JP2012223268A - ゴルフクラブシャフト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のプリプレグシートa1〜a8を用いて製造されているゴルフクラブシャフトである。上記複数のプリプレグシートa1〜a8が、シャフト軸方向の全体に配置される全長シートa2〜a7と、シャフト軸方向において部分的に配置される部分シートa1、a8とを含んでいる。全ての上記全長シートa2〜a7において、プライ数が実質的に整数とされている。上記全長シートa2〜a7は、4枚以上のバイアスシートa2〜a5を含んでいる。上記バイアスシートa2〜a5の周方向巻回開始位置が、4箇所以上に分散している。好ましくは、上記全長シートa2〜a7の周方向巻回開始位置は、5箇所以上に分散している。
【選択図】図3
Description
・周方向位置P1:0度
・周方向位置P2:75度以上105度以下
・周方向位置P3:165度以上195度以下
・周方向位置P4:255度以上285度以下
・周方向位置P1:0度
・周方向位置P2:75度以上105度以下
・周方向位置P3:165度以上195度以下
・周方向位置P4:255度以上285度以下
裁断工程では、プリプレグシートが所望の形状に裁断される。この工程により、図2に示された各シートが切り出される。
貼り合わせ工程では、複数のシートが貼り合わされて、前述した合体シートが作製される。
巻回工程では、マンドレルが用意される。典型的なマンドレルは、金属製である。このマンドレルに、離型剤が塗布される。更に、このマンドレルに、粘着性を有する樹脂が塗布される。この樹脂は、タッキングレジンとも称される。このマンドレルに、裁断されたシートが巻回される。このタッキングレジンにより、シートの巻回開始端部をマンドレルに貼り付けることが容易とされている。
テープラッピング工程では、上記巻回体の外周面にテープが巻き付けられる。このテープは、ラッピングテープとも称される。このラッピングテープは、張力を付与されつつ巻き付けられる。このラッピングテープにより、巻回体に圧力が加えられる。この圧力はボイドを低減させる。
硬化工程では、テープラッピングがなされた後の巻回体が加熱される。この加熱により、マトリクス樹脂が硬化する。この硬化の課程で、マトリクス樹脂が一時的に流動化する。このマトリクス樹脂の流動化により、シート間又はシート内の空気が排出されうる。ラッピングテープの圧力(締め付け力)により、この空気の排出が促進されている。この硬化により、硬化積層体が得られる。
硬化工程の後、マンドレルの引き抜き工程とラッピングテープの除去工程とがなされる。両者の順序は限定されないが、ラッピングテープの除去工程の能率を向上させる観点から、マンドレルの引き抜き工程の後にラッピングテープの除去工程がなされるのが好ましい。
この工程では、硬化積層体の両端部がカットされる。このカットにより、チップTpの端面及びバットBtの端面が平坦とされる。
この工程では、硬化積層体の表面が研磨される。硬化積層体の表面には、ラッピングテープの跡として残された螺旋状の凹凸が存在する。研磨により、このラッピングテープの跡としての凹凸が消滅し、表面が平滑とされる。
研磨工程後の硬化積層体に塗装が施される。
(1a)プライ数が(X−0.01)以上(X+0.10)以下
(1b)プライ数が(X−0.00)以上(X+0.10)以下
(1c)プライ数が(X−0.00)以上(X+0.05)以下
(1d)プライ数が(X−0.00)より大きく(X+0.05)以下
・周方向位置P1:0度
・周方向位置P2:75度以上105度以下(90°±15°)
・周方向位置P3:165度以上195度以下(180°±15°)
・周方向位置P4:255度以上285度以下(270°±15°)
(Pa,P1)、(Pc,P2)、(Pb,P3)、(Pd,P4)
この対応関係は、一例にすぎない。あらゆる組み合わせが可能である。
(X)2枚のベースシート間における巻回開始位置の相違を、180°に設定する。
(Y)2枚の調整シート間における巻回開始位置の相違を、180°に設定する。
(Z)4枚のバイアスシートを、周方向の4箇所に均等に配置する。
よって、この交互の貼り合わせは、周方向の均一性の増大に寄与する。
(a)15°以上40°未満
(b)50°より大きく75°以下
この場合、絶対繊維角度θbとの差異が拡大され、シャフトスペックの調整範囲が拡大しうる。軽量で且つ曲げ剛性の高いシャフトを得る観点からは、調整シートの絶対繊維角度θtは、15°以上40°未満であるのが好ましい。
上記第一実施形態(シャフト6)と同じ積層構成を有するシャフトが作製された。裁断工程により、図2で示されるシートを得た。貼り合わせは、図3で示される通りとされた。即ち、ベースシートa2とベースシートa3とを、周方向に180°(±15°)ずれるように貼り合わせて、合体シートa23を得た。また、調整シートa4と調整シートa5とを、周方向に180°(±15°)ずれるように貼り合わせて、合体シートa45を得た。巻回工程では、合体シートa23の巻回開始位置と、合体シートa45の巻回開始位置とを、90°相違させた。これらの結果、図5に示すようなバイアス層の構成が得られた。8枚のシートの巻回開始位置は、図4の通り、8箇所に分散された。巻回工程の後、前述したようなテープラッピング工程、硬化工程、マンドレルの引き抜き工程、ラッピングテープの除去工程、両端カット工程及び研磨を行い、実施例1に係るシャフトを得た。 実施例1のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表1に示される。なお、全てのプリプレグは、三菱レイヨン社製である。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
貼り合わせは、図6に示される通りとされた。即ち、図4枚のバイアスシートa2、a3、a4及びa5が貼り合わせられて、一つの合体シートを得た。この合体シートを巻回して、図7に示される積層構成を得た。巻回開始位置は、45°おきに、8箇所に分散された。各シートの巻回開始位置は図4と実質的に等価とされた。その他は実施例1と同様にして、実施例2のシャフトを得た。実施例2のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表1に示される。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
調整シートの繊維角度Afが±30°から±25°に変更された他は実施例1と同様にして、実施例3のシャフトを得た。実施例3のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表1に示される。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
調整シートのプリプレグが「MRX350C−75R」から「MR350C−100S」に変更された。また、調整シートの繊維角度Afが±30°から±25°に変更された。その他は実施例1と同様にして、実施例4のシャフトを得た。実施例4のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表1に示される。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
バイアスシートは、2枚のみとされた。バイアスシートの繊維角度Afは、±45°とされた。バイアスシートの巻回開始位置は、0°及び180°とされた。バイアスシート以外のシートは、実施例1と同じとされた。即ち、図2に示すシートa1、シートa6、シートa7及びシートa8が用いられた。シートa1の巻回開始位置は、0°とされた。シートa6の巻回開始位置は、0°とされた。シートa7の巻回開始位置は、90°とされた。シートa8の巻回開始位置は、270°とされた。その他は実施例1と同様にして、比較例1のシャフトを得た。比較例1のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表2に示される。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
バイアスシートのプリプレグが、「HRX350C−130S」から「HRX350C−110S」に変更された。また、全長ストレートシート(シートa6、a7)のプリプレグが、繊維目付量の多い品種に変更された。その他は比較例1と同様にして、比較例2のシャフトを得た。比較例2のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表2に示される。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
裁断工程により、図2で示されるシートを得た。即ち、用いられたシートは、実施例1と同じとされた。貼り合わせは、図3で示される通りとされた。即ち、貼り合わせも、実施例1と同じとされた。巻回工程では、合体シートa23の巻回開始位置と、合体シートa45の巻回開始位置とが、同じとされた。これらの結果、シートa2及びシートa4の巻回開始位置が0°とされ、シートa3及びシートa5の巻回開始位置が180°とされた。バイアスシートa2からa5を除き、各シートの巻回開始位置は、図4に示される通りとされた。8枚のシートの巻回開始位置は、4箇所に分散された。その他は実施例1と同様にして、比較例3のシャフトを得た。比較例3のシャフトの積層構成と、使用されたプリプレグの商品名とが、下記の表2に示される。このシャフトの評価結果が下記の表3に示される。
図8(a)は、順式フレックスの測定方法を説明するための図である。図8(a)が示すように、バットBtから75mmの位置に、第一支持点32を設定した。更に、バットBtから215mmの位置に、第二支持点36を設定した。第一支持点32には、シャフト20をを上方から支持する支持体34を設けた。第二支持点36には、シャフト20を下方から支持する支持体38を設けた。荷重のない状態において、シャフト20のシャフト軸線は略水平とされた。バットBtから1039mmである荷重点m1に、2.7kgの荷重を鉛直下向きに作用させた。荷重のない状態から、荷重をかけた状態までの荷重点m1の移動距離(mm)が、順式フレックスとされた。この移動距離は、鉛直方向に沿った移動距離である。
順式フレックスを4方向(0°、45°、90°及び135°)において測定した。得られたデータの最大値と最小値との差が、フレックス差である。このフレックス差が小さいほど、周方向における順式フレックスの均一性が高い。このフレックス差が、下記の表3に示される。
逆式フレックスの測定方法が、図8(b)で示される。第一支持点32がチップTpから12mm隔てた点とされ、第二支持点36がチップTpから152mm隔てた点とされ、荷重点m2がチップTpから932mm隔てた点とされ、荷重が1.3kgとされた以外は順式フレックスと同様にして、逆式フレックスが測定された。
逆式フレックスを4方向(0°、45°、90°及び135°)において測定した。得られたデータの最大値と最小値との差が、フレックス差である。このフレックス差が小さいほど、周方向における逆式フレックスの均一性が高い。このフレックス差が、下記の表3に示される。
シャフトの後端部をバット治具により回転不能に固定するとともに、シャフトの先端部をチップ治具で把持し、チップTpから40mmの位置に13.9kgf・cmのトルクTrを作用させた。このトルク作用位置でのシャフトの捻れ角(度)が、シャフトトルクとされた。なお、トルクTrを負荷する際のチップ治具の回転速度は130゜/分以下とし、バット治具とチップ治具との間の軸方向長さは825mmとされた。チップ治具又はバット治具の把持によってシャフトが変形する場合、シャフトの内部に芯材などを入れて測定を行う。この測定値が下記の表3に示される。シャフトトルクが小さいほど、シャフトの捻り剛性が高い。
捻り破壊強度として、SG式ねじり試験が採用された。これは、製品安全協会が定める試験である。この試験では、先ず、シャフトの両端に固定ジグが接着される。次に、バットBt側のジグを固定した状態でチップTp側のジグを回転させることにより、シャフトにトルクが加えられる。シャフトが破損したときのトルク値に捻れ角を乗じた値が、捻り破壊強度である。この結果が、下記の表3に示される。
4・・・ヘッド
6・・・シャフト
8・・・グリップ
a1、a8・・・シート(層)、部分シート(部分層)、部分ストレートシート(部分ストレート層)
a2、a3・・・シート(層)、全長シート(全長層)、全長バイアスシート(全長バイアス層)、ベースシート(ベース層)、ベースバイアスシート(ベースバイアス層)
a4、a5・・・シート(層)、全長シート(全長層)、全長バイアスシート(全長バイアス層)、調整シート(調整層)、調整バイアスシート(調整バイアス層)
a6、a7・・・シート(層)、全長シート(全長層)、全長ストレートシート(全長ストレート層)
20・・・シャフト
Tp・・・シャフトのチップ
Bt・・・シャフトのバット
Claims (7)
- 複数のプリプレグシートを用いて製造されており、
上記複数のプリプレグシートが、シャフト軸方向の全体に配置される全長シートと、シャフト軸方向において部分的に配置される部分シートとを含んでおり、
全ての上記全長シートにおいて、プライ数が実質的に整数とされ、
上記全長シートが、4枚以上のバイアスシートを含み、
上記バイアスシートの周方向巻回開始位置が、4箇所以上に分散しているゴルフクラブシャフト。 - 上記全長シートの周方向巻回開始位置が、5箇所以上に分散している請求項1に記載のゴルフクラブシャフト。
- 上記部分シートが、シャフト軸方向長さが300mm以上である長部分シートを含み、
全ての上記長部分シートにおいて、プライ数が実質的に整数とされている請求項1又は2に記載のゴルフクラブシャフト。 - 上記バイアスシートが、2枚のベースシートと、2枚の調整シートとを有しており、
上記2枚のベースシートの絶対繊維角度θbが40°以上50°以下であり、
上記2枚の調整シートの絶対繊維角度θtが15°以上75°以下であって且つ上記角度θbとは相違しており、
第1の上記ベースシートの周方向巻回開始位置がPaとされ、第2の上記ベースシートの周方向巻回開始位置がPbとされ、第1の上記調整シートの周方向巻回開始位置がPcとされ、第2の上記調整シートの周方向巻回開始位置がPdとされるとき、
位置Pa、Pb、Pc及びPdのぞれぞれが、次の4つの周方向位置P1、P2、P3及びP4のいずれかに一対一で対応している請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブシャフト。
・周方向位置P1:0度
・周方向位置P2:75度以上105度以下
・周方向位置P3:165度以上195度以下
・周方向位置P4:255度以上285度以下 - 4枚のシートを貼り合わせて得られる一つの合体シートを用いて製造されており、
これらの4枚のシートは、2枚の上記ベースシート及び2枚の上記調整シートである請求項4に記載のゴルフクラブシャフト。 - 上記絶対繊維角度θtが上記絶対繊維角度θbよりも小さい請求項4又は5に記載のゴルフクラブシャフト。
- 複数のプリプレグシートを用いて製造されており、
上記複数のプリプレグシートが、シャフト軸方向方向の全体に配置される全長シートと、シャフト軸方向において部分的に配置される部分シートとを含んでおり、
上記全長シートが、複数のバイアスシートを含み、
上記バイアスシートが、2枚のベースシートと、2枚の調整シートとを有しており、
上記2枚のベースシートの絶対繊維角度θbが40°以上50°以下であり、
上記2枚の調整シートの絶対繊維角度θtが、15°以上75°以下であって且つ上記角度θbとは相違しており、
第1の上記ベースシートの周方向巻回開始位置がPaとされ、第2の上記ベースシートの周方向巻回開始位置がPbとされ、第1の上記調整シートの周方向巻回開始位置がPcとされ、第2の上記調整シートの周方向巻回開始位置がPdとされるとき、
位置Pa、Pb、Pc及びPdのぞれぞれが、次の4つの周方向位置P1、P2、P3及びP4のいずれかに分配されているゴルフクラブシャフト。
・周方向位置P1:0度
・周方向位置P2:75度以上105度以下
・周方向位置P3:165度以上195度以下
・周方向位置P4:255度以上285度以下
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