JP2014067435A5 - - Google Patents

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Description

利用者端末
本発明は、デジタルコンテンツの利用者端末に関するものである。
近年、ウェブログ(いわゆるブログ)と称される日記型webサイトが普及している。従来のブログは、提供者が無料でデジタルコンテンツを提供しており、読者(利用者)は無料でデジタルコンテンツを読むことができる。また、インターネットを介してゲームや小説などのデジタルコンテンツを配布するサイトも広く普及している。これらのサイトは、無料でデジタルコンテンツを配布するか、もしくは有料でデジタルコンテンツを配布している。(例えば、特許文献1を参照。)
ブログの閲覧を無料にしたり、無料でデジタルコンテンツを配布したりする場合、デジタルコンテンツの作成者やデジタルコンテンツの提供者は、それで収入を得ることは難しい。ブログの閲覧を有料にしたりデジタルコンテンツを有料で配布したりすれば、収入を得ることを期待できるが、その場合、利用者が急減するため、結局のところ収入を得ることは難しい。
このように、デジタルコンテンツを無料で提供することと、デジタルコンテンツの作成者が収益をあげることは相反することであり、デジタルコンテンツを無料で提供しながら、デジタルコンテンツの提供者が収益を上げるということは困難であった。
特許第3858048号明細書
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、ホームページやブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、メールマガジンなどにおいて、デジタルコンテンツの利用者は無料でデジタルコンテンツを閲覧したりデジタルコンテンツを利用したりすることができ、かつデジタルコンテンツの提供者は収入を得ることができる技術を提供することを目的とする。
本発明にかかる利用者端末は、デジタルコンテンツをサーバから受信するものである。
この本発明の利用者端末は、表示要求手段と、コンテンツ表示手段とを備えている。
本発明において、表示要求手段は、前記デジタルコンテンツの表示を要求するコンテンツ表示要求を出力する。コンテンツ表示手段は、前記コンテンツ表示要求を取得した前記サーバから受信した広告を表示し、その広告の表示が終了すると、前記コンテンツ表示要求に対応し、かつ、前記サーバから受信した前記デジタルコンテンツへと表示を切り替える。
以上説明したような利用者端末では、デジタルコンテンツの全てを視聴・利用する前に利用者に強制的に広告を見させることで、デジタルコンテンツの提供者は、利用者に課金しなくても、デジタルコンテンツの一部分の表示後に表示された広告によって広告収入を得ることができる。また利用者は、広告を見るだけで無料でデジタルコンテンツの全てを視聴・利用することができる。つまり、本発明は、従来は困難であった、デジタルコンテンツを無料で提供しながらデジタルコンテンツの提供者が収益を上げるということを実現できるのである。
また、本発明の利用者端末においては、デジタルコンテンツンの提供者は、利用者がデジタルコンテンツの続きを視聴したくなるような位置でデジタルコンテンツを分割することができ、広告が表示される回数を向上させることができる。
また、本発明において、デジタルコンテンツは、記事とすることができる。ここで、記事とは、文章および画像から構成されるもの(テキストデータおよび画像データのうち少なくとも1つから構成されるもの)である。
また、本発明における広告表示手段は、広告と共に広告の残り表示時間が表示されるように構成されたデータをサーバから受信し、残り表示時間を表示してもよい。
このような利用者端末によれば、視聴者に広告が終了する時間を知らせることができ、視聴者が広告をみるストレスを低減させることができる。
また、本発明の利用者端末においては、前記デジタルコンテンツを表示するためのリンクを表示するリンク表示手段を備えていても良い。この場合、本発明における表示要求手段は、前記リンク表示手段にて表示された前記リンクが押下された場合、前記コンテンツ表示要求を出力しても良い
また、本発明の利用者端末において、前記リンクは、前記デジタルコンテンツのタイトルであってもよい。
この場合、タイトルとリンクとを別々に表示させる場合と比較して、利用者端末に表示させる情報量を減らすことができ、サーバと利用者端末との間の通信量を削減することができる。
また、本文が表示されていない状態で利用者がタイトルのみを見て、興味がある記事かどうかを判断でき、大量の記事から興味のある記事を探しやすくなる。
本発明の利用者端末は、デジタルコンテンツを利用する前に利用者に強制的に広告を見させることで、デジタルコンテンツの提供者は、利用者に課金しなくても、デジタルコンテンツを利用者が利用する前に表示される広告によって広告収入を得ることができる。また、利用者は、お金を支払うことなく、広告を見るだけで無料でデジタルコンテンツの全てを視聴・利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態におけるデジタルコンテンツ配信サーバ装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における作成者側端末装置に表示された入力画面の一例を示す図である。 第1の実施形態における利用者側端末装置にデジタルコンテンツの本文前半が表示された画面の一例を示す図である。 (A)は、第1の実施形態における利用者側端末装置の画面に表示された広告の一例を示す図であり、(B)は、利用者側端末装置の画面に表示された広告の別の一例を示す図であり、(C)は、利用者側端末装置の画面に表示された広告の別の一例を示す図である。 第1の実施形態における利用者側端末装置の画面に、作成者が作成したデジタルコンテンツの本文後半が表示された画面の一例を示す図である。 (A)は、第1の実施形態の作成者側端末装置において作成されたデジタルコンテンツのデータをデジタルコンテンツ配信サーバ装置に送信する処理であるコンテンツ送信処理のフローチャートであり、(B)は、広告表示情報記憶手段において記憶されるデータテーブルを示す図である。 第1の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において作成者側端末装置から送信されたデジタルコンテンツのデータを保存する処理であるコンテンツ保存処理のフローチャートである。 第1の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において利用者側端末装置に広告データ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートである。 第1の実施形態の利用者側端末装置においてデジタルコンテンツ配信サーバ装置から前半部分データ等を受信し表示する処理であるコンテンツ表示処理のフローチャートである。 第1の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において報酬演算手段が作成者に支払う報酬を演算する処理である報酬演算処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 第2の実施形態におけるデジタルコンテンツ配信サーバ装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるデジタルコンテンツの作成者側端末装置に表示された入力画面の一例を示す図である。 第2の実施形態における利用者側端末装置にデジタルコンテンツのタイトルおよび内容が表示される画面の一例を示す図である。 (A)は、第2の実施形態における利用者側端末装置の画面に表示された広告の一例を示す図であり、(B)は、利用者側端末装置の画面に表示された広告の別の一例を示す図であり、(C)は、利用者側端末装置の画面に表示された広告の別の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるデジタルコンテンツをダウンロードするための画面の一例を示す図である。 (A)は、第2の実施形態の作成者側端末装置において作成されたコンテンツのデータをデジタルコンテンツ配信サーバ装置に送信する処理であるコンテンツ送信処理のフローチャートであり、(B)は、広告表示情報記憶手段において記憶されるデータテーブルを示す図である。 第2の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において作成者側端末装置から送信されたコンテンツのデータを保存する処理であるコンテンツ保存処理のフローチャートである。 第2の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において利用者側端末装置に広告データ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートである。 第2の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において利用者側端末装置に広告データ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートである。 第2の実施形態の利用者側端末装置においてデジタルコンテンツ配信サーバ装置からコンテンツデータをダウンロードする処理であるコンテンツダウンロード処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 第3の実施形態におけるデジタルコンテンツ配信サーバ装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態における利用者側端末装置にライブカメラの説明文と募金についての連絡文が表示された画面の一例を示す図である。 第3の実施形態における利用者側端末装置にライブカメラの映像が表示された画面の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態におけるデジタルコンテンツ配信サーバ装置の構成を示すブロック図である。 (A)は、第4の実施形態における利用者側端末装置にデジタルコンテンツの本文前半が表示された画面の一例を示す図であり、(B)は、第4の実施形態における利用者側端末装置の画面に表示された広告の一例を示す図である。 (A)は、第4の実施形態における利用者側端末装置の画面に表示された広告の一例を示す図であり、(B)は、第4の実施形態における利用者側端末装置の画面に、作成者が作成したデジタルコンテンツの全文が表示された画面の一例を示す図である。 第4の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において利用者側端末装置に広告データ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートである。 第4の実施形態のデジタルコンテンツ配信サーバ装置において利用者側端末装置に広告データ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートである。 第4の実施形態の利用者側端末装置においてデジタルコンテンツ配信サーバ装置から前半部分データ等を受信し表示する処理であるコンテンツ表示処理のフローチャートである。
以下、本発明を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示す。本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムは、例えばホームページやブログ、SNS、メールマガジンのように、作成者によって作成されたデジタルコンテンツ(提供者によって提供されたデジタルコンテンツ)をネットワーク回線を介して、不特定多数の利用者に配信するデジタルコンテンツ配信システムであって、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1が、インターネット100(ネットワーク回線)を介して、複数の作成者側端末装置2と、複数の利用者側端末装置3と接続されている。作成者側端末装置2および利用者側端末装置3の数は、特に限定するものではない。作成者側端末装置2および利用者側端末装置3は、例えばパーソナルコンピュータや、携帯電話等の携帯端末装置である。本実施形態では、利用者側端末装置3は、携帯電話とする。
図2は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1の構成を示すブロック図である。デジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、作成者がデジタルコンテンツを入力するための入力画面を作成者側端末装置2に表示させる入力画面作成手段10と、作成者側端末装置2の入力画面にて作成され、インターネット100を介して送信された作成者の作成したデジタルコンテンツを保存する記憶装置(記憶手段)11と、記憶装置11に記憶されたデジタルコンテンツを少なくとも2つに分割するデジタルコンテンツ分割手段12と、デジタルコンテンツ分割手段12によって分割されたデジタルコンテンツのうち、少なくとも一つを非表示コンテンツ(非表示部)、残りを表示コンテンツ(表示部)として、表示コンテンツを利用者側端末装置3に表示させる分割表示制御手段(第1表示制御手段)13と、分割表示制御手段13によって表示された表示コンテンツの周囲に、非表示コンテンツを表示させるためのリンクを表示させるリンク表示制御手段14と、利用者側端末装置3においてリンクが利用者に押されたとき(そのリンクが押された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送されてきた場合)、利用者側端末装置3の画面に広告を表示させる広告表示制御手段15と、利用者側端末装置3において広告の表示後(その広告が表示された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送された場合)、非表示コンテンツのうち少なくとも一つを利用者側端末装置3に表示させるデジタルコンテンツ表示制御手段(第2表示制御手段)16と、広告表示制御手段15によって広告が表示された回数と作成者とを関連付けて記憶する広告表示情報記憶手段17と、広告が1回表示された時に作成者に支払われる料金を記憶する広告レート記憶手段18と、広告レート記憶手段18に記憶された前記料金と広告表示情報記憶手段17に記憶された広告が表示された回数とから、作成者に支払う報酬を演算する報酬演算手段19とを備える。
図3は、入力画面作成手段10によって作成者側端末装置2に表示された入力画面の一例である。ここからは、作成者が作成するデジタルコンテンツが、文章および画像から構成される記事のようなものの場合について説明する。この入力画面は、デジタルコンテンツのタイトルを記入するタイトル記入欄20と、デジタルコンテンツの本文を入力する本文記入欄21を備える。さらに、入力画面作成手段10は、画像挿入手段(図示せず)を備え、画像挿入ボタン22を押すことで、作成者はデジタルコンテンツ本文内に、指定した画像(写真)を挿入することが出来る。また、入力画面作成手段10は、分割位置指定手段(図示せず)を備え、作成者は、自分の作成したデジタルコンテンツの中で分割する位置を指定することができる。デジタルコンテンツを分割する位置は、利用者が続きを視聴したくなる位置が好ましく、例えば、デジタルコンテンツの本文に写真を挿入した場合は、写真の手前でデジタルコンテンツを分割してもよい。なお、分割する位置を指定する方法は特に限定するものではないが、例えば、分割したい位置にカーソルを合わせ、分割位置指定ボタン23を押すと、カーソル位置に分割位置を示すタグが埋め込まれるようにする。作成者は、タイトルとデジタルコンテンツ本文を記入し分割位置を指定した後、送信ボタン24を押す。すると、タイトルとデジタルコンテンツ本文がインターネット100を介して、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1に送信される。
記憶装置11は、例えばハードディスク装置などであり、入出力部(図示せず)を介してインターネット100と接続されており、複数の作成者側端末装置2から送信されたタイトルとデジタルコンテンツ本文を保存する。デジタルコンテンツ本文に画像が含まれている場合は、別途画像も保存する。
デジタルコンテンツ分割手段12は、ソフトウェアによって実現され、記憶装置11に記憶されたデジタルコンテンツを少なくとも2つ(本実施形態では2つ)に分割する。デジタルコンテンツを分割する位置は、作成者が、入力画面で分割位置指定ボタン23を使って指定した位置である。なお、デジタルコンテンツを分割する位置は、作成者が指定した位置ではなく、例えば、デジタルコンテンツ(記事)のあらすじとデジタルコンテンツ(記事)本文との間、記事の前半と後半、所定の文字数ごとのように、予め決まった位置で分割するようにしてもよい。
分割表示制御手段13は、ソフトウェアによって実現され、デジタルコンテンツ分割手段12によって分割されたデジタルコンテンツのうち、少なくとも一つを非表示コンテンツ、残りを表示コンテンツとして、表示コンテンツを利用者側端末装置3に表示させる。
或いは、デジタルコンテンツ配信サーバ1は作成者が送信した記事のタイトルと本文を記憶装置11(データーベース)内で別々に記憶しておき、分割表示制御手段13は、記事のタイトルを表示部とし記事の本文を非表示部として、記事のタイトル(表示部)のみを記憶装置11から読み出して利用者側端末装置3に表示させてもよい。この場合、記事本文を途中で分割するなどの操作をすることなく、記事を容易に表示部と非表示部とに分割し、表示部のみを利用者側端末装置3に表示させることができる。
図4は、利用者側端末装置3に表示された画面の一例である。図4では、デジタルコンテンツ分割手段12によってデジタルコンテンツ本文が本文前半と本文後半との2つに分割され、分割表示制御手段13によって、利用者側端末装置3の画面には、タイトル30と、本文前半31のみが表示され、本文後半は表示されていない。この状態では、利用者は、本文前半31部分のみを読むことが出来る。本文前半31は、デジタルコンテンツの説明文やあらすじ、目次などでもよい。
リンク表示制御手段14は、ソフトウェアによって実現され、分割表示制御手段13によって表示された本文前半31の周囲、例えば本文前半31の下に、本文後半を表示させるためのリンク32を表示させる。図4では、リンク32は、“続きを見る”という文字列であるが、これに限定されるものではない。また、記事のタイトルが表示部とされている場合は、タイトル自体がリンクとなるようにしてもよい。この場合、“続きを見る”という文字列が不要となり、利用者側端末装置に表示させる情報量を減らすことができ、デジタルコンテンツ配信サーバ1と利用者側端末装置3間の通信量を削減することができる。また、記事の数が多い場合は、利用者はタイトルのみを見て興味がある記事かどうかを判断でき、大量の記事から興味のある記事を探しやすくなる。また、リンク表示制御手段14は、リンク32の周囲に広告の表示時間(広告が動画広告であれば、動画広告の再生時間)36を表示するのが好ましい。これにより、利用者が予め広告時間を把握することができ、広告をみるストレスを低減させることができる。
リンク32が利用者に押されると、図5(A)に示すように、広告表示制御手段15により、利用者側端末装置3の画面に広告33が表示される。広告表示制御手段15もソフトウェアによって実現される。
広告33は、図示しない広告保存手段に保存されている。広告33は、テキストと図の組み合わせや、あるいは動画広告などが好ましい。
なお、図5(A)では利用者側端末装置3の画面にタイトル30と広告33とが表示されている。ここで、広告33は、利用者側端末装置3の画面全体の面積のうち5割以上を占めるように表示されている。例えば、広告の面積が画面全体の面積のうち5割以下で残りの部分にデジタルコンテンツが表示されている場合、広告の表示よりもデジタルコンテンツの表示に視聴者の目が行きやすいため、広告の表示が5割以上を占めるようにすることで広告の注目度を高めることができる。
より好ましくは、図5(B)に示すように、画面の全面に広告33が表示されるようにする。この場合、広告の注目度を格段に上げることができ、広告収入を増やすことができる。なお、ここでいう“画面の全面に広告を表示させる”とは、画面に表示されている内容が実質的に全て広告に関する内容であることを意味し、広告の面積が厳密に画面の面積に等しいことを意味するのではない。すなわち、図5(B)に示すように、画面の面積より広告の面積が小さい場合でも、画面に広告しか表示されていなければ、それは画面の全面に広告が表示されていることを意味する。
また、図5(C)に示すように、広告33の周囲に、広告の残り表示時間34(広告が動画広告であれば、動画広告の残り再生時間)を表示するのが好ましい。これにより利用者は本文後半が表示されるまでの時間を事前に知ることができ、利用者のストレスを低減することができる。なお、図5(C)では、画面に広告33と広告の残り表示時間34が表示されているが、広告の残り表示時間34も広告に関する表示であるため、図5(C)も画面の全面に広告33が表示されている形態の一つとなる。また、図5(C)において、残り表示時間34の代わりに、例えば著作権表示を行うことも考えられるが、著作権表示はコンテンツではないため、画面の全面に広告が表示されていることに変わりはない。
広告が表示された際、広告が表示された回数(またはリンクが押された回数)と、作成者とが、広告表示情報記憶手段17に互いに関連付けられて記憶される。記憶の仕方は、例えばデータベースに、作成者のユーザIDと表示回数とを記憶するようにしてもよく、あるいは作成者の識別子と広告が表示されたことを示す諸情報とをログとして残すようにしてもよく、作成者と広告の表示回数とがわかる方法であれば、特定の方法に限定されるものではない。
広告の表示終了後、図6に示すように、デジタルコンテンツ表示制御手段16によって、利用者側端末装置3の画面に、本文後半35が表示される。図6では、本文後半35に含まれていた写真も表示されている。これにより、利用者は作成者が作成したデジタルコンテンツ全文を視聴することが出来る。
なお、図6では本文前半が消えて本文後半35のみが表示されているが、本文前半と本文後半35を共に表示させてもよい。また、図6では、広告の表示終了後に広告画面から画面を切り替えて、本文後半35を表示させているが、広告と同じ画面に、本文後半35を表示させてもよい。
また、広告が表示されている図5(A)〜図5(C)のような画面から、図6の画面に遷移するタイミングは、広告表示の終了後に自動的に画面が遷移するようにしてもよいし、利用者が広告表示終了後に表示される図示しないリンクをクリックすることによって画面が遷移してもよい。
広告レート記憶手段18は、広告が1回表示された時に作成者に支払われる料金、すなわち広告レートを記憶している。広告レートは、作成者によって変化させてもよいし、全ての作成者で同額でもよい。
報酬演算手段19は、広告レート記憶手段18に記憶された広告レートと広告表示情報記憶手段17に記憶された広告が表示された回数とから、作成者に支払う報酬を演算する。例えば、広告レートが1円(すなわち、広告が1回表示される度に1円が作成者に支払われる)で、広告が1000回表示された場合、報酬演算手段19は、1円×1000回=1000円のように、報酬を演算する。
以上のように、本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムにおいて、作成者は、利用者に課金しなくても、分割されたデジタルコンテンツの間に表示された広告によって広告収入を得ることができる。また、利用者は、広告を見るだけで、無料でデジタルコンテンツ全文を読むことができる。
また、広告が表示された回数と、作成者とが関連付けられて記憶されているので、広告の表示によって得られる広告収入を、デジタルコンテンツの閲覧数に応じて、各デジタルコンテンツの作成者に支払うことが可能となり、作成者は、自分のデジタルコンテンツの閲覧数に応じた適正な収入を得ることが出来る。
本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムにおいて、作成者は、自分のデジタルコンテンツを分割して間に広告を表示させるなど煩雑な作業をすることなく、単にデジタルコンテンツを作成して送信するだけで、適正な収入が得られるという点に注目すべきである。さらに、分割位置指定手段により、作成者は自分でデジタルコンテンツを分割する位置を指定できるので、利用者が続きを視聴したくなる位置でデジタルコンテンツを分割することで利用者の好奇心をあおり、広告の表示回数を増大させることができる点にも注目すべきである。また、デジタルコンテンツの間に広告が表示されるので、広告の価値を高めることが出来る。
なお、本実施形態では、デジタルコンテンツ分割手段12はデジタルコンテンツを2つに分割したが、デジタルコンテンツが小説などの場合、小説を各章節毎に複数に分割し、各章節が表示される前に、広告が表示されるようにすればよい。具体的に、デジタルコンテンツ分割手段12が、デジタルコンテンツを3つに分割した場合について、以下に説明する。
まず、分割表示制御手段13およびリンク表示制御手段14は、分割された3つの小説のうちで、小説全体における冒頭部分に相当する第1分割部分と、第1分割部分の続きに相当する第2分割部分を表示させるための第1リンクを利用者側端末装置3に表示させる。そして、利用者によって第1リンクが押されると、第1広告が表示され、その後に、第2分割部分が表示される。そして、第2分割部分が表示されている画面には、第2分割部分の続きに相当する第3分割部分を表示させるための第2リンクが表示されており、その後の利用者の操作により、第2広告および第3分割部分が表示される。
なお、上述のデジタルコンテンツ配信サーバ装置1の構成において、入力画面作成手段10は作成者側端末装置2に入力画面を表示させていると説明したが、これは、例えば、入力画面作成手段10が作成者側端末装置2において入力画面が表示されるように構成されたデータを作成者側端末装置2へと伝送し、作成者が作成者側端末装置2を操作することによって、このデータを作成者側端末装置2が画面に出力する、という周知の技術によって実現することができる。また、分割表示制御手段13、リンク表示制御手段14、広告表示制御手段15、およびデジタルコンテンツ表示制御手段16において各種表示内容を作成者側端末装置2または利用者側端末装置3に表示させる旨を説明したが、これらも上述の入力画面作成手段10と略同様の技術により実現することができる。
次に、本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムの動作、すなわち本実施形態のデジタルコンテンツ配信方法について、図7〜図11を用いて説明する。
図7(A)は、作成者側端末装置2において作成されたデジタルコンテンツのデータをデジタルコンテンツ配信サーバ装置1に送信する処理であるコンテンツ送信処理のフローチャートであり、図8は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1において作成者側端末装置2から送信されたデジタルコンテンツのデータを保存する処理であるコンテンツ保存処理のフローチャートである。
図7(A)において、まず、作成者側端末装置2は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1の入力画面作成手段10より入力画面のデータである入力画面データを受信し、図3に示された画面を出力する(S100)。そして、作成者が入力画面を利用してデジタルコンテンツを作成すると、そのデジタルコンテンツ全体のデータである本文全体データをデジタルコンテンツ配信サーバ装置1に送信する(S105)。ここで、作成者は、本文全体データにおいてデジタルコンテンツ分割手段12により分割される位置を指定することができる。そして、作成者側端末装置2は、ステップS105において、その指定された分割位置についてのデータを含めた本文全体データを送信する。以下の説明では、本文全体データを前半部分および後半部分の2つに分割した場合について、説明する。
次に、図8において、まず、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、作成者側端末装置2から本文全体データの送信が有るか否かを判断し(S110)、送信有りと判断するまで待機する(S110で「NO」)。そして、本文全体データの送信有りと判断した場合は(S110で「YES」)、本文全体データを受信し、記憶装置11に保存する(S120)。次に、デジタルコンテンツ分割手段12は、作成者側端末装置2にて指定された分割位置に基づき、保存されている本文全体データを、デジタルコンテンツの前半部分に対応する前半部分データと後半部分に対応する後半部分データに分割して、記憶装置11に保存する(S130)。なお、作成者側端末装置2にて分割位置が指定されていない場合は、デジタルコンテンツ分割手段12は、例えば所定の文字数で前半と後半とを分けるように、予め決められた位置で本文全体データを分割すればよい。また、本文全体データを前半部分および後半部分の2つに分割するのではなく、記事のタイトルと記事の本文とで分割してもよく、その場合は、記事のタイトルと記事本文とを記憶装置11内に別々に保存すればよい。
次に、広告表示情報記憶手段17は、作成者の各人に固有の作成者IDに、広告表示回数を関連付けたデータとして記憶する(S140)。
ここで、広告表示情報記憶手段17が記憶するデータとしては、例えば、図7(B)に示すようなデータテーブルがある。図7(B)において、広告A表示回数とは、所定の期間に広告Aを表示した回数であり、広告B表示回数および広告C表示回数についても同様のものである。つまり、広告表示情報記憶手段17は、広告の種類毎に表示した回数を作成者IDに関連付けたデータとして記憶している。
図9は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1において利用者側端末装置3に広告を表示させるためのデータ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートであり、図10は、利用者側端末装置3においてデジタルコンテンツ配信サーバ装置1から前半部分データ等を受信し表示する処理であるコンテンツ表示処理のフローチャートである。
まず、図9において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、利用者側端末装置3から要求信号が有るか否かを判断し(図9のS200)、要求信号が有ると判断するまで待機する(図9のS200で「NO」)。ここで、利用者側端末装置3から送信される要求信号としては、以下に説明する前半部分表示要求信号、リンク先表示要求信号、後半部分表示要求信号だけではなく、インターネット通信プロトコルにて使用する各種の要求信号が含まれる。
このとき、図10において、利用者側端末装置3で利用者が前半部分を読もうとする際の所定の操作が利用者により実行されると(例えば、ネットワーク上のホームページにおいて、前半部分を表示するページへのリンクが表示されており、利用者によりそのリンクが押されること)、利用者側端末装置3は、前半部分表示要求信号を送信する(図10のS205)。
そして、図9において、待機しているデジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、前半部分表示要求信号を受信すると、要求信号が有りと判断し(図9のS200で「YES」)、その要求信号が前半部分表示要求信号であるか否かを判断する(図9のS210)。その要求信号が前半部分表示要求信号であると判断すると(図9のS210で「YES」)、前半部分データとリンクデータ(図4に示されたリンク32を表示させるためのデータ)から前半部分表示用データを作成し、その前半部分表示用データを利用者側端末装置3へ送信し(図9のS220)、図9のステップS200に戻り、次の要求信号を受信するまで待機する。
この後、図10において、利用者側端末装置3は、前半部分表示用データを受信し、図4に示された画面を表示する(図10のS225)。そして、利用者が後半部分を読もうとしてリンク32を押すと、利用者側端末装置3は、リンク先表示要求信号を送信する(図10のS227)。
そして、図9において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、リンク先表示要求信号を受信すると(図9のS200で「YES」、S210で「NO」)、その要求信号がリンク先表示要求信号であるか否か判断する(図9のS230)。その要求信号がリンク先表示要求信号であると判断すると(図9のS230で「YES」)、広告保存手段にて保存されている広告のデータである広告データを利用者側端末装置3に送信し(図9のS240)、図9のステップS200に戻り待機する。
この後、図10において、利用者側端末装置3は、広告データを受信し、図5(A)〜図5(C)に示されたいずれかの形態の画面を表示し(図10のS245)、広告の表示が終了するまで待機する(図10のS245で「NO」)。そして、広告の表示が終了したと判断した場合は(図10のS245で「YES」)、後半部分表示要求信号をデジタルコンテンツ配信サーバ装置1に送信する(図10のS247)(あるいは、広告表示後に表示される図示しないボタンを利用者が押すことにより、後半部分表示要求信号をデジタルコンテンツ配信サーバ装置1に送信してもよい。)。
そして、図9において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、後半部分表示要求信号を受信すると(図9のS200で「YES」、S210で「NO」、S230で「NO」)、その要求信号が後半部分表示要求信号であるか否かを判断する(図9のS250)。その要求信号が後半部分表示要求信号であると判断すると(図9のS250で「YES」)、広告表示情報記憶手段17に記憶されているデータにおいて、図9のステップS240で送信した広告の種類に応じた「広告表示回数」について「1」加算し(図9のS260)、後半部分データを利用者側端末装置3に送信し(図9のS270)、図9のステップS200に戻り待機する。なお、ステップS260の位置(すなわち、「広告表示回数」について「1」加算する位置)は、ステップS250の後(すなわち、広告の表示終了後)ではなく、ステップS240の前後(すなわち、リンク32が押された後、或いは広告の表示開始直後)でもよい。
この後、図10において、利用者側端末装置3は、後半部分データを受信し、図6に示された画面を表示する(図10のS275)。
ところで、利用者側端末装置3からの要求信号が、前半部分表示要求、リンク先表示要求、後半部分表示要求のいずれでもない場合は(図9のS200で「YES」、S210で「NO」、S230で「NO」、S250で「NO」)、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1は、一般的な処理を実行する(S280)。ステップS280の処理は、例えば、周知のサーバが実行するインターネット通信プロトコルの種類に応じた一般的な処理等であるので、具体的な説明は省略する。
図11は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1において報酬演算手段19が作成者に支払う報酬を演算する処理である報酬演算処理のフローチャートである。
まず、報酬演算手段19は、広告表示情報記憶手段17から作成者ID、表示回数のデータを読み込み(S300)、読み込んだ表示回数のデータから演算に必要な広告の種類を判断し、その広告の種類に対応した広告レートを広告レート記憶手段18から読み込む(S310)。そして、表示回数のデータと広告レートから報酬額を演算し(S320)、その演算結果を作成者IDと関連付けてデータとして記憶する(S330)。
本実施形態では、デジタルコンテンツは作成者が作成した記事のようなものについて説明したが、画面に表示させて利用するデジタルコンテンツであれば特に限定するものではない。例えば、テキスト形式の英会話レッスンや、漫画、アニメ、レシピ、英語辞書、日記、動画などでもよい。
[第2の実施形態]
図12は、本発明の第2の実施形態にかかるデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示す。本実施形態の基本構成は、第1の実施形態と同様であり、同様の箇所には同様の符号を付して説明を省略する。本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムは、例えばソフトウェア、ゲーム、音楽、動画など、端末に一旦ダウンロードして利用するデジタルコンテンツを、ネットワーク回線を介して利用者に配信するデジタルコンテンツ配信システムであって、図12に示すように、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’が、インターネット100(ネットワーク回線)を介して、複数の作成者側端末装置2と、複数の利用者側端末装置3と接続されている。作成者側端末装置2および利用者側端末装置3は、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話等の携帯端末装置である。本実施形態では、作成者側端末装置2はデジタルコンテンツを作成するパーソナルコンピュータ、利用者側端末装置3は携帯電話とする。また、本実施形態では、配信するデジタルコンテンツは英会話レッスン用の動画ファイルとして説明を行うが、デジタルコンテンツはダウンロードして利用するものであれば、特に限定されるものではない。
図13は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’の構成を示すブロック図である。デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、作成者がデジタルコンテンツを入力するための入力画面を作成者側端末装置2に表示させる入力画面作成手段10’と、作成者により作成されたデジタルコンテンツと、そのタイトル、内容などを記した説明文とを保存する記憶装置11と、記憶装置11に保存された説明文を利用者側端末装置3に表示させる説明文表示制御手段13’と、説明文表示制御手段13’によって表示された説明文の周囲に、利用者側端末装置3においてデジタルコンテンツをダウンロードさせるためのダウンロード手段(第2リンク)を表示させるためのリンク(第1リンク)を表示させるリンク表示制御手段(第1リンク表示制御手段)14と、第1リンクが利用者に押されたとき(第1リンクが押された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送されてきた場合)に利用者側端末装置3の画面に広告を表示させる広告表示制御手段15と、利用者側端末装置3において広告の表示後(その広告が表示された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送された場合)にダウンロード手段(第2リンク)を含むダウンロード用画面を利用者側端末装置3に表示させるダウンロード画面表示制御手段(第2リンク表示制御手段)16’と、広告表示制御手段15によって広告が表示された回数と、作成者とを関連付けて記憶する広告表示情報記憶手段17と、広告が1回表示された時に作成者に支払われる料金を記憶する広告レート記憶手段18と、広告レート記憶手段18に記憶された前記料金と広告表示情報記憶手段17に記憶された広告が表示された回数とから、デジタルコンテンツの作成者に支払う報酬を演算する報酬演算手段19とを備える。
図14は、入力画面作成手段10’によって作成者側端末装置2に表示された入力画面の一例である。この入力画面は、作成者が作成したデジタルコンテンツである動画ファイルを指定するファイル選択ボタン25と、デジタルコンテンツのタイトルを記入するタイトル入力欄20’と、デジタルコンテンツの内容を記入する内容入力欄26とを備える。作成者は、デジタルコンテンツのタイトルと内容を記入し、デジタルコンテンツである動画ファイルを選択した後、送信ボタン24を押す。すると、タイトルと内容、デジタルコンテンツのファイル本体がインターネット100を介して、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’に送信される。
記憶装置11は、例えばハードディスク装置などであり、入出力部(図示せず)を介してインターネット100と接続されており、作成者側端末装置2の入力画面から送信されたデジタルコンテンツの説明文(すなわち、タイトルと内容)、デジタルコンテンツである動画ファイルを保存する。
説明文表示制御手段13’は、利用者が記憶装置11からデジタルコンテンツをダウンロードするためのダウンロード手段を非表示にしながら、デジタルコンテンツの説明文を、ネットワーク回線を介して利用者側端末装置3に表示させる。
図15は、利用者側端末装置3の画面の一例である。図15では、説明文表示制御手段13’によって、利用者側端末装置3の画面には、デジタルコンテンツのタイトル30’と、内容31’が表示され、デジタルコンテンツをダウンロードするためのダウンロード手段は表示されていない。この状態では、利用者は、デジタルコンテンツのタイトルと内容である説明文のみを読むことが出来る。
リンク表示制御手段14は、説明文表示制御手段13’によって表示されたデジタルコンテンツの説明文の周囲、例えば内容31’の下に、ダウンロード手段を表示させるためのリンク32’を表示させる。図15では、リンク32’は、“ダウンロード画面にいく”という文字列であるが、これに限定されるものではない。また、実施形態1と同様に、リンク表示制御手段14は、リンク32’の周囲に広告の表示時間36を表示するのが好ましい。
リンク32’が利用者に押されると、図16(A)に示すように、広告表示制御手段15により、利用者側端末装置3の画面に広告33が表示される。広告33は、図示しない広告保存手段に保存されている。広告33は、図とテキストの組み合わせや、あるいは動画広告などが好ましい。
なお、図16(A)では利用者側端末装置3の画面にデジタルコンテンツのタイトル30’と広告33とが表示されているが、第1の実施形態と同様に、広告33は、利用者側端末装置3の画面全体の面積のうち5割以上を占めるように表示されるのが好ましい。あるいは、図16(B)に示すように、画面の全面に広告33が表示されるのも好ましい。また、広告が動画の場合は、図16(C)に示すように、広告33の周囲に、広告の残り表示時間34を表示するのが好ましい。
広告が表示された際、広告が表示された回数と、作成者とが、広告表示情報記憶手段17に互いに関連付けられて記憶される。記憶の仕方は、例えばデータベースに、作成者のユーザIDと表示回数とを記憶するようにしてもよく、あるいは作成者の識別子と広告が表示されたことを示す諸情報をログとして残すようにしてもよく、作成者と広告の表示回数とがわかる方法であれば、特定の方法に限定されるものではない。
広告の表示が終了すると、図17に示すように、ダウンロード画面表示制御手段16’によって、利用者側端末装置3の画面に、記憶装置11からデジタルコンテンツをダウンロードするためのダウンロード手段(図17ではダウンロード用のリンク)35’が表示される。これにより、利用者はダウンロード手段35’を押して、このデジタルコンテンツをダウンロードし、ダウンロードしたデジタルコンテンツを視聴することが出来る。なお、広告が表示されている図16(A)〜16(C)のような画面から、図17の画面に遷移するタイミングは、広告表示の終了後自動的に画面が遷移するようにしてもよいし、利用者が図示しないリンクをクリックすることによって画面が遷移してもよい。また、広告と同じ画面に、ダウンロード手段35’を表示させてもよい。
広告レート記憶手段18は、広告が1回表示された時に作成者に支払われる料金、すなわち広告レートを記憶している。広告レートは、作成者によって変化させてもよいし、全ての作成者で同額でもよい。
報酬演算手段19は、広告レート記憶手段18に記憶された広告レートと広告表示情報記憶手段17に記憶された広告が表示された回数とから、作成者に支払う報酬を演算する。例えば、広告レートが1円(すなわち、広告が1回表示される度に1円が作成者に支払われる)で、広告が1000回表示された場合、報酬演算手段19は、1円×1000回=1000円のように、報酬を演算する。
以上のように、本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムは、デジタルコンテンツの作成者は、利用者に課金しなくても、デジタルコンテンツをダウンロードする前に表示された広告によって広告収入を得ることができる。また、利用者は、広告を見るだけで、無料でデジタルコンテンツを利用することができる。
また、広告が表示された回数と、作成者とが関連付けられて記憶されているので、広告の表示によって得られる広告収入を、各デジタルコンテンツのダウンロード回数に応じて、作成者に支払うことが可能となり、作成者は、自分のデジタルコンテンツのダウンロード数に応じた適正な収入を得ることが出来る。
なお、上述のデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’の構成において、入力画面作成手段10’は作成者側端末装置2に入力画面を表示させていると説明したが、これは、例えば、入力画面作成手段10’が作成者側端末装置2において入力画面が表示されるように構成されたデータを作成者側端末装置2へと伝送し、作成者が作成者側端末装置2を操作することによって、このデータを作成者側端末装置2が画面に出力する、という周知の技術によって実現することができる。また、説明文表示制御手段13’、リンク表示制御手段14、広告表示制御手段15、およびダウンロード画面表示制御手段16’において利用者側端末装置3に各種表示内容を表示させる旨を説明したが、これらも上述の入力画面作成手段10と略同様の技術により実現することができる。
次に、本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムの動作、すなわち本実施形態のデジタルコンテンツ配信方法について、図18〜図22を用いて説明する。
図18(A)は、作成者側端末装置2において作成されたデジタルコンテンツのデータをデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’に送信する処理であるコンテンツ送信処理のフローチャートであり、図19は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’において作成者側端末装置2から送信されたデジタルコンテンツのデータを保存する処理であるコンテンツ保存処理のフローチャートである。
図18(A)において、まず、作成者側端末装置2は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’の入力画面作成手段10より入力画面のデータを受信し、図14に示された画面を出力する(S400)。そして、作成者はデジタルコンテンツを作成すると、入力画面を利用してそのデジタルコンテンツの内容を記した説明文のデータである説明文データおよびデジタルコンテンツのデータであるコンテンツデータをデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’に送信する(S405)。
次に、図19において、まず、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、作成者側端末装置2から説明文データおよびコンテンツデータの送信が有るか否かを判断し(S410)、送信有りと判断するまで待機する(S410で「NO」)。そして、説明文データおよびコンテンツデータの送信有りと判断した場合は(S410で「YES」)、説明文データおよびコンテンツデータを受信し、記憶装置11に保存する(S420)。次に、広告表示情報記憶手段17は、作成者の各人に固有の作成者IDに、広告表示回数を関連付けたデータとして記憶する(S430)。
ここで、広告表示情報記憶手段17が記憶するデータとしては、例えば、図18(B)に示すようなデータテーブルがある。図18(B)において、広告A表示回数とは、所定の期間に広告Aを表示した回数であり、広告B表示回数および広告C表示回数についても同様のものである。つまり、広告表示情報記憶手段17は、広告の種類毎に表示した回数を作成者IDに関連付けたデータとして記憶している。
図20および図21は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’において利用者側端末装置3に広告データ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートであり、図22は、利用者側端末装置3においてデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’からコンテンツデータをダウンロードする処理であるコンテンツダウンロード処理のフローチャートである。
まず、図20において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、利用者側端末装置3から要求信号が有るか否かを判断し(図20のS500)、要求信号が有ると判断するまで待機する(図20のS500で「NO」)。ここで、利用者側端末装置3から送信される要求信号としては、以下に説明する説明文表示要求信号、リンク先表示要求信号、ダウンロード用画面表示要求信号、ダウンロード要求信号だけではなく、インターネット通信プロトコルにて使用する各種の要求信号が含まれる。
このとき、図22において、利用者が説明文を読もうとする際の所定の操作が利用者により実行されると(例えば、ネットワーク上のホームページにおいて、説明文を表示するページへのリンクが表示されており、利用者によりそのリンクが押されること)、利用者側端末装置3は、説明文表示要求信号を送信する(図22のS505)。
そして、図20において、待機しているデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、説明文表示要求信号を受信すると、要求信号有りと判断し(図20のS500で「YES」)、その要求信号が説明文表示要求信号であるか否かを判断する(図20のS510)。その要求信号が説明文表示要求信号であると判断すると(図20のS510で「YES」)、説明文データとリンクデータ(図15に示されたリンク32’を表示させるためのデータ)から説明文表示用データを作成し、その説明文表示用データを利用者側端末装置3へ送信し(図20のS520)、図20のステップS500に戻り、次の要求信号を受信するまで待機する。
この後、図22において、利用者側端末装置3は、説明文表示用データを受信し、図15に示した画面を表示する(図22のS525)。そして、利用者がデジタルコンテンツをダウンロードしようとしてリンク32’を押すと、利用者側端末装置3は、リンク先表示要求信号を送信する(図22のS527)。
そして、図20において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、リンク先表示要求信号を受信すると(図20のS500で「YES」、S510で「NO」)、その要求信号がリンク先表示要求信号であるか否か判断する(図20のS530)。その要求信号がリンク先表示要求信号であると判断すると(図20のS530で「YES」)、広告保存手段にて保存されている広告のデータである広告データを利用者側端末装置3に送信し(図20のS540)、図20のステップS500に戻り待機する。
この後、図22において、利用者側端末装置3は、広告データを受信し、図16(A)〜(C)に示されたように広告を画面に表示し(図22のS543)、広告の表示が終了するまで待機する(図22のS545で「NO」)。そして、広告の表示が終了したと判断した場合は(図22のS545で「YES」)、ダウンロード用画面表示要求信号をデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’に送信する(図22のS547)(あるいは、広告表示後に表示される図示しないボタンを利用者が押すことにより、後半部分表示要求信号をデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’に送信してもよい。)。
そして、図20および図21において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、ダウンロード用画面表示要求信号を受信すると(図20のS500で「YES」、S510で「NO」、S530で「NO」)、その要求信号がダウンロード用画面表示要求信号であるか否かを判断する(図21のS550)。その要求信号がダウンロード用画面表示要求信号であると判断すると(図21のS550で「YES」)、広告表示情報記憶手段17に記憶されているデータにおいて、図20のステップS540で送信した広告の種類に応じた「広告表示回数」について「1」加算し(図21のS560)、ダウンロード用画面データ(図17に示されたダウンロード用のリンクであるダウンロード手段35’を表示させるためのデータである)から作成されたダウンロード用画面データを利用者側端末装置3に送信し(図21のS570)、図20のステップS500に戻り待機する。なお、ステップS560の位置(すなわち、「広告表示回数」について「1」加算する位置)は、ステップS550の後(すなわち、広告の表示終了後)ではなく、ステップS540の前後(すなわち、リンク32’が押された後、或いは広告の表示開始直後)でもよい。この後、図22において、利用者側端末装置3は、ダウンロード用画面データを受信し、図17に示されたダウンロード用画面を表示する(図22のS573)。そして、利用者がデジタルコンテンツをダウンロードしようとしてダウンロード手段35’を押すと、利用者側端末装置3は、ダウンロード要求信号を送信する(図22のS575)。
そして、図20および図21において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、ダウンロード要求信号を受信すると(図20のS500で「YES」、S510で「NO」、S530で「NO」、図21のS550で「NO」)、その要求信号がダウンロード要求信号であるか否かを判断する(図21のS580)。その要求信号がダウンロード要求信号であると判断すると(図21のS580で「YES」)、デジタルコンテンツのデータであるコンテンツデータを利用者側端末装置3に送信する(図21のS590)。
この後、図22において、利用者側端末装置3は、コンテンツデータを受信する(図22のS595)。
ところで、利用者側端末装置3からの要求信号が、説明文表示要求信号、リンク先表示要求信号、ダウンロード用画面表示要求信号、およびダウンロード要求信号のいずれでもない場合は(図20のS500で「YES」、S510で「NO」、S530で「NO」、図22のS550で「NO」、S580で「NO」)、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’は、第1の実施形態と同様の一般的な処理を実行する(S600)。
なお、本実施形態においても、報酬演算手段19は、第1の実施形態と同様に報酬演算処理を実行するが、その処理は、図11に示した処理と同様のものであるため、説明を省略する。
なお、本実施形態では、デジタルコンテンツとして英会話レッスン用の動画ファイルを例に挙げたため、利用者側の端末装置の初期画面では、デジタルコンテンツのタイトルとその内容が表示されたが、例えばゲームなどのデジタルコンテンツであれば、ゲームのタイトルと、ゲームの説明文を表示するようにすればよく、ダウンロードして読む小説であれば、小説のタイトルとあらすじなどを表示すればよい。
[第3の実施形態]
図23は、本発明の第3の実施形態にかかるデジタルコンテンツ配信システムの全体構成を示す。本実施形態の基本構成は、第1の実施形態、第2の実施形態と同様であり、同様の箇所には同様の符号を付して説明を省略する。本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムは、ライブカメラ2’の映像をネットワーク回線を介して利用者に配信するデジタルコンテンツ配信システムであって、図23に示すように、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’が、インターネット100(ネットワーク回線)を介して、ライブカメラ2’と、複数の利用者側端末装置3とに接続されている。利用者側端末装置3は、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話等の携帯端末装置である。このデジタルコンテンツ配信システムは、ライブカメラ2’の閲覧によって得られた広告収入を所定の募金先に募金するために設けられている。
図24は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’の構成を示すブロック図である。デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’は、ライブカメラ2’の内容を記した説明文を保存する記憶装置(記憶手段)11’’と、記憶装置11’’に保存された説明文を利用者側端末装置3に表示させる説明文表示制御手段13’’と、説明文表示制御手段13’’によって表示された説明文の周囲に、ライブカメラ2’の映像を利用者側端末装置3に表示させるためのリンクを表示させるリンク表示制御手段14と、リンクが利用者に押されたとき(そのリンクが押された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送されてきた場合)に利用者側端末装置3の画面に広告を表示させる広告表示制御手段15と、利用者側端末装置3において広告の表示後(その広告が表示された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送された場合)にライブカメラ2’の映像を利用者側端末装置3に表示させるデジタルコンテンツ表示制御手段16と、広告表示制御手段15による広告表示によって得られた広告収入を所定の募金先に募金するために、広告表示制御手段15による広告表示が実行された回数を示す情報を記憶する広告表示情報記憶手段17’’と、広告が1回表示された時に所定の募金先に募金する金額を記憶する広告レート記憶手段18’’と、広告レート記憶手段18’’に記憶された前記料金と広告表示情報記憶手段17’’に記憶された広告が表示された回数とから、所定の募金先に募金する金額を演算する募金額演算手段50とを備える。
記憶装置11’’は、例えばハードディスク装置などであり、記憶装置11’’に記憶された説明文は、ライブカメラ2’の映像の内容はもちろん、ライブカメラ2’の映像が表示される前に広告が表示される旨や、広告収入は募金先に募金される旨を記載しておく。
図25は、利用者側端末装置3に表示された画面の一例である。図25では、説明文表示制御手段13’’によって、利用者側端末装置3の画面には、ライブカメラ2’の映像の説明文30’’、広告収入が募金先に募金される旨の連絡文31’’のみが表示され、ライブカメラ2’の映像は表示されていない。
リンク表示制御手段14は、図25では、“ライブカメラを見る”という文字列からなるリンク32’’を表示させている。リンク32’’はこれに限定されるものではなく、ボタンリンクや図形のリンクなどでもよい。
第1の実施形態と同様に、リンク表示制御手段14は、リンク32’’の周囲に広告の表示時間36を表示するのが好ましい。
リンク32’’が利用者に押されると、第2の実施形態の図16(A)〜16(C)に示すように、広告表示制御手段15により、利用者側端末装置3の画面に広告33が表示される。図16(C)に示すように、広告33の周囲に、広告の残り表示時間34を表示するのが好ましい。
広告が表示された際、広告が表示された回数が、広告表示情報記憶手段17に記憶される。記憶の仕方は、例えばデータベースに、表示回数を記憶するようにしてもよく、あるいは広告が表示されたことを示す諸情報をログとして残すようにしてもよく、広告の表示回数とがわかる方法であれば、特定の方法に限定されるものではない。また、広告主が複数いる場合は、広告の表示回数と共に、どこの広告主の広告が表示されたかも記憶しておく。
広告の表示終了後、図26に示すように、デジタルコンテンツ表示制御手段16によって、ライブカメラ2’の映像35’’が表示される。これにより、利用者は所望のライブカメラ2’の映像を見ることが出来る。
なお、図26では、広告の表示終了後に広告画面から画面を切り替えて、ライブカメラ2’の映像を表示させているが、広告と同じ画面に、ライブカメラ2’の映像を表示させてもよい。
また、広告が表示されている図16(A)〜16(C)のような画面から、図26の画面に遷移するタイミングは、広告表示の終了後に自動的に画面が遷移するようにしてもよいし、利用者が広告表示終了後に表示される図示しないリンクをクリックすることによって画面が遷移してもよい。また、複数のライブカメラの映像を利用者に閲覧可能にする場合などは、広告終了後に直接図26の画面に遷移させるのではなく、一旦別のページに遷移させ、その別ページから利用者が所望のライブカメラの映像を選んで図示しないリンクをクリックした後に、図26の画面に遷移するようにしてもよい。また、ライブカメラ閲覧用ソフトウェアの問題で図26の画面に遷移してもライブカメラの映像がすぐに表示されない事態や、ライブカメラの同時接続数制限の問題で図26の画面に遷移してもライブカメラの映像が表示されない事態を避けるためにも、広告終了後は、一旦別のページに遷移させるのが好ましい。これらのことからわかるように、デジタルコンテンツ表示制御手段16は、広告が表示された後は、利用者側端末装置においてライブカメラの映像が閲覧可能となるようにすればよいのである。
広告レート記憶手段18’’は、広告が1回表示された時に募金先に募金する金額(広告レート)を記憶している。広告レートは、広告主によって変化させてもよいし、全ての広告主で同額でもよい。また、所定の募金先の情報についても記憶されていてもよい。
募金額演算手段50は、広告レート記憶手段18’’に記憶された広告レートと広告表示情報記憶手段17に記憶された広告が表示された回数とから、所定の募金先に募金する金額を演算する。例えば、広告レートが1円(すなわち、広告が1回表示される度に1円を募金する)で、広告が1000回表示された場合、募金額演算手段50は、1円×1000回=1000円のように、募金額を演算する。広告主が複数いる場合は、各広告主ごとに募金額を演算する。演算された募金額は各広告主に通知され、各広告主は演算された募金額を所定の募金先に募金する。
本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムは、ライブカメラの映像を視聴する前に利用者に強制的に広告を見させることで、広告収入を得ることができる。また、この広告収入を募金に活用することで、ライブカメラを用いた募金システムを実現できる。利用者は広告を見るだけで無料でライブカメラの映像を視聴することができると共に、所定の募金先に募金ができ、社会貢献性が高い。
なお、本実施形態では、デジタルコンテンツとしてライブカメラの映像を例に挙げたが、本実施形態のデジタルコンテンツはライブカメラの映像に限定されるものではなく、デジタルコンテンツがデジタルコンテンツサーバ装置1’’以外のところから提供(配信)されるものであれば適用可能である。
なお、上述のデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’の構成において、説明文表示制御手段13’’は利用者側端末装置3に図25に示された画面を表示させていると説明したが、これは、例えば、説明文表示制御手段13’’が利用者側端末装置3においてこの画面が表示されるように構成されたデータを利用者側端末装置3へと伝送し、利用者が利用者側端末装置3を操作することによって、このデータを利用者側端末装置3が画面に出力する、という周知の技術によって実現することができる。また、リンク表示制御手段14、広告表示制御手段15、およびデジタルコンテンツ表示制御手段16において利用者側端末装置3に各種表示内容を表示させる旨を説明したが、これらも上述の説明文表示制御手段13’’と略同様の技術により実現することができる。
また、上述の第1〜第3の実施形態において、広告表示情報記憶手段17または17’’は、広告表示制御手段15によって広告が表示された回数を記憶する旨を説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、広告表示情報記憶手段17または17’は、広告が表示された回数のみではなく、広告が表示された時刻、および広告が表示された利用者側端末装置3の所在地等をも示す情報を含んだログを記憶するものとしてもよい。こうすれば、サーバ装置は、このログから、広告が表示された回数を算出することができるだけでなく、そのデジタルコンテンツ等が視聴された時間帯、および視聴された場所等をも記憶することができる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態に係るデジタルコンテンツ配信システムの全体構成は、基本的な部分は、図1に示す第1の実施形態と略同様であり、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’が、インターネット100(ネットワーク回線)を介して、複数の作成者側端末装置2と、複数の利用者側端末装置3と接続されている。また、図示は省略してあるが、本実施形態の場合、利用者側端末装置3は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’の管理者とは異なる第三者によって管理されるサーバ(以下、「第三者サーバ装置」と称する。)との通信も行う。この第三者サーバ装置は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’とは別のサーバで、インターネット100に接続されており、利用者側端末装置3からの要求に応じて、商品の広告ページや企業のホームページ等のwebページを配信する機能を備えている。
なお、以下に記載する本実施形態の説明において、第1の実施形態と同様の手段等には同様の符号を付して説明を省略する。また、本実施形態では、配信するデジタルコンテンツは作成者により作成されたブログとして説明を行うが、特に限定されるものではない。また、作成者側端末装置2および利用者側端末装置3の数は、特に限定するものではない。また、作成者側端末装置2および利用者側端末装置3は、例えばパーソナルコンピュータや、携帯電話等の携帯端末装置である。本実施形態では、利用者側端末装置3は、パーソナルコンピュータとする。
図27は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’の構成を示すブロック図である。デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、記憶装置(記憶手段)11、デジタルコンテンツ分割手段12、分割表示制御手段(第1表示制御手段)13、リンク表示制御手段14’’’、広告表示制御手段15、デジタルコンテンツ表示制御手段(第2表示制御手段)16、クリック情報記憶手段17’’’、クリックレート記憶手段18’’’、および報酬演算手段19を備える。
広告表示制御手段15は、利用者側端末装置3において、非表示コンテンツを表示させるためのリンクが利用者に押されたとき(そのリンクが押された旨を示す情報が利用者側端末装置3から伝送されてきた場合)、第三者サーバ装置から配信されるwebページ(詳しくは後述)を表示させるためのリンク(以下、「第三者サーバ接続用リンク」と称する。)を含む広告を、利用者側端末装置3の画面に表示させる手段である。
クリック情報記憶手段17’’’は、利用者側端末装置3において、利用者により第三者サーバ接続用リンクが押された回数(クリック回数)と作成者とを関連付けて記憶する手段である。
クリックレート記憶手段18’’’は、利用者により第三者サーバ接続用リンクが1回押された時に作成者に支払われる料金を記憶する手段である。
報酬演算手段19は、クリックレート記憶手段18’’’に記憶された料金とクリック情報記憶手段17’’’に記憶された第三者サーバ接続用リンクが押された回数とから、作成者に支払う報酬を演算する手段である。
図28(A)は、利用者側端末装置3に表示された画面の一例である。図28(A)では、デジタルコンテンツ分割手段12によってブログ本文が本文前半と本文後半との2つに分割され、分割表示制御手段13によって、利用者側端末装置3の画面には、本文前半31’’’のみが表示され、本文後半は表示されていない。この状態では、利用者は、本文前半31’’’部分のみを読むことが出来る。
また、リンク表示制御手段14’’’は、ソフトウェアによって実現され、図28(A)に示すように、分割表示制御手段13によって表示された本文前半31’’’の下に、本文全部を表示させる前に広告33’’’を表示させるための続き表示用リンク32’’’を表示させる。なお、続き表示用リンク32’’’は、本実施形態でも、第1の実施形態と同様の“続きを見る”という文字列であるが、これに限定されるものではない。
続き表示用リンク32’’’が利用者に押されると、図28(B)に示すように、広告表示制御手段15により、利用者側端末装置3の画面に広告33’’’、第三者サーバ接続用リンク41を含む広告40、および広告33’’’の残り表示時間34’’’が表示される。広告表示制御手段15もソフトウェアによって実現される。
そして、広告33’’’の表示が終了すると、図29(A)に示すように、第三者サーバ接続用リンク41’、および全文表示リンク38が表示される。
なお、広告40は、図28(B)の時点では表示されずに、図29(A)の時点で表示されてもよい。また、広告40が図28(B)の時点で表示された場合、広告33’’’の表示は、後述する別のウィンドウが出現した場合でも、バックグラウンドで進行する。また、広告33’’’を表示させるための広告データ、および第三者サーバ接続用リンク41、41’を表示させるための第三者サーバ接続用リンクデータは、広告保存手段(図示しない)に保存、或いは外部のサーバから配信されている。広告33’’’は、テキストと図の組み合わせや、あるいは動画広告などが好ましい。また、図28(B)および図29(A)において、合計で5つ示されている第三者サーバ接続用リンク41、41’は、各々異なる者により管理されている第三者サーバのwebページに対応付けられたものである。
そして、利用者により全文表示リンク38が押されると、図29(B)に示すように、デジタルコンテンツ表示制御手段16によって、利用者側端末装置3の画面に、本文の全文35’’’が表示される。これにより、利用者は作成者が作成したブログ本文の全文を視聴することが出来る。
なお、上述では、図29(A)に示す画面で利用者により全文表示リンク38が押されると、図29(B)の画面に遷移するようにしたが、遷移するタイミングは、広告表示の終了後に自動的に画面が遷移するようにしてもよい。
次に、本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムの動作、すなわち本実施形態のデジタルコンテンツ配信方法について、図30〜図32を用いて説明する。
図30および図31は、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’において利用者側端末装置3に広告を表示させるためのデータ等を送信する処理である広告送信処理のフローチャートであり、図32は、利用者側端末装置3においてデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’から前半部分データ等を受信し表示する処理であるコンテンツ表示処理のフローチャートである。
なお、作成者側端末装置2において作成されたデジタルコンテンツのデータをデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’に送信する処理であるコンテンツ送信処理の流れは、第1の実施形態の図7(A)に示すフローチャートと同様の流れである。また、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’において作成者側端末装置2から送信されたデジタルコンテンツのデータを保存する処理であるコンテンツ保存処理の流れは、第1の実施形態の図8に示すフローチャートと同様の流れである。
まず、図30において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、利用者側端末装置3から要求信号が有るか否かを判断し(図30のS700)、要求信号が有ると判断するまで待機する(図30のS700で「NO」)。ここで、利用者側端末装置3から送信される要求信号としては、以下に説明する前半部分表示要求信号、リンク先表示要求信号、外部接続要求信号、全文表示要求信号だけではなく、インターネット通信プロトコルにて使用する各種の要求信号が含まれる。
このとき、図32において、利用者側端末装置3で利用者がブログを読もうとする際の所定の操作が利用者により実行されると(例えば、ネットワーク上のホームページにおいて、ブログ本文の前半部分を表示するページへのリンクが表示されており、利用者によりそのリンクが押されること)、利用者側端末装置3は、前半部分表示要求信号を送信する(図32のS705)。
そして、図30において、待機しているデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、前半部分表示要求信号を受信すると、要求信号が有りと判断し(図30のS700で「YES」)、その要求信号が前半部分表示要求信号であるか否かを判断する(図30のS710)。その要求信号が前半部分表示要求信号であると判断すると(図30のS710で「YES」)、前半部分データと続き表示用リンクデータ(図28(A)に示された続き表示用リンク32’’’を表示させるためのデータ)から前半部分表示用データを作成し、その前半部分表示用データを利用者側端末装置3へ送信し(図30のS720)、図30のステップS700に戻り、次の要求信号を受信するまで待機する。
この後、図32において、利用者側端末装置3は、前半部分表示用データを受信し、図28(A)に示された画面を表示する(図32のS725)。そして、利用者が後半部分を読もうとして続き表示用リンク32’’’を押すと、利用者側端末装置3は、リンク先表示要求信号を送信する(図32のS727)。
そして、図30において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、リンク先表示要求信号を受信すると(図30のS700で「YES」、S710で「NO」)、その要求信号がリンク先表示要求信号であるか否か判断する(図30のS730)。その要求信号がリンク先表示要求信号であると判断すると(図30のS730で「YES」)、広告データ、第三者サーバ接続用リンクデータ、および全文表示リンクデータ(図29(A)に示された全文表示リンク38を表示させるためのデータ)から広告表示用データを作成し、その広告表示用データを利用者側端末装置3に送信し(図30のS740)、図30のステップS700に戻り待機する。
この後、図32において、利用者側端末装置3は、広告表示用データを受信し、図28(B)および図29(A)に示された画面を表示する(図32のS743)。そして、利用者側端末装置3は、利用者により第三者サーバ接続用リンク41、41’が押されたか否かを判断し(図32のS745)、第三者サーバ接続用リンク41、41’が押された場合には(図32のS745で「YES」)、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’へ外部接続要求信号を送信する(図32のS747)。このS747によってデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’へと送信される外部接続要求信号には、第三者サーバ接続用リンク41、41’が押されたことに対応して送信された信号であることを、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’側で識別可能とするための情報が含まれている。
そして、図30および図31において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、外部接続要求信号を受信すると(図30のS700で「YES」、S710で「NO」、S730で「NO」)、その要求信号が外部接続要求信号であるか否かを判断する(図31のS750)。その要求信号が外部接続要求信号であると判断すると(図31のS750で「YES」)、クリック情報記憶手段17’’’に記憶されているデータにおける「クリック回数」について「1」加算し(図31のS760)、利用者側端末装置3に、第三者サーバ接続用リンク41、41’に対応するWebページが表示されるよう処理をおこなう(図31のS765)。その結果、利用者側端末装置3には、例えば別ウィンドウ(図示しない)が開き、第三者サーバ接続用リンク41、41’に対応するWebページが表示される。そして、S765を終えたら、図30のステップS700に戻り待機する。
利用者により第三者サーバ接続用リンク41、41’が押されない場合には、利用者側端末装置3は、図28(B)、および図29(A)に示された画面のみを表示し(図32のS745で「NO」)、全文表示リンク38が押されるまで待機している(図32のS763で「NO」)。そして、利用者により全文表示リンク38が押されると(図32のS763で「YES」)、全文表示要求信号をデジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’に送信する(図32のS767)。
そして、図30および図31において、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、全文表示要求信号を受信すると(図30のS700で「YES」、S710で「NO」、S730で「NO」、図31のS750で「NO」)、その要求信号が全文表示要求信号であるか否かを判断する(図31のS770)。その要求信号が全文表示要求信号であると判断すると(図31のS770で「YES」)、ブログの全文データを利用者側端末装置3に送信し(図31のS780)、図30のステップS700に戻り待機する。
この後、図32において、利用者側端末装置3は、全部データを受信し、図29(B)に示された画面を表示する(図32のS793)。
ところで、利用者側端末装置3からの要求信号が、前半部分表示要求、リンク先表示要求、外部接続要求、全文表示要求のいずれでもない場合は(図30のS700で「YES」、S710で「NO」、S730で「NO」、図31のS750で「NO」、S770で「NO」)、デジタルコンテンツ配信サーバ装置1’’’は、第1の実施形態と同様の一般的な処理を実行する(S800)。
なお、本実施形態においても、報酬演算手段19は、上述のように、クリックレート記憶手段18’’’に記憶された料金と、クリック情報記憶手段17’’’に記憶された「クリック回数」とから、作成者に支払う報酬を演算する。この処理は、図11に示した第1の実施形態の報酬演算処理と略同様のものであるため、説明を省略する。
以上のような、本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムも、第1の実施形態と同様の効果を奏することとなる。
なお、本実施形態では、第三者サーバ接続用リンク41’が押されたクリック数のみによって作成者に支払う報酬を演算したが、実施形態1から3のように広告の表示回数に応じた報酬と本実施形態のようなクリック数に応じた報酬とを組合せてもよい。具体的には、実施形態1から3の広告33に、本実施形態の広告33’’’に表示されたような第三者サーバ接続用リンク41’や、第三者サーバ接続用リンク41を含む広告40を表示させ、実施形態1から3でも、クリック数に応じた報酬を作成者に支払うようにしてもよい。
なお、本発明のデジタルコンテンツ配信システムおよび配信方法を利用する態様として、例えば、メールマガジンなどがある。具体的には、メールマガジンとして利用者側端末装置3に自動配信されたメールに、デジタルコンテンツのタイトルおよびデジタルコンテンツの前半部分のデータが含まれており、利用者がこのメールを開封することで、デジタルコンテンツのタイトルおよびデジタルコンテンツの前半部分を利用者側端末装置3に出力してもよい。また、メールマガジンとして利用者側端末装置3に自動配信されたメールには、デジタルコンテンツのタイトルのみの情報とそのデジタルコンテンツの前半部分等が格納されているサーバのURLのデータが含まれており、利用者側端末装置3の操作によってこのURLに基づくサーバに接続することで、利用者側端末装置3にデジタルコンテンツのタイトルおよびデジタルコンテンツの前半部分を出力してもよい。
上記のように、本発明の技術的思想に反することなしに、広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は、請求の範囲において限定した以外は、その特定の実施形態に制約されるものではない。
1,1’,1’’,1’’’・・・デジタルコンテンツ配信サーバ装置、2・・・作成者側端末装置、2’・・・ライブカメラ、3・・・利用者側端末装置、10,10’・・・入力画面作成手段、11,11’’・・・記憶装置、12・・・デジタルコンテンツ分割手段、13・・・分割表示制御手段、13’,13’’・・・説明文表示制御手段、14,14’’’・・・リンク表示制御手段、15・・・広告表示手段、16・・・全文表示手段デジタルコンテンツ表示制御手段、16’・・・ダウンロード画面表示制御手段、17,17’’,17’’’・・・広告表示情報記憶手段、18,18’’,18’’’・・・広告レート記憶手段、19・・・報酬演算手段、50・・・募金額演算手段。

Claims (3)

  1. デジタルコンテンツをサーバから受信する利用者端末であって、
    前記デジタルコンテンツの表示を要求するコンテンツ表示要求を出力する表示要求手段と、
    前記コンテンツ表示要求を取得した前記サーバから受信した広告を表示し、その広告の表示が終了すると、前記コンテンツ表示要求に対応し、かつ、前記サーバから受信した前記デジタルコンテンツへと表示を切り替えるコンテンツ表示手段と
    を備えることを特徴とする利用者端末。
  2. 前記デジタルコンテンツを表示するためのリンクを表示するリンク表示手段を備え、
    前記表示要求手段は、
    前記リンク表示手段にて表示された前記リンクが押下された場合、前記コンテンツ表示要求を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の利用者端末。
  3. 前記コンテンツ表示手段は、
    前記広告と共に前記広告の残り表示時間が表示されるように構成されたデータを前記サーバから受信し、前記残り表示時間を表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の利用者端末。
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