JP2018178335A - 靴下およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、プレート状物を設けず靴下の構成繊維の効果により、靴と靴下との滑りを防止したり、靴下のズレを防止し着用快適性を向上させた靴下はこれまであまり提案されていない。
なお、ナノファイバーと称せられる極細繊維は知られている(例えば、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6参照)。
本発明の糸条には、単繊維径が10〜3000nmのフィラメントA−1と、単繊維径が前記極細フィラメントA−1より大のフィラメントA−2が含まれる。
ここで、前記極細フィラメントA−1(以下、「ナノファイバー」と称することもある。)において、その単繊維径(単繊維の直径)が10〜3000nm(好ましくは250〜1500nm、特に好ましくは400〜800nm)の範囲内であることが肝要である。該単繊維径が10nmよりも小さい場合は繊維強度が低下するため実用上好ましくない。逆に、該単繊維径が3000nmよりも大きい場合は、滑り止め性能、ソフトな風合いなどが得られないおそれがあり好ましくない。ここで、単繊維の断面形状が丸断面以外の異型断面である場合には、外接円の直径を単繊維径とする。なお、単繊維径は、透過型電子顕微鏡で繊維の横断面を撮影することにより測定が可能である。
前記極細フィラメントA−1の繊維形態は特に限定されないが、長繊維(マルチフィラメント糸)であることが好ましい。単繊維の断面形状も特に限定されず、丸、三角、扁平、中空など公知の断面形状でよい。また、通常の空気加工、仮撚捲縮加工が施されていてもさしつかえない。
前記極細フィラメントA−1を形成する繊維の種類としては、特に限定されないが、ポリエステル繊維またはポリフェニレンスルフィド(PPS)繊維またはポリオレフィン繊維またはナイロン(Ny)繊維が好ましい。
また、ナイロン繊維にはナイロン6繊維とナイロン66繊維が含まれる。
前記繊維中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。
前記フィラメントA−2において、単繊維径が前記極細フィラメントA−1より大であることが、生地の保形性を保つ上で肝要である。前記フィラメントA−2の総繊度、単繊維繊度は用途に応じて適宜選定され、総繊度20〜200dtex、単繊維繊度0.5〜10.0dtexの範囲内であることが好ましい。フィラメント数は1〜300本の範囲内であることが好ましい。
本発明において、複合糸Aは、前記極細フィラメントA−1とフィラメントA−2を含む。
前記複合糸Aにおいて、極細フィラメントA−1の重量割合が複合糸重量対比20〜80重量%の範囲内であることが好ましい。また、極細フィラメントA−1の特性と伸縮性とを両立させる上で、ポリエステルA−2の重量比率は複合糸重量対比20〜80重量%(より好ましくは2〜40重量%、さらに好ましくは4〜30重量%、特に好ましくは4〜20重量%)の範囲内であることが好ましい。
前記複合糸Aは例えば、以下の製造方法により製造することができる。まず、海成分と島成分とで形成される海島型複合繊維(極細フィラメントA−1用繊維)を用意する。かかる海島型複合繊維としては、特開2007−2364号公報に開示された海島型複合繊維マルチフィラメント(島数100〜1500)が好ましく用いられる。
また、該アルカリ水溶液による溶解除去の前および/または後に糸条に染色加工を施してもよい。さらに、常法の起毛加工、撥水加工、さらには、紫外線遮蔽あるいは制電剤、抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。例えば、染色加工(例えば明度が10〜90の範囲内。)が施されていると、該糸条を用いて靴下生地にした後で染色する必要がなく好ましい。
また、複合糸Aには集束剤が付与されていることが好ましい。その際、用いる加工機としては、何ら制約することはなく従来公知のサイジング機でよい。
かかる集束剤としては、複合糸Aがフリー(無張力の状態)の状態で単糸が凝集していることを目視で判定できる集束性を有するものであればよい。集束剤が付与されていない場合は、複合糸Aの取扱性が低下し、高品位の布帛や繊維製品を得ることができないおそれがある。
かかる糊剤としては、PVA(ポリビニルアルコール)や、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸エステル、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸ソーダなどのアクリル系糊剤などが例示される。
一方、油剤としては、例えば、特開平10−158939号広報に記載されているような油剤や、潤滑油(鉱物油)でもよい。市販のものでは、日華化学(株)製「LAN−401」(製品名)、松本油脂製薬(株)製「ブリアンC−1840−1」(製品名)などコーニングオイルと称されるものが好適に例示される。
ゴム編、両面編、パール編、タック編、浮き編、片畔編、レース編、添え毛編、パイル編等が例示され、たて編組織としては、シングルデンビー編、シングルアトラス編、ダブルコード編、ハーフ編、ハーフベース編、サテン編、ハーフトリコット編、裏毛編、ジャガード編等などが例示され、織物組織としては、平織、綾織、朱子織等の三原組織、変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織、たてビロードなどが例示されるがこれらに限定されない。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。
その際、生地の摩擦係数が0.4以上(好ましくは0.4〜2.5)であることが肝要である。該摩擦係数が0.4未満であると滑り防止効果が小さく好ましくない。なお、該摩擦係数はASTM D1894−95の方法で静止摩擦係数を測定し、その静止摩擦係数の値を、摩擦係数とする。また、生地の表面と裏面とで摩擦係数が異なる場合は、どちらか一方が0.4以上であればよいが、両面の摩擦係数が0.4以上であることが好ましい。
乾燥処理後のポリマーを紡糸時のルーダー溶融温度に設定したオリフィスにセットして5分間溶融保持したのち、数水準の荷重をかけて押し出し、そのときのせん断速度と溶融粘度をプロットする。そのプロットをなだらかにつないで、せん断速度−溶融粘度曲線を作成し、せん断速度が1000秒−1の時の溶融粘度を見る。
海・島成分の各々0.3φ−0.6L×24Hの口金にて1000〜2000m/分の紡糸速度で糸を巻き取り、さらに残留伸度が30〜60%の範囲になるように延伸して、84dtex/24filのマルチフィラメントを作製する。これを各溶剤にて溶解しようとする温度で浴比100にて溶解時間と溶解量から、減量速度を算出した。
生地を電子顕微鏡で写真撮影した後、n数5で単繊維径を測定しその平均値を求めた。
糸条からフィラメントA−2のみを取り出し、0.222g/dtexの荷重下で測定した長さ(L0)と、荷重を2mg/dtexとして1分経過後の長さ(L1)から、次式により算出した。
顕在捲縮率(%)=[(L0−L1)/L0]×100
糸条を綛繰り機で約2g取り、105℃で2時間絶乾しシリカゲル入りデシケータ中で2時間放冷した後の重量(W1)を測定する。その後、糸条をソーダ灰4g/Lおよび界面活性剤2g/Lおよびトリポリリン酸ソーダ2g/Lを添加した98℃の水溶液中で1時間処理する。処理後の糸条を、105℃で2時間絶乾しシリカゲル入りデシケータ中で2時間放冷した後の重量(W2)を測定する。下記式から糊剤の付着量として算出した。
(W1−W2)/W1×100
ASTM D1894−95の方法で静止摩擦係数を測定した。その静止摩擦係数の値を、摩擦係数とした。
JIS L 1902:2002一般制菌試験方法で、洗濯前および洗濯10回後の抗菌活性値を測定した。洗濯条件はJIS L 0213 103法にて実施した。
靴下を履いて30分の歩行運動を行い、その後、その靴下の足裏部分のみをカットしテトラパックに入れて20℃65%RH下で24時間放置。その後、そのテトラパック内の臭気を被験者5名で確認。次の5段階で評価し5名の平均を取り、4級以上を合格とした。
5:ほとんど臭わない
4:若干臭いはするが気にならないレベル
3:臭いが確認できるレベル
2:臭いが確認され、気になるレベル
1:強い臭いが確認され、非常に気になるレベル
島成分としてポリエチレンテレフタレート(280℃における溶融粘度が1200ポイズ、艶消し剤の含有量:0重量%)、海成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸6モル%と数平均分子量4000のポリエチレングリコール6重量%を共重合したポリエチレンテレフタレート(280℃における溶融粘度が1750ポイズ)を用い(溶解速度比(海/島)=230)、海:島=30:70、島数=836の海島型複合未延伸繊維を、紡糸温度280℃、紡糸速度1500m/分で溶融紡糸して一旦巻き取った。
得られた海島型複合繊維を2本と、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント56dtex/48fil(単繊維径10.5μm、フィラメントA−2用)1本を引き揃えて複合仮撚捲縮加工にて複合糸を得た。得られた複合糸2本を、Z撚りで120回/mの撚り回数で合撚機で合撚した。
その後、集束剤(糊剤)としてPVA(分子量500)5%sol.およびポリアクリル酸エステル1%sol.を含む水溶液を準備し、上記糸条を解舒しながら連続的に集束剤水溶液に浸漬後、80℃乾燥しながら巻き取り複合糸Aの2本合撚糸を得た。
得られた複合糸Aを筒編機を用いて筒編を行い得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した後に110℃の乾燥機で完全乾燥させた結果、集束剤(糊剤)は完全に除去された。
この丸編物にて抗菌性を評価した。洗濯前では抗菌活性値3.2以上、洗濯10回後の抗菌活性値3.2以上、洗濯前および洗濯後の抗菌性能は共に有効であった。
その際、複合糸AおよびBは伸縮性を有するため安定して製編でき、毛羽等による断糸は発生せず、取扱性に優れていた。得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した結果、集束剤(糊剤)は完全に除去され、単繊維径700nmの極細フィラメントA−1が生地の両面に露出し、非常に滑り難いものであった。
その後、その丸編物の上下左右をカットし縫製を行い、靴下を得た。該靴下において、摩擦係数は1.8であり非常に滑り難いものであった。また、臭気は4.8であった。
島成分としてポリエチレンテレフタレート(280℃における溶融粘度が1200ポイズ、艶消し剤の含有量:0重量%)、海成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸6モル%と数平均分子量4000のポリエチレングリコール6重量%を共重合したポリエチレンテレフタレート(280℃における溶融粘度が1750ポイズ)を用い(溶解速度比(海/島)=230)、海:島=30:70、島数=836の海島型複合未延伸繊維を、紡糸温度280℃、紡糸速度1500m/分で溶融紡糸して一旦巻き取った。
得られた海島型複合繊維を2本と、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント56dtex/48fil(単繊維径10.5μm、フィラメントA−2用)1本を引き揃えて複合仮撚捲縮加工にて複合糸を得た。得られた複合糸2本を、Z撚りで120回/mの撚り回数で合撚機で合撚した。
その後、集束剤(糊剤)としてPVA(分子量500)5%sol.およびポリアクリル酸エステル1%sol.を含む水溶液を準備し、上記糸条を解舒しながら連続的に集束剤水溶液に浸漬後、80℃乾燥しながら巻き取り複合糸Aの2本合撚糸を得た。
得られた複合糸Aを筒編機を用いて筒編を行い得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した後に110℃の乾燥機で完全乾燥させた結果、集束剤(糊剤)は完全に除去された。
この丸編物にて抗菌性を評価した。洗濯前では抗菌活性値3.2以上、洗濯10回後の抗菌活性値3.2以上、洗濯前および洗濯後の抗菌性能は共に有効であった。
その際、複合糸AおよびBは伸縮性を有するため安定して製編でき、毛羽等による断糸は発生せず、取扱性に優れていた。得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した結果、集束剤(糊剤)は完全に除去され、単繊維径700nmの極細フィラメントA−1が生地の両面に露出、摩擦係数は0.7であり非常に滑り難いものであった。臭気は4.1であった。
実施例1と同様にして得られた海島型複合繊維を2本と、単繊維を構成する一方がポリトリメチレンテレフタレートであり他方がポリエチレンテレフタレートであるサイドバイサイド型複合繊維マルチフィラメント(56dtex/36fil;単繊維径12μm、ポリエステルA−2用)1本をインターレース加工にて混繊糸を得た。
次いで、該混繊糸条に含まれる海島型複合繊維の海成分を除去するために、2.0%NaOH水溶液で、70℃にて20%減量(アルカリ減量)した。その後、その後、常法の染色加工でベージュ色に染色を行った。その際、抗菌剤として、マルカサイドYP−DP(大阪化成製)2.5%owfを染料投入時に同時に投入した。
得られた複合糸Aにおいて、単繊維径が700nmの極細フィラメントA−1と単繊維径が12μmでかつ顕在捲縮率5.2%のサイドバイサイド型複合繊維マルチフィラメント(フィラメントA−2)から構成されており、総繊度は157dtex、集束剤(糊剤)の付着量は7.0重量%であった。
この丸編物にて抗菌性を評価した。洗濯前では抗菌活性値6.8以上、洗濯10回後の抗菌活性値6.8以上、洗濯前および洗濯後の抗菌性能は共に有効であった。
その際、糸条A及びBは伸縮性を有するため安定して製編でき、毛羽等による断糸は発生せず、取扱性に優れていた。得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した結果、集束剤(糊剤)は完全に除去され、単繊維径700nmの極細フィラメントA−1が生地の両面に露出、摩擦係数は0.8であり非常に滑り難いものであった。臭気は4.2であった。
実施例1と同様にして得られた複合糸Aを3本合撚にすること以外はすべて実施例1と同じとした。
洗濯前の抗菌活性値3.2以上、洗濯10回後の抗菌活性値3.2以上、洗濯前および洗濯後の抗菌性能は共に有効であった。
その際、複合糸AおよびBは伸縮性を有するため安定して製編でき、毛羽等による断糸は発生せず、取扱性に優れていた。得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した結果、集束剤(糊剤)は完全に除去され、単繊維径700nmの極細フィラメントA−1が生地の両面に露出、摩擦係数は0.85であり非常に滑り難いものであった。臭気は4.0であった。
実施例2と同様にして得られた複合糸Aを3本合撚にすること以外はすべて実施例1と同じとした。
洗濯前の抗菌活性値6.8以上、洗濯10回後の抗菌活性値6.8以上、洗濯前および洗濯後の抗菌性能は共に有効であった。
その際、糸条A及びBは伸縮性を有するため安定して製編でき、毛羽等による断糸は発生せず、取扱性に優れていた。得られた丸編物をソーダ灰4%sol.および界面活性剤2%sol.を含む60℃の水溶液でソーピング加工した結果、集束剤(糊剤)は完全に除去され、単繊維径700nmの極細フィラメントA−1が生地の両面に露出、摩擦係数は0.9であり非常に滑り難いものであった。臭気は4.1であった。
実施例1において、染色時に抗菌剤を投入しないこと以外は実施例1と同じとした。顕在捲縮率、収束剤付着量、摩擦係数は実施例1と同じであったが、洗濯前の抗菌活性値は1.1、洗濯10回後の抗菌活性値は−1.3であり、抗菌性を示さなかった。臭気は2.5と気になるレベルであった。
Claims (13)
- 織物組織または編物組織を有する生地を含む靴下であって、前記生地が、単繊維径が10〜3000nmの極細フィラメントA−1と単繊維径が前記極細フィラメントA−1より大のフィラメントA−2を含む複合糸Aと、伸縮性のある糸条Bとを含み、生地の摩擦係数が0.4以上であることを特徴とする靴下。
- 前記複合糸Aが抗菌性を有している、請求項1に記載の靴下。
- 前記複合糸Aの総繊度が30〜500dtexの範囲内である、請求項1または請求項2に記載の靴下。
- 前記極細フィラメントA−1およびフィラメントA−2がともにポリエステルからなる、請求項1〜3のいずれかに記載の靴下。
- 前記極細フィラメントA−1のフィラメント数が500本以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の靴下。
- 前記極細フィラメントA−1が、海成分と島成分とからなる海島型複合繊維の海成分を溶解除去して得られたフィラメントである、請求項1〜5のいずれかに記載の靴下。
- 前記複合糸Aにおいて、極細フィラメントA−1の重量割合が複合糸重量対比20〜80重量%の範囲内である、請求項1〜6のいずれかに記載の靴下。
- 前記糸条Bの重量割合が生地重量対比5〜85重量%の範囲内である、請求項1〜7のいずれかに記載の靴下。
- 靴下において、踵または足裏またはつま先に前記生地が配されてなる、請求項1〜8のいずれかに記載の靴下。
- 前記糸条Bが、ポリエステル、アクリル、ナイロン、ポリウレタン、および綿からなる群のうち少なくとも1つを含む、請求項1〜9のいずれかに記載の靴下。
- 靴下がスポーツ用である、請求項1〜10のいずれかに記載の靴下。
- 単繊維径が10〜3000nmの極細フィラメントA−1と単繊維径が前記極細フィラメントA−1より大のフィラメントA−2を含む複合糸Aと、伸縮性のある糸条Bとを用いて、織物組織または編物組織を有する生地を得た後、該生地を用いて靴下を製造する、請求項1に記載の靴下の製造方法。
- 前記複合糸Aに集束剤が付与されている、請求項12に記載の靴下の製造方法。
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C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20220920 |
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C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20221025 |
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C30A | Notification sent |
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