JP3119255U - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用することで、脚部に適度な締付け力を作用して、脚部の筋肉、腱、支帯の動きを保護、サポートし、脚部の瞬発力を高め速く走ることが可能になるとともに怪我や疲労を防ぐ。
【解決手段】足首の近傍に足首リング帯7、足の甲をリング状に覆う足リング帯6と、少なくとも足指の1本以上の足指をリング状に覆う足指リング帯3,3a〜3e、爪先リング帯4から足首リング帯7と足リング帯6の間を伸びる縦帯5a〜5eを伸縮性を有する糸又は、その他の伸縮部材により形成し、地編部分に一体に編み込む。
また、靴下の足裏側外部の少なくとも1本以上の足指根本付近に摩擦係数の大きい樹脂を付着させることにより、靴中での靴下と靴との滑りを防止し、蹴り出す力を効率的に地面に伝達する。
【選択図】図1

Description

本考案は靴下を着用することにより着用者の下肢の筋肉、腱、支帯の動きを補助し、着用時の運動能力を向上させる機能を有する靴下に関する。
一般に、機械編みされる靴下は、上端部に靴下止めとして機能する伸縮性を有する糸で編成したリング状部分と筒状部分とから構成されているが、この種の靴下は、足全体の保護に主眼が置かれ、着用者の筋肉、腱あるいは支帯を積極的に保護し、運動を補助する機能を有していない。
従来の靴下は、足全体の保護に主眼が置かれているため、着用者の筋肉、腱あるいは支帯を積極的に保護、サポートする機能は有しておらず、これらの機能を得るためには、靴下とは別に、各種サポータを着用しなければならないという問題がある。
また、運動競技において、運動の補助やけがの防止あるいは治療にたいして、テーピングを用いることが多いが、貼付位置に専門的な知識が必要でり、毎回付け直さなければいけないなど問題があった。また、毎回準備に時間を要し、簡便性に欠けていた。
しかも、足指位置をテーピング等で引っ張ることは非常に困難で、テーピング等では足指位置の運動の補助には適さない。
本考案は上記事情に着目してなされたものであり、その目的は、装着することにより、伸縮素材の伸縮により適度に筋力を補助し、運動の際、速く走ることを可能にする靴下を提供することにある。
本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、陸上競技、サッカー、野球、バスケットあるいはテニス等の各種瞬発力を要するスポーツをする際や、加齢とともに筋力が弱って俊敏な動きがとりにくくなっている際等に着用することにより、足の筋力を補助し、俊敏な動きができる靴下を提供することを目的とする。
本考案の靴下は、足首の近傍に足首リング帯7、足の甲をリング状に覆う足リング帯6と、少なくとも足指の1本以上の足指から足首リング帯7と足リング帯6の間を伸びる縦帯5,5a〜5eを、伸縮性を有する糸又は、その他の伸縮部材により形成し、地編部分に一体に編み込むことで、アキレス腱、後脛骨筋腱と長指屈筋腱とが交叉する箇所、後脛骨筋、長腓骨筋、短腓骨筋、長母指伸筋の腱、短母指伸筋、長母指外転筋、上伸筋支帯、下伸筋支帯、短指伸筋、長指伸筋の腱、ヒラメ筋、長母指伸筋、および前脛骨筋の腱をサポート、強化する。また、より効果を上げるために、1本以上の足指をリング状に覆う足指リング帯3,3a〜3e、爪先リング帯4,4a〜4eを形成しても良い。
また、靴下の足裏側外部の少なくとも1本以上の足指根元付近9、および踵部10に摩擦係数の大きい樹脂を付着させ、さらに、足裏全体部11に厚手の生地を使用することにより、靴中での靴下と靴との滑りを防止し、蹴り出す力を効率的に地面に伝達する。
以上説明したように、本考案は、靴下の編成生地に複数の伸縮性帯を一体に編込んだもので、脚部の瞬発力が高くなり、速く走ることが可能になる。本考案は、運動能力を高めるための運動補助具として極めて有用である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本考案の第1の実施の形態に係る靴下を示すもので、この靴下1は、通常の糸により編成される編成生地2にスパンデックスやゴムを芯とした糸等の伸縮性に富んだ糸で、足指リング帯3,3a〜3e、爪先リング帯4,4a〜4e、縦帯5, 5a〜5e足リング帯6、足首リング帯7、上端リング帯8、を一体に編込んで構成され、各帯の伸縮性により各種筋肉、腱あるいは支帯をサポート、強化する。
編成生地2は、例えば、2本の40番手の糸を撚り合わせた糸を3本撚り合わせて形成される糸を用いた平編み組織であり、各帯は、たとえば、20デニールのスパンデックスフイラメントを70本揃えたものを2本合わせたものやゴム糸を芯とした90番手の糸を用いた1:1のリブ編み組織である。このような編み地は、たとえば、4フィールドのシングルシリンダ編み機の交互モーションで編成することができる。
上端リング帯8は、膝下位置からふくらはぎの下端近傍に位置しリング状に覆い、その幅は縦目で18〜38目程度である。足首リング帯7は、くるぶしの一部を含む足首の近傍位置をリング状に覆い、その幅は、縦目で18〜38目程度である。足リング帯8は、足首前面から土踏まずとの間をリング状に覆い、その幅は縦目で18〜38目程度である。
しかして、靴下1を着用者の足に着用した場合に、上端リング帯8が膝下位置からふくらはぎの下端近傍に位置して靴下の落ちるのを防ぐ機能をし、足首リング帯7が着用者の上伸筋支帯に対応して位置し、足リング帯6が着用者の下伸筋支帯から長指伸筋の腱までの範囲に位置し、縦帯5は、着用者の爪先から上伸筋支帯まで伸びている。
前記編成生地2は、図1に示すように、上端リング帯8から足首リング帯7までの間に配された脚部2aと、足首リング帯7と足リング帯6との間に配された踵部2bと、爪先部分を覆う爪先部2cとから構成されている。
次に、本実施の態様の作用について説明する。
図1に示す靴下1を着用すると、各帯3,4,5,6,7,が有する伸縮性により脚部および足部の筋力が補助され、足の怪我や疲労が防止され、運動が強化され、速く走ることが可能になる。
具体的には、図1-a〜bに符号Aで示す長母指伸筋の腱は、縦帯5により、足指リング帯3および爪先リング帯4から足首リング帯7にかけてサポート、強化される。さらに、符号Bで示す長指伸筋の腱は、足リング帯6によって保護、サポートされる。
図2-a〜bは、本考案の第2の実施の態様を示すもので、前記第1の実施の態様における靴下1の構成から5本指の形態をとり、さらに縦帯5a〜5eを各指部3a〜3e、爪先リング帯4,4a〜4eから足リング帯6を通って足首リング帯7前面まで一体に編み込んで構成されたものである。
なお、前記両実施の態様においては、上端リング帯8の有無は関係なく、足首の近傍に足首リング帯7、足の甲をリング状に覆う足リング帯6と、少なくとも足指の1本以上の足指をリング状に覆う足指リング帯3,3a〜3e、爪先リング帯4,4a〜4eから足首リング帯7と足リング帯6の間を伸びる縦帯5,5a〜5eの伸縮性を有する糸又は、その他の伸縮部材により形成していればよく、パンティストッキング構造のものであってもよい。
さらに、図1-cおよび図2-c靴下の足裏側外部の少なくとも1本以上の足指根元付近9、および踵部10に摩擦係数の大きい樹脂を付着させ、または、足裏全体部11に厚手の生地を用いることにより、靴中での靴下と靴との滑りを防止し、蹴り出す力を効率的に地面に伝達する。
本考案によれば、ゴム等による伸縮位置は親指を含む1本以上の指先から、足首方向に向けて引っ張るように位置し、足裏および甲にかけて、伸縮可能にしている。
また、その際指は2〜5本に分かれている方が指にかかるゴム等の伸縮力が集中されより効果が得られやすくなっている。
下図1.および2のような位置にゴムを靴下装着時にゴムの最大伸度の9割程度まで伸びるように加工し取り付ける。
これを、装着前と装着後および脱着後の80m走のタイムを3回測定しその平均値を表示した。
装着前 試作1装着後 脱着後
12才 男子 13.65 13.02 13.79
12才 女子 14.58 13.92 14.60
9才 男子 15.02 14.81 15.11
9才 女子 15.55 15.01 15.43
上記よりいずれも装着前と比較し、0.2〜0.6秒速くなっており、特に筋力の弱い、女子に効果がみられた。特に違和感なく装着でき、効果的な補助具であるといえる。
しかして、陸上競技、サッカー、野球、バスケットボールあるいはテニス等のスポーツをする際に着用することにより、脚部や足部の筋肉、腱および支帯がサポート、強化され、着用前よりも速く運動することができる。
「本考案の第1の実施の態様に係る靴下を示す構成図である。」 (a:全体図、b:足上部、c:足底部) 「本考案の第2の実施の態様に係る靴下を示す構成図である。」 (a:全体図、b:足上部、c:足底部)
符号の説明
1,21 靴下
2 編成生地
2a 脚部
2b 踵部
2c 爪先部
3,3a〜3e 足指リング帯
4, 4a〜4e爪先リング帯
5,5a〜5e 縦帯
6 足リング帯
7 足首リング帯
8 上端リング帯
9 足指根元部滑り止 樹脂
10 踵部滑り止 樹脂
11 足裏全体部

Claims (6)

  1. 伸縮部材によって、運動を補助することにより、速く走ることが可能になる靴下において、足首の近傍に足首リング帯7、足の甲をリング状に覆う足リング帯6と、少なくとも1本以上の足指から足首リング帯7と足リング帯6の間を伸びる縦帯5a〜5eを伸縮性を有する糸又は、その他の伸縮部材により形成し、地編部分に一体に編み込まれたことを特徴とする靴下。
  2. 請求項1において、靴下の足裏側外部の少なくとも1本以上の足指根本部8または9に摩擦係数の大きい樹脂を付着させ、または、足裏全体部11に厚手の生地を用いることにより靴中での靴下と靴との滑りを防止した靴下。
  3. 請求項1において、足指が2から5本に分かれた構造を持つ前記記載の靴下。
  4. 請求項1において、伸縮部材を、伸縮性を有する糸またはゴム弾性のある素材で構成されることが特徴である靴下。
  5. 請求項1において、伸縮度合いは装着時に、伸縮部材の最大伸度の40〜100%になるように設定する。
  6. 請求項1において、伸縮部材の引っ張り強度は5〜500gになるように設定する。
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