JP2013185269A - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】スポーツや競技に際して、着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力として発揮し易いものにした靴下を提供する。
【解決手段】靴下1は、少なくとも、着用者の趾骨部に相当する部分の足底側を覆う領域71と、着用者の中足骨頭部に相当する部分の足底側を覆う領域72とからなる第1領域73に配置される第1編地Pが、芯糸92に巻糸93を巻きつけたFTY91のみから編成される編目94により形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体に着用される靴下に関するものである。
従来、スポーツ用、競技用靴下として、運動機能を高めるようにした靴下が提案されている。このような靴下では、全体又は部分的に着圧力を高め、筋肉などの動きを補助することにより疲れを低減させたり、テーピング理論を応用して筋肉の動きを固定して怪我を防止することを目的とている。例えば、テーピング理論を応用した靴下として、踵から爪先に至る部分に、周方向に全周又は部分的に伸縮素材による締め付け部(テーピング加工部)を形成したものが開示されている(特許文献1、2参照)。
特開2002−069701号公報 特開2009−287140号公報
しかしながら、従来のスポーツ用、競技用靴下では、着用者の身体機能の補助や矯正をすることに重点が置かれている。このため、スポーツや競技に際して、不要な締め付け感を感じるとともに、踏ん張る力や蹴り出す力など着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力として発揮できる構造とはなっていない。
そこで、本発明の主な目的は、スポーツや競技に際して、着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力として発揮し易くした靴下を提供することにある。
本発明による靴下は、少なくとも着用者の足趾部から踵部までを覆う編地からなる靴下であって、少なくとも、着用者の趾骨部及び中足骨頭部に相当する部分の足底側を覆う第1領域に配置される編地が、芯糸に巻糸を巻きつけたカバリング糸のみから編成される編目により形成されている。
ここで、スポーツや競技に際して、着用者が有する運動能力を発揮できるようにするためには、踏ん張る力や蹴り出す力など着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換することが必要とされる。本願構成の靴下では、着用者の趾骨部及び中足骨頭部に相当する部分の足底側を覆う領域、言い換えれば、足趾部の足底側、及び足指の付根部と土踏まずとの間の盛り上がった足根小球を覆う領域である第1領域に配置される編地が、芯糸及び当該芯糸に巻きつけられた巻糸からなるカバリング糸のみから編成される編目によって形成される。このため、第1領域に形成される編地は、従来の表糸と裏糸とから編成される編目により形成される編地と比べて厚みが薄くなる。これにより、着用者の足根小球周辺による床面のグリップから足趾部による蹴り出しまでの踏ん張る力や蹴り出す力を、より地肌に近い状態で、瞬発力や推進力に変換することができる。また、本願構成の靴下では、従来の表糸と裏糸とから編成される編目により形成される編地の靴下と比較して重量が軽くなるので、着用者の身体能力が効率的に運動能力に変換される。この結果、着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力を発揮し易くすることができる。
また、本発明による靴下では、芯糸を20デニール以上100デニール以下のポリウレタン長繊維とすることができ、巻糸を単繊維径が200nm以上1000nm以下、総デニール数が20以上200以下のフィラメント糸とすることができる。
ここでいう、単繊維径とは、フィラメント糸を構成する複数のフィラメントにおける断面の直径をいう。また、ここでいう総デニール数とは、フィラメント糸を構成する1本のフィラメントのデニール数とフィラメント数との積をいう。
このような靴下では、直径が極めて小さい200nm以上1000nm以下の複数のフィラメントによって巻糸が形成されるので、当該巻糸と接触する部分(肌面又は履物)との間に大きな摩擦力が生じる。また、靴下の裏面(肌面側)と表面(肌面側とは反対側)との両方に巻糸が露出しているので、着用時に肌面と靴下との間の滑りを低減することができると共に、靴下と履物との間の滑りも低減することができる。このため、走行や歩行に際して、靴下と肌との間のグリップ力及び靴下と履物との間のグリップ力が保持され、着用者の身体能力をより効率的に運動能力に変換することができる。また、靴下を着用した際には、ずれにくくなるというメリットも提供することができる。
また、このような靴下では、芯糸に適度な弾性を有する糸が用いられるので、着用者の運動時の足の動きに追随できるフィット性が得られる。これにより、着用者の足と靴下との一体感を提供することができる。
また、本発明による靴下では、着用者の足甲側の少なくとも一部を覆う第2領域に配置される編地を、芯糸に巻糸を巻きつけたカバリング糸のみから編成される編目により形成することができる。
このような靴下では、靴下の重量をさらに軽量のものとすることができる。これにより、着用者自身が有する身体能力をより効率的に運動能力変換することができる。さらに、第2領域に配置される編地を上記構成の編地とすることにより、着用者の足甲に接触する部分の通気性を高めることができ、優れた速乾性を提供することができる。
また、本発明による靴下では、第2領域に配置される編地を形成する編目の芯糸を、20デニール以上100デニール以下のポリウレタン長繊維とすることができ、巻糸を、捲縮加工が施された20デニール以上200デニール以下のナイロン又はポリエステル長繊維とすることができる。
本願発明者らは、上記第2領域に配置される編地をカバリング糸のみから編成される編目により形成する場合、第1領域に配置される編地を形成する編目の芯糸と同程度のデニール数の芯糸を用いることで、靴下としての形状を維持しやすいことを見出した。本願構成の靴下では、第1領域と第2領域とに配置される編地を形成する編目の芯糸を同程度のデニール数としているので、靴下としての形状を維持しやすくなる。
また、本発明による靴下では、第1領域に配置される編地の足長方向における伸縮率を100%以上200%以下とすることができる。
このような靴下では、着用者の足底を覆う部分に配置される編地の運動時における伸び率が皮膚よりも大きい。これにより、ハードな競技においても編地の伸びが足の動きに追随し、物理的にも精神的にも運動を阻害することを低減することができる。
また、本発明による靴下では、第1領域に配置される編地の中敷に対する静止摩擦係数Aを0.6以上に設定し、当該編地の着用者の足底に対する静止摩擦係数Bを1.0以上に設定し、当該静止摩擦係数Aを当該静止摩擦係数Bよりも小さく設定することができる。
このような靴下では、肌面と靴下との間、また靴下と履物との間の滑りを低減することができるので、ハードな競技を行う場合であっても、グリップ力を発揮することができる。これにより、本願構成の靴下では、従来のランニング用ソックスよりも蹴り出し時の推進力を高く確保することができる。
また、本発明による靴下では、足趾部を覆う部分に、着用者の第一趾〜第五趾のそれぞれを収容する第1袋部〜第5袋部を形成することができる。
このような靴下では、第一趾〜第五趾がそれぞれ独立して動くため、接地時に広く地面を捉え、着用者の身体能力を効果的に瞬発力や推進力に換え、運動能力として発揮しやすくなる。
また、本発明による靴下では、足趾部において、着用者の足底側から爪先を跨って足甲側にまで延びる先端部分を覆う編地を、芯糸に巻糸を巻きつけたカバリング糸のみから編成される編目により形成することができる。
このような靴下では、走行や歩行に際して、最後の蹴り出し時にまで確実に、着用者からの身体能力を運動能力に変換することが可能となる。
また、本発明による靴下では、足趾部の先端部近傍を覆う編地に、補強糸を挿入することができる。
このような靴下では、走行や歩行に際して荷重や摩擦がかかる部分である、足趾部の先端部を覆う近傍部分が破損することを低減することができる。
本発明の靴下によれば、スポーツや競技に際して、着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力として発揮し易いものとすることができる。
本発明の一実施形態に係る靴下を示す底面図である。 本発明の一実施形態に係る靴下を示す平面図である。 第1編地を示す図と、第1編地の編目を編成するFTYを示す図である。 第2編地を示す図と、第2編地の編目を編成するFTYを示す図である。 本発明の一実施形態に係る靴下の作用効果を説明するための説明図である。 足の骨の部位名称及び足の表面の部位名称を説明するための説明図である。 実験例1の測定箇所を説明するための説明図である。 実験例1を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態に含まれる編地を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を付すこととする。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。また、説明中、「上」、「下」等の方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
図1は、本発明の一実施形態に係る靴下を示す底面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る靴下を示す平面図である。本実施形態の靴下1は、着用者の踝までを覆う、いわゆるアンクル丈の靴下である。靴下1は、例えば、株式会社島精機製作所製、ホールガーメント(同社登録商標)横編機を使用して編成することができる。
靴下1は、図1及び図2に示すように、着用者の足趾を覆う足趾部3と、足趾部3に連続して形成され足甲、足根小球及び土踏まずを覆う足部4と、足部4に連続して形成され踵を覆う踵部5と、踵部5に連続して形成され踝を覆うレッグ部6と、を備えている。足趾部3には、着用者の第一趾、第二趾、第三趾、第四趾、第五趾のそれぞれを収容する第1袋部31、第2袋部32、第3袋部33、第4袋部34、第5袋部35が形成されている。レッグ部6の開口端部(図1及び図2で示す右端)には、口ゴム部6aが設けられている。
図3(a)は、第1編地を示す図であり、図3(b)は、第1編地の編目を編成するFTY(FilamentTwisted Yarn)を示す図である。靴下1は、少なくとも、着用者の趾骨部B1(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域71と、着用者の中足骨頭部B2(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域72、言い換えれば、足趾部の足底M2(図5及び図6参照)、及び足指の付根部M3(図5参照)と土踏まずM4(図5及び図6参照)との間の盛り上がった足根小球M5(図5及び図6参照)を覆う領域72とからなる第1領域73に配置される編地が、芯糸92に巻糸93を巻きつけたFTY(カバリング糸)91のみから編成される編目94により形成される(以後、「第1編地P」と称す)。なお、第1編地Pについては、後段にて詳述する。
本実施形態の靴下1では、図1及び図2に示すように、足趾部3のうち着用者の趾骨部B1(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域71と、足部4のうち着用者の中足骨頭部B2(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域72とからなる第1領域73とに加え、足部4のうち着用者の土踏まず部M4(図5及び図6参照)を覆う領域74と、踵部5と同じ領域である領域75と、第1袋部31〜第5袋部35において、着用者の足底側から爪先を跨って足甲側にまで延びる先端部分31a〜35aを覆う領域81〜85と、に配置される編地が第1編地Pとなっている。
また、第1袋部31〜第5袋部35において、着用者の爪先を覆う先端跨って足甲側にまで延びる先端部分(先端部近傍)31a〜35aを覆う領域81〜85に配置される編地には、補強糸が挿入されている。補強糸としては、例えば、捲縮加工を施したナイロンやポリエステル長繊維などを用いることができる。このような構成の靴下1では、走行や歩行に際して荷重や摩擦がかかる部分である、足趾部3の先端部分31a〜35aを覆う領域81〜85の編地が破損することを低減することができる。
図4(a)は、第2編地を示す図であり、図4(b)は、第2編地の編目を編成するFTY(FilamentTwisted Yarn)を示す図である。靴下1は、少なくとも、着用者の足甲側の少なくとも一部を覆う第2領域88に配置される編地が、芯糸96に巻糸97を巻きつけたFTY(カバリング糸)95のみから編成される編目98により形成される(以後、「第2編地P」と称す)。FTY95は、芯糸96の伸縮性を保ちつつ、巻糸96により編立時のガイドとの摩擦を抑えることができる編立可能な高伸縮糸である。編地をFTY95のみで編成することにより、伸縮性の少ない紡績糸を表糸に使用する場合に比べ、高い伸縮性を確保することができる。なお、第2編地Pについては、後段にて詳述する。
本実施形態の靴下1では、図1及び図2に示すように、足趾部3のうち足甲側を覆う領域86と、足部4のうち足甲側を覆う領域87と、レッグ部6のうち足首腹側を覆う領域89と、レッグ部6のうち足首背側を覆う領域76とに配置される編地が第2編地Pとなっている。
第1編地Pについて詳細に説明する。第1編地Pは、図3(a)及び(b)に示すように、芯糸92及び当該芯糸92に巻きつけられた巻糸93からなるFTY91のみから編成される編目94により形成されている。
第1編地Pの芯糸92としては、20デニール以上100デニール以下のポリウレタン長繊維を用いることが好ましい。また、第1編地Pの巻糸93としては、単繊維径が200nm以上1000nm以下、総デニール数が20以上200以下の長繊維(フィラメント糸)を用いることが好ましい。本実施形態の靴下1では、20デニールのポリウレタン長繊維を芯糸92として用い、単繊維径が700nmのフィラメントで構成され、総デニール数が35の長繊維を巻糸93として用いた。
直径が極めて小さい200nm以上1000nm以下の複数のフィラメントによって巻糸93を形成することで、編地と接地面(肌面又は履物)との接触面積が大きくなるため、当該巻糸93と接触する着用者の肌面又は履物との間に大きな摩擦力が生じる。巻糸93は、編目94形成時に裏面(着用者の肌面側)と表面(履物側)との両方に露出しているので、着用時に肌面と靴下1との間の滑りを低減することができると共に、靴下1と履物との間の滑りも低減することができる。このため、走行や歩行に際して、靴下1と着用者の肌面との間のグリップ力及び靴下1と履物との間のグリップ力が保持され、着用者の身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換することができ、結果、運動能力として十分に発揮することができる。また、靴下1を着用した際のずれにくさというメリットも提供することもできる。
また、このような靴下1では、芯糸92に20デニール以上100デニール以下の糸が用いられるので、着用者の足の動きに追随できるフィット性を得ることもできる。これにより、着用者の足と靴下1との一体感を提供することができる。
次に、第2編地Pについて詳細に説明する。第2編地Pは、図4(a)及び(b)に示すように、芯糸96及び当該芯糸96に巻きつけられた巻糸97からなるFTY95のみから編成される編目98により形成されている。
第2編地Pの芯糸96としては、20デニール以上100デニール以下のポリウレタン長繊維を用いることが好ましい。また、第2編地Pの巻糸97としては、捲縮加工が施された20デニール以上200デニール以下のナイロン又はポリエステル長繊維を用いることが好ましい。本実施形態の靴下1では、40デニールのポリウレタン長繊維を芯糸96として用い、150デニールのポリエステル長繊維を巻糸97として用いた。
本実施形態の靴下1では、第1領域と第2領域とに配置される第1及び第2編地P,Pを形成する編目94,98の芯糸92,96を同程度のデニール数としているので、靴下1としての形状が維持されやすい。
本実施形態の靴下1では、図1に示す領域71〜領域75を覆う第1編地Pの伸縮率を100%以上200%以下となるように設定されている。このような靴下1では、運動時における上記第1編地Pの伸び率が皮膚の伸び率よりも高い。これにより、ハードな競技においても第1編地Pの伸びが足の動きに追随し、物理的にも精神的にも運動を阻害することを低減することができる。
本実施形態の靴下1では、図1に示す領域71〜領域75を覆う第1編地Pの履物の中敷に対する静止摩擦係数Aが0.6以上に設定され、第1編地Pの着用者の足底に対する静止摩擦係数Bが1.0以上に設定され、当該静止摩擦係数Aは当該静止摩擦係数Bよりも小さく設定されている。すなわち、第1編地Pと履物の中敷との間よりも、動力の発信源である足底と第1編地Pとの間の方が大きな力が働く分、足底と第1編地Pとの間に高い摩擦力が必要になるため、静止摩擦係数Aよりも静止摩擦係数Bを高い値に設定する必要がある。また、これらの値を下回ると十分な摩擦力が得られず運動能力を十分に発揮できない可能性がある。これにより、着用者の肌面と靴下1との間、又靴下1と履物との間の滑りが低減され、ハードな競技を行う場合であっても、グリップ力を発揮することができる。この結果、本実施形態の靴下1では、従来の靴下よりも蹴り出し時の推進力が高く確保される。
次に、上記第1領域に第1編地Pが配置された靴下1の作用効果について、図5及び図6を用いて説明する。スポーツや競技に際して、着用者が有する運動能力を発揮できるようにするためには、踏ん張る力や蹴り出す力など着用者自身の有する身体能力を効果的に瞬発力や推進力に変換することが必要とされることは前述したとおりである。
本実施形態の靴下1では、図5に示すように、着用者の趾骨部B1及び中足骨頭部B2に相当する部分の足底側を覆う領域71,72、言い換えれば、着用者の足趾部M1の足裏M2の領域71、及び足指の付根部M3と土踏まずM4との間の盛り上がった足根小球M5を覆う領域72である第1領域73に配置される第1編地Pが、図3(a)、(b)に示すように、芯糸92及び当該芯糸92に巻きつけられた巻糸93からなるFTY91のみから編成される編目94によって形成されている。
このため、第1領域73に形成される第1編地Pは、図9に示すような、従来の表糸101と裏糸102とから編成される編目103により形成される編地Pと比べて厚みが薄くなる。これにより、図5及び図6に示すように、足根小球M5による地面Gのグリップから足趾部の爪先M6による蹴り出しまでの踏ん張る力や蹴り出す力を、より地肌に近い状態で地面Gに伝達し、瞬発力や推進力に変換することができる。また、本実施形態の靴下1では、図9に示すような、従来の表糸101と裏糸102とから編成される編目103により形成される編地Pのみからなる靴下と比較して重量が軽くなるので、着用者の身体能力が効率的に運動能力に変換される。この結果、スポーツや競技に際して、着用者自身の有する運動能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力を発揮し易くすることができる。
次に、以下の実験例1及び実験例2を基に、上記実施形態の靴下1の作用効果を説明する。ただし、本発明は、これらの実験例1及び実験例2に示す実施例に限定されるものではない。
(実験例1)
実験例1では、上記実施形態における靴下1と従来のランニングソックスについて、運動時における皮膚の伸びと、靴下1を着用した状態で運動をした時の編地の伸びとについて、図7(a)〜(c)に示す(1)〜(8)の8箇所の測定部位についてそれぞれ計測した。なお、図7(a)〜(c)に示す(1)〜(8)の測定箇所は、それぞれ以下のとおりである。
(1)中足骨頭部に相当する部分の足底側(幅方向内側部)
(2)中足骨頭部に相当する部分の足底側(幅方向略中心部)
(3)中足骨頭部に相当する部分の足底側(幅方向外側部)
(4)踵部からレッグ部までの背側
(5)レッグ部の腹側
(6)中足骨頭部に相当する部分の足甲側(幅方向内側部)
(7)中足骨頭部に相当する部分の足甲側(幅方向略中心部)
(8)中足骨頭部に相当する部分の足甲側(幅方向外側部)
従来のランニングソックスは、表糸及び裏糸に編成された編目が構成された編地により形成されていた。表糸には、綿・アクリルからなる32番単糸の紡績糸が用いられ、裏糸には、芯糸に30デニールのポリウレタン長繊維、巻糸に75デニールのポリエステル長繊維を用いたFTYが用いられていた。また、爪先部、踵部、中足骨頭部付近を覆う領域がそれぞれパイル編みで形成されており、土踏まず付近を覆う領域にはサポート部(締め付け部)が形成しており、これ以外の部分は平編みで形成されていた。
また、上記実施形態における靴下1を構成する第1編地Pは、FTY91のみで編目94が編成されており、芯糸が20デニールのポリウレタン繊維であり、巻糸が直径700nmのフィラメントで構成された総デニール数が35の長繊維であった。また、第2編地Pは、FTY95のみから編成される編目98が編成されており、芯糸96が40デニールのポリウレタン長繊維であり、巻糸97が捲縮加工の施された50デニールのポリエステル長繊維であった。
上記実施形態における靴下1と従来のランニングソックスについて、上記(1)〜(8)のそれぞれの部位の皮膚の伸び率、部位に対応する領域の編地部分の伸び率(もとの状態から何%伸びたか)を測定した。この際、運動時における足の動きとして、図8(a)に示すような底屈と、図8(b)に示すような背屈を行った場合を想定した。なお、上記(4)踵部からレッグ部までの背側及び(5)レッグ部の腹側については、それぞれ伸びの絶対値の大きい方(すなわち(4)では底屈、(5)では背屈)との差異を計算した。これらの計算結果が以下に示す表1である。
Figure 2013185269
従来のランニングソックスでは、(1)、(2)、(3)、(6)の測定部位の伸び(伸縮率)が皮膚の伸び(伸縮率)よりも低くなることが確認された。これにより、当該部位に対応する編地の伸びが運動時における皮膚の伸びに追随せず突っ張り感を感じるとともに、編地がずり落ちるおそれがあることが分かった。
これらの結果に対し、本実施形態の靴下1では、(1)〜(8)の全ての測定部位の伸び(伸縮率)が、皮膚の伸び(伸縮率)よりも大きくなることが確認された。これにより、本実施形態の靴下1では、ハードな競技においても、すべて編地が足の動きに追随し、物理的にも精神的にも運動を阻害しないことが実証された。
(実験例2)
実験例2では、下記(A)〜(C)の靴下(以下、各サンプルと称す)について、着用者の足底を覆う部分に配置される編地の履物の中敷に対する静止摩擦係数と、当該編地の着用者の足底(足裏肌面)に対する静止摩擦係数とを測定した。具体的には、(a)株式会社アシックス製の中敷(インソール)及び(b)足裏肌面のそれぞれの上に、5cm×5cmの板に装着した各サンプル((A)〜(C))を載置し、更にそのサンプル品の上から荷重(1.73kg/25cm)を加えた。この状態で、5cm×5cmの板に装着した各サンプル((A)〜(C))を一方向に引っ張ったときの応力(最大静止摩擦力)をそれぞれ測定し、静止摩擦係数(応力/荷重)をそれぞれ算出した。応力の測定には、引張試験機(株式会社イマダ製:デジタルフォースゲージZP50N)を用いた。また、各サンプルについて10回の計測を行い、その平均値を算出した。この結果を以下の表2に示す。
(A)本実施形態の靴下1と、(B)従来のランニングソックスは、上記実験例1と実験例2とで使用したものと同一のものを使用した。(C)従来のカジュアル靴下は、表糸及び裏糸に編成された編目が構成された編地により形成されていた。表糸には、綿・アクリルからなる32番単糸の紡績糸が用いられ、裏糸には、芯糸に30デニールのポリウレタン長繊維、巻糸に75デニールのポリエステル長繊維を用いたFTYが用いられていた。従来のランニングソックスは、表糸に、綿・アクリルからなる32番単糸の紡績糸を用い、裏糸には、芯糸に30デニールのポリウレタン長繊維、巻糸に75デニールのポリエステル長繊維を用いたFTYを使用している。また、足底、足甲部全体を覆う領域が平編みで形成されていた。
(A)本実施形態の靴下1
(B)従来のランニングソックス
(C)従来のカジュアルソックス
Figure 2013185269
中敷と各サンプルとの関係について検討すると、(A)本実施形態の靴下1は、応力、静止摩擦係数ともに(B)従来のランニングソックス、(C)従来のカジュアルソックスよりも静止摩擦係数が高いことが確認できた。これにより、(A)本実施形態の靴下1が従来の(B)従来のランニングソックスや(C)従来のカジュアルソックスよりも高い滑り止め効果を有していることが分かる。
また、足裏肌面と各サンプルとの関係について検討すると、(A)本実施形態の靴下1は、応力、静止摩擦係数ともに(B)従来のランニングソックス、(C)従来のカジュアルソックスよりも高いことが確認できた。これにより、(A)本実施形態の靴下1が(B)従来のランニングソックスや(C)従来のカジュアルソックスよりも高い滑り止め効果を有していることが分かる。
以上、実験例2により、本実施形態の靴下1は、従来のランニング用ソックスや従来のカジュアルソックスよりも蹴り出し時の推進力を高く確保できることが実証された。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態の靴下1では、図1及び図2に示すように、足趾部3のうち着用者の趾骨部B1(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域71と、足部4のうち着用者の中足骨頭部B2(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域72とからなる第1領域73に加え、他の領域(領域74,領域75,先端領域81〜85)に配置される編地を第1編地Pとした例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。本願発明の一実施形態に係る靴下としては、上記領域71及び領域72に配置される編地が第1編地Pで構成されればよく、その他の領域に配置される編地の構成は問わないことは言うまでもない。
例えば、他の実施形態の靴下として、足趾部3のうち着用者の趾骨部B1(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域71と、足部4のうち着用者の中足骨頭部B2(図5及び図6参照)に相当する部分の足底側を覆う領域72のみを第1編地Pで構成し、他の領域(例えば、領域74〜76、領域81〜88)に配置される編地を、図9に示すような、着用時に着用者の肌面側に配置される表糸101と、肌面側とは反対側に配置される裏糸102とにより編成された編目103により形成される第3編地Pとしてもよい。もちろん、第1領域73以外の領域も選択的に第1編地Pを配置してもよい。
第3編地Pの編目103を編成する表糸101としては、例えば、綿やアクリル等の短繊維を紡績した10番〜60番程度の紡績糸などを用いることができ、裏糸102としては、例えば、芯糸に20〜40デニールのポリウレタン長繊維、巻糸に30〜40デニールのナイロン又はポリエステル長繊維を使用したFTYなどを用いることができる。
このような構成の靴下であっても、図5に示すように、足根小球M5による地面Gのグリップから足趾部の爪先M6による蹴り出しまでの踏ん張る力や蹴り出す力を、より地肌に近い状態で、瞬発力や推進力に変換することができる。また、この靴下では、図9に示すような、従来の表糸101と裏糸102とから編成される編目103により形成される第3編地Pのみからなる靴下と比較して重量が軽くなるので、着用者の身体能力が効率的に運動能力に変換される。この結果、スポーツや競技に際して、着用者自身の有する運動能力を効果的に瞬発力や推進力に変換し、運動能力を発揮し易くすることができる。
上記実施形態の靴下1では、第1編地Pの編目94を編成するFTY91が、図3(a)、(b)に示すような芯糸92及び当該芯糸92に巻きつけられた巻糸93からなる例、すなわちSCY(single covering yarn)からなる例を挙げて説明したがこれに限定されるものではない。例えば、第1編地Pの編目94を編成するFTYとして、芯糸に巻糸を二重に巻きつけたFTY、すなわちDCY(double covering yarn)を用いることができる。
上記実施形態の靴下1では、いわゆるアンクル丈のものを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、膝まで延びる靴下や、タイツ、足袋などにも適用可能である。
1…靴下、3…足趾部、4…足部、5…踵部、6…レッグ部、6a…口ゴム部、31…第1袋部、32…第2袋部、33…第3袋部、34…第4袋部、35…第5袋部、91,95…FTY(カバリング糸)、92,96…芯糸、93,97…巻糸、94,98…編目、101…表糸、102…裏糸、103…編目、P…第1編地、P…第2編地、P…第3編地。

Claims (9)

  1. 少なくとも着用者の足趾部から踵部までを覆う編地からなる靴下であって、
    少なくとも、着用者の趾骨部及び中足骨頭部に相当する部分の足底側を覆う第1領域に配置される前記編地が、芯糸に巻糸を巻きつけたカバリング糸のみから編成される編目により形成されている、靴下。
  2. 前記芯糸は、20デニール以上100デニール以下のポリウレタン長繊維であり、
    前記巻糸は、単繊維径が200nm以上1000nm以下、総デニール数が20以上200以下のフィラメント糸である、
    請求項1に記載の靴下。
  3. 着用者の足甲側の少なくとも一部を覆う第2領域に配置される編地が、前記芯糸に巻糸を巻きつけたカバリング糸のみから編成される編目により形成されている、
    請求項1又は2に記載の靴下。
  4. 前記第2領域に配置される編地を形成する編目では、
    前記芯糸が、20デニール以上100デニール以下のポリウレタン長繊維であり、
    前記巻糸が、捲縮加工が施された20デニール以上200デニール以下のナイロン又はポリエステル長繊維である、
    請求項3に記載の靴下。
  5. 前記第1領域に配置される編地の足長方向における伸縮率は100%以上200%以下である、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の靴下。
  6. 前記第1領域に配置される編地の履物の中敷に対する静止摩擦係数Aが0.6以上に設定され、当該編地の前記着用者の足底に対する静止摩擦係数Bが1.0以上に設定され、当該静止摩擦係数Aは当該静止摩擦係数Bよりも小さく設定されている、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の靴下。
  7. 前記足趾部を覆う部分には、着用者の第一趾〜第五趾のそれぞれを収容する第1袋部〜第5袋部が形成されている、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の靴下。
  8. 前記足趾部において、前記着用者の足底側から爪先を跨って足甲側にまで延びる先端部分を覆う編地は、前記芯糸に巻糸を巻きつけたカバリング糸のみから編成される編目により形成されている、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の靴下。
  9. 前記足趾部の先端部近傍を覆う編地には、補強糸が挿入されている、
    請求項1〜8の何れか一項に記載の靴下。
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