JP2011012367A - 軽量性に優れた布帛および繊維製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた軽量性を有するだけでなく、嵩高性および保温性に優れた布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品を提供する。
【解決手段】繊維軸に対して直交する断面が、中空であるコアー部と該コアー部の外表面から放射状に突出する6枚以上のフィン部とを有する中空繊維を用いて、目付けが150g/m以下の布帛を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、優れた軽量性を有するだけでなく、嵩高性および保温性に優れた布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品に関する。
従来、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアーなどの用途で、軽量性、嵩高性、および保温性に優れた布帛が求められている。そして、その対策として、中空繊維を用いて布帛を構成することが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、かかる布帛において、中空繊維の中空率を高めることにより軽量性は向上されるものの、嵩高性および保温性の点でまだ十分とはいえなかった。
特開2008−57060号公報 特開2001−115334号公報 特開2002−235264号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、優れた軽量性を有するだけでなく、嵩高性および保温性に優れた布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品を提供することにある。
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、多数のフィン部を有する中空繊維で布帛を構成すると、単繊維中だけでなく単繊維間にも空隙ができるため嵩高性および保温性が向上することを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「中空繊維を含む、目付け150g/m以下の布帛であって、前記中空繊維において、繊維軸に対して直交する断面が、中空であるコアー部と該コアー部の外表面から放射状に突出する6枚以上のフィン部とを有することを特徴とする軽量性に優れた布帛。」が提供される。
その際、前記コアー部において、中空部が四角形であることが好ましい。また、前記中空繊維がポリエステル系ポリマーからなることが好ましい。
本発明の布帛において、他の繊維として、中実繊維が含まれることが好ましい。その際、前記中実繊維の単繊維径が1000nm以下であることが好ましい。また、前記中実繊維がポリエステル系ポリマーからなることが好ましい。また、前記中実繊維が、海成分と島成分とからなる海島型複合繊維の海成分を溶解除去して得られた繊維であることが好ましい。また、布帛が編物であることが好ましい。また、布帛に、バッフィング加工またはブラシ処理加工または起毛加工が施されていることが好ましい。また、下記式で定義する嵩高さが6.0以上であることが好ましい。
嵩高さ(cm/g)=1000×(T/W)
ただし、Tは布帛の厚さ(mm)であり、Wは布帛の目付け(g/m)である。
また、本発明によれば、前記の布帛を用いてなる、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアー、紳士衣料、婦人衣料、介護用衣料、作業衣、および寝具からなる群より選択されるいずれかの繊維製品が提供される。
本発明によれば、優れた軽量性を有するだけでなく、嵩高性および保温性に優れた布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品が得られる。
本発明で用いることのできる中空繊維(単繊維)の、繊維軸に直交する断面の模式図である。 本発明で用いることのできる中空繊維マルチフィラメント(単繊維の集合体)の、繊維軸に直交する断面の模式図である。 本発明で用いることのできる中空繊維を製造する紡糸口金での吐出孔の模式図である。 従来の異型断面繊維の繊維軸に直交する断面の模式図である。 従来の異型断面繊維の繊維軸に直交する断面の模式図である。 従来の異型断面繊維の繊維軸に直交する断面の模式図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明の布帛は目付けが150g/m以下(好ましくは20〜130g/m)の布帛である。該目付けが150g/mよりも大きい場合、軽量性が損われるため好ましくない。
また、本発明の布帛には、繊維軸に対して直交する断面が、中空であるコアー部と、該コアー部の外表面から放射状に突出する6枚以上のフィン部とを有する中空繊維が含まれることが肝要である。本発明の布帛において、かかる中空繊維が含まれることにより、軽量であるにもかかわらず、優れた嵩高性および保温性が得られる。
前記中空繊維において、繊維軸に対して直交する断面が、中空であるコアー部と、該コアー部の外表面から放射状に突出する6枚以上のフィン部とを有するので、単繊維内および単繊維間に形成される空隙により、優れた嵩高性および保温性が得られる。
ここで、前記コアー部は中空であることが肝要であり、中実の場合は優れた嵩高性および保温性が得られず好ましくない。また、かかるコアー部の形状としては、図1に示すような四角中空だけでなく、丸中空、三角中空、多角形中空などいずれでもよい。なかでも、紡糸の際に中空割れや貼り合せ不良を防止する上で四角中空が特に好ましい。
前記コアー部において、コアー部長径DAと中空部長径DBとの比DB/DAの値としては、優れた嵩高性および保温性を得る上で0.4以上であることが好ましい。
なお、前記コアー部において、中空割れが発生していてもよいが、優れた嵩高性および保温性を得る上で中空割れが発生していないことが好ましい。
次に、かかるコアー部の外表面から放射状に突出するフィン部の個数は6枚以上(好ましくは6〜12枚、特に好ましくは8〜10枚)であることが肝要である。該フィン部の個数が6枚未満の場合、単繊維間に形成される空隙が小さくなり、優れた嵩高性および保温性が得られないおそれがあり好ましくない。
かかるフィン部の長さLAとしては、コアー部長径DAとの比LA/DAが0.4以上となる長さであると、優れた嵩高性および保温性が得られやすく好ましい。
また、かかるフィン部は、繊維の長さ方向(繊維軸方向)に延在していると、優れた嵩高性および保温性が得られやすく好ましい。
前記中空繊維において、繊維軸に対して直交する断面の外周部分を線(図1の破線部分)で結びその内面積を面積A、ポリマー部面積をBとするとき、下記式で定義する単繊維空隙率(%)が30%以上(好ましくは30〜60%)であることが優れた嵩高性および保温性を得る上で好ましい。
単繊維空隙率(%)=(A−B)/A×100
なお、前記中空繊維において、繊維軸に対して直交する断面が前記コアー部とフィン部とを有しておればよく、さらに突起部等を付加することはなんらさしつかえない。
前記中空繊維の繊維形態は特に限定されず、長繊維(マルチフィラメント糸)でもよいし、短繊維(紡績糸など)でもよいが、優れた嵩高性および保温性を得る上で長繊維(マルチフィラメント糸)であることが好ましい。さらには、通常の空気加工、撚糸加工、カバリング加工、仮撚捲縮加工などが施されていてもさしつかえない。
ここで、かかる長繊維(マルチフィラメント糸)の単糸数、総繊度は特に限定されないが、優れた嵩高性および保温性を得る上で単糸数20本以上(好ましくは25〜50本)、総繊度30〜200dtex(より好ましくは50〜100dtex)の範囲内であることが好ましい。
その際、前記マルチフィラメント糸において、マルチフィラメント糸の繊維軸に対して直交する断面の外周部分を線(図2の破線部分)で結びその内面積を面積C、ポリマー部面積をBとするとき、下記式で定義するマルチフィラメント糸空隙率(%)が40%以上(好ましくは40〜70%)であることが優れた嵩高性および保温性を得る上で好ましい。
マルチフィラメント糸空隙率(%)=(C−B)/C×100
前記中空繊維を形成するポリマーの種類としては特に限定されず、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ乳酸、ステレオコンプレックスポリ乳酸などの通常の繊維形成性ポリマーなどでよい。なかでも、ポリエチレンテレフタレートやポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ステレオコンプレックスポリ乳酸、イソフタル酸などの第3成分を共重合させたポリエステルなどが好ましく例示される。かかるポリエステルとしては、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルであってもよい。さらには、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルでもよい。該ポリマー中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。
前記中空繊維は、例えば、固有粘度(オルソクロロフェノールを溶媒として使用し35℃で測定)0.55〜0.80のポリエステルポリマーを用いて、例えば図3に模式的に示す吐出形状を有する口金を用いて常法により紡糸、延伸することにより製造することができる。
本発明の布帛には前記中空繊維が含まれる。ここで、本発明の布帛は前記の中空繊維のみで構成されていてもよいが、他の繊維として中実繊維が含まれていてもよい。
ここで、かかる中実繊維としては、下記のような単繊維径が1000nm以下(より好ましくは100〜900nm、特に好ましくは550〜900nm)のフィラメント糸A(以下、「ナノファイバー」と称することもある。)であると、布帛に吸水性や滑り止め効果や消臭効果などが付加され好ましい。
ここで、単繊維の断面形状が丸断面以外の異型断面である場合には、外接円の直径を単繊維径とする。なお、単繊維径は、透過型電子顕微鏡で繊維の横断面を撮影することにより測定が可能である。このようなフィラメント糸Aは、後記のように海成分と島成分とからなる海島型複合繊維の海成分を溶解除去することにより得られたフィラメント糸であることが好ましい。
前記フィラメント糸Aにおいて、フィラメント数は特に限定されないが、500本以上(より好ましくは2000〜10000本)であることが好ましい。また、フィラメント糸Aの総繊度(単繊維繊度とフィラメント数との積)としては、5〜150dtexの範囲内であることが好ましい。
前記フィラメント糸Aの繊維形態は特に限定されないが、長繊維(マルチフィラメント糸)であることが好ましい。単繊維の断面形状も特に限定されず、丸、三角、扁平、中空など公知の断面形状でよい。また、通常の空気加工、仮撚捲縮加工が施されていてもさしつかえない。
前記フィラメント糸Aを形成するポリマーの種類としては特に限定されないが、ポリエステル系ポリマーが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ステレオコンプレックスポリ乳酸、第3成分を共重合させた共重合ポリエステルなどのポリエステルが好ましく例示される。かかるポリエステルとしては、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルであってもよい。さらには、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルでもよい。該ポリマー中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。
本発明の布帛において、布帛の組織は特に限定されず織物でも編物でも不織布でもよい。例えば、織組織としては、平織、斜文織、朱子織等の三原組織、変化組織、変化斜文織等の変化組織、たて二重織、よこ二重織等の片二重組織、たてビロードなどが例示される。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。編物の場合は、よこ編物であってもよいしたて編物であってもよい。よこ編組織としては、平編、ゴム編、両面編、パール編、タック編、浮き編、片畔編、レース編、添え毛編等が好ましく例示され、たて編組織としては、シングルデンビー編、シングルアトラス編、ダブルコード編、ハーフトリコット編、裏毛編、ジャガード編等が例示される。層数も単層でもよいし、2層以上の多層でもよい。
なかでも、優れた嵩高性および保温性を得る上で編物が好ましい。特に2層以上の多層構造とし、1層の前記中空繊維を配し、他の層に前記フィラメント糸Aを配することは好ましい。
本発明の布帛は例えば以下の製造方法により製造することができる。まず、前述のように、例えば、固有粘度(オルソクロロフェノールを溶媒として使用し35℃で測定)0.55〜0.80のポリエステルポリマーを用いて、例えば図3に模式的に示す吐出形状を有する口金を用いて常法により紡糸、延伸することにより、繊維軸に対して直交する断面が、中空であるコアー部と、該コアー部の外表面から放射状に突出する6枚以上のフィン部とを有する中空繊維を得る。
ここで、該中空繊維のシルクファクター(引張り強度[gr/dtex]×√伸度[%])が15以上であると、最終的に得られる繊維製品の耐久性が向上し好ましい。
一方、必要に応じて、フィラメント糸A用繊維として、海成分ポリマーと島成分ポリマーとを用いて、特開2007−2364号公報に開示されたような方法により、海成分とその径が1000nm以下である島成分とで形成される海島型複合繊維を製造する。
ここで、海成分ポリマーとしては、繊維形成性の良好なポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン、ポリエチレンなどが好ましい。例えば、アルカリ水溶液易溶解性ポリマーとしては、ポリ乳酸、超高分子量ポリアルキレンオキサイド縮合系ポリマー、ポリエチレングルコール系化合物共重合ポリエステル、ポリエチレングリコール系化合物と5−ナトリウムスルホン酸イソフタル酸の共重合ポリエステルが好適である。なかでも、5−ナトリウムスルホイソフタル酸6〜12モル%と分子量4000〜12000のポリエチレングルコールを3〜10重量%共重合させた固有粘度が0.4〜0.6のポリエチレンテレフタレート系共重合ポリエステルが好ましい。
一方、島成分ポリマーは、繊維形成性のポリエチレンテレフタレートやポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、第3成分を共重合させたポリエステルなどのポリエステル系ポリマーが好ましい。該ポリマー中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。
次いで、前記の海成分ポリマーと島成分ポリマーとを用い溶融紡糸する。溶融紡糸に用いられる紡糸口金としては、島成分を形成するための中空ピン群や微細孔群を有するものなど任意のものを用いることができる。また、溶融紡糸時における海成分の溶融粘度が島成分ポリマーの溶融粘度よりも大きいことが好ましい。また、島成分の径は、1000nm以下(好ましくは10〜1000nm)とする必要がある。その際、該径が真円でない場合は外接円の直径を求める。前記の海島型複合繊維において、その海島複合重量比率(海:島)は、40:60〜5:95の範囲が好ましく、特に30:70〜10:90の範囲が好ましい。
吐出された海島型複合繊維マルチフィラメントは、冷却風によって固化され、好ましくは400〜6000m/分で溶融紡糸された後に巻き取られる。得られた未延伸糸は、別途延伸工程をとおして所望の強度・伸度・熱収縮特性を有する複合繊維とするか、あるいは、一旦巻き取ることなく一定速度でローラーに引き取り、引き続いて延伸工程をとおした後に巻き取る方法のいずれでも構わない。さらに、仮撚捲縮加工を施してもよい。かくして得られた海島型複合繊維マルチフィラメントにおいて、単糸繊維繊度、フィラメント数、総繊度としてはそれぞれ単糸繊維繊度0.5〜10.0dtex、フィラメント数5〜75本、総繊度30〜170dtex(好ましくは30〜100dtex)の範囲内であることが好ましい。
次いで、前記中空繊維と、必要に応じて前記フィラメント糸A(ナノファイバー)用繊維とを用いて布帛を製編織する。
次いで、フィラメント糸A用繊維として前記海島型複合繊維マルチフィラメントを用いている場合は、該布帛にアルカリ水溶液処理を施し、前記海島型複合繊維マルチフィラメント(フィラメント糸A用繊維)の海成分をアルカリ水溶液で溶解除去することにより、海島型複合繊維フィラメントを単繊維径が1000nm以下のフィラメント糸Aとする。その際、アルカリ水溶液処理の条件としては、濃度1〜4%のNaOH水溶液を使用し55〜70℃の温度で処理するとよい。
また、布帛の嵩高性および保温性を高めるために、バッフィング加工またはブラシ処理加工または起毛加工を布帛に施すことは好ましい。さらには、常法の染色加工、起毛加工、撥水加工、吸水加工、バッフィング加工、さらには、紫外線遮蔽あるいは制電剤、抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
かくして得られた布帛において、目付けが150g/m以下であることが肝要である。該目付けが150g/mよりも大きい場合、軽量性が損われるため好ましくない。
また、布帛の厚さとしては0.2mm以上であることが嵩高性および保温性の点で好ましい。
また、JIS L 1018 8.33.1により測定した通気性が400cc/cm2・s以下であることが保温性の点で好ましい。
本発明の布帛には、前記の中空繊維が含まれるので優れた嵩高性および保温性を有する。また、他の繊維として前記フィラメント糸Aが含まれる場合は、布帛に吸水性や滑り止め効果や消臭効果などが付加される。
その際、下記式で定義する嵩高さが5.0以上であることが好ましい。
嵩高さ(cm/g)=1000×(T/W)
ただし、Tは布帛の厚さ(mm)であり、Wは布帛の目付け(g/m)である。
また、保温性としては、JIS L 1018 8.34.1により測定した保温性が10%以上であることが好ましい。
次に、本発明の繊維製品は前記の布帛を用いてなる、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアー、紳士衣料、婦人衣料、介護用衣料、作業衣、および寝具からなる群より選択されるいずれかの繊維製品である。
かかる繊維製品は前記の布帛を用いているので、嵩高性および保温性を有する。また、他の繊維として前記フィラメント糸Aが含まれる場合は、布帛に吸水性や滑り止め効果や消臭効果などが付加される。
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例中の各測定項目は下記の方法で測定した。
<溶解速度>
海・島ポリマーの各々0.3φ−0.6L×24Hの口金にて1,000〜2,000m/分の紡糸速度で糸を巻き取りし、さらに残留伸度が30〜60%の範囲になるように延伸して、84dtex/24filのマルチフィラメントを作製した。これを各溶剤にて溶解しようとする温度で浴比100にて溶解時間と溶解量から、減量速度を算出した。
<単繊維径と繊維径の均一性>
透過型電子顕微鏡(TEM)で繊維の横断面を撮影することにより測定した。n数5で測定しその平均値を求めた。
<単繊維空隙率>
繊維軸に対して直交する断面の外周部分を線(図1の破線部分)で結びその内面積を面積A、ポリマー部面積をBとし、下記式で単繊維空隙率(%)を算出した。
単繊維空隙率(%)=(A−B)/A×100
<マルチフィラメント糸空隙率>
マルチフィラメント糸の繊維軸に対して直交する断面の外周部分を線(図2の破線部分)で結びその内面積を面積C、ポリマー部面積をBとし、下記式でマルチフィラメント糸空隙率(%)を算出した。
マルチフィラメント糸空隙率(%)=(C−B)/C×100
<布帛の厚さ>
JIS L 1018 8.5にしたがい布帛の厚さT(mm)を測定した。
<布帛の目付け>
JIS L 1018 8.4.2にしたがい布帛の目付けW(g/m)を測定した。
<布帛の嵩高さ>
前記布帛の厚さT(mm)と布帛の目付けW(g/m)とから、下記式で布帛の嵩高さを算出した。
嵩高さ(cm/g)=1000×(T/W)
<通気度>
JIS L 1018 8.33.1にしたがい通気度(cc/cm・s)を測定した。
<保温性>
JIS L 1018 8.34.1にしたがい保温性(%)を測定した。
<水分拡散面積>
0.05mlの着色された水滴を試料の表面に滴下したのち、吸水して水滴が特別な反射をしなくなってから60秒経過時の湿潤面積を測定した。
<乾燥速度>
試験片20cm×20cmを採取し、20℃±2℃の水中に浸漬し、十分に吸水させたのち水中から引き上げ、水滴が落ちなくなった時の試験片の重量を測定する。その後、脱水機にて30秒間の脱水処理を行ったのち、標準状態で自然乾燥させ、水分量が1%になるまでの乾燥時間を測定した。
<着用快適性>
試験試料を用いてTシャツを縫製した後、試験者3人が、官能評価により着用テストを実施した。軽量性、嵩高性、保温性に全てに優れる場合「良好」と判定し、軽量性、嵩高性、保温性のうちどれかひとつでも劣る場合「不良」と判定した。
[実施例1]
固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレートを285℃で溶融し、図3に示す吐出孔を36個を有する紡糸口金より吐出した。吐出された糸条を、冷却後オイリングノズルにてオイル付与し3000m/分の速度にて部分的未延伸糸(POY)として巻き取った。次いで、該部分的未延伸糸を80℃にて1.5倍に延伸し、ついで200℃で熱セットを施し84dtex/36fillの中空繊維(延伸糸)を得た。
得られた中空繊維において、繊維軸に対して直交する断面が図1に模式的に示すように、四角中空であるコアー部と該コアー部の外表面から放射状に突出する8枚のフィン部とを有していた。また、該中空繊維の引張り強度が2.9cN/dtex、伸度が33%、シルクファクターが17、単繊維空隙率が45%、マルチフィラメント糸空隙率が57%であった。
次いで、該中空繊維だけを用いて、24G、33インチの丸編機(福原精機製作所社製LPJ25)を使用し、スムース組織編物を編成した。得られた編物を130℃にて高圧染色を行い、最終セットとして160℃の乾熱セット行った。
得られた編物において、厚さ0.65mm、目付け127g/m、嵩高さ5.1cm/g、通気度は326cc/cm・s、保温性は17.1%と、軽量性、嵩高性、通気性、保温性に優れたものであった。
かかる編物を用いてTシャツを縫製し、着用したところ、軽量で、嵩高性および保温性に優れ、非常に着用快適性に優れていた「良好」。
[実施例2]
実施例1と同様にして得られた中空繊維を使用して28G、90インチのトリコット経編機(独カールマイヤー社製KS4SU)を使用し、ハーフ組織のトリコット経編物を編成した。
得られた編物を130℃にて高圧染色を行い、編物表面を常法により起毛処理を行ったのち、最終セットとして180℃の乾熱セット行った。
得られた編物において、厚さ2.9mm、目付け181g/m、嵩高さ16cm/g、通気度は350cc/cm・s、保温性は21.1%と、嵩高性、通気性、保温性に優れたものであった。
かかる編物を用いてスポーツウエアを縫製し、着用したところ、非常に軽量で通気性、嵩高性、保温性に優れ、着用快適性に優れていた「良好」。
[比較例1]
実施例1で用いた中空繊維の代わりに、通常のポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(丸中実断面、総繊度84dtex/36fil)を用いる以外は、実施例1と同様にした。得られた編物において、厚さ0.37mm、目付け120g/m、嵩高さ3.1cm/g、通気度は459cc/cm・s、保温性は10.8%と、嵩高性、保温性に欠けるものであった。
かかる編物を用いてTシャツを縫製し、着用したところ、ボリューム感や保温性がなく着用快適性に欠けていた「不良」。
[比較例2]
実施例2において、実施例2で用いた中空繊維の代わりに、通常のポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(丸中実断面、総繊度84dtex/36fil)を用いる以外は、実施例2と同様にした。得られた編物において、嵩高さ5.7cm3/g、通気度は210cc/cm・s、保温性は11.5%と、嵩高性、保温性に欠けるものであった。
かかる編地を用いてスポーツウエアを縫製し、着用したところ、軽量感や保温性に欠け、着用快適性は劣るものであった。
[比較例3]
実施例1において、中空繊維の繊維軸に対して直交する断面形状を図4に示す形状(フィン部4枚)に変更すること以外は実施例1と同様にした。
得られた編物において、嵩高性、保温性に欠けるものであり、また、カサカサした硬い触感であり衣料用に使えるものではなかった。
[比較例4]
実施例1において、中空繊維の繊維軸に対して直交する断面形状を図5に示す形状(フィン部が非放射状)に変更すること以外は実施例1と同様にした。
得られた編物において、嵩高性、保温性に欠けるものであった。
[実施例3]
島成分としてポリエチレンテレフタレート(280℃における溶融粘度が1200ポイズ)、海成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸6モル%と数平均分子量4000のポリエチレングリコール6重量%を共重合したポリエチレンテレフタレート(280℃における溶融粘度が1750ポイズ)を用い(溶解速度比(海/島)=230)、海:島=30:70、島数=836の海島型複合未延伸繊維を、紡糸温度280℃、紡糸速度1500m/分で溶融紡糸して一旦巻き取った。得られた未延伸糸を、延伸温度80℃、延伸倍率2.5倍でローラー延伸し、次いで150℃で熱セットして巻き取った。得られた海島型複合延伸糸は56dtex/10filであり、透過型電子顕微鏡TEMによる繊維横断面を観察したところ、島の形状は丸形状でかつ島の径は700nmであった。
一方、実施例1と同様の中空繊維を用意した。次いで、前記海島型複合延伸糸および中空繊維を用いて、28G、33インチの丸編機(福原精機製作所社製LPJ25)を使用し、表面層に前記海島型複合延伸糸を70重量%配し、裏面層に中空繊維を30重量%配するよう編物を編成した。
得られた編物を海島型複合延伸糸の海成分を除去するために、2.5%NaOH水溶液で、60℃にてアルカリ減量した。その後、130℃にて高圧染色を行い、最終セットとして160℃の乾熱セット行った。
得られた編物において、厚さ0.4mm、目付け65g/m、嵩高さ6.1cm/g、通気度は208cc/cm・s、保温性は26%と、嵩高性、通気性、保温性に優れたものであった。また、水分拡散面積は、表面層側が1014mm、裏面層側が1260mm、乾燥速度が84分であり、吸水速乾性にも優れていた。
かかる編物を用いて肌側面(裏面)に前記海島型複合延伸糸、外側面に前記中空繊維が配置されるようTシャツ(スポーツシャツ)を縫製し、着用したところ、軽量で冷感、吸水速乾性に優れ、ベタツキもなく非常に着用快適性に優れていた。
本発明によれば、優れた軽量性を有するだけでなく、嵩高性および保温性に優れた布帛、および該布帛を用いてなる繊維製品が提供され、その工業的価値は極めて大である。
A:単糸繊維横断面ポリマー部面積
B:単糸繊維横断面最外周面積
C:マルチフィラメント糸横断面最外周面積

Claims (11)

  1. 中空繊維を含む、目付け150g/m以下の布帛であって、前記中空繊維において、繊維軸に対して直交する断面が、中空であるコアー部と該コアー部の外表面から放射状に突出する6枚以上のフィン部とを有することを特徴とする軽量性に優れた布帛。
  2. 前記コアー部において、中空部が四角形である、請求項1に記載の軽量性に優れた布帛。
  3. 前記中空繊維がポリエステル系ポリマーからなる、請求項1または請求項2に記載の軽量性に優れた布帛。
  4. 他の繊維として、中実繊維が布帛に含まれる、請求項1〜3のいずれかに記載の軽量性に優れた布帛。
  5. 前記中実繊維の単繊維径が1000nm以下である、請求項4に記載の軽量性に優れた布帛。
  6. 前記中実繊維がポリエステル系ポリマーからなる、請求項4または請求項5に記載の軽量性に優れた布帛。
  7. 前記中実繊維が、海成分と島成分とからなる海島型複合繊維の海成分を溶解除去して得られた繊維である、請求項4〜6のいずれかに記載の軽量性に優れた布帛。
  8. 布帛が編物である、請求項1〜7のいずれかに記載の軽量性に優れた布帛。
  9. 布帛に、バッフィング加工またはブラシ処理加工または起毛加工が施されている、請求項1〜8のいずれかに記載の軽量性に優れた布帛。
  10. 下記式で定義する嵩高さが5.0以上である、請求項1〜9のいずれかに記載の軽量性に優れた布帛。
    嵩高さ(cm/g)=1000×(T/W)
    ただし、Tは布帛の厚さ(mm)であり、Wは布帛の目付け(g/m)である。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の布帛を用いてなる、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアー、紳士衣料、婦人衣料、介護用衣料、作業衣、および寝具からなる群より選択されるいずれかの繊維製品。
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