JP2002137285A - 管状体及びその成形方法 - Google Patents

管状体及びその成形方法

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JP2002137285A
JP2002137285A JP2000333499A JP2000333499A JP2002137285A JP 2002137285 A JP2002137285 A JP 2002137285A JP 2000333499 A JP2000333499 A JP 2000333499A JP 2000333499 A JP2000333499 A JP 2000333499A JP 2002137285 A JP2002137285 A JP 2002137285A
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tubular body
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sheets
wound
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Akira Unosawa
晶 鵜野澤
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ剛性や捩り剛性に優れた均一性を有し、
しかも、その均一性の設計を容易にできる構造を有する
管状体の提供。 【解決手段】 シートワインディングによって成形され
た管状体1であって、合成樹脂を含浸した高強度高弾性
繊維樹脂材でなる複数枚の引き揃えシート2を、各シー
トの後端部21が内側に位置し、先端部22が巻き方向
前方の引き揃えシート2の外面に位置するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂を含浸し
た高強度高弾性繊維樹脂材からなる引き揃えシートを巻
回してなるゴルフクラブ用シャフト、釣竿、スキースト
ック等の管状体及びその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高強度高弾性繊維(例えばカーボ
ン繊維)を用いた管状体100は、図6に示すように、
その繊維に合成樹脂を含浸させて形成した引き揃えシー
ト200を1枚ごとにマンドレルのほぼ全長に亘って積
層巻回して一体化されて成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、引き揃えシ
ート200を巻回する場合、シートの巻き終わりにおけ
るシートの両端部の重なり部分が層ごとに段差300と
して現れている。しかしながら、この段差300の存在
は、管状体100の曲げ剛性や捩り剛性を部分的に不均
一としてしまう要因となっている。例えば、このような
管状体100を用いたゴルフクラブ用のシャフトにおい
ては、方向性や飛距離等の特性を使用者の技量や好みに
幅広く対応するために、その特性ごとにシャフトの曲げ
剛性や捻り剛性を変えている。ところが、この段差30
0では曲げ剛性や捩り剛性が、他の部位に比べて層が厚
くなって曲げ剛性や捩り剛性の部分的な不均一が発生す
ることから、シャフト全体にこの剛性を分散させる必要
があるが、一方ではシート200が複数巻回されている
ため、内層と外層との間で層間剥離が発生することが多
く、この曲げ剛性及び捩り剛性の不均一や層間剥離を考
慮する設計は極めて難しいものであった。又、テーパー
がついたマンドレルに巻回した際に、バイアスシートに
限らずストレートシートにおいても、巻き始めと巻き終
わりの部分に繊維角度の異なった部分ができてしまう。
これはマンドレルに巻回するシートの巻回数が多くなれ
ばなるほど設計値から大きく外れてしまうことになる。
さらに、捩り剛性を確保する捩り剛性を確保するバイア
スシートは、その繊維方向を違えて貼り合わせ、1枚ず
つにして内外に積層する必要があるが、いずれかの繊維
角度(方向)を持ったシートが上になってしまうことに
よる外側と内側とでの捩り剛性の相違が生じてしまうた
め、捩り方向にかかわらず均一な剛性の確保を考慮する
設計についても極めて難しいものであった。(図7
(a)(b)参照)つまり、層間剥離を防止すると共
に、曲げ剛性や捩り剛性の均一性を確保するために、内
外層に弾性率の異なる引き揃えシートを積層したり、バ
イアス角度を換えたり、さらには巻回数の増減、段差3
00を分散する等の点を全て考慮する必要があり、しか
も、現存する弾性率や厚さの引き揃えシートから選択す
るしかないため、設計上の制約が大きいものであった。
【0004】そこで本発明は、層間剥離を防止すると共
に、曲げ剛性や捩り剛性に優れた均一性を有し、しか
も、その均一性の設計を容易にできる構造を有する管状
体及びその成形方法を新規に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明が講じた技術的手段は、シートワインディ
ングによって成形された管状体1であって、合成樹脂を
含浸した高強度高弾性繊維樹脂材でなる複数枚の引き揃
えシート2を、各シートの後端部21が内側に位置し、
先端部22が巻き方向前方の引き揃えシート2の外面に
位置していることを特徴とする。(請求項1)複数枚の
引き揃えシート2の後端部21及び先端部22とは、図
1に示すように、巻き始め側の端部が後端部21であ
り、巻き終わりの端部が先端部22である。そして、各
引き揃えシート2の先端部22は巻き方向前方の引き揃
えシート2の外面に固着一体化される。
【0006】本発明は、図1に示すように、複数枚の引
き揃えシート2を、各シートの後端部21を内側に位置
させ、先端部22を巻き方向前方の引き揃えシート2の
外面に、各シートの先端部22を一定間隔に位置させて
なる管状体1であるので、引き揃えシートを1枚ごと積
層巻回してなる従来の管状体とは全く異なる構成であ
る。すなわち、従来の管状体100は引き揃えシート2
00の1枚ごとに独立した層が形成される巻き付け積層
構造に対して、本発明の管状体1は、複数の引き揃えシ
ート2夫々が、内側から外側まで連続した状態で幾何学
的対称に、且つ均等に配設された構造であって内層外層
という概念をなくした従来にない新規な構造を有してい
る。本発明の管状体1によれば、従来の管状体100の
積層構造では避けることができない層ごとの段差300
の発生による部分的な曲げ剛性及び捩り剛性の不均一が
回避されて均一性が確保されるので、設計時においてこ
の不均一の分散を考慮する必要がないし、曲げ剛性及び
捩り剛性の良好な均一性を有する。そして、上記したよ
うに、本発明の管状体1は、引き揃えシート2の夫々が
層を形成しない構造であるため、従来のような積層構造
による層間が生じない。すなわち、従来のような層間の
存在により避けられなかった層間剥離が生じ難いので、
極めて優れた曲げ強度及び対衝撃性、そして対疲労性を
備えることができる。そして、内層外層という概念がな
いということは、設計時において、内層の外径に合わせ
て正確に正数回巻回されるように外層のパターン幅と厚
みを考慮に入れ計算をする必要がなくなり、したがっ
て、設計幅の拡大や設計の容易性という点において極め
て大きな利点を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における合成樹脂を含浸し
た高強度高弾性繊維としては、例えばカーボン繊維、グ
ラス繊維、チタンやタングステンに代表される金属繊
維、アラミド繊維、ポリフェニレンベンズアゾール繊維
等が挙げられる。複数枚の引き揃えシート2の先端部2
2及び後端部21を夫々等間隔に位置させることによれ
ば、図1に示すように、重なり合う部分の枚数を全て同
数枚となる。すなわち、管状体1の肉厚が全周に亘って
同厚となるので、曲げ剛性及び捩り剛性の均一性の確保
という点においてさらに確実なものとなる。(請求項
2)又、複数枚の引き揃えシート2を、巻回状態におい
て、各シートの後端部21が内側に位置し、先端部22
が巻き方向前方の引き揃えシート2の外面に位置するよ
うに巻回可能な形態に貼り合わせて1枚とする1枚のシ
ートとすることにより、従来多数層に巻回する従来のも
のに比べて作業性を向上させることができる。(請求項
3)これは、管状体の成形技術では巻回作業だけは未だ
自動化されていないのが現状であり、従来では、数種類
の引き揃えシートを1枚ずつ人の手で巻回しなければな
らないが、本発明では、この巻回作業が1回又は数回で
よいため、その作業性が向上し、これにより生産性の向
上が期待できる。そして、各シートの繊維方向を交互に
逆向きとしたことにより、管状体1の長手方向に繊維方
向が異なる面が等間隔で並ぶという今までにない美観を
得ることができる。前記した管状体1は、複数枚の引き
揃えシート2を、各シートの先端部22及び後端部21
を一定間隔ずらして順次順次貼り合わせて1枚のシート
にする工程と、前記各シートの後端部21が夫々巻き付
け対象物に接触するように巻回する工程とを含む成形方
法により成形することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1は本発明を実施した管状体1を示してい
る。管状体1は、複数の引き揃えシート2を貼り合わせ
てなる1枚のシート(以下貼り合わせシート3という)
を用いて構成されている。本実施例で例示する引き揃え
シート2は、捩り剛性を確保するバイアスシートであ
る。尚、図1における正面図において、各引き揃えシー
ト2が離間しているように図示しているが、これは、貼
り合わせシート3の構造を視認しやすいようにしている
ものであって、実際は全て密着しているものである。
【0009】貼り合わせシート3は、巻回した状態にお
いて、各シートの後端部21が内側に位置し、先端部2
2が巻き方向前方の引き揃えシート2の外面に、等間隔
に位置するように巻回可能な形態に貼り合わされてい
る。本実施例では、テーパー付きの管状体を例示してい
るが、この形態の管状体を構成するにあたり、当然なが
らマンドレル4もテーパー付きのものを使用することに
なる。この場合の貼り合わせシート3の貼り合わせ形態
は、図2に示すように、各引き揃えシート2の直角部5
を常に下にすると共に、各引き揃えシート2を、マンド
レル4を展開した場合に現れる略扇形の形状に沿うよう
に順次ずらして貼り付ける。さらに、各引き揃えシート
2のずらしたときのオフセット幅6は、マンドレル4の
各引き揃えシートの両端部に対応する部位の円周/引き
揃えシート2の枚数とする。そして、隣り合う各引き揃
えシート2の繊維方向を交互に逆向きとする。このよう
にした貼り合わせシート3をマンドレル4に巻き付ける
ことによって、図1に示すように、隣り合う引き揃えシ
ートの繊維方向が逆向きとなると共に、全ての引き揃え
シート2の繊維角度がマンドレルの軸心を中心とした同
心円上で一定となり、しかも、複数の引き揃えシート2
夫々が、円周方向に内側から外側まで連続した状態で幾
何学的対称に、且つ均等に配設された構造となる。つま
り、本実施例の管状体1は、従来のような積層構造にお
いて生じていた巻き始めと巻き終わりの繊維角度の相違
がなく、全ての引き揃えシート2の繊維角度が一定とな
ると共に、いずれの位置の引き揃えシート2も円周方向
に対して同位置で均等に存在する構造となるので、捩り
方向や曲がり方向にかかわらず均一な剛性が確保された
管状体1となる。したがって、本実施例の管状体1は、
捩り剛性(ストレートシートでは曲げ剛性)に優れた均
一性を有し、しかも、その均一性を確保する設計を容易
にできると共に、設計通りの剛性を発揮する管状体1を
成形することができ、且つ巻回作業の作業性が向上した
構造を有するものである。又、均一な剛性が確保された
ことにより、成形時においても、周面の剛性が異なるこ
とによって発生する管状体1の曲がりが回避されるの
で、成形不良が発生することもない。しかも、本実施例
のように引き揃えシート2の繊維方向を逆向きとした貼
り合わせシート3を外側に用いた管状体1であれば、管
状体1の長手方向に繊維方向が異なる面が等間隔で並ぶ
という今までにない美観を得ることができる。
【0010】巻き付け方向に関しては、図4(a),図
4(b)に示すように、管状体1の太径側から見て左右
いずれの方向でもよいが、例えば管状体1が、捩りモー
メントが作用するようなゴルフシャフトである場合、右
利き用では図4(a)に示すように、各引き揃えシート
2が右方向外側に向かって放射を描く巻き付け方向に
し、左利き用では、図4(b)に示すように、各引き揃
えシート2が左方向外側に向かって放射を描く巻き付け
方向とすることが、その捩りモーメントから考えれば最
適である。例示した貼り合わせシート3はバイアスシー
トを用いているが、これは曲げ剛性を確保するストレー
トシートでも同様の貼り合わせ形態にすることにより、
巻き始めと巻き終わりでの繊維の角度に不均一な部分が
生じず、マンドレルの軸心を中心とした同心円上で常に
繊維角度を均一にできる。(図示せず)又、例示した貼
り合わせシート3は平面台形の引き揃えシートを用いた
ものであるが、これは平面長方形の引き揃えシートでも
よい。(図示せず)つまり、従来の積層構造による引き
揃えシートにおいては、テーパ−付きマンドレルの細径
部から太径部に亘って隙間なく1周させないと、その隙
間があいた部分で曲げ剛性や強度にばらつきが生じてし
まうため、マンドレル又は巻き付け対象物の展開状態に
合わせた平面台形とする必要があるが、本発明の構造の
管状体1では、引き揃えシートを長方形にしても、複数
の引き揃えシートを、各シートの後端部が内側に位置
し、先端部が巻き方向前方の引き揃えシートの外面に、
等間隔に位置しているので、曲げ剛性及び捩り剛性のバ
ランスを保つことができる。
【0011】本実施例では、引き揃えシートにバイアス
シートを用いた貼り合わせシートを用いた管状体として
説明したが、この貼り合わせシートは、管状体の使用目
的に合わせたものを使用する。例えば、ゴルフクラブ用
シャフトに使用する場合には、捩り剛性を確保するバイ
アスシートを用いた貼り合わせシートと、曲げ剛性を確
保するストレートシートを用いた貼り合わせシートを用
いることが好適である。貼り合わせシートに用いる引き
揃えシート2の弾性率は全て同弾性率でもよいし、異な
る弾性率にしてもよい。異なる弾性率の引き揃えシート
2を用いる場合には、例えば図5に示すように、2種類
の弾性率の引き揃えシート2を交互に配することによ
り、捩り剛性及び曲げ剛性の均一性を確保する。
【0012】
【発明の効果】本発明の管状体は以上説明したとおり、
複数の引き揃えシート夫々が、内側から外側まで連続し
た状態で幾何学的、且つ均等に配設された構造であっ
て、従来の管状体における内層外層という概念をなくし
た新規な構造を有していることから、従来の管状体の積
層構造では避けることができない層ごとの段差部分の発
生による部分的な曲げ剛性及び捩り剛性の不均一が回避
されて均一性が確保されるので、設計時においてこの不
均一の分散を考慮する必要がないし、曲げ剛性及び捩り
剛性の良好な均一性を有する。さらには、内層外層とい
う概念をなくしているので、捩り剛性及び曲げ剛性の設
計時に、巻き数や巻き付け対象物の外径に制約されない
自由な設計ができる。したがって、本発明の管状体は、
以下に挙げる優れた効果が期待できる。先ず、曲げ剛性
及び捩り剛性の設計時において、従来必要であった設計
項目を削除することができるので、目的の管状体を構成
する設計の容易性が飛躍的に向上する。しかも、構造自
体が曲げ剛性及び捩り剛性の均一性を発揮するものであ
るため、これら剛性の均一性が損なわれることはない。
その上、従来の積層構造では、内層外層に巻回する引き
揃えシートの幅が異なると共に、マンドレルの径によっ
てもその幅が異なるため、1枚の材料シートからその大
きさに切り出すときに、どうしても余剰分が残ってこれ
が無駄になっているが、本発明の管状体の構造において
は、巻き数や巻き付け対象物の外形に制約されない構造
であるため、材料シートに余剰分が出ない幅で各引き揃
えシートを切り出しても諸特性に不均一を生じさせず、
余剰分を発生させることが防止できるので材料コストの
削減に大きく貢献するものである。さらに、引き揃えシ
ートが全て連続して管状体の内側から外側まで配して、
内層外層という概念をなくしていることから、従来の積
層構造による層間剥離が発生し難く、優れた曲げ強度と
対衝撃性及び対疲労性が発揮する管状体である。
【0013】請求項2の発明では、各シートの重なり合
う部分の枚数が全て同数枚となり、管状体1の肉厚が全
周に亘って同厚となるので、曲げ剛性及び捩り剛性の均
一性の確保という点においてさらに確実なものとするこ
とができる。請求項3の発明では、複数の引き揃えシー
トを貼り合わせた貼り合わせシートを用いてなる管状体
であるので、前記の効果に加えて巻回作業を迅速に行な
うことができる。しかも、強度的に扱いが難しかった材
料や、高弾性で巻き難く作業性に劣る材料も、扱いやす
く巻きやすい高強度の引き揃えシートと、交互に貼り合
わせることによって、作業性の向上が期待できる。さら
に、弾性率が異なる引き揃えシートを交互に貼り合わせ
ることによって、作業性の向上を発揮しながら、管状体
の特性を変えることができる。請求項4の発明では、管
状体の長手方向に繊維方向が異なる面が等間隔で並ぶと
いう今までにない美観を得ることができる。そして、請
求項5の発明では、前記した数々の効果を有する管状体
を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるゴルフクラブ用シャフトの正面
図及び側面図を模式的に示す。
【図2】貼り合わせシートの平面図である。
【図3】巻き付け形態を示す正面図である。
【図4】(a)は右方向巻き形態を示し、(b)左方向
巻き形態を示す。
【図5】弾性率が異なる引き揃えシートを用いた管状体
の正面図である。
【図6】従来の管状体の積層構造を模式的に示す。
【図7】従来の管状体の巻き付け状態を示す側面図であ
り、(a)はバイアスの引き揃えシートを巻き付けたも
の、(b)はストレートの引き揃えシートを巻き付けた
ものである。
【符号の説明】
1:シャフト 2:引き揃えシート 3:貼り合わせシート 21:後端部 22:先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 23:00 B29C 67/14 B Fターム(参考) 2B019 AB12 AB51 AC00 2C002 AA05 CS03 MM02 PP01 4F205 AA36 AC03 AD16 AG08 AH59 HA02 HA23 HA37 HA46 HB01 HL02 4F209 AA36 AC03 AD16 AG08 AH59 NA16 NB01 NG02 NK01 NL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートワインディングによって成形され
    た管状体であって、 合成樹脂を含浸した高強度高弾性繊維樹脂材でなる複数
    枚の引き揃えシートを、各シートの後端部が内側に位置
    し、先端部が巻き方向前方の引き揃えシートの外面に位
    置していることを特徴とする管状体。
  2. 【請求項2】 各シートの先端部及び後端部が夫々等間
    隔に位置していることを特徴とする請求項1に記載の管
    状体。
  3. 【請求項3】 複数枚の引き揃えシートを、巻回状態に
    おいて、各シートの後端部が内側に位置し、先端部が巻
    き方向前方の引き揃えシートの外面に位置するように巻
    回可能な形態に貼り合わせて1枚とする1枚のシートと
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管
    状体。
  4. 【請求項4】 各シートの繊維方向を交互に逆向きとし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の管状
    体。
  5. 【請求項5】 シートワインディング法によって形成さ
    れる管状体の成形方法であって、 合成樹脂を含浸した高強度高弾性繊維樹脂材でなる複数
    枚の引き揃えシートを、各シートの先端部及び後端部を
    一定間隔ずらして順次貼り合わせて1枚のシートにする
    工程と、 前記各シートの後端部が夫々巻き付け対象物に接触する
    ように巻回する工程と、 を含むことを特徴とする管状体の成形方法。
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