JP2008184740A - 車両用自動開閉装置 - Google Patents

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亮 石山
Kazuya Tateoka
和弥 舘岡
Hiroshi Nagai
啓 永井
Takahiro Uenishi
貴博 上西
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Abstract

【課題】開閉体の開閉速度が目標速度を跨いで変化したときの電動モータの駆動と制動の切り替えを早くして、開閉体の目標速度への追従性を高めることである。
【解決手段】スライドドアを開閉駆動する電動モータにHブリッジ回路を接続し、このHブリッジ回路を用いたPWM制御により電動モータを駆動または回生制動させて、スライドドアの開閉速度が目標速度と一致するように速度制御を行う。制御装置は電動モータの駆動用デューティー比と制動用デューティー比をスライドドアの開閉速度の目標速度に対する偏差に応じてPI演算して算出するとともに、駆動用デューティー比が30%以下になったときにはこれを制動用デューティー比に変換して出力し、制動用デューティー比が30%以下になったときにはこれを駆動用デューティー比に変換して出力する。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両に設けられる開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置に関する。
車両の側部に設けられるスライドドアを自動的に開閉するようにした車両用自動開閉装置の駆動源としては電動モータが用いられる。電動モータによりスライドドアを開閉両方向に駆動するためには、電動モータの回転方向を正転と逆転とに切り替える必要がある。そのため、電動モータの駆動回路としては4つのスイッチング素子を備えたHブリッジ回路(フルブリッジ回路)が用いられる。
Hブリッジ回路は、一端が電動モータの一方の給電端子に接続され他端が電源に接続される第1の正転用スイッチング素子と、一端が電動モータの他方の給電端子に接続され他端が接地される第2の正転用スイッチング素子と、一端が電動モータの他方の給電端子に接続され他端が電源に接続される第1の逆転用スイッチング素子と、一端が電動モータの一方の給電端子に接続され他端が接地される第2の逆転用スイッチング素子とを備え、これら4つのスイッチング素子を所定の組み合わせで通電状態に切り替える(オンする)ことにより、電動モータを正転、逆転させることができるようになっている。例えば、2つの正転用スイッチング素子をオンに切り替えることにより、これらのスイッチング素子を介して両給電端子間に電流を流して電動モータを正転させることができ、2つの逆転用スイッチング素子をオンに切り替えることにより正転時とは逆向きの電流を給電端子間に流して電動モータを逆転させることができる。また、第2の正転用スイッチング素子と第2の逆転用スイッチング素子、または第1の正転用スイッチング素子と第1の逆転用スイッチング素子をオンに切り替えることにより、これらのスイッチング素子を介して電動モータの両給電端子を短絡させて電動モータを回生制動させることができる。
Hブリッジ回路に用いられるスイッチング素子としては、通常、FET(電解効果トランジスタ)等の半導体スイッチが用いられ、これらのスイッチング素子を制御するための制御手段としてはCPU(中央演算処理装置)やメモリ等を備えたマイクロコンピュータが用いられる。マイクロコンピュータのメモリ内には正転用の速度制御マップと、逆転用の速度制御マップおよび制動用の制御マップが格納されており、CPUはこれらの制御マップに従って演算された制御信号により各スイッチング素子を所定の組み合わせで駆動するようになっている。
一方、スライドドアを迅速に開閉させるとともに全閉位置や全開位置付近における安全性を高めるために、スライドドアの開閉速度を全開位置と全閉位置付近においては低減させ中間開度においては増加させる等、開閉速度を可変制御するようにした自動開閉装置が知られている。
例えば特許文献1には、電動モータを制御する際に同時にオンされる一対のスイッチング素子のうちのいずれか一方をPWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)制御することにより、電動モータの駆動力や制動力を制御して、スライドドアを所望の目標速度で開閉動作させるようにした自動開閉装置が記載されている。この場合、スライドドアの開閉速度が予め設定された目標速度以下の場合には、PWM制御されるスイッチング素子のデューティー比を増加させてスライドドアが目標速度となるように電動モータの回転数が高められる。反対に、外力等が加わってスライドドアの開閉速度が目標速度以上となったときには、電動モータを回生制動させるとともにPWM制御により電動モータの制動力を調整し、開閉速度を目標速度にまで低下させる。
特開平10−246061号公報
このような開閉装置では、スライドドアの開閉速度を迅速に目標速度に調整するために、PWM制御はPI制御(比例積分制御)に基づいて行われ、駆動用のデューティー比や制動用のデューティー比はスライドドアの開閉速度の目標速度からの偏差に応じた値に算出されるようになっている。
しかしながら、PI制御においては、デューティー比は開閉速度の目標速度からの偏差に基づいて算出されるので、その算出には時間が掛かる。そのため、例えば車両が傾斜地等にあってスライドドアにその移動方向と同一方向に自重が加えられ、または乗員等によりスライドドアにその移動方向と同一方向に手動操作力が加えられること等により、例えば、スライドドアの開閉速度(モータ速度)が目標速度を大きく上回ったときには、電動モータを回生制動させるためのデューティー比の算出が間に合わず、実際のスライドドアの開閉速度を目標速度に収束させるタイミングが遅れ、スライドドアの目標速度への追従性が低下することになっていた。
これに対して、デューティー比の算出速度を上げるために、PI制御のゲインを高くする方法が考えられるが、あまりゲインを高めるとハンチングが生じるおそれがあるため、スライドドアの目標速度への追従性を十分に高めることは困難となる。
本発明の目的は、開閉体の開閉速度が目標速度に対してずれたときの電動モータの駆動と制動の切り替えを早くして、開閉体の目標速度への追従性を高めることにある。
本発明の車両用自動開閉装置は、車両に設けられる開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、Hブリッジ回路を用いたPWM制御により駆動され、前記開閉体を開閉駆動する電動モータと、前記開閉体の開閉速度の目標速度に対する偏差に基づいて、前記開閉速度が前記目標速度以下となったときには駆動用デューティー比を算出し、前記開閉速度が前記目標速度以上となったときには制動用デューティー比を算出するデューティー比算出手段と、前記デューティー比算出手段により駆動用デューティー比が算出されたときには該駆動用デューティー比に基づいて前記電動モータを駆動し、制動用デューティー比が算出されたときには該制動用デューティー比に基づいて前記電動モータを回生制動させる制御手段と、前記デューティー比算出手段により算出された前記駆動用デューティー比と前記制動用デューティー比の少なくともいずれか一方のデューティー比が所定の閾値にまで低下したときに、前記デューティー比算出手段からの出力を他方のデューティー比の制御値に変換するデューティー比変換手段とを有することを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記駆動用デューティー比と前記制動用デューティー比のそれぞれに所定の閾値を設け、前記駆動用デューティー比が駆動側の所定の閾値にまで低下したときには制動側のデューティー比の制御値が前記デューティー比算出手段から出力され、前記制動用デューティー比が制動側の所定の閾値にまで低下したときには駆動側のデューティー比の制御値が前記デューティー比算出手段から出力されることを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記駆動側の所定閾値と前記制動側の所定閾値とを同一の値に設定したことを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記駆動側の所定の閾値を全閉位置付近にある前記開閉体を閉方向に駆動し得る最低限度のデューティー比に設定することを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記所定の閾値をデューティー比30%に設定することを特徴とする。
本発明の車両用自動開閉装置は、前記Hブリッジ回路を構成するスイッチング素子は電界効果トランジスタであることを特徴とする。
本発明によれば、開閉体の開閉速度が目標速度を跨いで変化したときには、電動モータの作動を制御するためのデューティー比は所定の閾値以下となった時点で駆動側から制動側の制御値または制動側から駆動側の制御値に変換されるので、電動モータを駆動状態から制動状態または制動状態から駆動状態に迅速に切り替えることができる。したがって、開閉体の開閉速度が目標速度からずれた際に電動モータの駆動と回生制動の切り替えを早くして、開閉体の目標速度への追従性を高めることができる。また、機械的な制動装置やHブリッジ回路以外の電気回路を追加することなく制動力を高めることができるので、この車両用自動開閉装置のコストを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1はワンボックスタイプの車両を示す側面図であり、図2は本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装置を示す平面図である。
図1に示す車両11には、その車体12の側部に設けられた開口部13を開閉するために、開閉体としてのスライドドア14が設けられている。図2に示すように、このスライドドア14はローラアッシー15を備えており、このローラアッシー15が車体12の側部に固定されたガイドレール16に案内されることにより、図2中に実線で示す全開位置と一点鎖線で示す全閉位置との間で開閉自在となっている。また、ガイドレール16の車両前方側には車室内側に湾曲する曲部16aが設けられており、ローラアッシー15が曲部16aに案内されることにより、スライドドア14は車体12の側面と同一面に収まるように車体12の内側に引き込まれて閉じられるようになっている。図示はしないが、スライドドア14の前端部の上下部分(アッパー部・ロア部)にもローラアッシーが設けられ、これらに対応して車体12の開口部13の上下部位にはアッパー部・ロア部に対応する図示しないガイドレールが設けられており、スライドドア14は車体12に計3カ所において支持されている。
図2に示すように、この車両11には、スライドドア14を自動的に開閉するために、車両用自動開閉装置21(以下、開閉装置21とする。)が設けられている。
この開閉装置21はガイドレール16の車両前後方向の略中央部に隣接して車体12の内部に固定される駆動ユニット22を有し、この駆動ユニット22からは車両前方側と後方側とに向けてケーブル23a,23bが引き出されており、駆動ユニット22から車両前方側に引き出されたケーブル23aはガイドレール16の前端に設けられた反転プーリ24aを介して車両前方側(閉側)からローラアッシー15に接続され、車両後方側に引き出されたケーブル23bはガイドレール16の後端に設けられた反転プーリ24bを介して車両後方側(開側)からローラアッシー15に接続されている。これらのケーブル23a,23bは駆動ユニット22により駆動されるようになっており、駆動ユニット22によりケーブル23a,23bが駆動されると、スライドドア14は閉側のケーブル23aまたは開側のケーブル23bに牽引されて自動開閉動作するようになっている。つまり、この開閉装置21は、いわゆるケーブル式となっている。
図3は図2に示す開閉装置の制御体系を示す説明図であり、駆動ユニット22はその駆動源となる電動モータ25を備えており、この電動モータ25には減速機26が固定され、電動モータ25の回転は減速機26により所定の回転数にまで減速されて出力軸27から出力されるようになっている。電動モータ25はいわゆるブラシ付き直流モータとなっており、供給される電流の向きに応じて正逆両方向に回転することができる。
出力軸27には円筒状に形成されたドラム28が固定され、このドラム28の外周面には各ケーブル23a,23bがそれぞれ同一方向に複数回巻き付けられている。電動モータ25が正転すると図3中で反時計回りにドラム28が回転駆動され、開側のケーブル23bがドラム28に巻き取られてスライドドア14はケーブル23bに牽引されて自動開動作する。反対に、電動モータ25が逆転すると図3中で時計回りにドラム28が回転駆動され、閉側のケーブル23aがドラム28に巻き取られてスライドドア14はケーブル23aに牽引されて自動閉動作する。このように、スライドドア14はケーブル23a,23bを介して電動モータ25に駆動されて開閉するようになっている。
減速機26には図示しないウォームとウォームホイールからなるウォーム減速機構が内装され、スライドドア14が自動で開閉するときには、電動モータ25内部の図示しないアーマチュアの回転がウォーム減速機構を介して所定速度にまで減速され、スライドドア14が開閉可能とされている。また、スライドドア14が手動で開閉操作されるときには、その手動操作力によって出力軸27側から電動モータ25内部のアーマチュアが回転可能とされてスライドドア14の手動開閉操作が可能とされている。また、図示はしないが、ドラム28とスライドドア14との間にはテンショナが設けられ、このテンショナによりケーブル23a,23bの張力が所定の範囲に保たれるようになっている。
電動モータ25の作動を制御するために、開閉装置21にはモータ駆動装置31が設けられている。
図4は図3に示すモータ駆動装置の回路図であり、図4に示すように、このモータ駆動装置31は電動モータ25に接続されるHブリッジ回路(フルブリッジ回路)32とHブリッジ回路32に接続される制御装置33とを備えている。
Hブリッジ回路32はそれぞれ電界効果トランジスタ(FET)である4つのスイッチング素子SW1〜SW4を備えており、スイッチング素子SW1は一端が電動モータ25の一方の給電端子25aに接続され他端が車両11に搭載される電源つまりバッテリ34に接続され、スイッチング素子SW2は一端が電動モータ25の他方の給電端子25bに接続され他端がバッテリ34に接続され、スイッチング素子SW3は一端が電動モータ25の一方の給電端子25aに接続され他端が接地され、スイッチング素子SW4は一端が電動モータ25の他方の給電端子25bに接続され他端が接地されている。つまり、Hブリッジ回路32は4つのスイッチング素子SW1〜SW4を電動モータ25にブリッジ接続して構成されている。
一方、制御装置33は図示しないCPU(中央演算処理装置)及びROM、RAM等のメモリを備えたいわゆるマイクロコンピュータとなっており、配線を介して各スイッチング素子SW1〜SW4やバッテリ34に接続されている。
制御装置33には出力軸27に固定される多極着磁磁石35と一対のホールセンサ36a,36bとを備えた回転センサ37が接続され、制御装置33は回転センサ37から入力されるパルス信号の周期に基づいて電動モータ25の回転速度つまりスライドドア14の開閉速度Vdを検出し、入力されるパルス信号の出現タイミングに基づいて電動モータ25の回転方向つまりスライドドア14の開閉方向を検出し、スライドドア14が基準位置(例えば全閉位置)となったときを起点としてパルス信号をカウント(積算)することによりスライドドア14の開閉位置Pdを検出するようになっている。また、図3、図4に示すように、制御装置33にはスライドドア14等に設けられる開閉スイッチ38が接続され、乗員等の操作者により開閉スイッチ38が開側に操作されると制御装置33にスライドドア14を開く旨の開指令信号が入力され、開閉スイッチ38が閉側に操作されると制御装置33にスライドドア14を閉じる旨の閉指令信号が入力されるようになっている。
図5は電動モータを駆動、制動させる制御チャート図である。
制御装置33のメモリ内には、正転用制御マップと、逆転用制御マップおよび制動用制御マップが格納されており、制御装置33は、スライドドアの開閉速度Vdや開閉位置Pd、開閉方向、開閉スイッチ38からの指令信号等の入力データをこれらの制御マップに従って演算し、その演算結果に基づいて制御信号を出力して各スイッチング素子SW1〜SW4を所定の組み合わせで駆動するようになっている。例えば、開閉スイッチ38が開側に操作されて開指令信号が制御装置33に入力されると、制御装置33はスイッチング素子SW1及びスイッチング素子SW4を通電状態(オン)に切り替えて電動モータ25を正転駆動し、これによりスライドドア14を自動開動作させる。反対に、開閉スイッチ38が閉側に操作されて閉指令信号が制御装置33に入力されると、制御装置33はスイッチング素子SW2及びスイッチング素子SW3を通電状態(オン)に切り替えて電動モータ25を逆転駆動し、これによりスライドドア14を自動閉動作させる。また、スライドドア14の停止時やスライドドア14に制動力を付与する必要があるときには、制御装置33は、スイッチング素子SW3及びスイッチング素子SW4を通電状態(オンまたは制動用デューティー比でPWM制御)として、電動モータ25を正転回生制動又は逆転回生制動、或いは短絡回生制動させ、これにより、スライドドア14に制動力を加える。
また、制御装置33のメモリ内にはスライドドア14の開閉位置Pdをパラメータとした目標速度Vtが格納されており、制御装置33は、Hブリッジ回路32の下段側のスイッチング素子SW3,SW4を任意にPWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)制御することにより、電動モータ25の回転数つまりスライドドア14の開閉速度Vdを目標速度Vtに調整するようになっている。つまり、電動モータ25はHブリッジ回路32を用いたPWM制御により駆動されるようになっている。
なお、目標速度Vtは予め行われた実験等の結果に基づき、例えばスライドドア14の全開位置および全閉位置付近では遅く、中間開度では速くする等、スライドドア14の開閉位置をパラメータとした所定の値に設定されている。
さらに、制御装置33のメモリ内にはデューティー比算出式が格納されており、デューティー比算出手段としての制御装置33は、スライドドア14の開閉速度Vdや目標速度Vtを当該デューティー比算出式で演算して、スライドドア14の開閉速度Vdの目標速度Vtに対する偏差に基づいた当該PWM制御のデューティー比(制御値)を算出するようになっている。そして、制御装置33は、算出したデューティー比で電動モータ25を駆動または回生制動させて、スライドドア14の開閉速度Vdを目標速度Vtに調整するようになっている。つまり、制御装置33は、スライドドア14の開閉速度Vdの目標速度Vtに対する偏差に基づいたPI演算により各スイッチング素子SW3、SW4に対するデューティー比を算出し、算出したデューティー比により、電動モータ25をスライドドア14の開閉速度Vdの目標速度Vtに対する偏差に基づいたPI制御(比例積分制御)により制御してスライドドア14の開閉速度Vdを迅速に目標速度Vtに収束させるようになっている。
なお、PI制御とは電動モータ25をPI動作(比例積分動作)させる制御のことである。
制御装置33により直接算出されるデューティー比つまり算出デューティー比は、電動モータ25が駆動も回生制動もしない状態を基準とした操作量として正または負の値として算出される。スライドドア14の開閉速度Vdが目標速度Vt以下のときには、制御装置33により算出される算出デューティー比は正の値となり、当該算出デューティー比はその値のまま駆動用デューティー比として制御装置33から出力される。つまり、スライドドア14の開閉速度Vdが目標速度Vt以下のときには制御装置33により駆動用デューティー比が算出される。反対に、スライドドア14の開閉速度Vdが目標速度Vt以上のときには、制御装置33により算出される算出デューティー比は負の値となり、当該算出デューティー比の絶対値が制動用デューティー比として制御装置33から出力される。つまり、スライドドア14の開閉速度Vdが目標速度Vt以上のときには制御装置33により制動用デューティー比が算出される。
駆動用デューティー比が算出されると、制御手段としての制御装置33は当該駆動用デューティー比で電動モータ25をPWM制御する。例えば、図5に示すように、電動モータ25を正転駆動してスライドドア14を自動開動作させるときには、スイッチング素子SW1を常時オンするとともにスイッチング素子SW4を算出した駆動用デューティー比でPWM制御してスライドドア14を目標速度Vtで自動開動作させる。反対に、電動モータ25を逆転駆動してスライドドア14を自動閉動作させるときには、スイッチング素子SW2を常時オンするとともにスイッチング素子SW3を算出した駆動用デューティー比でPWM制御してスライドドア14を目標速度Vtで自動閉動作させる。また、スライドドア14の開閉速度Vdが目標速度Vt以上となって電動モータ25を回生制動させるときには、スイッチング素子SW3及びスイッチング素子SW4を通電状態(オンまたは制動用デューティー比でPWM制御)してスライドドア14を目標速度Vtにまで減速させる。
このように、制御装置33により駆動用デューティー比が算出されたときには当該駆動用デューティー比を用いたPWM制御により電動モータ25を駆動し、制御装置33により制動用デューティー比が算出されたときには当該制動用デューティー比を用いたPWM制御により電動モータ25を回生制動させることにより、スライドドア14の開閉速度Vdを目標速度Vtに調整するようになっている。
図6は算出デューティー比のオフセット処理の詳細を示す特性線図であり、図7は算出デューティー比のオフセット処理の処理手順を示すフローチャート図である。
制御装置33のメモリ内には、算出デューティー比をオフセット処理する際の閾値となる駆動側閾値Poと制動側閾値Pbが格納されている。図6に示すように、駆動側閾値Poは30%に設定され、制動側閾値Pbは30%(図6中に示す算出デューティー比に換算した場合は−30%)に設定されており、駆動側閾値Poと制動側閾値Pbの間の範囲つまり算出デューティ比が30%〜−30%の範囲はマスク領域(図中では便宜上ハッチングを付して示す)となっている。
デューティー比変換手段としての制御装置33は、電動モータ25を駆動中に算出した算出デューティー比つまり駆動用デューティー比が駆動側閾値Poにまで低下したときには、当該算出デューティー比をマスク領域を超えた負の側に60%(60ポイント)分オフセットさせることにより、当該駆動側閾値Poと同値(30%)の制御値(制動用デューティー比)を出力する。つまり、駆動用デューティー比が駆動側閾値Poにまで低下したときには、制御装置33の出力は、駆動用デューティー比からこれと同値の制動用デューティー比(制御値)に変換されるようになっている。
一方、電動モータ25が回生制動中に算出した制動用デューティー比が制動側閾値Pbにまで低下したときには、制御装置33は、上記オフセット処理を解除することにより、当該制動用デューティー比と同値(30%)の駆動用デューティー比を出力する。つまり、制動用デューティー比が制動側閾値Pbにまで低下したときには、制御装置33の出力は、制動用デューティー比からこれと同値の駆動用デューティー比(制御値)に変換されるようになっている。
つまり、制御装置33は、駆動用デューティー比が30%にまで低下したときには算出デューティー比が30%〜−30%となる部分の計算を省いて迅速に制動用デューティー比を出力し、制動用デューティー比が30%にまで低下したときには算出デューティー比が30%〜−30%となる部分の計算を省いて迅速に駆動用デューティー比を出力するようになっている。なお、図6中に示す破線は変換前の算出デューティー比を示しており、図6ではこの破線と変換後の制御値との差は常に60%であることを表している。また、変換前の算出デューティー比が図中に1点鎖線で示される場合には、変換後の制御値は図6中2点鎖線で示されるようになり、この1点鎖線と変換後の制御値との差は常に60%となる。
ここで、駆動側閾値Poと制動側閾値Pbはそれぞれ30%に設定されているが、これは予め行われた実験等の結果に基づきスライドドア14をロックするクローザ機構(不図示)の作動を補助し得るように全閉位置付近にあるスライドドア14を閉方向に駆動し得る最低限度のデューティー比が約20%以上であることと、スイッチング素子SW3、SW4が実際にオンする最低限度のデューティー比が約9%以上であることを考慮し、これらを加算したものを基準に設定された値である。つまり、駆動用デューティー比や制動用デューティー比が30%以下になったときには、電動モータ25を実効的に作動させることはできないので、各デューティー比の30%以下の範囲をマスク領域としても実際のスライドドア14の開閉動作には支障を生じさせずに、デューティー比の算出時間を短縮させることができる。
以下に、図7に基づいて、制御装置によるデューティー比のオフセット処理の手順について説明する。
まず、ステップS1においてスライドドア14の開閉速度Vdの目標速度Vtに対する偏差に基づいてPI演算によりデューティー比が算出される。次いで、ステップS2において当該算出デューティー比が30%以下になったか否かが判断され、ステップS2において算出デューティー比が30%以上と判断されると、ステップS3において当該デューティー比が駆動用デューティー比として制御装置33から出力され、ルーチンはリターンされる。
一方、ステップS2において算出デューティー比が30%以下になったと判断されると、ステップS4において当該デューティー比がオフセット処理済みか否かが判断される。そして、ステップS4において当該デューティー比がオフセット処理されていないと判断された場合には、ステップS5において算出デューティー比がオフセット処理され、当該オフセット処理された算出デューティー比がステップS3において制動用デューティー比として制御装置33から出力される。
ステップS4において算出デューティー比がオフセット処理済みと判断されると、ステップS6において算出デューティー比が−30%以上になったか否かが判断される。そして、ステップS6において算出デューティー比が−30%以下であると判断された場合には、当該デューティー比がステップS3において制動用デューティー比として制御装置33から出力される。
一方、ステップS6において算出デューティー比が−30%以上になったと判断されると、ステップS7において当該デューティー比のオフセット処理が解除され、当該オフセット処理が解除された算出デューティー比がステップS3において駆動用デューティー比として制御装置33から出力される。
このように、この開閉装置21では、制御装置33の出力は、駆動用デューティー比が30%以下になったときにはこれと同値の制動用デューティー比となるように変換(オフセット)され、制動用デューティー比が30%以下になったときにはこれと同値の駆動用デューティー比に変換されるので、PI演算のゲインを高めることなく、駆動用デューティー比や制動用デューティー比を迅速に算出することができる。したがって、高速にPI演算を行ったのと同様の効果を得ることができ、スライドドア14の開閉速度Vdが目標速度Vt以下から目標速度Vt以上に、または目標速度Vt以上から目標速度Vt以下に目標速度Vtを跨いで変化しても、電動モータ25の作動を駆動から回生制動に、または回生制動から駆動に迅速に切り替えて、スライドドア14の目標速度Vtへの追従性を高めることができる。
また、機械的な制動装置やHブリッジ回路32以外の電気回路を追加することなく、スライドドア14に対する制動力を高めることができるので、この開閉装置21のコストを低減することができる。
図8(a)は本発明の一実施例におけるスライドドアの目標速度とモータ速度との関係、及び算出デューティー比の変化を表す線図であり、図8(b)は比較例におけるスライドドアの目標速度とモータ速度との関係、及び算出デューティー比の変化を表す線図である。
図8(b)に示すように、予め設定されたスライドドア14の目標速度Vtにモータ速度を追従させるように、制御装置33より所望の算出デューティー比を算出するようにした比較例では、モータ速度が目標速度を大きく上回ったり下回ったりしたときには、電動モータ25を回生制動させるためのデューティー比の算出が間に合わず、例えば、図中A’で示す範囲の状態のように、モータ速度が目標速度Vtを大きく上回ったときには、比較例の算出デューティー比による制御ではモータ速度を目標速度Vtに収束させるタイミングが遅れることがある。また、図中B’で示す範囲の状態のように、モータ速度が目標速度Vtを僅かに上回っている場合であっても、モータ速度の目標速度Vtへの収束が遅れることがあった。
これに対して、図8(a)に示す本発明の場合では、制御装置33により算出デューティー比がオフセット処理されて出力されることで、例えば、モータ速度が目標速度Vtを大きく上回ったり大きく下回ったりしたときには、早期に目標速度Vtに収束するように制御されるため、モータ速度の目標速度Vtへの追従性を高めることができる。つまり、図8(b)中にA’、B’で示す範囲に対応する範囲を、図8(a)中にA、Bとして示すように、それぞれの範囲において、モータ速度の目標速度Vtへの収束が早期に行われるよう制御される。
図9は本発明の他の実施の形態における算出デューティー比のオフセット処理を示す特性線図である。
制御装置33のメモリ内には、算出デューティー比をオフセット処理する際の閾値となる駆動側閾値Po’が格納されている。駆動側閾値Po’は+30%に設定されており、駆動側閾値Po’とデューティー比ゼロの間の範囲つまり算出デューティ比が30%の範囲はマスク領域(図中では便宜上ハッチングを付して示す)となっている。
デューティー比変換手段としての制御装置33は、電動モータ25を駆動中に算出した算出デューティー比つまり駆動用デューティー比が駆動側閾値Po’にまで低下したときには、当該算出デューティー比をマスク領域を超えたデューティー比ゼロまで30%(30ポイント)分オフセットさせた制御値を出力する。つまり、駆動用デューティー比が駆動側閾値Po’にまで低下したときには、制御装置33の出力は、駆動用デューティー比から30%引いた制動用デューティー比(制御値)に変換されるようになっている。
一方、電動モータ25が回生制動中に算出した制動用デューティー比がデューティー比ゼロにまで低下したときには、制御装置33は、上記オフセット処理を解除することにより、当該制動用デューティー比に30%分オフセットさせた制御値を出力する。つまり、制動用デューティー比がデューティー比ゼロにまで低下したときには、制御装置33の出力は、制動用デューティー比に30%加えた駆動用デューティー比(制御値)に変換されるようになっている。
つまり、制御装置33は、駆動用デューティー比が30%にまで低下したときには算出デューティー比が30%となる部分の計算を省いて迅速に制動用デューティー比を出力し、制動用デューティー比がデューティー比ゼロにまで低下したときには算出デューティー比が30%となる部分の計算を省いて迅速に駆動用デューティー比を出力するようになっている。なお、図9中に示す破線は、変換前の算出デューティー比を示しており、図9ではこの破線と変換後の制御値との差は常に30%であることを表している。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態おいては、開閉体は車両11に装着されるスライドドア14とされているが、これに限らず、電動モータ25により開閉駆動されるものであれば、車両11の後端部にヒンジを介して開閉自在に装着されるバックドアなど、他の開閉体であってもよい。
また、前記実施の形態においては、駆動側と制動側の両方に閾値Po,Pbを設定するようにしているが、これに限らず、少なくとも一方側に閾値が設定されていてもよい。
また、前記他の実施の形態においては、駆動側のデューティー比が30%にまで低下したときには、デューティー比ゼロとして出力するようにしているが、これに限らず、制動側の任意のデューティー比(オフセット後の制御値 ≦ デューティー比ゼロ)であればよい。
さらに、前記実施の形態においては、スイッチング素子SW1〜SW4としてはFETが用いられているが、これに限らず、PWM制御可能なスイッチング素子であれば他の素子等を用いるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、スイッチング素子SW3とスイッチング素子SW4とをオンして電動モータ25を回生制動させるようにしているが、これに限らず、スイッチング素子SW1とスイッチング素子SW2とをオンして電動モータ25を回生制動させるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、電動モータ25を駆動する際にはスイッチング素子SW3またはスイッチング素子SW4をPWM制御し、電動モータ25を回生制動させる際にはスイッチング素子SW3をPWM制御するようにしているが、これに限らず、電動モータ25を駆動する際にスイッチング素子SW1またはスイッチング素子SW2をPWM制御し、電動モータ25を回生制動させる際にスイッチング素子SW4をPWM制御するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、スライドドア14の開閉速度Vdや開閉位置Pdを検出する回転センサ37として多極着磁磁石35とホールセンサ36a,36bとを備えたものを用いているが、これに限らず、レゾルバやロータリーエンコーダなどを用いてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、駆動側閾値Poと制動側閾値Pbは同一の値に設定されているが、これに限らず、これらを異なる値に設定するようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、駆動側閾値Poと制動側閾値Pbは30%に設定されているが、これに限らず、例えば、スライドドア14をロックするクローザ機構(不図示)の作動を補助し得るように全閉位置付近にあるスライドドア14を閉方向に駆動し得る最低限度のデューティー比である約20%の付近に設定するなど、開閉装置21の仕様等に応じて任意に設定することができる。
ワンボックスタイプの車両を示す側面図である。 本発明の一実施の形態である車両用自動開閉装置を示す平面図である。 図2に示す開閉装置の制御体系を示す説明図である。 図3に示すモータ駆動装置の回路図である。 電動モータを駆動、制動させる制御チャート図である。 算出デューティー比のオフセット処理の詳細を示す特性線図である。 算出デューティー比のオフセット処理の処理手順を示すフローチャート図である。 (a)は本発明の一実施例におけるスライドドアの目標速度とモータ速度との関係、及び算出デューティー比の変化を表す線図であり、(b)は比較例におけるスライドドアの目標速度とモータ速度との関係、及び算出デューティー比の変化を表す線図である。 算出デューティー比のオフセット処理を示す他の実施の形態の特性線図である。
符号の説明
11 車両
12 車体
13 開口部
14 スライドドア(開閉体)
15 ローラアッシー
16 ガイドレール
16a 曲部
21 車両用自動開閉装置
22 駆動ユニット
23a,23b ケーブル
24a,24b 反転プーリ
25 電動モータ
25a,25b 給電端子
26 減速機
27 出力軸
28 ドラム
31 モータ駆動装置
32 Hブリッジ回路
33 制御装置(デューティー比算出手段、制御手段、デューティー比変換手段)
34 バッテリ
35 多極着磁磁石
36a,36b ホールセンサ
37 回転センサ
38 開閉スイッチ
SW1〜SW4 スイッチング素子
Vd 開閉速度
Pd 開閉位置
Vt 目標速度
Po 駆動側閾値
Pb 制動側閾値

Claims (6)

  1. 車両に設けられる開閉体を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であって、
    Hブリッジ回路を用いたPWM制御により駆動され、前記開閉体を開閉駆動する電動モータと、
    前記開閉体の開閉速度の目標速度に対する偏差に基づいて、前記開閉速度が前記目標速度以下となったときには駆動用デューティー比を算出し、前記開閉速度が前記目標速度以上となったときには制動用デューティー比を算出するデューティー比算出手段と、
    前記デューティー比算出手段により駆動用デューティー比が算出されたときには該駆動用デューティー比に基づいて前記電動モータを駆動し、制動用デューティー比が算出されたときには該制動用デューティー比に基づいて前記電動モータを回生制動させる制御手段と、
    前記デューティー比算出手段により算出された前記駆動用デューティー比と前記制動用デューティー比の少なくともいずれか一方のデューティー比が所定の閾値にまで低下したときに、前記デューティー比算出手段からの出力を他方のデューティー比の制御値に変換するデューティー比変換手段とを有することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  2. 請求項1記載の車両用自動開閉装置において、前記駆動用デューティー比と前記制動用デューティー比のそれぞれに所定の閾値を設け、前記駆動用デューティー比が駆動側の所定の閾値にまで低下したときには制動側のデューティー比の制御値が前記デューティー比算出手段から出力され、前記制動用デューティー比が制動側の所定の閾値にまで低下したときには駆動側のデューティー比の制御値が前記デューティー比算出手段から出力されることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  3. 請求項2記載の車両用自動開閉装置において、前記駆動側の所定閾値と前記制動側の所定閾値とを同一の値に設定したことを特徴とする車両用自動開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記駆動側の所定の閾値を全閉位置付近にある前記開閉体を閉方向に駆動し得る最低限度のデューティー比に設定することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記所定の閾値をデューティー比30%に設定することを特徴とする車両用自動開閉装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用自動開閉装置において、前記Hブリッジ回路を構成するスイッチング素子は電界効果トランジスタであることを特徴とする車両用自動開閉装置。
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