JP2006022513A - 車両用自動開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作者の意志に沿った作動を行わせることにより車両用自動開閉装置の操作感を向上させることである。
【解決手段】 車両用自動開閉装置は開閉スイッチが操作されると電磁クラッチを接続するとともに電動モータを起動してスライドドアを自動的に開閉させる。一方、車両が走行中であるなどの作動禁止条件が検出されたときには作動禁止モードが設定されて電動モータの作動つまりスライドドアの自動開閉動作が禁止される。作動禁止条件が検出された状態であっても電磁クラッチが遮断状態であり且つスライドドアが自重などにより開閉動作したときには、開閉スイッチが操作されると電磁クラッチが接続される。これにより、作動禁止条件が検出されているときでも、操作者はその意志に基づいて容易にスライドドアの開閉動作を停止させることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車両に設けられたドアを自動的に開閉する車両用自動開閉装置に関し、特に、所定の作動禁止条件が検出されたときにはドアの自動開閉動作を禁止するようにしたものに関する。
自動車等の車両には、乗員の乗降や荷物の積み降ろしなどを行うためにドアが設けられる。たとえば、ワゴン車やワンボックス車などでは車両の側部に車両前後方向に開閉するスライドドアを設け、車両側方からの乗降や荷物の積み降ろしなどを容易に行い得るようにしたものが多く見受けられる。
このようなスライドドアは開閉時に必要とされる車両側方の開放スペースが小さくてすむため比較的大きな開口部に適用されることが多い。そのため、スライドドア自体が大型化してその開閉操作が重くなり、特に坂道などでは容易に開けられないなどの問題があった。そこで、電動モータを駆動源とした自動開閉装置を搭載し、この自動開閉装置によりスライドドアを自動的に開閉させるようにした車両が開発されている。
このような自動開閉装置としては、たとえば特許文献1に示されるようなものがある。この自動開閉装置では車両前方側と後方側からスライドドアに接続されるケーブルを車両側部パネル内に配置されたドラムに巻き付け、このドラムを駆動ユニットで駆動することによりスライドドアを開閉動作させるようにしている。駆動ユニットは電動モータと減速機構とを有しており、電動モータの回転は減速機構により所定の回転数にまで減速してドラムに伝達される。これにより、電動モータが作動すると車両前方側と後方側のいずれか一方のケーブルがドラムに巻き取られ、スライドドアはケーブルに引かれながら自動開閉動作する。また、減速機構とドラムとの間には電磁クラッチが設けられており、スライドドアが全開状態あるいは全閉状態となって電動モータが停止しているときには電磁クラッチにより減速機構とドラムとの間の動力伝達が遮断される。これにより、スライドドアを手動で開閉操作する際には、電磁クラッチが遮断状態となってその操作力が自動開閉装置を持たない場合と同等に軽減される。
一方、スライドドアはドアや携帯端末などに設けられた開閉スイッチが操作されることにより全閉位置から全開位置あるいは全開位置から全閉位置に向けて移動するようになっているので、車両が走行中であっても開閉スイッチが操作されると不意にドアが開放される恐れがある。そのため、車両が走行中あるいは走行し得る状態にあることが検出されたとき、あるいは車両が走行中あるいは走行し得る状態であることを検出するためのセンサ(たとえば車速センサなど)の誤検出や故障等により車両の状態が特定できないときなどには、開閉操作の入力の受付を禁止する作動禁止モードを設定し、開閉スイッチが操作されてもスライドドアが自動開閉動作されないようにして車両の安全性を高めるようにしている。
特開平10−280805号公報
このような自動開閉装置では、作動禁止モードが設定されたときには電動モータの作動が禁止されて電磁クラッチは遮断状態となるので、スライドドアが全開あるいは全閉以外の位置にあって、車両が前後方向に傾斜しているときにはスライドドアが自重により傾斜下方側に向けて移動する場合がある。しかしながら、作動禁止モードが設定されているときには開閉スイッチを操作してもその入力は受け付けられないので、開閉スイッチの操作によりドアを停止させたり作動させたりすることができず不便である。
これに対して、従来の自動開閉装置では、電磁クラッチが遮断状態であるときにスライドドアの移動が検出されたときには、電磁クラッチを自動的に接続してドアの移動を停止させ、場合によっては電磁クラッチを接続した後に電動モータを作動させてスライドドアを全開位置あるいは全閉位置まで自動的に開閉させるようにしている。しかしながら、このような制御は操作者の意志に沿ったものではなく、場合によってはその作動が操作者の意志に反したものとなって操作者に違和感を与えることになる。また、操作者が手動でスライドドアを開閉操作したときにも電磁クラッチが自動的に接続状態に切り換えられることになるので、開閉操作途中に急に電磁クラッチが接続されて、一瞬、操作力が重くなるなどの違和感を操作者に与えることになる。
本発明の目的は、操作者の意志に沿った作動を行わせることにより車両用自動開閉装置の操作感を向上させることにある。
本発明の車両用自動開閉装置は、車両に設けられたドアを自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、前記ドアを開閉駆動する駆動手段と、前記駆動手段の作動を制御する開閉制御スイッチと、前記駆動手段が作動するときに前記ドアと前記駆動手段とを接続する動力断続機構と、所定の作動禁止条件が検出されたときに前記駆動手段の作動を禁止する制御手段とを有し、前記作動禁止条件が検出された状態のもとで前記動力断続機構が遮断状態となり且つ前記ドアの開閉動作が検出されたときには、前記開閉制御スイッチの操作により前記動力断続機構が接続状態に切り換えられることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉制御スイッチは操作者により操作され、前記ドアを開閉する開閉スイッチであることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉制御スイッチの操作により前記動力断続機構が接続状態に切り換えるとともに前記開閉スイッチの操作に応じた方向に前記駆動手段を作動させることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉制御スイッチは前記ドアの端部に設けられ、物体の接触を検出するスイッチであることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記車両が走行状態あるいは走行し得る状態となったときに前記作動禁止条件を検出することを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、システム異常が発生したときに前記作動禁止条件を検出することを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記ドアの開閉速度が動作判定速度以上となったときに前記ドアの開閉動作が検出されることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記ドアの移動距離が動作判定距離以上となったときに前記ドアの開閉動作が検出されることを特徴とする。
本発明によれば、所定の作動禁止条件が検出されているときであっても、開閉制御スイッチを操作することにより動力断続機構を接続状態に切り換えることができるので、自重などにより開閉動作したドアを開閉スイッチの操作により停止させることができる。また、動力断続機構が接続された後に駆動手段を作動させることにより開閉スイッチに応じた方向にドアを自動開閉動作させることができる。つまり、所定の作動禁止条件が検出されているときであっても操作者の意志に基づいたドアの制御が行われるので、この車両用自動開閉装置の操作感が向上する。
また、本発明によれば、所定の作動禁止条件が検出された状態であっても開閉スイッチが操作されなければ動力断続機構が途中で接続状態に切り換えられることが無く、所定の作動禁止条件が検出された状態においてドアを手動で開閉操作しても、制御手段が開閉動作を検出しない程度の操作力であれば動力断続機構が接続状態とはならないため、操作感を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装置を備えた車両を示す側面図であり、図2は図1に示すスライドドアの取り付け部分を拡大して示す正面図である。
図1に示す車両11には車体12の側部に形成された開口部12aを開閉するためにスライドドア13が装着されている。このスライドドア13は車体12の側部に固定されたガイドレール14に案内されて図中実線で示す全閉位置と一点鎖線で示す全開位置との間で開閉自在となっており、乗員の乗降や荷物の積み降ろしなどを行う際には所望の開度にまで開けて使用される。
図2に示すように、スライドドア13にはローラアッシー15が設けられ、このローラアッシー15がガイドレール14に案内されることによりスライドドア13は車両11の前後方向に移動自在つまり開閉自在となっている。また、ガイドレール14の車両前方側には車室内側に湾曲する曲部14aが設けられ、ローラアッシー15が曲部14aに案内されることによりスライドドア13は車体12の側面と同一面に収まるように車体12の内側に引き込まれた状態で閉じられる。なお、図示はしないが、ローラアッシー15は図示する部位(センター部)以外にスライドドア13の前端部の上下部分(アッパー部・ロア部)にも設けられ、これらに対応して車体12の開口部12aの上下部位にもアッパー部・ロア部に対応する図示しないガイドレールが設けられており、スライドドア13は車体12に計3カ所において支持されている。
この車両11にはスライドドア13を自動的に開閉するために車両用自動開閉装置21(以下、開閉装置21とする。)が設けられている。
この開閉装置21は、それぞれ車両後方側と前方側からローラアッシー15に接続される2本のケーブル22a,22bとガイドレール14の車両前後方向の略中央部に隣接して車体12に固定されるアクチュエータユニット23とを有しており、ケーブル22a,22bはガイドレール14の車両後方側と前方側の端部に設けられた一対の反転プーリ24a,24bを介してアクチュエータユニット23に案内されている。そして、アクチュエータユニット23により、いずれか一方のケーブル22a,22bを引くことでスライドドア13の自動開閉動作が行われる。
図3は図2に示すアクチュエータユニットの詳細を示す正面図であり、図4は図3におけるA−A線に沿う断面図である。
図3、図4に示すように、アクチュエータユニット23は駆動手段としての電動モータ25と電動モータ25に固定される減速機26からなる駆動ユニット27を有している。電動モータ25としては所謂ブラシ付き直流モータが用いられており、直流電流が供給されると回転軸25aが正逆方向に回転する。一方、減速機26のギヤケース26aの内部には出力軸28が回転自在に支持されており、この出力軸28にはウォームホイル31が相対回転自在に支持されている。ウォームホイル31には回転軸25aの外周に形成されたウォーム32が噛み合わされており、これにより回転軸25aの回転は所定の回転数にまで減速してウォームホイル31に伝達される。つまり、減速機26はウォーム32とウォームホイル31とにより構成されるウォームギヤ機構33となっている。
また、ギヤケース26aの内部には動力断続機構としての電磁クラッチ34が収容されており、ウォームホイル31の回転はこの電磁クラッチ34を介して出力軸28に伝達される。電磁クラッチ34は所謂摩擦式となっており、互いに摩擦面を対向させて配置されるロータ35とアーマチュア36とを有している。ロータ35は出力軸28に相対回転自在に支持されるとともにウォームホイル31に一体回転可能に接続されており、電動モータ25が作動するとウォームホイル31とともに回転する。一方、アーマチュア36は出力軸28の基端部28aにスプライン結合され、かつ、板ばね28bによってロータ35から離間する方向に付勢されており、出力軸28とともに回転し且つ出力軸28に対して軸方向に移動自在となっている。また、ロータ35の背面側にはクラッチヨーク37が配置され、このクラッチヨーク37にはクラッチコイル38が収容されている。クラッチコイル38に電力が供給されるとクラッチヨーク37に磁気吸引力が発生し、この磁気吸引力によりアーマチュア36はロータ35に近づく方向に引きつけられる。したがって、クラッチコイル38に通電されるとロータ35とアーマチュア36の摩擦面が互いに圧着して電磁クラッチ34は接続状態となり、ウォームホイル31つまり電動モータ25と出力軸28との間の動力伝達が可能となる。一方、クラッチコイル38への通電が停止されると、アーマチュア36には板ばね28bによりロータ35から離間する方向への付勢力が働き、ロータ35とアーマチュア36との間の摩擦力が低減して電磁クラッチ34は遮断状態となり、ウォームホイル31と出力軸28とが遮断される。
駆動ユニット27にはアクチュエータケース41が固定され、このアクチュエータケース41の内部にはドラム42が収容されている。ドラム42の外周面には螺旋状の案内溝42aが形成され、アクチュエータユニット23に案内されたケーブル22a,22bはこの案内溝42aに沿ってドラム42に複数回巻き付けられている。ドラム42は出力軸28の先端に固定されてアクチュエータケース41内で回転自在となっており、電動モータ25により駆動される出力軸28とともに回転する。
アクチュエータユニット23と各反転プーリ24a,24bとの間にはアウターケーシング43,44が設けられ、各反転プーリ24a,24bとアクチュエータユニット23の間における各ケーブル22a,22bはそれぞれアウターケーシング43,44に挿通されてこれに覆われている。これらのアウターケーシング43,44は可撓性を有する樹脂材料等によりチューブ状に形成されたアウターチューブ43a,44aとこれの端部に装着される金属製のスライドキャップ43b,44bとを有しており、その一端はそれぞれ反転プーリ24a,24bに固定され、スライドキャップ43b,44bはアクチュエータユニット23のアクチュエータケース41に軸方向に移動自在に支持されている。また、アクチュエータケース41の内部にはスプリング45(図3中では、スライドキャップ44bに対応する一方のみを示す)が設けられており、スライドキャップ43b,44bはスプリング45によりアクチュエータケース41から押し出される方向に付勢されている。したがって、アウターケーシング43,44はスプリング45のバネ力により反転プーリ24a,24bとスライドアクチュエータ23との間で湾曲されることになり、これに合わせて反転プーリ24a,24bとアクチュエータユニット23との間における各ケーブル22a,22bも湾曲する。つまり、反転プーリ24a,24bとアクチュエータユニット23との間におけるケーブル22a,22bの経路はアウターケーシング43,44により迂回され、これによりケーブル22a,22bに所定の張力が付与される。これにより、スライドドア13の起動時やローラアッシー15が曲部14aを通過する際に生じるケーブル22a,22bの張力の変化を吸収して、スライドドア13を確実に作動させることができる。
出力軸28には、その外周に周方向に多数の磁極が着磁された多極着磁磁石46を備えた円盤部材47が固定され、アクチュエータケース41にはこの多極着磁磁石46の回転軌道近傍に位置して互いに所定の位相差をもって並べて配置される2つのホールIC48a,48bが装着されている。これらのホールIC48a,48bは、それぞれ多極着磁磁石46が回転して磁界が変化する度にパルス信号を出力することができ、つまり、これらのホールIC48a,48bからは出力軸28の回転数に比例したパルス信号が出力されるようになっている。なお、ホールICとは磁界の変化を電圧に変換するセンサである。
図5は図2に示す開閉装置の制御体系を示すブロック図であり、このアクチュエータユニット23には制御手段としての制御装置51が設けられている。制御装置51は図示しないマイクロプロセッサ(CPU)、ROM、RAMなどのメモリ等を備えた所謂マイクロコンピュータとしての機能を有するものであり、電動モータ25や電磁クラッチ34は制御装置51に接続され、その作動制御は制御装置51により行われる。
制御装置51には前述したホールIC48a,48bが接続されてホールIC48a,48bからのパルス信号が入力され、そのパルス信号の周期に基づいて検出される出力軸28の回転速度からスライドドア13の移動速度を検出する。また、制御装置51はこれらのパルス信号の出現タイミングを基に出力軸28の回転方向つまりスライドドア13の移動方向を検出し、さらに、ある時点でのスライドドア13の位置を基準としてパルス信号を積算つまりカウントすることによりスライドドア13の移動距離を検出することができるようになっている。
また、制御装置51にはスライドドア13に設けられた開閉制御スイッチとしての開閉スイッチ52が接続され、運転者あるいは乗員などの操作者により開閉スイッチ52が操作されると、その開閉スイッチ52が出力するスライドドア13に対する開閉指令信号が制御装置51に入力される。
開閉スイッチ52からの開閉指令信号が入力されると制御装置51はその操作に応じた方向に電動モータ25を作動させる。つまり、開閉スイッチ52は電動モータ25の作動を制御する機能を有している。
そして、制御装置51はスライドドア13の開閉位置や開閉速度および開閉スイッチ52からの開閉指令信号等をメモリ内に格納された自動開閉モードの制御プログラムに従って演算し、この演算結果に基づいて、図示しないバッテリ等の電源からの直流電流を電動モータ25に供給し、電磁クラッチ34に通電を行うことによりスライドドア13の自動開閉動作を実行する。
この場合、制御装置51は電動モータ25が作動するときに電磁クラッチ34を接続状態に切り換えて電動モータ25とスライドドア13を接続させ、スライドドア13が全開あるいは全閉状態となって、電動モータ25が停止したときには電磁クラッチ34を遮断状態に切り換えて電動モータ25とスライドドア13を遮断する。これにより、電動モータ25が作動するときには電動モータ25からスライドドア13への動力伝達が可能となり、電動モータ25が停止しているときにはスライドドア13は電動モータ25や減速機26から切り離されて手動による開閉操作を軽い操作力で行うことができる。
また、制御装置51にはスライドドア13に設けられた開閉制御スイッチとしての物体検出スイッチ56が接続されており、スライドドア13の自動開閉に伴い、物体検出スイッチ56により物体を検出すると、制御装置51はスライドドア13の自動開閉を停止あるいは反転制御する機能を有している。
次に、このような構造の開閉装置の作動について説明する。たとえば開閉スイッチ52の開側が操作されてスライドドア13を開方向へ作動させる指令信号が制御装置51に入力されたときには、まず電磁クラッチ34が接続状態に切り換えられて電動モータ25とスライドドア13が接続される。次いで電動モータ25が正転作動し、ドラム42が図3において反時計回りに回転し、車両後方側のケーブル22aがドラム42に巻き取られてスライドドア13はケーブル22aに引かれながら全開位置へ向かって移動する。
反対に、開閉スイッチ52の閉側が操作されてスライドドア13を閉方向へ作動させる指令信号が制御装置51に入力されたときには、まず電磁クラッチ34が接続状態に切り換えられて電動モータ25とスライドドア13が接続される。次いで電動モータ25が逆転され、ドラム42は図3において時計回りに回転し、車両前方側のケーブル22bがドラム42に巻き取られてスライドドア13はケーブル22bに引かれながら全閉位置へ向かって移動する。このとき、スライドドア13の移動速度はスライドドア13の移動区間毎に予め設定された目標速度となるように速度制御される。このように、スライドドア13は駆動手段としての電動モータ25により全閉位置と全開位置との間で開閉駆動されて自動開閉動作するようになっている。
一方、この開閉装置21では、制御装置51が所定の作動禁止条件を検出したときには電動モータ25の作動を禁止して、開閉スイッチ52が操作されてもスライドドア13の自動開閉動作を行わないようにしている。
図5に示すように、この開閉装置21には車両11の車速を検出する車速センサ53が設けられており、制御装置51は車速センサ53から入力される検出信号により車速が所定値以上つまり予め設定された走行認識速度以上となって車両11が走行状態となったことが認識されたときに作動禁止条件を検出するようになっている。
また、図3に示すように、この開閉装置21には車両11に設けられる図示しないパーキングブレーキが作動つまり掛けられているときに検出信号を出力するブレーキスイッチ54が設けられており、制御装置51はブレーキスイッチ54から入力される検出信号によりパーキングブレーキが解除された状態つまり車両11が走行し得る状態となったときに作動禁止条件を検出するようになっている。
さらに、この車両11の車室内(たとえば運転席)には開閉装置21のメインスイッチ55が設けられており、制御装置51はこのメインスイッチ55がOFFされているときに作動禁止条件を検出するようになっている。なお、このメインスイッチ55はイグニッションスイッチとは無関係に開閉装置21を作動可能状態と作動不能状態とに切り換えるものである。
さらに、この制御装置51は、たとえば車速センサ53やホールIC48a,48bあるいはブレーキスイッチ54やメインスイッチ55の誤検出や故障などのシステム異常を検出したときにも、これに対するフェールセーフとして作動禁止条件を検出するようになっている。
なお、本実施の形態では、車速センサ53により車両11が走行状態であることを検出し、ブレーキスイッチ54により車両11が走行し得る状態となったことを検出するようにしているが、これに限らず、たとえば図示しない自動変速機のセレクトレバーのレンジ位置を検出するレンジ位置検出センサを設け、このレンジ位置検出センサによりセレクトレバーが駐車(P)レンジ以外にあるときに車両11が走行し得る状態となったことを検出するなど、車両11が走行状態あるいは走行し得る状態であることを検出できるものであれば他のセンサ等を用いて検出するようにしてもよい。
そして、制御装置51は、所定の作動作禁止条件を検出したときには、スライドドア13の自動開閉動作を禁止する作動禁止モードを設定する。つまり、制御装置51の図示しないメモリ内には作動禁止モードに対応する制御プログラムが予め格納されており、作動禁止条件を検出したときには、制御装置51は作動禁止モードのプログラムに基づいてスライドドア13の作動を制御する。なお、作動禁止条件が検出されていないときには、制御装置51はメモリ内に格納された自動開閉モードのプログラムに基づいてスライドドア13の作動を制御する。
一方、制御装置51は、ホールIC48a,48bから入力されるパルス信号の周期に基づいて検出されるスライドドア13の移動速度が予め設定された動作判定速度以上となったときにスライドドア13の開閉動作を検出し、作動禁止モードが設定された状態のもとで電磁クラッチ34が遮断状態となり且つスライドドア13の開閉動作を検出したときには、開閉スイッチ52の操作により電磁クラッチ34を接続状態に切り換えるようになっている。電磁クラッチ34が接続されるとスライドドア13はウォームギヤ機構33を介して電動モータ25に接続され、これによりスライドドア13の移動には電動モータ25やウォームギヤ機構33を回転させるための大きな抵抗が生じ、これによりスライドドア13は停止する。
つまり、作動禁止条件が検出されて作動禁止モードが設定された状態のもとでは、電動モータ25は停止した状態に維持され、電磁クラッチ34は遮断状態に維持されるので、たとえば、スライドドア13が全開あるいは全閉以外の位置にあって、車両11が前後方向に傾斜しているときにはスライドドア13は傾斜の下方側に自重で移動する場合がある。このような場合には、作動禁止モードが設定された状態であっても、操作者は開閉スイッチ52を操作することによりその意志に基づいてスライドドア13を容易に停止させることができる。
なお、図示する場合では、スライドドア13の移動速度が予め設定された動作判定速度以上となったときにスライドドア13が開閉動作したことが検出されるようになっているが、これに限らず、たとえばホールIC48a,48bから入力されるパルス信号を積算することにより得られるスライドドア13の移動距離が作動禁止条件を検出してから予め設定された動作判定距離以上となったときに検出するようにしてもよい。
図6は、図2に示す開閉装置のモード設定手順を示すフローチャート図であり、以下に図6に基づいて作動禁止モードの設定手順や作動禁止モードの解除手順について説明する。
まず、ステップS1においてこの開閉装置21のメインスイッチ55がONされているか否かが判定され、メインスイッチ55がONであると判定されるとステップS2において車両11が走行中あるいは走行し得る状態かが判断される。ステップS2において車両11が走行中でも走行し得る状態でもないと判断されたときにはステップS3においてシステム異常の有無が判定され、ステップS3においてシステム異常が生じていないと判断された場合にはステップS4において自動開閉モードが設定される。このような手順により自動開閉モードが設定された場合には、開閉スイッチ52を操作することによりスライドドア13を自動開動作あるいは自動閉動作させることができる。
一方、ステップS1においてメインスイッチ55がOFFであると判定されたとき、ステップS2において車両11が走行中あるいは走行し得る状態であると判断されたとき、あるいはステップS3においてシステム異常が生じていると判断されたときには、制御装置51は作動禁止条件を検出し、ステップS5において作動禁止モードを設定する。つまり、所定の作動禁止条件が検出されたときには制御装置51により作動禁止モードが設定され、これにより電動モータ25の作動が禁止されて開閉スイッチ52を操作してもスライドドア13を自動開閉動作させることができない状態とされる。したがって、作動禁止モードが設定されることにより、車両走行中などに開閉スイッチ52が誤操作されて不意にスライドドア13が開いてしまうことが防止され、この車両11の安全性が高められる。
次いで、ステップS5において作動禁止モードが設定された状態となると、ステップS6において電磁クラッチ34が遮断状態か否かが判断されるとともにステップS7においてスライドドア13が開閉動作しているか否かが判断される。
そして、ステップS6において電磁クラッチ34が遮断状態であると判断され、且つステップS7においてスライドドア13が開閉動作していると判断された場合にはステップS8において開閉スイッチ52が操作されたか否かが判断され、開閉スイッチ52が操作されたと判断された場合にはステップS9において電磁クラッチ34が接続され、所定の動作判定速度以上の速度で開閉動作するスライドドア13は停止する。ステップS8において開閉スイッチ52が操作されない場合には、スライドドア13はそのまま開閉動作を続ける。したがって、たとえば、スライドドア13が全開あるいは全閉以外の位置にあって、車両11が前後方向に傾斜した状態で作動禁止モードが設定され、電磁クラッチ34が遮断状態となってスライドドア13が自重により傾斜の下方側に移動したときなどには、運転者や乗員等の操作者は開閉スイッチ52を操作することによりスライドドア13を容易に停止させることができる。また、操作者がスライドドア13の移動を容認して開閉スイッチ52を操作しない場合には、スライドドア13を停止させず、重力に逆らわずに自然に全開位置あるいは全閉位置まで移動させることができる。
なお、ステップS8においては、開閉スイッチ52が操作されたときに電磁クラッチ34を接続状態に切り換えてスライドドア13の開閉動作を停止させるようにしているが、物体検出スイッチ56の検出状態によって判断するようにしてもよい。これにより、スライドドア13の開閉動作を検出した場合、操作者は直接操作スイッチ52を操作しなくとも、物体検出スイッチ56を作動させることによってスライドドア13の動作を制御することができる。
また、本実施の形態においては、開閉スイッチ52が操作されたときに電磁クラッチ34を接続状態に切り換えてスライドドア13の開閉動作を停止させるようにしているが、これに限らず、電磁クラッチ34を接続状態に切り換えるとともに開閉スイッチ52の操作に応じた方向に電動モータ25を作動させてスライドドア13を自動開閉動作させるようにしてもよい。つまり、開閉スイッチ52が操作されたときに作動禁止モードを解除して自動開閉モードによりスライドドア13を制御するようにしてもよい。これにより、スライドドア13を操作者の意志に応じて全開位置あるいは全閉位置にまで自動開閉動作させることができる。
このように、この開閉装置21では、所定の作動禁止条件が検出されているときであっても、開閉スイッチ52を操作することにより電磁クラッチ34を接続状態に切り換えることができるので、自重などにより開閉動作したスライドドア13を開閉スイッチ52の操作により容易に停止させることができる。また、電磁クラッチ34が接続された後に電動モータ25を作動させる場合には、開閉スイッチ52に応じた方向にスライドドア13を自動開閉動作させてスライドドアを全開位置あるいは全閉位置まで移動させたり、所望の位置まで移動させた後に停止させたりすることができる。つまり、所定の作動禁止条件が検出されているときであっても、操作者は開閉スイッチ52を操作することにより、その意志に基づいてスライドドア13の制御を行うことができるので、この開閉装置21の操作感が向上する。
また、この開閉装置21では、所定の作動禁止条件が検出された状態であっても開閉動作を検出しない程度の操作力であれば、スライドドア13が移動しても電磁クラッチ34が途中で接続状態に切り換えられることが無い。したがって、所定の作動禁止条件が検出された状態のもとでスライドドア13を手動で開閉操作した場合に、開閉途中に電磁クラッチ34が接続されて操作力が重くなることがなく、スライドドア13を手動で操作する際の操作感を向上させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態においては、ドアはスライド式に開閉するスライドドア13とされているが、これに限らず、乗降用のヒンジ式の横開きドアや車両後端部に設けられるバックドアなど、他のタイプのドアとしてもよい。
また、前記実施の形態においては、本発明はスライドドア13に接続されたケーブル2a,22bを電動モータ25により駆動されるドラム42で巻き取ることによりスライドドア13を自動開閉動作させる開閉装置21に適用されているが、これに限らず、他の形式の自動開閉装置に適用してもよい。
さらに、前記実施の形態においては、開閉制御スイッチとしての開閉スイッチ52はスライドドア13に設けられているが、これに限らず、たとえば運転席や操作者が携帯する携帯端末などに設けるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、駆動手段は電動モータ25とされているが、これに限らず、スライドドア13を開閉駆動できるものであればよい。
さらに、前記実施の形態においては、出力軸28に固定された多極着磁磁石46に対向するホールIC48a,48bからのパルス信号の周期やパルス数に基づいてスライドドア13の移動速度あるいは移動距離を検出するようにしているが、これに限らず、たとえば直接スライドドア13の移動速度や移動距離を検出するセンサを設けるなど、他の方法でスライドドア13の移動速度や移動距離を検出するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、動力断続機構として摩擦式の電磁クラッチ34が用いられているが、これに限らず、電動モータ25とスライドドア13との間の動力伝達経路を断続することができるものであれば、たとえば機械式のクラッチ機構など他の形式であってもよい。
本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装置を備えた車両を示す側面図である。 図1に示すスライドドアの取り付け部分を拡大して示す正面図である。 図2に示すアクチュエータユニットの詳細を示す正面図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図である。 図2に示す開閉装置の制御体系を示すブロック図である。 図2に示す開閉装置のモード設定手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 車両
12 車体
12a 開口部
13 スライドドア
14 ガイドレール
14a 曲部
15 ローラアッシー
21 車両用自動開閉装置
22a,22b ケーブル
23 アクチュエータユニット
24a,24b 反転プーリ
25 電動モータ
25a 回転軸
26 減速機
26a ギヤケース
27 駆動ユニット
28 出力軸
28a 基端部
28b 板ばね
31 ウォームホイル
32 ウォーム
33 ウォームギヤ機構
34 電磁クラッチ
35 ロータ
36 アーマチュア
37 クラッチヨーク
38 クラッチコイル
41 アクチュエータケース
42 ドラム
42a 案内溝
43,44 アウターケーシング
43a,44a アウターチューブ
43b,44b スライドキャップ
45 スプリング
46 多極着磁磁石
47 円盤部材
48a,48b ホールIC
51 制御装置
52 開閉スイッチ
53 車速センサ
54 ブレーキスイッチ
55 メインスイッチ
56 物体検出スイッチ

Claims (8)

  1. 車両に設けられたドアを自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、
    前記ドアを開閉駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の作動を制御する開閉制御スイッチと、
    前記駆動手段が作動するときに前記ドアと前記駆動手段とを接続する動力断続機構と、
    所定の作動禁止条件が検出されたときに前記駆動手段の作動を禁止する制御手段とを有し、
    前記作動禁止条件が検出された状態のもとで前記動力断続機構が遮断状態となり且つ前記ドアの開閉動作が検出されたときには、前記開閉制御スイッチの操作により前記動力断続機構が接続状態に切り換えられることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  2. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記開閉制御スイッチは操作者により操作され、前記ドアを開閉する開閉スイッチであることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  3. 請求項2記載の車両用自動開閉装置において、前記開閉制御スイッチの操作により前記動力断続機構が接続状態に切り換えるとともに前記開閉スイッチの操作に応じた方向に前記駆動手段を作動させることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  4. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記開閉制御スイッチは前記ドアの端部に設けられ、物体の接触を検出するスイッチであることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記車両が走行状態あるいは走行し得る状態となったときに前記作動禁止条件を検出することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、システム異常が発生したときに前記作動禁止条件を検出することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記ドアの開閉速度が動作判定速度以上となったときに前記ドアの開閉動作が検出されることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記ドアの移動距離が動作判定距離以上となったときに前記ドアの開閉動作が検出されることを特徴とする車両用自動開閉装置。

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