JP5895386B2 - 車両開閉体制御装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、車両1には、車両1のバックドア2を自動開閉させるパワーバックドア装置3が設けられている。本例のパワーバックドア装置3は、車体幅方向に設けられた一対のダンパ式の駆動ユニット4,4により、バックドア2を車体5に対して自動開閉可能なダンパ駆動式となっている。本例の場合、図1の紙面右側を右側駆動ユニット4aとし、図1の紙面左側を左側駆動ユニット4bとする。なお、バックドア2が開閉体に相当し、パワーバックドア装置3が車両開閉体制御装置に相当する。
図8に示すように、オート開動作時、ブレーキ制御部35は、ドア開度及びドア速度を逐次監視し、検出したドア開度及びドア速度の座標点を、開操作用ブレーキ率設定マップ37に照らして、必要なブレーキ率を割り出す。このとき、ブレーキ制御部35は、検出した座標点が領域E1に位置することを確認すると、ブレーキ制御を実行しない。つまり、オート動作制御部32は、PWM制御によって駆動ユニット用モータ10a,10bを目標速度に追従させながら回転させ、バックドア2を開動作させる。
(1)バックドア2の開動作時には、開操作用ブレーキ率設定マップ37を参照し、バックドア2の閉動作時には、閉操作用ブレーキ率設定マップ38を参照して、バックドア2の動作が監視される。そして、バックドア2には、これらブレーキ率設定マップ37,38から設定されるブレーキ率に準じたブレーキ力が付与される。このため、バックドア2の開閉両方においてバックドア2の急動作時には、バックドア2にブレーキ力が付与されるので、バックドア2の開閉両方で動作の安全性を確保することができる。また、これらブレーキ率設定マップ37,38は、開操作用の37と閉操作用の38とで、各々個別に設定されている。よって、開動作又は閉操作の各々において、最適のブレーキ力がバックドア2に付与されるので、バックドア2の動作安全性の確保に一層寄与する。
・ブレーキ率設定マップ37,38は、図6や図7に示す態様に限定されない。即ち、領域E1〜E10の範囲を適宜変更してよいし、ラインL1〜L11,L21〜L25の傾きや長さを適宜変更することも可能である。
・開操作用ブレーキ率設定マップ37は、領域がE1〜E5の5段階に区分けされることに限定されず、例えば単に2段階(ブレーキ有り/無し)としてもよいし、6段階以上に細分化してもよい。なお、これは、閉操作用ブレーキ率設定マップ38でも同様に言える。
・バックドア2の閉状態の検出は、ドアクローザ装置23のスイッチを利用することに限定されない。例えば、ドア閉を検出する専用のスイッチやセンサを設けてもよい。
・回生ブレーキは、1周期内のパルスのオン時間を変えることで、ブレーキ率を切り換えることに限定されない。例えば、所定時間内におけるオン時間の回数を変えることで、ブレーキ率の切り換えを行ってもよい。
・開操作検出手段は、パルスセンサ22a,22bに限定されず、他のセンサやスイッチ類に変更可能である。
・バックドア2のオート開動作やオート閉動作は、フィードバック制御により実行されることに限定されず、例えば単なる定速制御でもよい。
・左右の駆動ユニット用モータ10a,10bを同じ動作に制御する場合、これは左右のモータ10a,10bの回転速度が等しくなるような制御に限らず、例えばドア開度が等しくなるような制御でもよい。
・開閉体は、バックドア2に限定されず、スライドドア、ラッゲージドア、サンルーフ等でもよい。
・ブレーキ設定パラメータは、マップ37,38に限定されず、例えば関数としてもよい。
Claims (5)
- 駆動手段の駆動力を基に車両の開閉体を動作して、当該開閉体を自動開閉させる車両開閉体制御装置において、
前記開閉体の開又は閉を検出する開閉検出手段と、
前記開閉体の開動作及び閉動作の両方で当該開閉体の動作を監視し、該開閉体が急動作した際、前記開閉体にブレーキを付与するブレーキ手段とを備え、
前記ブレーキ手段は、前記開閉体にどの程度のブレーキ力を付与するのかを設定するブレーキ設定パラメータを基にブレーキ力を設定し、前記ブレーキ設定パラメータは、前記開閉体の開操作時又は閉操作時で、それぞれ異なる態様にて設定されており、
開操作時に前記ブレーキ手段により付与されるブレーキ力は、前記開閉体の位置が所定の第1開度よりも全閉側においては一定に設定されるとともに、前記第1開度よりも全開側においては、前記開閉体が全開に近づくに連れて、かつ前記開閉体の開閉速度が高くなるに連れて高くなるように設定され、
閉操作時に前記ブレーキ手段により付与されるブレーキ力は、前記開閉体の位置が所定の第2開度よりも全開側においては一定に設定されるとともに、前記第2開度よりも全閉側においては、前記開閉体が全閉に近づくに連れて、かつ前記開閉体の開閉速度が高くなるに連れて高くなるように設定されている
ことを特徴とする車両開閉体制御装置。 - 前記開閉体の動作状態を検出する動作状態検出手段からの検出信号を基に、前記開閉体の動作が予め設定された動作計画に則った動作をとるように前記駆動手段を制御することにより、当該開閉体の動作を制御する動作制御手段を備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の車両開閉体制御装置。 - 開操作の際、前記開閉体の開き切り時に該開閉体に衝撃が生じ、閉操作の際、前記開閉体の閉じ切り時に該開閉体に衝撃が生じることを前提に、開操作用ブレーキ設定パラメータ及び閉操作用ブレーキ設定パラメータは、前記開閉体が開操作時又は閉操作時にとる各位置において各々必要なブレーキ力を割り振ることにより、開と閉とでそれぞれが異なる態様に設定されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両開閉体制御装置。 - 前記ブレーキ手段は、前記駆動手段の駆動回路を閉回路とすることにより、回生によって前記開閉体にブレーキを付与する回生ブレーキ手段である
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の車両開閉体制御装置。 - 前記ブレーキ設定パラメータは、開閉体位置と開閉体速度とをパラメータとして、前記開閉体位置と前記開閉体速度との組み合わせからブレーキ力を決めるマップである
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の車両開閉体制御装置。
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