WO2009011268A1 - 下着 - Google Patents

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Tsuyoshi Soeda
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Teijin Fibers Limited
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D15/00Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
    • D03D15/30Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the structure of the fibres or filaments
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2501/00Wearing apparel
    • D10B2501/02Underwear

Definitions

  • the underwear is preferably any underwear selected from the group consisting of a bra, shorts, lingerie, girdle, undershirt, men's pants, and women's pants.
  • the underwear of the present invention includes filament yarn A having a single fiber diameter of 10 to 100 nm and filament yarn B having a single fiber diameter of greater than 100 O nm.
  • the filament yarn A is exposed on the surface in contact with the skin.
  • excellent adhesion to the skin can be obtained by exposing the nanofibers to the surface in contact with the skin.
  • the surface of the knitted fabric (back surface) was photographed with a microscope at a magnification of 50 times, and the area AA occupied by the filament yarn A and the area BA occupied by the filament yarn B were measured in the photograph.
  • it is preferable that excellent adhesion with the skin is obtained.
  • a filament B having a single fiber fineness of 0.1 dteX or more (preferably 0.1 to 50 dteX) is prepared.
  • the single fiber fineness is within the above range.
  • Example 1 In Example 1, instead of the sea-island type composite drawn yarn, a normal polyethylene terephthalate evening rate multifilament drawn yarn (total fineness 3 3 dtex / 3 6 fi 1, manufactured by Teijin Fibers Ltd.) The procedure was the same as in Example 1 except that no potassium loss was applied. In the obtained knitted fabric, the single fiber diameter of the polyethylene terephthalate multifilament drawn yarn was 10; Lim.
  • an underwear having good adhesion to the skin and excellent shape retention is provided, and its industrial value is extremely large.

Abstract

肌との密着性が良好であり保形性にも優れた下着を提供する。本発明による下着は、織物組織、編物組織または不織布組織を有する布帛を含む下着であって、前記布帛に単繊維径が10~1000nmのフィラメント糸Aと単繊維径が1000nmより大のフィラメント糸Bとを含み、かつ肌に接触する面に前記フィラメント糸Aが露出していることを特徴とする。

Description

下着 技術分野
本発明は、 肌との密着性が良好で保形性にも優れた下着に関する 明 背景技術 田 従来、 極細繊維など各種の繊維を用いて下着を得ることが提案さ れている (例えば、 特開昭 5 8— 1 8 0 2 0 8号公報、 特開平 3 — 4 0 8 3 0号公報、 特開 2 0 0 1 — 2 6 2 4 0 7号公報および特開 2 0 0 1 — 3 0 3 3 0 8号公報参照) 。 しかしながら、 これらの下 着は肌との密着性が悪くずれ易いという問題があつた。
他方、 繊維製品と肌との間のすべりを防ぐ方法としては、 ゴムの ような伸縮性糸条ゃスプリ ング状の捲縮性糸条を用いる方法、 繊維 製品の表面に起毛加工や樹脂加工などの付帯加工を施すことが知ら れている。
しかしながら、 伸縮性糸条ゃ捲縮性糸条を用いる方法では、 すべ り止め効果を得るために十分な締め付けが必要となり、 このため肌 の血行障害を起こし、 場合によっては、 肌を傷つけるという問題が あった。 他方、 付帯加工を施す方法では、 コス トアップの問題や、 摩耗によって表面形態や剤が脱落するとすベり止め効果が低下する という問題があった。 また、 発汗や降雨により付着した水分がすべ り止め効果を低下させるという問題があった。
なお、 ナノファイバーと称せられる超極細繊維を用いた布帛は知 られている。 (例えば、.特開 2 0 0 3— 4 1 4 3 2号公報、 特開 2 0 0 4— 1 6 2 2 4 4号公報、 特開 2 0 0 5— 2 3 4 6 6号公報お よび特開 2 0 0 7 - 2 3 6 4号公報参照) 。 発明の開示
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、 その目的は、 肌 との密着性が良好であり保形性にも優れた下着を提供することにあ る。 課題を解決するための手段
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、 超極細 繊維と太繊度繊維とを用いて、 肌に接触する面に超極細繊維が露出 するよう下着を得ると、 下着と肌との密着性が良くなるため下着が ずれにく く、 しかも下着の保形性が良好となることを見出し、 さら に鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かく して、 本発明によれば、 織物組織、 編物組織または不織布組 織を有する布帛を含む下着であって、 該布帛に単繊維径が 1 0〜 1 O O O nmのフィ ラメント糸 Aと単繊維径が l O O O nmより大の フィ ラメント糸 Bとを含み、 かつ肌に接触する面に前記フイ ラメン ト糸 Aが露出していることを特徴とする下着が提供される。
露出しているフィ ラメント糸 Aは、 肌に接触する面の面積の 5 0 %以上を占めることが好ましく、 更には、 肌に接触する面にフイ ラ メント糸 Aのみが露出していることが好ましい。
フィ ラメント糸 Aのフィ ラメント数は 5 0 0本以上であることが 好ましい。 また、 フィ ラメント糸 Bのフィ ラメント数は 1〜 3 0 0 本の範囲内であることが好ましい。
布帛は、 フィ ラメント糸 Aとフィ ラメント Bとの交編により得ら れた編物であることが好ましい。 フィ ラメント糸 Aはポリエステル糸であることが好ましく、 また フィ ラメント糸 Bは弾性糸であることが好ましい。
フィ ラメント糸 Aとフィ ラメント糸 Bとの質量比は、 9 5 : 5〜 5 : 9 5の範囲内であることが好ましい。
本発明の下着の肌に接触する面において、 摩擦抵抗値が 1 5 0 g r以上であることが好ましい。 ただし、 摩擦抵抗値は下記の方法で 測定した抵抗値 ( g r ) である。 すなわち、 水平な台の上にシリコ ンゴムを敷き、 該シリコンゴムの上に、 大きさが底面 5 c mX 8 c m、 高さ 3 c mであり、 重さが l O O g r ( 0. 9 8 N) であるへ ッ ドの該底面の全面に試料を貼り付けたものを配置し、 引張り試験 機により該へッ ドを水平方向に 1 0 0 m m Z分の速度で引っ張った 時の抵抗値 ( g r ) である。
また、 下着は、 ブラジャー、 ショーツ、 ランジェリー、 ガードル 、 アンダーシャツ、 紳士用パンツ、 および婦人用パンツからなる群 より選択されるいずれかの下着であることが好ましい。
本発明によれば、 肌との密着性が良好であり保形性にも優れた下 着が得られる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本発明の下着に用いられる布帛を示す模式図である。 図 2は、 従来の下着に用いられる布帛を示す模式図である。
図 3は、 摩擦抵抗値の測定方法を示す模式図である。
図 4は、 ブラジャーを示す模式図である。
図 5は、 本発明の下着に用いられる布帛の横断面を示す顕微鏡写 真である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の下着には、 単繊維径が 1 0〜 1 0 0 0 nmのフィ ラメン ト糸 Aと単繊維径が 1 0 0 O nmより大のフィ ラメント糸 Bとが含 まれる。
前記フィ ラメント糸 A (以下、 「ナノファイバ一」 と称すること もある。 ) において、 その単繊維径 (単繊維の直径) が 1 0〜 1 0 O O nm (好ましくは 1 0 0〜 8 0 0 nm、 特に好ましくは 5 5 0 〜 8 0 0 n m) の範囲内であることが肝要である。 かかる単繊維径 を単繊維繊度に換算すると、 0. 0 0 0 0 0 1〜 0. O l d t e x に相当する。 該単繊維径が 1 0 n mよりも小さい場合は繊維強度が 低下するため実用上好ましくない。 逆に、 該単繊維径が 1 0 0 O n mよりも大きい場合は、 布帛が肌との密着性を呈さないおそれがあ り好ましくない。 ここで、 単繊維の断面形状が丸断面以外の異型断 面である場合には、 外接円の直径を単繊維径とする。 なお、 単繊維 径は、 透過型電子顕微鏡で繊維の横断面を撮影することにより測定 が可能である。
前記フィ ラメント糸 Aにおいて、 フィ ラメント数は特に限定され ないが、 超極細繊維特有の風合いを得る上で 5 0 0本以上 (より好 ましくは 2 0 0 0〜 5 0 0 0 0本) であることが好ましい。 また、 フィ ラメント糸 Aの総繊度 (単繊維繊度とフィ ラメント数との積) としては、 5〜 1 5 0 d t e xの範囲内であることが好ましい。 前記フィ ラメン卜糸 Aの繊維形態は特に限定されないが、 長繊維 (マルチフィ ラメント糸) であることが好ましい。 単繊維の断面形 状も特に限定されず、 丸、 三角、 扁平、 中空など公知の断面形状で よい。 また、 通常の空気加工、 仮撚捲縮加工が施されていてもさし つかえない。 . 前記フイ ラメント糸 Aを形成するポリマーの種類としてはポリエ ステル系ポリマーであれば特に限定されず、 ポリエチレンテレフ夕 レー卜やポリ トリメチレンテレフ夕レート、 ポリプチレンテレフタ レート、 ポリ乳酸、 第 3成分を共重合させたポリエステルなどが好 ましく例示される。 かかるポリエステルとしては、 マテリアルリサ ィクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルであってもよ い。 さらには、 特開 2 0 0 4— 2 7 0 0 9 7号公報ゃ特開 2 0 0 4 - 2 1 1 2 6 8号公報に記載されているような、 特定のリン化合物 およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルや、 ポリ乳酸、 ステレオコンプレックスポリ乳酸でもよい。 該ポリマー 中には、 本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、 微細孔 形成剤、 カチオン染料可染剤、 着色防止剤、 熱安定剤、 蛍光増白剤 、 艷消し剤、 着色剤、 吸湿剤、 無機微粒子が 1種または 2種以上含 まれていてもよい。
一方、 フィ ラメント糸 Bは、 その単繊維径が 1 0 0 O nmより大 (好ましくは 2〜 3 3 m) であることが肝要である。 なお、 3 3 z mは繊度に換算する約 l O d t e xである。 該単繊維径が 1 0 0 O nm ( 1 m) 以下であると、 下着の保形性が損われるおそれが あり好ましくない。 ここで、 単繊維の断面形状が丸断面以外の異型 断面である場合には、 外接円の直径を単繊維径とする。 なお、 単繊 維径は、 前記と同様、 透過型電子顕微鏡で繊維の横断面を撮影する ことにより測定が可能である。
前記フィ ラメント糸 Bにおいて、 フィ ラメント数は特に限定され ないカ^ 1〜 3 0 0本の範囲内であることが好ましい。 また、 かか るフイ ラメン卜糸 Bの繊維形態は特に限定されず紡績糸でもよいが 、 長繊維 (マルチフィ ラメント糸) であることが好ましい。 単繊維 の断面形状も特に限定されず、 丸、 三角、 扁平、 中空など公知の断 面形状でよい。 また、 通常の空気加工、 仮撚捲縮加工が施されてい てもさしつかえない。
前記フィ ラメント糸 Bを形成するポリマーの種類としては、 ポリ エステル系ポリマーであれば特に限定されず、 ポリエチレンテレフ 夕レートやポリ トリメチレンテレフ夕レート、 ポリブチレンテレフ 夕レート、 ポリ乳酸、 第 3成分を共重合させたポリエステル、 ポリ エーテルエステル、 ウレタンなどが好ましく例示される。 かかるポ リエステルとしては、 マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイ クルされたポリエステルであってもよい。 さらには、 特開 2 0 0 4 - 2 7 0 0 9 7号公報ゃ特開 2 0 0 4 - 2 1 1 2 6 8号公報に記載 されているような、 特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触 媒を用いて得られたポリエステルやポリ乳酸、 ステレオコンプレツ クスポリ乳酸でもよい。 特に、 下着用布帛に弾性を付与する上で、 ポリエーテルエステルやポリウレタンなどの弾性樹脂が好ましい。 該ポリマー中には、 本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じ て、 微細孔形成剤、 カチオン染料可染剤、 着色防止剤、 熱安定剤、 蛍光増白剤、 艷消し剤、 着色剤、 吸湿剤、 無機微粒子が 1種または 2種以上含まれていてもよい。
なお、 前記フィ ラメント糸 Aおよびフィ ラメント糸 Bにおいて、 繊維は 1種類であることが好ましいが、 複数の組み合わせであって もよい。 例えば、 ポリウレタン繊維やポリエーテルエステル系繊維 などからなる弾性繊維糸条と、 ポリエステル系繊維糸条とをィン夕 一レース空気ノズルなどにより空気混繊させた複合糸や、 弾性繊維 糸条のまわりにポリエステル系糸条をカバリ ングした複合糸などや 、 紡績糸との複合糸でもよい。
本発明の下着において、 肌に接触する面に前記フィ ラメント糸 A が露出している。 このように、 ナノファイバーが肌に接触する面に 露出することにより肌との優れた密着性が得られる。 ここで、 電子 顕微鏡を用いて 5 0倍の倍率で編地表面 (裏面) を撮影し、 写真の なかで、 フィ ラメント糸 Aが占める面積 AAと、 フィ ラメント糸 B が占める面積 B Aとを計測し、 フィ ラメント糸 Aの面積割合 (%) (= A A/ (AA+ B A) X I 0 0 ) の値が 5 0 %以上であること が好ましい。 特に、 前記の肌に接触する面において、 前記フィ ラメ ント糸 Aのみが露出していると肌との優れた密着性が得られ好まし い。
なお、 本発明の下着において、 肌に接触する面とは反対側の面に おいては、 前記フィ ラメント糸 Aが露出していてもよいし、 露出し ていなくてもよい。
本発明の下着は例えば以下の製造方法により製造することができ る。 まず、 海成分とポリエステルからなりその径が 1 0〜 1 0 0 0 n mである島成分とで形成される海島型複合繊維 (フィ ラメント糸 A用繊維) を用意する。 かかる海島型複合繊維としては、 特開 2 0 0 7 - 2 3 6 4号公報に開示された海島型複合繊維マルチフィ ラメ ント (島数 1 0 0〜 1 5 0 0 ) が好ましく用いられる。
すなわち、 海成分ポリマーとしては、 繊維形成性の良好なポリエ ステル、 ポリアミ ド、 ポリスチレン、 ポリエチレンなどが好ましい 。 例えば、 アルカリ水溶液易溶解性ポリマーとしては、 ポリ乳酸、 超高分子量ポリアルキレンオキサイ ド縮合系ポリマー、 ポリエチレ ンダルコール系化合物共重合ポリエステル、 ポリエチレングリコー ル系化合物と 5—ナトリウムスルホン酸イソフ夕ル酸の共重合ポリ エステルが好適である。 なかでも、 5—ナトリウムスルホイソフタ ル酸 6〜 1 2モル%と分子量 4 0 0 0〜 1 2 0 0 0のポリエチレン ダルコールを 3〜 1 0質量%共重合させた固有粘度が 0. 4〜 0. 6のポリエチレンテレフ夕レート系共重合ポリエステルが好ましい 一方、 島成分ポリマーは、 繊維形成性のポリエチレンテレフタレ ートゃポリ トリメチレンテレフ夕レート、 ポリブチレンテレフタレ ート、 ポリ乳酸、 第 3成分を共重合させたポリエステルなどのポリ エステルが好ましい。 該ポリマー中には、 本発明の目的を損なわな い範囲内で必要に応じて、 微細孔形成剤、 カチオン染料可染剤、 着 色防止剤、 熱安定剤、 蛍光増白剤、 艷消し剤、 着色剤、 吸湿剤、 無 機微粒子が 1種または 2種以上含まれていてもよい。
上記の海成分ポリマーと島成分ポリマーからなる海島型複合繊維 は、 溶融紡糸時における海成分の溶融粘度が島成分ポリマーの溶融 粘度よりも大きいことが好ましい。 また、 島成分の径は、 1 0〜 1 0 0 0 n mの範囲とする必要がある。 その際、 島成分の形状が真円 でない場合は外接円の直径を求める。 前記の海島型複合繊維におい て、 その海島複合質量比率 (海 : 島) は、 4 0 : 6 0〜 5 ·· 9 5の 範囲が好ましく、 特に 3 0 : 7 0〜 1 0 : 9 0 の範囲が好ましい。
かかる海島型複合繊維マルチフィ ラメント糸は、 例えば以下の方 法により容易に製造することができる。 すなわち、 前記の海成分ポ リマーと島成分ポリマーとを用い溶融紡糸する。 溶融紡糸に用いら れる紡糸口金としては、 島成分を形成するための中空ピン群や微細 孔群を有するものなど任意のものを用いることができる。 吐出され た海島型断面複合繊維マルチフィ ラメント糸は、 冷却風によって固 化され、 好ましくは 4 0 0〜 6 0 0 0 m /分で溶融紡糸された後に 巻き取られる。 得られた未延伸糸は、 別途延伸工程をとおして所望 の強度 · 伸度 · 熱収縮特性を有する複合繊維とするか、 あるいは、 一旦巻き取ることなく一定速度でローラ一に引き取り、 引き続いて 延伸工程をとおした後に巻き取る方法のいずれでも構わない。 かか る海島型複合繊維マルチフィ ラメント糸において、 単糸繊維繊度、 フィ ラメント数、 総繊度としてはそれぞれ単糸繊維繊度 0 . 5〜 1 0. 0 d t e x、 フィ ラメント数 5〜 7 5本、 総繊 3 0〜 1 7 0 d t e xの範囲内であることが好ましい。 また、 かかる海島型複合繊 維マルチフィ ラメント糸の沸水収縮率としては 5〜 3 0 %の範囲内 であることが好ましい。
一方、 単繊維繊度が 0. 1 d t e X以上 (好ましくは 0. 1〜 5 0 d t e X ) であるフィ ラメント Bを用意する。 最終的に得られる 布帛内のフィ ラメント糸 Bの単繊維径を 1 0 0 0 n mより大とする 上で、 単繊維繊度を前記の範囲内とすることが好ましい。
かかるフィ ラメント糸 Bにおいて、 フィ ラメント数、 総繊度とし てはそれぞれフィ ラメント数 1〜 3 0 0本、 総繊度 0. l〜 5 0 d t e xの範囲内であることが好ましい。 また、 かかるフィ ラメント 糸としては、 沸水収縮率 1 0 %以上 (より好ましくは 2 0〜 4 0 % ) の範囲内の高収縮ポリエステルか、 弾性糸 (ポリウレタン弾性糸 またはポリエーテルエステル弾性糸) であることが好ましい。 なお 、 前記のような高い沸水収縮率を得るには、 共重合ポリエステルを 用いて常法により紡糸、 延伸するとよい。 その際、 共重合ポリエス テルとしては、 共重合ポリエステルの主構成モノマーがテレフタル 酸およびエチレングリコールであり、 この主構成モノマーに共重合 する第三成分が、 イソフタル酸、 ナフ夕レンジカルボン酸、 アジピ ン酸、 セバシン酸、 ジエチレングリコール、 ポリエチレングリコ一 ル、 ビスフエノール A、 およびビスフエノールスルフォンからなる 群より選択されるいずれかであることが好ましい。 特に、 前記の共 重合ポリエステルが、 酸成分がモル比 (テレフタル酸 Zイソフタル 酸) 9 0 Z5〜 8 5 / 1 5のテレフタル酸およびィソフタル酸から なり、 グリコール成分がエチレングリコールからなる共重合ポリェ ステルであることが好ましい。 このような共重合ポリエステルを用 いることにより高い沸水収縮率が得られる。 次いで、 前記海島型複合繊維フィ ラメント糸とフィ ラメント糸 B とを用いて、 前記海島型複合繊維フィ ラメント糸が布帛の肌と接触 する面に露出するよう織編物を織編成することができる。 その際、 前記海島型複合繊維フィ ラメント糸とフィ ラメント糸 Bとが混繊糸 として織編物中に含まれていてもよいが、 前記フィ ラメント糸 Aと 前記フィ ラメント Bとを交編または交織することにより編物または 織物を織編成することが好ましい。 フィ ラメント糸 Bが弾性糸の場 合、 これを 1 . 5倍以上 (好ましくは 1 . 5〜 3 . 0倍) 延伸しな がら給糸すると、 図 5に示すように、 フィ ラメント糸 Bが織編物の 内部に位置し、 織編物の表側表面と裏側表面にフィ ラメント糸 Aの みが露出するので好ましい。
前記海島型複合繊維フィ ラメント糸とフィ ラメント糸 Bとの総繊 度比としては、 9 0 : 1 0〜 5 0 : 5 0の範囲内であることが好ま しい。 ここで、 織物組織および編物組織は特に限定されず、 よこ編 組織としては、 平編、 ゴム編、 両面編、 パール編、 タック編、 浮き 編、 片畔編、 レース編、 添え毛編等が例示され、 たて編組織として は、 シングルデンビ一編、 シングルア トラス編、 ダブルコード編、 ハーフ編、 ハーフベース編、 サテン編、 ハーフ トリコッ ト編、 裏毛 編、 ジャガード編等などが例示され、 織物組織としては、 平織、 綾 織、 朱子織等の三原組織、 変化組織、 たて二重織、 よこ二重織等の 片二重組織、 たてビロードなどが例示されるがこれらに限定されな い。 層数も単'層でもよいし、 2層以上の多層でもよい。
不織布組織としては、 スパンポンド不織布、 メルトブロー不織布 、 乾式不織布 (ニードルパンチ法、 エアレイ ド法、 スパンレース法 、 サ一マルポンド法、 レジンポンド法) 、 湿式不織布 (湿式抄造法 、 湿式スパンレース法) などが例示されるが、 これらに限定されな い。 次いで、 該布帛にアルカリ水溶液処理を施し、 前記海島型複合繊 維の海成分をアルカリ水溶液で溶解除去することにより、 海島型複 合繊維フィ ラメント糸を単繊維径が 1 0 〜 1 0 0 0 n mのマルチフ イ ラメント糸 Aとすることにより、 本発明の下着用布帛が得られる
。 その際、 アルカリ水溶液処理の条件としては、 濃度 3 〜 4 %の N a〇 H水溶液を使用し 5 5 〜 6 5 。Cの温度で処理するとよい。
また、 該アルカリ水溶液による溶解除去の前および Zまたは後に 布帛に染色加工を施してもよい □ 力レンダー加工 (加熱加圧加工) を施してもよい。 さらに 、 常法の起毛加工、 撥水加工、 さらには、 紫外線遮蔽あるいは制電剤、 抗菌剤 、 消臭剤、 防虫剤、 蓄光剤、 再 帰反射剤、 マイナスィォン発生剤 の機能を付与する各種加工を付 加適用してもよレ 。
次いで 、 かかる布帛を用いて常法により下着を縫製する。 その際
、 肌に接触する面に前記フィ ラメン卜糸 A (ナノファイバー) が露 出するよう縫製することが肝要である o よ 7 、 該布帛のみで下着を 構成してもよいが、 該布帛を肌側に配し、 一方 、 外気側に例えば通 常のポ エステル織編物を配することにより多層構造としてもよい
。 さらには、 パッ ドやァクセァリーなどの付属 □
PPが含まれていてち 何らさしつかえない。 また、 下着の種類は特に限定されないが、 ブ ラジャ 、 ショーツ、 ランジェリー 、 ガ一ドル 、 アンダーシャツ 、 紳士用パンツ、 および婦人用パンツからなる群より選択されるいず れかの下着であることが好ましい。 特に図 4に模式的に示すウィン グ部 5、 カップ部 6、 および肩ひも 7からなるブラジャーが好まし い。 なお、 肩ひも 7は、 あってもなくてもよい。
かく して得られた下着において、 肌に接触する面に前記フィ ラメ ント糸 A (ナノファイバー) が露出しているので、 布帛と肌との密 着性が向上する。 密着性が向上する理由はまだ明らかにはされてい ないが、 図 2に模式的に示す従来の下着の布帛表面と比較して、 図 1 に模式的に示すように布帛表面がフラッ トになって肌との接触面 積が大きくなるためであろうと推定している。 なお、 肌に接触する 面において、 摩擦抵抗値がドライ状態 (温度 2 0 °C、 湿度 6 5 % R Hの環境下) で 1 5 0 g r以上 (好ましくは 2 0 0〜 6 0 0 g r ) であることが好ましい。 また、 ウエッ ト状態でも 1 5 0 g r以上 ( 好ましくは 2 0 0 ~ 6 0 0 g r ) であることが好ましい。 ただし、 該摩擦抵抗値は下記の方法で測定した抵抗値 ( g r ) である。 すな わち、 図 3に模式的に示すように、 水平な台の上にシリコンゴム 4 を敷き、 該シリコンゴム 4の上に、 大きさが底面 5 c mX 8 c m、 高さ 3 c mであり、 重さが l O O g r ( 0. 9 8 N) であるヘッ ド 2の該底面の全面に試料 3を貼り付けたものを配置し、 引張り試験 機 (図示なし) により滑車 1 を介して該ヘッ ド 2 を水平方向に 1 0 O mmZ分の速度で引っ張った時の抵抗値 ( g r ) である。 また、 ゥエツ 卜状態とは、 大きさ 1 0 c mX 2 0 c mの試料に水を 1. 0 mL付与した状態である。
また本発明の下着には、 1 0 0 0 n mより大のフィ ラメント糸 B が含まれているので布帛としての剛性が高く、 優れた保形性を呈す る。 実施例
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、 本発明はこれらに よって限定されるものではない。 なお、 実施例中の各測定項目は下 記の方法で測定した。
<溶融粘度 >
乾燥処理後のポリマーを紡糸時のルーダー溶融温度に設定したォ リフィスにセッ トして 5分間溶融保持したのち、 数水準の荷重をか けて押し出し、 そのときのせん断速度と溶融粘度をプロッ トする。 そのプロッ トをなだらかにつないで、 せん断速度一溶融粘度曲線を 作成し、 せん断速度が 1 0 0 0秒— 1 の時の溶融粘度を見る。
<溶解速度 >
海 · 島成分の各々 0 • 3 - 0. 6 LX 2 4Hの口金にて 1 0 0 0
〜 2 0 0 0 m/分の紡糸速度で糸を巻き取り、 さらに残留伸度が 3 0
〜 6 0 %の範囲になるように延伸して、 8 4 d t e xZ 2 4 f i 1 のマルチフィ ラメン hを作製する。 これを各溶剤にて溶解しようと する温度で浴比 1 0 0にて溶解時間と溶解量から、 減量速度を算出 した。
<単繊維径>
布帛を電子顕微鏡で写真撮影した後、 n数 5で単繊維径を測定し その平均値を求めた
<布帛表面 (裏面) に露出しているフィ ラメント糸 Aの面積割合〉 電子顕微鏡を用いて 5 0倍の倍率で編地表面 (裏面) を撮影し、 写真のなかで、 ポリェステルフィ ラメント糸 Aが占める面積 AAと
、 フィ ラメント糸 Bが占める面積 B Aとを計測し、 ポリエステルフ イ ラメント糸 Aの面積割合 (%) ( = AAZ (AA+ B A) X 1 0 0 ) を算出した。
<摩擦抵抗値 >
密着性の代用特性として摩擦抵抗値 ( g r ) を下記の方法で測定 した。 すなわち、 図 3 に模式的に示すように、 水平な台の上にシリ コンゴム (住友スリ一ェム社製 : 製品名シリコン 5 0 ) を敷き、 該 シリコンゴムの上に、 大きさが底面 5 c mX 8 c m、 高さ 3 c mで あり、 重さが l O O g r ( 0. 9 8 N) であるヘッ ドの該底面の全 面に試料を貼り付けたものを配置し、 引張り試験機 (インス 卜ロン 社製 : 型式 5 5 6 6 ) により該ヘッ ドを水平方向に l O O mmZ分 の速度で引っ張った時の抵抗値 ( g r ) を測定した。 また、 ゥエツ 卜状態とは、 大きさ 1 0 c m X 2 0 c mの試料に水を 1. 0 m L付 与した状態である。
<肌との密着性 >
後述の実施例 1で得られたブラジャーと、 後述の比較例 1で得ら れたブラジャーとを、 試験者 1 0人が 1ヶ月間着用テス トを行い、 日常生活の動作においてブラジャーと胸とのズレ感を以下の 3段階 に評価した。 3級 : ほとんどズレず良好である。 2級 : 動作によつ てはズレることがある。 1級 : かなりズレて不良である。
<風合いテス ト>
上記肌との密着性評価と同時に風合いテス トを行い、 以下の 3段 階に評価した。 3級 : 非常に良好であり、 これからも着用したい。 2級 : 普通。 1級 : かなり違和感があり着用したくない。
[実施例 1 ]
島成分としてポリエチレンテレフ夕レート ( 2 8 0 °Cにおける溶 融粘度が 1 2 0 0ボイズ、 艷消し剤の含有量 : 0質量%) 、 海成分 として 5—ナトリウムスルホイソフタル酸 6モル%と数平均分子量 4 0 0 0のポリエチレングリコール 6質量%を共重合したポリェチ レンテレフ夕レート ( 2 8 0 °Cにおける溶融粘度が 1 7 5 0ボイズ ) を用い (溶解速度比 (海/島) = 2 3 0 ) 、 海 : 島 = 3 0 : 7 0 、 島数 = 8 3 6の海島型複合未延伸繊維を、 紡糸温度 2 8 0 °C、 紡 糸速度 1 5 0 0 m/分で溶融紡糸して一旦巻き取った。
得られた未延伸糸を、 延伸温度 8 0 °C、 延伸倍率 2. 5倍でロー ラー延伸し、 次いで 1 5 0でで熱セッ トして巻き取った。 得られた 海島型複合延伸糸 (フィ ラメント糸 A用繊維) は 5 6 d t e xZ l 0 f i 1 であり、 透過型電子顕微鏡 T E Mによる繊維横断面を観察 したところ、 島の形状は丸形状でかつ島の径は 7 1 O nmであった 他方、 フィ ラメント糸 Bとして、 市販のポリウレタン弾性糸 (繊 度 2 2 d t e xZ l f i 1 、 旭化成 (株) 製) を用意した。
次いで、 3 6ゲージの経編トリコッ ト機を使用して、 バックに前 記ポリウレタン弾性糸を 2. 0倍で延伸しながらビームに巻き取つ たのち給糸し、 同時にフロントは前記海島型複合延伸糸をビームに 巻き取り給糸して、 ハーフ組織 (バック : 1 0 / 1 2、 フロント :
2 3 / 1 0 ) の編地を編成した。 次いで、 海島型複合延伸糸の海成 分を除去するために編地を 3. 5 % N a O H水溶液で、 7 0 °Cにて
3 0 %アルカリ減量した。 その後、 1 3 0 °Cかつ 3 0分間の高圧染 色を行い、 最終セッ トとして 1 7 0 °Cの乾熱セッ トを行い、 編地 ( 下着用布帛) を得た。
得られた編地において、 フィ ラメント糸 A ( 3 9 d t e x/ 8 3 6 0 f i 1 ) の単繊維径は 7 1 0 n m、 フィ ラメント糸 Bの単繊維 径は 3 5 mであった。 また、 編地の表側表面と裏側表面において 、 図 5に示すように、 フィ ラメント糸 Aのみが露出していた。 編地 の摩擦抵抗値は表 1 に示すように、 ドライ状態でもゥエツ 卜状態で も比較例 1で得られた布帛の 2. 5倍以上であった。
また、 該編地をブラジャーのカップ裏布帛とウィング部の布帛、 すなわち、 製品の肌にあたる箇所に配し、 カップ表布帛にはフロン トに通常のポリエステル延伸糸 ( 5 6 d t e xZ 3 6 f i 1 ) とバ ックに市販のポリウレタン弾性糸 (繊度 2 2 d t e xZ l f i 1 、 旭化成 (株) 製) を用いたトリコッ ト八一フ組織の編地を配してブ ラジャーを縫製し着用テス トを行ったところ、 表 2に示すように、 肌との密着性および風合いが優れていた。 また、 保形性にも優れて いた。
[比較例 1 ] 実施例 1 において、 海島型複合延伸糸のかわりに通常のポリェチ レンテレフ夕レートマルチフィ ラメント延伸糸 (総繊度 3 3 d t e x / 3 6 f i 1 、 帝人ファイバ一 (株) 製) を用いることと、 アル カリ減量を施さないこと以外は実施例 1 と同様にした。 得られた編 地において、 ポリエチレンテレフタレートマルチフィ ラメント延伸 糸の単繊維径は 1 0 ; Li mであった。
該編地をブラジャーのカップ裏布帛とウィング部の布帛、 すなわ ち、 製品の肌にあたる箇所に配したブラジャーを縫製し着用テス ト を行ったところ、 また、 表 2に示すように、 肌との密着性に劣って いた。 表 1
Figure imgf000017_0001
表 2
Figure imgf000018_0001
産業上の利用可能性
本発明によれば、 肌との密着性が良好であり保形性にも優れた下 着が提供され、 その工業的価値は極めて大である。

Claims

1. 織物組織、 編物組織または不織布組織を有する布帛を含む下 着であつて、 前記布帛が、 単繊維径が 1 0〜 1 0 0 0 n mのフィ ラ メント糸 Aと単繊維径が 1 0 0 O nmより大のフィ ラメント糸 Bと を含み、 かつ肌に接触する面に前記フィ ラメント糸 Aが露出してい 請
ることを特徴とする下着。
2. 前記露出しているフィ ラメント糸 Aが、 前記肌に接触する面 の面積の 5 0 %以上を占める、 請求項 1 に記載の下着。
3. 前記肌に接触する面において、 前記フィ ラメント糸 Aのみが 露出している、 請求項 2に記載の下着。 画
4. 前記フィ ラメント糸 Aのフィ ラメント数が 5 0 0本以上であ る、 請求項 1 に記載の下着。
5. 前記フィ ラメント糸 Bのフィ ラメント数が 1〜 3 0 0本の範 囲内である、 請求項 1 に記載の下着。
.ヽ つ
6. 刖記布帛が 、 刖 己フィ ラメン卜糸 Aと m 3dフィ ラメ
の交編により得られた編物である、 請求項 1 載の下着
7. HU記フイ ラメン卜糸 Aがポリエステル糸である 、
記載の下着。
8. 前記フィ ラメント糸 Bが弾性糸である、 請求項 1 に記載の下 着。
9. 前記フィ ラメント糸 Aとフィ ラメント糸 Bとの質量比が 9 5 : 5〜 5 : 9 5の範囲内である、 請求項 1 に記載の下着。
1 0. 肌に接触する面において、 下記測定法による摩擦抵抗値が 1 5 0 g r以上である、 請求項 1 に記載の下着 :
前記摩擦抵抗値は、 水平な台の上にシリコンゴムを敷き、 該シリ コンゴムの上に、 大きさが底面 5 c mX 8 c m、 高さ 3 c mであり 、 重さが l O O g r ( 0. 9 8 N) であるヘッ ドの該底面の全面に 試料を貼り付けたものを配置し、 引張り試験機により該ヘッ ドを水 平方向に l O O mmZ分の速度で引っ張った時の抵抗値 ( g r ) で ある。
1 1. 下着が、 ブラジャー、 ショーツ、 ランジェリ一、 ガードル
、 アンダーシャツ、 紳士用パンツ、 および婦人用パンツからなる群 より選択されるいずれかである、 請求項 1 に記載の下着。
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