JP4118107B2 - 車両用自動開閉装置 - Google Patents

車両用自動開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4118107B2
JP4118107B2 JP2002265021A JP2002265021A JP4118107B2 JP 4118107 B2 JP4118107 B2 JP 4118107B2 JP 2002265021 A JP2002265021 A JP 2002265021A JP 2002265021 A JP2002265021 A JP 2002265021A JP 4118107 B2 JP4118107 B2 JP 4118107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
opening
power supply
electric motor
supply terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002265021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004098913A (ja
Inventor
和弥 舘岡
直彦 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2002265021A priority Critical patent/JP4118107B2/ja
Publication of JP2004098913A publication Critical patent/JP2004098913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4118107B2 publication Critical patent/JP4118107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用自動開閉装置に関し、特に、開閉部材を駆動する電動モータの駆動回路に適用して有効なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車等の車両には、ドア、スライドドア、ハッチゲート等、車両に開閉自在に装着された開閉部材が随所に設けられている。特に、ワゴン車やワンボックス車等では、車両の側部に車両前後方向に開閉するスライドドアを設け、車両側方からの乗降や荷物の積み下ろし等を容易に行い得るようにしたものが多く見受けられる。
【0003】
スライドドアは、開閉時に必要とされる開放スペースが小さくてすむため、比較的大きな開口部に適用されることが多く、スライドドア自体も大型化する傾向にある。そのため、その重量は重くなり、女性や子供ではその開閉を自在に行うことが困難な場合があった。特に坂道等では、スライドドアの自重により容易に開けられなかったり、急に閉まってしまうなどの問題があった。そこで、ワンボックス車等のファミリーユースが増加している状況の下、女性や子供でも容易に開閉できるように、スライドドアの自動開閉装置を搭載した車両が登場し、その利便性から増加する傾向にある。
【0004】
このような自動開閉装置としては、たとえばドラムやケーブル等を介してスライドドアに連結された電動モータを設け、この電動モータによりスライドドアを駆動するようにしたものが知られている。この場合、電動モータの作動は車室内等に設けられた開閉スイッチからの指令信号に応じて制御装置により制御されるようになっている。
【0005】
制御装置には電動モータに対する電流制御を行うための駆動回路が設けられており、この駆動回路としては、たとえば特開平10-246061号公報に示されるように、所謂フルブリッジ回路(Hブリッジ回路)が用いられている。フルブリッジ回路は、それぞれ電源電圧が供給される電源端子と電動モータの一方の給電端子との間および電動モータの他方の給電端子と基準電位となるグランド端子との間に設けられた2つの開側のFET(電解効果トランジスタ)と、電源端子と電動モータの他方の給電端子との間およびグランド端子と電動モータの一方の給電端子との間に設けられた2つの閉側のFETとを有しており、これらのFETは制御装置からゲート電圧が供給されることにより遮断状態つまりOFFから接続状態つまりONに切り替えられるようになっている。そして、これらの4つのFETのうち、2つの開側のFETを同時にONすることにより電動モータを開方向に作動させてスライドドアを開方向に移動させ、2つの閉側のFETを同時にONすることにより電動モータを閉方向に作動させてスライドドアを閉方向に移動することができるようになっている。
【0006】
このような自動開閉装置では、スライドドアが全開位置と全閉位置との中間位置において停止されたときには、車両が傾斜している場合であってもスライドドアが自重により移動することを防止するために、スライドドアに電動モータによる回生制動力を加えるようにしている。つまり、電動モータに対してグランド端子側に接続された2つのFETのみを同時にONとして給電端子同士を短絡させ、スライドドアが移動したときには給電端子間に誘導電流を流して電動モータに回生制動力を発生させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような自動開閉装置では、車速が検出されている場合や自動変速機のセレクトレバーがパーキング位置以外とされているとき、つまり車両が走行中もしくは走行を開始する恐れがある場合には、スライドドアが電動モータにより自動的に開方向に作動されることを禁止して、乗員の安全を確保するようにしている。そして、このとき既にスライドドアが開いた状態であるときには、手動によりスライドドアを容易に閉じることができるように、駆動回路の各FETをすべてOFFとして、電動モータが発生する回生制動力を解除するようにしている。
【0008】
しかし、電動モータによる回生制動が解除されるとスライドドアは閉方向のみならず開方向にも容易に移動することができるため、車両が急発進したり、傾斜地にある場合等には、スライドドアが開方向に移動される恐れがあった。
【0009】
本発明の目的は、車両用自動開閉装置の安全性を向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用自動開閉装置は、車両に開閉自在に装着された開閉部材を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、前記開閉部材に連結され、前記開閉部材を開方向と閉方向とに駆動する電動モータと、前記電動モータに設けられた一方の給電端子と他方の給電端子とに接続された短絡回路と、前記車両が走行中もしくは走行を開始する恐れがあるときに前記電動モータの開方向への作動を禁止する開方向作動禁止手段と、前記短絡回路に設けられ、前記開方向作動禁止手段により前記電動モータの開方向への作動が禁止されたときに、前記電動モータが開方向に回転したときに発生する誘導電流を流し、前記電動モータが閉方向に回転したときに発生する誘導電流を遮断する整流手段とを有し、前記車両が走行中もしくは走行を開始する恐れがあるときには、前記開閉部材に開方向には回生制動力を加え、閉方向には回生制動力を加えないことを特徴とする。
【0011】
本発明の車両用自動開閉装置は、前記車両の車速が検出されたとき、もしくは前記車両に設けられたセレクトレバーがパーキング位置以外とされたときに、前記開方向作動禁止手段が前記電動モータの開方向への作動を禁止することを特徴とする。
【0012】
本発明の車両用自動開閉装置は、それぞれ前記一方の給電端子と高電位側の電源端子とを接続する高電位側の開側接続回路および前記他方の給電端子と低電位側の電源端子とを接続する低電位側の開側接続回路に設けられ、前記低電位側の電源端子から前記高電位側の電源端子に向かう電流のみを流す整流機能を備えた2つの開側スイッチング素子を有する開側駆動回路と、それぞれ前記他方の給電端子と前記高電位側の電源端子とを接続する高電位側の閉側接続回路および前記一方の給電端子と前記低電位側の電源端子とを接続する低電位側の閉側接続回路とに設けられた2つの閉側スイッチング素子を有する閉側駆動回路とを備えたフルブリッジ回路を有し、前記高電位側の開側接続回路と前記高電位側の閉側接続回路もしくは前記低電位側の開側接続回路と前記低電位側の閉側接続回路とにより前記短絡回路が形成され、前記開方向作動禁止手段により前記電動モータの開方向への作動が禁止されたときには、4つの前記スイッチング素子のうち、いずれか一方の前記閉側スイッチング素子のみを接続状態に切り換えることを特徴とする。
【0013】
本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉部材を前記車両の側面に沿って車両前後方向に移動自在に装着したことを特徴とする。
【0014】
本発明にあっては、車両が走行中あるいは走行を開始する恐れがあるときには、開閉部材は開方向には回生制動力が加えられ、閉方向には回生制動力が加えられないので、開方向への移動が抑制されるとともに閉方向には手動にて容易に移動させることができ、この車両用自動開閉装置の安全性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の一実施の形態であるパワースライドドア装置が装着された車両の概略を示す平面図であり、図2は図1に示すパワースライドドア装置の詳細を示す拡大図である。また、図3は、図1に示すパワースライドドア装置の制御体系を示す説明図である。
【0017】
図1に示すように、車両11の側部には車両用自動開閉装置としてのパワースライドドア装置12が設けられており、このパワースライドドア装置12は車両11に開閉自在に装着された開閉部材としてのスライドドア13を有している。
【0018】
図2に示すように、スライドドア13には車両11の後方側に突出するアーム14が固定されており、このアーム14の先端にはローラアッシィ15が揺動自在に取り付けられている。このローラアッシィ15は車両11の側部に固定されたスライドレール16に組み込まれており、このスライドレール16に沿って車両11の前後方向に移動自在となっている。また、スライドレール16の車両後方端にはストッパゴム17が設けられており、ローラアッシィ15はこのストッパゴム17に当接してその移動が規制されるようになっている。このような構造により、スライドドア13は実線で示す全開位置と一点鎖線で示す全閉位置との間で車両11の側面に沿って車両前後方向に移動自在つまり開閉自在となっている。さらに、スライドレール16の車両前方端には曲部16aが形成されており、この曲部16aにローラアッシィ15が案内されることによりスライドドア13は車両11の側面と同一面に収まるように車両11の内側に引き込まれて閉じられるようになっている。そして、車室内に設けられたセカンドシート18やサードシート19に乗降する際や、荷物を載せる際などには、スライドドア13は全開位置まで開けて使用される。
【0019】
ローラアッシィ15にはスライドレール16の両端に設けられた反転プーリ21,22に掛け渡されて車両11の前方側と後方側とに向けて案内されたケーブル23が取り付けられており、このケーブル23のいずれか一方側を引くことによってスライドドア13の開閉動作が行われるようになっている。そして、このケーブル23を駆動するために、このパワースライドドア装置12にはスライドアクチュエータ24が設けられている。スライドアクチュエータ24はスライドレール16の中央部近傍において車両11に固定されており、ケーブル23は反転プーリ21,22を介して車両前方側と後方側とからスライドアクチュエータ24の内部に案内されるようになっている。
【0020】
図3に示すように、スライドアクチュエータ24には電動モータ25が設けられている。電動モータ25には一対の給電端子26,27が設けられており、これらの給電端子26,27に直流電流が供給されることにより電動モータ25は作動つまりその回転軸25aが回転するようになっている。そして、その回転方向はこれらの給電端子26,27に供給される直流電流の向きに応じて正転と逆転とに切り替えられるようになっている。回転軸25aには10極に着磁された多極着磁磁石28が固定されており、この多極着磁磁石28の回転軌道近傍には互いに90度の位相差をもって2つのホールIC29が設けられている。これらのホールIC29は多極着磁磁石28が回転して磁界が変化する度にパルス信号を出力することができ、回転軸25aが1回転すると、ホールIC29からは位相が90度ずれた10周期分のパルス信号が出力されるようになっている。なお、ホールICとは磁界の変化を電圧に変換するセンサである。
【0021】
この電動モータ25の出力は駆動ギヤ31、大径スパーギヤ32、小径スパーギヤ33および従動ギヤ34を介して出力軸35に伝達されるようになっている。つまり、駆動ギヤ31は回転軸25aに固定されており、この駆動ギヤ31は大径スパーギヤ32に噛み合わされ、この大径スパーギヤ32と同軸且つ一体的に回転するように形成された小径スパーギヤ33は出力軸35に固定された従動ギヤ34と噛み合わされている。これにより、回転軸25aの回転は減速して出力軸35に伝達されるようになっている。
【0022】
スライドアクチュエータ24にはドラム36が回転自在に設けられており、このドラム36は出力軸35に固定されてこの出力軸35と一体に回転するようになっている。ドラム36の外周面には図示しない螺旋状の案内溝が形成されており、スライドアクチュエータ24に案内されたケーブル23は案内溝に沿ってドラム36に複数回巻き付けられている。したがって、スライドドア13はケーブル23、ドラム36、出力軸35およびギヤ31〜34を介して電動モータ25の回転軸25aに連結されている。そして、電動モータ25を正転つまり開方向に回転させてドラム36を図3において時計回りとなる開方向に回転させると、車両後方側のケーブル23がドラム36に巻き取られてスライドドア13はケーブル23に引かれながら全開位置へ向かって移動することになる。逆に、電動モータ25を逆転つまり閉方向に回転させてドラム36を図3において反時計回りとなる閉方向に回転させると、車両前方側のケーブル23がドラム36に巻き取られてスライドドア13はケーブル23に引かれながら全閉位置へ向かって移動することになる。このように、電動モータ25はスライドドア13を開方向と閉方向とに駆動するようになっている。また、スライドドア13は電動モータ25の回転軸25aに連結されているので、スライドドア13が開方向に移動されるとその移動に連動して回転軸25aが正転され、スライドドア13が閉方向に移動するとその移動に連動して回転軸25aは逆転されることになる。
【0023】
ドラム36の側面には10極に着磁された多極着磁磁石37が装着されており、この多極着磁磁石37の回転軌道近傍にはホールIC38が設けられている。このホールIC38は多極着磁磁石37が回転して磁界が変化する度にパルス信号を出力することができ、ドラム36が1回転すると、ホールIC38からは10周期分のパルス信号が出力されるようになっている。また、ドラム36と2つの反転プーリ21,22との間にはそれぞれテンショナ41,42が設けられており、ケーブル23の弛みを取ってその張力を常に一定範囲に維持できるようになっている。
【0024】
車両11には、図示しないエンジン等の原動機の出力を変速して図示しない駆動輪に伝達する図示しない自動変速機が設けられており、車室内にはこの自動変速機の変速操作部43が設けられている。周知のように、変速操作部43はセレクトレバー44を有しており、運転者はこのセレクトレバー44を操作することにより、走行レンジD、後退レンジR、ニュートラルレンジNおよびパーキングレンジP等を選択することができるようになっている。また、変速操作部43にはレンジ検出センサ45が設けられており、このレンジ検出センサ45によりセレクトレバー44によりいずれのレンジが選択されているかを検出することができるようになっている。
【0025】
このスライドアクチュエータ24には、電動モータ25に供給する電流を制御してスライドドア13の開閉動作を制御するために、制御ユニット51(以下ECU51とする)が設けられている。図3に示すように、このECU51は、制御信号を演算するマイクロプロセッサ52(以下CPU52とする。)と、制御プログラム、演算式およびマップデータなどが格納されるROM53と、一時的にデータを格納するRAM54およびI/Oポート55を有している。
【0026】
ECU51には、I/Oポート55において、ホールIC29,38、図示しないスライドドア開閉スイッチ(以下開閉スイッチとする)、レンジ検出センサ45および車速センサ56(たとえば、図示しない自動変速機の図示しない出力軸の回転数を検出し、この回転数から車両の車速を演算する。)が接続されている。そして、ECU51は、ホールIC29から入力されるパルス信号の周期に基づいて電動モータ25の回転速度つまりスライドドア13の移動速度を検出することができ、これらのパルス信号の出現タイミングを基に電動モータ25の回転方向つまりスライドドア13の移動方向を検出することができるようになっている。また、ECU51はホールIC38から入力されるパルス信号によりドラム36の回転角度を解析し、この回転角度に基づいてスライドドア13の位置を検出することができるようになっている。これは、多極着磁磁石37は、ECU51にスライドドア13の基準位置を認識させる基準パルス信号をホールIC38に発生させるように着磁されており、この基準パルス信号に基づいたスライドドア13の基準位置からパルス信号を増減することによって行われる。なお、基準位置としてはスライドドア13の全開位置や全閉位置としてもよく、複数の基準位置を設けてもよい。なお、このホールIC38に限らず、レゾルバやロータリーエンコーダなどを用いて、スライドドア13の位置を検出するようにしてもよい。さらに、ECU51は、レンジ検出センサ45からの入力信号によりセレクトレバー44の位置を検出することができ、また、車速センサ56からの入力信号により車両11の車速を検出することができるようになっている。
【0027】
また、ECU51には電動モータ25を駆動するための駆動回路61が設けられており、この駆動回路61を介して電動モータ25の制御を行うようになっている。
【0028】
図4は図3に示す駆動回路の詳細を示す回路図である。この駆動回路61は車両11に搭載されたバッテリ62の高電位側に接続される高電位側の電源端子としての正電源電圧端子63と基準電位となる低電位側の電源端子としてのグランド端子64との間に設けられたフルブリッジ回路となっており、電動モータ25を正転させるための開側駆動回路65と逆転させるための閉側駆動回路66とを有している。
【0029】
開側駆動回路65は電動モータ25の一方の給電端子26と正電源電圧端子63とを接続する高電位側の開側接続回路67および電動モータ25の他方の給電端子27とグランド端子64とを接続する低電位側の開側接続回路68とを有しており、これらの開側接続回路67,68にはそれぞれ開側スイッチング素子としてのパワーMOS・FET71,72(以下FET71,72とする。)が設けられている。これらのFET71,72はそれぞれゲート71a,72aを有しており、これらのゲート71a,72aはCPU52に接続されている。そして、これらのゲート71a,72aにCPU52からゲート電圧が供給されることにより、FET71,72は遮断状態つまりOFFから接続状態つまりONに切り替えられるようになっている。また、整流手段としてのこれらのFET71,72は整流機能(図3においては便宜上ダイオード73,74として記載する。)を備えており、ゲート電圧が供給されないときであっても、グランド端子64から正電源電圧端子63に向かう電流のみ、つまりFET71においては給電端子26から正電源電圧端子63に向かう電流のみ、FET72においてはグランド端子64から給電端子27に向かう電流のみを流すことができるようになっている。そして、開側駆動回路65は、これらのFET71,72が同時にONとされることにより正電源電圧端子63と給電端子26および給電端子27とグランド端子64を接続して、給電端子26から給電端子27に向く直流電流を電動モータ25に供給して電動モータ25を正転させることができるようになっている。なお、本実施の形態においては、開側スイッチング素子として整流機能を備えたパワーMOS・FET71,72を用いているが、これに限らず、整流機能を備えないスイッチング部材とこのスイッチング部材に並列に接続されたダイオードとにより閉側スイッチング素子を構成するなど、同様の機能を有するものであればよい。
【0030】
一方、閉側駆動回路66は電動モータ25の他方の給電端子27と正電源電圧端子63とを接続する高電位側の閉側接続回路75および電動モータ25の一方の給電端子26とグランド端子64とを接続する低電位側の閉側接続回路76とを有しており、これらの閉側接続回路75,76にはそれぞれ閉側スイッチング素子としてのパワーMOS・FET77,78(以下FET77,78とする。)が設けられている。これらのFET77,78はそれぞれゲート77a,78aを有しており、これらのゲート77a,78aはCPU52に接続されている。そして、これらのゲート77a,78aにCPU52からゲート電圧が供給されることにより、FET77,78は遮断状態つまりOFFから接続状態つまりONに切り替えられるようになっている。また、これらのFET77,78は整流機能(図3においては便宜上ダイオード81,82として記載する。)を備えており、ゲート電圧が供給されないときであっても、グランド端子64から正電源電圧端子63に向かう電流のみ、つまりFET77においては給電端子27から正電源電圧端子63に向かう電流のみ、FET78においてはグランド端子64から給電端子26に向かう電流のみを流すことができるようになっている。なお、閉側駆動回路66に設けられるFET77,78としては整流機能を備えていないものを用いてもよい。そして、閉側駆動回路66は、これらのFET77,78が同時にONとされることにより正電源電圧端子63と給電端子27および給電端子26とグランド端子64を接続して、給電端子27から給電端子26に向く直流電流を電動モータ25に供給して電動モータ25を逆転させることができるようになっている。なお、本実施の形態においては、閉側スイッチング素子としては、パワーMOS・FET77,78に限らず、各接続回路75,76を遮断状態と接続状態とに切り替えることができるものであれば、他のスイッチング部材やスイッチング素子としてもよい。
【0031】
CPU52はI/Oポート55から入力される各入力信号をROM53に格納された制御プログラムに従って演算した結果に基づいて各FET71,72,77,78に所定のパターンでゲート電圧を供給するようになっており、これにより電動モータ25の駆動制御が行われるようになっている。
【0032】
図5(a)はスライドドアを自動開作動する際の駆動回路の作動状態を示す回路図であり、図5(b)はスライドドアを自動閉作動する際の駆動回路の作動状態を示す回路図である。また、図6は自動開作動禁止モードにおける駆動回路の作動状態を示す回路図である。
【0033】
次に、このような構造のパワースライドドア装置12の作動について説明する。
【0034】
スライドドア13が全閉状態のときに運転者により開閉スイッチが操作され、ECU51にスライドドア13を開方向に作動させる旨の指令信号が入力されると、ECU51はスライドドア13を自動開作動させることになる。この自動開作動は以下の手順で行われる。
【0035】
まず、ECU51は、図5(a)に示すように、駆動回路61の開側駆動回路65に設けられたFET71,72を同時にONとして電動モータ25を正転つまり開方向に作動させてドラム36を開方向に回転させる。これにより、ケーブル23の車両後方側がドラム36に巻き上げられ、スライドドア13はケーブル23に引かれながら全開位置に向けて移動を開始する。このとき、ECU51はホールIC29からのパルス信号によるスライドドア13の移動方向と移動速度の検出を開始し、また、ホールIC38からのパルス信号によるスライドドア13の位置の検出を開始する。そして、スライドドア13が全開位置にまで移動したことを検出すると、FET71,72は同時にOFFに切り替えられて電動モータ25が停止される。
【0036】
逆に、スライドドア13が全開状態のときに運転者により開閉スイッチが操作され、ECU51にスライドドア13を閉方向に作動させる旨の指令信号が入力されると、ECU51はスライドドア13を自動閉作動させることになる。この自動閉作動は以下の手順で行われる。
【0037】
まず、ECU51は、図5(b)に示すように、駆動回路61の閉側駆動回路66に設けられたFET77,78を同時にONとして電動モータ25を逆転つまり閉方向に作動させてドラム36を閉方向に回転させる。これにより、ケーブル23の車両前方側がドラム36に巻き上げられ、スライドドア13はケーブル23に引かれながら全閉位置に向けて移動を開始する。このとき、ECU51はホールIC29からのパルス信号によるスライドドア13の移動方向と移動速度の検出を開始し、また、ホールIC38からのパルス信号によるスライドドア13の位置の検出を開始する。そして、スライドドア13が全閉位置にまで移動すると、FET77,78は同時にOFFに切り替えられて電動モータ25は停止される。なお、スライドドア13が自動開作動もしくは自動閉作動にて開閉作動しているときに再度開閉スイッチを操作することにより、このスライドドア13を全開位置と全閉位置との間の中間位置に停止させることができる。このように、このパワースライドドア装置12は、開閉スイッチの操作によりスライドドア13を開方向と閉方向とに自動的に開閉することができる。
【0038】
このパワースライドドア装置12は、車両11が走行中もしくは走行を開始する恐れがある場合には、ECU51は自動開作動禁止モードを設定して電動モータ25の開方向への作動つまりスライドドア13の自動開作動を禁止するようになっている。この自動開作動禁止モードは、車速センサ56により車両11の車速が検出されたとき、つまり、車両11の車速が所定値以上となって車両が走行中であることが検出されたとき、もしくはレンジ検出センサ45によりセレクトレバー44がパーキング位置つまりパーキングレンジP以外を選択していることが検出されたときに、開方向作動禁止手段としてのECU51により設定されるようになっている。
【0039】
そして、この自動開作動禁止モードが設定された状態において、スライドドア13の位置が全開位置と全閉位置との間の中間位置となったときには、ECU51は、図6に示すように、駆動回路61のFET78のみをONとし、他のFET71,72,77をOFFとするようになっている。また、ECU51は自動開作動禁止モードを設定したときには、開閉スイッチが開方向に操作されても駆動回路61をFET78のみをONとし、他のFET71,72,77をOFFとした状態を維持して、スライドドア13の自動開作動を行わないようにしている。なお、本実施の形態においては、スライドドア13が中間位置となったときに駆動回路61のFET78のみをONとし、他のFET71,72,77をOFFとするようにしているが、これに限らず、スライドドア13が全開位置のときに設定するようにしてもよい。
【0040】
ここで、駆動回路61には、低電位側の開側接続回路68と低電位側の閉側接続回路76とにより給電端子26と給電端子27とを接続つまり短絡する短絡回路としてのループ回路83が形成されることになる。そして、自動開作動禁止モードが設定されたときには、FET78のみがONとされ、他のFET71,72,77がOFFとされることにより、ループ回路83は、給電端子26から低電位側の閉側接続回路76と低電位側の開側接続回路68とを介して給電端子27に向かう方向の電流を流し、給電端子27から低電位側の開側接続回路68と低電位側の閉側接続回路76とを介して給電端子26に向かう方向の電流を流さないようになる。つまり、整流手段としてのFET72は整流機能を備えているため、OFFとされたときには、ループ回路83に給電端子26から低電位側の閉側接続回路76と低電位側の開側接続回路68とを介して給電端子27に向かう方向の電流を流し、給電端子27から低電位側の開側接続回路68と低電位側の閉側接続回路76とを介して給電端子26に向かう方向の電流は遮断するのである。このとき、FET78はONとされていずれの方向にも電流を流す状態であるので、ループ回路83に流れる電流の方向はFET72の整流機能によってのみ制御されることになる。したがって、電動モータ25の各給電端子26,27は、給電端子26から低電位側の閉側接続回路76と低電位側の開側接続回路68とを介して給電端子27に向かう電流に対しては短絡された状態つまり閉じた状態となり、給電端子27から低電位側の開側接続回路68と低電位側の閉側接続回路76とを介して給電端子26に向かう電流に対しては開放された状態つまり開いた状態となる。
【0041】
また、スライドドア13は電動モータ25の回転軸25aに連結されているので、スライドドア13が開閉方向に移動されると、その移動に連動して回転軸25aが開閉方向に回転されることになる。このとき、電動モータ25の各給電端子26,27が互いに接続つまり短絡されている場合には、回転軸25aが開方向に回転されると各給電端子26,27間に誘導起電力が生じて給電端子27から電動モータ25を介して給電端子26に向かう誘導電流が発生し、回転軸25aが閉方向に回転されると各給電端子26,27間に誘導起電力が生じて給電端子26から電動モータを介して給電端子27に向かう誘導電流が発生することになる。
【0042】
したがって、自動開作動禁止モードが設定されているときに、スライドドア13が中間位置から開方向に移動したとき、つまり電動モータ25が開方向に回転したときに発生する誘導電流の流れる方向に対してループ回路83は短絡されているので、ループ回路83に誘導電流が流れることになる。そして、ループ回路83に誘導電流が流れることにより電動モータ25はスライドドア13の開方向への移動を抑制する方向に回生制動力を発生し、スライドドア13は開方向には電動モータ25の回生制動力が加えられてその移動が抑制されることになる。
【0043】
一方、自動開作動禁止モードが設定されているときにスライドドア13が中間位置から閉方向に移動されたとき、つまり電動モータ25が閉方向に回転したときに発生する誘導電流の流れる方向に対してループ回路83は開いているので、ループ回路83に誘導電流は流れない。そして、スライドドア13が閉方向に移動されたときには、ループ回路83はに誘導電流が流れないので、電動モータ25による回生制動力は発生せず、スライドドアは容易に移動することができる状態とされる。つまり、自動開作動禁止モードが設定されたときには、スライドドア13は開方向には回生制動力が加えられてその移動が抑制された状態とされるが、閉方向には回生制動力が加えられずに容易に移動させることができる状態とされるのである。
【0044】
なお、FET77,78は整流機能を有しているので、電動モータ25の各給電端子26,27は、閉側駆動回路66によりグランド端子64から電動モータ25を経て正電源電圧端子63に向かう電流に対しては短絡された状態つまり閉じた状態となる。しかし、スライドドア13が手動操作や自重等により閉方向に移動したときの電動モータ25の回転数は無負荷回転数にまで達することは殆どないため、発生する誘導起電力もバッテリ62の電圧値を越えることがない。したがって、この部分の電位差により誘導電流はFET77を経て正電源電圧端子63に向かうことはなく、電流回路的には各給電端子26,27は実質的に開かれた状態となる。
【0045】
このように、このパワースライドドア装置12では、自動開作動禁止モードが設定されたとき、つまり車両11が走行中もしくは走行を開始する恐れがあるときには、中間位置にあるスライドドア13は、開方向には回生制動力が加えられ、閉方向には回生制動力が加えられない。したがって、車両11が走行中もしくは走行する恐れがあるときに中間位置にて開いた状態となったスライドドア13は、車両11が急発進したり前上がりの傾斜地にあるときであっても容易に開方向に移動することがない、つまり車両11が発進する際の加速度やスライドドアの自重によりスライドドア13が開方向に移動してスライドドア13が開放されることが抑制される。また、自動開作動禁止モードが設定されたときであっても、スライドドア13は閉方向に移動する際には回生制動力が加えられないので、乗員等がこのスライドドア13を手動にて閉じる場合には容易に移動されることになり、このパワースライドドア装置12の安全性を向上させることができる。
【0046】
なお、自動開作動禁止モードが設定されているときであっても、開閉スイッチの閉側が操作された場合には、ECU51は駆動回路61のFET77とFET78とを同時にONとし、FET71とFET72とを同時にOFFとして、スライドドア13を自動閉作動により全閉位置に向けて移動することになる。
【0047】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態おいては、開閉部材を車両11の側面に沿って車両前後方向に開閉するスライドドア13としているが、これに限らず、たとえば、車両11の後端部にヒンジを介して開閉自在に装着されたバックドアとするなど、他の開閉部材としてもよい。
【0048】
また、本実施の形態においては、短絡回路を低電位側の開側接続回路68と低電位側の閉側接続回路76とにより形成されたループ回路83としているが、これに限らず、図7に示すように、高電位側の開側接続回路67と高電位側の閉側接続回路75とにより短絡回路としてのループ回路84を形成し、自動開作動禁止モードが設定されたときには4つのFET71,72,77,78のうち閉側のスイッチング素子としてのFET77のみをONとし、他のFET71,72,78をOFFとするようにしてもよい。
【0049】
さらに、本実施の形態においては、車速が検出されたとき、もしくはセレクトレバー44がパーキング位置以外を選択したときに自動開作動禁止モードが設定されるようにしているが、これに限らず、たとえば車両に設けられたパーキングブレーキが解除されたときなど、他の条件を検出して設定するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、車両が走行中もしくは走行を開始する恐れがあるときには、開閉部材は、開方向には回生制動力が加えられ、閉方向には回生制動力が加えられないので、開いた状態となった開閉部材は車両が急発進したり前上がりの傾斜地にあるときであっても容易に開方向に移動することがなく、また、乗員等がこの開閉部材を手動にて容易に閉じることができることになり、この車両用自動開閉装置の安全性が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるパワースライドドア装置が装着された車両の概略を示す平面図である。
【図2】図1に示すパワースライドドア装置の詳細を示す拡大図である。
【図3】図1に示すパワースライドドア装置の制御体系を示す説明図である。
【図4】図3に示す駆動回路の詳細を示す回路図である。
【図5】(a)はスライドドアを自動開作動する際の駆動回路の作動状態を示す回路図であり、(b)はスライドドアを自動閉作動する際の駆動回路の作動状態を示す回路図である。
【図6】自動開作動禁止モードにおける駆動回路の作動状態を示す回路図である。
【図7】自動開作動禁止モードにおける駆動回路の作動状態の変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
11 車両
12 パワースライドドア装置
13 スライドドア
14 アーム
15 ローラアッシィ
16 スライドレール
16a 曲部
17 ストッパゴム
18 セカンドシート
19 サードシート
21,22 反転プーリ
23 ケーブル
24 スライドアクチュエータ
25 電動モータ
25a 回転軸
26,27 給電端子
28 多極着磁磁石
29 ホールIC
31 駆動ギヤ
32 大径スパーギヤ
33 小径スパーギヤ
34 従動ギヤ
35 出力軸
36 ドラム
37 多極着磁磁石
38 ホールIC
41,42 テンショナ
43 変速操作部
44 セレクトレバー
45 レンジ検出センサ
51 制御ユニット(ECU)
52 マイクロプロセッサ(CPU)
53 ROM
54 RAM
55 I/Oポート
56 車速センサ
61 駆動回路
62 バッテリ
63 正電源電圧端子
64 グランド端子
65 開側駆動回路
66 閉側駆動回路
67 高電位側の開側接続回路
68 低電位側の開側接続回路
71,72 パワーMOS・FET
71a,72a ゲート
73,74 ダイオード
75 高電位側の閉側接続回路
76 低電位側の閉側接続回路
77,78 パワーMOS・FET
77a,78a ゲート
81,82 ダイオード
83,84 ループ回路

Claims (4)

  1. 車両に開閉自在に装着された開閉部材を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、
    前記開閉部材に連結され、前記開閉部材を開方向と閉方向とに駆動する電動モータと、
    前記電動モータに設けられた一方の給電端子と他方の給電端子とに接続された短絡回路と、
    前記車両が走行中もしくは走行を開始する恐れがあるときに前記電動モータの開方向への作動を禁止する開方向作動禁止手段と、
    前記短絡回路に設けられ、前記開方向作動禁止手段により前記電動モータの開方向への作動が禁止されたときに、前記電動モータが開方向に回転したときに発生する誘導電流を流し、前記電動モータが閉方向に回転したときに発生する誘導電流を遮断する整流手段とを有し、
    前記車両が走行中もしくは走行を開始する恐れがあるときには、前記開閉部材に開方向には回生制動力を加え、閉方向には回生制動力を加えないことを特徴とする車両用自動開閉装置。
  2. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記車両の車速が検出されたとき、もしくは前記車両に設けられたセレクトレバーがパーキング位置以外とされたときに、前記開方向作動禁止手段が前記電動モータの開方向への作動を禁止することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用自動開閉装置において、それぞれ前記一方の給電端子と高電位側の電源端子とを接続する高電位側の開側接続回路および前記他方の給電端子と低電位側の電源端子とを接続する低電位側の開側接続回路に設けられ、前記低電位側の電源端子から前記高電位側の電源端子に向かう電流のみを流す整流機能を備えた2つの開側スイッチング素子を有する開側駆動回路と、それぞれ前記他方の給電端子と前記高電位側の電源端子とを接続する高電位側の閉側接続回路および前記一方の給電端子と前記低電位側の電源端子とを接続する低電位側の閉側接続回路とに設けられた2つの閉側スイッチング素子を有する閉側駆動回路とを備えたフルブリッジ回路を有し、前記高電位側の開側接続回路と前記高電位側の閉側接続回路もしくは前記低電位側の開側接続回路と前記低電位側の閉側接続回路とにより前記短絡回路が形成され、前記開方向作動禁止手段により前記電動モータの開方向への作動が禁止されたときには、4つの前記スイッチング素子のうち、いずれか一方の前記閉側スイッチング素子のみを接続状態に切り換えることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記開閉部材を前記車両の側面に沿って車両前後方向に移動自在に装着したことを特徴とする車両用自動開閉装置。
JP2002265021A 2002-09-11 2002-09-11 車両用自動開閉装置 Expired - Fee Related JP4118107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002265021A JP4118107B2 (ja) 2002-09-11 2002-09-11 車両用自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002265021A JP4118107B2 (ja) 2002-09-11 2002-09-11 車両用自動開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004098913A JP2004098913A (ja) 2004-04-02
JP4118107B2 true JP4118107B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=32264268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002265021A Expired - Fee Related JP4118107B2 (ja) 2002-09-11 2002-09-11 車両用自動開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4118107B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008303575A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Mazda Motor Corp スライドドアの挟み込み防止構造
JP2008303576A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Mazda Motor Corp スライドドアの挟み込み防止構造
JP4956791B2 (ja) * 2007-08-03 2012-06-20 三井金属アクト株式会社 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP4956790B2 (ja) * 2007-08-03 2012-06-20 三井金属アクト株式会社 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP4489796B2 (ja) 2007-08-03 2010-06-23 三井金属鉱業株式会社 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP5050274B2 (ja) * 2009-10-23 2012-10-17 三井金属アクト株式会社 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP7272220B2 (ja) * 2019-09-27 2023-05-12 株式会社アイシン 開閉体駆動装置およびその制御方法
JP7272219B2 (ja) * 2019-09-27 2023-05-12 株式会社アイシン 開閉体駆動装置およびその制御方法
US11814889B2 (en) 2020-03-27 2023-11-14 AISIN Technical Center of America, Inc. Systems and methods for operating a power tailgate system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004098913A (ja) 2004-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4163915B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP4489796B2 (ja) 車両用開閉扉のパワー開閉装置
US9677315B2 (en) Door opening/closing control device
JP4118107B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP2008005656A (ja) 車両用自動開閉装置
JP2013174077A (ja) 開閉体制御装置
JP3857605B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP2007009466A (ja) 車両用自動開閉装置およびその制御方法
JP2000356069A (ja) ドア開閉装置
JP6939447B2 (ja) 車両用開閉体制御装置
JP4482383B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JPS6347658B2 (ja)
JP2007023587A (ja) 車両用自動開閉装置
JP2004270142A (ja) 車両用自動開閉装置
JP2008184740A (ja) 車両用自動開閉装置
JP2006022513A (ja) 車両用自動開閉装置
JP4220399B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP4956790B2 (ja) 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP2005213832A (ja) 車両用自動開閉装置
JP5050274B2 (ja) 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP2007204982A (ja) ドア駆動装置
JP2003269040A (ja) 車両用自動開閉装置
JP4956791B2 (ja) 車両用開閉扉のパワー開閉装置
JP2003278442A (ja) 車両用開閉装置
JP4262641B2 (ja) 車両用自動開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees