JP2013127830A5 - - Google Patents

Description

本発明のある態様は、ディスク駆動装置に関する。このディスク駆動装置は、第１面とその反対側の第２面とを貫通するベース孔を有するベースと、ベースの第１面側に設けられ記録ディスクを載置すべき回転体と、ベースの第１面側に設けられ回転体を回転させるブラシレスモータと、導体から一体に形成され一方の端側にワイヤ接続部及び他方の端側に駆動回路につながる別の接続部とが連続している配線導体と、配線導体をその間に挟んで覆う第１フィルムと第２フィルムとを含み、ベース孔を覆うようにベースの第２面に第２面の平面方向に沿って設けられる配線部材と、を備え、ブラシレスモータのリードワイヤは、ベース孔を通り、ワイヤ接続部に電気的に接続され、配線導体は、平面方向において、ワイヤ接続部と配線導体の縁の間に、導体が存在する領域によって全周を囲まれた導体が無い領域であるスロットが設けられる。

この態様によると、配線部材のスロットが導体が存在する領域によって全周を囲まれるから、スロットを通じてベース孔の気密が低下する可能性を低減できる。

Claims (6)

1. 第１面とその反対側の第２面とを貫通するベース孔を有するベースと、
   前記ベースの前記第１面側に設けられ記録ディスクを載置すべき回転体と、
   前記ベースの前記第１面側に設けられ前記回転体を回転させるブラシレスモータと、
   導体から一体に形成され一方の端側にワイヤ接続部及び他方の端側に駆動回路につながる別の接続部とが連続している配線導体と、前記配線導体をその間に挟んで覆う第１フィルムと第２フィルムとを含み、前記ベース孔を覆うように前記ベースの前記第２面に前記第２面の平面方向に沿って設けられる配線部材と、
   を備え、
   前記ブラシレスモータのリードワイヤは、前記ベース孔を通り、前記ワイヤ接続部に電気的に接続され、
   前記配線導体は、平面方向において、前記ワイヤ接続部と前記配線導体の縁の間に、前記導体が存在する領域によって全周を囲まれた前記導体が無い領域であるスロットが設けられることを特徴とするディスク駆動装置。
2. 前記スロットは、平面方向において、間に前記ワイヤ接続部を挟むように複数に分けて設けられることを特徴とする請求項１に記載のディスク駆動装置。
3. 前記スロットは、前記ワイヤ接続部を囲む略弧状に設けられることを特徴とする請求項１又は２に記載のディスク駆動装置。
4. 前記配線部材は、平面方向において、１つの前記ワイヤ接続部を１つの前記スロットで囲むことを特徴とする請求項１に記載のディスク駆動装置。
5. 前記スロットは、平面方向において、前記ベース孔と重複する部分を有することを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載のディスク駆動装置。
6. 前記配線導体の厚み寸法は０．０１〜０．０５ｍｍの範囲内で、前記スロットの平面方向の最小幅寸法は０．３〜０．７ｍｍの範囲内であることを特徴とする請求項１から５のいずれかに記載のディスク駆動装置。