JPH11299944A - ゴルフクラブシャフト及びその製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブシャフト及びその製造方法

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JPH11299944A
JPH11299944A JP10109942A JP10994298A JPH11299944A JP H11299944 A JPH11299944 A JP H11299944A JP 10109942 A JP10109942 A JP 10109942A JP 10994298 A JP10994298 A JP 10994298A JP H11299944 A JPH11299944 A JP H11299944A
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prepreg
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fiber reinforced
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教郎 住友
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性主軸と幾何学的主軸を異ならせて撓むと
共に捩じれが生じるようにした異方性を有するゴルフク
ラブシャフトの強度及び生産性の向上を図る。 【解決手段】 シャフトの軸線に対して0°及び90°
でない角度をなして強化繊維が配向した一層または二層
以上のプリプレグの少なくとも一層をシャフトの軸方向
の少なくとも一部において1より大きい非整数回巻回し
たものとする。非整数回巻回したプリプレグの整数回巻
回した後の残りの小数回巻回部分が異方層部分となる。
これにより、半周長プリプレグを用いることなく、強化
繊維の繊維角度がシャフトの周方向で部分的に、かつ、
厚さ方向の少なくとも一部分で異なる異方性シャフトを
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は異方性ゴルフクラ
ブシャフトに関し、詳しくは、異方性ゴルフクラブシャ
フトの強度向上を図るとともに生産性を高めるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ゴルフのプレーにおいてはそのスコアメ
イクの上でも、また、飛距離をかせぐ上でもボールを真
っ直ぐ飛ばすことが有利であることはいうまでもない。
しかしながら、実際には多くのゴルファーがいわゆるフ
ックまたはスライスといった打球(ボール)の曲がり癖
に悩んでいる。
【0003】打球の曲がる原因はインパクト時にクラブ
ヘッドの軌道の向きとクラブヘッドのフェースの向き
(フェース面の法線の向き)が一致していない為であ
る。すなわち、クラブヘッドの軌道に対してフェース
(フェース面の法線の向き)が右を向いている場合に右
へ曲がる飛球(右利きのプレーヤーにおけるスライス)
となり、左を向いている場合に左へ曲がる(右利きのプ
レーヤーにおけるフック)となる。
【0004】従って、ボールを狙った方向に真っ直ぐに
飛ばすためにはインパクトにおけるフェースの向きを修
正すればよいが、現実にはスイングの癖を直すことは容
易ではなく、多くのプレイヤーが、スイングの矯正に頭
を悩ましている。
【0005】一方、本件出願人は、特開平3−2276
16号において、すくなくとも一部に繊維強化樹脂等の
異方性材料を用いて形成した中空あるいは中実のシャフ
トにおいて、異方性材料の繊維角度を周方向で部分的
に、かつ、厚さ方向の少なくとも一部分で異ならせると
(変化させると)、該中空あるいは中実のシャフトの弾
性主軸を幾何学的主軸と相違させて任意の位置に設定す
ることが出来ることを明らかにしている。
【0006】上記弾性主軸と幾何学的主軸を相違させた
中空のシャフトでは弾性主軸上にある点を通らない荷重
を下方に加えると、撓みを生じると共にねじれが生じ
る。図15、図16はこれを示している。すなわち、図
15のように、中空のシャフト10を、一端を固定端1
0c、他端を自由端10dとすると、弾性主軸Eは幾何
学的主軸Gと一致せず、上記自由端10dが弾性主軸E
上の点Qの上方に位置する。この状態で、弾性主軸E上
の点Qを通らない荷重Wをシャフトの自由端10dに加
えると、シャフト10は図16に示すように撓むととも
に捩じれる。
【0007】そこで、本件出願人は特願平9−1469
50号において、上記異方性を有する中空のシャフトを
ゴルフクラブのシャフトに適用し、ゴルフクラブのスイ
ング中に生じるシャフトの撓みによってシャフトをねじ
れさせて、フッカーあるいはスライサーが使用した場合
に、クラブヘッドのフェースの向き(フェース面の法線
の向き)が自己修正されるゴルフクラブを提案した。こ
のゴルフクラブは、詳しくは、撓みを生じると共にねじ
れが生じる異方性シャフ卜の先端に、スイング時の撓み
によりシャフトが所望角度捩じれてクラブヘッドのフェ
ース面の法線の向きがボールを飛球させるべき方向に向
くようにクラブヘッドをそのフェース面が特定方向を向
くように取り付けるものである。
【0008】上記特願平9−146950号では、異方
性シャフトを、シャフトの周方向の0゜≦θ<180゜
の部分(第一半周部)と、180゜≦θ<360゜の部
分(第二半周部)に、強化繊維の配向方向がシャフトの
軸方向に対して互いに逆方向に傾斜した半周長プリプレ
グを巻き付け、これら2つの半周長プリプレグからなる
一層のプリプレグ(逆方向傾斜2分割層)を複数層巻き
付けて製造している。しかしながら、この方法では、第
一半周部と第二半周部の境界に強化繊維の不連続部分が
形成されてしまい、該不連続部分でシャフトの強度が低
下し、また、一層について半周長プリプレグを2枚巻付
けるので製造時間が長くなり、かつ、製品の特性バラツ
キが起こりやすくなるという欠点がある。そこで、本件
出願人は特願平9−242340号でかかる欠点を解消
したゴルフクラブシャフト及びその製造方法を提案をし
ている。
【0009】このゴルフクラブシャフト及びその製造方
法は、強化繊維がシャフトの軸方向に対してほぼ直交に
配向するフープ層を逆方向傾斜2分割層の第1半周部と
第2半周部の境界部に重ねて積層することで該第1半周
部と第2半周部の境界部(強化繊維の不連続部分)にお
ける強度低下を抑制し、製造時には、上記フープ層に逆
方向傾斜2分割層を構成する2つの半周長プリプレグシ
ートを貼り付けた複合プリプレグシートを予め作製し、
これを成形用の芯材(マンドレル)の外周に巻き付ける
ことで製造時間を短縮し、かつ、製品特性のバラツキを
軽減している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平9−242340号の提案では、確かに、フープ層
を用いない場合に比べてシャフトの強度及び生産性を向
上することができるが、プリプレグ一層当たり、すなわ
ち、プリプレグのシャフト1周の巻き付け分にプリプレ
グの継ぎ目(半周長プリプレグの境界部)が存在するこ
とには変わりなく未だ強度が低い。
【0011】また、強度向上のためには、上記プリプレ
グの継ぎ目の部分において、一方と他方のプリプレグの
端部を隙間を空けることなく、かつ、重なり合うことな
く、突き合わせることが理想的であるが、量産を目的と
した製造現場において、全ての生産品をそのような理想
的な状態で突き合わせるのは事実上困難であり、個体間
のバラツキを避けることができない。換言すれば、継ぎ
目を上記のような理想的な状態にしようと思えば、熟練
した作業者が時間と労力を惜しまずに作業する必要があ
り、生産性を大きく低下させることになる。また、上記
隙間や重なり合いは、実質的にはシャフトの構造上の欠
陥であり、シャフトの耐久性を主眼とした場合には無視
することができない。
【0012】また、従来の(弾性主軸と幾何学的主軸が
一致している)シャフトの場合、シャフト周方向で均質
な物性を得るため、半周ごとに材料を変えるということ
はなく、最低でも1周分のプリプレグを巻付けるが、上
記異方性シャフトの場合、半周分のプリプレグを用いる
ので、同量のプリプレグを使用してシャフトを作る場
合、巻き付けるプリプレグの総数が多くなり、また、一
周分毎に2枚のプリプリプレグを突き合わせる必要があ
ると共に半周長プリプレグの幅が細く取り扱いが面倒な
ため、生産性が大きく低下してしまう。
【0013】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、弾性主軸と幾何学的主軸を異ならせて、
撓むと共に捩じれが生じるようにした異方性を有するゴ
ルフクラブシャフトの強度及び生産性の向上を図るもの
である。
【0014】
【発明を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、請求項1で、巻回状態で積層した複数の
繊維強化樹脂層を備え、シャフトの軸線に対して0°及
び90°でない角度をなして強化繊維が配向した傾斜繊
維強化樹脂層を一層または二層以上形成してなるゴルフ
クラブシャフトにおいて、上記傾斜繊維強化樹脂層の少
なくとも一層をシャフトの軸方向の少なくとも一部にお
いて1より大きい非整数回巻回してなることを特徴とす
るゴルフクラブシャフトを提供している。
【0015】強化繊維がシャフトの軸に対して傾斜して
配向している繊維強化樹脂層(プリプレグ)を巻付けた
場合に、シャフトの軸方向の少なくとも一部分で巻回数
が「X+Y」回(Xは1以上の整数、Yは0より大きく
1より小さい数)であると、X回巻付けた部分、すなわ
ち、整数回巻付けた部分は繊維強化樹脂層(プリプレ
グ)がシャフトの軸に対して対象な積層状態となって強
化繊維の配向方向はシャフトの軸に対して同方向に傾斜
した状態となるが、残りのY回巻付けた繊維強化樹脂層
(プリプレグ)によりシャフトの1周当たりにおいて強
化繊維の配向角度が他の部分とは異なる部分を形成し、
かつ、シャフトの厚さ方向(軸に向かう方向)において
も他の部分と強化繊維の配向角度が異なる部分を形成す
る。よって、上記構成とした本発明のゴルフクラブシャ
フトは、強化繊維の繊維角度がシャフトの周方向で部分
的に、かつ、厚さ方向の少なくとも一部分で異なり、撓
みと同時にねじれが生ずるものになる。
【0016】このような本発明のゴルフクラブシャフト
では、上記X回の巻付け部分とY回の巻付け部分は1枚
のプリプレグからなるのでこれらX回の巻付け部分とY
回の巻付け部分の間には当然継ぎ目が無く、前記半周長
プリプレグを用いた従来の異方性シャフトに比して強度
が向上する。また、1枚のプリプレグは1巻き以上の幅
長を有するので、前記半周長プリプレグを用いた従来の
異方性シャフトに比して全体のプリプレグの枚数を少な
くでき、しかも、プリプレグ同士の突き合わせ作業がな
いので生産性を向上することができる。
【0017】上記傾斜繊維強化樹脂層はシャフトの軸線
方向の少なくとも一部において1より大きい非整数回巻
回している傾斜繊維強化樹脂層の巻回数を「N+0.
5」回(Nは1以上の整数)とするのが好ましい。この
ようにすると、「0.5」回巻回する部分が異方層部分
となり、効率よく異方層部分を設けることができる(請
求項2)。
【0018】更に、本発明では、請求項3で、巻回状態
に積層した複数の繊維強化樹脂層を備え、シャフトの軸
線に対する強化繊維の配向角度がα゜の第1傾斜繊維強
化樹脂層と−α゜の第2傾斜繊維強化樹脂層(0<α<
90)を隣接して積層している部分を一または二以上設
けてなるゴルフクラブシャフトであって、上記隣接して
積層している第1及び第2傾斜繊維強化樹脂層は、巻き
はじめの位置を互いにシャフト周方向の180°離れた
位置とし、かつ、それぞれを「N+0.5」(Nは1以
上の整数)回巻回してなることを特徴とするゴルフクラ
ブシャフトを提供している。
【0019】上記構成とすると、上記近接して積層して
いる強化繊維が互いに逆方向に傾斜している第1及び第
2傾斜繊維強化樹脂層の一方の巻き終わり半周部と他方
の巻き終わりの半周部、又は、一方の巻き始めの半周部
と他方の巻き終わりの半周部が、シャフトの周方向の第
一半周部(0゜≦θ<180゜の部分)と第二半周部
(180゜≦θ<360゜)の部分に配置することとな
り、その結果、上記一方の巻き終わりの半周部と他方の
巻き終わりの半周部、又は、上記一方の巻き始めの半周
部と他方の巻き終わりの半周部が、前記従来の異方性シ
ャフトの周方向の第一半周部(0゜≦θ<180゜の部
分)と第二半周部(180゜≦θ<360゜)の部分と
に強化繊維が互いに逆方向に傾斜している半周長プリプ
レグを巻き付けた状態と実質的に同一状態を形成するこ
ととなり、撓みと同時にねじれが生ずるものになる。
【0020】このような本発明のゴルフクラブシャフト
では、半周長プリプレグを用いないので半周長プリプレ
グ同士の継ぎ目が無く、前記半周長プリプレグを用いた
従来の異方性シャフトに比して強度が向上する。また、
1枚のプリプレグは1巻き以上の幅を有するので、前記
半周長プリプレグを用いた従来の異方性シャフトに比し
て全体のプリプレグの枚数を少なくでき、しかも、プリ
プレグ同士の突き合わせ作業がないので生産性を向上す
ることができる。
【0021】また、その製造時、上記第1及び第2傾斜
繊維強化樹脂層となるプリプレグを予めそれぞれを成形
用芯材に巻いた時に巻き始めの位置が成形用芯材の周方
向の180°ずれた位置となるように、それぞれの巻き
始め側の端部の位置を成形用芯材の半周長分だけずらせ
た状態で貼り合わせておき、該貼り合わせた二つのプリ
プレグシートを成形用芯材に巻き付けるのが好ましい
(請求項4)。このようにすると、巻付けるプリプレグ
の数を低減でき、生産性を更に向上することができる。
【0022】本発明において、繊維強化樹脂としては、
補強繊維としてガラス繊維、炭素繊維、各種有機繊維、
アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、金属繊維、および/又
は、これらの混合物からなる繊維、織布あるいはマット
等を用いることができる。また、樹脂としてポリアミ
ド、エポキシ、ポリエステル等の各種樹脂を用いるこが
ができる。
【0023】また、ゴルフクラブシャフト全体を繊維強
化樹脂層のみで形成してもよいが、繊維強化樹脂層以外
に繊維強化ゴム層、配向性を有するゴム層等の繊維強化
樹脂層以外の異方性を有する材料層を組み合わせてもよ
い。また、繊維を含有しない樹脂やゴムを一部に組み合
わせてもよい。
【0024】また、シャフトに撓みとともに捩じれを生
じさせる異方層部分はシャフトの軸方向の少なくとも一
部に設ければよく、すなわち、シャフトの軸方向の全長
に対して設けても部分的に設けてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1、2は実施例1のシャフトを構成するプ
リプレグ(繊維強化樹脂層)の展開状態と巻回状態を示
し、図3〜5は実施例2のシャフトを構成するプリプレ
グの展開状態と巻回状態を示している。
【0026】また、図6、7は比較例1のシャフトを構
成するプリプレグ(繊維強化樹脂層)の展開状態と巻回
状態を示し、図8、9は比較例2のシャフトを構成する
プリプレグの展開状態と巻回状態を示している。図1
0、11は比較例3のシャフトを構成するプリプレグの
展開状態と巻回状態を示している
【0027】上記図1、3、5、6、8、10中の各プ
リプレグに付している数値はその強化繊維のシャフトの
軸に対する配向角度である。また、各プリプレグの右横
の0.5P、1P、1.5P、2P、3P、3.3Pは
プリプレグの巻数(巻周)で、それぞれ0.5周、1、
1.5周………………を表す。なお、図中の最下位置に
示す3角形状のプリプレグシートはクラブヘッドを取り
付けるシャフトの細径の端部に巻きつける補強用のプリ
プレグシートである。
【0028】上記実施例及び比較例で用いている強化繊
維の配向角度が0°、−45°、+45°のプリプレグ
シートは全て東レ(株)製の炭素繊維強化樹脂プリプレ
グ8055S−12(厚み0.1053mm、炭素繊維
含有率76wt%、CF引張り弾性率30,000k
g、CF引っ張り強度560kg)を使用し、比較例3
のみで用いている強化繊維の配向角度が90°のプリプ
レグシート(前記特願平9−242340号の提案によ
るフープ層に対応するもの)は東レ(株)製の805−
3(厚み0.0342mm、炭素繊維含有率60wt
%、CF引張り弾性率30,000kg、CF引っ張り
強度410kg)を使用した。
【0029】比較例1(図6、7)のシャフトは異方性
を持たない一般的なシャフトである。すなわち、各プリ
プレグシート16a〜16cは1以上の整数回巻回して
いる。なお、各プリプレグシート16a〜16cで巻き
初めの位置(巻き終わりの位置)を異ならせているのは
同じ位置にした場合にシャフト断面が真円より離れて歪
な形状になるためである。このシャフトは異方層部分を
形成しておらず、シャフト軸方向の全ての部位において
シャフト軸と直交する軸を設定した場合に該直交軸の両
側は強化繊維が同一の配向状態となっている。
【0030】比較例2(図8、9)は特願平9−146
950号で提案した異方性シャフトであり、プリプレグ
18a、18bは巻き始めの位置をシャフト周方向の1
80°異なる位置にして2周巻いている。プリプレグ1
8cと18d、プリプレグ18eと18fは、それぞれ
シャフトの周方向の第一半周部(0゜≦θ<180゜の
部分)と第二半周部(180゜≦θ<360゜)の部分
に強化繊維を互いに逆方向に傾斜して巻付けている。ま
た、プリプレグ18gは最外部に3周巻いている。
【0031】比較例3(図10、11)は特願平9−2
42340号で提案した異方性シャフトであり、上記比
較例1(図6、7)のシャフトのプリプレグの巻き構成
に更にプリプレグ20a、20bを加えてものである。
すなわち、プリプレグ20a、20bは特願平9−24
2340号で言うところのフープ層で1周分の長さを有
し、プリプレグ18cと18dはプリプレグ20aに貼
り付けた後、プリプレグ20aと共に巻付け、プリプレ
グ18eと18fはプリプレグ20bに貼り付けた後、
プリプレグ20bと共に巻付けている。
【0032】一方、実施例1(図1、図2)は請求項1
の発明に係るシャフトであり、プリプレグ1aを3.3
周巻き、プリプレグ1bをプリプレグ1aとは巻き始め
の位置をシャフト周方向で180°異なる位置にして3
周巻き、プリプレグ1cは最外部に3周巻いている。図
2中のプリプレグ1bの巻き終わり側の0.3周分の長
さ部分1A(太線部分)が異方層部分となる。すなわ
ち、該0.3周分の長さ部分1Aの存在により、シャフ
トはその強化繊維の配向状態が周方向で部分的に、か
つ、厚さ方向の少なくとも一部分で変化している。
【0033】実施例2(図3、図4)は請求項3の発明
に係るシャフトであり、プリプレグ3a、プリプレグ3
b、プリプレグ3c、及びプリプレグ3dはそれぞれ
1.5周分の幅長を有し、順次巻き始めの位置をシャフ
ト周方向で180°ずらせて巻いている。また、プリプ
レグ3eは最外部に3周巻いている。プリプレグ3a、
プリプレグ3bの双方の巻き終端側の0.5周分の長さ
部分3A、3B(太線部分)がシャフトの周方向の0゜
〜180゜の部分と180゜〜360゜の部分に配置
し、これら両者の間で強化繊維が互いに逆方向に傾斜し
ている。また、同様にプリプレグ3cとプリプレグ3d
の双方の巻き終わりの0.5周分の長さ部分3C、3D
(太線部分)がシャフトの周方向の0゜〜180゜の部
分と180゜〜360゜の部分に配置し、これら両者の
間で強化繊維が互いに逆方向に傾斜している。なお、プ
リプレグ3aとプリプレグ3b、及び、プリプレグ3c
とプリプレグ3dは、マンドレルへ巻き付け時、図5に
示すように、予め双方の0.5周分の長さ部分を重ねて
貼り合わせて一枚のプリプレグにし、該一枚のプリプレ
グをマンドレルに巻き付けるようにした。
【0034】これらの比較例及び実施例のシャフトのそ
れぞれについて静的曲げねじれ量(ねじれ異方性の度合
いを示す)、3点曲げ強度、ねじり破壊強度、生産1本
当たりに要する作業時間を測定した。その結果が表1で
ある。
【0035】なお、静的曲げねじれ量、3点曲げ強度、
ねじり破壊強度、生産1本当たりに要する作業時間は以
下の方法で測定した。
【0036】(静的曲げねじれ量)図12に示すよう
に、シャフト12のグリップ部12c側の端部12aか
ら150mmの長さ部分をチャキング装置200を把持
し、シャフトを水平に保持する一方、シャフトのグリッ
プ部12c側の端部12aからゴルフクラブの全長の9
8%の長さ位置の上端面にシャフトの軸に対して直交
し、かつ、水平となるように長さ140mmの針金50
の真ん中部分を接着し、この状態でシャフトのグリップ
部側の端部からゴルフクラブの全長の98%の長さ位置
の下端面に1.1kgの錘51を吊り下げて、錘51に
よる負荷を与える前と与えた後のシャフトの捩じれ量を
針金50の回転角度(θ)により測定した。
【0037】(3点曲げ強度)製品安全協会の『ゴルフ
クラブ用シャフトの認定基準及び基準確認方法(CPS
A0098)』の『4.C型シャフトの強度(1)3点
曲げ試験』に準じて行った。
【0038】すなわち、図13に示すように、シャフト
Sを支持具500で所定のスパン間隔L13で支持し、所
定位置に荷重(W)を加えて、シャフトSが破壊した時
の荷重値を読み取ってこれを評価値とした。その結果を
表1に示す。使用したシャフトの全長は1143mmで
あり、荷重点位置は、T点(シャフトの細径側端から9
0mmの位置)、A点(シャフトの細径側端から175
mmの位置)、B点(シャフトの細径側端から525m
mの位置)、C点(シャフトの太径側端から175mm
の位置)とした。また、荷重位置がT点の時はスパン間
隔L13を150mm、A、B、C点の時はスパン間隔L
13を300mmとした。
【0039】(ねじり破壊強度)製品安全協会の『ゴル
フクラブ用シャフトの認定基準及び基準確認方法(CP
SA0098)』の『2.ねじり試験』に準じて行っ
た。
【0040】すなわち、図13に示すように、シャフト
Sの両端の幅50mmの部分を固定治具600にて固定
し、シャフトsが破壊するまでねじれトルクを加え、シ
ャフトが破壊した時のトルク値とねじれ角を乗じた値を
評価値とした。その結果を表1に示す。
【0041】(生産1本当たりに要する作業時間)比較
例及び実施例の各例についてシャフトを10本づつ作成
し、その作成に要する時間を測定した。すなわち、プリ
プレグ材料から所定寸法のプリプレグに裁断するのに要
する時間(10本分)とプリプレグを巻いてシャフトを
成形した時間(10本分)を足して、この合計時間を1
0で割ったを評価値とした。
【0042】
【表1】
【0043】実施例1のシャフトは表1に示すように静
的ねじれ量が0.8°で異方性を有している。また、図
1の展開図に示すとおりプリプレグを4枚積層してお
り、比較例1のシャフト(図6) と同じプリプレグの積
層数となっている。両者で違う点は、比較例1のシャフ
トではシャフトの軸線に対して+45°の角度をなして
強化繊維が配向したプリプレグ(傾斜繊維強化樹脂層)
16aを整数整数回(3回)巻回しているのに対し、実
施例1のシャフトでは+45°の角度をなして強化繊維
が配向したプリプレグ(傾斜繊維強化樹脂層)1aを非
整数回(3.3回)巻回している点である。表1に示す
ように両者の生産性(プリプレグの巻き付け所要時間)
は全く等しくいずれも非常に良好であり、強度も略同程
度の高強度を有している。これら両者の比較により、実
施例1ではプリプレグの継ぎ目がない異方性を持たない
シャフトと同様の生産性及びシャフトの強度をもって異
方性を有するシャフトが得られることが分かる。
【0044】実施例2のシャフトと比較例2、3のシャ
フトは同じ異方性状態(静的曲げねじれ量:2.5)に
あることがわかる。つまり、実施例2のシャフトの強化
繊維が互いに逆方向に傾斜しているプリプレグ3aとプ
リプレグ3bの双方の巻き終端側の0.5周分の長さ部
分3A、3B(太線部分)はシャフトの周方向の0゜〜
180゜の部分と180゜〜360゜の部分に配置し、
同様にプリプレグ3cとプリプレグ3dの双方の巻き終
わりの0.5周分の長さ部分3C、3D(太線部分)が
シャフトの周方向の0゜〜180゜の部分と180゜〜
360゜の部分に配置しており、これらプリプレグ3a
とプリプレグ3b、プリプレグ3cとプリプレグ3d
が、比較例2、3のシャフトの異方層(プリプレグ18
cとプリプレグ18d、プリプレグ18eとプリプレグ
18f)と同様の機能を果たしている。
【0045】比較例3のシャフトは比較例2のシャフト
に比べてフープ層(プリプレグ20a、20b)を設け
ることで強度が向上しているが、実施例2のシャフトは
比較例3のシャフトよりも更に強度が向上している。ま
た、比較例3のシャフトはフープ層(プリプレグ20
a、20b)に予めプリプレグ18cとプリプレグ18
d、プリプレグ18eとプリプレグ18fを貼り合わせ
てから巻き付けていることで比較例2のシャフトに比べ
て生産性が向上しているが、実施例2のシャフトは巻付
けるプリプレグの総枚数が減ったこと、及び、半周長プ
リプレグの突き合わせ作業を行う必要がないことから、
作業時間が大きく短縮している。
【0046】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、半周長プリプレグを用いることなくシャフ
トに異方性を付与できるようにしたので、従来の異方性
を有するゴルフクラブシャフトに比べて強度及び生産性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のシャフトを構成するプリプレグの
展開図である。
【図2】 実施例1のシャフトを構成するプリプレグの
巻回状態を示す模式図である。
【図3】 実施例2のシャフトを構成するプリプレグの
展開図である。
【図4】 実施例2のシャフトを構成するプリプレグの
巻回状態を示す模式図である。
【図5】 図3に示すプリプレグの貼り合わせ状態を示
した図である。
【図6】 比較例1のシャフトを構成するプリプレグの
展開図である。
【図7】 比較例1のシャフトを構成するプリプレグの
巻回状態を示す模式図である。
【図8】 比較例2のシャフトを構成するプリプレグの
展開図である。
【図9】 比較例2のシャフトを構成するプリプレグの
巻回状態を示す模式図である。
【図10】 比較例3のシャフトを構成するプリプレグ
の展開図である。
【図11】 比較例3のシャフトを構成するプリプレグ
の巻回状態を示す模式図である。
【図12】 (A)(B)は実施例及び比較例のゴルフ
クラブシャフトの捻れ量の測定方法を示す側面図と正面
図である。
【図13】 シャフトの3点曲げ強度試験を示す模式図
である。
【図14】 シャフトのねじり破壊強度試験を示す模式
図である。
【図15】 異方性を有する中空シャフトの弾性主軸と
幾何学的主軸の関係を示す概略図である。
【図16】 (A)は異方性を有する中空シャフトに荷
重を付加した状態を示す側面図、(B)は異方性を有す
る中空シャフトの変形挙動を示す概略図である。
【符号の説明】
1a〜1c プリプレグ 1A プリプレグの巻き終わりの0.3周分の長さ部分 3a〜3d プリプレグ 3A〜3D プリプレグの巻き終わりの0.5周分の長
さ部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回状態で積層した複数の繊維強化樹脂
    層を備え、シャフトの軸線に対して0°及び90°でな
    い角度をなして強化繊維が配向した傾斜繊維強化樹脂層
    を一層または二層以上形成してなるゴルフクラブシャフ
    トにおいて、 上記傾斜繊維強化樹脂層の少なくとも一層をシャフトの
    軸方向の少なくとも一部において1より大きい非整数回
    巻回してなることを特徴とするゴルフクラブシャフト。
  2. 【請求項2】 上記シャフトの軸線方向の少なくとも一
    部において1より大きい非整数回巻回している傾斜繊維
    強化樹脂層の巻回数が「N+0.5」回(Nは1以上の
    整数)である請求項1に記載のゴルフクラブシャフト。
  3. 【請求項3】 巻回状態に積層した複数の繊維強化樹脂
    層を備え、シャフトの軸線に対する強化繊維の配向角度
    がα゜の第1傾斜繊維強化樹脂層と−α゜の第2傾斜繊
    維強化樹脂層(0<α<90)を隣接して積層している
    部分を一または二以上設けてなるゴルフクラブシャフト
    であって、 上記隣接して積層している第1及び第2傾斜繊維強化樹
    脂層は、巻きはじめの位置を互いにシャフト周方向の1
    80°離れた位置とし、かつ、それぞれを「N+0.
    5」(Nは1以上の整数)回巻回してなることを特徴と
    するゴルフクラブシャフト。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のゴルフクラブシャフト
    の製造方法であって、 成形用芯材の軸線に対する強化繊維の配向角度がα°と
    −α°(0<α<90)の二つのプリプレグを成形用芯
    材に巻いた時に両者の巻き始めの位置が成形用芯材の周
    方向の180°ずれた位置となるようにそれぞれの巻き
    始め側の端部を成形用芯材の半周長分ずらせて貼り合わ
    せておき、該貼り合わせた二つのプリプレグシートを成
    形用芯材に巻き付けるようにしているゴルフクラブシャ
    フトの製造方法。
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