(本発明の一態様にかかる募金支援システムの概要)
まず、図1、図7を参照しながら、本発明の一態様にかかる募金支援システムの概要について説明する。図1は、本発明の一態様にかかる募金支援システムのシステム構成例を示し、図7は、本発明の一態様にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。
本発明の一態様にかかる募金支援システムは、図1に示すように、情報処理装置100と、募金支援サーバ200と、を有して構成する募金支援システムである。
本発明の一態様にかかる情報処理装置100は、図7に示すように、アプリケーション記憶部51と、制御部4と、を有して構成する。
アプリケーション記憶部51は、複数のアプリケーションを記憶する。
制御部4は、アプリケーションを実行する。
また、制御部4は、アプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から所定のアプリケーションを起動する場合に、募金活動が可能な募金付広告を表示部1に表示し、募金付広告の表示後に、所定のアプリケーションを起動する。また、制御部4は、表示部1に表示した募金付広告のログ情報である広告表示情報を募金支援サーバ200に送信する。
本発明の一態様にかかる情報処理装置100は、アプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から所定のアプリケーションを起動する場合に、募金活動が可能な募金付広告を表示部1に表示し、募金付広告の表示後に、所定のアプリケーションを起動している。このため、情報処理装置100にインストールされている複数のアプリケーションの中から所定のアプリケーションを使用する際に、募金活動が可能な募金付広告を表示することができる。その結果、継続的に募金活動をできるようにすることができる。また、情報処理装置100にインストールされている複数のアプリケーションの中から所定のアプリケーションを使用する際に、募金活動が可能な募金付広告を表示するため、情報処理装置100を使用するユーザに募金付広告の表示が煩わしく感じさせてしまわないようにすることができる。また、本発明の一態様にかかる情報処理装置100は、表示部1に表示した募金付広告のログ情報である広告表示情報を募金支援サーバ200に送信している。これにより、募金支援サーバ200は、情報処理装置100から受信した広告表示情報を基に、情報処理装置100の表示部1に表示した募金付広告を把握し、その募金付広告に応じた募金の処理を行うことができる。以下、添付図面を参照しながら、本発明の一態様にかかる募金支援システムについて詳細に説明する。
<募金支援システムのシステム構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の募金支援システムのシステム構成例について説明する。図1は、本実施形態の募金支援システムのシステム構成例を示す図である。
本実施形態の募金支援システムは、情報処理装置100、募金支援サーバ200、募金先端末300、企業端末400がネットワークNWを介して接続して構成している。ネットワークNWは、有線、無線を問わずあらゆる通信形態が適用可能である。募金支援システムを構成する情報処理装置100、募金支援サーバ200、募金先端末300、企業端末400の数は特に限定せず、任意の数で構成することが可能である。
情報処理装置100は、募金先に募金を行いたいユーザが使用する装置である。情報処理装置100としては、スマートフォン、タブレットPC、ノートPC、デスクトップPC等の各種装置があげられる。情報処理装置100は、アプリケーションをインストールして使用することが可能な装置であれば、あらゆる装置が適用可能である。情報処理装置100を使用する各ユーザは、情報処理装置100に様々なアプリケーションをインストールして各アプリケーションを情報処理装置100で使用することができる。
募金支援サーバ200は、情報処理装置100を使用するユーザの募金活動を支援するサーバである。募金支援サーバ200は、募金、募金の集計、募金付広告を管理する。募金付広告は、情報処理装置100を使用する各ユーザが募金活動を行うことを可能にする広告であり、情報処理装置100で募金付広告を表示することで、第三者が情報処理装置100のユーザに代わって募金先に募金を行うようにすることができる。第三者としては、募金付広告を提供する企業などがあげられる。募金支援サーバ200は、募金付広告の表示処理を実行する募金アプリケーションを記憶している。募金アプリケーションは、企業端末400の企業が提供している募金付広告を表示することで、企業がユーザに代わって募金先端末300の募金先に募金を行うようにすることを可能にするアプリケーションである。情報処理装置100は、募金支援サーバ200に記憶されている募金アプリケーションをインストールし、情報処理装置100で募金アプリケーションを実行することで、募金付広告を表示することになる。
募金先端末300は、募金先が使用する端末である。募金先端末300は、募金支援サーバ200に各種情報を送信したり、募金支援サーバ200から各種情報を受信したりする。
企業端末400は、募金付広告主の企業が使用する端末である。企業端末400は、募金支援サーバ200に各種情報を送信したり、募金支援サーバ200から各種情報を受信したりする。
<募金支援サーバ200の構成例>
次に、図2を参照しながら、本実施形態の募金支援サーバ200の構成例について説明する。図2は、本実施形態の募金支援サーバ200の構成例を示す図である。
本実施形態の募金支援サーバ200は、通信部11、制御部12、記憶部13を有して構成している。通信部11は、ネットワークNWに接続し、情報処理装置100、募金先端末300、企業端末400と通信を行う。制御部12は、募金支援サーバ200を統括して制御する。記憶部13は、各種情報を記憶する。
記憶部13は、アプリケーション記憶部131、募金先企業対応情報記憶部132、企業広告対応情報記憶部133、募金付広告ファイル記憶部134、募金情報記憶部135、募金報告情報記憶部136を有している。
アプリケーション記憶部131は、情報処理装置100にインストールしてユーザが使用する各種のアプリケーションを記憶する。本実施形態の募金支援サーバ200は、募金アプリケーションをアプリケーション記憶部131に記憶している。
募金先企業対応情報記憶部132は、図3に示すように、募金先情報と企業情報とを対応付けた募金先企業対応情報を記憶する。募金先情報は、募金先を一意に特定するための識別情報である。企業情報は、企業を一意に特定するための識別情報である。募金先企業対応情報記憶部132は、募金先情報と企業情報とを対応付けて記憶しているため、どの企業がどの募金先に募金を行うのかを特定することができる。例えば、図3では、「C社」、「D社」の企業が「A団体」の募金先に募金を行うことになる。
企業広告対応情報記憶部133は、図4に示すように、企業情報と広告情報と募金金額とを対応付けた企業広告対応情報を記憶する。広告情報は、募金付広告を一意に特定するための識別情報である。募金金額は、募金付広告を1回表示することで募金する金額である。企業広告対応情報記憶部133は、企業情報と広告情報と募金金額とを対応付けて記憶しているため、どの企業がどの募金付広告を提供しているのかを特定することができる。また、募金付広告を1回表示することでいくらの募金を行うのかを特定することができる。例えば、図4では、「C社」の企業が「Eチョコ.mov」、「Fクッキー.mov」、「Gアイス.mov」の募金付広告を提供しており、「Eチョコ.mov」の募金付広告を1回表示すると、1円の募金を行うようにすることになる。また、「Fクッキー.mov」の募金付広告を1回表示すると、2円の募金を行うようにすることになる。また、「Gアイス.mov」の募金付広告を1回表示すると、3円の募金を行うようにすることになる。
募金付広告ファイル記憶部134は、企業広告対応情報記憶部133に記憶されている広告情報に対応する募金付広告ファイルを記憶する。募金付広告ファイルは、募金付広告を表示する際に使用するデータであり、情報処理装置100は、この募金付広告ファイルを基に、募金付広告を表示することになる。
募金情報記憶部135は、募金情報を記憶する。募金情報は、図5に示すように、募金先情報、企業情報、募金金額、広告情報、広告表示回数等で構成する。これにより、どの募金先にどの企業がどの程度の募金金額を募金するかを把握することができる。また、どの募金付広告が何回表示されたのかを把握することができる。
募金報告情報記憶部136は、募金報告情報を記憶する。募金報告情報は、図6に示すように、企業情報、募金先情報、募金金額、募金した日時情報等で構成する。これにより、どの企業がどの募金先にどの程度の募金金額をいつ募金したのかを把握することができる。
<情報処理装置100の構成例>
次に、図7を参照しながら、本実施形態の情報処理装置100の構成例について説明する。図7は、本実施形態の情報処理装置100の構成例を示す図である。
本実施形態の情報処理装置100は、表示部1、入力部2、通信部3、制御部4、記憶部5を有して構成している。表示部1は、各種情報を表示する。入力部2は、各種情報を入力する。通信部3は、ネットワークNWに接続し、募金支援サーバ200と通信を行う。制御部4は、情報処理装置100を統括して制御する。記憶部5は、各種情報を記憶する。
記憶部5は、アプリケーション記憶部51、募金先企業対応情報記憶部52、企業広告対応情報記憶部53、募金付広告ファイル記憶部54、選択募金先情報記憶部55、選択アプリケーション情報記憶部56、広告表示情報記憶部57、募金報告情報記憶部58を有している。
アプリケーション記憶部51は、情報処理装置100で使用する各種のアプリケーションを記憶する。情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200のアプリケーション記憶部131に記憶されているアプリケーションをインストールしてアプリケーション記憶部51に記憶する。これにより、情報処理装置100の制御部4は、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションを実行し、アプリケーションを使用可能な状態にすることができる。アプリケーションの使用可能な状態としては、例えば、表示部1にアプリケーションの操作画面や音楽、画像等のコンテンツ画面を表示したり、音楽、画像等のコンテンツを再生したりする状態があげられる。なお、情報処理装置100で使用するアプリケーションの取得先は、募金支援サーバ200に限定せず、様々なサイトから取得してアプリケーション記憶部51に記憶することが可能である。また、情報処理装置100の出荷時に各種のアプリケーションを予めアプリケーション記憶部51に記憶させておくことも可能である。
本実施形態の情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200のアプリケーション記憶部131に記憶されている募金アプリケーションをインストールしてアプリケーション記憶部51に記憶する。これにより、情報処理装置100のユーザは、アプリケーション記憶部51に記憶された募金アプリケーションを実行して募金活動を行うことができる。
募金先企業対応情報記憶部52は、募金先情報と企業情報とを対応付けた募金先企業対応情報を記憶する。情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の募金先企業対応情報記憶部132に記憶されている募金先企業対応情報を取得し、情報処理装置100の募金先企業対応情報記憶部52に記憶する。これにより、募金先企業対応情報記憶部52は、図3に示すように、募金先情報と企業情報とを対応付けて記憶するため、どの企業がどの募金先に募金を行うのかを特定することができる。
企業広告対応情報記憶部53は、企業情報と広告情報と募金金額とを対応付けた企業広告対応情報を記憶する。情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の企業広告対応情報記憶部133に記憶されている企業広告対応情報を取得し、情報処理装置100の企業広告対応情報記憶部53に記憶する。これにより、企業広告対応情報記憶部53は、図4に示すように、企業情報と広告情報と募金金額とを対応付けて記憶するため、どの企業がどの募金付広告を提供しているのかを特定することができる。また、募金付広告を表示部1に1回表示することでいくらの募金が行われるのかを特定することができる。
募金付広告ファイル記憶部54は、募金付広告ファイルを記憶する。情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の募金付広告ファイル記憶部134に記憶されている募金付広告ファイルを取得し、情報処理装置100の募金付広告ファイル記憶部54に記憶する。情報処理装置100の制御部4は、企業広告対応情報記憶部53に記憶されている広告情報に対応する募金付広告ファイルを募金付広告ファイル記憶部54から読み出し、その読み出した募金付広告ファイルを基に、募金付広告を表示部1に表示することになる。
選択募金先情報記憶部55は、図8に示すように、募金対象の募金先の募金先情報を記憶する。情報処理装置100の制御部4は、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報を基に、募金対象の募金先を特定することになる。例えば、図8では、募金対象の募金先として、「A団体」の募金先を特定することになる。
選択アプリケーション情報記憶部56は、図9に示すように、募金付広告を表示するアプリケーションのアプリケーション情報を記憶する。情報処理装置100の制御部4は、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されたアプリケーション情報を基に、募金付広告を表示するアプリケーションを特定することになる。例えば、図9では、募金付広告を表示するアプリケーションとして、「Pゲーム」のアプリケーションを特定することになる。
広告表示情報記憶部57は、表示部1に表示した募金付広告のログ情報である広告表示情報を記憶する。広告表示情報は、例えば、図10に示すように、募金先の募金先情報、表示部1に表示した募金付広告の広告情報、表示部1に表示した募金付広告を提供する企業の企業情報、募金付広告を表示部1に表示した日時情報、その募金付広告の募金金額等があげられる。これにより、図10に示す広告表示情報を基に、募金先、表示した募金付広告、表示した募金付広告の企業、募金付広告の表示日時、募金金額等を把握することができる。また、広告表示情報記憶部57に記憶した広告表示情報の履歴を基に、情報処理装置100の表示部1に表示した各募金付広告の表示回数等を特定することもできる。表示回数は、広告表示情報記憶部57に記憶された同一の広告情報の累計数を算出することで求めることができる。また、広告表示情報記憶部57に記憶した広告表示情報の履歴を基に、どの募金先にどの程度の募金金額をどの企業が募金するのかを特定することもできる。
募金報告情報記憶部58は、募金報告情報を記憶する。情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の募金報告情報記憶部136に記憶されている募金報告情報を取得し、情報処理装置100の募金報告情報記憶部58に記憶する。これにより、募金報告情報記憶部58は、図6に示すように、企業情報、募金先情報、募金金額、日時情報等で構成する募金報告情報を記憶するため、どの企業がどの募金先にどの程度の募金金額をいつ募金したのかを把握することができる。
<募金支援システムの処理動作例>
次に、図11を参照しながら、本実施形態の募金支援システムの処理動作例について説明する。
まず、情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200のアプリケーション記憶部131に記憶された募金アプリケーションを募金支援サーバ200から取得し、情報処理装置100にインストールして情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶する(ステップS1)。
また、情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の募金先企業対応情報記憶部132に記憶された募金先企業対応情報を募金支援サーバ200から取得し、情報処理装置100の募金先企業対応情報記憶部52に記憶する。また、情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の企業広告対応情報記憶部133に記憶された企業広告対応情報を募金支援サーバ200から取得し、情報処理装置100の企業広告対応情報記憶部53に記憶する。また、情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の募金付広告ファイル記憶部134に記憶された募金付広告ファイルを募金支援サーバ200から取得し、情報処理装置100の募金付広告ファイル記憶部54に記憶する。
情報処理装置100の募金先企業対応情報記憶部52、企業広告対応情報記憶部53、募金付広告ファイル記憶部54に記憶される各種情報は、既定のタイミングで情報処理装置100の制御部4が募金支援サーバ200から募金先企業対応情報、企業広告対応情報、募金付広告ファイルの少なくとも1つを取得して更新することになる。但し、募金支援サーバ200の募金先企業対応情報記憶部132、企業広告対応情報記憶部133、募金付広告ファイル記憶部134に記憶される各種情報が更新されていない場合は、情報処理装置100の制御部4は、各種情報を募金支援サーバ200から取得する必要はない。また、既定のタイミングとしては、例えば、募金アプリケーションをインストールする時、予め決められた時間(例えば、22:00時)、予め決められた時間間隔(例えば、24時間毎)、情報処理装置100がネットワークNWに接続されて募金支援サーバ200と通信可能となった時、後述する図12に示すメニュー画面60の「募金活動終了」65を選択した時、図12に示すメニュー画面60の「募金活動開始」64を選択した時などがあげられる。また、上述した複数のタイミングを組み合わせてもよい。
情報処理装置100の制御部4は、募金アプリケーションをアプリケーション記憶部51に記憶すると、その募金アプリケーションのアイコンを表示部1に表示する。これにより、情報処理装置100を使用するユーザは、表示部1に表示された募金アプリケーションのアイコンを入力部2により選択し、募金アプリケーションを実行することになる。募金アプリケーションのアイコンを選択する方法としては、例えば、表示部1に表示された募金アプリケーションのアイコンをクリックして選択する方法、表示部1に表示された募金アプリケーションのアイコンをタップして選択する方法があげられる。但し、募金アプリケーションを実行することが可能であれば、その選択方法は特に限定せず、任意の方法で選択することが可能である。
情報処理装置100の制御部4は、募金アプリケーションのアイコンが入力部2により選択されると、募金アプリケーションを実行し、募金を開始するためのメニュー画面を表示部1に表示する。例えば、図12に示すメニュー画面60を表示部1に表示する。図12に示すメニュー画面60は、「募金先の選択」61、「募金付広告を表示するアプリケーションの選択」62、「募金報告」63、「募金活動開始」64、「募金活動終了」65の選択項目を含んで構成している。「募金先の選択」61は、募金先を選択するための募金先選択画面を表示部1に表示するための選択項目である。「募金付広告を表示するアプリケーションの選択」62は、募金付広告を表示するアプリケーションを選択するためのアプリケーション選択画面を表示部1に表示するための選択項目である。「募金報告」63は、募金結果を閲覧するための募金報告画面を表示部1に表示するための選択項目である。「募金活動開始」64は、情報処理装置100において募金活動を開始するための選択項目である。「募金活動終了」65は、情報処理装置100において募金活動を終了するための選択項目である。
情報処理装置100の制御部4は、図12に示すメニュー画面60の中から「募金先の選択」61が入力部2により選択されると、募金先を選択するための募金先選択画面を表示部1に表示する。例えば、図13に示す募金先選択画面70を表示部1に表示する。図13に示す募金先選択画面70は、情報処理装置100の募金先企業対応情報記憶部52に記憶されている募金先情報の中から募金対象の募金先情報を選択するための画面であり、募金先企業対応情報記憶部52に記憶されている募金先情報の一覧が募金先選択画面70に表示される。募金先情報は、募金先を一意に特定するための識別情報である。情報処理装置100の制御部4は、図13に示す募金先選択画面70に表示された募金先情報の一覧の中から少なくとも1つ以上の募金先情報が入力部2により選択され、決定ボタン71が入力部2により選択された場合に、その選択された募金先情報を選択募金先情報記憶部55に記憶する(ステップS2)。これにより、募金対象の募金先情報が選択募金先情報記憶部55に記憶され、募金対象の募金先が決定されることになる。
また、情報処理装置100の制御部4は、図12に示すメニュー画面60の中から「募金付広告を表示するアプリケーションの選択」62が入力部2により選択されると、募金付広告を表示するアプリケーションを選択するためのアプリケーション選択画面を表示部1に表示する。例えば、図14に示すアプリケーション選択画面72を表示部1に表示する。図14に示すアプリケーション選択画面72は、アプリケーション記憶部51に記憶された募金アプリケーション以外のアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションを選択するための画面であり、アプリケーション記憶部51に記憶されているアプリケーションを一意に特定するアプリケーション情報の一覧がアプリケーション選択画面72に表示される。アプリケーション情報は、アプリケーションを一意に特定するための識別情報である。情報処理装置100の制御部4は、図14に示すアプリケーション選択画面72に表示されたアプリケーション情報の一覧の中から少なくとも1つ以上のアプリケーション情報が入力部2により選択され、決定ボタン73が入力部2により選択された場合に、その選択されたアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶する(ステップS3)。これにより、募金付広告を表示するアプリケーションのアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶され、募金付広告を表示するアプリケーションが決定されることになる。
情報処理装置100の制御部4は、募金先情報が選択募金先情報記憶部55に記憶され、アプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されると、図12に示すメニュー画面60の「募金活動開始」64の選択項目を選択可能に表示する。これにより、情報処理装置100のユーザは、図12に示すメニュー画面60の「募金活動開始」64の選択項目を選択して募金活動を開始することができる。なお、情報処理装置100のユーザが、図12に示すメニュー画面60の「募金活動開始」64の選択項目を選択し、情報処理装置100において募金活動が開始されている状態の場合は、情報処理装置100の制御部4は、図12に示すメニュー画面60の「募金活動終了」65の選択項目を選択可能に表示する。これにより、情報処理装置100のユーザは、図12に示すメニュー画面60の「募金活動終了」65の選択項目を選択して募金活動を終了することができる。
情報処理装置100の制御部4は、図12に示すメニュー画面60の「募金活動開始」64が入力部2により選択されると、図12に示すメニュー画面60を閉じ、募金アプリケーションの監視プログラムを実行し、募金活動を開始する(ステップS4)。監視プログラムは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されている募金アプリケーション以外のアプリケーション(以下、利用アプリケーションと呼ぶ)の起動や起動指示を監視するプログラムである。利用アプリケーションは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されている募金アプリケーション以外の各種のアプリケーションであり、例えば、ゲームを行うアプリケーション、ニュースサイトにアクセスするアプリケーション、ショッピングサイトにアクセスするアプリケーション、音楽や画像等のコンテンツを再生するアプリケーション等の各種のアプリケーションがあげられる。利用アプリケーションの起動は、例えば、入力部2により利用アプリケーションの起動指示が行われた場合に開始する。利用アプリケーションの起動指示は、例えば、表示部1に表示された利用アプリケーションのアイコンを入力部2により選択して実行する操作があげられる。アイコンの選択は、クリック操作、タップ操作で選択する方法があげられる。
情報処理装置100の制御部4は、監視プログラムにより、利用アプリケーションの起動または起動指示を検知した場合に(ステップS5/Yes)、その検知した利用アプリケーションの起動を一時停止し、その検知した利用アプリケーションが、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているか否か判定する(ステップS6)。情報処理装置100の制御部4は、監視プログラムが検知した利用アプリケーションが選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されていない場合は(ステップS6/No)、検知した利用アプリケーションが募金付広告を表示することが可能なアプリケーションでないと判定する。この場合、情報処理装置100の制御部4は、利用アプリケーションの一時停止を解除し、利用アプリケーションを起動し、利用アプリケーションを使用可能な状態にする(ステップS7)。これにより、情報処理装置100のユーザは、利用アプリケーションを情報処理装置100で使用することができる。また、情報処理装置100の制御部4は、監視プログラムが検知した利用アプリケーションが選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されている場合は(ステップS6/Yes)、その検知した利用アプリケーションが募金付広告を表示することが可能なアプリケーションであると判定する。この場合、情報処理装置100の制御部4は、選択募金先情報記憶部55を参照し、選択募金先情報記憶部55に記憶されている募金先情報を基に、募金先企業対応情報記憶部52を参照し、募金先情報に対応付けられた企業情報を募金先企業対応情報記憶部52から特定する。企業情報は、企業を一意に特定するための識別情報である。そして、情報処理装置100の制御部4は、募金先企業対応情報記憶部52から特定した企業情報を基に、企業広告対応情報記憶部53を参照し、企業情報に対応付けられた広告情報の中から既定の順番で広告情報を企業広告対応情報記憶部53から読み出す。そして、情報処理装置100の制御部4は、企業広告対応情報記憶部53から読み出した広告情報を基に、募金付広告ファイル記憶部54を参照し、広告情報に対応する募金付広告ファイルを募金付広告ファイル記憶部54から読み出し、その募金付広告ファイルを基に、例えば、図15に示す広告表示画面74に募金付広告75を表示する(ステップS8)。図15に示す広告表示画面74は、募金付広告75を表示部1に表示するための画面例である。図15では、D社の「Hハイブリッドカー.mov」の募金付広告75を表示した場合を示している。また、図15では、「A団体に1円募金依頼完了」の情報を募金付広告75と共に表示した画面例を示している。募金付広告75に応じた募金金額は、企業広告対応情報記憶部53で広告情報に対応付けられた募金金額を基に決定する。図15では、D社の「Hハイブリッドカー.mov」の募金付広告75を表示しているため、図4に示すように、企業広告対応情報記憶部53で「Hハイブリッドカー.mov」の広告情報に対応付けられた「1円」の募金金額を基に決定することになる。
本実施形態では、図4に示すように、広告情報に対応付けて募金金額を企業広告対応情報記憶部53に記憶し、表示部1に表示した募金付広告に応じた募金金額を募金するようにしている。しかし、例えば、募金先企業対応情報記憶部52で企業情報に対応付けて募金金額を記憶し、表示部1に表示した募金付広告の企業に応じた募金金額を、表示部1に表示した募金付広告に応じた募金金額として募金するようにすることも可能である。また、募金先企業対応情報記憶部52で募金先情報に対応付けて募金金額を記憶し、表示部1に表示した募金付広告の企業に対応する募金先に応じた募金金額を、表示部1に表示した募金付広告に応じた募金金額として募金するようにすることも可能である。このように、募金付広告に応じた募金金額の決定方法は特に限定せず、任意の方法で決定することが可能である。
また、図15に示す「A団体に1円募金依頼完了」の情報は、募金付広告を表示部1に表示した後に、表示部1に表示するようにすることも可能である。
既定の順番で広告情報を企業広告対応情報記憶部53から読み出す方法としては、例えば、予め決められた順番で広告情報を企業広告対応情報記憶部53から読み出す方法がある。また、ランダムに広告情報を企業広告対応情報記憶部53から読み出す方法がある。但し、募金先企業対応情報記憶部52において募金先情報に対応付けられた企業情報が複数ある場合は、その募金先情報に対応付けられた各企業情報の企業の募金付広告の表示回数が均等になるようにすることが好ましい。例えば、情報処理装置100の募金先企業対応情報記憶部52に図3に示すような情報が記憶されている場合は、「A団体」の募金先情報に対して、「C社」、「D社」の2つの企業情報が対応付けられていることになる。この場合、情報処理装置100の制御部4は、「C社」、「D社」の募金付広告の表示回数が均等になるようにする。また、選択募金先情報記憶部55に記憶されている募金先情報が複数ある場合は、各募金先情報の募金先の募金回数が均等になるようにすることが好ましい。
情報処理装置100の制御部4は、図15に示す広告表示画面74を表示部1に表示した場合に、利用アプリケーションの一時停止を解除し、利用アプリケーションを起動し、利用アプリケーションを使用可能な状態にする(ステップS9)。これにより、情報処理装置100のユーザは、募金付広告を表示部1に表示した後に、その利用アプリケーションを情報処理装置100で使用することができる。
また、情報処理装置100の制御部4は、図15に示す広告表示画面74を表示部1に表示した後に、その広告表示画面74を表示した時のログ情報である広告表示情報を広告表示情報記憶部57に記憶する(ステップS10)。広告表示情報としては、例えば、募金先の募金先情報、表示部1に表示した募金付広告の広告情報、表示部1に表示した募金付広告の企業の企業情報、募金付広告を表示部1に表示した日時情報、その募金付広告の募金金額等があげられる。これにより、広告表示情報を基に、募金先、表示した募金付広告、表示した募金付広告の企業、募金付広告の表示日時、募金金額等を把握することができる。また、広告表示情報記憶部57に記憶した広告表示情報の履歴を基に、各募金付広告の表示回数等を把握することもできる。
情報処理装置100の制御部4は、既定のタイミングで、広告表示情報記憶部57に記憶された広告表示情報を通信部3からネットワークNW経由で募金支援サーバ200に送信し、表示部1に表示した募金付広告に応じた募金金額の情報を募金支援サーバ200に送信する(ステップS11)。この時、情報処理装置100の制御部4は、同じ広告表示情報を募金支援サーバ200に送信しないように、送信済みの広告表示情報に送信済みフラグを立てる。なお、既定のタイミングとしては、例えば、予め決められた時間(例えば、22:00時)、予め決められた時間間隔(例えば、24時間毎)、情報処理装置100がネットワークNWに接続されて募金支援サーバ200と通信可能となった時、図12に示すメニュー画面60の「募金活動終了」65を選択した時、図12に示すメニュー画面の「募金活動開始」64を選択した時、広告表示情報記憶部57に新たな広告表示情報が記憶された時などがあげられる。また、上述した複数のタイミングを組み合わせてもよい。
募金支援サーバ200の制御部12は、情報処理装置100から広告表示情報を受信すると、その広告表示情報を基に、募金情報記憶部135に記憶されている募金情報を更新する(ステップS12)。募金情報は、募金先情報、企業情報、募金金額、広告情報、広告表示回数等で構成し、どの募金先にどの企業がどの程度の募金金額を募金するかを把握することができる。また、どの募金付広告が何回表示されたのかを把握することができる。募金支援サーバ200の制御部12は、情報処理装置100から広告表示情報を受信すると、広告表示情報に含まれる広告情報、募金先情報、企業情報を基に、その広告情報、募金先情報、企業情報に対応付けられた広告表示回数、募金金額を更新する。これにより、情報処理装置100において募金付広告を表示した表示回数分だけ募金情報記憶部135に記憶されている広告表示回数を加算して更新することができる。また、情報処理装置100において表示された募金付広告に応じた募金金額分だけ募金情報記憶部135に記憶されている募金金額を加算して更新することができる。
募金支援サーバ200の制御部12は、既定のタイミングで、募金情報記憶部135に記憶された募金情報に含まれる企業情報を基に、その企業情報に対応する企業端末400を特定し、その特定した企業端末400に募金情報を送信する(ステップS13)。これにより、企業端末400は、募金支援サーバ200から受信した募金情報を基に、どの募金先にどの程度の募金金額を募金するかを把握することができる。また、企業端末400は、募金情報を基に、どの募金付広告が何回表示されたのかを把握することができる。企業端末400は、募金情報を基に募金先の銀行口座等に募金金額を振込処理等で募金し(ステップS14)、募金先に募金した際の情報を募金支援サーバ200に送信する(ステップS15)。これにより、募金支援サーバ200は、企業が募金先に募金したことを把握することができる。なお、企業端末400は、振込伝票のなどの募金先に募金したことを確証する証明書情報を募金支援サーバ200に送信することが好ましい。これにより、募金支援サーバ200は、企業が募金先に募金したことを確証する証明書情報を情報処理装置100のユーザに提供することもできる。募金支援サーバ200の制御部12は、募金先に募金した際の情報を企業端末400から受け付けた場合に、募金報告情報を作成し、募金報告情報記憶部136に記憶する(ステップS16)。募金報告情報は、企業情報、募金先情報、募金金額、募金した日時情報等で構成する。これにより、どの企業がどの募金先にどの程度の募金金額をいつ募金したのかを把握することができる。なお、企業から募金された際の情報を募金先の端末である募金先端末300から募金支援サーバ200に送信することも可能である。この場合は、募金支援サーバ200の制御部12は、企業から募金された際の情報を募金先端末300から受け付けた場合に、募金報告情報を作成し、募金報告情報記憶部136に記憶することになる。
情報処理装置100の制御部4は、募金支援サーバ200の募金報告情報記憶部136に記憶された募金報告情報を取得し、情報処理装置100の募金報告情報記憶部58に記憶する(ステップS17)。募金報告情報の取得タイミングは特に限定せず、任意のタイミングで募金報告情報を取得する。例えば、情報処理装置100の制御部4が広告表示情報を募金支援サーバ200に送信したタイミングで、募金報告情報を募金支援サーバ200から取得する。募金支援サーバ200から取得する募金報告情報は、情報処理装置100の選択募金先情報記憶部55に記憶されている募金先情報に対応する募金報告情報を取得する。これにより、情報処理装置100のユーザは、ユーザ自身が選択した募金先に対してどの企業がどの程度の募金金額をいつ募金したのかを把握することができる。
情報処理装置100の制御部4は、募金アプリケーションのアイコンが入力部2により選択された場合に、募金アプリケーションを実行し、図12に示すメニュー画面60を表示部1に表示する。情報処理装置100の制御部4は、図12に示すメニュー画面60の「募金報告」63の選択項目が入力部2により選択された場合に、募金報告要求を受け付けたと判断し(ステップS18/Yes)、募金報告情報記憶部58に記憶されている募金報告情報を基に、図16に示す募金報告画面76を表示部1に表示する。これにより、情報処理装置100のユーザは、いつ、どの企業が、どの募金先に対して、どの程度の募金金額を募金したのかを把握することができる。なお、図16に示す募金報告画面76の内容は、例えば、図15に示す広告表示画面74に募金付広告75と一緒に表示するようにしても良い。また、図15に示す広告表示画面74を表示部1に表示した後に表示するようにしても良い。
情報処理装置100の制御部4は、図12に示すメニュー画面60の「募金活動終了」65が入力部2により選択されると、募金アプリケーションの監視プログラムを終了する。これにより、情報処理装置100の制御部4は、募金活動を終了することになる。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から募金付広告を表示することが可能な所定のアプリケーションを入力部2により選択して実行する場合に、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告の表示後に、入力部2により選択した所定のアプリケーションを起動する。これにより、情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中で募金付広告を表示することが可能な所定のアプリケーションを使用する際に、募金付広告を表示部1に表示することができる。その結果、募金活動を継続的に行うようにすることができる。また、本実施形態の情報処理装置100は、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中で募金付広告を表示することが可能な所定のアプリケーションを使用する際に、募金付広告を表示部1に表示するため、情報処理装置100を使用するユーザに募金付広告の表示が煩わしく感じさせてしまわないようにすることができる。また、本実施形態の情報処理装置100は、表示部1に表示した募金付広告のログ情報である広告表示情報を募金支援サーバ200に送信している。これにより、募金支援サーバ200は、情報処理装置100から受信した広告表示情報を基に、情報処理装置100の表示部1に表示した募金付広告を把握し、募金付広告に応じた募金の処理を行うことができる。募金付広告に応じた募金の処理としては、例えば、図11のステップS12の募金情報の更新処理等があげられる。
また、本実施形態の情報処理装置100の記憶部5は、募金先企業対応情報記憶部52、企業広告対応情報記憶部53、募金付広告ファイル記憶部54を有し、募金先情報と募金付広告との対応関係を示す情報を記憶している。このため、情報処理装置100の制御部4は、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報を基に、募金先情報と募金付広告との対応関係を示す情報を記憶する記憶部5を参照し、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報に対応する募金付広告を特定し、該特定した募金付広告を表示部1に表示することができる。このため、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報に応じた最適な募金付広告を表示部1に表示することができる。また、情報処理装置100の制御部4は、表示部1に表示した募金付広告のログ情報である広告表示情報に、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報を含めて募金支援サーバ200に送信するため、募金支援サーバ200は、情報処理装置100から受信した広告表示情報を基に、募金付広告に応じた募金を行う募金先を把握することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、情報処理装置100の制御部4は、図11に示すように、募金アプリケーションの監視プログラムにより利用アプリケーションの起動または起動指示を検知した場合に(ステップS5/Yes)、その検知した利用アプリケーションの起動を一時停止し、その検知した利用アプリケーションが、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているか否か判定することにしている(ステップS6)。そして、利用アプリケーションが選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されている場合に(ステップS6/Yes)、募金付広告を表示することが可能なアプリケーションと判定し、募金付広告を表示部1に表示するようにしている(ステップS8)。
第2の実施形態では、情報処理装置100は、図17に示すように、アプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中で募金付広告を表示することが可能なアプリケーションに対して募金付広告を表示する処理を実行する広告表示プログラムを組み込むプログラム変更部41を有して構成する。そして、情報処理装置100の制御部4は、アプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から入力部2により選択されたアプリケーションに広告表示プログラムが組み込まれている場合に、その広告表示プログラムを実行し、募金付広告を表示部1に表示する。これにより、情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中で募金付広告を表示するアプリケーションを使用する際に、募金付広告を表示部1に表示することができる。その結果、募金活動を継続的に行うようにすることができる。また、第1の実施形態のように、選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、入力部2により選択されたアプリケーションが募金付広告を表示するアプリケーションか否かの判定を行う必要がないため、募金付広告を表示部1に表示するまでの時間を短縮したり、利用アプリケーションを起動して使用するまでの時間を短縮したりすることができる。以下、図17〜図20を参照しながら、第2の実施形態について説明する。
<情報処理装置100の構成例>
まず、図17を参照しながら、本実施形態の情報処理装置100の構成例について説明する。図17は、本実施形態の情報処理装置100の構成例を示す図である。
本実施形態の情報処理装置100は、プログラム変更部41、プログラム設定変更元情報記憶部59を有している。プログラム変更部41は、アプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中で募金付広告を表示することが可能なアプリケーションに対し募金付広告を表示する処理を実行する広告表示プログラムを組み込む。例えば、プログラム変更部41は、図18に示すように、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更してアプリケーション記憶部51に記憶する。図18では、「Pゲーム」のアプリケーションに組み込まれている実行プログラムである「P_game.exe」を、広告表示プログラムである「koukoku_hyouji.exe」に変更している。また、「Qメール」のアプリケーションに組み込まれている実行プログラムである「Q_mail.exe」を、広告表示プログラムである「koukoku_hyouji.exe」に変更している。実行プログラムとは、アプリケーションの起動指示を受け付けた場合に実行するプログラムであり、この実行プログラムを実行することで、アプリケーションを起動し、アプリケーションを情報処理装置100で使用可能な状態にすることができる。広告表示プログラムとは、募金付広告を表示部1に表示するためのプログラムであり、この広告表示プログラムを実行することで、募金付広告を表示部1に表示することができる。
プログラム設定変更元情報記憶部59は、アプリケーションに組み込まれていた実行プログラムとアプリケーション情報とを対応付けたプログラム設定変更情報を記憶する。プログラム変更部41は、アプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更した場合は、図19に示すように、アプリケーションに組み込まれていた実行プログラムをアプリケーション情報と対応付けてプログラム設定変更元情報記憶部59に記憶する。これにより、情報処理装置100の制御部4は、アプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを実行し、募金付広告を表示部1に表示した後は、プログラム設定変更元情報記憶部59に記憶されたプログラム設定変更元情報を基に、広告表示プログラムを行ったアプリケーションのアプリケーション情報に対応付けられた実行プログラムを実行し、アプリケーションを起動して情報処理装置100でアプリケーションを使用可能な状態にすることができる。また、プログラム変更部41は、プログラム設定変更元情報記憶部59に記憶されたプログラム設定変更元情報を基に、アプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを元の実行プログラムに戻すこともできる。
アプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更するタイミングとしては、例えば、図12に示すメニュー画面60から「募金活動開始」64が入力部2により選択された場合に、プログラム変更部41が選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているアプリケーション情報を特定し、その特定したアプリケーション情報を基に、アプリケーション記憶部51を参照し、その特定したアプリケーション情報に対応するアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更する。また、図14に示すアプリケーション選択画面72の中からアプリケーション情報が入力部2により選択された場合に、プログラム変更部41がその選択されたアプリケーション情報を基に、アプリケーション記憶部51を参照し、そのその選択されたアプリケーション情報に対応するアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更する。これにより、アプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更することができる。
アプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを元の実行プログラムに戻すタイミングとしては、例えば、図12に示すメニュー画面60から「募金活動終了」65が入力部2により選択された場合に、プログラム変更部41が選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているアプリケーション情報を特定し、その特定したアプリケーション情報を基に、アプリケーション記憶部51を参照し、その特定したアプリケーション情報に対応するアプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを元の実行プログラムに変更する。また、選択アプリケーション情報記憶部56からアプリケーション情報が削除された場合に、プログラム変更部41がその削除されたアプリケーション情報を基に、アプリケーション記憶部51を参照し、その削除されたアプリケーション情報に対応するアプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを元の実行プログラムに変更する。これにより、アプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを元の実行プログラムに変更することができる。
情報処理装置100の制御部4は、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを実行した場合は、第1の実施形態と同様な処理を行い、募金付広告を表示部1に表示する。具体的には、情報処理装置100の制御部4は、選択募金先情報記憶部55を参照し、選択募金先情報記憶部55に記憶されている募金先情報を基に、募金先企業対応情報記憶部52を参照し、募金先情報に対応付けられた企業情報を募金先企業対応情報記憶部52から特定する。そして、情報処理装置100の制御部4は、募金先企業対応情報記憶部52から特定した企業情報を基に、企業広告対応情報記憶部53を参照し、企業情報に対応付けられた広告情報の中から既定の順番で広告情報を企業広告対応情報記憶部53から読み出す。そして、情報処理装置100の制御部4は、企業広告対応情報記憶部53から読み出した広告情報を基に、募金付広告ファイル記憶部54を参照し、広告情報に対応する募金付広告ファイルを募金付広告ファイル記憶部54から読み出し、その広告ファイルを基に、例えば、図15に示す広告表示画面74に募金付広告75を表示する。これにより、広告表示プログラムを実行することで、第1の実施形態と同様に募金付広告を表示部1に表示することができる。
本実施形態の情報処理装置100の制御部4は、図20に示すように、利用アプリケーションが入力部2により選択された場合に(ステップS20/Yes)、その利用アプリケーションに組み込まれた実行プログラム、または、広告表示プログラムを実行する(ステップS21)。利用アプリケーションに組み込まれた実行プログラムを実行した場合は、利用アプリケーションを起動し、利用アプリケーションを使用可能な状態にすることになる(ステップS22)。また、利用アプリケーションに組み込まれた広告表示プログラムを実行した場合は、募金付広告を表示部1に表示する(ステップS23)。そして、情報処理装置100の制御部4は、募金付広告を表示部1に表示した後に、プログラム設定変更元情報記憶部59に記憶されたプログラム設定変更元情報を基に、利用アプリケーションに対応する実行プログラムを実行し、利用アプリケーションを起動し、利用アプリケーションを使用可能な状態にする(ステップS24)。例えば、図18に示す「Oゲーム」の利用アプリケーションが入力部2により選択された場合は、その「Oゲーム」の実行プログラムである「o_game.exe」を実行し、「Oゲーム」を起動し、「Oゲーム」を情報処理装置100で使用可能な状態にする。これにより、情報処理装置100のユーザは、「Oゲーム」を利用することができる。また、図18に示す「Pゲーム」の利用アプリケーションが入力部2により選択された場合は、その「Pゲーム」の広告表示プログラムである「koukoku_hyouji.exe」を実行し、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告を表示部1に表示した後に、図19に示すプログラム設定変更元情報記憶部59に記憶されたプログラム設定変更元情報を基に、「Pゲーム」の実行プログラムである「P_game.exe」を実行し、「Pゲーム」を起動し、「Pゲーム」を情報処理装置100で使用可能な状態にする。これにより、情報処理装置100のユーザは、募金付広告を表示部1に表示した後に、「Pゲーム」を利用することができる。
なお、上記実施形態では、プログラム変更部41は、図18に示すように、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更してアプリケーション記憶部51に記憶することにしている。しかし、募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更するのではなく、募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションに組み込まれている実行プログラムよりも処理の優先度を高くして広告表示プログラムを組み込むようにすることも可能である。これにより、情報処理装置100の制御部4は、利用アプリケーションを起動する場合に、広告表示プログラム→実行プログラムの順番で処理を実行するため、募金付広告を表示部1に表示した後に、利用アプリケーションを利用することができる。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更してアプリケーション記憶部51に記憶する。そして、情報処理装置100は、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションを入力部2により選択して起動する場合に、広告表示プログラムを実行して募金付広告を表示部1に表示し、その募金付広告の表示後に、実行プログラムを実行してアプリケーションを起動する。これにより、情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中で募金付広告を表示する所定のアプリケーションを使用する際に、募金付広告を表示部1に表示することができる。その結果、募金活動を継続的に行うようにすることができる。また、第1の実施形態のように、選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、入力部2により選択されたアプリケーションが募金付広告を表示するアプリケーションか否かの判定を行う必要がないため、募金付広告を表示部1に表示するまでの時間を短縮したり、利用アプリケーションを起動して使用するまでの時間を短縮したりすることができる。なお、プログラム変更部41の機能は、制御部4が行うようにすることも可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2の実施形態は、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションに組み込まれている実行プログラムを広告表示プログラムに変更してアプリケーション記憶部51に記憶する。そして、情報処理装置100は、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶された複数のアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションを入力部2により選択して起動する場合に、広告表示プログラムを実行して募金付広告を表示部1に表示し、その募金付広告の表示後に、実行プログラムを実行してアプリケーションを起動するようにしている。即ち、第2の実施形態では、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションのプログラムを書き換えるようにしている。
第3の実施形態は、情報処理装置100の表示部1は、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションのアイコンを表示する。そして、第3の実施形態の情報処理装置100は、図21に示すように、表示部1に表示されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムが格納されたリンク先である第1のリンク先情報をアイコンと対応付けて記憶することが可能なリンク先情報記憶部42と、そのリンク先情報記憶部42に記憶されている第1のリンク先情報を、募金付広告を表示する処理を実行する広告表示プログラムが格納されたリンク先である第2のリンク先情報に変更するリンク先情報変更部43と、リンク先情報記憶部42に記憶されていた第1のリンク先情報とアイコンとを対応付けたリンク先設定変更情報を記憶するリンク先設定変更元情報記憶部44と、を有して構成する。そして、情報処理装置100の制御部4は、表示部1に表示されたアイコンが入力部2により選択された場合に、リンク先情報記憶部42を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられたリンク先情報が第2のリンク先情報である場合は、第2のリンク先情報を基に、広告表示プログラムを読み出して実行し、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告の表示後に、リンク先設定変更元情報記憶部44を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を基に、入力部2により選択されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムを読み出して実行し、アプリケーションを起動する。これにより、情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中で募金付広告を表示するアプリケーションを使用する際に、募金付広告を表示部1に表示することができる。その結果、募金活動を継続的に行うようにすることができる。また、第2の実施形態のように、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションのプログラムを書き換えずに、広告表示プログラムを実行して、募金付広告を表示することができる。以下、図21〜図25を参照しながら、第3の実施形態について説明する。
<情報処理装置100の構成例>
まず、図21を参照しながら、本実施形態の情報処理装置100の構成例について説明する。図21は、本実施形態の情報処理装置100の構成例を示す図である。
本実施形態の情報処理装置100は、リンク先情報記憶部42、リンク先情報変更部43、リンク先設定変更元情報記憶部44を有している。リンク先情報記憶部42は、表示部1に表示されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムが格納されたリンク先である第1のリンク先情報をアイコンと対応付けて記憶する。リンク先情報記憶部42は、例えば、図22に示すように、アイコンと、第1のリンク先情報と、を対応付けて記憶する。図22では、「Oゲーム」のアプリケーションのアイコンと、その「Oゲーム」のアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムである「O_game.exe」が格納されたリンク先である「アプリケーション記憶部:¥Oゲーム¥O_game.exe」の第1のリンク先情報と、が対応付けて記憶されている。また、「Pゲーム」のアプリケーションのアイコンと、その「Pゲーム」のアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムである「P_game.exe」が格納されたリンク先である「アプリケーション記憶部:¥Pゲーム¥P_game.exe」の第1のリンク先情報と、が対応付けて記憶されている。「アプリケーション記憶部:¥Oゲーム¥O_game.exe」は、「Oゲーム」の実行プログラムである「O_game.exe」がアプリケーション記憶部51に記憶されていることを示している。「アプリケーション記憶部:¥Pゲーム¥P_game.exe」は、「Pゲーム」の実行プログラムである「P_game.exe」がアプリケーション記憶部51に記憶されていることを示している。
リンク先情報変更部43は、リンク先情報記憶部42に記憶されている第1のリンク先情報を、募金付広告を表示する処理を実行する広告表示プログラムが格納されたリンク先である第2のリンク先情報に変更する。リンク先情報変更部43は、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションが入力部2により選択された場合に、その入力部2により選択されたアプリケーションの情報を基に、リンク先情報記憶部42を参照し、募金付広告を表示するアプリケーションとして選択したアプリケーションのアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を第2のリンク先情報に変更する。例えば、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中から募金付広告を表示するアプリケーションとして「Pゲーム」のアプリケーションが入力部2により選択された場合は、その選択された「Pゲーム」のアプリケーションの情報を基に、リンク先情報記憶部42を参照し、図23に示すように、「Pゲーム」のアプリケーションのアイコンに対応付けられた「アプリケーション記憶部:¥Pゲーム¥P_game.exe」の第1のリンク先情報を、募金付広告を表示する処理を実行する広告表示プログラムである「koukoku_hyouji.exe」が格納されたリンク先である「アプリケーション記憶部:¥koukoku_hyouji.exe」の第2のリンク先情報に変更する。「アプリケーション記憶部:¥koukoku_hyouji.exe」は、広告表示プログラムである「koukoku_hyouji.exe」がアプリケーション記憶部51に記憶されていることを示している。
リンク先設定変更元情報記憶部44は、リンク先情報記憶部42に記憶されていた第1のリンク先情報とアイコンとを対応付けたリンク先設定変更情報を記憶する。リンク先情報変更部43は、リンク先情報記憶部42に記憶されている第1のリンク先情報を第2のリンク先情報に変更した場合は、図24に示すように、リンク先情報記憶部42に記憶されていた第1のリンク先情報をアイコンと対応付けてリンク先設定変更元情報記憶部44に記憶する。これにより、情報処理装置100の制御部4は、表示部1に表示されたアイコンが入力部2により選択された場合に、リンク先情報記憶部42を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられたリンク先情報が第2のリンク先情報である場合は、第2のリンク先情報を基に、広告表示プログラムを読み出して実行し、募金付広告を表示部1に表示し、募金付広告を表示部1に表示した後は、リンク先設定変更元情報記憶部44を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を基に、入力部2により選択されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムを読み出して実行し、アプリケーションを起動して情報処理装置100でアプリケーションを使用可能な状態にすることができる。また、リンク先情報変更部43は、リンク先設定変更元情報記憶部44に記憶されたリンク先設定変更元情報を基に、リンク先情報記憶部42に記憶された第2のリンク先情報を元の第1のリンク先情報に戻すこともできる。
リンク先情報記憶部42に記憶されている第1のリンク先情報を第2のリンク先情報に変更するタイミングとしては、例えば、図12に示すメニュー画面60から「募金活動開始」64が入力部2により選択された場合に、リンク先情報変更部43が選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているアプリケーション情報を特定し、その特定したアプリケーション情報を基に、リンク先情報記憶部42を参照し、そのアプリケーション情報のアプリケーションのアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を第2のリンク先情報に変更する。また、図14に示すアプリケーション選択画面72の中からアプリケーション情報が入力部2により選択された場合に、リンク先情報変更部43がその選択されたアプリケーション情報を基に、リンク先情報記憶部42を参照し、その選択されたアプリケーション情報のアプリケーションのアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を第2のリンク先情報に変更する。これにより、リンク先情報記憶部42に記憶されている第1のリンク先情報を第2のリンク先情報に変更することができる。
リンク先情報記憶部42に記憶された第2のリンク先情報を元の第1のリンク先情報に戻すタイミングとしては、例えば、図12に示すメニュー画面60から「募金活動終了」65が入力部2により選択された場合に、リンク先情報変更部43が選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているアプリケーション情報を特定し、その特定したアプリケーション情報を基に、リンク先情報記憶部42を参照し、そのアプリケーション情報のアプリケーションのアイコンに対応付けられた第2のリンク先情報を元の第1のリンク先情報に変更する。また、選択アプリケーション情報記憶部56からアプリケーション情報が削除された場合に、リンク先情報変更部43がその削除されたアプリケーション情報を基に、リンク先情報記憶部42を参照し、その削除されたアプリケーション情報のアプリケーションのアイコンに対応付けられた第2のリンク先情報を元の第1のリンク先情報に変更する。これにより、リンク先情報記憶部42に記憶されている第2のリンク先情報を元の第1のリンク先情報に変更することができる。
情報処理装置100の制御部4は、第2のリンク先情報を基に、広告表示プログラムを読み出して実行した場合は、第1の実施形態と同様な処理を行い、募金付広告を表示部1に表示する。具体的には、情報処理装置100の制御部4は、選択募金先情報記憶部55を参照し、選択募金先情報記憶部55に記憶されている募金先情報を基に、募金先企業対応情報記憶部52を参照し、募金先情報に対応付けられた企業情報を募金先企業対応情報記憶部52から特定する。そして、情報処理装置100の制御部4は、募金先企業対応情報記憶部52から特定した企業情報を基に、企業広告対応情報記憶部53を参照し、企業情報に対応付けられた広告情報の中から既定の順番で広告情報を企業広告対応情報記憶部53から読み出す。そして、情報処理装置100の制御部4は、企業広告対応情報記憶部53から読み出した広告情報を基に、募金付広告ファイル記憶部54を参照し、広告情報に対応する募金付広告ファイルを募金付広告ファイル記憶部54から読み出し、その広告ファイルを基に、例えば、図15に示す広告表示画面74に募金付広告75を表示する。これにより、広告表示プログラムを実行することで、第1の実施形態と同様に募金付広告を表示部1に表示することができる。
本実施形態の情報処理装置100の制御部4は、図25に示すように、表示部1に表示されたアイコンが入力部2により選択された場合に(ステップS30/Yes)、リンク先情報記憶部42を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられた第1のリン先情報、または、第2のリンク先情報を基に、プログラムを読み出して実行する(ステップS31)。第1のリンク先情報を基に、実行プログラムを読み出して実行した場合は、入力部2により選択されたアイコンのアプリケーションを起動し、そのアプリケーションを使用可能な状態にすることになる(ステップS32)。また、第2のリンク先情報を基に、広告表示プログラムを読み出して実行した場合は、募金付広告を表示部1に表示する(ステップS33)。そして、情報処理装置100の制御部4は、募金付広告を表示部1に表示した後に、リンク先設定変更元情報記憶部44を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を基に、入力部2により選択されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムを読み出して実行し、入力部2により選択されたアイコンのアプリケーションを起動し、そのアプリケーションを使用可能な状態にする(ステップS34)。例えば、図23に示す「Oゲーム」のアプリケーションのアイコンが入力部2により選択された場合は、その「Oゲーム」のアプリケーションのアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報である「アプリケーション記憶部:¥Oゲーム¥O_game.exe」を基に、「Oゲーム」の実行プログラムである「O_game.exe」を読み出して実行し、「Oゲーム」を起動し、「Oゲーム」を情報処理装置100で使用可能な状態にする。これにより、情報処理装置100のユーザは、「Oゲーム」を利用することができる。また、図23に示す「Pゲーム」のアプリケーションのアイコンが入力部2により選択された場合は、その「Pゲーム」のアプリケーションのアイコンに対応付けられた第2のリンク先情報である「アプリケーション記憶部:¥koukoku_hyouji.exe」を基に、広告表示プログラムである「koukoku_hyouji.exe」を読み出して実行し、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告を表示部1に表示した後に、図24に示すリンク先設定変更元情報記憶部44を参照し、「Pゲーム」のアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報である「アプリケーション記憶部:¥Pゲーム¥P_game.exe」を基に、「Pゲーム」の実行プログラムである「P_game.exe」を読み出して実行し、「Pゲーム」を起動し、「Pゲーム」を情報処理装置100で使用可能な状態にする。これにより、情報処理装置100のユーザは、募金付広告を表示部1に表示した後に、「Pゲーム」を利用することができる。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、表示部1に表示されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムが格納されたリンク先である第1のリンク先情報をアイコンと対応付けて記憶することが可能なリンク先情報記憶部42と、そのリンク先情報記憶部42に記憶されている第1のリンク先情報を、募金付広告を表示する処理を実行する広告表示プログラムが格納されたリンク先である第2のリンク先情報に変更するリンク先情報変更部43と、リンク先情報記憶部42に記憶されていた第1のリンク先情報とアイコンとを対応付けたリンク先設定変更情報を記憶するリンク先設定変更元情報記憶部44と、を有して構成する。そして、情報処理装置100は、表示部1に表示されたアイコンが入力部2により選択された場合に、リンク先情報記憶部42を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられたリンク先情報が第2のリンク先情報である場合は、第2のリンク先情報を基に、広告表示プログラムを読み出して実行し、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告の表示後に、リンク先設定変更元情報記憶部44を参照し、入力部2により選択されたアイコンに対応付けられた第1のリンク先情報を基に、入力部2により選択されたアイコンのアプリケーションに対応する実行プログラムを読み出して実行し、アプリケーションを起動する。これにより、情報処理装置100のユーザは、情報処理装置100のアプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションの中で募金付広告を表示するアプリケーションを使用する際に、募金付広告を表示部1に表示することができる。その結果、募金活動を継続的に行うようにすることができる。また、第2の実施形態のように、アプリケーション記憶部51に記憶されたアプリケーションのプログラムを書き換えずに、広告表示プログラムを実行して、募金付広告を表示することができる。なお、リンク先情報変更部43の機能は、制御部4が行うようにすることも可能である。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第4の実施形態は、図26に示すように、表示部1に表示された利用アプリケーションのアイコンである利用アイコン80が入力部2によりドラッグされて表示部1に表示された募金アプリケーションのアイコンである募金アイコン81上にドロップされた場合に、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告を表示部1に表示した後に、利用アイコン80の利用アプリケーションを起動する。これにより、選択アプリケーション情報記憶部56にアプリケーション情報を記憶しなくとも、募金付広告を表示部1に表示することができる。なお、図27に示すように、表示部1に表示された利用アイコン80が入力部2によりクリックまたはタップされた場合は、その利用アイコン80の利用アプリケーションを起動することになる。この場合は、募金付広告を表示部1に表示させずに、利用アプリケーションを利用することができる。
なお、選択アプリケーション情報記憶部56にアプリケーション情報を記憶する場合は、以下のような処理動作を行うことができる。まず、図26に示すように、表示部1に表示された利用アイコン80が入力部2によりドラッグされて表示部1に表示された募金アイコン81上にドロップされた場合に、選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているか否か判定する。利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されている場合は、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告を表示部1に表示した後に、利用アイコン80の利用アプリケーションを起動する。また、利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されていない場合は、利用アイコン80の利用アプリケーションを起動する。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、表示部1に表示された利用アイコン80を入力部2により選択し、表示部1に表示された募金アイコン81上に移動させた場合に、募金付広告を表示部1に表示する。これにより、表示部1に表示されたアイコンを操作するだけで、募金付広告を表示部1に表示することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第5の実施形態は、図28に示すように、表示部1に表示された募金アイコン81が入力部2によりドラッグされて表示部1に表示された利用アイコン80上にドロップされた場合に、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告を表示部1に表示した後に、利用アイコン80の利用アプリケーションを起動する。これにより、選択アプリケーション情報記憶部56にアプリケーション情報を記憶しなくとも、募金付広告を表示部1に表示することができる。なお、図27に示すように、表示部1に表示された利用アイコン80が入力部2によりクリックまたはタップされた場合は、その利用アイコン80の利用アプリケーションを起動することになる。この場合は、募金付広告を表示部1に表示させずに、利用アプリケーションを利用することができる。
なお、選択アプリケーション情報記憶部56にアプリケーション情報を記憶する場合は、以下のような処理動作を行うことができる。表示部1に表示された募金アイコン81が入力部2によりドラッグされて表示部1に表示された利用アイコン80上にドロップされた場合に、選択アプリケーション情報記憶部56を参照し、利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているか否か判定する。利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されている場合は、募金付広告を表示部1に表示する。そして、募金付広告を表示部1に表示した後に、利用アプリケーションを起動する。また、利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されていない場合は、利用アプリケーションを起動する。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、表示部1に表示された募金アイコン81を入力部2により選択し、表示部1に表示された利用アイコン80上に移動させた場合に、募金付広告を表示部1に表示する。これにより、表示部1に表示されたアイコンを操作するだけで、募金付広告を表示部1に表示することができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、募金を行う募金先の募金先情報と、募金付広告を表示するアプリケーションのアプリケーション情報と、を別々に設定し、選択募金先情報記憶部55と選択アプリケーション情報記憶部56とに別々に記憶するようにしている。そして、募金付広告を表示するアプリケーションの種類にかかわらず、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報の募金先に対して募金を行うようにしている。
第6の実施形態では、募金を行う募金先の募金先情報と、募金付広告を表示するアプリケーションのアプリケーション情報と、を対応付けて設定し、図29に示すように、アプリケーション情報と募金先情報とを対応付けて選択アプリケーション情報記憶部56に記憶するようにする。そして、募金付広告を表示するアプリケーションの種類に応じた募金先情報の募金先に募金活動を行うようにする。これにより、募金付広告を表示するアプリケーション毎に所望の募金先に募金活動を行うことができる。例えば、図29に示す情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されている場合は、「Pゲーム」のアプリケーションを使用する場合は、「A団体」の募金先に募金活動を行うことになる。また、「Qメール」のアプリケーションを使用する場合は、「B基金」の募金先に募金活動を行うことになる。なお、図29に示すように、アプリケーション情報と募金先情報とを対応付けて選択アプリケーション情報記憶部56に記憶する場合は、選択募金先情報記憶部55は不要となる。
なお、本実施形態の情報処理装置100の記憶部5は、第1の実施形態と同様に、募金先企業対応情報記憶部52、企業広告対応情報記憶部53、募金付広告ファイル記憶部54を有し、募金先情報と募金付広告との対応関係を示す情報を記憶している。このため、情報処理装置100の制御部4は、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶された募金先情報を基に、募金先情報と募金付広告との対応関係を示す情報を記憶する記憶部5を参照し、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶された募金先情報に対応する募金付広告を特定し、該特定した募金付広告を表示部1に表示することができる。このため、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶された募金先情報に応じた最適な募金付広告を表示部1に表示することができる。また、情報処理装置100の制御部4は、表示部1に表示した募金付広告のログ情報である広告表示情報に、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶された募金先情報を含めて募金支援サーバ200に送信するため、募金支援サーバ200は、情報処理装置100から受信した広告表示情報を基に、募金付広告に応じた募金を行う募金先を把握することができる。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、アプリケーション情報と募金先情報とを対応付けて選択アプリケーション情報記憶部56に記憶する。そして、募金付広告を表示するアプリケーションの種類に応じた募金先情報の募金先に募金活動を行うようにする。これにより、募金付広告を表示するアプリケーション毎に所望の募金先に募金活動を行うことができる。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、図14に示すアプリケーション選択画面72を表示部1に表示し、そのアプリケーション選択画面72に表示されたアプリケーション情報の一覧の中から少なくとも1つ以上のアプリケーション情報が入力部2により選択され、決定ボタン73が入力部2により選択された場合に、その選択されたアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶することにしている。
第7の実施形態では、図26に示すように、表示部1に表示された利用アイコン80が入力部2によりドラッグされて表示部1に表示された募金アイコン81上にドロップされた場合に、利用アイコン80のアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶する。これにより、表示部1に表示された利用アイコン80を操作するだけで、アプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶することができる。
なお、表示部1に表示された利用アイコン80を操作するだけで、アプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56から削除することも可能である。例えば、情報処理装置100の制御部4は、表示部1に表示された利用アイコン80が入力部2によりドラッグされて表示部1に表示された募金アイコン81上にドロップされた場合に、利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されているか否か判別し、選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されていない場合は、利用アイコン80のアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶する。また、利用アイコン80のアプリケーション情報が選択アプリケーション情報記憶部56に記憶されている場合は、利用アイコン80のアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56から削除する。これにより、1回目のドラッグ&ドロップ操作でアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶し、2回目のドラッグ&ドロップ操作でアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56から削除することができる。この制御を行う場合は、利用アイコン80を表示部1に表示する際の表示形式を、選択アプリケーション情報記憶部56にアプリケーション情報が記憶されている場合と記憶されていない場合とで異なるようにすることが好ましい。これにより、表示部1に表示された利用アイコン80の表示形式により、その利用アプリケーションが募金付広告を表示するアプリケーションか否かを容易に把握することができる。なお、本実施形態の方法は、上述した各実施形態に組み合わせて行うことが可能である。但し、第4、第5の実施形態に組み合わせる場合は、図12に示すメニュー画面60の「募金活動開始」64の選択項目を選択して募金活動を開始する前、または、図12に示すメニュー画面60の「募金活動終了」65の選択項目を選択して募金活動を終了した後に行うことになる。これにより、利用アイコン80のドラッグ&ドロップ操作が利用アプリケーションを起動するための操作なのか、または、利用アプリケーションのアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶するための操作なのかを区分けすることができる。
<本実施形態の募金支援システムの作用・効果>
本実施形態の募金支援システムの情報処理装置100は、表示部1に表示された利用アイコン80を入力部2により選択し、表示部1に表示された募金アイコン81上に移動させた場合に、利用アイコン80のアプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶する。これにより、表示部1に表示されたアイコンを操作するだけで、アプリケーション情報を選択アプリケーション情報記憶部56に記憶することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、募金付広告を表示部1に表示する際に、広告表示情報記憶部57に記憶された広告表示情報の履歴を基に、既定の時間(例えば、同日、24時間以内など)に募金されている場合は、募金付広告を表示部1に表示せずに、利用アプリケーションを起動して実行するようにすることも可能である。但し、選択募金先情報記憶部55に複数の募金先情報が記憶されている場合は、全ての募金先情報の募金先に募金されている場合に、募金付広告を表示部1に表示せずに、利用アプリケーションを起動して実行することになる。これにより、1つの募金先に対して1回の募金活動を行うようにすることができる。
また、募金先企業対応情報記憶部52に記憶されている募金先情報に対して複数の企業情報が対応付けられている場合は、その各企業情報の企業の募金付広告が表示部1に表示されている場合に、募金付広告を表示部1に表示せずに、利用アプリケーションを起動して実行するようにすることも可能である。これにより、1つの募金先に対して各企業が1回だけ募金活動を行うようにすることができる。
また、第1の実施形態では、募金先企業対応情報記憶部52で募金先情報に対応付けられた企業情報の企業が提供する募金付広告を表示部1に表示するようにしている。しかし、情報処理装置100のユーザの嗜好情報を特定し、その特定したユーザの嗜好情報に対応する募金付広告を表示部1に表示することも可能である。これにより、情報処理装置100のユーザの嗜好情報に適した募金付広告を表示部1に表示することができる。なお、情報処理装置100のユーザの嗜好情報は、例えば、ユーザの嗜好情報を特定するための各種情報をユーザが入力部2から入力して特定するようにしても良い。具体的には、ユーザの趣味を特定する情報(車、旅行、食、ガーデニング等の情報)を入力部2から入力する。また、ユーザの年齢を特定する情報(10代、20代、30代等の情報)を入力部2から入力する。これにより、入力部2から入力された情報を基に、ユーザの年齢と趣味とを特定することができるため、そのユーザの年齢、趣味に応じた募金付広告を表示部1に表示することができる。例えば、ユーザの趣味として車が入力され、ユーザの年齢として20代が入力された場合は、車や20代の属性に対応する車やガソリンスタンド等の属性の募金付広告を表示部1に表示することができる。また、情報処理装置100でユーザが閲覧した各コンテンツ情報の履歴情報や閲覧時間、コンテンツ情報に対するユーザ操作を基に、ユーザの嗜好情報を特定するようにしても良い。コンテンツ情報に対するユーザ操作とは、そのコンテンツ情報に対して良いコメントをしたり、そのコンテンツ情報を保存したりする操作を意味する。各コンテンツ情報の履歴情報を解析することで、どの属性のコンテンツ情報を頻繁に閲覧しているかを特定することができる。また、閲覧時間を解析することで、どの属性のコンテンツ情報を長く閲覧しているかを特定することができる。また、コンテンツ情報に対するユーザ操作を解析することで、どの属性のコンテンツ情報に対して頻繁に操作しているかを特定することができる。これにより、情報処理装置100でユーザが閲覧した各コンテンツ情報の履歴情報や閲覧時間、コンテンツ情報に対するユーザ操作を基に、ユーザの嗜好情報を特定し、そのユーザの嗜好情報に適した募金付広告を表示部1に表示することができる。
また、第1の実施形態では、募金対象の募金先を選択し、選択募金先情報記憶部55に記憶している。そして、募金先企業対応情報記憶部52を参照し、選択募金先情報記憶部55に記憶された募金先情報に対応付けられた企業情報を特定し、その企業情報が提供する募金付広告を表示部1に表示するようにしている。そして、募金付広告を提供する企業が募金先に募金を行うようにしている。しかし、企業広告対応情報記憶部53に記憶されている図4に示す企業情報の中から企業情報を入力部2により選択し、その入力部2により選択した企業情報の企業が提供する募金付広告を表示部1に表示するようにすることも可能である。そして、入力部2により選択した企業情報に募金先企業対応情報記憶部52で対応付けられている募金先情報の募金先に募金活動を行うようにすることも可能である。このように、企業を選択し、その選択した企業に対応する募金付広告を表示部1に表示し、選択した企業に対応する募金先に募金活動を行うようにすることも可能である。
また、企業広告対応情報記憶部53に記憶されている図4に示す募金金額の中から募金金額を入力部2により選択し、その入力部2により選択した募金金額に対応する募金付広告を表示部1に表示するようにすることも可能である。そして、表示部1に表示した募金付広告を提供する企業が募金先に募金を行うようにすることも可能である。なお、図4では、募金金額を広告情報に対応付けるようにしている。しかし、例えば、募金先企業対応情報記憶部52で企業情報に対応付けて募金金額を記憶し、入力部2により選択した募金金額に対応する企業情報の企業が提供する募金付広告を表示部1に表示するようにすることも可能である。また、募金先企業対応情報記憶部52で募金先情報に対応付けて募金金額を記憶し、入力部2により選択した募金金額に対応する募金先を決定し、その募金先の募金情報に対応付けて募金先企業対応情報記憶部52に記憶されている企業情報の企業が提供する募金付広告を表示部1に表示するようにすることも可能である。
また、上記実施形態では、情報処理装置100は、情報処理装置100の募金先企業対応情報記憶部52、企業広告対応情報記憶部53、募金付広告ファイル記憶部54に記憶されている各種情報を用いて募金付広告を表示部1に表示するようにしている。しかし、情報処理装置100は、募金支援サーバ200の募金先企業対応情報記憶部132、企業広告対応情報記憶部133、募金付広告ファイル記憶部134に記憶されている各種情報を用いて募金付広告を表示部1に表示することも可能である。
また、上記実施形態の募金支援システムは、募金先端末300と企業端末400とを有して構成し、募金先端末300と企業端末400との間で募金金額の支払いの遣り取りを行い、企業側が募金先に募金金額を支払う場合について説明した。しかし、本実施形態の募金支援システムは、募金先端末300と企業端末400とがなくても、募金先や企業の担当者がメール等で募金金額を人的に処理したり、募金先が用意する振込用紙を用いて企業が募金金額を支払うなどの処理を行い、企業側が募金先に募金金額を支払うようにすることも可能である。
また、上記実施形態の募金支援システムを構成する各装置における制御動作は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
プログラムの形態としては、クラウド等によるネット上のサーバからの利用もありえる。一部のプログラムのみをコンピュータに転送して利用する形態もありえる。
また、上記実施形態の募金支援システムを構成する各装置は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。