JP2007009466A - 車両用自動開閉装置およびその制御方法 - Google Patents

車両用自動開閉装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 非接触式の障害物センサを備えた車両用自動開閉装置の誤動作を防止させることである。
【解決手段】 車両に設けられるスライドドアには、スライドドアの移動経路上にある障害物を検出する非接触式の静電センサと、スライドドアによる挟み込みを検出するタッチセンサとが設けられており、いずれか一方のセンサから制御装置に検出信号が入力されるとスライドドアは挟み込み回避動作される。一方、スライドドアに設けられるハンドルは静電センサから制御装置に入力される検出信号をキャンセルするキャンセルスイッチとしての機能を有しており、雨水等の付着により静電センサが障害物を誤検出してスライドドアが挟み込み回避動作された場合であっても、ハンドルを閉側に操作することにより挟み込み回避動作を無効にした状態でスライドドアを自動閉動作させることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車両に設けられた開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置およびその制御方法に関し、特に、開閉体による障害物の挟み込みを防止するための安全機構に関する。
自動車等の車両には、運転者等の乗員の乗降等を行うために開閉体としてのドアが設けられており、このようなドアとしては、ヒンジ式の横開きドア、スライド式に開閉するスライドドアあるいは車両後端部に取り付けられるバックドア等がある。
これらのドアは、通常、手動で開閉されるようになっているので、操作者が荷物等を抱えている場合などでは、その開閉操作が困難である。特に、スライド式に開閉するスライドドアにあっては、ドア自体が大きく重い場合が多いので、その開閉を自在に行うことが困難な場合があった。そこで、電動モータ等を駆動源とした自動開閉装置を搭載し、ドアもしくは携帯端末等に設けられた開閉スイッチを操作することによりドアを自動的に開閉するようにした車両が開発されている。
このような自動開閉装置では、一般に、開閉スイッチをオンすることにより、ドアは全閉状態から全開状態または全閉状態から全開状態に動作するようになっている。そのため、開閉スイッチ操作後に乗降が行われると、ドアと車両との間に障害物が挟まれる恐れがあり、挟み込みに対する安全機構を設けることが自動開閉装置には必須となっている。
挟み込みを回避するための安全機構としては、ドアの閉移動側の端部に感圧センサやタッチセンサなどの接触式のセンサを設け、このセンサに障害物が接触したときに挟み込みを検出して、ドアを停止または反転動作させるようにしたものが知られている。しかし、この方法では、ドアが障害物に接するまで挟み込みが検出されないので、挟み込みが検出された時点では既に障害物にはドアから挟み込み荷重が加えられた状態となってしまう。
そこで、例えば特許文献1に示される自動開閉装置では、超音波や赤外線等の検出波を用いた非接触式のセンサをドアの閉移動側の端部に設け、ドアの移動経路上にある障害物を非接触で検出して、ドアが障害物に接触する前に減速制御や反転動作または停止させるようにしている。
特開2003−278443号公報
しかしながら、非接触式のセンサを用いた挟み込み検出方法では、センサの検出部分に雨水や埃等の異物が付着すると、これらの異物が障害物として誤検出され、乗員等が開閉スイッチを操作してドアを閉じようとしても、ドアは操作者の意に反して減速制御や反転動作または停止され、操作者の意志に沿ってドアを作動させることができないという問題があった。
本発明の目的は、非接触式の障害物センサを備えた車両用自動開閉装置の誤作動を防止させることにある。
本発明の車両用自動開閉装置は、車両に設けられた開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、前記開閉体を開閉駆動する駆動源と、前記開閉体による障害物の挟み込みを検出する挟み込み検出センサと、前記開閉体に設けられ、前記開閉体の移動経路上にある障害物を検出する非接触式の障害物センサと、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとの少なくともいずれか一方から検出信号が入力されたときに前記開閉体を挟み込み回避動作させる制御手段と、前記障害物センサから前記制御手段に入力される検出信号をキャンセルするキャンセルスイッチとを有し、前記障害物センサにより障害物が検出されても、前記キャンセルスイッチが操作されたときには、前記挟み込み回避動作を無効とし、前記開閉体を閉動作させることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記挟み込み検出センサは前記障害物に接触したときに検出信号を出力する接触式センサであることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記キャンセルスイッチは前記開閉体の開閉動作を指令する開閉スイッチであることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記キャンセルスイッチにより前記挟み込み回避動作を無効とした後、前記開閉体が開閉途中位置にあるときは、前記制御手段により、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサの少なくともいずれか一方のセンサからの入力信号により前記挟み込み回避動作を行うことを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉体が全閉位置まで閉じたときには、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとから前記制御手段に入力される検出信号はキャンセルされることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置の制御方法は、車両に設けられた開閉体を開閉駆動する駆動源と、前記開閉体による障害物の挟み込みを検出する挟み込み検出センサと、前記開閉体に設けられ前記開閉体の移動経路上にある障害物を検出する非接触式の障害物センサとを備え、前記開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置の制御方法であって、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとの少なくともいずれか一方から制御手段に検出信号が入力されたときに前記開閉体を挟み込み回避動作させる工程と、前記障害物センサにより障害物が検出されても、キャンセルスイッチが操作されたときには、前記障害物センサから前記制御手段に入力される検出信号をキャンセルして、前記挟み込み回避動作を無効とした状態で前記開閉体を閉動作させる工程とを有することを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置の制御方法は、前記挟み込み検出センサは前記障害物に接触したときに検出信号を出力する接触式センサであることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置の制御方法は、前記キャンセルスイッチは前記開閉体の開閉動作を指令する開閉スイッチであることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置の制御方法は、前記キャンセルスイッチにより前記挟み込み回避動作を無効とした後、前記開閉体が開閉途中位置にあるときは、前記制御手段により、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサの少なくともいずれか一方のセンサからの入力信号により前記挟み込み回避動作を行うことを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置の制御方法は、前記開閉体が全閉位置まで閉じたときには、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとから前記制御手段に入力される検出信号はキャンセルされることを特徴とする。
本発明によれば、非接触式の障害物センサが障害物を検出しても、キャンセルスイッチを操作することにより、挟み込み回避動作を無効にして、開閉体の閉動作を継続させることができる。したがって、非接触式の障害物センサに雨水等の異物が付着して、不意に開閉体が挟み込み回避動作されても、操作者は自らの意志でキャンセルスイッチを操作することにより、挟み込み回避動作を無効にして開閉体の閉動作を再開させることができる。
また、本発明によれば、挟み込み検出センサとして接触式のセンサを用いると、雨水等の異物の有無に拘わらず、挟み込みを確実に検出することができる。
さらに、本発明によれば、キャンセルスイッチとして開閉体に取り付けられた開閉スイッチを用いることで、新たなスイッチを追加することなく操作性を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、開閉体の所定の位置における障害物センサからの検出信号がキャンセルされても、開閉体の再閉動作後には再び障害物センサと挟み込み検出センサによる挟み込みの検出動作が行われるので、開閉体による障害物の挟み込みを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1はスライドドアを備えた車両を示す側面図であり、図2は図1に示す車両に搭載された本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装置の詳細を示す説明図である。
図1に示すように、車両11には、その車体12の側部に開閉体としてのスライドドア13が設けられている。このスライドドア13は、図2に示すように、ローラアッシー13aを有し、車体12の側部には車両前後方向に延びるガイドレール14が固定されており、スライドドア13はローラアッシー13aがガイドレール14に案内されることにより、図2中実線で示す全開位置と1点鎖線で示す全閉位置との間で車両前後方向に移動自在つまり開閉自在となっている。また、ガイドレール14の車両前方側には、車室内側に湾曲する曲部14aが設けられており、この曲部14aにローラアッシー13aが案内されることによりスライドドア13は車両11の側面と同一面に収まるように車両11の内側に引き込まれて閉じられるようになっている。
なお、図示はしないが、ローラアッシー13aは図示する部位(センター部)以外にスライドドア13の前端部の上下部分(アッパー部・ロア部)にも設けられており、これらに対応して車体12の上下部位にもアッパー部・ロア部に対応するガイドレールが設けられ、スライドドア13は車体12に計3カ所において支持されている。
スライドドア13を自動的に開閉するために、車両11には車両用自動開閉装置21(以下、開閉装置21とする。)が設けられている。この開閉装置21は、車体12に固定される駆動ユニット22を有しており、駆動ユニット22には駆動用のケーブル23が設けられている。ケーブル23はガイドレール14の両端に配置された反転プーリ24a,24bに掛け渡されて車両11の前方側と後方側とからスライドドア13に接続されており、駆動ユニット22によりケーブル23のいずれか一方側が引かれると、スライドドア13はケーブル23に引かれながら開方向または閉方向に移動する。
図3は図2に示す車両用自動開閉装置の制御体系を示す説明図であり、この開閉装置21に用いられる駆動ユニット22は駆動源としての電動モータ25を有している。電動モータ25は正逆両方向に回転可能なブラシ付き直流モータであり、減速機26に固定されており、その出力は減速機26により所定の回転数にまで減速されて出力軸27から出力される。
出力軸27には外周面に図示しない螺旋状の案内溝が形成された円筒形状のドラム28が固定され、駆動ユニット22に案内されたケーブル23は案内溝に沿ってドラム28に複数回巻き付けられており、電動モータ25が作動してドラム28が電動モータ25に駆動されて回転すると、ケーブル23がドラム28により駆動されてスライドドア13は開閉動作する。つまり、電動モータ25が正転すると、図3中で反時計回り方向にドラム28が回転し、これによりケーブル23の車両後方側がドラム28に巻き取られてスライドドア13はケーブル23に引かれながら開方向に移動する。反対に、電動モータ25が逆転すると、図3中で時計回り方向にドラム28が回転し、これによりケーブル23の車両前方側がドラム28に巻き取られてスライドドア13はケーブル23に引かれながら閉方向に移動する。このように、スライドドア13は、ケーブル23、ドラム28、出力軸27等を介して電動モータ25に接続され、電動モータ25により開閉駆動されるようになっている。
なお、駆動源としては、ブラシ付き直流モータに限らず、例えばブラシレスモータ等の他の電動モータを用いてもよい。また、電動モータ25と出力軸27との間の動力伝達経路を断続するクラッチ機構を減速機26に設け、スライドドア13が手動で開閉操作されるときにはクラッチ機構を遮断状態に切り替えるようにしてもよい。さらに、ドラム28とスライドドア13との間に、ケーブル23の弛みを取って、ケーブル張力を一定範囲に維持するテンショナを設けるようにしてもよい。
出力軸27には、周方向に多数の磁極が着磁された多極着磁磁石31が固定され、この多極着磁磁石31の近傍には互いに所定の位相差を有して2つのホールIC32a,32bが配置されており、これらのホールIC32a,32bは、それぞれ多極着磁磁石31が回転して磁界が変化する度にパルス信号を出力する。なお、ホールICとは磁界の変化を電圧に変換するセンサである。
開閉装置21には制御手段としての制御装置33が設けられており、この制御装置33は、図示しないマイクロプロセッサ(CPU)、ROM、RAMなどのメモリ等を備えて所謂マイクロコンピュータとしての機能を有し、電動モータ25の作動制御を実行する。
また、スライドドア13の開閉動作を指令するために、スライドドア13には開閉スイッチとしてのハンドル34が設けられており、乗員等の操作者によりハンドル34が開側に操作されるとスライドドア13を開く旨の指令信号が制御装置33に入力され、ハンドル34が閉側に操作されるとスライドドア13を閉じる旨の指令信号が制御装置33に入力される。ハンドル34から開閉指令信号が入力されると、制御装置33はこれらの指令信号に基づいて電動モータ25を正転または逆転制御し、これによりスライドドア13を自動的に開方向または閉方向に作動させることができる。このように、操作者はハンドル34を操作することにより、スライドドア13を自動開閉動作させることができる。
制御装置33には前述したホールIC32a,32bが接続されており、これらのホールIC32a,32bから入力されるパルス信号の周期に基づいて、制御装置33は電動モータ25の回転速度つまりスライドドア13の移動速度を検出する。また、制御装置33は、これらのパルス信号の出現タイミングに基づいて電動モータ25の回転方向つまりスライドドア13の移動方向を検出し、さらに、スライドドア13が基準位置(例えば全閉位置)にあるときを起点としてパルス信号を積算(カウント)することにより、スライドドア13の開閉位置を検出することができる。そして、制御装置33はスライドドア13の開閉位置や開閉速度およびハンドル34からの指令信号等をメモリ内に格納された制御プログラムに従って演算し、この演算結果に基づいて、図示しないバッテリ等の電源からの直流電流を電動モータ25に供給して、その作動制御を実行する。
この開閉装置21には、スライドドア13による障害物の挟み込みを検出するために、挟み込み検出センサとしてのタッチセンサ35が設けられている。このタッチセンサ35は、接点式スイッチやピエゾ素子、ロードセル等の感圧素子などを利用し、障害物に接触したときに検出信号を出力する接触式センサとなっており、スライドドア13の閉移動側つまりスライドドア13が閉じる際に進行方向側となる端部に装着されている。したがって、閉動作するスライドドア13と車体12との間に障害物が挟み込まれたときには、障害物がタッチセンサ35に接触し、タッチセンサ35からは障害物を検出した旨の検出信号が出力される。
また、この開閉装置21には、閉動作するスライドドア13の移動経路上にある障害物を検出してスライドドア13と障害物との接触を防止するために、非接触式の障害物センサとしての静電センサ36が設けられている。この静電センサ36は、障害物との間の静電容量の変化を検出し、スライドドア13が障害物に対して障害物検出距離以内に接近したときに検出信号を出力する静電容量型の近接スイッチとなっており、スライドドア13の閉移動側の端部に上下方向に複数個並べて設けられている。なお、障害物検出距離は、予め実験等により所定の値に定められ、制御装置33の図示しないメモリ内に格納されている。
これらのセンサ35,36は、それぞれ制御装置33に接続され、各センサ35,36の検出信号は制御装置33に入力されるようになっており、これらのセンサ35,36の少なくともいずれか一方から検出信号が入力されたときには、制御装置33はスライドドア13を挟み込み回避動作させるようになっている。ここで、挟み込み回避動作としては、タッチセンサ35により挟み込みが検出されたときには、スライドドア13を反転動作つまりスライドドア13の移動方向を閉方向から開方向に反転させ、挟み込まれた障害物を迅速に挟み込みから開放する。一方、静電センサ36により障害物が検出されたときには、スライドドア13の移動速度を低下させる減速制御が行われる。
なお、挟み込み回避動作としては、例えば、タッチセンサ35や静電センサ36からの検出信号が入力されたときにスライドドア13を停止させたり、静電センサ36により障害物が検出されたときにスライドドア13を反転動作させたり、減速制御した後にスライドドア13が障害物に対してさらに危険距離まで接近したときにスライドドア13を停止または反転動作させたりするなど、スライドドア13に障害物の挟み込みを回避できるように動作させるものであればよい。
図4(a)、(b)はそれぞれ図3に示す静電センサによる障害物の検出過程を示す説明図であり、図5(a)〜(c)はそれぞれ図3に示すタッチスイッチによる障害物の検出過程を示す説明図である。
図4(a)に示すように、スライドドア13の移動経路上つまりスライドドア13と車体12の開口との間に障害物Mがあるときにスライドドア13が自動閉動作を開始し、図4(b)に示すように、スライドドア13が障害物Mに対して障害物検出距離L以内に接近すると、静電センサ36から制御装置33に向けて検出信号が出力される。検出信号が入力されると、制御装置33は電動モータ25の作動を制御して、挟み込み回避動作としてスライドドア13を減速制御する。
一方、図5(a)に示すように、スライドドア13の移動経路上に障害物Mがあるときにスライドドア13が自動閉動作を開始し、図5(b)に示すように、スライドドア13と車体12との間に障害物Mが挟み込まれたときには、障害物Mと接触したタッチセンサ35により挟み込みが検出され、その検出信号が制御装置33に入力される。検出信号が入力されると、制御装置33は電動モータ25の作動を制御して、図5(c)に示すように、挟み込み回避動作としてスライドドア13を反転動作させ、挟み込まれた障害物Mを迅速に挟み込みから開放する。なお、スライドドア13は、反転動作後に所定距離だけ開方向に進んだ位置で停止するが、全開位置まで移動させるようにしてもよい。
この開閉装置21では、雨水等の異物の付着により静電センサ36が障害物を誤検出した場合であっても、操作者の意志によりスライドドア13を自動閉動作可能とするために、静電センサ36から検出信号が入力されたときにキャンセルスイッチとしてのハンドル34が閉側に操作されたときには、静電センサ36から制御装置33に入力される検出信号をキャンセルするようにしている。したがって、スライドドア13が自動閉動作しているときに、静電センサ36により障害物が検出され、スライドドア13が減速制御されても、ハンドル34を閉側に操作することにより、静電センサ36による検出信号をキャンセルして、つまり制御装置33による挟み込み回避動作をキャンセルして、スライドドア13を通常速度で自動閉動作させることができる。一方、ハンドル34が操作されて静電センサ36の検出信号がキャンセルされても、タッチセンサ35はその検出信号がキャンセルされずに作動した状態とされるので、スライドドア13による障害物の挟み込みをタッチセンサ35により検出して、この開閉装置21の安全性を確保することができる。
図6は図3に示す車両用自動開閉装置の挟み込みの検出手順を示すフローチャート図であり、以下に図6に基づいて開閉装置21の挟み込み検出手順について説明する。
まず、ステップS1においてスライドドア13のハンドル34が閉側に操作され、ステップS2においてスライドドア13の自動閉動作が開始されると、ステップS3においてタッチセンサ35により障害物Mの挟み込みが検出されたか否かが判断され、挟み込みが検出されていないときにはステップS4において静電センサ36により障害物Mが検出されているか否かが判断される。そして、ステップS4において障害物が検出されていないと判断されたときには、ステップS5においてスライドドア13が全閉位置となったと判断されるまで、ステップS3におけるタッチセンサ35による挟み込みの検出とステップS4における静電センサ36による障害物Mの検出とが継続して行われる。
スライドドア13が全閉位置に達すると、ステップS6において挟み込みや障害物Mの検出が停止され、ルーチンは終了する。なお、スライドドア13が全閉位置にまで閉じたときには、制御手段に入力されるタッチセンサ35の検出信号と静電センサ36の検出信号とはともにキャンセルされ、スライドドア13が全閉位置まで閉じることにより、タッチセンサ35が車体12の開口端部に接触し、スライドドア13が車体12の開口端部に対して障害物検出距離L以下に接近しても、制御装置33によりスライドドア13が挟み込み回避動作されないようにしている。
ステップS3においてタッチセンサ35により障害物Mの挟み込みが検出されたときには、ステップS7において挟み込み回避動作としてスライドドア13は反転動作され、ルーチンは終了する。
一方、ステップS4において静電センサ36により障害物Mが検出されたときには、ステップS8においてハンドル34が操作者により閉側に操作されたか否かが判断される。そして、ステップS8においてハンドル34が閉側に操作されていないと判断されたときにはステップS9において挟み込み回避動作としてスライドドア13は減速制御される。これに対して、ステップS8においてハンドル34が操作者により閉側に操作されたと判断されたときには、ステップS10において静電センサ36から制御装置33に入力される検出信号がキャンセルされ、ステップS11においてスライドドア13は自動閉動作される。
このように、この開閉装置21では、非接触式の静電センサ36により障害物Mが検出されてスライドドア13が減速制御されても、操作者はキャンセルスイッチであるハンドル34を操作することにより、静電センサ36から制御装置33に入力される検出信号をキャンセルして、スライドドア13を自動閉動作させることができる。したがって、静電センサ36の検出部に例えば雨水等の異物が付着して、不意にスライドドア13が減速制御されても、操作者は自らの意志でハンドル34を操作することによりスライドドア13の減速制御をキャンセルして、スライドドア13を通常速度で自動閉動作させることができる。
また、スライドドア13の所定の位置における静電センサ36による障害物Mの検出をキャンセルさせた状態でスライドドア13を自動閉動作させても、スライドドア13の再閉動作後には再び静電センサ36とタッチセンサ35による挟み込みの検出動作は行われるので、スライドドア13による障害物Mの挟み込みを防止して、この開閉装置21の安全性を確保することができる。特に、挟み込み検出センサとして接触式のタッチセンサ35を用いることにより、雨水等の異物の付着に対するセンサの検出信頼性を高めて、障害物Mの挟み込みを確実に検出することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態においては、開閉体はスライドドア13とされているが、これに限らず、乗降用のヒンジ式の横開きドアや車両後端部に設けられるバックドア、あるいはウインドガラスやサンルーフ、トランクリッド等としてもよい。
また、前記実施の形態においては、非接触式の障害物センサとしては、静電センサ36が用いられているが、これに限らず、超音波センサや光電スイッチ等を用いるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、挟み込み検出センサとしてタッチセンサ35が用いられているが、これに限らず、例えば、ホールIC32a,32bにより検出される電動モータ25の回転数の変化つまり電動モータ25の負荷の変化から挟み込みの有無を検出するようにしてもよい。また、障害物センサとして用いられる非接触式の静電センサ36よりも感度が低い非接触式のセンサを車体12の開口端部側に設け、この非接触式のセンサにより挟み込みを検出するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、開閉スイッチはスライドドア13に設けられたハンドル34とされているが、これに限らず、たとえば運転者等の操作者により携帯され制御装置33に指令信号を送信する携帯端末に開閉スイッチを設けたり、スライドドア13等にハンドル34とは別に開閉スイッチを設けたりするようにしてもよい。
さらに、前期実施の形態においては、キャンセルスイッチは開閉スイッチであるハンドル34とされているが、これに限らず、操作者により操作されるものであれば他のスイッチ等であってもよい。
スライドドアを備えた車両を示す側面図である。 図1に示す車両に搭載された本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装置の詳細を示す説明図である。 図2に示す車両用自動開閉装置の制御体系を示す説明図である。 (a)、(b)はそれぞれ図3に示す静電センサによる障害物の検出過程を示す説明図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図3に示すタッチスイッチによる障害物の検出過程を示す説明図である。 図3に示す車両用自動開閉装置の挟み込みの検出手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 車両
12 車体
13 スライドドア
13a ローラアッシー
14 ガイドレール
14a 曲部
21 車両用自動開閉装置
22 駆動ユニット
23 ケーブル
24a,24b 反転プーリ
25 電動モータ
26 減速機
27 出力軸
28 ドラム
31 多極着磁磁石
32a,32b ホールIC
33 制御装置
34 ハンドル
35 タッチセンサ
36 静電センサ
M 障害物
L 障害物検出距離

Claims (10)

  1. 車両に設けられた開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、
    前記開閉体を開閉駆動する駆動源と、
    前記開閉体による障害物の挟み込みを検出する挟み込み検出センサと、
    前記開閉体に設けられ、前記開閉体の移動経路上にある障害物を検出する非接触式の障害物センサと、
    前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとの少なくともいずれか一方から検出信号が入力されたときに前記開閉体を挟み込み回避動作させる制御手段と、
    前記障害物センサから前記制御手段に入力される検出信号をキャンセルするキャンセルスイッチとを有し、
    前記障害物センサにより障害物が検出されても、前記キャンセルスイッチが操作されたときには、前記挟み込み回避動作を無効とし、前記開閉体を閉動作させることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  2. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記挟み込み検出センサは前記障害物に接触したときに検出信号を出力する接触式センサであることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用自動開閉装置において、前記キャンセルスイッチは前記開閉体の開閉動作を指令する開閉スイッチであることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記キャンセルスイッチにより前記挟み込み回避動作を無効とした後、前記開閉体が開閉途中位置にあるときは、前記制御手段により、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサの少なくともいずれか一方のセンサからの入力信号により前記挟み込み回避動作を行うことを特徴とする車両用自動開閉装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記開閉体が全閉位置まで閉じたときには、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとから前記制御手段に入力される検出信号はキャンセルされることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  6. 車両に設けられた開閉体を開閉駆動する駆動源と、前記開閉体による障害物の挟み込みを検出する挟み込み検出センサと、前記開閉体に設けられ前記開閉体の移動経路上にある障害物を検出する非接触式の障害物センサとを備え、前記開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置の制御方法であって、
    前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとの少なくともいずれか一方から制御手段に検出信号が入力されたときに前記開閉体を挟み込み回避動作させる工程と、
    前記障害物センサにより障害物が検出されても、キャンセルスイッチが操作されたときには、前記障害物センサから前記制御手段に入力される検出信号をキャンセルして、前記挟み込み回避動作を無効とした状態で前記開閉体を閉動作させる工程とを有することを特徴とする車両用自動開閉装置の制御方法。
  7. 請求項6記載の車両用自動開閉装置の制御方法において、前記挟み込み検出センサは前記障害物に接触したときに検出信号を出力する接触式センサであることを特徴とする車両用自動開閉装置の制御方法。
  8. 請求項6または7記載の車両用自動開閉装置の制御方法において、前記キャンセルスイッチは前記開閉体の開閉動作を指令する開閉スイッチであることを特徴とする車両用自動開閉装置の制御方法。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置の制御方法において、前記キャンセルスイッチにより前記挟み込み回避動作を無効とした後、前記開閉体が開閉途中位置にあるときは、前記制御手段により、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサの少なくともいずれか一方のセンサからの入力信号により前記挟み込み回避動作を行うことを特徴とする車両用自動開閉装置の制御方法。
  10. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置の制御方法において、前記開閉体が全閉位置まで閉じたときには、前記挟み込み検出センサと前記障害物センサとから前記制御手段に入力される検出信号はキャンセルされることを特徴とする車両用自動開閉装置の制御方法。
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