JP2006207053A - 三層構造織編物および繊維製品 - Google Patents

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聡 安井
Takashi Yamaguchi
尊志 山口
Masato Yoshimoto
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Abstract

【課題】表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維が含まれることにより、乾いている部分と湿潤した部分とが触らずに判別でき、かつ湿潤により厚みが増大するため、織編物中の空気層体積が増し、湿潤によるムレ感や冷え感を低減することができる三層構造織編物および該三層構造織編物を用いてなる繊維製品を提供する。
【解決手段】表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維Aが含まれることを特徴とする三層構造編物。
【選択図】図2

Description

本発明は、表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維が含まれることにより、乾いている部分と湿潤した部分とが触らずに判別でき、かつ湿潤により厚みが増大するため、織編物中の空気層体積が増し、湿潤によるムレ感や冷え感を低減することができる三層構造織編物および該三層構造織編物を用いてなる繊維製品に関するものである。
従来、織編組織を有する表裏の地組織部を連結部により連結した、三層構造の織編物が多数提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。かかる三層構造織編物は、クッション性(弾力性)や保温性に優れるため、クッション材や保温衣料として広く使用されている。なかでも、表裏の地組織部を結接糸により結接した三層構造織編物では、連結部の繊維密度が低いため通気性が高く、汗をかきやすいアウトドアスポーツ用の靴材やカバン地(リュックサック等)などにも広く使用されている。また近年では、ムレ感が少ないことから椅子やソファーの表皮材、カーシート地としても使用されるようになった。
しかしながら、これらの三層構造織編物は、湿度や水分が変化しても厚みが常に一定で、クッション性や保温性が変化するものではなかった。
他方、特許文献4では、ポリエステルとポリアミドの異質ポリマーを貼りあわせたサイドバイサイド型複合繊維を用いた通気性自己調節織編物が提案されている。また、本発明者らは、特願2004−256628号において、ポリエステル成分とポリアミド成分とが接合された複合繊維であって、性能のよい通気性自己調節織編物を得ることが可能な複合繊維を提案している。
特開2002−235264号公報 特開平10−1854号公報 特開平5−148746号公報 特開2003−41462号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維が含まれることにより、乾いている部分と湿潤した部分とが触らずに判別でき、かつ湿潤により厚みが増大するため、織編物中の空気層体積が増し、湿潤によるムレ感や冷え感を低減することができる三層構造織編物および該三層構造織編物を用いてなる繊維製品を提供することにある。
本発明者らは上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、三層構造織編物において連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維を配すことにより所望の三層構造織編物および繊維製品が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維Aが含まれることを特徴とする三層構造織編物。」が提供される。
ここで、前記の捲縮繊維Aにおいて、乾燥時の捲縮率DC(%)と湿潤時の捲縮率HC(%)との差DC−HCが0.5%以上であることが好ましい。
ただし、乾燥時の捲縮率DC(%)と湿潤時の捲縮率HC(%)は、以下の方法により算出するものとする。すなわち、枠周:1.125mの巻き返し枠を用いて荷重:49/50mN×9×トータルテックス(0.1g×トータルデニール)をかけて一定の速度で巻き返し、巻き数:10回の小綛を作り、該小綛を捩じり2重の輪状にしたものに49/2500mN×20×9×トータルテックス(2mg×20×トータルデニール)の初荷重をかけたまま沸水中に入れて30分間処理し、該沸水処理の後100℃の乾燥機にて30分間乾燥し、その後更に初荷重をかけたまま160℃の乾熱中に入れ5分間処理する。該乾熱処理の後に初荷重を除き、温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間以上放置した後、前記の初荷重および98/50mN×20×9×トータルデシテックス(0.2g×20×トータルデニール)の重荷重を負荷し、綛長:L0を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1を測定する。更にこの綛を初荷重をかけたまま温度20℃の水中に2時間浸漬した後取り出し、ろ紙にて軽く水を拭き取った後、初荷重および重荷重を負荷し綛長:L0’を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1’を測定する。次いで、以上の測定数値から下記の計算式にて、乾燥時の捲縮率(DC)と湿潤時の捲縮率(HC)を算出する。
乾燥時の捲縮率DC(%)={(L0−L1)/L0}×100
湿潤時の捲縮率HC(%)={(L0’−L1’)/L0’}×100
また、前記の捲縮繊維Aが、ポリエステル成分とポリアミド成分とがサイドバイサイド型に接合された複合繊維であって、潜在捲縮性能が発現してなる捲縮構造を有する捲縮繊維であることが好ましい。その際、ポリエステル成分が、5−ナトリウムスルホイソフタル酸が2.0〜4.5モル%共重合された変性ポリエチレンテレフタレートからなることが好ましい。また、前記の捲縮繊維Aが、無撚糸または300T/m以下の撚りが施された甘撚り糸であることが好ましい。
本発明の三層構造織編物において、地組織部がポリエステル繊維からなることが好ましい。また、三層構造織編物が、表裏の地組織部を結接糸で連結した、ダブルラッセル編物または丸編物であることが好ましい。さらには、下記式で算出する厚み変化率が5%以上であることが好ましい。
厚み変化率(%)=((LW−LD)/LD)×100
ただし、LDとは、織編物を温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間放置した後の状態で測定した織編物の厚みであり、一方LWとは、織編物表面に水を1cc滴下した後、1分経過後の最大厚みである。
次に、本発明によれば、前記の三層構造織編物を用いてなる、アウター用衣料、スポーツ用衣料、インナー用衣料、おしめや介護用シーツ等の医療・衛生用品、寝装寝具、椅子やソファー等の表皮材、カーペット、カーシート地、インテリア用品からなる群より選択される繊維製品が提供される。
本発明によれば、表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維が含まれることにより、乾いている部分と湿潤した部分とが触らずに判別でき、かつ湿潤により厚みが増大するため、織編物中の空気層体積が増し、湿潤によるムレ感や冷え感を低減することができる三層構造織編物および該三層構造織編物を用いてなる繊維製品が得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の三層構造織編物は有機繊維糸条からなる編織組織を有する表地組織部と、有機繊維糸条からなる編織組織を有する裏地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される。そして、前記連結部には、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維Aが含まれる。
かかる捲縮繊維Aとしては、乾燥時の捲縮率DCが1.5〜13%、湿潤時の捲縮率HCが0.5〜7%、乾燥時の捲縮率DCと湿潤時の捲縮率HCとの差DC−HCが0.5%以上(より好ましくは1〜5%)であることが好ましい。前記捲縮率DCが1.5%よりも小さいと、捲縮発現力が弱すぎ、湿潤時の捲縮変化も非常に小さくなるため、所望とする、湿潤時に捲縮繊維の捲縮率が可逆的に低下することにより厚みが大きくなる三層構造織編物が得られないおそれがある。逆に、前記捲縮率DCが13%よりも大きいと、捲縮発現力が強すぎ、湿潤時に捲縮が変化し難いため、厚みの変化量が小さくなるおそれがある。同時に、捲縮発現力が強すぎると、捲縮繊維が後記のような複合繊維である場合、複合繊維を形成する成分間での界面剥離が起こりやすくなるおそれもある。
ここで、前記乾燥時の捲縮率DC(%)と湿潤時の捲縮率HC(%)は、以下の方法により算出するものとする。すなわち、枠周:1.125mの巻き返し枠を用いて荷重:49/50mN×9×トータルテックス(0.1g×トータルデニール)をかけて一定の速度で巻き返し、巻き数:10回の小綛を作り、該小綛を捩じり2重の輪状にしたものに49/2500mN×20×9×トータルテックス(2mg×20×トータルデニール)の初荷重をかけたまま沸水中に入れて30分間処理し、該沸水処理の後100℃の乾燥機にて30分間乾燥し、その後更に初荷重をかけたまま160℃の乾熱中に入れ5分間処理する。該乾熱処理の後に初荷重を除き、温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間以上放置した後、前記の初荷重および98/50mN×20×9×トータルデシテックス(0.2g×20×トータルデニール)の重荷重を負荷し、綛長:L0を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1を測定する。更にこの綛を初荷重をかけたまま温度20℃の水中に2時間浸漬した後取り出し、ろ紙にて軽く水を拭き取った後、初荷重および重荷重を負荷し綛長:L0’を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1’を測定する。次いで、以上の測定数値から下記の計算式にて、乾燥時の捲縮率(DC)と湿潤時の捲縮率(HC)を算出する。
乾燥時の捲縮率DC(%)={(L0−L1)/L0}×100
湿潤時の捲縮率HC(%)={(L0’−L1’)/L0’}×100
かかる捲縮繊維Aとしては、ポリエステル成分とポリアミド成分とがサイドバイサイド型に接合された複合繊維であって、潜在捲縮性能が発現してなる捲縮構造を有する捲縮繊維であることが好ましい。
ここで、ポリエステル成分としては、他方のポリアミド成分との接着性の点で、スルホン酸のアルカリまたはアルカリ土類金属、ホスホニウム塩を有し、かつエステル形成能を有する官能基を1個以上もつ化合物が共重合された、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンタレフタレート等の変性ポリエステルが好ましく例示される。なかでも、汎用性およびポリマーコストの点で、前記化合物が共重合された、変性ポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。その際、共重合成分としては、5−ナトリウムスルホイソフタル酸およびそのエステル誘導体、5−ホスホニウムイソフタル酸およびそのエステル誘導体、p−ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウムなどがあげられる。なかでも、5−ナトリウムスルホイソフタル酸が好ましい。共重合量としては、2.0〜4.5モル%の範囲が好ましい。該共重合量が2.0モル%よりも小さいと、優れた捲縮性能が得られるものの、ポリアミド成分とポリエステル成分との接合界面にて剥離が生じるおそれがある。逆に、該共重合量が4.5モル%よりも大きいと、延伸熱処理の際、ポリエステル成分の結晶化が進みにくくなるため、延伸熱処理温度を上げる必要があり、その結果、糸切れが多発するおそれがある。
一方のポリアミド成分としては、主鎖中にアミド結合を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ナイロン−4、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン−46、ナイロン−12などがあげられる。なかでも、汎用性、ポリマーコスト、製糸安定性の点で、ナイロン−6およびナイロン−66が好適である。
なお、前記ポリエステル成分およびポリアミド成分には、公知の添加剤、例えば、顔料、顔料、艶消し剤、防汚剤、蛍光増白剤、難燃剤、安定剤、帯電防止剤、耐光剤、紫外線吸収剤等が含まれていてもよい。
前記のサイドバイサイド型に接合された複合繊維は、任意の断面形状および複合形態をとることができる。図1は、本発明で使用されるサイドバイサイド型に接合された複合繊維の拡大横断面図を例示したものである。通常は(イ)、(ロ)のような横断面を有する複合繊維が用いられるが、(ハ)のような偏心芯鞘型であってもよい。さらには、三角形や四角形、その断面内に中空部を有するものであってもよい。なかでも、図1の(イ)のように、丸型であることが好ましい。両成分の複合比は任意に選定することができるが、通常、ポリエステル成分とポリアミド成分の重量比で30:70〜70:30(より好ましくは40:60〜60:40)の範囲内であることが好ましい。
前記複合繊維の単糸繊度、単糸数(フィラメント数)としては特に限定されないが、単糸繊度1〜10dtex(より好ましくは2〜5dtex)、単糸数10〜200本(より好ましくは20〜100本)の範囲内であることが好ましい。
また、捲縮構造としては、ポリアミド成分が捲縮の内側に位置し、ポリエステル成分が捲縮の外側に位置していることが好ましい。かかる捲縮構造を有する複合繊維は、後記の製造方法により容易に得ることができる。複合繊維がこのような捲縮構造を有していると、湿潤時に、内側のポリアミド成分が膨潤、伸張し、外側のポリエステル成分はほとんど長さ変化を起こさないため、捲縮率が低下する(複合繊維の見かけの長さが長くなる。)。一方、乾燥時には、内側のポリアミド成分が収縮し、外側のポリエステル成分はほとんど長さ変化を起こさないため、捲縮率が増大する(複合繊維の見かけの長さが短くなる。)。
本発明の三層構造織編物において、連結部には前記の捲縮繊維Aが含まれている。その際、捲縮繊維Aが連結部の全重量に対して30重量%以上(より好ましくは50重量%以上、特に好ましくは100重量%)含まれることが好ましい。捲縮繊維Aの含有量が30重量%よりも小さいと、所望の三層構造織編物がえられないおそれがある。
前記の複合繊維は、湿潤時に、容易に捲縮が低下しみかけの糸長が長くなる上で、無撚糸、または300T/m以下の撚りが施された甘撚り糸であることが好ましい。特に、無撚糸であることが好ましい。強撚糸のように、強い撚りが付与されていると、湿潤時に捲縮が低下しにくく好ましくない。なお、交絡数が20〜60ケ/m程度となるようにインターレース空気加工および/または通常の仮撚捲縮加工が施されていてもさしつかえない。
また、連結部が前記捲縮繊維A以外に他の繊維が含まれる場合、かかる他の繊維としては特に限定されず、ポリエチレンタレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、アクリル、パラ型もしくはメタ型アラミド、およびそれらの変性合成繊維、さらには、天然繊維、再生繊維、半合成繊維など衣料に適した繊維であれば自由に選択できる。なかでも、湿潤時の寸法安定性や、前記複合繊維との相性(混繊性、交編・交織性、染色性)の点で、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンタレフタレートや、これらに前記共重合成分が共重合された変性ポリエステルからなるポリエステル繊維が好適である。また、かかる他の繊維の単糸繊度、単糸数(フィラメント数)としては特に限定されないが、織編物の吸湿性を高め、吸湿時に通気性を性能よく向上させる上で、単糸繊度0.1〜5dtex(より好ましくは0.5〜2dtex)、単糸数20〜200本(より好ましくは30〜100本)の範囲内であることが好ましい。なお、交絡数が20〜60ケ/m程度となるようにインターレース空気加工および/または通常の仮撚捲縮加工が他の繊維に施されていてもさしつかえない。
本発明の三層構造織編物において、表裏の地組織部を構成する繊維としては特に限定されず、ポリエチレンタレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、アクリル、パラ型もしくはメタ型アラミド、およびそれらの変性合成繊維、さらには、天然繊維、再生繊維、半合成繊維など衣料に適した繊維であれば自由に選択できる。なかでも、湿潤時の寸法安定性の点で、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンタレフタレートや、これらに前記共重合成分が共重合された変性ポリエステルからなるポリエステル繊維が好適である。また、かかる繊維の単糸繊度、単糸数(フィラメント数)としては特に限定されないが、単糸繊度0.1〜5dtex(より好ましくは0.5〜2dtex)、単糸数20〜200本(より好ましくは30〜100本)の範囲内であることが好ましい。なお、交絡数が20〜60ケ/m程度となるようにインターレース空気加工および/または通常の仮撚捲縮加工が他の繊維に施されていてもさしつかえない。
本発明の三層構造織編物において、織編組織は特に限定されず、ダブル丸編機、ダブルラッセル編機、モケット織機で得られるものでよい。なかでも、表面層編物組織と裏面層編物組織とを、捲縮繊維Aを含む結接糸で連結(タック)させたダブルラッセル編物または丸編物が、湿潤により優れた厚み変化があり好ましい。
次に、本発明の繊維製品は、前記の三層構造織編物を用いてなる、アウター用衣料、スポーツ用衣料、インナー用衣料、おしめや介護用シーツ等の医療・衛生用品、寝装寝具、椅子やソファー等の表皮材、カーペット、カーシート地、インテリア用品などの繊維製品である。
本発明の三層構造織編物は、例えば下記の製造方法によって容易に得ることができる。
まず、固有粘度が0.30〜0.43(オルソクロロフェノールを溶媒として35℃で測定)の、5−ナトリウムスルホイソフタル酸が2.0〜4.5モル%共重合された変性ポリエステルと、固有粘度が1.0〜1.4(m−クレゾールを溶媒として30℃で測定)のポリアミドとを用いてサイドバイサイド型に溶融複合紡糸する。その際、ポリエステル成分の固有粘度が0.43以下であることが特に重要である。ポリエステル成分の固有粘度が0.43よりも大きいと、ポリエステル成分の粘度が増大するため、複合繊維の物性がポリエステル単独糸に近くなり、本発明が目的とする三層構造織編物が得られないおそれがある。逆に、ポリエステル成分の固有粘度が0.30よりも小さいと、溶融粘度が小さくなりすぎて製糸性が低下するとともに毛羽発生が多くなり、品質および生産性が低下するおそれがある。
溶融紡糸の際に用いる紡糸口金としては、特開2000−144518号公報の図1のような、高粘度側と低粘度側の吐出孔を分離し、かつ高粘度側吐出線速度を小さくした(吐出断面積を大きくした)紡糸口金が好適である。そして、高粘度側吐出孔に溶融ポリエステルを通過させ、低粘度側吐出孔に溶融ポリアミドを通過させ冷却固化させることが好ましい。その際、ポリエステル成分とポリアミド成分との重量比は、30:70〜70:30(より好ましくは40:60〜60:40)の範囲内であることが好ましい。
また、溶融複合紡糸した後、一旦巻き取った後に延伸する別延方式を採用してもよいし、一旦巻き取らずに延伸熱処理を行う直延方式を採用してもよい。その際、紡糸・延伸条件としては、通常の条件でよい。例えば、直延方式の場合、1000〜3500m/分程度で紡糸した後、連続して100〜150℃の温度で延伸し巻き取る。延伸倍率は最終時に得られる複合繊維の切断伸度が10〜60%(好ましくは20〜45%)、切断強度が3.0〜4.7cN/dtex程度となるよう、適宜選定すればよい。
次いで、かかる複合繊維糸条(捲縮繊維A)と必要に応じて他の繊維とを連結用糸条とし、表地組織用繊維糸条、裏地組織用糸条とともに用いて、連結部に前記複合繊維糸条を含む三層構造織編物を製編織し、次いで、該織編物に染色加工などの熱処理を施すことにより、前記複合繊維の潜在捲縮を発現させる。
ここで、前記染色加工の温度としては100〜140℃(より好ましくは110〜135℃)、時間としてはトップ温度のキープ時間が5〜40分の範囲内であることが好ましい。かかる条件で、織編物に染色加工を施すことにより、前記複合繊維は、ポリエステル成分とポリアミド成分との熱収縮差により捲縮を発現する。その際、ポリエステル成分とポリアミド成分として、前述のポリマーを選定することにより、ポリアミド成分が捲縮の内側に位置する捲縮構造となる。
染色加工が施された織編物には、通常、乾熱ファイナルセットが施される。その際、乾熱ファイナルセットの温度としては120〜200℃(より好ましくは140〜180℃)、時間としては1〜3分の範囲内であることが好ましい。かかる、乾熱ファイナルセットの温度が120℃よりも低いと、染色加工時に発生したシワが残り易く、また、仕上がり製品の寸法安定性が悪くなるおそれがある。逆に、該乾熱ファイナルセットの温度が200℃よりも高いと、染色加工の際に発現した複合繊維の捲縮が低下したり、繊維が硬化し生地の風合いが硬くなるおそれがある。
また、本発明の織編物に吸水加工を施すことが好ましく、これにより汗の拡散速度を上げベトツキ感を抑制すると共に、捲縮繊維Aの捲縮変化速度を上げ、厚み変化の応答性が速くなり好ましい。
吸水加工を施す方法は特に限定しないが、例えば染色時に染液に吸汗加工剤を混合する浴中加工法やファイナルセット前に織編物を吸汗加工液中にディッピングしマングルで絞った後、連続的にファイナルセットを行う方法、またはグラビヤコーティング法、スクリーンプリント法といった塗布による加工方法等が挙げられる。
かくして得られた三層構造織編物において、連結部に含まれる捲縮繊維Aの捲縮率が、湿潤時に可逆的に低下するため、捲縮繊維Aからなる結接糸の見かけ糸長が大きくなり、三層構造織編物の厚みが厚くなる。
ここで、下記式で算出する厚み変化率が5%以上(より好ましくは40〜100%)であることが好ましい。
厚み変化率(%)=((LW−LD)/LD)×100
ただし、LDとは、三層構造織編物を温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間放置した後の状態で測定した厚みであり、一方LWとは、織編物表面に水を1cc滴下した後、1分経過後の最大厚みである。
このように、湿潤時に捲縮繊維Aの捲縮率が低下し、捲縮繊維Aからなる結接糸のみかけ糸長が長くなることにより、織編物の厚みが湿潤時に向上する。
なお、本発明の三層構造織編物には、撥水加工、起毛加工、紫外線遮蔽あるいは抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤、吸水剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。なお、実施例中の各物性は下記の方法により測定したものである。
<ポリエステルの固有粘度>オルソクロロフェノールを溶媒として使用し温度35℃で測定した。
<ポリアミドの固有粘度>m−クレゾールを溶媒として使用し温度30℃で測定した。
<破断強度、破断伸度>繊維試料を、雰囲気温度25℃、湿度60%RHの恒温恒湿に保たれた部屋に一昼夜放置した後、サンプル長さ100mmで(株)島津製作所製引張試験機テンシロンにセットし、200mm/minの速度で伸張し、破断時の強度(cN/dtex)、伸度(%)を測定した。なお、n数5でその平均値を求めた。
<沸水収縮率>JIS L 1013−1998、7.15で規定される方法により、沸水収縮率(熱水収縮率)(%)を測定した。なお、n数3でその平均値を求めた。
<複合繊維の捲縮率>枠周:1.125mの巻き返し枠を用いて、荷重:49/50mN×9×トータルテックス(0.1gf×トータルデニール)をかけて一定の速度で巻き返し、巻き数:10回の小綛をつくり、該小綛をねじり2重の輪状にしたものに49/2500mN×20×9×トータルテックス(2mg×20×トータルデニール)の初荷重をかけたまま沸水中に入れて30分間処理し、該沸水処理の後100℃の乾燥機にて30分間乾燥し、その後さらに初荷重をかけたまま160℃の乾熱中に入れ5分間処理した。該乾熱処理の後に初荷重を除き、温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間以上放置した後、前記の初荷重および98/50mN×20×9×トータルテックス(0.2gf×20×トータルデニール)の重荷重を負荷し、綛長:L0を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1を測定した。さらにこの綛を初荷重をかけたまま温度20℃の水中に2時間浸漬した後取り出し、ろ紙(大きさ30cm×30cm)にて0.69mN/cm(70mgf/cm)の圧力を5秒間かけて軽く水を拭き取った後、初荷重および重荷重を負荷し綛長:L0’を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1’を測定する。以上の測定数値から下記の計算式にて、乾燥時の捲縮率DC(%)、湿潤時の捲縮率HC(%)、乾燥時と湿潤時の捲縮率差(DC−HC)(%)を算出した。なお、n数は5で平均値を求めた。
乾燥時の捲縮率DC(%)=((L0−L1)/L0)×100
湿潤時の捲縮率HC(%)=(L0’−L1’)/L0’)×100
<厚みの変化率>
織編物を温度20℃、湿度65%RHの雰囲気中に24時間放置した後、該織編物から、10cm×10cmの小片を裁断する(n数=5)。続いて、上記織編物を平らな板の上に静かに置き、圧力0.07g/cmの荷重をかけ、ミツトヨ社製デジマチックハイトゲージ(HDS−HC)を用いて、織編物の厚みTDを計測する。
さらに、この小片に水1ccを滴下し、1分経過後に当該滴下部に前記と同様に圧力0.07g/cmの荷重下にて厚みTWを計測する。以上の測定数値から下記の計算式にて、厚み変化率を算出する。
厚み変化率(%)=((TW−TD)/TD)×100
[実施例1]
固有粘度〔η〕が1.3のナイロン−6と固有粘度〔η〕が0.39で2.6モル%の5−ナトリウムスルフォイソフタル酸を共重合させた変性ポリエチレンテレフタレートとを夫々260℃、290℃にて溶融し、特開2000−144518号公報記載の複合紡糸口金を用い、それぞれ12.7g/分の吐出量にて押し出しだしサイドバイサイド型複合繊維を形成させ、冷却固化・油剤を付与したあと、糸状を速度1000m/分、温度60℃のローラーにて予熱し,ついで、速度3050m/分 、温度150℃に加熱されたローラー間で延伸熱処理を行い巻き取り84dtex24filの複合繊維を得た。得られた複合繊維は乾燥時の捲縮率DC=3.3%、吸水時の捲縮率HC=1.6%、乾燥時と吸水時の捲縮差DC−HC=1.7%と良好な捲縮変化性能を有していた。
24ゲージの丸編機を用いて、表面層および裏面層に84dtex24filのポリエステルフィラメント糸(沸水収縮率10%)を使用し、該2層を連結する結接糸として前記の複合繊維を用いて、両側結接組織にて立体構造編地を編成した。得られた編地はコース数45コース/2.54cm、ウェール数30ウェール/2.54cmであった。
次いで、この編地を160℃で1分間乾熱セットを行った後、130℃の染色温度にて染色加工を行い、その際、吸汗加工剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。その後、該編地を160℃にてフィナルセットした。得られた編地の評価結果は表1に示す通りで、湿潤により厚みが45%向上し満足なものであった。
[比較例1]
結接糸に84dtex36filのポリエステル捲縮加工糸(沸水収縮率10%、捲縮率15%)を使用する以外は実施例1と同じ方法にて得られた編地の評価結果は、表1に示す通りで乾燥状態と湿潤状態で厚み変化がほとんど無いものであった。
Figure 2006207053
本発明によれば、表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維が含まれることにより、乾いている部分と湿潤した部分とが触らずに判別でき、かつ湿潤により厚みが増大するため、織編物中の空気層体積が増し、湿潤によるムレ感や冷え感を低減することができる三層構造織編物および該三層構造織編物を用いてなる繊維製品が得られ、その工業的価値は極めて大である。
本発明で用いられる複合繊維の単糸横断面形状を例示した模式図である。 乾燥時の厚みTDと、湿潤時の厚みTWとを説明するための模式図である。
符号の説明
P:ポリエステル成分
N:ポリアミド成分
1:地組織部(表層)
2:地組織部(裏層)
3:連結部

Claims (9)

  1. 表裏の地組織部と、表裏の地組織部を連結する連結部とで構成される三層構造織編物であって、前記連結部に、湿潤時に捲縮率が低下する捲縮繊維Aが含まれることを特徴とする三層構造織編物。
  2. 前記の捲縮繊維Aにおいて、乾燥時の捲縮率DC(%)と湿潤時の捲縮率HC(%)との差DC−HCが0.5%以上である、請求項1に記載の三層構造織編物。
    ただし、乾燥時の捲縮率DC(%)と湿潤時の捲縮率HC(%)は、以下の方法により算出するものとする。すなわち、枠周:1.125mの巻き返し枠を用いて荷重:49/50mN×9×トータルテックス(0.1g×トータルデニール)をかけて一定の速度で巻き返し、巻き数:10回の小綛を作り、該小綛を捩じり2重の輪状にしたものに49/2500mN×20×9×トータルテックス(2mg×20×トータルデニール)の初荷重をかけたまま沸水中に入れて30分間処理し、該沸水処理の後100℃の乾燥機にて30分間乾燥し、その後更に初荷重をかけたまま160℃の乾熱中に入れ5分間処理する。該乾熱処理の後に初荷重を除き、温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間以上放置した後、前記の初荷重および98/50mN×20×9×トータルデシテックス(0.2g×20×トータルデニール)の重荷重を負荷し、綛長:L0を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1を測定する。更にこの綛を初荷重をかけたまま温度20℃の水中に2時間浸漬した後取り出し、ろ紙にて軽く水を拭き取った後、初荷重および重荷重を負荷し綛長:L0’を測定し、直ちに重荷重のみを取り除き、除重1分後の綛長:L1’を測定する。次いで、以上の測定数値から下記の計算式にて、乾燥時の捲縮率(DC)と湿潤時の捲縮率(HC)を算出する。
    乾燥時の捲縮率DC(%)={(L0−L1)/L0}×100
    湿潤時の捲縮率HC(%)={(L0’−L1’)/L0’}×100
  3. 前記の捲縮繊維Aが、ポリエステル成分とポリアミド成分とがサイドバイサイド型に接合された複合繊維であって、潜在捲縮性能が発現してなる捲縮構造を有する捲縮繊維である、請求項1または請求項2に記載の三層構造織編物。
  4. ポリエステル成分が、5−ナトリウムスルホイソフタル酸が2.0〜4.5モル%共重合された変性ポリエチレンテレフタレートからなる、請求項3に記載の三層構造織編物。
  5. 前記の捲縮繊維Aが、無撚糸または300T/m以下の撚りが施された甘撚り糸である、請求項1〜4のいずれかに記載の三層構造織編物。
  6. 地組織部がポリエステル繊維からなる、請求項1〜5のいずれかに記載の三層構造織編物。
  7. 三層構造織編物が、表裏の地組織部を結接糸で連結した、ダブルラッセル編物または丸編物である、請求項1〜6のいずれかに記載の三層構造織編物。
  8. 下記式で算出する厚み変化率が5%以上である、請求項1〜7のいずれかに記載の三層構造織編物。
    厚み変化率(%)=((LW−LD)/LD)×100
    ただし、LDとは、織編物を温度20℃、湿度65%RH環境下に24時間放置した後の状態で測定した織編物の厚みであり、一方LWとは、織編物表面に水を1cc滴下した後、1分経過後の最大厚みである。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の三層構造織編物を用いてなる、アウター用衣料、スポーツ用衣料、インナー用衣料、おしめや介護用シーツ等の医療・衛生用品、寝装寝具、椅子やソファー等の表皮材、カーペット、カーシート地、インテリア用品からなる群より選択される繊維製品。
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