JP2013023867A - 車両開閉体制御装置 - Google Patents

車両開閉体制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013023867A
JP2013023867A JP2011158487A JP2011158487A JP2013023867A JP 2013023867 A JP2013023867 A JP 2013023867A JP 2011158487 A JP2011158487 A JP 2011158487A JP 2011158487 A JP2011158487 A JP 2011158487A JP 2013023867 A JP2013023867 A JP 2013023867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
drive unit
closing body
back door
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011158487A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5927794B2 (ja
Inventor
Nobuo Fukui
宣夫 福井
Shogo Kimura
祥吾 木村
Ryo Asano
良 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2011158487A priority Critical patent/JP5927794B2/ja
Priority to US13/551,834 priority patent/US20130024076A1/en
Priority to CN2012102496958A priority patent/CN102889036A/zh
Publication of JP2013023867A publication Critical patent/JP2013023867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5927794B2 publication Critical patent/JP5927794B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/60Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
    • E05F15/603Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
    • E05F15/611Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings
    • E05F15/616Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings operated by push-pull mechanisms
    • E05F15/622Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings operated by push-pull mechanisms using screw-and-nut mechanisms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/20Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
    • E05Y2201/21Brakes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2400/00Electronic control; Electrical power; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/20Electronic control of brakes, disengaging means, holders or stops
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2400/00Electronic control; Electrical power; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/50Fault detection
    • E05Y2400/502Fault detection of components
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/546Tailboards, tailgates or sideboards opening upwards

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】複数の駆動ユニットの中の特定の1つの故障を、簡素な構成にて検出することができる車両開閉体制御装置を提供する。
【解決手段】パワーバックドアECU20は、パルスセンサ22aからのセンサ出力を基に、右側駆動ユニット4aの変位量(伸縮量)を求め、パルスセンサ22bからのセンサ出力を基に、左側駆動ユニット4bの変位量(伸縮量)を求める。そして、パワーバックドアECU20は、これら変位量の差(変位量差)を算出する。パワーバックドアECU20は、変位量差が閾値範囲を超えると、駆動ユニット4a,4bの一方が故障していると判断して、駆動ユニット4a,4bをオート作動不可状態にし、バックドアを手動開閉のみ許可する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に設けられた開閉体の開閉制御を行う車両開閉体制御装置に関する。
従来、車両には、例えばバックドア等の開閉体を自動開閉させる車両開閉体制御装置が搭載されている(特許文献1等参照)。この種の車両開閉体制御装置は、車両の開閉体を例えばダンパ式駆動ユニット(例えばモータ)の駆動力によって開閉可能とし、開閉体の開閉速度が目標速度をとるように、ダンパ式駆動ユニットの回転を制御することにより、開閉体を開閉させる。特許文献1の場合、ドア位置やドア速度の検出は、ポテンショメータによりスピンドル管の変位を直接検出する方式や、駆動伝達装置の変位又は回転数をホールセンサにて検出する方式により行う。
特開2007−10146号公報 特開2007−331699号公報
複数のダンパ式駆動ユニットをドア開閉の駆動源として使用する場合(特許文献2参照)、一方の駆動ユニットが故障していても、他方の駆動ユニットが通常通り動作可能であれば、車両の傾斜条件やモータ出力ばらつき等によっては、他方の駆動ユニットの駆動力のみで開閉体を開閉できてしまうことがある。このとき、開閉体を開閉作動できない条件下でダンパ式駆動ユニットを動作させるまで、一方の駆動ユニットの故障を検出することができない問題があった。
特に、故障を検出することができずに作動が継続された場合、他方の駆動ユニットにかかる負荷が大きくなるので、他方の駆動ユニットの故障を誘発する問題にも繋がる。また、例えば平地では開閉動作できても、坂道等では駆動力不足が原因で開閉体が急開や急閉する動きをとる懸念があるので、何らかの対策が必要とされていた。ここで、駆動ユニットの故障は、例えばモータに流れる電流を検出することで検出することが可能であるが、電流検出回路を設ける必要があるので、簡素な構成で故障を検出したいニーズがあった。
本発明の目的は、複数の駆動ユニットの中の特定の1つの故障を、簡素な構成にて検出することができる車両開閉体制御装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、複数の駆動ユニットの駆動力を基に車両開閉体を動作して、当該開閉体を自動開閉させる車両開閉体制御装置において、複数の前記駆動ユニットのそれぞれに設けられ、前記駆動ユニットの変位量を検出する複数の変位量検出手段と、前記変位量検出手段が検出した変位量の相対差を求め、この変位量差を基に前記駆動ユニットの故障有無を判定する判定手段と、前記判定手段が判定有りと判定した際、前記駆動ユニットによる前記開閉体の動作状態を動作不可状態とする制限手段とを備え、前記制限手段は、前記駆動ユニットの作動中に故障有りを認識すれば、その時点で前記駆動ユニットの動作を停止し、前記駆動ユニットの非作動中に故障有りを認識すれば、以降の前記駆動ユニットの動作を禁止することを要旨とする。
本発明の構成によれば、1つの駆動ユニットの変位量と他の駆動ユニットの変位量との変位量差を求め、この変位量差を基に故障有無を判定する。このため、仮に1つの駆動ユニットが故障した際、変位量差が大きく変化するので、この値を見れば、複数の駆動ユニットのうち所定の1つに故障が発生したことを識別することが可能となる。よって、変位量差を求めるという簡素な構成にて、複数の駆動ユニットの中の特定の1つが故障したことを検出することが可能となる。
また、変位量差が発生した際、車両開閉体制御装置には最適な動作をとらせる必要がある。そこで、本構成の場合、駆動ユニットの作動中に故障有りを認識すれば、その時点で駆動ユニットの動作を停止し、駆動ユニットの非作動中に故障有りを認識すれば、以降の駆動ユニットの動作を禁止するので、変位量差が発生した際に車両開閉体制御装置に最適な動作をとらせることも可能となる。よって、本構成は、この点においても効果が高いと言える。
本発明では、故障有り判定時に設定された前記動作不可状態を解除する条件が揃った際、当該動作不可状態を解除する解除手段を備え、当該解除手段は、故障有り判定時に設定した前記動作不可状態を、前記解除の条件が揃うまで、その状態で維持させることを要旨とする。この構成によれば、駆動ユニットの動作状態が動作不可状態となった後、これを解錠する条件が揃うまで動作不可状態が維持されるので、例えば故障が直されていないにもかかわらず、動作不可状態が解除されてしまうことがない。よって、開閉体操作時のユーザの安全性確保に一層寄与する。
本発明では、前記故障有り判定時、前記開閉体にブレーキを付与して、当該開閉体の開閉速度を低下させるブレーキ手段を備えたことを要旨とする。この構成によれば、故障有り判定時、開閉体にブレーキが付与されるので、開閉体を安全に動作させることが可能となる。よって、開閉体操作時のユーザの安全性確保に一層寄与する。
本発明では、前記変位量は、前記駆動ユニットの駆動位置であり、前記変位量差は、当該駆動位置の間の差であることを要旨とする。この構成によれば、駆動ユニットの駆動位置から故障有無を判定するという簡素な構成にて、駆動ユニットの故障を検出することが可能となる。
本発明では、前記開閉体の動作状態を検出する動作状態検出手段からの検出信号を基に、前記開閉体の動作が起動計画に則った動作をとるように前記駆動ユニットを制御することにより、当該開閉体の動作を制御する動作制御手段を備えたことを要旨とする。この構成によれば、開閉体を自動開閉させる際、開閉体の速度を起動計画に追従させる制御とするので、開閉体を好適な速度で動作させることが可能となる。
本発明では、前記ブレーキ手段は、前記駆動ユニットの駆動回路を閉回路とすることにより、回生によって前記開閉体にブレーキを付与する回生ブレーキ手段であることを要旨とする。この構成によれば、回生ブレーキによって開閉体にブレーキを付与するので、駆動回路の回路状態を切り換えるという簡素な構成により、開閉体にブレーキを付与することが可能となる。
本発明によれば、複数の駆動ユニットの中の特定の1つの故障を、簡素な構成にて検出することができる。
一実施形態のパワーバックドア装置の概要を示す車両後部の斜視図。 (a)は駆動ユニットの断面図、(b)は駆動ユニットの分解斜視図。 パワーバックドア装置の電気的構成図。 Hブリッジ回路の回路図。 回生ブレーキの制御態様を示し、(a)は高ブレーキ時のタイムチャート、(b)は低ブレーキ時のタイムチャート。 故障判定機能で実行されるフローチャート。 左右の駆動ユニットがともに故障していない状況下の各変位量と変位量差との径時変化を示したグラフ。 右側駆動ユニット用モータが故障して駆動力を発生しない状況下の各変位量と変位量差との径時変化を示したグラフ。 右側駆動ユニット用モータがバックドアから脱落した状況下の各変位量と変位量差との径時変化を示したグラフ。
以下、本発明を具体化した車両開閉体制御装置の一実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、車両1のバックドア2を自動開閉させるパワーバックドア装置3が設けられている。本例のパワーバックドア装置3は、車体幅方向に設けられた一対のダンパ式の駆動ユニット4,4により、バックドア2を車体5に対して自動開閉可能なダンパ駆動式となっている。本例の場合、図1の紙面右側を右側駆動ユニット4aとし、図1の紙面左側を左側駆動ユニット4bとする。なお、バックドア2が開閉体に相当し、パワーバックドア装置3が車両開閉体制御装置に相当する。
図2(a),(b)に示すように、駆動ユニット4には、円筒状のカバー管6が設けられ、カバー管6の内部に、同じく円筒状のハウジング管7が、軸方向(図2(b)のZ軸方向)に直線往復動可能に収納されている。カバー管6の開放端には、継ぎ手8が設けられ、ハウジング管7の開放端にも、同様の継ぎ手9が設けられている。駆動ユニット4は、継ぎ手8が車体5に連結され、継ぎ手9がバックドア2に連結されている。
ハウジング管7の内部には、駆動ユニット4の駆動源として駆動ユニット用モータ10が収納されている。本例の駆動ユニット用モータ10は、右側駆動ユニット4aのモータを右側駆動ユニット用モータ10aとし、左側駆動ユニット4bのモータを左側駆動ユニット用モータ10bとする。駆動ユニット用モータ10のモータ軸11には、例えば減速機能を有する伝達装置12を介して、棒状のねじスピンドル13が同一軸上に取り付け固定されている。ねじスピンドル13は、外周のねじ部分にスピンドルナット14が取り付けられるとともに、円筒状のスピンドル管15の内部に相対回動可能に挿し込まれている。スピンドル管15は、一端がスピンドルナット14に固定され、他端が継ぎ手8に固定されている。なお、駆動ユニット用モータ10(10a,10b)が駆動手段に相当する。
カバー管6の内部には、円筒状のガイド管16が収納され、ガイド管16の内部に、ねじスピンドル13、スピンドルナット14及びスピンドル管15の部品群が収納されている。スピンドルナット14の外周には、半径方向に突出する支持突起17が、周方向に沿って複数設けられている。これら支持突起17は、ガイド管16に設けられた軸方向に延びる各スリット18に係入されている。ガイド管16の外周には、バックドア2を任意の位置で保持する圧縮コイルばね19が取り付けられている。圧縮コイルばね19は、開時にバックドア2の自重と釣り合うか、又はそれ以上の反力の付勢力を持つ。
駆動ユニット用モータ10が回転すると、ねじスピンドル13が回転する。このとき、駆動ユニット用モータ10の回転運動が、ねじスピンドル13及びスピンドルナット14によって、スピンドルナット14の直線運動に変換される。よって、スピンドルナット14が支持突起17及びスリット18によって案内されることにより、スピンドルナット14及びスピンドル管15が直線移動する。これにより、カバー管6がハウジング管7に対して相対移動し、バックドア2が開閉する。
本例の場合、バックドア2を自動で開操作するオート開動作時、駆動ユニット用モータ10a,10bが正転されることにより、カバー管6がハウジング管7から離間する方向に直動されて、バックドア2が開操作される。一方、バックドア2を自動で閉操作するオート閉動作時、駆動ユニット用モータ10a,10bが逆転されることにより、カバー管6をハウジング管7に接近する方向に直動させて、バックドア2が閉操作される。
図3に示すように、パワーバックドア装置3には、パワーバックドア装置3の動作を制御するパワーバックドアECU(Electronic Control Unit)20が設けられている。パワーバックドアECU20には、右側駆動ユニット用モータ10aがモータ駆動回路21aを介して接続され、左側駆動ユニット用モータ10bがモータ駆動回路21bを介して接続されている。パワーバックドアECU20は、これら駆動ユニット用モータ10a,10bを同時駆動して、オート開動作やオート閉動作を実行する。
右側駆動ユニット4aには、右側駆動ユニット用モータ10aの回転数を検出する複数(本例は2つ)のパルスセンサ22a,22aが設けられている。これらパルスセンサ22a,22aは、例えば磁気センサが使用され、パワーバックドアECU20に接続されている。パルスセンサ22a,22aは、右側駆動ユニット用モータ10aのモータ軸11に取り付けられたマグネットロータの磁界を、筐体側のホールセンサにより検出し、右側駆動ユニット用モータ10aの回転数に応じたパルス信号(検出信号)SaをパワーバックドアECU20に出力する。パルスセンサ22a,22aを2つ設けるのは、右側駆動ユニット用モータ10aの回転方向を検出するためである。なお、パルスセンサ22aが変位量検出手段及び動作状態検出手段を構成する。
左側駆動ユニット4bには、左側駆動ユニット用モータ10bの回転数を検出する複数(本例は2つ)のパルスセンサ22b,22bが設けられている。これらパルスセンサ22b,22bも、例えば磁気センサからなり、左側駆動ユニット用モータ10bの回転数に応じたパルス信号(検出信号)SbをパワーバックドアECU20に出力する。なお、パルスセンサ22bが変位量検出手段及び動作状態検出手段を構成する。
パワーバックドア装置3には、半ドア状態まで移行したバックドア2を自動で全閉状態に閉じ切るドアクローザ装置23が設けられている。ドアクローザ装置23の駆動源であるドアクローザ用モータ24は、パワーバックドアECU20に接続されている。ドアクローザ装置23は、バックドア2が閉じ切り直前になったとき、ドアクローザ用モータ24によって作動レバー(図示略)を中立位置からクローズ方向に動作させて、ラッチ(図示略)をストライカ(図示略)に引き込むことにより、バックドア2を全閉状態とする。クローズ方向に動作した作動レバーは、ドアクローザ用モータ24にて中立位置に戻される。
また、ドアクローザ装置23は、バックドア2の全閉時、ドアクローザ用モータ24によって作動レバーを中立位置からリリース方向に動作させて、ラッチとストライカとの係合を解除することにより、バックドア2を開動作させる。リリース方向に動作した作動レバーは、ドアクローザ用モータ24にて中立位置に戻される。
ドアクローザ装置23には、ラッチ(作動レバー)が中立位置にあることを検出するポジションスイッチ25と、ラッチが抜け止め状態をとることによりバックドア2が半ドア状態にあることを検出するハーフラッチスイッチ26と、ラッチがストライカに完全に嵌り込むことによりバックドア2が全閉状態になったことを検出するフルラッチスイッチ27とが設けられている。パワーバックドアECU20は、これらスイッチ25〜27からそれぞれ検出信号を入力することにより、ドアクローザ装置23の動作状態を確認する。
パワーバックドアECU20は、ドアクローザ装置23のフルラッチスイッチ27からオン信号を入力すると、バックドア2が全閉状態であること確認し、この全閉状態を基準に、パルスセンサ22a(22b)から入力したパルス信号Sa(Sb)のパルスを計測することにより、バックドア2のドア位置(開閉位置)を算出する。また、パワーバックドアECU20は、パルスセンサ22a(22b)から入力したパルス信号Sa(Sb)のパルス入力タイミングにより、バックドア2のドア速度(開閉速度)を算出する。さらに、パワーバックドアECU20は、2つのパルスセンサ22a,22a(22b,22b)から入力する各パルス信号Sa,Sa(Sb,Sb)のパルス入力順を確認することにより、バックドア2の動作方向を算出する。
パワーバックドアECU20には、全閉状態のバックドア2をオート開動作させるときに操作するオープンスイッチ28が接続されている。また、パワーバックドアECU20には、開状態のバックドア2をオート閉動作させるときに操作するクローズスイッチ29が接続されている。パワーバックドアECU20は、オープンスイッチ28が操作されたことを検出するとオート開動作を実行し、逆にクローズスイッチ29が操作されたことを検出するとオート閉動作を実行する。
パワーバックドア装置3には、リモートコントロールキー30による遠隔操作にてバックドア2のオート開動作又はオート閉動作を実行させる遠隔操作機能が設けられている。この場合、パワーバックドアECU20には、リモートコントロールキー30と無線通信するレシーバECU31が接続されている。レシーバECU31は、リモートコントロールキー30からの送信電波をアンテナ31aで受信すると、電波送信元のキーの正当性を判定し、正当性を確認できると、パワーバックドアECU20にオート開動作やオート閉動作の実行要求を出力する。パワーバックドアECU20は、レシーバECU31からオート開動作やオート閉動作の実行要求を入力すると、これら動作を実行する。
パワーバックドアECU20には、バックドア2のオート開動作やオート閉動作を制御するオート動作制御部32が設けられている。本例のオート動作制御部32は、バックドア2を目標速度で動作させる速度制御によりバックドア2の開閉を実行する。本例の速度制御は、フィードバック制御の一種として、例えばPWM(Pulse Width Modulation)制御が採用されている。PWM制御は、モータ(右側駆動ユニット用モータ10a、左側駆動ユニット用モータ10b)に印加する電圧のデューティ比を変えることにより、ドア速度を目標速度に追従させる制御である。オート動作制御部32は、左右の駆動ユニット用モータ10a,10bの回転速度が等しくなるようにこれらをフィードバック制御してバックドア2を自動開閉する。なお、オート動作制御部32が動作制御手段に相当する。
図4に示すように、モータ駆動回路21a,21bには、4つのスイッチング素子33a〜33dをH状に組んだHブリッジ回路34が各々設けられている。第1スイッチング素子33a及び第2スイッチング素子33bはバッテリVに接続され、第3スイッチング素子33c及び第4スイッチング素子33dはグランドに接続されている。第1スイッチング素子33a及び第3スイッチング素子33cの中点P1と、第2スイッチング素子33b及び第4スイッチング素子33dの中点P2との間には、右側駆動ユニット用モータ10a(左側駆動ユニット用モータ10b)が接続されている。なお、Hブリッジ回路34がブレーキ手段(回生ブレーキ手段)を構成する。
オート動作制御部32は、オート開動作のとき、第1スイッチング素子33a及び第4スイッチング素子33dをオンし、第2スイッチング素子33b及び第3スイッチング素子33cをオフすることにより、右側駆動ユニット用モータ10a及び左側駆動ユニット用モータ10bに正転方向の電流を流す。そして、オート動作制御部32は、第1スイッチング素子33a及び第4スイッチング素子33dのオン/オフの切り換えタイミングを制御することにより、右側駆動ユニット用モータ10a及び左側駆動ユニット用モータ10bの回転速度を目標値に追従させて、バックドア2の開速度を制御する。
一方、オート動作制御部32は、オート閉動作のとき、第2スイッチング素子33b及び第3スイッチング素子33cをオンし、第1スイッチング素子33a及び第4スイッチング素子33dをオフすることにより、右側駆動ユニット用モータ10a及び左側駆動ユニット用モータ10bに逆転方向の電流を流す。そして、オート動作制御部32は、第2スイッチング素子33b及び第3スイッチング素子33cのオン/オフの切り換えタイミングを制御することにより、右側駆動ユニット用モータ10a及び左側駆動ユニット用モータ10bの回転速度を目標値に追従させて、バックドア2の閉速度を制御する。
ところで、オート開動作やオート閉動作のとき、例えばバックドア2の動作方向と同じ方向に手動操作で力を加えたり、車両1が急坂に停車されていたりすると、バックドア2が急速度で開閉してしまう場合がある。このとき、バックドア2のドア速度が目標速度を大きく上回ることもあり、PWM制御だけではドア速度を目標速度に一致させられないことがある。よって、このような状況下のときは、バックドア2にブレーキ力(制動力)を働かせて、バックドア2のドア速度を強制的に低く抑えることが効果的である。
よって、本例の場合、パワーバックドアECU20には、手動操作にてバックドア2のドア速度が大きく変動したであろう状況下において、バックドア2にブレーキ力を付与してドア速度を強制的に低くするブレーキ制御部35が設けられている。本例のブレーキ制御部35は、モータ駆動回路21a,21b(Hブリッジ回路34)を閉回路にして回生ブレーキを発生させることにより、バックドア2にブレーキ力を付与するブレーキ制御を実行する。なお、ブレーキ制御部35がブレーキ手段(回生ブレーキ手段)を構成する。
図5に示すように、Hブリッジ回路34は、第1スイッチング素子33a及び第2スイッチング素子33bがオンで、第3スイッチング素子33c及び第4スイッチング素子33dがオフのとき、回生ブレーキ状態となる。一方、Hブリッジ回路34は、4つのスイッチング素子33a〜33dの全てがオフのとき、回生ブレーキが解除されたフリー状態となる。ブレーキ制御部35は、これらスイッチング素子33a〜33dのオン/オフを高速に切り換えることにより、回生ブレーキ状態とフリー状態とを交互に設定することにより、バックドア2にブレーキ力を付与する。
ブレーキ制御部35は、メモリ36に書き込まれたブレーキ率設定マップ37を参照して、その時々のドア開度及ドア速度に準じたブレーキ率を割り出し、そのブレーキ率にて回生ブレーキを発生させる。ブレーキ率は、回生ブレーキ状態とフリー状態との時間的比率、つまり第1スイッチング素子33a及び第2スイッチング素子33bの1周期当たりのオン時間を切り換えることにより、適宜設定される。例えば、図5(a)に示すように、オン時間を長めに設定すればブレーキ力が高く設定され、図5(b)に示すように、オン時間を短めに設定すればブレーキ力が低く設定される。
ところで、背景技術でも述べたように、状況によっては、左右の駆動ユニット4a,4bの一方が故障してしまう場合がある。このとき、仮にパワーバックドア装置3の動作を許可してしまうと、故障していない側の駆動ユニットでバックドア2の開閉動作が実行さてしまい、故障していない側の駆動ユニットの故障を誘発したり、バックドア2の急開閉の原因になったりする可能性がある。よって、駆動ユニット4a,4bの一方が仮に故障した場合、これを検出する必要がある。
そこで、本例のパワーバックドア装置3には、左右のモータ10a,10bの変位量差Mから駆動ユニット4a,4bの故障有無を判定する故障判定機能が設けられている。この場合、パワーバックドアECU20には、左右の各駆動ユニット4a,4bの変位量Kr,Klを算出する変位量算出部38が設けられている。変位量算出部38は、ドア全閉を検出した位置を「0」として、モータ10a,10bが1回転するに当たり例えば4つ発生するパルスのエッジを計測することにより、各モータ10a,10bの変位量Kr,Kl、つまり回転数から求まる駆動ユニット4a,4bの伸縮位置を算出する。なお、変位量算出部38が変位量算出手段を構成する。
パワーバックドアECU20には、変位量算出部38が算出した各変位量Kr,Klを用い、駆動ユニット4a,4bの故障有無を判定する故障判定部39が設けられている。故障判定部39は、これら変位量Kr,Klの差(以降、変位量差Mと記す)を算出し、変位量差Mが閾値範囲α内にあるか否かを判定する。変位量差Mは、「Kr−Kl」の絶対値である。閾値範囲αは、左右のモータ10a,10bの出力ばらつきや、駆動ユニット4の圧縮コイルばね19の負荷ばらつきを考慮に入れて、この範囲内に収まっていれば駆動ユニット4a,4bに故障が発生していないと判定できる値に設定されている。故障判定部39は、変位量差Mが閾値範囲αに収まることを確認すると、故障無しと判定し、変位量差Mが閾値範囲αを超えることを確認すると、故障有りと判定する。なお、故障判定部39が判定手段に相当する。
パワーバックドアECU20には、故障判定部39が故障有りと判定した際に、パワーバックドア装置3の自動動作(電動開閉)を強制停止する動作制限部40が設けられている。動作制限部40は、故障有りと判定したとき、パワーバックドアECU20内のメモリ36に故障フラグFを立てるなどして、パワーバックドア装置3の動作モードをオート作動不可状態(動作不可状態)にする。なお、動作制限部40が制限手段に相当する。
動作制限部40は、オート作動不可状態の際、駆動ユニット用モータ10a,10bへの通電を強制終了することにより、オート開動作及びオート閉動作を不可とするとともに、バックドア2をブレーキ制御して、バックドア2を回生ブレーキにより減速する。オート作動不可状態の際、バックドア2にブレーキをかけるのは、バックドア2を通常よりも高い力で保持するためである。このとき、ブレーキ制御部35は、所定のブレーキ率(例えばブレーキ率100%)にて回生ブレーキを発生させる。パワーバックドア装置3がオート作動不可状態の際、オープンスイッチ28、クローズスイッチ29、リモートコントロールキー30を操作しても電動開閉が実行されず、手動開閉のみが許可される。
パワーバックドアECU20には、パワーバックドア装置3のオート作動不可状態を解除する制限解除部41が設けられている。制限解除部41は、例えば車体5に接続されたツール(図示略)から故障情報消去指令を入力すると、メモリ36に立てられた故障フラグFを下げて、パワーバックドア装置3の動作モードを元の通常状態に復帰させる。これにより、パワーバックドア装置3の電動開閉を再度実行することが可能となる。なお、制限解除部41が解除手段に相当する。
次に、本例のパワーバックドア装置3の動作を、図6のフローチャートを主に、図7〜図9を用いて説明する。このフローチャートは、開閉動作中、繰り返し実行される。なお、バックドア2の開閉中、電動開閉又は手動開閉にかかわらず、バックドア2のドア位置、つまり左右の駆動ユニット4a,4bの左右の変位量Kr,Klをモニタしていることを前提とする。
図7は、左右の駆動ユニット4a,4bがともに故障していない状況下における、各変位量Kr,Klと変位量差Mとの径時変化を示したグラフである。なお、図7において、横軸が経過時間[s]、紙面左側の縦軸が変位量[edge]、紙面右側の縦軸が変位量差[edge]である。同図に示されるように、左右の駆動ユニット4a,4bがともに故障していないとき、左右のモータ10a,10bのトルクばらつきや、駆動ユニット4a,4bの圧縮コイルばね19の負荷ばらつきなどによって、変位量差Mは所定の差が発生するものの、おおよそ閾値範囲α内に収まる。よって、故障判定部39は、駆動ユニット4a,4bの両方とも正常であると認識し、オート動作制御部32によるオート作動(オート開動作、オート閉動作)を許可する。
図8は、例えば右側駆動ユニット4aのモータ10aが故障して駆動力を発生せず、左側駆動ユニット4bのみが正常動作する状況下における、各変位量Kr,Klの径時変化を示したグラフと、変位量差Mの径時変化を示したグラフである。この場合、左側駆動ユニット用モータ10bのみの駆動力となるので、左側の変位量Klが先行して増加していくものの、右側駆動ユニット4aもバックドア2及び車体5に拘束されているので、右側の変位量Krは少し遅れて値が増加していく。このため、変位量差Mが徐々に大きくなり、図中の時刻t1やt2で変位量差Mが閾値範囲αを超えることになる。
また、図9は、例えば右側駆動ユニット用モータ10aがバックドア2から脱落した状況下における、各変位量Kr,Klの径時変化を示したグラフと、変位量差Mの径時変化を示したグラフである。この場合、右側駆動ユニット4aはバックドア2から脱落しているので、バックドア2の自重にて右側駆動ユニット4aを縮める力が作用せず、圧縮コイルばね19による伸び方向の力が作用して、右側駆動ユニット4aは常に伸び方向に動作する。このため、変位量差Mが途中で急に大きくなり、図中の時刻t3で変位量差Mが閾値範囲αを超えることになる。
ステップ100において、故障判定部39は、変位量差Mが閾値範囲α(αは絶対値)を超えるか否かを判定する。このとき、図7に示すように、変位量差Mが閾値範囲α内にあれば、故障無しと判断してフローチャートを終了し、図8や図9に示すように、変位量差Mが閾値範囲αを超えれば、故障有りと判断してステップ101に移行する。
ステップ101において、動作制限部40は、バックドア2がオート作動中(オート開動作中、オート閉動作中)か否かを判定する。このとき、バックドア2がオート作動中であれば、ステップ102に移行し、バックドア2がオート作動中でなければ、ステップ103に移行する。
ステップ102において、動作制限部40は、実行中のオート作動を強制終了する。つまり、動作制限部40は、故障有りのとき、パワーバックドアECU20内のメモリ36に故障フラグFを立てて、パワーバックドア装置3の動作モードをオート作動不可状態にする。これにより、バックドア2の電動開閉が強制終了され、手動開閉に移行される。このとき、ブレーキ制御部35は、Hブリッジ回路34にて回生ブレーキを発生させ、バックドア2のドア速度を低く抑える。また、メモリ36に故障フラグFが立っている間は、電動開閉が不可となり、手動操作でしかバックドア2を開閉することができない。
ステップ103において、動作制限部40は、以降のオート作動を禁止する。つまり、動作制限部40は、故障有りのとき、メモリ36に故障フラグFを立ててパワーバックドア装置3をオート作動不可状態にし、以降のオート作動を禁止する。よって、これ以降、電動開閉が禁止され、手動開閉でのみバックドア2の開閉が許可される。
メモリ36の故障フラグFを下げるには、例えば車両1をディーラ等に持っていき、ツール(図示略)にて消去する。例えば、ツールを車体5のコネクタに挿し込み、ツールから故障情報消去要求をパワーバックドアECU20に出力する。このとき、制限解除部41は、故障情報消去要求の入力を確認すると、メモリ36の故障フラグFを下げ、パワーバックドア装置3の作動禁止状態を解除する。よって、駆動ユニット4の修理後、元通りバックドア2の電動開閉が動作可能となる。
以上により、本例においては、右側駆動ユニット4aの変位量Krと左側駆動ユニット4bの変位量Klとの変位量差Mを求め、変位量差Mが閾値範囲αを超えたとき、一対の駆動ユニット4a,4bの一方が故障していると判定して、オート作動を停止又は禁止する。このため、2つの駆動ユニット4a,4bの変位量差Mから判断するという簡素な構成により、駆動ユニット4a,4bの故障有無を判定することが可能となる。また、電流検知回路等の高コストの部品を使用せずに済むので、故障判定の機能を設けた場合であっても、部品のコストアップを招くこともない。
また、本例の故障判定では、一対の駆動ユニット4a,4bのうち、一方が故障したことを判定することが可能である。よって、一対の駆動ユニット4a,4bのうち、一方が故障したままパワーバックドア装置3が継続使用されることがないので、他方の駆動ユニットの故障を誘発してしまう可能性が低くなる。このため、一対の駆動ユニット4a,4bの一方の故障に気付くことなく使用継続してしまうことに起因する故障影響の拡大を未然に防ぐことが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)右側駆動ユニット4aの変位量Krと左側駆動ユニット4bの変位量Klとの変位量差Mを求め、この変位量差Mを基に故障有無を判定するので、単に変位量差Mを確認するという簡素な構成により、複数の駆動ユニット4a,4bの中の特定の1つの故障有無を判定することができる。よって、複数の駆動ユニット4a,4bの中の特定の1つの故障を、簡素な構成によって検出することができる。
(2)オート作動が作動中、故障有りを判定すると、実行中のオート作動が強制停止され、オート作動が非作動中、故障有りを判定すると、以降のオート作動が禁止される。このため、駆動ユニット4(パワーバックドア装置3)が作動中又は非作動中のいずれであっても、駆動ユニット4をオート作動不可状態に移行させることができる。
(3)駆動ユニット4がオート作動不可状態になると、パワーバックドアECU20のメモリ36に故障フラグFが立てられ、駆動ユニット4の修理に伴って故障フラグFが消去されるまで、オート作動不可状態が維持される。このため、例えば故障が直されていないにもかかわらず、オート作動不可状態が解除されてしまうことがない。よって、バックドア2を操作する際のユーザの安全性確保に一層寄与する。
(4)オート作動時、故障有りと判定された際には、バックドア2にブレーキが付与されるので、駆動ユニット4が故障状態にあるバックドア2を安全に動作させることができる。よって、バックドア2を操作する際のユーザの安全性確保に一層寄与する。
(5)変位量Kr,Klは、駆動ユニット用モータ10a,10bの回転数から求まる駆動ユニット4a,4bの伸縮位置であり、変位量差Mは、各駆動ユニット4a,4bの伸縮位置間の差である。このため、駆動ユニット4a,4b同士の伸縮位置の間の差から故障有無を判定するという簡素な構成にて、駆動ユニット4a,4bの故障を検出することができる。
(6)オート開動作やオート閉動作は、PWM制御等を利用したフィードバック制御である。よって、バックドア2を所定の目標速度に追従させて開閉することが可能となるので、バックドア2を好適なドア速度で開閉することができる。よって、このことも、バックドア2の開閉動作の安全性確保に効果が高い。
(7)バックドア2のブレーキを回生ブレーキとしたので、モータ駆動回路21a,21bの回路状態を閉回路に切り換えるという簡素な構成によって、バックドア2にブレーキを付与することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・オート作動不可状態は、一定時間のみ継続されるものでもよい。
・オート作動不可状態の解除は、車両1をディーラ等に持ち寄り、ツールにて故障フラグFを消去する方式に限定されない。例えば、車体5に設けられた各種スイッチや機器を、所定の順序及び回数にて操作することを解除条件としてもよい。また、駆動ユニット4が新規の部品に交換されたときに、メモリ36の故障フラグFが自動で消去されてもよい。
・駆動ユニット4は、ダンパ式のクラッチレス型に限定されず、バックドア2を駆動源にて自動開閉できるユニットであればよい。
・バックドア2の閉状態の検出は、ドアクローザ装置23のスイッチを利用することに限定されない。例えば、ドア閉を検出する専用のスイッチやセンサを設けてもよい。
・故障有り時に付与するブレーキ率は、100%に限定されず、他の値に適宜変更可能である。また、故障有り時に付与するブレーキは、例えばドア速度やドア位置に応じて、可変としてもよい。
・故障有り判定時、バックドア2にブレーキを付与する必要はなく、この処理を省略してもよい。
・回生ブレーキは、1周期内のパルスのオン時間を変えることで、ブレーキ率を切り換えることに限定されない。例えば、所定時間内におけるオン時間の回数を変えることで、ブレーキ率の切り換えを行ってもよい。
・ブレーキ手段は、回生ブレーキに限定されず、例えばクラッチを用いたものでもよい。
・変位量検出手段は、パルスセンサ22a,22bに限定されず、他のセンサやスイッチ類に変更可能である。
・バックドア2のフィードバック制御は、PWM制御に限定されず、ドア速度を目標速度に追従させる制御であれば、他の制御に適宜変更可能である。
・バックドア2のオート開動作やオート閉動作は、フィードバック制御により実行されることに限定されず、例えば単なる定速制御でもよい。
・左右の駆動ユニット用モータ10a,10bを同じ動作に制御する場合、これは左右のモータ10a,10bの回転速度が等しくなるような制御に限らず、例えばドア開度が等しくなるような制御でもよい。
・駆動ユニット4の駆動源は、モータに限定されず、例えばシリンダ等でもよい。
・開閉体は、バックドア2に限定されず、スライドドア、ラッゲージドア、サンルーフ等でもよい。
・変位量検出手段及び動作状態検出手段は、同一のセンサが共用されることに限定されず、各々個別に設けてもよい。
・変位量Kr,Klは、駆動ユニット4の駆動位置(伸縮位置、モータ回転数)に限定されず、例えばドア速度、加速度、伸縮量積算値などに変更してもよい。また、変位量差Mも、使用する変位量Kr,Klのパラメータに応じて適宜変更可能である。
2…開閉体としてのバックドア、3…車両開閉体制御装置としてのパワーバックドア装置、4(4a,4b)…駆動ユニット、21a,21b…モータ駆動回路、22a,22b…変位量検出手段及び動作状態検出手段を構成するパルスセンサ、32…動作制御手段としてのオート動作制御部、34…ブレーキ手段(回生ブレーキ手段)を構成するHブリッジ回路、35…ブレーキ手段(回生ブレーキ手段)を構成するブレーキ制御部、38…変位量検出手段を構成する変位量算出部、39…判定手段としての故障判定部、40…制限手段としての動作制限部、41…解除手段としての制限解除部、Kr,Kl…変位量、M…変位量差。

Claims (6)

  1. 複数の駆動ユニットの駆動力を基に車両開閉体を動作して、当該開閉体を自動開閉させる車両開閉体制御装置において、
    複数の前記駆動ユニットのそれぞれに設けられ、前記駆動ユニットの変位量を検出する複数の変位量検出手段と、
    前記変位量検出手段が検出した変位量の相対差を求め、この変位量差を基に前記駆動ユニットの故障有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定有りと判定した際、前記駆動ユニットによる前記開閉体の動作状態を動作不可状態とする制限手段とを備え、
    前記制限手段は、前記駆動ユニットの作動中に故障有りを認識すれば、その時点で前記駆動ユニットの動作を停止し、前記駆動ユニットの非作動中に故障有りを認識すれば、以降の前記駆動ユニットの動作を禁止する
    ことを特徴とする車両開閉体制御装置。
  2. 故障有り判定時に設定された前記動作不可状態を解除する条件が揃った際、当該動作不可状態を解除する解除手段を備え、
    当該解除手段は、故障有り判定時に設定した前記動作不可状態を、前記解除の条件が揃うまで、その状態で維持させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両開閉体制御装置。
  3. 前記故障有り判定時、前記開閉体にブレーキを付与して、当該開閉体の開閉速度を低下させるブレーキ手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両開閉体制御装置。
  4. 前記変位量は、前記駆動ユニットの駆動位置であり、前記変位量差は、当該駆動位置の間の差である
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の車両開閉体制御装置。
  5. 前記開閉体の動作状態を検出する動作状態検出手段からの検出信号を基に、前記開閉体の動作が起動計画に則った動作をとるように前記駆動ユニットを制御することにより、当該開閉体の動作を制御する動作制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の車両開閉体制御装置。
  6. 前記ブレーキ手段は、前記駆動ユニットの駆動回路を閉回路とすることにより、回生によって前記開閉体にブレーキを付与する回生ブレーキ手段である
    ことを特徴とする請求項3〜5のうちいずれか一項に記載の車両開閉体制御装置。
JP2011158487A 2011-07-19 2011-07-19 車両開閉体制御装置 Active JP5927794B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011158487A JP5927794B2 (ja) 2011-07-19 2011-07-19 車両開閉体制御装置
US13/551,834 US20130024076A1 (en) 2011-07-19 2012-07-18 Vehicle opening-and-closing member control device
CN2012102496958A CN102889036A (zh) 2011-07-19 2012-07-18 车辆开闭体控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011158487A JP5927794B2 (ja) 2011-07-19 2011-07-19 車両開閉体制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013023867A true JP2013023867A (ja) 2013-02-04
JP5927794B2 JP5927794B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=47532700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011158487A Active JP5927794B2 (ja) 2011-07-19 2011-07-19 車両開閉体制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130024076A1 (ja)
JP (1) JP5927794B2 (ja)
CN (1) CN102889036A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101389324B1 (ko) 2013-07-22 2014-04-25 주식회사 씨원에스 박물관 진열장 개폐장치 시스템
JP2015171321A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 モトテック カンパニーリミテッド 左側スピンドルと右側スピンドルとの間の同期化動作を具備するパワートランクまたはパワーテールゲート制御方法
JP2016044420A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 シャープ株式会社 制御装置及び制御方法
WO2017163929A1 (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体開閉装置
JP2018135732A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置
JP2018154266A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置
JP2018157626A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社ユーシン 車両用ドア開閉装置
JP2019090258A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 アイシン精機株式会社 ドアチェック装置
JP2019127715A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置及び車両用開閉体制御方法
JP2020029765A (ja) * 2018-06-15 2020-02-27 スタビラス ゲ—エムベーハー 蓋を操作するために加える力を調節する方法
WO2022025224A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体制御装置
JP7452027B2 (ja) 2020-01-23 2024-03-19 株式会社アイシン 車両用開閉体制御装置

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011122316A1 (de) * 2011-12-23 2013-06-27 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Spindelantrieb für ein Verstellelement eines Kraftfahrzeugs
DE102012018826A1 (de) 2012-09-25 2014-03-27 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Spindelantrieb für ein Verstellelement eines Kraftfahrzeugs
CN103144520B (zh) * 2013-03-28 2015-06-03 长城汽车股份有限公司 车辆及其天窗组件
JP6303212B2 (ja) * 2013-10-08 2018-04-04 三井金属アクト株式会社 車両用ドアの開閉制御装置
US9103373B1 (en) 2014-04-30 2015-08-11 Hi-Lex Controls, Inc. Bearing-shaft assembly with bearing and method of attaching a bearing to a shaft
DE102015102633A1 (de) * 2015-02-24 2016-08-25 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Hallstadt Antriebsanordnung für ein Verschlusselement eines Kraftfahrzeugs
JP2016183523A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 開閉体制御装置および開閉体制御方法
JP6586806B2 (ja) * 2015-07-23 2019-10-09 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置
JP6441841B2 (ja) * 2016-02-09 2018-12-19 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体開閉装置
DE102016209915A1 (de) * 2016-06-06 2017-12-07 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Verstellantrieb eines Kraftfahrzeugs
JP6632504B2 (ja) * 2016-10-03 2020-01-22 株式会社ミツバ 動力伝達機構、アクチュエータ、および車両用アクチュエータ
FR3069568B1 (fr) * 2017-07-26 2019-08-02 Psa Automobiles Sa Procede d’adaptation de la vitesse de fermeture d’au moins un ouvrant de vehicule automobile et systeme utilisant un tel procede
CN107489336B (zh) * 2017-08-23 2020-05-19 武汉佳特轿车零部件有限公司 用于汽车尾门的电动开闭系统
CN107806304A (zh) * 2017-11-30 2018-03-16 无锡典聚科技有限公司 一种用于汽车尾门电动撑杆导杆与球头的连接结构
JP6916156B2 (ja) * 2018-10-23 2021-08-11 株式会社ハイレックスコーポレーション 駆動装置
WO2020110381A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社Jvcケンウッド 電子機器、入力ロック制御方法、及び入力ロック制御プログラム
JP2020111135A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 アイシン精機株式会社 車両用ドア装置
JP7225820B2 (ja) * 2019-01-21 2023-02-21 株式会社アイシン 車両用開閉体制御装置
DE102019108467A1 (de) * 2019-04-01 2020-10-01 Brose Fahrzeugteile Se & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Steuersystem für eine elektrische Antriebsanordnung einer Klappe eines Kraftfahrzeugs
DE102019212945A1 (de) * 2019-08-28 2021-03-04 Brose Fahrzeugteile Se & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Elektroniksystem und Verfahren zur elektronischen Bereitstellung von Schadensdaten
CN110735576A (zh) * 2019-10-30 2020-01-31 徐州恒永电子科技有限公司 一种电动开窗机行程用自动控制系统
DE102019134034A1 (de) * 2019-12-11 2021-06-17 Brose Fahrzeugteile Se & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Antriebsanordnung zur motorischen Verstellung einer Klappe
DE102020112576A1 (de) 2020-05-08 2022-01-05 Brose Fahrzeugteile Se & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Verfahren zur Ansteuerung eines elektronischen Systems
CN113217576B (zh) * 2021-05-14 2023-11-03 宁波华楷电子科技有限公司 一种用于电动尾门撑杆的新型阻尼结构
DE102022130400A1 (de) * 2022-11-17 2024-05-23 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Verfahren zum Betreiben einer Türöffnungsfunktion zum automatischen Öffnen zumindest einer Tür eines Kraftfahrzeugs

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030030299A1 (en) * 2001-04-26 2003-02-13 Litens Automotive Partnership Powered opening mechanism and control system
JP2003155871A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Alps Electric Co Ltd パワーウインド装置
JP2004183409A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Oi Seisakusho Co Ltd 車両用開閉体の開閉駆動装置
JP2005002621A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Fuji Electric Systems Co Ltd ドア駆動制御装置
JP2005030155A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Shiroki Corp ドア開閉システム
JP2005204467A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 電磁クラッチ付モータ
WO2010046008A1 (de) * 2008-10-25 2010-04-29 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg Antriebsanordnung zur motorischen verstellung eines verstellelements in einem kraftfahrzeug
WO2010054725A1 (de) * 2008-11-12 2010-05-20 Brose Schliesssysteme Gmbh & Co. Kg Antriebsanordnung zur motorischen verstellung eines verschlusselements in einem kraftfahrzeug

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4364003A (en) * 1980-09-16 1982-12-14 Mary A. Baldwin Electronic gate control
US4698622A (en) * 1984-04-16 1987-10-06 Daihatsu Diesel Mfg. Co., Ltd. Brake apparatus for automatic door
DE3532078A1 (de) * 1984-09-13 1986-04-17 Aisin Seiki K.K., Kariya, Aichi Motorsteuerungsverfahren und vorrichtung dafuer
JP3055255B2 (ja) * 1991-10-22 2000-06-26 日産自動車株式会社 車両用ドアの開閉制御装置
US5434487A (en) * 1993-05-20 1995-07-18 General Motors Corporation Vehicle door manual to power move
US5396158A (en) * 1993-05-20 1995-03-07 General Motors Corporation Power vehicle door with reversal control
US5350986A (en) * 1993-05-20 1994-09-27 General Motors Corp. Vehicle power door speed control
US5574315A (en) * 1995-01-17 1996-11-12 Weber; Harold J. Method and apparatus enabling emergency activated control of electrically operated door lock and window regulator systems in a motor vehicle
ES2134165B1 (es) * 1997-12-11 2000-04-16 Tecnolama S A Procedimiento y dispositivo para el cierre y la apertura de puertas de aparatos elevadores.
US6766869B2 (en) * 1999-12-17 2004-07-27 Vermeer Manufacturing Company Remote lock-out system and method for a horizontal directional drilling machine
US20020135332A1 (en) * 2001-03-20 2002-09-26 Siemens Vdo Automotive Corporation Method and apparatus for preventing motor over temperature for a window closure system
EP1355458B1 (en) * 2002-04-16 2005-09-21 ROBERT BOSCH GmbH Method for transmitting data within a communication system
EP1457625A3 (de) * 2003-03-08 2008-08-27 Brose Schliesssysteme GmbH & Co. KG Kraftfahrzeugschloss mit elektrischem Öffnungsantrieb
JP4218403B2 (ja) * 2003-04-21 2009-02-04 アイシン精機株式会社 車両ドア制御装置
DE10321535B3 (de) * 2003-05-14 2004-10-28 Repower Systems Ag Vorrichtung zur Verstellung des Anstellwinkels eines Rotorblatts einer Windkraftanlage
DE102004010542B4 (de) * 2004-03-04 2014-02-27 Daimler Ag Sicherheitseinrichtung für ein Kraftfahrzeug
JP4415710B2 (ja) * 2004-03-11 2010-02-17 トヨタ自動車株式会社 開閉制御装置
US7280035B2 (en) * 2004-06-22 2007-10-09 General Motors Corporation Door swing detection and protection
JP4577552B2 (ja) * 2004-07-08 2010-11-10 アイシン精機株式会社 開閉体駆動装置
DE102004061687A1 (de) * 2004-12-22 2006-07-06 Daimlerchrysler Ag Fahrzeugtür mit einer Abbremsfunktion
JP4595614B2 (ja) * 2005-03-25 2010-12-08 株式会社デンソー 車両ドア制御システム
US7690152B2 (en) * 2005-03-30 2010-04-06 Asmo Co., Ltd. Opening and closing member control system
GB0613941D0 (en) * 2006-07-13 2006-08-23 Pml Flightlink Ltd Electronically controlled motors
CN102132126B (zh) * 2008-08-26 2015-04-08 株式会社尼康 编码器系统、信号处理方法
US7591504B1 (en) * 2008-09-05 2009-09-22 Honda Motor Co., Ltd. Passenger door relocation system and method
JP5966247B2 (ja) * 2011-03-01 2016-08-10 ソニー株式会社 電池パック、蓄電システム、電子機器、電動車両、電力システムおよび制御システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030030299A1 (en) * 2001-04-26 2003-02-13 Litens Automotive Partnership Powered opening mechanism and control system
JP2003155871A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Alps Electric Co Ltd パワーウインド装置
JP2004183409A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Oi Seisakusho Co Ltd 車両用開閉体の開閉駆動装置
JP2005002621A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Fuji Electric Systems Co Ltd ドア駆動制御装置
JP2005030155A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Shiroki Corp ドア開閉システム
JP2005204467A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 電磁クラッチ付モータ
WO2010046008A1 (de) * 2008-10-25 2010-04-29 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg Antriebsanordnung zur motorischen verstellung eines verstellelements in einem kraftfahrzeug
WO2010054725A1 (de) * 2008-11-12 2010-05-20 Brose Schliesssysteme Gmbh & Co. Kg Antriebsanordnung zur motorischen verstellung eines verschlusselements in einem kraftfahrzeug

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101389324B1 (ko) 2013-07-22 2014-04-25 주식회사 씨원에스 박물관 진열장 개폐장치 시스템
JP2015171321A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 モトテック カンパニーリミテッド 左側スピンドルと右側スピンドルとの間の同期化動作を具備するパワートランクまたはパワーテールゲート制御方法
JP2016044420A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 シャープ株式会社 制御装置及び制御方法
WO2017163929A1 (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体開閉装置
JP2017172301A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体開閉装置
JP2018135732A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置
JP2018157626A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 株式会社ユーシン 車両用ドア開閉装置
JP2018154266A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置
JP2019090258A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 アイシン精機株式会社 ドアチェック装置
JP2019127715A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 アイシン精機株式会社 車両用開閉体制御装置及び車両用開閉体制御方法
JP2020029765A (ja) * 2018-06-15 2020-02-27 スタビラス ゲ—エムベーハー 蓋を操作するために加える力を調節する方法
JP7018412B2 (ja) 2018-06-15 2022-02-10 スタビラス ゲ―エムベーハー 蓋を操作するために加える力を調節する方法
US11619089B2 (en) 2018-06-15 2023-04-04 Stabilus Gmbh Method for adjusting a force that has to be applied by a user to operate a lid
JP7452027B2 (ja) 2020-01-23 2024-03-19 株式会社アイシン 車両用開閉体制御装置
WO2022025224A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体制御装置
JP2022026417A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 株式会社ハイレックスコーポレーション 開閉体制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130024076A1 (en) 2013-01-24
JP5927794B2 (ja) 2016-06-01
CN102889036A (zh) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5927794B2 (ja) 車両開閉体制御装置
JP5611219B2 (ja) 自動車の閉鎖部品を電動移動させるための駆動システム
US9688301B2 (en) Steering control device and steering control method
US9573617B2 (en) Steering control device and steering control method
JP6589696B2 (ja) エンジン始動システム
JP6583052B2 (ja) モータ制御装置
CN113631824B (zh) 电动式致动器和电动制动装置
WO2019098308A1 (ja) シフトレンジ制御装置
KR20100094379A (ko) 시프트 바이 와이어식 차량의 제어 장치
US11381182B2 (en) Vehicle door opening/closing device
US9156475B2 (en) Actuator control apparatus
US20150166032A1 (en) Electronic parking brake system and control method thereof
WO2010079606A1 (ja) 車両の制御装置
WO2018030276A1 (ja) 異常診断装置
JP5895386B2 (ja) 車両開閉体制御装置
US20220105919A1 (en) Electric brake device
US8942898B2 (en) Range switchover apparatus
JP4872095B2 (ja) 車両用開閉体自動開閉システムおよびセンサ異常判定方法
JP5835629B2 (ja) アクチュエータ制御装置
KR20190058015A (ko) 자동차의 급속 충전시 모터 진동 제어 방법
US20210184613A1 (en) Shift range control device
JP6773192B2 (ja) バックアップ電源装置およびバックアップシステム
KR101526387B1 (ko) 클러치 액추에이터 보정장치 및 방법
JP4606488B2 (ja) クラッチの制御装置
US20220341242A1 (en) Sliding door driving device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160411

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5927794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151