JPH11155986A - ゴルフクラブシャフト - Google Patents

ゴルフクラブシャフト

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JPH11155986A
JPH11155986A JP9344261A JP34426197A JPH11155986A JP H11155986 A JPH11155986 A JP H11155986A JP 9344261 A JP9344261 A JP 9344261A JP 34426197 A JP34426197 A JP 34426197A JP H11155986 A JPH11155986 A JP H11155986A
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JP
Japan
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prepreg
main body
auxiliary
winding
prepregs
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Application number
JP9344261A
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English (en)
Inventor
Harunobu Kusumoto
晴信 楠本
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、本体プリプレグと補助プリプレグを
組み合わせるに際し、シャフトの剛性バランスや強度バ
ランスの安定化が図れるゴルフクラブシャフトを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】シャフトを形成する本体プリプレグ8,1
2,15の内、少なくとも1枚8は、軸長方向の所定位
置で巻回量を少なくすると共に、その巻回量を少なくし
た位置に、その少なくした巻回量以内で、補助プリプレ
グ9を配設することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブシャ
フトに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフクラブのシャフトは、強化
繊維を合成樹脂によって強化した、いわゆるFRP製が
主流となっている。このようなFRP製のシャフトは、
強化繊維を一方向引き揃え、これに合成樹脂を含浸した
プリプレグを芯金に対して巻回し、これを加熱すること
で、合成樹脂を硬化せしめ、その後、脱芯、研磨、塗装
等の工程を経て作成される。
【0003】上記した芯金に巻回されるプリプレグの構
成は、最終的に形成されるゴルフクラブの特性(重量、
強度、剛性等)に大きな影響を及ぼす。すなわち、プリ
プレグの強化繊維の引揃方向や種類、プリプレグの積層
構造等により、最終的に形成されるゴルフクラブの特性
は様々に変化する。
【0004】また、プリプレグ同様、芯金の形状につい
ても、最終的に形成されるゴルフクラブの特性は大きく
変化する。例えば、シャフトの先端側が細径となるよう
に芯金にテーパを形成しておけば、キックポイントがヘ
ッド側に近付き、ヘッド側がしなりやすいシャフトが得
られる。
【0005】ところで、上記したようなFRP製のシャ
フトは、シャフトの軸長方向全体を構成する本体プリプ
レグを複数種類組み合わせただけでは、充分な性能が得
られない。このため、上記本体プリプレグに加え、シャ
フトの軸長方向の適所に、必要に応じて所定長さを有す
る補助プリプレグ(シャフト先端のヘッド固定部分のみ
を補強するために用いられる先耳プリプレグは除外す
る)を配置することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、本体
プリプレグに対し、単に補助プリプレグを組み合わせた
だけであり、シャフトの剛性バランスや強度バランスの
安定、向上化を充分に考慮していない。すなわち、補助
プリプレグを用いることで、その部分の欠陥や不足して
いる特性を補うものの、効率良く、しかも強度、剛性に
関してバランスが取れた状態で組み合わせる、というこ
とに関して何等考慮されていない。特に、シャフトにテ
ーパ(急テーパも含む)を形成するような場合におい
て、対応したテーパが形成された芯金に本体プリプレグ
および補助プリプレグを巻回する際、従来では、補助プ
リプレグの形状や巻回態様等について充分考慮していな
いため、強化繊維が蛇行したり偏肉等が生じやすく、剛
性、強度が安定し、バランスのとれたシャフトを得るこ
とができない。
【0007】この発明は、本体プリプレグと補助プリプ
レグを組み合わせるに際し、シャフトの剛性バランスや
強度バランスの安定化が図れるゴルフクラブシャフトを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
も1枚の本体プリプレグと、シャフトの適所に配され、
強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくとも1枚の補助プ
リプレグとを備え、これら本体プリプレグと補助プリプ
レグとを巻回して構成されるゴルフクラブシャフトにお
いて、前記本体プリプレグの内、少なくとも1枚は、軸
長方向の所定位置で巻回量を少なくすると共に、その巻
回量を少なくした位置に、その少なくした巻回量以内
で、前記補助プリプレグを配設したことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、強化繊維に合成樹脂を含
浸した少なくとも1枚の本体プリプレグと、シャフトの
適所に配され、強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
も1枚の補助プリプレグとを備え、これら本体プリプレ
グと補助プリプレグとを巻回して構成されるゴルフクラ
ブシャフトにおいて、前記本体プリプレグの内、少なく
とも1枚は、シャフト先端部から基端部まで同じ巻回数
にすると共に、前記シャフトの適所に配される補助プリ
プレグは、その強化繊維が本体プリプレグの強化繊維と
同一方向で、本体プリプレグの強化繊維より高弾性また
は高強度であり、本体プリプレグより薄肉に形成される
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、強化繊維に合成樹脂を含
浸した少なくとも1枚の本体プリプレグと、シャフトの
適所に配され、強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
も1枚の補助プリプレグとを備え、これら本体プリプレ
グと補助プリプレグとを所定のテーパ部を有する芯金に
巻回することで作成されるゴルフクラブシャフトにおい
て、前記補助プリプレグは、前記テーパ部が形成された
部分に配設されると共に、テーパ部の長さと略一致する
ように傾斜部が形成されており、その最大幅は2巻回以
内に形成されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、強化繊維に合成樹脂を含
浸した少なくとも1枚の本体プリプレグと、シャフトの
適所に配され、強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
も1枚の補助プリプレグとを備え、これら本体プリプレ
グと補助プリプレグとを巻回して構成されるゴルフクラ
ブシャフトにおいて、前記補助プリプレグは、以下の
(1)〜(3)の構成の内、少なくとも1つを備えてい
ることを特徴とする。 (1)本体プリプレグと補助プリプレグを、貼り合わせ
部材で連結し、連続状に巻回する。 (2)補助プリプレグを、1巻回毎に軸長方向にずれる
ように階段状に形成すると共に、基端側で少なくとも3
巻回するように構成する。 (3)補助プリプレグを同一箇所で複数枚巻回する際、
肉厚の厚い方、又は強化繊維が高弾性の方、又は軸長方
向繊維が多い方のプリプレグの巻回端部の重ね代を小さ
くするように巻回する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明のシャフトは、様々な形状に構成す
ることが可能であり、例えば以下のように構成すること
が可能である。
【0013】シャフトのヘッド側に小径部を形成し、グ
リップ側に大径部を形成し、小径部と大径部との間にテ
ーパ部(急テーパ部)を形成する。この場合、小径部の
後端部における外径は、前記大径部の先端部における外
径よりも少なくとも1mm以上、通常2〜4mm小さく、前
記後端部における曲げ剛性が前記先端部における曲げ剛
性の60〜100%となるように構成する。
【0014】このように小径部の後端部における外径
を、大径部の先端部における外径よりも2mm以上小さく
なるように設定すると、スイング中の空気抵抗を有効に
減少させることができる。また、小径部の後端部におけ
る曲げ剛性を、大径部の先端部における曲げ剛性の60
〜100%、好ましくは70〜90%に設定すると、ス
イング中に小径部の後端部にしなりの集中を抑制でき、
破損の原因を低減すると共に、振りやすいゴルフクラブ
にすることができる。
【0015】あるいは、グリップ側からヘッド側に向っ
て縮径する比較的緩いテーパを有する小径部をヘッド側
に形成し、グリップ側からヘッド側に向って縮径する比
較的緩いテーパを有する大径部をグリップ側に形成し、
これら小径部と大径部との間を各テーパよりも大きいテ
ーパ部で連続させて構成しても良い。
【0016】ここで、上記比較的緩いテーパとは、スト
レート形状(テーパなし)を含む意味であり、具体的に
は0/1000〜5/1000である。また、前記小径
部の長さは、スイング中の空気抵抗の低減を考慮してシ
ャフトの長さの半分より長く設定し、大径部の長さは、
グリップの長さを考慮して、テーパ部より長く、かつ小
径部より短く設定する。また、上記構成と同様、小径部
の後端部における外径が大径部の先端部における外径よ
りも2mm以上小さくなるように設定する。
【0017】また、上記テーパ部のテーパは、20/1
000〜120/1000のテーパで連続させるのが良
い。これは、前記テーパ部のテーパが20/1000未
満となると、小径部の外形が大きくなり、スイング中の
空気抵抗が増大するからであり、120/1000を超
えると、外形変化が急激になり過ぎ、強化繊維の蛇行や
よじれが生じ、強度が低下するからであるこの構成にお
いて、小径部は、ヘッド側からグリップ側に向って肉厚
が厚くなるようにすることが好ましい。このように肉厚
を調整することにより、シャフトのしなりのバランスを
改良することができ、しかも曲げ等の応力の集中を防止
することができ、シャフトの強度を向上させることがで
きる。
【0018】以上述べた構成において、大径部の先端部
および小径部の後端部とは、それぞれ先端部を含む近傍
の領域および後端部を含む近傍の領域を含む意味であ
る。また、小径部の後端部の外径は、スイング中の空気
抵抗を考慮して、9.0〜12.5mmとするのが好まし
く、大径部の先端部の外径は、グリップの外径を考慮し
て、13.5〜15.0mmとするのが好ましい。また、
シャフトの全長は、適用するクラブにより異なるが、通
常800〜1200mmである。また、上記した小径部
は、グリップ側からヘッド側に向って縮径する比較的緩
いテーパとしたが、小径部はストレート部とテーパ部と
を組み合わせた構成であっても良い。
【0019】図1および図2は、上記したゴルフクラブ
の構成を具体的に示した図であり、図1はゴルフクラブ
シャフトを用いたゴルフクラブの斜視図、図2は、シャ
フトの縦断面図である。シャフト1は、ヘッド側に小径
部1aを、グリップ側に大径部1bを、小径部1aと大
径部1bとの間にテーパ部(急テーパ部)1cを有して
いる。シャフト1の小径部1aのヘッド側の先端には、
例えば接着や一体成形等の方法により、クラブヘッド2
(ここでは、アイアンヘッド)が取り付けられている。
また、シャフト本体1の大径部1bのグリップ側には、
例えば接着等の方法によりグリップ3が取り付けられて
いる。
【0020】図2において、A〜Eがシャフト1の全長
を示し、A〜Cが小径部1aを示し、C〜Dがテーパ部
1cを示し、D〜Eが大径部1bを示す。なお、A〜B
はクラブヘッド2を固定する固定部に相当する。また、
小径部の後端部はCであり、大径部の先端部はDであ
る。
【0021】本実施の形態では、シャフト1の全長(A
〜E)が1120mm(45インチクラブ)、小径部1a
(A〜C)が790mm、テーパ部1c(C〜D)が60
mm、大径部1b(D〜E)が270mm(240〜280
mm)、固定部(A〜B)が150mmに設定されている。
また、小径部1aの先端部(A)の外径は8.4mmφ
(7〜9.5mmφ)、小径部1aの後端部(C)の外径
は11.40mmφ(10〜12.5mmφ)、大径部1b
の先端部(D)の外径は14.1mmφ(13.5〜1
6.0mmφ)、大径部1bの後端部(E)の外径は1
5.5mmφ(14.0〜20.0mmφ)、Bの外径は
8.5mmφに設定されている。このような寸法に設定す
ることにより、グリップ交換についても、既存の物や方
法で容易に行うことができる。
【0022】上記のように、小径部1aの長さはシャフ
ト1の全長の約60%以上となっており、小径部の長さ
はシャフト1の長さの半分より長く、大径部1bの長さ
はテーパ部1cの長さより長く、小径部1aの長さより
短くなっている。また、小径部1aのテーパは約4/1
000であり、テーパ部1cのテーパは約45/100
0であり、大径部1bのテーパは約5/1000とな
り、テーパ部1cのテーパは小径部1aおよび大径部1
bのテーパよりも大きく、20/1000〜120/1
000の範囲内である。
【0023】また、小径部1aの後端部(C)と大径部
1bの先端部(D)の外径差は2.7mmである。なお、
小径部1aは、そのヘッド側(B)からグリップ側に向
って肉厚が厚くなるようになっている。
【0024】上記のように構成されるシャフト1は、例
えば、図3に示すような芯金4に、各プリプレグ5〜1
6を順次別々に巻回するか、あるいは隣接したプリプレ
グを適宜重ね合わせた状態としてこれを巻回し、その
後、常法すなわちテーピングによる締め付け、加熱硬
化、芯金除去、テープの除去、研磨等の工程を経て製造
することができる。なお、図に示す芯金4において、符
号4aで示す部分がシャフトの小径部1aに対応し、符
号4bで示す部分が大径部1bに対応し、符号4cで示
す部分がテーパ部1cに対応する。この場合、芯金の小
径部4aに、図に示すように、ストレート部4hおよび
テーパ部4i,4jを形成しておいても良い。また、符
号4dで示す部分は、先端補強用プリプレグ(先耳プリ
プレグ)が巻回される部分であり、この部分にヘッドが
取り付けられる。
【0025】ここで、各プリプレグ5〜16の線方向は
繊維方向を示しており、そのプライ数、肉厚、用いる枚
数等は、用途、要求特性等に応じて種々変更することが
できる。また、図3において、シャフトの軸長方向全体
を構成する本体プリプレグは符号8a,8b,10,1
3で、シャフトの軸長方向の適所に配設される補助プリ
プレグは符号6,7,9,11,14でそれぞれ示され
ており、符号5,16は、ヘッドが取り付けられるシャ
フトの先端部を補強するプリプレグを示している。
【0026】上記したような補助プリプレグは、シャフ
ト全長の中間位置、又は中間に形成したテーパ変化位置
に巻回したり、シャフトの元側位置や先側位置に巻回さ
れ、シャフト全長の一部の範囲、つまり本体プリプレグ
よりも短い範囲に巻回される。また、補助プリプレグの
強化繊維の方向は、周方向または傾斜方向(両方向から
交差状も含む)、軸長方向と周方向の組み合わせ、から
選択されるが、織布や不織布又は樹脂フィルムを用いる
こともできる。また、重量を部分的に調節する場合は、
本体プリプレグより高比重のプリプレグを用いると良
く、肉厚(外径)を調節する場合は、本体プリプレグよ
り比重の軽いプリプレグを用いて軽量で比強度を向上す
るようにすると良い。なお、ここでの補助プリプレグと
は、シャフト先端のヘッド固定部分のみを補強するよう
なプリプレグ(図ではプリプレグ5,16)は、本発明
における補助プリプレグからは除外して考える。
【0027】以下、本体プリプレグと補助プリプレグを
組み合わせるに際し、形成されるシャフトの剛性バラン
スや強度バランスの安定化を図るための、本体プリプレ
グと補助プリプレグの構成について説明する。 (第1の構成)本体プリプレグの巻回量を所定の位置で
少なくすると共に、巻回量を少なくした位置に、補助プ
リプレグ、例えば本体プリプレグの特性と異なる特性を
有する補助プリプレグを配設することで、本体プリプレ
グの特性を少なく抑えて、これとは異なる特性を増加さ
せることができる。このとき、補助プリプレグの巻回量
(巻回数や、巻回数と関係なく巻回した際の肉厚等)
は、本体プリプレグの巻回量を少なくした範囲以内で行
うことにより、本体プリプレグの特性とは異なる特性を
効果的に発揮させることができる。特に、巻回量を略同
程度とすることにより、急テーパ部4cを形成したよう
なシャフトの場合、巻回されるプリプレグの強化繊維の
蛇行や折れ等を効果的に防止することができる。
【0028】例えば、図3に示すように、本体プリプレ
グには、ねじりトルクの向上を図るために、軸長方向に
対して傾斜した方向に強化繊維を引き揃え、これに合成
樹脂を含浸したプリプレグ8(APプリプレグ)が用い
られる。このAPプリプレグ8は、シャフトがどちらに
ねじれても良いように、軸長方向に対して、例えば繊維
方向が±45°の2方向に傾斜するように、2枚のAP
プリプレグ8a,8bを重ねて構成されている。なお、
図に示すように、これらのプリプレグが交互に巻回され
た状態となるように、各APプリプレグ8a,8bは、
約半プライ程度あらかじめ重合させてある。
【0029】この場合、シャフトの径が先端側が細径
で、基端側が太径に構成されると、先端側はねじり剛性
を大きくするために、APプリプレグ8a,8bを多め
に巻回するのが良く、基端側は径が大きいため、APプ
リプレグ8a,8bによって捩じり剛性を大きくする必
要性がない。したがって、基端側は、APプリプレグ8
a,8bの巻回量を少なくし、逆に、その部分での特有
な問題、すなわち、握りによるつぶれの問題を解決する
ために、異なる特性の補助プリプレグを配設することが
好ましい。
【0030】具体的には、APプリプレグ8を先端側で
3プライとし、基端側を1プライ程度となるように裁断
し、このプライ数が減少した分だけ、つぶれ強度が高い
周方向に強化繊維を引き揃えた補助プリプレグ9を配設
する。補助プリプレグ9は、2プライ程度以内に裁断さ
れており、図に示すように、APプリプレグ8に重合さ
せた状態で巻回したり、あるいは別個連続的に巻回す
る。この場合、補助プリプレグ9は、APプリプレグ8
よりも薄肉厚のものを用いるのが好ましい。
【0031】このような構成とすることにより、シャフ
トの基端側では、要求度の低い本体プリプレグの特性、
すなわち、ねじり剛性の向上を抑え、これとは異なる特
有の要求特性をバランス良く、効果的に発揮させること
ができる。
【0032】あるいは、上記したような構成は、強化繊
維を軸長方向に引き揃えた本体プリプレグに対しても適
用することが可能である。すなわち、図4(a)に示す
ように、そのような本体プリプレグ20を、先端側で2
プライ、基端側で1プライ程度となるように裁断し、プ
ライ数が減少した基端側に、周方向に強化繊維を引き揃
えた補助プリプレグ21を1プライ程度分配設する。こ
の場合、補助プリプレグ21は、本体プリプレグ20に
重合させた状態で巻回したり、あるいは別個連続的に巻
回しても良い。また、補助プリプレグ21は、本体プリ
プレグ20に対して薄肉厚であることが好ましい。
【0033】以上のようにして配設される補助プリプレ
グは、曲げ剛性、ねじり剛性、強度(曲げ強度、つぶれ
強度、耐衝撃強度)又は重量バランス等の特性を大きく
したい場合に、その要求特性に応じた構成のプリプレグ
を、本体プリプレグの巻回量を少なくした部分、すなわ
ち本体プリプレグの特性を抑えて、その少なくした量に
対応させて配設すれば良い。
【0034】なお、上記構成では、補助プリプレグは、
本体プリプレグの特性と異なる特性を有する構成であっ
たが、本体プリプレグと同様な特性で、その特性をより
増加させるような構成であっても良い。
【0035】例えば、図4(b)に示すように、強化繊
維を軸長方向に引き揃えた本体プリプレグ30を、先端
側が2プライ、基端側が1プライ程度となるように裁断
し、この基端側に、同様に強化繊維を軸長方向に引き揃
えた補助プリプレグ31を樹脂テープ、極薄スクリム3
2等によって1プライ程度分連結する。この場合、補助
プリプレグ31は、本体プリプレグ30の特性を、より
増加させるような構成となっている。例えば、補助プリ
プレグ31の強化繊維は、本体プリプレグ30の強化繊
維よりも、高弾性のもの、あるいは高強度のものが用い
られる。
【0036】あるいは、図4(c)に示すように、強化
繊維を交差状(±45°)に引き揃えた本体プリプレグ
40を、先端側が2プライ、基端側が1プライ程度とな
るように裁断し、この基端側に、同様に強化繊維を交差
状に引き揃えた補助プリプレグ41を樹脂テープ、極薄
スクリム42等によって1プライ程度分連結する。前記
同様、補助プリプレグ41は、本体プリプレグ40の特
性を、より増加させるように、その強化繊維は、本体プ
リプレグ40の強化繊維よりも、高弾性のもの、あるい
は高強度のものが用いられている。なお、補助プリプレ
グ41の強化繊維の引揃方向は、本体プリプレグ40と
同じであっても良いし、基端側でのつぶれ強度の向上を
考慮して、例えば±75°にする等、異なっていても良
い。
【0037】このような構成によれば、本体プリプレグ
の特性を、必要箇所に応じて、バランス良く、より効果
的に発揮させることが可能となる。なお、上述した構成
において、補助プリプレグは、本体プリプレグの巻回量
を少なくした分よりも、多少多めに(層厚で0.5mm程
度)配設しても、シャフト全体の剛性バランスや強度バ
ランスの安定化を図ることができる。 (第2の構成)本体プリプレグの巻回数を、先端側から
基端部まで同じにすると共に、要求特性が不足している
部分に、本体プリプレグの特性を強化するように構成さ
れた補助プリプレグを配設する。この場合、補助プリプ
レグは、その強化繊維が本体プリプレグの強化繊維と同
一方向で、本体プリプレグの強化繊維より高弾性または
高強度であり、本体プリプレグより薄肉に形成する。
【0038】具体的には、図5に示すように、強化繊維
を軸長方向に引き揃えた本体プリプレグ50を、先端側
が2プライ、基端側が2プライとなるように裁断し、こ
の基端側に、同様に強化繊維を軸長方向に引き揃えた補
助プリプレグ51を樹脂テープ、極薄スクリム52等に
よって1プライ程度分連結する。この場合、補助プリプ
レグ51は、本体プリプレグ50の特性を、より増加さ
せるような構成となっており、かつ本体プリプレグより
も薄肉厚に構成されている。例えば、補助プリプレグ5
1の強化繊維は、本体プリプレグ50の強化繊維より
も、高弾性のもの、あるいは高強度のものが用いられ
る。
【0039】なお、補助プリプレグ51は、本体プリプ
レグ50に対して、別個に巻回しても良いし、本体プリ
プレグに重合しておいても良い。また、補助プリプレグ
は、強化繊維の引き揃え方向が本体プリプレグと全く同
一でなくても良い。
【0040】このような構成により、本体プリプレグの
特性を必要な箇所に応じてより効果的に補強することが
できると共に、補助プリプレグを薄肉厚とすることによ
り、補助プリプレグが巻回されていない部分との肉厚差
を少なくし、強度バランス、剛性バランスの安定化が図
れる。 (第3の構成)シャフトに形成されるテーパの変化に対
応させて、補助プリプレグをシャフトの適所に配設す
る。例えば、図3に示した構成において、芯金4のテー
パ部4cから先端側に掛けて補助プリプレグ6,7を配
設する。各補助プリプレグ6,7は、軸長方向繊維主体
に構成されており、その後端側に芯金4のテーパ部4c
の長さと略一致するように傾斜部6a,7aが形成され
ており、先端側に緩い傾斜6b,7bがそれぞれ形成さ
れている。また、その最大幅は2巻回以内となるように
裁断されている。
【0041】このように、補助プリプレグに、芯金4の
テーパ部4cの長さと略一致するように傾斜部6a,7
aを形成したことにより、巻回時において、繊維の蛇
行、折れ等の発生を防止することができ、シャフト1の
テーパ領域1cの強度、剛性をバランス良く補強するこ
とが可能となる。なお、その際には、各補助プリプレグ
6,7の巻き始め部は、芯金4の急テーパ部4cにかか
らないように傾斜部を設けるのが望ましい。また、補助
プリプレグ6a,7aの巻回の最大幅を2巻回以内とな
るように構成したことで、テーパ領域1c(テーパ部4
c)の前方側で生じやすい強化繊維の蛇行や折れ等を効
果的に抑制することができる。なお、テーパ領域に3巻
回以上の補助プリプレグを配設する場合は、図に示すよ
うに、2巻回以下の補助プリプレグを複数枚巻回すると
良い。あるいは、複数巻回する場合は、補助プリプレグ
の前端部を、1プライ毎に階段状に裁断しても良い。 (第4の構成)芯金4に対し、本体プリプレグに併せて
補助プリプレグを巻回する際、以下のように構成するこ
とで、補助プリプレグの巻回による欠点をカバーし、強
度バランス、剛性バランスの向上が図れる。 (1)例えば、図3に示すように、本体プリプレグ1
0,13と、補助プリプレグ11,14とを、貼り合わ
せ部材12,15(樹脂テープ、極薄スクリム)で連結
し、連続状に巻回する。
【0042】シャフトに急テーパ部があるような構成の
場合、これらのプリプレグを一体化した構成にすると、
強化繊維の蛇行や折れ、周方向における偏肉が生じやす
くなる。このため、両者を貼り合わせ部材で連結し、連
続状に巻回することで、上記した不具合が生じないよう
に巻回することができる。 (2)補助プリプレグを、1巻回毎に軸長方向にずれる
ように階段状に形成すると共に、基端側で少なくとも3
巻回するように構成する。
【0043】通常、基端側に向けて巻回数を多くする構
成では、螺旋状に巻回されることとなり、偏肉が生じや
すく、方向性のあるシャフトとなりやすい。これに対し
て、1巻回毎に軸長方向にずれるように補助プリプレグ
を階段状に形成することで、巻回に際して偏肉を防止す
ることができる。この場合、本体プリプレグよりも薄肉
厚で、本体プリプレグの強化繊維よりも高弾性または高
強度の強化繊維のプリプレグを用いることが好ましい。 (3)補助プリプレグを同一箇所で複数枚巻回する際、
肉厚の厚い方、又は強化繊維が高弾性の方、又は軸長方
向繊維が多い方のプリプレグの巻回端部の重ね代を小さ
くするように巻回する 通常、肉厚の厚い方、又は強化繊維が高弾性の方、又は
軸長方向繊維が多い方のプリプレグは、重ね代が多くな
ると、その重ね代による影響が大きくなりやすく、強度
バランス、剛性バランスの低下の要因となる。このた
め、そのようなプリプレグの重ね代を小さく、もしくは
ゼロとなるように巻回する。 (その他の構成)補助プリプレグは、本体プリプレグの
外層巻回層より内側に巻回するのが良い。本体プリプレ
グが最外層となることで、強度および剛性の安定化が図
れる。
【0044】強化繊維の引き揃え方向が同じプリプレグ
を重ねて(同じ位置の層近くに)巻回するのが良い。こ
のように構成することで、充分な層間強度が得られる。
ただし極端に弾性率が異なるような場合は、それぞれの
層の応力に大きな差が生じ、強度低下が発生するため、
高弾性プリプレグを最内層か最内層近くに巻回し、同一
方向繊維層より離れた位置にすると良い。
【0045】図3に示すように、本体プリプレグは、高
弾性プリプレグ10を内層側に、高強度プリプレグ13
を外層(最外層)に配設することが好ましい。このよう
に構成することで、剛性、強度のバランスのとれたもの
となる。
【0046】補助プリプレグの幅は、本体プリプレグの
幅よりも小さい幅にして巻回するのが良い。補助プリプ
レグの幅を小さくすることで、重ね代を小さくすること
ができ、周方向での偏肉を抑制して、強度バランス、剛
性バランスが向上する。
【0047】補助プリプレグは、同じ繊維方向の本体プ
リプレグの肉厚より薄いプリプレグを用いるのが良い。
このように構成することで、補助プリプレグを巻回した
部分と、巻回しない部分との肉厚差が小さくなり、強度
バランス、剛性バランスが向上する。
【0048】上述した構成は、各構成を単独で実施して
も良いし、任意の構成を適宜組み合わせて実施しても良
い。また、シャフト内径(芯金外径)やテーパは任意で
あり、全体にストレート形状や、元側が細径の逆テーパ
状のシャフトにも適用することが可能である。また、前
記各構成において、プリプレグを、先と元を逆に配置す
ることも可能である。
【0049】次に、上述した本体プリプレグ、補助プリ
プレグの基本構成について具体的に説明する。各プリプ
レグは、炭素繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、ボロン
繊維等の無機繊維や、アラミド繊維、ポリエーテルイミ
ド繊維等の有機繊維のような強化繊維にエポキシ樹脂、
フェノール樹脂、ポリエステル等の熱硬化性樹脂や熱可
塑性樹脂等の合成樹脂を含浸させて構成されており、そ
の強化繊維の繊維方向、強化繊維の形状、プリプレグの
形状、樹脂含浸量等は目的とする特性を考慮して適宜選
択する。
【0050】以下、各プリプレグの諸項目を、強化繊維
の引揃方向にしたがって具体的に説明する。 (a)強化繊維の引揃方向(軸芯に対して) 軸方向プリプレグは、0°±10°、傾斜方向プリプレ
グは、45°±10°あるいは45°〜75°,15°
〜45°、周方向プリプレグは、90°±10°に構成
される。 (b)強化繊維の弾性率 軸方向プリプレグは、通常、20tonf/ mm2 〜40tonf
/ mm2 のものが用いられる。ただし、1tonf/ mm2 〜2
0tonf/ mm2 以下のものを用いると、全体的にねばりが
向上し、40tonf/ mm2 〜90tonf/ mm2 のものを用い
ると、軽量で、比剛性が向上する。傾斜方向プリプレグ
は、24tonf/ mm2 〜60tonf/ mm2 のものが用いられ
る。
【0051】周方向プリプレグは、30tonf/ mm2 〜8
0tonf/ mm2 のものが用いられる。ただし、15tonf/
mm2 〜30tonf/ mm2 のものを用いると、断面形状が変
形しやすくなり、しなり性が向上する。 (c)肉厚(単層) 軸方向プリプレグは、0.2mm以下、好ましくは0.1
5mm以下とし、全肉厚の80%以下に構成される。傾斜
方向プリプレグは、0.15mm以下、好ましくは0.1
mm以下とし、全肉厚の50%以下に構成される。周方向
プリプレグは、0.1mm以下、好ましくは0.05mm以
下とし、全肉厚の25%以下に構成される。 (d)合成樹脂含浸量 軸方向プリプレグは、30wt%以下にする。10wt
%〜23wt%とすることで、軽量で、比剛性の向上が
図れる。傾斜方向プリプレグは、40wt%以下、好ま
しくは15wt%〜30wt%とする。周方向プリプレ
グは、軸方向プリプレグの含浸量よりも多くし、50w
t%以下、好ましくは18wt%〜38wt%とする。 (e)積層位置 軸方向プリプレグは外層側に配設する。ただし、高弾性
プリプレグの場合、強度の向上が図れるよう、内層側に
配設しても良い。傾斜方向プリプレグは中間から内層側
に配設する。この場合、外層側に配設することで、ねじ
り剛性の向上が図れる。周方向プリプレグは最内層およ
び最外層に配設することが好ましい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本体プリプレグと補助プリプレグを組み合わせてシャフ
トを構成する場合、シャフトの剛性バランスおよび強度
バランスの安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフクラブシャフトを用いたゴルフ
クラブを示す斜視図。
【図2】本発明のゴルフクラブシャフトを示す要部断面
図。
【図3】本発明のゴルフクラブシャフトを形成するプリ
プレグおよび芯金の配置構成例を示す図。
【図4】(a)ないし(c)は、それぞれ本発明のゴル
フクラブシャフトを形成している本体プリプレグと補助
プリプレグの構成例の異なる態様を示す図。
【図5】本発明のゴルフクラブシャフトを形成している
本体プリプレグと補助プリプレグの別の構成例を示す
図。
【符号の説明】
1 シャフト 1a 小径部 1b 大径部 1c テーパ部 4 芯金 8a,8b,10,13,20,30,40,50 本
体プリプレグ 6,7,9,11,14,21,31,41,51 補
助プリプレグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
    も1枚の本体プリプレグと、シャフトの適所に配され、
    強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくとも1枚の補助プ
    リプレグとを備え、これら本体プリプレグと補助プリプ
    レグとを巻回して構成されるゴルフクラブシャフトにお
    いて、 前記本体プリプレグの内、少なくとも1枚は、軸長方向
    の所定位置で巻回量を少なくすると共に、その巻回量を
    少なくした位置に、その少なくした巻回量以内で、前記
    補助プリプレグを配設したことを特徴とするゴルフクラ
    ブシャフト。
  2. 【請求項2】 強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
    も1枚の本体プリプレグと、シャフトの適所に配され、
    強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくとも1枚の補助プ
    リプレグとを備え、これら本体プリプレグと補助プリプ
    レグとを巻回して構成されるゴルフクラブシャフトにお
    いて、 前記本体プリプレグの内、少なくとも1枚は、シャフト
    先端部から基端部まで同じ巻回数にすると共に、前記シ
    ャフトの適所に配される補助プリプレグは、その強化繊
    維が本体プリプレグの強化繊維と同一方向で、本体プリ
    プレグの強化繊維より高弾性または高強度であり、本体
    プリプレグより薄肉に形成されることを特徴とするゴル
    フクラブシャフト。
  3. 【請求項3】 強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
    も1枚の本体プリプレグと、シャフトの適所に配され、
    強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくとも1枚の補助プ
    リプレグとを備え、これら本体プリプレグと補助プリプ
    レグとを所定のテーパ部を有する芯金に巻回することで
    作成されるゴルフクラブシャフトにおいて、 前記補助プリプレグは、前記テーパ部が形成された部分
    に配設されると共に、テーパ部の長さと略一致するよう
    に傾斜部が形成されており、その最大幅は2巻回以内に
    形成されていることを特徴とするゴルフクラブシャフ
    ト。
  4. 【請求項4】 強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくと
    も1枚の本体プリプレグと、シャフトの適所に配され、
    強化繊維に合成樹脂を含浸した少なくとも1枚の補助プ
    リプレグとを備え、これら本体プリプレグと補助プリプ
    レグとを巻回して構成されるゴルフクラブシャフトにお
    いて、 前記補助プリプレグは、以下の(1)〜(3)の構成の
    内、少なくとも1つを備えていることを特徴とする; (1)本体プリプレグと補助プリプレグを、貼り合わせ
    部材で連結し、連続状に巻回する。 (2)補助プリプレグを、1巻回毎に軸長方向にずれる
    ように階段状に形成すると共に、基端側で少なくとも3
    巻回するように構成する。 (3)補助プリプレグを同一箇所で複数枚巻回する際、
    肉厚の厚い方、又は強化繊維が高弾性の方、又は軸長方
    向繊維が多い方のプリプレグの巻回端部の重ね代を小さ
    くするように巻回する。
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