路

Claims (4)

  1. 空気を送風する送風機ユニット(200)と、
    この送風機ユニット(200)から送風される空気を温度調節して車室内へ吹出す空調ユニット(300)とを備え、
    前記空調ユニット(300)内の空気流路(317)には、空気を冷却する蒸発器(320)および空気を加熱する加熱器(330)とが空気流れ方向に対して互いに重なる高抵抗領域(A)と、いずれか一方のみとなる低抵抗領域(B)とが上下方向に形成されており、
    前記送風機ユニット(200)は、前記空調ユニット(300)の側方にオフセット配置され、
    前記空調ユニット(300)には、前記送風機ユニット(200)からの空気の方向を前記空気流路(317)側へ案内する空気案内壁(312)が設けられた車両用空調装置において、
    前記空気案内壁(312)は、前記高抵抗領域(A)側へ空気を案内する第1の空気案内壁(3121)と、前記低抵抗領域(B)側へ空気を案内する第2の空気案内壁(3122)とから成り、
    前記第1の空気案内壁(3121)には、空気流れの方向転換を促進させる段部(312a、312b)が形成され、
    前記第2の空気案内壁(3122)と前記空調ユニット(300)間に形成される空間部(340)内には、前記空気流路(317)内の送風機ユニット側に連通する流路(340a)と、反送風機ユニット側に連通する流路(340b)とに分割する流路分割壁(313)が設けられたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記送風機ユニット側に連通する流路(340a)の流路面積は、前記反送風機ユニット側に連通する流路(340b)の流路面積より小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記流路分割壁(313)は、復数設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調ユニット(300)内の前記空気流路(317)を形成する空調ケース(310)は、上下に分割される上側ケース(310a)と下側ケース(310b)とから成り、
    前記第1の空気案内壁(3121)は、両ケース(310a、310b)のいずれか一方に形成され、
    前記第2の空気案内壁(3122)および前記流路分割壁(313)は、両ケース(310a、310b)の他方に形成されたことを特徴とする請求項1〜3に記載の車両用空調装置。
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