JP4872095B2 - 車両用開閉体自動開閉システムおよびセンサ異常判定方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態のオートスライドドアシステムを備える車両の外観図、図2は、本実施形態のオートスライドドアシステムの電気的要素の接続関係を示すシステム結線図、図3は、本実施形態のオートスライドドアシステムの駆動力伝達機構の概要を示す模式図である。
次に、本発明の第2の実施形態について、図9を参照しながら説明する。本実施形態のオートスライドドアシステムは、ECU4により実行される回転センサ13の異常判定処理の一部が上述した第1の実施形態と異なるものである。本実施形態のオートスライドドアシステムにおけるシステム構成および基本的な動作は上述した第1の実施形態と同様であるので、以下ではこれらの説明は省略し、本実施形態に特徴的な回転センサ13の異常判定処理について説明する。
次に、本発明の第3の実施形態について、図10を参照しながら説明する。本実施形態のオートスライドドアシステムは、ECU4により実行される回転センサ13の異常判定処理が上述した第1の実施形態や第2の実施形態と異なるものである。本実施形態のオートスライドドアシステムにおけるシステム構成および基本的な動作は上述した第1の実施形態と同様であるので、以下ではこれらの説明は省略し、本実施形態に特徴的な回転センサ13の異常判定処理について説明する。
次に、本発明の第4の実施形態について、図11および図12を参照しながら説明する。本実施形態のオートスライドドアシステムは、回転センサ13の異常判定処理の際に、電磁クラッチ12締結に伴う作動音を極力低減するための電磁クラッチ12に対する通電制御を行うようにしたものである。本実施形態のオートスライドドアシステムにおけるシステム構成および基本的な動作は上述した第1の実施形態と同様であるので、以下ではこれらの説明は省略し、本実施形態に特徴的な電磁クラッチ12に対する通電制御について説明する。
以上、本発明の車両用開閉体自動開閉システムの具体的な適用例として第1乃至第4の実施形態を例示して説明したが、以上の各実施形態は本発明の一適用例であり、本発明の技術的範囲が以上の各実施形態で説明した内容に限定されることを意図するものではない。つまり、本発明の技術的範囲は、以上の各実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、この開示から容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
3 ケーブル
4 ECU(制御装置)
10 ドライブユニット
11 オートスライドモータ
12 電磁クラッチ
13 回転センサ
31 ドラム
32a,32b ガイドローラ
33a,33b テンションローラ
34a,34b スプリング
Claims (11)
- 車両に設けられた開閉体と、
前記開閉体を開閉させる駆動源となるモータと、
前記モータの駆動力を前記開閉体に伝達する駆動力伝達機構と、
前記モータの回転状態に応じた信号を出力するセンサと、
前記センサの出力に基づいて前記開閉体の開閉状態を検知し、当該開閉体の開閉状態に応じて前記モータを駆動制御して、前記開閉体の自動開閉動作を制御する制御装置とを備え、
前記駆動力伝達機構は、弾性変形して前記モータの駆動力を吸収する弾性変形部を有し、
前記制御装置は、前記モータの駆動力が前記駆動力伝達機構の弾性変形部で吸収されているときの前記センサの出力に基づいて、前記開閉体を静止させた状態で、前記センサに異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする車両用開閉体自動開閉システム。 - 前記駆動力伝達機構は、前記開閉体に連結されたケーブル部材と、前記モータの駆動力により回転して前記ケーブル部材を送り動作するドラムと、前記ケーブル部材に当接するローラとを有し、前記ローラが変位可能に支持されて前記弾性変形部とされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記駆動力伝達機構は、前記開閉体に連結されたケーブル部材と、前記モータの駆動力により回転して前記ケーブル部材を送り動作するドラムとを有し、前記ケーブル部材が伸縮可能に構成されて前記弾性変形部とされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記制御装置は、前記開閉体が全閉位置にある状態を維持したまま所定時間が経過したときに、前記開閉体の閉方向に前記モータを一時的に駆動させて当該モータの駆動力が前記駆動力伝達機構の弾性変形部で吸収されているときの前記センサの出力に基づいて、前記開閉体を全閉位置で静止させた状態で、前記センサに異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記制御装置は、前記車両の開閉体が全閉位置にある状態を維持したまま所定時間が経過し、且つ、前記車両内部に乗客が存在しないことを確認したときに、前記開閉体の閉方向に前記モータを一時的に駆動させて当該モータの駆動力が前記駆動力伝達機構の弾性変形部で吸収されているときの前記センサの出力に基づいて、前記開閉体を全閉位置で静止させた状態で、前記センサに異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記制御装置は、前記開閉体が全閉位置にある状態で自動開動作の指令を受けたときに、前記開閉体の閉方向に前記モータを一時的に駆動させて当該モータの駆動力が前記駆動力伝達機構の弾性変形部で吸収されているときの前記センサの出力に基づいて、前記開閉体を全閉位置で静止させた状態で、前記センサに異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記制御装置は、前記開閉体が全開位置にある状態で自動閉動作の指令を受けたときに、前記開閉体の開方向に前記モータを一時的に駆動させて当該モータの駆動力が前記駆動力伝達機構の弾性変形部で吸収されているときの前記センサの出力に基づいて、前記開閉体を全開位置で静止させた状態で、前記センサに異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記モータと前記駆動力伝達機構との間に設けられ、締結と締結解除とが前記制御装置により切り替えられる電磁クラッチをさらに備え、
前記制御装置は、前記センサの異常を判定する際に前記電磁クラッチへの印加電圧を通常動作時と比較して緩やかに上昇させて前記電磁クラッチを締結させることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の車両用開閉体自動開閉システム。 - 前記制御装置は、前記センサに異常が発生していると判定した場合に、前記開閉体の自動開閉動作を禁止することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- 前記制御装置が前記センサに異常が発生していると判定したときに、当該センサの異常発生を車両の乗員に報知する報知装置をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の車両用開閉体自動開閉システム。
- モータの駆動力を駆動力伝達機構を介して車両に設けられた開閉体に伝達するとともに、前記モータの回転状態に応じた信号を出力するセンサからの出力に基づいて前記開閉体の開閉状態を検知し、当該開閉体の開閉状態に応じて前記モータを駆動制御して、前記開閉体の自動開閉動作を制御する車両用開閉体自動開閉システムにおける前記センサの異常を判定するセンサ異常判定方法であって、
前記駆動力伝達機構に、弾性変形して前記モータの駆動力を吸収する弾性変形部を設け、
前記モータの駆動力が前記駆動力伝達機構の弾性変形部で吸収されているときの前記センサの出力に基づいて、前記開閉体を静止させた状態で、前記センサに異常が発生しているか否かを判定することを特徴とするセンサ異常判定方法。
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